JP2843014B2 - 包装装置およびその包装方法 - Google Patents

包装装置およびその包装方法

Info

Publication number
JP2843014B2
JP2843014B2 JP7140596A JP7140596A JP2843014B2 JP 2843014 B2 JP2843014 B2 JP 2843014B2 JP 7140596 A JP7140596 A JP 7140596A JP 7140596 A JP7140596 A JP 7140596A JP 2843014 B2 JP2843014 B2 JP 2843014B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging
film
heat
packaging film
peripheral portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7140596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09240611A (ja
Inventor
国広 田渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Kikoh Co Ltd
Original Assignee
Toa Kikoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toa Kikoh Co Ltd filed Critical Toa Kikoh Co Ltd
Priority to JP7140596A priority Critical patent/JP2843014B2/ja
Publication of JPH09240611A publication Critical patent/JPH09240611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2843014B2 publication Critical patent/JP2843014B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装装置およびそ
の包装方法に関する。さらに詳しくは、使い捨て懐炉や
紙加工製品などの被包装体を機械的に包装する包装装置
およびその包装方法に関する。本明細書において、「被
包装体」とは適宜の包装手段で包装される物品を意味
し、例えば、使い捨て懐炉や紙加工製品をいう。前者の
「使い捨て懐炉」とは、あらゆる種類の使い捨て可能な
懐炉をいい、例えば、座布団懐炉、医療用懐炉、保温湿
布懐炉などが例示できる。後者の「紙加工製品」とは、
包装が必要なあらゆる種類の紙製品をいい、清浄綿、調
湿シート、トレー用吸水シート、鮮度保持シート、使い
捨て紙マスク、母乳パット、汗取りパット、キャラクタ
ーポケットティッシュなどが例示できる。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の包装装置の概略斜視図で
ある。同図に示すように、従来の包装装置は、一対のフ
ィルムロールRから繰り出された一続きの包装フィルム
2の走行方向に沿わせて、複数の被包装体1を等間隔で
順次搬送する搬送機構9が設けられており、この搬送機
構9に近設させて、熱シール機構10P 、図示しない切断
機構が順に設けられている。
【0003】前記搬送機構9には、ベルトコンベアが設
けられており、このベルトコンベアはフィルムロールR
から繰り出された一続きの包装フィルム2の走行方向に
沿わせて、複数の被包装体1を等間隔で順次搬送するも
のである。熱シール機構10P には、上下一対の熱シール
ロール11がロール間に前記包装フィルム2を挟む位置に
回転自在に設けられており、この熱シールロール11の回
転速度は前記包装フィルム2の走行速度と同調してい
る。この熱シールロール11のロール周面には、格子状
加熱部13が設けられており、この加熱部13には熱を発生
させる図示しない熱芯が内蔵されているので、加熱部13
が高温となる。この一対の熱シールロール11のそれぞれ
の加熱部13が2枚合わせの包装フィルム2を上下から挟
むことによって、包装フィルム2における前記周囲部分
5を溶かしながら押し付けて熱シールする。14は凹部
で、前記一対の熱シールロール11が接触しても凹部14の
隙間に被包装体1が位置するので、被包装体1が熱シー
ルロール11に挟まれて劣化することはない。図示しない
切断機構は、前記包装フィルム2における熱シールされ
た周囲部分5を切断するもので、例えばロール周面に切
刃が取り付けられた一対のロータリカッターが、回転し
てそれぞれの切刃が合わさると前記包装フィルム2にお
ける周囲部分5を切断するものである。
【0004】このような従来の包装装置は以下のように
動作し、被包装体1を包装している。図15は従来の包
装方法のフローチャートである。同図に示すように、被
包装体1を包装フィルム2で包装するには、まず、搬送
工程100 において、フィルムロールRから繰り出された
一続きの包装フィルム2の走行方向に沿わせて、複数の
被包装体1を等間隔で順次搬送され、つぎに、熱シール
工程110Pにおいて包装フィルム2上の被包装体1の周囲
部分5が熱シールされる。そして、切断工程140 におい
てこの包装フィルム2における前記周囲部分5が切断さ
れると、包装フィルム2が被包装体1を包み込んだ包装
製品が作成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の包装
装置の熱シール機構110Pにおいて、回転する前記一対の
熱シールロール11間に包装フィルム2を挟んで、包装フ
ィルム2を走行させながら熱シールしている。このた
め、包装フィルム2を高速に走行させればさせる程、言
い換えれば熱シールロールを回転させればさせる程、熱
シールロール11の加熱部13で包装フィルム2における周
囲部分5を押し付ける時間が短くなり、周囲部分5を充
分に溶解させて接着させることができない。このため、
熱シールが充分行われず被包装体1を包んでいる包装フ
ィルム2が勝手に開いてしまい、包装製品に不良がでて
製品ロスとなり、歩留まりを低下させるので、包装フィ
ルム2を高速で走行させることができず、大量生産でき
ないという問題がある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑み、包装フィルム
を高速に走行させても包装フィルムを破損させずに確実
に接着でき、製品ロスを減少させて高い歩留まりを維持
でき、製品を大量生産できる包装装置およびその包装方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の包装装置は、
フィルムロールから繰り出された一続きの包装フィルム
の走行方向に沿わせて、複数の被包装体を等間隔で順次
搬送する搬送機構と、前記包装フィルムにおける前記被
包装体の周囲部分を熱シールする熱シール機構と、前記
包装フィルムにおける熱シールされた前記周囲部分を切
断する切断機構とからなる包装装置であって、前記熱シ
ール機構が、前記包装フィルムにおける前記被包装体の
周囲部分を熱によって溶解させるフィルム溶解部と、前
記包装フィルムにおける前記被包装体の溶解した周囲部
分を冷却し、加圧固化させる冷却接着部とからなること
を特徴とする。請求項2の包装装置は、フィルムロール
から繰り出された一続きの包装フィルムの走行方向に沿
わせて、複数の被包装体を等間隔で順次搬送する搬送機
構と、前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部
分を熱シールする熱シール機構と、前記包装フィルムに
おける熱シールされた前記周囲部分を切断する切断機構
とからなる包装装置であって、前記熱シール機構が、前
記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を仮接
着する仮接着部と、前記包装フィルムにおける前記被包
装体の周囲部分を熱によって溶解させるフィルム溶解部
と、前記包装フィルムにおける前記被包装体の溶解した
周囲部分を冷却し、加圧固化させる冷却接着部とからな
ることを特徴とする。請求項3の包装装置は、前記仮接
着部が、ロール周面において加熱部を格子状に備えた回
転自在な一対の熱シールロールからなり、該一対の熱シ
ールロール間を前記包装フィルムが走行し、前記加熱部
によって前記包装フィルムにおける周囲部分を仮接着す
ることを特徴とする。請求項4の包装装置は、前記フィ
ルム溶解部が、熱を発生させる熱源と、該熱源と包装フ
ィルムとの間を走行するメッシュベルトとからなり、該
メッシュベルトには該メッシュベルトの走行方向におい
て熱透過部と熱遮断部とが交互に設けられたことを特徴
とする。請求項5の包装装置は、前記冷却接着部が、ロ
ール周面において冷却部を格子状に備えた回転自在な一
対の冷却シールエンボスロールからなり、該一対の冷却
シールエンボスロール間を前記周囲部分が溶解された前
記包装フィルムが走行し、前記冷却部によって前記周囲
部分を加圧固化することを特徴とする。請求項6の包装
方法は、フィルムロールから繰り出された一続きの包装
フィルムの走行方向に沿わせて、複数の被包装体を等間
隔で順次搬送し、前記包装フィルム間の前記被包装体の
周囲部分をフィルム溶解し、前記包装フィルムにおける
前記被包装体の溶解した周囲部分を冷却し加圧固化し、
前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を切
断することを特徴とする。請求項7の包装方法は、フィ
ルムロールから繰り出された一続きの包装フィルムの走
行方向に沿わせて、複数の被包装体を等間隔で順次搬送
し、前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分
を仮接着し、前記包装フィルム上の前記被包装体の周囲
部分をフィルム溶解し、前記包装フィルムにおける前記
被包装体の溶解した周囲部分を冷却固化し、前記包装フ
ィルムにおける前記被包装体の周囲部分を切断すること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の包装装置の第1実施
形態に係わる概略側面図、図2は同概略斜視図である。
図1に示すように、第1実施形態の包装装置は、搬送機
構9と切断機構との間に、フィルム溶解部20a 、冷却接
着部30が順に設けられたことが特徴である。図1〜図2
に示すように、第1実施形態の包装装置は、搬送機構
9、フィルム溶解部20a 、冷却接着部30、図示しない切
断機構が順に設けられており、被包装体1と包装フィル
ム2とがいずれも搬送機構9、フィルム溶解部20a 、冷
却接着部30、切断機構の順で加工され、被包装体1が包
装フィルム2によって包装されるものである。
【0009】搬送機構9には、ベルトコンベアが設けら
れており、このベルトコンベアはフィルムロールRから
繰り出された一続きの包装フィルム2の走行方向に沿わ
せて、複数の被包装体1を等間隔で順次搬送するもので
ある。
【0010】図12は、被包装体1の搬送説明図であっ
て、(A)は行列形、(B)は千鳥形である。本明細書
では図12(A)に示すように、複数の被包装体1を包
装フィルム2の幅方向および長手方向に縦横に行列形に
並べられたものを説明するが、図12(B)に示すよう
に、被包装体1を包装フィルム2の長手方向に少しずつ
ズラしてまたは千鳥形に並べたものであってもよい。
【0011】再び、図1〜図2に示すように、上下一対
のフィルム溶解部20a は、包装フィルム2が接触して走
行する位置に設けられており、この前記一対のフィルム
溶解部20a は包装フィルム2の周囲部分5を熱によって
溶解させるものである。このフィルム溶解部20a には、
図示しない回転体にメッシュベルト23が回転自在に巻き
掛けられており、このメッシュベルト23は前記包装フィ
ルム2に同調しながら包装フィルム2の走行方向に走行
するものである。このメッシュベルト23はステンレスな
どの耐熱性を有するベルトに、このメッシュベルト23の
走行方向において等間隔に多列でシリコンゴムや石綿や
ガラス繊維などの断熱性を有する断熱材を貼り合わせた
ものである。この断熱材の貼付された面が熱遮断部24と
なり、この熱遮断部24は後述する熱源25a の熱を遮断す
る。他方、メッシュベルト23における熱遮断部24を除い
た面は、格子状の熱透過部26であり、この熱透過部26は
後述する熱源25a の熱を透過する。なお、メッシュベル
ト23は、ステンレスだけでなく鉄などの耐熱性を有する
ものであれば、特に限定なく採択しうる。また、メッシ
ュベルト23の熱遮断部24を構成する材料としては、シリ
コンゴムや石綿だけでなくカーボン繊維などの断熱性を
有するものであれば、とくに限定なく採択しうる。
【0012】前記メッシュベルト23の回転体の内部に、
熱を発生させる熱源25a が配設されており、この熱源25
a から発せられる熱によって包装フィルム2の周囲部分
5は溶解する。熱源25a は、可変量バルブが内蔵された
熱風吹き出し装置で、高温の空気を吹き出し、前記可変
量バルブの絞りを調整することによって吹き出す熱風の
風量を調整することができるものである。なお、熱源25
a は熱風吹き出し装置だけでなく、熱を発生させること
ができる装置であれば足り、種々の装置を採択しうる。
【0013】このフィルム溶解部20a のメッシュベルト
23が包装フィルム2に同調しながら走行すると、熱源25
a の熱はメッシュベルト23の熱透過部26を透過し、この
熱は包装フィルム2の周囲部分5を常に溶解させる。他
方、熱源25a の熱はメッシュベルト23の熱遮断部24によ
って遮断されるので、包装フィルム2上の被包装体1は
常に熱されることなく、劣化しない。つまり、フィルム
溶解部20a は、被包装体1を劣化させずに、包装フィル
ム2間の被包装体1の周囲部分5のみを溶解できるとい
う効果を奏する。
【0014】第1実施形態の包装装置における冷却接着
部30は、上下一対の冷却シールエンボスロール31がロー
ル間に包装フィルム2を挟む位置に回転自在に設けられ
ており、この冷却シールエンボスロール31は前記包装フ
ィルム2の走行速度と同調して回転するものである。こ
の冷却シールエンボスロール31は、包装フィルム2の周
囲部分5を冷却するためのものであって、ロール周面に
おいて、凹部34が円周方向に等間隔に多列で設けられて
いる。冷却シールエンボスロール31のロール周面におい
て、前記凹部34以外の部分が、格子状の冷却部33となっ
ている。それぞれの冷却シールエンボスロール31は円筒
状で、ロール軸部は中空に形成されており、この中空部
の両端にはホース36が連結されており、このホース36
は冷却水が流されている。この冷却水によって、冷却部
33を常に冷却することができる。37はロータリコネクタ
で、ホース36の捻りを防止するものである。なお、冷却
シールエンボスロール31の冷却方法は、上記のごとく水
冷によるものだけでなく、電気や冷風をファンによって
巡回させて冷却するものでもよく種々の装置を採択しう
るが、水冷によるものは安価なので好適である。
【0015】この構成により、冷却接着部30は以下に示
すように動作する。包装フィルム2上の被包装体1が前
記一対の冷却シールエンボスロール31間に位置している
ときには、前記一対の冷却シールエンボスロール31の冷
却部33は接触しているものの被包装体1は凹部34、34間
に位置する。このため、被包装体1は冷却部33によって
押さえ付けられることはなく、冷却シールエンボスロー
ル31間を通過する。他方、包装フィルム2における周囲
部分5が前記一対の冷却シールエンボスロール31間に位
置しているときには、前記一対の冷却シールエンボスロ
ール31の冷却部33が包装フィルム2の周囲部分5を挟
む。このため、それぞれの冷却シールエンボスロール31
の前記一対の冷却部33によって、包装フィルム2の溶け
た周囲部分5を冷却し固化しながら押し付けて冷却接着
する。したがって、冷却接着部30は、包装フィルム2間
の被包装体1の溶解した周囲部分5を冷却させて加圧固
化させるので、2枚合わせの包装フィルム2が開くのを
防止するとともに、被包装体1を包装フィルム2で完全
に包装し封じ込めることができるという効果を奏する。
【0016】第1実施形態の包装装置における切断機構
は、従来のものと変わりなく、図示しないが、前記包装
フィルム2における熱シールされた周囲部分5を切断す
るもので、例えばロール周面に切刃が取り付けられた一
対のロータリカッターが、回転してそれぞれの切刃が合
わさると前記周囲部分5を切断するものである。
【0017】上記のごとき構成により、第1実施形態の
包装装置は以下のように動作する。図7は本発明の第1
の包装方法のフローチャートである。同図に示すよう
に、本発明の第1の包装方法は搬送工程100 と切断工程
140 との間に、フィルム溶解工程120 、冷却接着工程13
0 が順に行われることが特徴である。
【0018】本発明の第1の包装方法によると、まず、
搬送工程100 において、フィルムロールRから繰り出さ
れた一続きの包装フィルム2の走行方向に沿わせて、複
数の被包装体1を等間隔で順次搬送し、つぎに、フィル
ム溶解工程120 において、フィルム溶解部20の熱源25b
a の熱はメッシュベルト23の熱透過部26を透過するの
で、走行する包装フィルム2における周囲部分5は、こ
の熱によって溶解される。他方、フィルム溶解部20の熱
源25a の熱はメッシュベルト23の熱遮断部24によって遮
断されるので、走行する包装フィルム2上の被包装体1
は、この熱によって劣化しない。つまり、被包装体1を
劣化させずに、包装フィルム2間の被包装体1の周囲部
分5のみを溶解できる。
【0019】つぎに、冷却接着工程130 において、走行
する包装フィルム2の周囲部分5を上下の前記一対の冷
却シールエンボスロール31の冷却部33によって、包装フ
ィルム2における溶けた周囲部分5を冷却し加圧固化さ
せながら押し付けて冷却接着する。走行する包装フィル
ム2間の被包装体1は冷却シールエンボスロール31の冷
却部33に押し付けられないので、被包装体1は劣化しな
い。つまり、包装フィルム2間の被包装体1の溶解した
周囲部分5を冷却させて加圧固化させるので、2枚合わ
せの包装フィルム2が開くのを防止するとともに、被包
装体1を包装フィルム2で完全に包装し封じ込めること
ができる。
【0020】最後に、切断工程140 において、この包装
フィルム2における前記周囲部分5が切断されると、包
装フィルム2が被包装体1を包み込んだ包装製品が作成
される。
【0021】上記のごとく、本発明の第1実施形態の包
装装置は、包装フィルムを高速に走行させても包装フィ
ルムを破損させずに確実に接着でき、製品ロスを減少さ
せて高い歩留まりを維持でき、製品を大量生産できる。
【0022】つぎに、第2実施形態の包装装置について
説明する。図3は本発明の包装装置の第2実施形態に係
わる一例の概略側面図、図4は本発明の包装装置の第2
実施形態に係わる他の例の概略側面図、図5は本発明の
包装装置の第2実施形態に係わる概略斜視図である。図
3および図5に示すように、第2実施形態の一例の包装
装置は、第1実施形態の包装装置と同様に、搬送機構9
と図示しない切断機構との間に、フィルム溶解部20a 、
冷却接着部30が順に設けられており、第1実施形態の包
装装置と異なり、搬送機構9とフィルム溶解部20a との
間に、折り畳み部70が設けられている。言い換えれば、
第2実施形態の一例の包装装置は、搬送機構9、折り畳
み部70、フィルム溶解部20a 、冷却接着部30、切断機構
が順に設けられており、被包装体1と包装フィルム2と
がいずれも搬送機構9、折り畳み部70、フィルム溶解部
20a 、冷却接着部30、切断機構の順で加工され、被包装
体1が包装フィルム2によって包装されるものである。
15はベルトコンベアで、包装フィルム2を搬送するもの
である。
【0023】図6は包装経過を示す模式図である。折り
畳み部70には、回転自在な観音折りホールドロール71と
セーラー72とが順に設けられている。この観音折りホー
ルドロール71は、ロール幅が包装フィルム2の幅より小
さく、包装フィルム2の走行方向における中央部を上か
ら押さえ付け、包装フィルム2を幅方向断面視凹状に撓
ませる位置に垂直面内で回転自在に設けられている。こ
のため、図6に示すように、被包装体1を内側にして、
包装フィルム2を被包装体1とともに包装フィルム2の
長手方向に沿って観音折りに型付けすることができる。
セーラー72は、公知の装置で、前記観音折りホールドロ
ール71によって観音折りに型付けされた包装フィルム2
をこの型付けに沿って折り畳むものである。これによ
り、フィルムロールRが1つであっても、被包装体1を
包装フィルム2で挟むことができるという効果を奏す
る。
【0024】第2実施形態の包装装置におけるフィルム
溶解部20a は、第1実施形態のフィルム溶解部20a と実
質同一の構造なので、説明を省略するが、第1実施形態
のフィルム溶解部20a と同様の効果を奏するものであ
る。なお、フィルム溶解部20a は、熱風吹き出し装置の
熱源25a だけでなく、図4に示すように、抵抗熱によっ
て発熱するニクロム線内蔵のホットプレートの熱源25b
など種々の装置を用いることができる。
【0025】第2実施形態の包装装置における冷却接着
部30は、第1実施形態の冷却接着部30と実質同一の構造
なので、説明を省略するが、第1実施形態の冷却接着部
30と同様の効果を奏するものである。また、第2実施形
態の包装装置における切断機構は、第1実施形態の切断
機構と実質同一の構造なので、説明を省略するが、第1
実施形態の切断機構と同様の効果を奏するものである。
【0026】上記のごとき構成により、第2実施形態の
包装装置は以下のように動作する。まず、フィルムロー
ルRから繰り出された一続きの包装フィルム2上に、複
数の被包装体1を等間隔で並べられ、この包装フィルム
2は折り畳み部70の観音折りホールドロール71およびセ
ーラー72によって包装フィルム2の長手方向に沿って観
音折りされ、被包装体1は上下から包装フィルム2で挟
まれる。つまり、本発明においては、第1実施形態のご
とく一対のフィルムロールRの包装フィルム2によって
被包装体1を挟んでも、第2実施形態のごとくフィルム
ロールRが1つであっても、包装フィルム2を観音折り
して被包装体1を上下から包装フィルム2で挟んでもよ
い。言い換えれば、被包装体1を包装フィルム2によっ
て上下で挟んでいれば足り、三つ折りやCホールド折り
にしてもよい。
【0027】以降は、第1実施形態に係わる第1の包装
方法と実質同一である。すなわち、図7に示すように、
搬送工程100 において、前記複数の被包装体1を挟んだ
2枚合わせの包装フィルム2は、被包装体1とともに搬
送される。つぎに、フィルム溶解工程120 において、フ
ィルム溶解部20の熱源25a または熱源25b の熱はメッシ
ュベルト23の熱透過部26を透過するので、走行する包装
フィルム2における周囲部分5は、この熱によって溶解
される。他方、フィルム溶解部20の熱源25a 、25b の熱
はメッシュベルト23の熱遮断部24によって遮断されるの
で、走行する包装フィルム2上の被包装体1は、この熱
によって劣化しない。つまり、被包装体1を劣化させず
に、包装フィルム2間の被包装体1の周囲部分5のみを
溶解できる。
【0028】つぎに、冷却接着工程130 において、走行
する包装フィルム2の周囲部分5を上下の前記一対の冷
却シールエンボスロール31の冷却部33によって、包装フ
ィルム2における溶けた周囲部分5を冷却し加圧固化さ
せながら押し付けて冷却接着する。走行する包装フィル
ム2間の被包装体1は冷却シールエンボスロール31の冷
却部33に押し付けられないので、被包装体1は劣化しな
い。つまり、包装フィルム2間の被包装体1の溶解した
周囲部分5を冷却させて加圧固化させるので、2枚合わ
せの包装フィルム2が開くのを防止するとともに、被包
装体1を包装フィルム2で完全に包装し封じ込めること
ができる。
【0029】最後に、切断工程140 において、この包装
フィルム2における前記周囲部分5が切断されると、包
装フィルム2が被包装体1を包み込んだ包装製品が作成
される。
【0030】上記のごとく、第2実施形態の包装装置
は、第1実施形態の包装装置と同様に、包装フィルムを
高速に走行させても包装フィルムを破損させずに確実に
接着でき、製品ロスを減少させて高い歩留まりを維持で
き、製品を大量生産できる。また、第2実施形態の包装
装置は、フィルムロールRが1つであっても、包装フィ
ルム2を観音折りすることによって被包装体1を包装フ
ィルム2で挟むことができるので、装置の省スペース化
を図ることができる。
【0031】つぎに、第3実施形態の包装装置について
説明する。図8は本発明の包装装置の第3実施形態に係
わる概略側面図である。同図に示すように、第3実施形
態の包装装置は、第1実施形態の包装装置と同様に、搬
送機構9と図示しない切断機構との間に、フィルム溶解
部20b 、冷却接着部30が順に設けられており、第1実施
形態の包装装置と異なり、搬送機構9とフィルム溶解部
20b との間に、仮接着部10が設けられている。言い換え
れば、第3実施形態の包装装置は、搬送機構9と切断機
構との間に、仮接着部10、フィルム溶解部20b 、冷却接
着部30が順に設けられており、被包装体1と包装フィル
ム2とがいずれも搬送機構9、仮接着部10、フィルム溶
解部20b 、冷却接着部30、切断機構の順で加工され、被
包装体1が包装フィルム2によって包装されるものであ
る。第3実施形態の包装装置における搬送機構9は、第
1実施形態や第2実施形態の搬送機構9と実質同一の構
造なので、説明を省略するが、第1実施形態の搬送機構
9と同様の効果を奏するものである。
【0032】図9は第3実施形態の包装装置における仮
接着部10の説明図である。同図に示すように、仮接着部
10は上下一対の熱シールロール11がロール間に前記包装
フィルム2を挟む位置に回転自在に設けられており、こ
の熱シールロール11は前記包装フィルム2の走行速度と
同調するものである。この熱シールロール11は、ロール
周面において、凹部14が円周方向に等間隔に多列で設け
られている。熱シールロール11のロール周面において、
前記凹部14以外の部分が、格子状の加熱部13となってい
る。この加熱部13には熱を発生させる図示しない熱芯が
内蔵されているので、加熱部13が高温となる。
【0033】この構成により、仮接着部10は以下に示す
ように動作する。包装フィルム2上の被包装体1が前記
一対の熱シールロール11間に位置しているときには、前
記一対の熱シールロール11の加熱部13は接触しているも
のの被包装体1は凹部14、14間に位置する。このため、
被包装体1は加熱部13によって押さえ付けられたり、加
熱部13の熱によって劣化することはなく、熱シールロー
ル11間を通過する。また、包装フィルム2における周囲
部分5が前記一対の熱シールロール11間に位置している
ときには、前記一対の熱シールロール11の加熱部13が包
装フィルム2の周囲部分5を挟む。このため、前記一対
の熱シールロール11のそれぞれの加熱部13の熱によっ
て、包装フィルム2の周囲部分5を溶かしながら押し付
けて仮接着する。したがって、この仮接着部10は、包装
フィルム2間の被包装体1の周囲部分5を仮接着するこ
とができるので、2枚合わせの包装フィルム2の位置ズ
レを防止できるという効果を奏する。
【0034】図10はフィルム溶解部20b の概略斜視分
解図である。同図に示すように、フィルム溶解部20b
は、前記仮接着された包装フィルム2を挟む位置に上下
一対のフィルム溶解走行部が設けられており、このフィ
ルム溶解走行部によって包装フィルム2の周囲部分5を
溶解させるものである。説明のため図中ではフィルム溶
解走行部は離れて示されているが、前記一対のフィルム
溶解走行部は包装フィルム2に接近して設けられてい
る。このフィルム溶解走行部は一対のロール21が回転自
在に対向させて並設されており、この一対のロール21に
はメッシュベルト23b が巻き掛けられている。このメッ
シュベルト23b は、前記ロール21を回転させると、包装
フィルム2に同調しながら包装フィルム2の走行方向に
走行するものである。このメッシュベルト23b は第1実
施形態や第2実施形態の包装装置のメッシュベルト23a
と実質同一のものを使用しうる。
【0035】前記一対のロール21間には、熱を発生させ
る熱源25b が配設されており、この熱源25b から発せら
れる熱によって包装フィルム2の周囲部分5は溶解す
る。熱源25b は、ホットプレートであって、真鍮、銅、
鉄やアルミニウムなどの金属製のヒータが内蔵されてお
り、通電されるとその金属の電気抵抗によって熱を発生
させるものであり、電流の大きさを調整することによっ
て熱の温度を調整できる。もちろん、熱源25b には第1
実施形態の熱源25a の熱風吹き出し装置を用いてもよ
く、種々の装置を用いうる。
【0036】このフィルム溶解部20b のロール21b を回
転させると、メッシュベルト23b が包装フィルム2と同
一方向かつ同調しながら走行する。このため、熱源25b
の熱はメッシュベルト23b の熱透過部26を透過し、この
熱は包装フィルム2の周囲部分5を常に溶解させる。他
方、熱源25b の熱はメッシュベルト23b の熱遮断部24b
によって遮断されるので、包装フィルム2上の被包装体
1は常に熱されることなく、劣化しない。つまり、フィ
ルム溶解部20は、被包装体1を劣化させずに、包装フィ
ルム2上の隣接する被包装体1の間の周囲部分5のみを
溶解できるという効果を奏する。
【0037】図11は第3実施形態の包装装置における
冷却接着部30の説明図である。第3実施形態の包装装置
における冷却接着部30は、第1実施形態や第2実施形態
の冷却接着部30と実質同一の構造なので、図示するにと
どめ説明を省略するが、第1実施形態や第2実施形態の
冷却接着部30と同様の効果を奏するものである。第3実
施形態の包装装置における切断機構は、第1実施形態や
第2実施形態の切断機構と実質同一の構造なので、説明
を省略するが、第1実施形態や第2実施形態の切断機構
と同様の効果を奏するものである。
【0038】上記のごとき構成により、第3実施形態の
包装装置は以下のように動作する。図13は本発明の第
2の包装方法のフローチャートである。同図に示すよう
に、本発明の第2の包装方法は搬送工程100 と切断工程
140 との間に、仮接着工程110 、フィルム溶解工程120
、冷却接着工程130 が順に行われることが特徴であ
る。
【0039】本発明の第2の包装方法によると、まず、
搬送工程100 において、フィルムロールRから繰り出さ
れた一続きの包装フィルム2の走行方向に沿わせて、複
数の被包装体1を等間隔で順次搬送し、仮接着工程110
において、走行する包装フィルム2の周囲部分5を上下
の前記一対の熱シールロール11の加熱部13で挟み、この
加熱部13の熱によって、包装フィルム2における周囲部
分5のみを溶かしながら押し付けて仮接着する。走行す
る包装フィルム2上の被包装体1は加熱部13に押し付け
られないので、被包装体1は劣化しない。したがって、
2枚合わせの包装フィルム2の位置ズレを確実に防止で
きる。
【0040】つぎに、フィルム溶解工程120 において、
フィルム溶解部20b の熱源25b の熱はメッシュベルト23
b の熱透過部26b を透過するので、走行する包装フィル
ム2における周囲部分5は、この熱によって溶解され
る。他方、フィルム溶解部20bの熱源25b の熱はメッシ
ュベルト23b の熱遮断部24b によって遮断されるので、
走行する包装フィルム2上の被包装体1は、この熱によ
って劣化しない。つまり、被包装体1を劣化させずに、
包装フィルム2間の被包装体1の周囲部分5のみを溶解
できる。
【0041】つぎに、冷却接着工程130 において、走行
する包装フィルム2の周囲部分5を上下の前記一対の冷
却シールエンボスロール31の冷却部33によって、包装フ
ィルム2における溶けた周囲部分5を冷却し加圧固化さ
せながら押し付けて冷却接着する。走行する包装フィル
ム2間の被包装体1は冷却シールエンボスロール31の冷
却部33に押し付けられないので、被包装体1は劣化しな
い。つまり、包装フィルム2間の被包装体1の溶解した
周囲部分5を冷却させて加圧固化させるので、2枚合わ
せの包装フィルム2が開くのを防止するとともに、被包
装体1を包装フィルム2で完全に包装し封じ込めること
ができる。
【0042】最後に、切断工程140 において、この包装
フィルム2における前記周囲部分5が切断されると、包
装フィルム2が被包装体1を包み込んだ包装製品が作成
される。
【0043】上記のごとく、本発明の第3実施形態の包
装装置は、包装フィルムを高速に走行させても包装フィ
ルムを破損させずに確実に接着でき、製品ロスを減少さ
せて高い歩留まりを維持でき、製品を大量生産できる。
しかも、2枚合わせの包装フィルム2の位置ズレを確実
に防止できるので、第1実施形態や第2実施形態の包装
装置よりも、高速に運転することができ、製品を大量生
産できる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の包装装置によれば、包装フィ
ルムを高速に走行させても包装フィルムを破損させずに
確実に接着でき、製品ロスを減少させて高い歩留まりを
維持でき、製品を大量生産できる。請求項2の包装装置
によれば、包装フィルムを高速に走行させても包装フィ
ルムを破損させずに確実に接着でき、製品ロスを減少さ
せて高い歩留まりを維持でき、より効率よく製品を大量
生産できる。請求項3の包装装置によれば、包装フィル
ム上の隣接する間の周囲部分を仮接着することができる
ので、2枚合わせの包装フィルムの位置ズレを防止でき
る。請求項4の包装装置によれば、被包装体を劣化させ
ずに、包装フィルム上の隣接する間の周囲部分を溶解で
きる。請求項5の包装装置によれば、包装フィルムの溶
解した周囲部分を冷却させて加圧固化させるので、2枚
合わせの包装フィルムが開くのを防止するとともに、被
包装体を包装フィルムで完全に包装し封じ込めることが
できる。請求項6の包装方法によれば、包装フィルムを
高速に走行させても包装フィルムを破損させずに確実に
接着でき、製品ロスを減少させて高い歩留まりを維持で
き、製品を大量生産できる。請求項7の包装方法によれ
ば、包装フィルムを高速に走行させても包装フィルムを
破損させずに確実に接着でき、製品ロスを減少させて高
い歩留まりを維持でき、より効率よく製品を大量生産で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装装置の第1実施形態に係わる概略
側面図である。
【図2】本発明の包装装置の第1実施形態に係わる概略
斜視図である。
【図3】本発明の包装装置の第2実施形態に係わる概略
側面図である。
【図4】本発明の包装装置の第2実施形態に係わる概略
斜視図である。
【図5】本発明の包装装置の第2実施形態に係わる他の
例の概略側面図である。
【図6】包装経過を示す模式図である。
【図7】本発明の第1の包装方法のフローチャートであ
る。
【図8】本発明の包装装置の第3実施形態に係わる概略
側面図である。
【図9】仮接着部10の説明図である。
【図10】フィルム溶解部20の概略斜視分解図である。
【図11】冷却接着部30の説明図である。
【図12】被包装体1の搬送説明図であって、(A)は
行列形、(B)は千鳥形である。
【図13】本発明の第2の包装方法のフローチャートで
ある。
【図14】従来の包装装置の概略側面図である。
【図15】従来の包装方法のフローチャートである。
【符号の説明】 1 被包装体 2 包装フィルム 5 周囲部分 10 仮接着部 9 搬送機構 10P 熱シール機構 11 熱シールロール 13 加熱部 20a フィルム溶解部 20b フィルム
溶解部 21 ロール 23a メッシュベ
ルト 23b メッシュベルト 24 熱遮断部 25a 熱源 25b 熱源 26 熱透過部 30 冷却接着部 31 冷却シール
エンボスロール 33 冷却部 40 切断機構 100 搬送工程 110 仮接着工
程 120 フィルム溶解工程 130 冷却接着
工程 140 切断工程 R フィルムロール

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムロールから繰り出された一続きの
    包装フィルムの走行方向に沿わせて、複数の被包装体を
    等間隔で順次搬送する搬送機構と、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を熱
    シールする熱シール機構と、 前記包装フィルムにおける熱シールされた前記周囲部分
    を切断する切断機構とからなる包装装置であって、 前記熱シール機構が、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を熱
    によって溶解させるフィルム溶解部と、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の溶解した周囲
    部分を冷却し、加圧固化させる冷却接着部とからなるこ
    とを特徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】フィルムロールから繰り出された一続きの
    包装フィルムの走行方向に沿わせて、複数の被包装体を
    等間隔で順次搬送する搬送機構と、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を熱
    シールする熱シール機構と、 前記包装フィルムにおける熱シールされた前記周囲部分
    を切断する切断機構とからなる包装装置であって、 前記熱シール機構が、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を仮
    接着する仮接着部と、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を熱
    によって溶解させるフィルム溶解部と、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の溶解した周囲
    部分を冷却し、加圧固化させる冷却接着部とからなるこ
    とを特徴とする包装装置。
  3. 【請求項3】前記仮接着部が、ロール周面において加熱
    部を格子状に備えた回転自在な一対の熱シールロールか
    らなり、該一対の熱シールロール間を前記包装フィルム
    が走行し、前記加熱部によって前記包装フィルムにおけ
    る周囲部分を仮接着することを特徴とする請求項2記載
    の包装装置。
  4. 【請求項4】前記フィルム溶解部が、熱を発生させる熱
    源と、該熱源と包装フィルムとの間を走行するメッシュ
    ベルトとからなり、 該メッシュベルトには該メッシュベルトの走行方向にお
    いて熱透過部と熱遮断部とが交互に設けられたことを特
    徴とする請求項1または2記載の包装装置。
  5. 【請求項5】前記冷却接着部が、ロール周面において冷
    却部を格子状に備えた回転自在な一対の冷却シールエン
    ボスロールからなり、該一対の冷却シールエンボスロー
    ル間を前記周囲部分が溶解された前記包装フィルムが走
    行し、前記冷却部によって前記周囲部分を加圧固化する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の包装装置。
  6. 【請求項6】フィルムロールから繰り出された一続きの
    包装フィルムの走行方向に沿わせて、複数の被包装体を
    等間隔で順次搬送し、 前記包装フィルム間の前記被包装体の周囲部分をフィル
    ム溶解し、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の溶解した周囲
    部分を冷却固化し、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を切
    断することを特徴とする包装方法。
  7. 【請求項7】フィルムロールから繰り出された一続きの
    包装フィルムの走行方向に沿わせて、複数の被包装体を
    等間隔で順次搬送し、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を仮
    接着し、 前記包装フィルム上の前記被包装体の周囲部分をフィル
    ム溶解し、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の溶解した周囲
    部分を冷却固化し、 前記包装フィルムにおける前記被包装体の周囲部分を切
    断することを特徴とする包装方法。
JP7140596A 1996-03-01 1996-03-01 包装装置およびその包装方法 Expired - Fee Related JP2843014B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7140596A JP2843014B2 (ja) 1996-03-01 1996-03-01 包装装置およびその包装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7140596A JP2843014B2 (ja) 1996-03-01 1996-03-01 包装装置およびその包装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09240611A JPH09240611A (ja) 1997-09-16
JP2843014B2 true JP2843014B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=13459581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7140596A Expired - Fee Related JP2843014B2 (ja) 1996-03-01 1996-03-01 包装装置およびその包装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2843014B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09240611A (ja) 1997-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2795832B2 (ja) サニタリー用品の包装装置およびその包装方法
SK102894A3 (en) Device for food packing and method for manufacture of separately packing slices
HU218476B (hu) Tépőszalag és kombinált csomagolóeszköz, valamint eljárás csomagolóeszköz előállítására
JPH10179444A (ja) 紙おしぼり製造装置、紙おしぼり包装装置およびこれらを組み合わせた紙おしぼり製品製造設備とその製造方法
KR100346888B1 (ko) 위생제품 제조설비
JPH08301239A (ja) 弁当箱用包装体の包装方法及び装置
JP2843014B2 (ja) 包装装置およびその包装方法
KR100952756B1 (ko) 롤형 비닐 포장지 제조장치 및 그 비닐 포장지
JP2007039050A (ja) エンドシール装置および四方シール包装機
US4696147A (en) Film tubing device for use in packaging apparatus
JP4524366B2 (ja) 二重包装シートのための包装機
JP6121039B1 (ja) 底ガゼット付き袋体の製造方法
JP3790012B2 (ja) 断裂開放用ストリップをフィルムウエブと熱融着する装置
GB2202789A (en) Sealing device for machines producing filter sachets containing infusion products
JP3276600B2 (ja) 母乳パッド製品の製造装置
JP3486861B2 (ja) 包装機における溶断シール装置
CA2204622C (en) Packaging apparatus and method for preventing separation of package seals
JP2002159271A (ja) 包装飯塊
JPH0532226A (ja) 包装装置
JP3576949B2 (ja) ヒートシール装置
JPS63272680A (ja) 商品集積包装体及びその製造方法
JP3839542B2 (ja) 縦型製袋充填包装方法におけるエンドシールの強化方法
JP2738792B2 (ja) 容器の包装方法およびそれに使用する包装装置
JP2001315708A (ja) 充填包装機
JP2576328Y2 (ja) 包装機における熱シーラー装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees