JP2847134B2 - 経口投与用イブプロフェン組成物 - Google Patents

経口投与用イブプロフェン組成物

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JP2847134B2 JP2078586A JP7858690A JP2847134B2 JP 2847134 B2 JP2847134 B2 JP 2847134B2 JP 2078586 A JP2078586 A JP 2078586A JP 7858690 A JP7858690 A JP 7858690A JP 2847134 B2 JP2847134 B2 JP 2847134B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はイブプロフェンが懸濁状態に保たれ、イブプ
ロフェンの苦味がマスキングされている水性基材のイブ
プロフェン組成物に関する。さらに詳しくは、本発明
は、懸濁液のpHを約1.5と約3.5までの間に維持すること
により、イブプロフェンかキサンタンガム、微結晶セル
ロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムおよび
ポリソルベート80のような沈澱防止剤によって懸濁状態
に保たれ、シュークスロースおよびソルビトール溶液の
ような味覚マスキング剤で該イブプロフェンの味覚がマ
スキングされている改良イブプロフェン組成物に関す
る。
従来の技術および課題 経口投与用の液体イブプロフェン組成物が知られてい
る。かかる組成物の1つが、シロップ5ml当たり50〜400
mgのイブプロフェンを含有する組成物であって、該イブ
プロフェンが50重量%以上の多価アルコール増粘剤、甘
味剤および7.0より大きく7.7以下のpHを有する水性液体
中に懸濁している経口投与用の安定化液体イブプロフェ
ンシロップとして米国特許第4684666号に記載されてい
る。もう一つ別のかかる組成物が米国特許第4788220号
に記載されており、その中で、イブプロフェンは沈澱防
止剤のキサンタンガム、微結晶セルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウムおよびポリソルベート80に
よって懸濁状態に保たれ、かつ該イブプロフェンの味覚
はシュークロースおよびソルビトール溶液でマスキング
され、そのpHは約3.5〜5に維持されている。
課題を解決するための手段 今度、経口投与用の改良された味覚中性水性基材組成
物が、沈澱防止剤およびまた味覚マスキング剤も含める
組合わせであって、懸濁液のpHを約1.5と約3.5までの間
に調整し、製剤の初期pHと初期pHよりも1.0pH単位高いp
Hの間にて0.03〜0.05の範囲内の緩衝能を付与すること
により、懸濁状態に保たれたイブプロフェンから処方で
きることが見出された。
イブプロフェンは、基本的には、pH5で溶解性が劇的
に増加し、pHが1および4の範囲内では水溶性を有さな
いため、投与後のヒト唾液における該懸濁液のイブプロ
フェン内容物の溶解性は該製剤の緩衝能により抑制され
る。ヒド濁液は、標準的には、5.6〜7.6のpHを有してお
り、唾液中でのイブプロフェンの溶解が後味の苦さおよ
び咽喉刺激の一因となっている。
本発明の経口投与用イブプロフェン組成物は、全組成
物の容量当たり約0.8重量%〜約4重量%のイブプロフ
ェン、および全組成物の容量当たり約0.1重量%〜約2
重量%の懸濁安定化剤、全組成物の容量当たり約20重量
%〜約70重量%の味覚マスキング剤の組合わせ、全組成
物の容量当たり約25重量%〜約70重量%の水を含有し、
該組成物はさらに、pHを約1.5〜約3.5までに調整し、初
期pHと初期pHよりも1.0pH単位高いpHとの間にて0.03〜
0.05の範囲内の緩衝能を付与するのに充分な量のクエン
酸もしくはリン酸またはその混合物を含有する。
クエン酸もしくはリン酸またはその混合物の量は、例
えば、約0.1%〜約2.0%(重量/容量)であってもよ
い。
好ましくは、懸濁安定化剤は、キサンタンガム、微結
晶セルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム
およびポリソルベート80を包含する。また、味覚マスキ
ング剤は、好ましくは、シュークロースおよびソルビト
ール溶液を包含するが、グリセリンのような他の医薬上
許容されるポリオールを用いることもできる。緩衝酸
は、クエン酸およびリン酸であることが好ましいが、他
の医薬上許容される緩衝酸を用いることもできる。
イブプロフェン組成物は、製剤用小さじ1杯(5ml)
当たり約40mg〜約200mgのイブプロフェン、例えば、50m
g〜100mg/5ml、好ましくは約100mg/5mlのイブプロフェ
ンを含有するように処方される。
キサンタンガムは商品であり、商品名:ローディゲル
23(Rhodigel 23)でカリフォルニア州、ロサンゼルス
のアール・ティ・バンデルビルト・カンパニー・インコ
ーポレイティッド(R.T.Vanberbilt Company,Inc.)か
ら市販されている。それは約80メッシュの粉末形の食品
増粘剤である。
イブプロフェンの粒径は懸濁液を付与するに好適、す
なわち、該イブプロフェンが浮遊する程細かすぎず、該
イブプロフェンが沈む程、木目が荒くない。一般的平均
粒径は、好ましい平均粒径が約40μである30〜250μの
範囲とすることができる。
イブプロフェンはルイジアナ州、バトン・ロージ(Ba
ton Rouge)、エチル・コーポレーション(Ethyl Cop
poration)から、約40μの平均粒径にて商業上入手でき
る。
微結晶セルロースおよびカルボキシメチルセルロース
ナトリウムは、デラウエア州、ニューアーク、エフ・エ
ム・シー・コーポレーション(FMC Coporation)か
ら、前者は商標名:アビセル・シー・エル611(Avicel
CL 611)で入手可能である。
着色剤およびフレーバー剤も所望により添加すること
ができる。他の成分は、ナショナル・フォーミュラリー
またはUSPグレードのいずれかとすることができる。
他の安定化剤を包含する他の好適な成分は、参考のた
めここに掲げられている、米国特許第4684666号に記載
されている。
実施例 次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 小児用イブプロフェン製剤を以下の配合で調製した: 前記小児用製剤の製造操作は、まず、イブプロフェン
スラリーを調製することである。ソルビトール溶液およ
びグリセリンを、スターラーを備えたジャケット付きケ
トルに秤量した。カルボキシメチルセルロースナトリウ
ムを該溶液上に注ぎ、全粒子が完全に湿潤するまで10分
間混合した。ついで該混合物を約70℃に加熱し、該ガム
状物が完全に水和するまで混合した。ついで該混合物を
45℃に冷却し、ポリソルベート80を添加した。該混合物
を30℃に冷却しながら、混合を続けた。ついで、イブプ
ロフェンを該混合物中にゆっくりと注ぎ、混合を15分間
続けた。
まず、キサンタンガム溶液を、1重量%水溶液の形態
で調製した。必要量の水を、ライトニンミキサー(Ligh
tnin mixer)を備えたミキシングボウルに入れ、該キ
サンタンガムをゆっくりと加え、高剪断にて約25分間混
合することにより水和させた。ライトニンミキサーを備
えた分離混合容器中、全バッチの容量の30重量%〜40重
量%に相当する量(4500〜6000ml)の水を入れた。微結
晶セルロースを該水上に注ぎ、該微結晶セルロースを完
全に懸濁させるために、中程度の剪断にて混合を30分間
続けた。必要量のキサンタンガム溶液を、15分間または
均質な懸濁液が得られるまで混合しながら該微結晶セル
ロース懸濁液に添加した。
ついで、シュークロースを15分間またはシュークロー
ス粒子が観察されなくなるまで混合しながらゆっくりと
添加し、着色剤を添加した。必要量の第1工程からのイ
ブプロフェンスラリーをゆっくりと加え、15分間混合し
た。安息香酸ナトリウム、ジナトリウムエディテートお
よびクエン酸を連続的に加え、5分間混合した。各添加
後、クエン酸およびフレーバー剤を5分間混合しながら
連続的に添加した。ついで、残りの水を製剤が均質にな
るまで混合しながら添加した。
25℃での最終製剤の初期粘度は、No.2スピンドルを用
いて、4RPMで2800cpsであり、放置後、該粘度は4800cps
まで増加し、5秒間振盪すると2000cpsまで減少した。
該製剤の初期pHは3.05であり、比重は1.24g/mlであっ
た。イブプロフェンの溶解度は、0.009%(重量/容
量)であった。
該製剤は、イブプロフェンに特有な認識できる不快な
後味または咽喉刺激のない甘い、爽快なかつ果実味を有
した。
pH3.0とpH3.5の間での該製剤の緩衝剤は0.044であ
り、pH3.0とpH4.1での間の緩衝能は0.004であった。
この製剤で、該製剤5mlのpHをヒト唾液の標準pH、す
なわち、約pH5.6〜約7.6にまで増大させるのに要する1N
水酸化ナトリウム溶液の量は、pH5.6までで0.63mlおよ
びpH7.5までで1.13mlである。
実施例2 小児用イブプロフェン製剤を以下の配合で調製した: 前記小児用製剤の製造操作は、まず、イブプロフェン
スラリーを調製することである。ソルビトール溶液を、
スターラーを備えたジャケット付きケトルに秤量した。
カルボキシメチルセルロースナトリウムを該溶液上に注
ぎ、全粒子が完全に湿潤するまで10分間混合した。グリ
セリンを5分間混合しながら加え、ついで該混合物を約
70℃に加熱し、該温度を少なくとも30分間保持し、該ガ
ム状物を完全に水和させ、ついで温度45℃に下げた。ポ
リソルベート80を添加した。該混合物を30℃に冷却しな
がら、混合を続けた。ついで、イブプロフェンを該混合
物中に注ぎ、混合を15分間続けた。
まず、キサンタンガム溶液を、1重量%水溶液の形態
に調製した。必要量の水、2475gを、ライトニンミキサ
ーを備えたミキシングボウルに入れ、キサンタンガム25
gをゆっくりと加え、高剪断で約25分間混合することに
より水和させた。大きなプロペラのライトニンミキサー
を備えた分離混合容器中、全バッチの30%〜40%に相当
する量(4500〜6000ml)の水を入れた。微結晶セルロー
スを該水上に注ぎ、該微結晶セルロースを完全に懸濁さ
せるために、中程度の剪断で30分間混合を続けた。15分
間または均質な懸濁液が得られるまで混合しながら必要
量のキサンタンガム溶液を該微結晶セルロース溶液に添
加した。
ついで、シュークロースを15分間またはシュークロー
ス粒子が観察されなくなるまで混合しながらゆっくりと
添加し、着色剤を添加した。安息香酸ナトリウムおよび
ジナトリウムエディテートを連続的に加え、5分間混合
した。必要量の第1を連続的に加え、5分間混合した。
必要量の第1工程からのイブプロフェンスラリーをゆっ
くりと加え、15分間混合した。各添加後、リン酸および
フレーバー剤を5分間混合しながら連続的に添加した。
ついで、残りの水を製剤が均質になるまで混合しながら
添加した。
25℃における最終製剤の初期粘度は、No.2スピンドル
を用い、4RPMで2400cpsであり、該製剤の初期pHは1.84
であり、比重は1.241g/mlであった。放置後、該粘度は4
800cpsまで増加し、5秒間振盪すると、2200cpsまで減
少した。イブプロフェンの溶解度は、0.007%(重量/
容量)であった。
該製剤は、イブプロフェンに特有な認識できる後味ま
たは咽喉刺激のない甘い果実味を有した。
pH1.7とpH2.2の間での製剤の緩衝剤は0.059であり、p
H1.7と2.7の間の緩衝能は0.046であった。
この製剤で、該製剤5mlのpHをヒト唾液の標準pH、す
なわち、約pH5.6〜約pH7.6にまで増大させるのに要する
1N水酸化ナトリウム溶液の量は、pH5.6までで0.50mlお
よびpH6.4までで0.70mlである。
実施例3 モディーら(Mody et al.)の特許第4788220号の実
施例1の製剤と同様の製剤を、クエン酸0.25%(重量/
容量)、イブプロフェン2%(重量/容量)、キサンタ
ンガム0.15%(重量/容量)を含有し、pH4.10を有する
該特許の記載に従って製造した。
この生成物試料100mlを1N水酸化ナトリウムで滴定
し、水酸化ナトリウムを7.0mlまで1mlずつ増加させてpH
を測定した。
この出願における実施例1の試料100mlもまた1N水酸
化ナトリウムで滴定し、水酸化ナトリウム7.0mlまで、
各1ml増加させてpHを測定した。
結果を、以下の第1表に示す。
前記第1表を参照して、特許第4788220号の実施例1
の試料に関するデータから、緩衝能は、pH5.58(ヒト唾
液の略下限pHのpH5.6)までで0.02と0.03の範囲内の、p
H6.48まででなお0.03以下にて略一定のままであること
がわかる。約6.5以上のpHで、緩衝能が0.05以上である
のはイブプロフェンがさらに溶けやすいナトリウム塩形
に変わったためである。イブプロフェンが不溶性の場
合、イブプロフェンの咽喉刺激はほとんど観察されな
い。しかしながら、本願の実施例1に関しては、緩衝能
は、4.46のpHまで0.04〜0.05の範囲内にて略一定のまま
であることがわかる。
従って、本発明の水性基材イブプロフェン組成物は、
pHを約1.5〜約3.5までに調整し、初期pHと初期pHよりも
1.0pH単位高いpHとの間にて0.03〜0.05の範囲内の緩衝
能を付与するに充分な約0.1%〜約2.0%の間のクエン酸
またはリン酸を有する。
本発明の経口投与用イブプロフェン製剤により付与さ
れる緩衝能の増大は、投与の間に口中にてイブプロフェ
ンが溶解することを抑制し、そのため該製剤は、無視で
きる咽喉刺激および爽快な味覚を示す。
実施例3のデータを、第1図において1N水酸化ナトリ
ウムのmlを横軸に、pHを縦軸に表わすグラフ上にプロッ
トする。実験操作はイブプロフェン製剤100mlで行なっ
たが、該グラフは5ml(製剤スプーン1杯)用量を滴定
するのに要する1N水酸化ナトリウムの量を表示してい
る。pH5.6および7.6での平行線は、正常なヒト唾液のpH
範囲を反映している。
第1図の試験からわかるように、本願実施例1の製剤
は、その高い緩衝能のため、特許4788220号の実施例1
の製剤が唾液のpH範囲に到達するのに要する1N水酸化ナ
トリウム量(0.154ml)よりも、4倍以上の量(0.646m
l)を要した。
発明の効果 本発明は、沈澱防止剤と味覚マスキング剤を組み合わ
せ、クエン酸等によりpHを約1.5〜3.5の間に調整するこ
とにより、甘い、不快感のない果実味のイブプロフェン
製剤を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例3における試験データを、横軸に滴定
するに要する1N水酸化ナトリウム量(ml)および縦軸に
pHを示すグラフ上にプロットしたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー・ロバート・アジシム アメリカ合衆国ニュージャージー州、チ ェリー・ヒル、クロフトン・コモンズ17 番 (72)発明者 パメラ・エヌ・パノポーロス アメリカ合衆国ニュージャージー州、メ イス ランディング、マッギアリー・プ レイス10番 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/19 A61K 9/107 A61K 47/26 A61K 47/10 CA(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】懸濁安定化成分の組合わせと、味覚マスキ
    ング成分の組合わせとからなる組成物であって、該懸濁
    安定化成分の組合わせが、全組成物の容量当たり0.1重
    量%〜2重量%の懸濁安定化剤の組合わせからなり、該
    味覚マスキング成分の組合わせが、全組成物の容量当た
    り20重量%〜70重量%の味覚マスキング剤の組合わせか
    らなり、該組成物がさらにpHを1.5〜3.5までに調整し、
    初期pHと初期pHよりも1.0pH単位高いpHの間にて0.03〜
    0.05の範囲内の緩衝能を付与するに十分な量の1種また
    はそれ以上の医薬上許容される緩衝酸、および組成物を
    100容量%にするための水を含有してなることを特徴と
    する全組成物の容量当たり0.8重量%〜4重量%のイブ
    プロフェンを含有する経口投与用味覚中性水性基材イブ
    プロフェン組成物。
  2. 【請求項2】緩衝酸がクエン酸、リン酸またはその混合
    物から選択される請求項1記載のイブプロフェン組成
    物。
  3. 【請求項3】0.1〜2.0%(重量/容量)の量のクエン酸
    またはリン酸を含有する請求項1記載のイブプロフェン
    組成物。
  4. 【請求項4】イブプロフェン濃度が組成物5ml当たり50m
    g〜100mgである請求項1〜3のいずれか1項記載のイブ
    プロフェン組成物。
  5. 【請求項5】懸濁安定化成分の組合わせが、基本的に、
    キサンタンガム、微結晶セルロース、カルボキシメチル
    セルロースナトリウムおよびポリソルベート80からなる
    請求項1〜4のいずれか1項記載のイブプロフェン組成
    物。
  6. 【請求項6】味覚マスキング成分の組合わせが、シュー
    クロースとソルビトール溶液とからなる請求項1〜5の
    いずれか1項記載のイブプロフェン組成物。
JP2078586A 1989-03-28 1990-03-27 経口投与用イブプロフェン組成物 Expired - Lifetime JP2847134B2 (ja)

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US07/329,624 US4975465A (en) 1989-03-28 1989-03-28 Orally administrable ibuprofen compositions
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