JP2844091B2 - 簡易型枠工法 - Google Patents

簡易型枠工法

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JP2844091B2 JP1273501A JP27350189A JP2844091B2 JP 2844091 B2 JP2844091 B2 JP 2844091B2 JP 1273501 A JP1273501 A JP 1273501A JP 27350189 A JP27350189 A JP 27350189A JP 2844091 B2 JP2844091 B2 JP 2844091B2
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    • E04G9/00Forming or shuttering elements for general use
    • E04G9/02Forming boards or similar elements
    • E04G9/06Forming boards or similar elements the form surface being of metal
    • E04G9/065Forming boards or similar elements the form surface being of metal the form surface being of wire mesh

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  • Civil Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、精度や外観があまり問題とされない建物
の基礎梁などのコンクリート基礎、あるいは円筒形その
他の異形状コンクリート製品の成形や構築などに好適に
実施される簡易型枠工法に関する。
従来の技術 従来、コンクリート構造物の構築は、建物の基礎であ
れなんであれ、必ずといって良いほどベニア合板などを
せき板に使用した型枠を組み立てる本格的な型枠工法が
実施されている。従来の型枠は、ベニア板のせき板に代
表される木製型枠と、鉄板をせき板に使用した鋼製型枠
とに大別される。
本発明が解決しようとする課題 現在使用されている鋼製型枠は、非常に重いし、高価
である。そして、繰り返し良好な状態で使用するには、
使用直後の清掃や防錆処理などのメンテナンスが重要で
あり、多くの手間がかかる。
一方、木製型枠の多くは1回の使用で廃棄されるか耐
用寿命を失ってしまう。仮に繰り返して使用するとき
は、予め組立や解体の作業を慎重に行なう必要がある。
それでも2度、3度使用するとコンクリート製品の出来
上りが粗悪になることが多い。その上、最近では木材資
源の将来的枯渇が大きな社会問題となっており、いま以
上の木製型枠への依存は望み得ないという実情が重く考
慮されねばならない。
また、木製型枠であれ、鋼製型枠であれ、コンクリー
ト構造物の形状に対する適応性(自在性)及び型枠作業
の容易性という点では必ずしも満足し難いところがあ
る。例えば任意大きさの円形の型枠を組み立てることな
どはなかなかに困難である。
一方、型枠を組み立てる型枠工の人数不足は大きな社
会問題と云っても良く、人手不足が工事費の急激な増大
をもたらしている。例えば木製型枠を使用する場合、1
m2当りのコスト6500円に占める型枠工の手間賃は4000円
にも達する程であり、コストダウンを図るためには抜本
的な解決策が要望されているのである。
ところで、コンクリート構造物の中には、例えば建物
の基礎梁その他のコンクリート基礎のように、既往の本
格的な型枠を使用するほど精度や出来上り具合いを要求
されないものも多い。しかし、好適な代替手段がないた
め、何となく既往の本格的型枠が使用されているという
事情もあり、これらの諸点が解決するべき課題となって
いる。
課題を解決するための手段 上記した従来技術の課題を解決するための手段とし
て、この発明に係る簡易型枠工法は、鉄筋自動組立て手
段により鉄筋棒を素材とする鉄筋網状物を生産し、続い
て前記鉄筋網状物の両面にプラスチックシートを貼り合
わせてシート状の簡易型枠を製造する段階と、前記シー
ト状の簡易型枠を裁断してモジュール化製品となし、こ
のモジュール化製品をコンクリート構造物の形状に適合
する型枠に組立てることを特徴とする。
作用 シート状の簡易型枠3は、工場で大量生産し、ある大
きさにモジュール化して製品化でき、平面状に重ねて高
密度に保管し又は運搬等することができる。
シート状の簡易型枠3は、既存の簡易な切断機により
所望の大きさに裁断して軽便に使用できる。しかも鉄筋
網状物1を屈曲などすることによって任意所望の形態を
簡単に安定な状態に作ることができ、そのまま型枠とし
て組立てることができる。
型枠を組立てる際、シート状の簡易型枠(モジュール
化製品)3,3相互の接合は、接合部の内外面を所謂ガム
テープで貼合わせることにより、又は鉄筋網状物の鉄筋
棒1a又は1b同士を重ね合わせバインド線などで結束する
か連結具で結合する等の手段で簡単、確実に行なうこと
ができる。
前記の結束や連結の際、又は間隔保持用のスペーサー
4を設置する際、又はコンクリート構造物の鉄筋を組み
立てる際などの必要性によっては、プラスチックシート
2の必要箇所を最小限度に突き破るなどして軽便に作業
を進めることができる。
実施例 次に、この発明の図示した実施例を説明する。
第1図と第2図に簡易型枠の一実施例を示した。これ
は鉄筋棒を素材とする鉄筋網状物1の両面に、例えば塩
化ビニル等の薄いプラスチックシート2を貼合わせ溶着
等の手段で三者を一体化して平らなシート状の簡易型枠
3に構成されている。鉄筋網状物1は、例えば外径が3
〜12mm位の鉄筋棒1a,1bを用意し、これを第3図に例示
したように縦の鉄筋棒1aに半円状の凹み1cを形成し、こ
の凹み1cに横の鉄筋棒1bをはめ合わせた上で両鉄筋棒1
a,1bの当該交点をスポット溶接で溶着して一枚板状(メ
ッシュ状)に編んだ構成とされている。縦、横の鉄筋棒
1a,1bは20〜30cm位のピッチで矩形格子状の配置に編ま
れている。
鉄筋網状物1の製造は、既存の鉄筋自動組立技術に基
づいて工場生産とする。続く工程で前記鉄筋網状物1の
両面にプラスチックシート2の貼り合わせを行う一貫生
産工程としてシート状の簡易型枠3の製造が行なわれ
る。こうして生産されるシート状の簡易型枠3の大き
さ、形状は、例えば縦寸法(幅寸法)が1〜2m位のもの
を無限長に連続製造し、しかる後に横寸法を2mとか3m又
は5m位の単位で切断したモジュール化製品が現場での使
用に供される。
なお、鉄筋網状物1の構造や形態は、例えば第4図に
示したように縦の鉄筋棒1aに半円状の湾曲部1dを形成
し、この湾曲部1dへ横の鉄筋棒1bをはめ込んで溶着した
構成、又は第5図に示したように縦横の鉄筋棒1a,1bを
同一平面内で縦、横の格子状に配列し各接点を溶接など
した構成などで実施する場合もある。
次に、第6図以下には、上記シート状の簡易型枠3の
モジュール化製品を使用した簡易型枠工法の実施例を示
している。
第6図と第7図は、一例として建物の簡易な基礎梁コ
ンクリートを構築する場合の実施例であり、上記シート
状の簡易型枠3が基礎コンクリートの形状に合わせて立
設されている。シート状の簡易型枠3は、上述のように
して工事生産されたモジュール化製品をそのまま、又は
必要な箇所を屈曲加工などして使用し、各々の継目はガ
ムテープによる接着又はバインド線による結束等の方法
による接合が行なわれている。
第7図のように型枠の間隔保持用スペーサー4…を多
数設置することによって打設コンクリートの側圧に耐え
るだけの補剛が行なわれている。各スペーサー4は、通
常はシート状の簡易型枠3の鉄筋網状物1を構成する鉄
筋棒1a又は1bに連結して設置されている。
なお、シート状の簡易型枠3の他の補剛手段として
は、簡易型枠3の外面側に所謂トラス状鉄筋を付設した
り、又は単管やアングル、チャンネル等の鋼材による補
強枠を組立てる。補強枠は、プラスチックシート2を突
き破って設置した鉄筋、針金などによるセパレータで結
合した構成などで実施される。
ちなみに、第8図はコンクリート角柱などを構築する
場合の実施例で、角形に組立てられたシート状の簡易型
枠3は、その外面が単管5(又は角バタ材などでも可)
をクランプ6で連結して組立てた外周枠で補剛されてい
る。
第9図はコンクリート円柱などを構築する場合の実施
例である。この場合は鉄筋網状物1を構成する円周方向
の鉄筋棒1bの抗張力で打設コンクリートの側圧に耐える
ので、シート状型枠3の補剛処置は格別必要としない。
本発明が奏する効果 本発明に係る簡易型枠工法は、いまだ資源的に心配の
ない鉄材を少量とプラスチックシート2とから成るシー
ト状の簡易型枠3を使用するので、木材資源の節約に大
きく寄与する。
また、工場で大量生産したシート状の簡易型枠を適度
な大きさに裁断したモジュール化製品を実用に供するの
で、軽量で持ち運びに便利であり、運搬や在庫を省スペ
ースで高効率に行なうことができる。そして、シート状
の簡易型枠3のモジュール化製品は切断とか屈曲等の加
工により所望の形態を容易に実現できるので、コンクリ
ート構造物の形状に容易、確実に適合する型枠の組立て
ができる自在性と融通性に富み、軽便に使用することが
できる。特に必要があればプラスチックシートの該当箇
所を突き破るなどして使用することもでき、使用上に至
極便利で、安価でもある。
従って、本発明の簡易型枠工法によれば、型枠の組立
てを型枠工でなくても簡単、迅速に行え、工事費の大幅
な節減と工期の短縮に寄与するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はシート状の簡易型枠の一実施例を示した斜視
図、第2図は第1図のII−III矢視の断面図、第3図〜
第5図は鉄筋網状物の異なる構造の例を示した斜視図、
第6図〜第9図は本発明に係る簡単型枠工法の異なる実
施例を示した斜視図である。 1…鉄筋網状物、2…プラスチックシート 3…シート状の簡易型枠、4…スペーサー 5…単管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 忠治 東京都江東区南砂2丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 牟田 有宏 東京都江東区南砂2丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 高村 春彦 山梨県南都留郡山中湖村山中862番地1 タカムラ建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−291364(JP,A) 特公 昭53−45609(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 9/02 E04G 9/10 101 E04G 9/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄筋自動組立て手段により鉄筋棒を素材す
    る鉄筋網状物を生産し、続いて前記鉄筋網状物の両面に
    プラスチックシートを貼り合わせてシート状の簡易型枠
    を製造する段階と、前記シート状の簡易型枠を裁断して
    モジュール化製品となし、このモジュール化製品をコン
    クリート構造物の形状に適合する型枠に組立てることを
    特徴とする簡易型枠工法。
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