JP2843026B2 - レッテル貼り装置 - Google Patents

レッテル貼り装置

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JP2843026B2
JP2843026B2 JP9370221A JP37022197A JP2843026B2 JP 2843026 B2 JP2843026 B2 JP 2843026B2 JP 9370221 A JP9370221 A JP 9370221A JP 37022197 A JP37022197 A JP 37022197A JP 2843026 B2 JP2843026 B2 JP 2843026B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔産業上の利用分野〕本発明は、ハンディ
タイプのレッテル貼り装置に関する。
【0002】〔従来の技術〕以下のような米国特許が公
式の記録として残っている:K.D.Hermannに
対し1972年8月22日付で付与された第3,68
6,055号;1976年5月4日付でPaul H.
Hamisch Jr他に対して付与された第3,95
4,545号;1976年7月13日付でPaul
H.Hamisch 対して付与された第3,968,
745号;1981年4月28日付でDonald
S.Stewartに対して付与された第4,264,
396号;1984年3月6日付でG.H.Letz
対して付与された第4,435,245号;1984年
10月16日付でPaul H.Hamisch,Jr
他に対して付与された第4,477,305号;198
4年12月25日付でJames A.Makleyに
対して付与された第4,490,206号;1985年
12月3日付でDaniel J.Torbeckに対
して付与された第4,556,442号;そして198
7年4月22日付でJames L.Vanderpo
ol他に付与された第4,584,047号。
【0003】〔課題を解決するための手段〕本発明は、
信頼性が高く、使用が容易で構造が単純であり、しかも
最小限の疲労で操作することのできる改良されたハンデ
ィタイプのレッテル貼り装置に関する。本発明の1つの
特徴に従うと、印刷済みのレッテルが、その貼付中に複
合レッテルウェブを供給ロールから引き出すことがない
ようにし、こうしてサーマルプリントヘッドとの関係に
おける次のレッテルの位置ずれを避けるためのブレーキ
機構を有するハンディタイプのサーモグラフ式レッテル
貼り装置が提供され、この装置において、かかるブレー
キ機構は制動を行なうべく機械的に作動させられ又制動
力を除去するため電気的に作動させられる。ブレーキ機
構は好ましくは、複合ウェブを前進させたい場合を除い
て基本的に常時有効状熊にある。好ましい実施熊様に従
うと、ブレーキ機構の無効化は、例えばソレノイドのよ
うな電磁装置により達成される。ソレノイドは、比較的
小さい電力所要量のものである。ソレノイドのプランジ
ャは、その慣性をブレーキ機構の無効化のために用いる
ことができるように、ブレーキ機構が動かされる前に一
定の距離だけ動くことが好ましい。又、好ましい実施態
様に従うと、ブレーキ機構は、サーモグラフ式プリント
ヘッドと連動するプラテンローラに対し作用する。従っ
て、プラテンローラは印刷作業のみのために用いられる
のではなく、複合レッテルウェブに制動力を適用するた
めにも用いられる。ブレーキ機構には、ブレーキ機構が
適用されたときプラテンローラの前進運動がほぼ全く無
くなるようにする手段が含まれている。
【0004】本発明のもう1つの特徴とは、基本的に、
プリントヘッドとウェブ上の記録部材の間の位置合せが
保持されるように印刷サイクル中ウェブが駆動させられ
ている場合を除いて、つねに動かないようにウェブを維
持するようなブレーキが備わっているという点にある。
出力を保存するため、ブレーキ機構は、通常適用される
制動力を維持するべくバイアスされ、この制動力は印刷
サイクル中のみ、マイクロプロセッサの制御の下で電気
的に除去されている。
【0005】主要な作動可能状態のコンポーネントはア
クセス可能な位置まで移動されうるため、直ちに点検す
ることのできるハンディタイプのレッテル貼り装置を提
供できるというのが、本発明のもう1つの特徴である。
コネクタはとり外し可能なものであるため、点検は、レ
ッテル貼り装置の記憶を失なうことなく、又電線の混乱
無く達成することができる。さらにコネクタは、回路の
異なる部分の間の結合がたとえさまざまなレッテル貼り
装置に製造上の不精確さがあったとしても有効であるよ
うに構成されている。この点において、コネクタ間の位
置ずれに対応する助けとなるよう、コネクタのうちの少
なくとも1つは制限された浮遊運動をするべくとりつけ
られている。同様に、このようなコネクタの位置ずれの
場合に互いにカミングさせて心合せさせるための手段が
コネクタに備わっていることが好ましい。
【0006】プリントヘッドがプラテンから離れた状態
で第1のポジションと第2の印刷ポジションの間で動く
ようプリントヘッドをとりつけることによりプリントヘ
ッドが直ちにアクセス可能であるようなハンディタイプ
のレッテル貼り装置を提供することが好ましい。同様
に、プラテンがプリントヘッドから離れて移動できるこ
とが好ましいが、最も好ましいのは、プリントヘッドと
プラテンの両方が、点検のため最大限のアクセスを許容
できるよう互いから離れて独立してかつ個別に移動でき
ることである。さらに本発明のもう1つの特徴は、印刷
要素のラインがプラテンローラの軸と正確に心合わせさ
れうるのみならず、印刷要素のラインに対しプラテンが
及ぼす圧力がこのラインの長さ全体に沿って均等であ
り、それが単純な構造によって達成されうるように、改
良されたプリントヘッドの調整及び制御を提供すること
にある。
【0007】本発明のさらにもう1つの特徴は、電子製
品監視システム内で使用可能な共振回路を有するレッテ
ルを含むさまざまな厚みをもつレッテル供給物を受け入
れることができるハンディタイプのレッテル貼り装置を
提供することにある。複合ウェブが供給ロールから繰り
出される場所とプリントヘッドの間での複合ウェブの漸
進的な移行を提供するための手段が備わっている。複数
のローラの備わったガイドによるこの漸進的な移行によ
り、比較的厚いレッテルは、それがレッテル貼り装置を
通過するときに不利な影響を受けないですむことにな
る。複合ウェブがプリントヘッドに向かって通過するに
つれて一定のわずかな拭いとり動作を可能にするような
ワイパーを備えることも好ましい。
【0008】本発明のもう1つの特徴は、静電放電の結
果として、記憶装置及びその中に含まれているデータを
含む感熱式レッテル貼り装置回路に対して損傷がひきお
こされないようにする方法及び装置を提供することにあ
る。正常な使用の間、レッテル貼り装置がアースに接続
されていないために、全面的にポータブル型の電池給電
かつハンディタイプの感熱式レッテル貼り装置内には、
静電荷が蓄積する。静電荷は主として、レッテル貼り装
置を通しての搬送波の通過及びプラスチック部品間の摩
擦の結果として生じる。静電荷は特に、大気が乾燥して
いるときに起こる。かかる感熱式レッテル貼り装置のハ
ウジングは、成形プラスチック材料で作られている。プ
ラスチックハウジングはそれ自体有効な絶縁体であるこ
とから、静電荷は、回路のコンポーネント間に急激な静
電放電又はアークが起こるまで、レッテル貼り装置内に
蓄積しうる。本発明に従うと、電荷が不利なレベルにま
で蓄積されないうちにレッテル貼り装置のユーザーへと
静電荷を放出するような手段が備えられている。その他
の利点及び目的は、以下の説明を読むことにより当業者
には直ちに明らかとなることと思われる。
【0009】<実施例>まず第1図を参照すると、30
という番号で全体的に表示されているハンディタイプの
レッテル貼り装置が示されている。このレッテル貼り装
置30にはハンドル32のついたフレームすなわちハウ
ジング31が含まれている。ハウジング31はレッテル
供給ロールRを適切に搭載している。ロールRは、カバ
ー33によってほこりなどの大気条件から遮へいされて
いる。このロールRは、全ロールRを表わす実線とほぼ
全て消耗したロールRを表わす影線の両方で示されてい
る、複合ウェブCは、粗い点描法で表示されているシリ
コンのような離脱材料34のコーティングを有するキャ
リヤウェブWを含む形で、第13図に示されている。レ
ッテルLは、密な点描法で表示されている感圧接着剤3
5によって離脱材料34に離脱可能な形で固定されてい
る。レッテルLは、完全な切断ライン36で切断された
レッテル材料のウェブW1で形成される。完全な切断の
ライン36は第14図ではかくれており、従って破線で
示されている。好ましくはキャリヤウェブWの下側にあ
るマーク37は、中実で矩形をしており、レッテル貼り
装置のさまざまな機能を制御する目的で光センサー38
(第1図及び第6図)により検知されるよう適合されて
いる。マーク37は第13図ではかくれており、従って
破線で示されている。
【0010】複合レッテルウェブCは、全体的に39と
いう番号で表示されている前進又は送り機構が作動させ
られた時点で、ロールRから繰り出される。送り機構3
9には、弾性の駆動ローラ40と、これと連動する歯付
きの金属アイドルローラ41が含まれている。複合ウェ
ブCは、ロールRから一対の間隔のあいたガイド42及
び43の間まで通過する(第6図)。ここから複合ウェ
ブCは、ガイド42を通過するにつれて漸進的に移行す
る。ガイド42及び43ならびにガイド44は、複合ウ
ェブCがロールRから繰り出される場所と全体的に46
という番号で表示された連動するプラテンとプリントヘ
ッド45の間の複合ウェブC用の通路を構成する。プリ
ントヘッド45は、複合ウェブCの走行通路に対して垂
直に延びる密に間隔どりされた印刷要素(図示せず)を
直線状に有している。複合ウェブCが行なう移行は、満
載のレッテル供給ロールRを仮定すると85度以上好ま
しくは約96度以上の角度にわたり、さらにこの通路の
半径R′は18ミリメートル以上最も好ましくは約25
ミリメートルであることが望まれる。全体として47と
いう番号で表示されている剥離装置は、プリントヘッド
45とプラテン46の間で圧力接触ラインに密接して位
置づけされた引きはがしローラー47′を含む形で示さ
れている
【0011】(第5図)。キャリヤウェブWは、先行す
るレッテルL′の剥離を行なうよう部分的に剥離装置4
7のまわりを通過する。先行するレッテルL′は、全体
的に48という番号で示されたアプリケータとレッテル
貼付関係に入るように送り出される。剥離装置47から
キャリヤウェブWは再びプラテン46と接触するよう通
過し、ここからローラ40及び41のニップ(間隙)間
までガイドローラー49のまわりを部分的に通過する。
キャリヤウェブWの剛性は、ガイド50、51に沿って
押されハンドル32のまわり及び後ろの地点でハウジン
グ31内の出口開口部52を通って退出するのに充分な
ものである。
【0012】第2図を参照すると、ガイド42上に回転
可能な形でとりつけられている3つの自由に回転するロ
ーラ53、54及び55を含む形で、ガイドが示されて
いる。このガイド42は、前進するレッテルLの面を横
切って掩う低浸透性のウレタン材料から成るワイパ57
を搭載している。この材料は、複合ウェブCが前進する
につれてレッテルL内のほこり又は汚れを捕えるキャビ
ティ又はポケットを有している。ワイパー57は、ガイ
ド42に粘着しかつとり外し可能な形でとりつけられて
いる。レッテルLが誘導された形で接触しているローラ
54及び55の接線を横切って延びる形で、平面Pが示
されている。ワイパー57は、前進するレッテルLの平
面Pをやや通って突出する形で示されている。先行技術
では、ほこり又は汚れをレッテルから除去するためのワ
イパーを感熱式ハンディタイプのレッテル貼り装置に備
えつけることが行なわれていたが、本発明では、ちょう
ど適正な量の拭いとり動作が行なわれるようにローラ5
4及び55の間にワイパー57が位置づけされる。ワイ
パー57の外側面58との関係におけるローラ54及び
55の位置が、拭いとり接触の量を決定する。図示され
ているように、表面58は、前進するウェブCのための
漸進的進入を提供すべく、平面Pに対し傾斜している。
この漸進的進入によりレッテル貼り装置30の通りが容
易になっている。図示されているとおり、表面58の進
入端部59は、ウェブCの通りを容易にするよう第2図
の平面Pよりも上にある。
【0013】第3図を参照すると、さまざまなコンポー
ネントをとりつけるための全体的に59という番号で表
示されている1つのセクションが示されている。このセ
クション59は、かかるコンポーネントを損傷及び大気
汚染から保護する助けとなり、望ましい場合には、ハウ
ジング31の外側部分を構成するものと考えることがで
きる。セクション59は、開口部62を有する壁部分6
1のついた一般に箱形の部材60を含む形で示されてい
る。キーパッド63は、開口部62を通って突出し、開
口部64は表示装置65を受け入れる。格子状のシート
61′には、穴62と心合せされた穴62′がある。穴
61′はキーパッド63を受け入れる。シート61′の
さまざまな部材は、キーパッド63をカラーコーティン
グしなくてすむように、カラーコーティングが施こされ
ている。部材60は、平坦部69をもつシャフト68を
受け入れるための心合せされた穴67が備わった間隔を
おいた一対のタブ66を有している。平坦部69は、シ
ャフト68をハウジングに対し回転しないようにくさび
どめする。シャフト68は、アプリケータ48を含む一
連の回転可能なアプリケータローラー70を通過する。
セクション59は、シャフト68を中心として、その通
常閉じられているすなわち作動可能状熊にあるポジショ
ン(第1図)とその開放ポジション(第5図)の間で旋
回することができる。
【0014】キーパッド63及び連動するプリント回路
板71は、全体的に72という番号で示されているキー
ボードを構成する。もう一つのプリント回路板73は表
示装置65、マイクロプロセッサ74及びその他の概略
的に例示されている電気コンポーネント74′を搭載し
ている。プロセッサヘッド45は、リボンコネクタ75
により差込み式のコネクタ76に接続されており、この
コネクタ76はマイクロプロセッサ74に接続されてい
る。プリント回路板73には又、マイクロプロセッサ7
4へのその他の電力が遮断されたときマイクロプロセッ
サーに給電を行なうための補助のすなわちバックアップ
リチウム電池77が搭載されている。プリント回路板7
8内には付加的な記憶機構が含まれている。プリント回
路板71及び73は、締め具79及びスペーサ81によ
り受け入れられているネジ80によってセクション59
の内側に固定されたこの締め具79でセクション59に
固定されている。プリント回路板78は、複数の隔離碍
子82によりプリント回路板73に2カ所で固定されて
いるがそのうち1カ所のみが図示されている。
【0015】全体として83という番号で表わされてい
るサポートは、全体として86という番号で示されてい
る取りつけ用部材をゆるく滑動可能な状態で誘導するた
めの間隔どりされたガイド85をもつ部材84を含むも
のとして示されている。ガイド85は、大き目の溝8
5′の中にはめ込まれるが、このうち1つだけが図示さ
れている。この部材84には、シャフト68を受け入れ
る心合せされた丸い穴88をもつ間隔どりされたタブ8
7がついている。2本のネジ80が、サポート83をセ
クション59に固定している。1対の調整ネジ89がC
リング91を通って部材84内の大き目の穴90を通過
し、とり付け用部材86内の穴93の中に固定されたネ
ジ付き部材92内にネジ込み可能な形で受け入れられて
いる。Cリング91は、穴90の軸方向にネジ89がシ
フトするのを防ぐためネジ89内の溝89′の中に受け
入れられている。部材84及び86の間のゆるいすべり
ばめのため、ネジ92又はそのうちの一方の回転は、部
材86を曲げ、プリントヘッド45上の印刷要素の直線
をプラテンローラ46′の軸Aと整列させることができ
る。取り付け用部材86は、整列させられた植込ボルト
96を受け入れる丸い穴95をもつ間隔どりされた一対
のアーム94を有している。プリントヘッド45を搭載
する金属ヒートシンク98とアーム94の間の中央の部
材86に作用する圧縮バネ99は、接触ラインに沿って
プリントヘッド45を促しプラテンローラ46′と圧力
接触させる。このバネ97は又プリントヘッドが降伏し
て厚いレッテルを収納できるようにする。バネ97は、
ヒートシンク98内のポケット98′と取り付け部材8
6内のポケット(図示せず)内に入れ子状に重なる。本
発明に独特な特徴は、プリントヘッド取り付け部材86
が形状を変えられるという点にある。部材86は好まし
くは成形プラスチック材料でできており、一般にU字形
をしている。部材86は好ましくは比較的柔軟で弾力性
に富み、プリントヘッド45が例えば製造上の変動を原
因とするプラテンローラ46′とプリントヘッド45の
間の変動を補償できるようにするためねじれることがで
きる。図示されているように、アーム94は互いに平行
であるが、その柔軟性及び弾力性ある構造のため曲がる
ことができる。各アーム94は弯曲部分93′に結合さ
れる。各々のアーム94は、ヒートシンク98の下でス
ナップ留めして取り付け用部材86をヒートシンク98
に連結させるフック状の部材94′を有している。部材
86′は、部材 86とヒートシンク87の間の制限あ
る動きを許容するものの、その分離は防いでいる。
【0016】第3図においてガイド42は、その片端に
一対のタブ101そしてもう片方の端部に一対のタブ1
02を備えた本体100を有するものとして示されてい
る。タブ101は、部材60上のタブ105内の心合せ
された穴104(第5図)に受け入れられる植込ボルト
103を有している。部材83には又、タブ102上の
植込ボルト108を受入れるための穴107を有する突
出部がある。こうしてガイド42は部材60上の植込ボ
ルト103のまわりで旋回するようになっておりタブ1
02を互いに向かって曲げることにより、ホルダー56
を所定の位置に保持するよう植込みボルト108を穴1
07と心出ししその中に挿入させることができるが、或
いは又タブ102を互いに向かって曲げ植込ボルト10
8を穴107から引き出させてホルダ56を離れる形で
旋回可能にし、こうしてプリント回路板71、73及び
78へのアクセスが可能となり出入り・分解を容易にす
ることができることになる。
【0017】第4図を参照すると、全体的に109とい
う番号で示されているサポートは、円形でない穴110
を通過するシャフト68を含む適当な手段によりハウジ
ング31に固定されている。サポート109は一般にU
字形とし、1対のアーム111と連接棒112を含んで
いる。相対する手動式ラッチ対(そのうちの一方のみが
図示されている)が、アーム111内にとりつけられて
いる。各々のラッチ113には、ラッチピン115を伴
うスライダ114が含まれている。各々のスライダ11
4は、それぞれのアーム111内のスロット116内に
滑動可能な形で受け入れられており、一般に第4図にみ
られるように圧縮バネ117により左へと押しやられ
る。サポート109は又、全体的に118という番号で
表示されているブレーキ機構の一部分を搭載しており、
第10図から第12図までに詳しく示されている。
【0018】ブレーキ機構118は、全体的に119で
表示されサポート109上にとりつけられている電磁装
置又はアクチュエータによって作動させられている。ネ
ジ120は、座金板121ならびにサポート109上の
タブ122を通過し、ネジ込み可能な形でU字形ブラケ
ット123により受け入れられている。電磁装置119
には、可動式プランジャ又はコア125をもつソレノイ
ド124が含まれる。このプランジャ125は、ストッ
パとして用いられるキャップ125′を有する。プラン
ジャ125上の圧縮バネ126は、プランジャ125に
固定されたリング127及びブラケット123に押しつ
けられる。装置119の不活化位置において、バネ12
5はプランジャ125を第10図に示されている位置へ
と移動させる。アーム111から突出しているのは、レ
バー127を旋回可能な形で搭載している支柱つまりシ
ャフト128である。Eリング130はシャフト128
上にレバー129を維持する。
【0019】一般にU字形をした部材131は、アーム
111上に形成され、心合せされた穴132を有する。
一対のレバー又はつめ133及び134は、U字形部材
131内の空間にとりつけられている。ピン135は、
レバー133及び134内の穴136及び穴132を通
過する。二又の板バネ137は、第4図、第10図、第
11図及び第12図のようにそれぞれのレバー133及
び134を反時計回りにバイアスさせそれぞれのモノブ
ロック成形のブレーキホイール140及び141と接触
させるような別々の板138及び139を有する。図示
されているように、レバー133及び134は一般にL
字形をしており、それぞれの歯142及び143を有す
る、ブレーキホイール140及び141はそれぞれの歯
144及び145を有する。レバー133及び134は
バネ138及び139により個別にバイヤスされて、レ
バー129上の突出部と接触する。
【0020】第10図及び第12図に示されているよう
に、板バネ138及び139は、歯142及び145を
ブレーキホイール140及び141と接触させる。プラ
テンローラ46′のいかなる回転位置においても正確に
制動が行なえるようにするため、歯144は比較的小さ
い又は細かく、歯145も同様に比較的小さい又は細か
いが、それに加えて、歯144及び145はその2分の
1ピッチ分だけオフセットされている。このピッチは、
歯端から歯端までの歯間距離である。レバー133及び
134は同一で同軸的にとりつけられているため、片方
のレバー133又は134のみが1つの歯144又は1
45とかみ合わされ、もう一方のレバー134又は13
3は、歯145又は144と接触するもののかみ合わさ
れない。第10図を参照すると、歯143は歯145と
かみ合わされており、一方レバー133上の歯142は
歯144と接触はするもののかみ合わない。従ってこの
例において、レバー134のみが制動を実行する。
【0021】第10図をみると、板バネ139がレバー
を反時計回りに押しやり突出部146と接触させ、一方
レバー129は時計回りにアーム111上のストッパ1
47に対して押しつけられるということがわかる。又第
10図を見ると、プランジャ125の終端部125がレ
バー129上のアンビル149から間隔をとって置かれ
ロストモーション(カラ動き)接続150を提供してい
ることがわかる。プランジャ125上にソレノイド12
4の巻線151が及ぼす電磁力は比較的小さい。巻線1
51が当初活化されたとき、プランジャーに及ぼされる
力は小さい。巻線内の活化が続行するにつれて、プラン
ジャ125に対して巻線151が及ぼす電磁力は増大す
る。従って、アンビル149に当たる前にプランジャ1
25を一定の距離走行できるようにしておくのが極めて
有利なことである。これは特に、電気部品のサイズ、重
量及びエネルギー消費量をできるかぎり小さく保たなけ
ればならない本発明に基づくハンディタイプのレッテル
貼り装置において有利である。
【0022】プランジャ125がアンビル149を叩く
とき、レバー129は反時計回りに旋回し、両方のレバ
ー133及び143は、板バネ138及び139のバイ
アス作用に対して第11図に示されている位置まで時計
回りに旋回させられる。歯142及び143が歯144
及び145から離れて動くや否や、プラテンローラ4
6′は自由に回転できる。レバー133及び134は、
送り機構39がウェブWを前進させるほんの少し前に歯
144及び145から離れて動くこと、プランジャ12
5が第11図に示されている位置にとどまるかぎりにお
いてウェブWの前進中巻線151が活化された状態にと
どまること、そしてウェブWの前進が完了した時点で歯
142又は143のうちの1つがそれぞれの歯144又
は145とかみ合うことができるようにするため巻線1
51が活化状態でなくなること、が好ましい。ブレーキ
機構118は、基本的にウェブWが送り機構39により
前進させられているとき以外つねに作動可能状態である
ようになっている。このブレーキ機構118は、機械的
な力のみすなわちバネ138又は139のいずれか1つ
により及ぼされる力のみによってウェブWの前進を妨げ
るのに有効である。ブレーキ機構118は、巻線151
が活化された場合にのみ電気エネルギーを用いて不活性
化又は抑制される。
【0023】歯144及び145には、ブレーキホイー
ル140及び141ひいてはプラテンローラ46′が前
へ又は反時計回りに回転しないようにするためのすくい
角があることが、第4図、第10図、第11図及び第1
2図に示されている。従って、先行するレッテルL′の
貼付中複合ウェブをロールRから引き出すことが妨げら
れており、こうしてプリントヘッド45と次のレッテル
の位置ずれを防ぐことができる。第4図を参照すると、
プラテンローラ46′は、全体として152という番号
で表わされている取り付け用部材の上にとりつけられて
いる。部材152は、1対の軸受153を搭載してい
る。保持器141が軸受153を所定の位置に保持して
いる。プラテンローラシャフト46″は1つの保持器1
54とプラテンローラ46′を通って延び、ブレーキホ
イール140及び141はシャフト46″上でそしてこ
のシャフトとの関係において回転しないように固定され
ている。
【0024】ローラ41はブラケット部材155の中に
回転可能な形でとりつけられている。部材155は、部
材152上に棚(図示せず)に向かって押しつけられる
間隔どりされたバネ156によって、第4図を見るとわ
かるように上方へバイヤスされている。このシャフトと
の関係における部材155の上昇運動はフック157に
より制限される。従ってローラ41はローラ40に対し
弾性的にバイヤスされる。ローラの端部41′は、スナ
ップソケット55′内にスナップ式にはめ込まれ、その
中で回転できる。部材152は、ガイドローラ49も搭
載している。
【0025】第5図を参照すると、取り付け部材59な
らびに取り付け部材152は、その開放位置すなわち非
作動位置において示されている。ガイド43以外の第3
図に示されている構造は全て、開放位置まで旋回させら
れており、プリントヘッド45及びハウジング31の内
部が露出している。又、第4図に示されているように取
り付け用部材152及びその上に取りつけられたコンポ
ーネントは開放位置まで旋回させられており、プラテン
46、ローラ41及びハウジング31の内部が露出して
いる。取り付け用部材152は、丸い穴154′を通過
するシャフト68を中心に旋回する。取り付け用部材1
52が第5図に示されている開放位置すなわち非作動位
置まで旋回させられると、取り付け用部材152上のブ
レーキ機構118はサポート109上にとりつけられて
いる電磁装置から分離される。取り付け用部材152が
第1図にあるようにその作動可能位置まで動かされる
と、歯158(第4図及び第5図)はそれぞれのピン1
15(第4図)と連動し、取付け用部材152をサポー
ト109にラッチングされた状態に保つ。
【0026】第6図を参照すると、フレーム又はハウジ
ング31内に配置され、全体的に159という番号で表
示されているサブフレームが示されている。このサブフ
レーム159は、コネクタ160′により間隔を置いて
接続された1対のサブフレームセクション160を含ん
でいる。セクション160には電動機162が固定され
ている。1つのセクション160には内側がネジ切りさ
れた1対の植込ボルトが固定されている。ネジ164が
電動機温度センサー165及び電動機フランジプレート
167内の穴166を通過し、結びつけられた植込ボル
ト163によりネジ込み可能な形で受け入れられてい
る。
【0027】もう1つのネジ168はフランジプレート
167内の弧状スロット169を通過し、結びつけられ
た植込ボルト163内にネジ込み可能な形で受け入れら
れている。電動機162の出力軸171上にそしてこの
軸との関係において回転しないように歯車170が固定
されている。この歯車170は、それぞれのセクション
160に固定された軸受173内に回転可能な形でとり
つけられているより大きい歯車172とかみ合ってい
る。歯車172に同軸的に固定されているのは、より大
きな歯車175とかみ合う小さい歯車174である。歯
車170、172、174及び175は結果として減速
をひきおこし、減速装置(SR)を構成している。1つ
のセクション160内の穴170に受け入れられる軸受
176は、ローラ40を回転可能な形でとり付ける。ロ
ーラ40は軸受176内に受け入れられたシャフト17
8を有し、歯車175に固定されている。従って、電動
機のシャフト171は、減速装置(SR)による駆動ロ
ーラ40の回転をひき起こす。
【0028】光センサー38は、スナップ締め具179
によりガイド50に接続されている。センサ38がキャ
リヤウェブWの下側のマークの有無を検知できるように
するウィンドウ180がガイド50内にある。電動機1
62及びセンサー38は、それぞれの導線183及び1
84に接続されたそれぞれの導線181及び182を有
する。コネクタ183及び184は、それぞれの開口部
185及び186を通過し、プリント回路板189上の
差込み式のコネクタ187及び188内に差込まれる。
ソレノイド124の巻線151は、導線191により導
線190に接続される。プリント回路板189は又、電
動機162を制御するための電子部品も含んでいる。プ
リント回路板189の上ではたわみリボンコネクタ19
2がコネクタ193内に着脱可能な形で差し込まれてい
る。このリボンコネクタ192は、コネクタ194そし
て印刷及び送りサイクルを開始させるのに用いられる手
動式トリガー又はスイッチ195に電気的に接続されて
いる。オン/オフスイッチ195′もリボンコネクタ1
92に接続されている。コネクタ194は、着脱可能な
形で接続されたハンドル32内の再充電可能な電池19
6として示されている電源に接続されている。放電済電
池196を有するハンドル32はとり外して充電済電池
のついたハンドルと交換でき、その間に放電済電池19
6を有するハンドルを再充電しておくことができる。
【0029】プリント回路板189は、一対の弾性エラ
ストマブッシング197によりサブフレーム159のセ
クション160に対して制限された浮動運動をするよう
とりつけられている。ブッシング197は、プリント回
路板189内の穴189′を通して押し込まれ、支柱す
なわち植込ボルト198上に受け入れられる。ネジ19
9はワッシャ200を通り、植込ボルト198内にネジ
込み可能な形で受け入れられる。プリント回路板189
は、植込ボルト198の中心を通って延びるラインをほ
ぼ中心として旋回することができる。このラインは第7
図内の点201に示されている。座金200は、両方向
矢印Aの方向において旋回がほんのわずかであるよう
に、プリント回路板189の旋回浮動運動に制約を与え
る助けとなる。リボンコネクタ192は、プリント回路
板の旋回を可能にする。
【0030】第5図、第6図、第8図及び第9図に示さ
れているように、プリント回路板189は雄タイプのコ
ネクタ202を有している。コネクタ202は、雌タイ
プのコネクタ203に着脱可能な形で接続又は結合され
うる。コネクタ202は、結合されたとき弾性あるコン
タクト205と心合せされた一連のコンタクト204を
有する。コネクタ202は、結合を容易にするためコネ
クタ203上でカム207と連動しうるカム面206を
その反対側の端部に有している。コネクタ202は又、
プリント回路板189の上述の旋回をひきおこしうる収
束するコンタクト205と連動するカム面208も有し
ている。ブッシング197は、プリント回路板189の
平面内でのプリント回路板189のいくらかの再心出し
を可能にするが、コネクタ202及び203が結合され
ている場合、再心出し動作の大部分は、矢印Aで示され
ている方向に起こりうる。
【0031】従って、取り付け用部材59が第5図の開
放位置すなわち非作動位置から第1図の作動位置まで動
くとき、回路の2つの回路部品(第15図に31及び5
9の番号で表わされている)の間での接続が打ち立てら
れる。プリント回路板73上のマイクロプロセッサ74
はコネクタ203に接続されている。コネクタ202が
結合されていない場合及び/又はハンドルが離脱されて
いる場合、マイクロプロセッサ75の記憶機構を維持す
るのにリチウム電池77が用いられる。コネクタ202
は、プリント回路板189上の回路の一部分に接続され
る。コネクタ202及び203の使用によって容易にア
クセスできるようになり、マイクロプロセッサの記憶機
構を維持したままレッテル貼り装置を点検することがで
きる。さらに、数多くの個々の導線の必要性及び複雑さ
は無くなる。
【0032】ここで第15図を参照すると、図面に示さ
れているさまざまなコンポーネントの多くは、第15図
においてブロックダイヤグラムの形で示されている。取
り付け用部材59上にとりつけられたコンポーネントは
別々にまとめられ、取り付け用部材59上にとりつけら
れたコンポーネントはブロック59′によりとり囲ま
れ、ハウジング31内にとりつけられたコンポーネント
はブロック31′でとり囲まれている。それぞれハウジ
ング31及びとり付け用部材59上に配置されているコ
ネクタ202及び203は、ハウジング31と取り付け
用部材59の上のコンポーネントの間の相互接続を示す
形で図示されている。ハウジング31は、センサー3
8、レッテル貼り装置のハンドル内にあることが好まし
いトリガー195(第1図)からの信号、ならびにデー
タ及び電力を受けとるのに役立つ基本電子回路板300
を含んでいる。標準的には、データはハウジング上にと
りつけられた適当なコネクタを介して中央コンピュータ
から受けとることができ、電力はハウジング31に付加
されたとり外し可能なハンドル内に含まれている電池か
ら受けとることができる。レッテル貼り装置に適用され
たデータは、中央コンピュータから受けとることがで
き、例えば印刷すべきレッテルのタイプ、レッテルの書
式、印刷すべき文字の字体ならびに貨幣記号及び価格及
び商品識別コードなどを規定するデータを含むことが考
えられる。
【0033】基本電子回路板300は又ウェブ前進用電
動機162を駆動するための駆動装置ならびに、基本的
に電動機162が活化されてウェブCがプリントヘッド
45との関係においてシフトしないようにしている場
合、特にレッテルが商品に適用されている場合以外、プ
リントヘッド45との関係において一定の位置にウェブ
Cを維持するブレーキ機構118を解放するようなブレ
ーキアクチュエータ又はソレノイド119を含んでい
る。音響式ビーパ又はそれに類するものであってよいア
クチュエータ302は、レッテル貼り装置のプログラミ
ング及びオペレーションの間にオペレータにプロンプト
を与えるために用いられる。
【0034】ハウジング31がウェブ前進及び制動機能
を行なうための回路の大部分を含んでいるのに対して、
取り付け用部材59は、データ入力、計算及び印刷の機
能を提供するための回路の大部分を含んでいる。キーボ
ード72のキーパッド63を介して受けとられたデータ
は、表示装置65及びマイクロプロセッサ74ならびに
74′という番号で全体的に表示されている付加的な回
路及びバックアップ用電池79を含む回路板73に適用
される。キーボード72を介して受けとったデータ及び
コネクタ202及び203を介してハウジング31内の
基本電子回路板300から受けとったその他のデータに
基づいて、回路板73上の回路は、ウェブC上に望まし
い情報を印刷するため適切な順序でプリントヘッド45
と活化させる。付加的な記憶回路板78はオプションで
あり、例えばバーコードや標準外の文字を印刷する能力
といった付加的な機能が望まれる場合にのみ使用され
る。
【0035】取付け部材59は、点検の場合以外その閉
鎖位置に保たれることになっている。タブ105には心
出しされた穴209があり、この中にシフト可能な支柱
210及び211が受け入れられる。この支柱210に
は、支柱211上のポケット213内に納まる突出部2
12があり、支柱211には支柱210上のポケット2
15内に納まる突出部214がある。ネジ216は、プ
リント回路板189内の大き目の穴及びサブフレームセ
クション160内の穴217を通過し、支柱211の端
部内にネジ込み可能な形で受け入れられる。ネジ218
はもう一方のサブフレームセクション160内の穴を通
り支柱210の端部内にネジ込まれる。ネジ216及び
218を一方の方向に回転させることにより、支柱21
0及び211は互いに離れてタブ105内の穴209に
入り、取り付け用部材59をその作動位置にロック(施
錠)する。ネジ216及び218をもう一方の方向に回
転させることにより、支柱210及び211は互いに向
かって穴209から出るように動き、取り付け用部材5
9をアンロック(解錠)する。
【0036】第6A図及び第6B図を参照すると、スイ
ッチ195がハウジング31内にとりつけられている。
スイッチ195は、る手動式のスイッチボタン195a
及びスイッチ本体195bを含んでいる。このスイッチ
195は通常開いているが、スイッチボタン195aが
押された場合すなわち起動させられた場合閉鎖する。全
体的に303として表わされている導電性部材の形をし
た静電荷除去用装置は、このスイッチ本体195bのま
わりに延び、スイッチボタン195aにまたがる2つの
平行なサイド部分304にて終結する。スイッチ本体1
95bはそれぞれマイクロプロセッサの入力端及びリボ
ン導線192上の電池駆動式の回路のマイナス側に接続
された2つのコンタクト305及び306を有してい
る。
【0037】導電性部材303は、はんだづけなどによ
ってマイナス側のコンタクト306に電気的に接続され
ている。ユーザーの人指し指がスイッチボタン195a
を押してレッテル貼り装置の作動を開始させるとき、こ
の人指し指は同様に導電性部材303をも接触するか或
いはこの極く近くにまでやってくる。そしてこうしてレ
ッテル貼り装置内の静電荷は人間であるユーザーへと放
出されることになる。導電性材料303は、実際、回路
のマイナス側からユーザーへの導電性延長部分である。
電荷の排出つまり散逸により、レッテル貼り装置に対す
る損傷及び/又は記憶の損失といった結果をもたらしう
るレッテル貼り装置の電子回路におけるアーク発生をひ
きおこす可能性のある大きな静電荷の蓄積を防ぐことが
できる。同様に、本発明は、回路に対する損傷がひきお
こされないほどまだ充分に小さくしかもユーザーにとっ
てまだ安全なレベルにあるうちに静電荷を散逸させる結
果となる。従って回路にとって不利な静電電圧アークを
回避することができる。
【0038】スイッチボタン195aを押した時点でユ
ーザーの人指し指が実際サイド部分305及び306と
接触するようこのサイド部分304が充分遠くまで延び
ていることが好ましいが、この人指し指がサイド部分3
04の極く近くにまで来るだけでも適切である。なお
「極く近く」というのは、有害な静電荷がユーザーの体
に放出されることになるのに充分なほど近くという意味
である。望まれる場合には、人指し指以外でユーザーの
手に接触するかユーザーに対し適切に配線されるよう
に、導電性部材303を位置づけることが可能である。
導電性部材303は、その絶縁がそれを通してユーザー
の体に静電荷を放出させることができるほど充分にわず
かなものであるかぎりにおいて、ユーザーから電気的に
やや絶縁させておくことさえ可能である。
【0039】本発明のその他の実施態様及び変形熊様は
当業者にとって自明の理であり、それらのうち本発明の
精神にあてはまるのは全て、前述のクレームに最もうま
く定義づけされているようにその範囲内に含み入れられ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は、本発明の一実施態様に従ったハンデ
ィタイプのレッテル貼り装置の概略的側面図である。
【図2】第2図は、第1図にも示されているガイドの断
片図である。
【図3】第3図は、さまざまなコンポーネントが上にと
りつけられている取り付けセクションのうちの1つの展
開斜視図である。
【図4】第4図は、さまざまな他のコンポーネントが上
に取り付けられている他方の取り付けセクションの展開
斜視図である。
【図5】第5図は、直ちにアクセスできるようにするこ
とを目的としたそれぞれの開放位置にあるレッテル貼り
装置の両方のとりつけセクションを示す、断片的側面図
である。
【図6】第6図は、複合ウェブ送り機構のコンポーネン
ト及び付随する電気部品を含むさまざまなコンポーネン
トを示す展開斜視図である。第6A図は、ユーザーに対
し静電荷を散逸させるための導電性部材及びトリガース
イッチの斜視図である。第6B図は、下方に見た、トリ
ガースイッチと静電気除去装置を示す、レッテル貼り装
置のハウジングを通しての部分断面図である。
【図7】第7図は、ハウジング上にプリント回路板をと
りつけるための構造を示す断面図である。
【図8】第8図は、制御回路の2つの部分を離脱可能な
形で接続している構造を示す断片的立面図である。
【図9】第9図は、第8図のライン9−9に沿って切り
とった断片的断面図である。
【図10】第10図は、ブレーキ機構がその制動位置す
なわち起動された位置で示されている、サーマルプリン
トヘッドとの関係においてレッテルの位置合せの損失を
防ぐためのブレーキ機構の断片的側面図である。
【図11】第11図は、第10図と同様ではあるがブレ
ーキ機構がその非制動位置つまり不活性化された位置に
ある状熊を示している図である。
【図12】第12図は、その制動位置にあるブレーキ機
構の断片的斜視図である。
【図13】第13図は、複合レッテルウェブの断片的部
分を示す平面図である。
【図14】第14図は、第13図に示されている複合レ
ッテルウェブの底面図である。
【図15】第15図は、レッテル貼り装置のブロックダ
イヤグラムである。
【符号の説明】
30−レッテル貼り装置、 31−ハウジング、32−
ハンドル、 33−カバー、34−離脱材料、
35−感圧接着剤、36−切断ライン、
37−マーク、39−送り機構、 40−
駆動ローラ、41−アイドルローラ、42,43,44
−ガイド、45−プリントヘッド、 46−プラテ
ン、47−剥離装置、 49−ガイドローラ、
50,51−ガイド、 52−出口開口部、53,
54,55−ローラ、57−ワイパー、58−ワイパー
外側表面、 59−セクション、60−箱形部材、
61−壁部分、62−開口部、 63
−キーパッド、64−開口部、 65−表示
装置、66−一対のタブ、 67−穴、68−シ
ャフト、 69−平坦部、70−アプリケータ
ローラー、71−プリント回路板、 72−キーボー
ド、73−プリント回路板、74−マイクロプロセッ
サ、75−リボンコネクタ、76−差込み式コネクタ、
77−バックアップリチウム電池、78−プリント回路
板、 79−締め具、80−ネジ、 8
1−スペーサ、82−隔離碍子、 83−サポ
ート、85−ガイド、 86−とりつけ用部
材、87−タブ、 90,93,95−
穴、91−Cリング、 92−ネジ付き部材、
96−植込ボルト、 97−圧縮バネ、98−ヒ
ートシンク、 100−本体、101,102,10
5−タブ、103,108−植込ボルト、109−サポ
ート、110−穴、 111−アーム、11
2−連接棒、 113−ラッチ、114−スライ
ダ、 115−ラッチピン、116−スロット、
117−圧縮バネ、118−ブレーキ機構、119−電
磁装置又はアクチュエータ、120−ネジ、 1
21−座金板、122−タブ、 123−U字形
ブラケット、124−ソレノイド、 125−プランジ
ャ、126−圧縮バネ、 127−レバー、128−
シャフト、 130−Eリング、131−U字形部
材、 132−穴、133,134−レバー、135−
ピン、136−穴、 137−板バネ、13
8,139−板、140,141−ブレーキホイール、
142,143−歯、 144,145−歯、146−
突出部、 147−ストッパ、149−アンビル、
150−ロストモーション(カラ動き)接続、151−
巻線、 152−取り付け用部材、153−軸
受、 154−保持器、156−バネ、
157−フック、158−歯、 159−サブ
フレーム、160−サブフレームセクション、162−
電動機、 164−ネジ、165−電動機温度セン
サー、166−穴、167−フランジプレート、 16
8−ネジ、169−弧状スロット、170,172,1
74,175−歯車、176−軸受、 178−
シャフト、179−スナップ締め具、180−ウィンド
ウ、181−,182,183,184−導線、18
5,186−開口部、187,188−コネクタ、18
9−プリント回路板、190,191−導線、192,
193,194−コネクタ、195−手動式トリガー、
196−放電済電池、197−プッシング、 198
−植込みボルト、199−ネジ、 200−座
金、202,203−コネクタ、204,205−コン
タクト、206−カム面、207−カム、 2
10,211−支柱、212,214−突出部、215
−ポケット、216,218−ネジ、300−基本電子
回路板、303−導電性部材、 304−サイド部
材、305,306−コンタクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド リン カーン アメリカ合衆国 オハイオ州 45066 スプリングボロ パイン コーン レー ン 180 (72)発明者 ジョン デンヴァー ミステューリック アメリカ合衆国 オハイオ州 45371 ティップ シティー イースト シュー プ ロード 165 (72)発明者 ジョン ロバート モンティース アメリカ合衆国 オハイオ州 45419 デイトン グリーンマウント ブールヴ ァード 400 (72)発明者 マーク アレン シール アメリカ合衆国 オハイオ州 45344 ニュー カーライル エッジブルック アベニュー 1007 (72)発明者 ディヴィッド ロジャー ワイゼクープ アメリカ合衆国 オハイオ州 45385 ジーニア マックレーランド ロード 1781 (56)参考文献 特開 昭62−4046(JP,A) 特開 昭62−28331(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65C 11/00 - 11/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリヤウェブにレッテルが剥離可能に
    取付けられた複合レッテルウェブを使用し、該複合レッ
    テルウェブのレッテルを印刷して対象物に貼り付けるた
    めのハンディタイプのレッテル貼り装置であって、 ハンドルを持ったハウジングと、 前記ハウジング内に前記複合レッテルウェブのロールを
    支持する手段と、 前記ハウジングに設けられたサーマルプリントヘッド
    と、 前記複合レッテルウェブのロールから前記サーマルプリ
    ントヘッドに前記複合レッテルウェブを導く通路手段
    と、 前記サーマルプリントヘッドを通過した複合レッテルウ
    ェブの前記キャリヤウェブから印刷済みのレッテルを剥
    離させる手段と、 前記キャリヤウェブを送り方向に前進させるための電動
    機を有する送り手段とを備え、 前記ハウジングは、第1のハウジングセクションと、該
    第1ハウジングセクションに対して移動可能な第2のハ
    ウジングセクションとから成り、 前記サーマルプリントヘッドにより印刷されるべきデー
    タを入力するためのキーボードと、 マイクロプロセッサと、 該マイクロプロセッサと前記キーボードと前記サーマル
    プリントヘッドと前記電動機とを電気的に接続するため
    の電気回路と、が設けられ、 前記電気回路は、第1のコネクタを含む第1の回路部分
    と第2のコネクタを含む第2の回路部分とを備え、前記
    第1回路部分は前記第1ハウジングセクションに設けら
    れ、前記第2回路部分は前記第2ハウジングセクション
    に設けられ、 前記第1コネクタと前記第2コネクタとは、互いに取り
    外し可能に結合され、 前記第2ハウジングセクションは、前記第1及び第2コ
    ネクタが結合される作動可能な状態の第1の位置と、前
    記第1及び第2コネクタが切り離されてサーマルプリン
    トヘッドがアクセス可能になる第2の位置との間で、前
    記第1ハウジングセクションに対して移動可能になった
    ことを特徴とするレッテル貼り装置。
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