JP2842408B2 - 部品供給テープ構造 - Google Patents

部品供給テープ構造

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JP2842408B2
JP2842408B2 JP8250108A JP25010896A JP2842408B2 JP 2842408 B2 JP2842408 B2 JP 2842408B2 JP 8250108 A JP8250108 A JP 8250108A JP 25010896 A JP25010896 A JP 25010896A JP 2842408 B2 JP2842408 B2 JP 2842408B2
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carrier tape
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carrier
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誠二郎 岡
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバーテープが不
要である部品供給キャリアテープの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面実装部品(以下、部品とい
う)供給する部品供給キャリアテープ(以下、キャリア
テープという)は、図5に示すようにキャリアテープ6
から部品3が離脱しないようにするために、部品3が収
納されたキャリアテープ6のくぼみ7をカバーテープ8
で塞ぐ構造等が広く用いられている。また、図4に示す
ところのキャリアテープ6を部品供給装置13へ取り付
けた状態においては、供給リール9にはキャリアテープ
6が連続して収納されており、ここからキャリアテープ
6を引き出して部品供給装置13へ装着し、その後、部
品搭載ノズル11によってキャリアテープ6から部品3
を取り出すが、図5に拡大して示す部分Cにおいて、部
品搭載ノズル11が部品3を取り出す直前にカバーテー
プ8をキャリアテープ6から剥がし、カバーテープ巻取
機構10により逐次巻き取っている。
【0003】一方、カバーテープが不要なキャリアテー
プ構造として、くぼみの上部へ弾性舌片や爪を設けて部
品を保持する方法(特開平5−305985号公報)
や、くぼみの側壁面へリブまたは突起を設けて部品を保
持する方法(実開昭63−105677号公報、実開平
4−10067号公報)が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の構造で
は、図4および図5に示すように、キャリアテープ6の
くぼみ7をカバーテープ8で塞ぐ場合は、部分Cにおい
て、キャリアテープ6から部品3を取り出す直前にカバ
ーテープ8を剥がす必要があり、かつキャリアテープ6
を部品供給装置13へ取り付けるにはカバーテープ巻取
機構10が必要である。さらにカバーテープ8を巻き取
るための準備としてキャリアテープ6の先端に数十セン
チの空キャリア部12が必要であり、もしこの部分がな
い場合は部品3を捨てて空キャリア部12を設けるため
に無駄が生じるという欠点がある。
【0005】一方、カバーテープが不要なキャリアテー
プ構造として、キャリアテープのくぼみの上部へ弾性舌
片や爪を設けて部品を保持する方法(特開平5−305
985号公報)や、キャリアテープのくぼみの側壁面へ
突起を設けて部品を保持する方法(実開昭63−105
677号公報、実開平4−10067号公報)では、い
ずれもキャリアテープのくぼみの上部にある弾性舌片や
キャリアテープくぼみの側壁面にあるリブまたは突部が
部品に摩擦力を与えて部品が容易に取り出せないことが
あったり、部品を取り出しやすくするためにキャリアテ
ープ全体の形状や爪を変形させたり、キャリアテープの
底部からイジェクタを出すなどして部品供給装置に対し
て特殊な構造が必要であるという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、上記従来の欠点に鑑み、
キャリアテープにカバーテープを不要とし、そりに伴な
いカバーテープ巻取機構や空キャリア部を必要としない
部品供給テープ構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の部品供給テープ
構造は、表面実装部品を供給する部品供給キャリアテー
プにおいて、キャリアテープの有する複数のくぼみの中
に前記表面実装部品を弾性保持するための爪をそれぞれ
一対ずつ設け、かつこれらの爪は前記表面実装部品の過
度の押し付け力によって破壊し弾性保持力を失うべくし
たものであり、また前記爪と前記キャリアテープの接続
部にこの接続部が容易に破壊されうる溝を設けている。
【0008】すなわち、部品供給装置へ部品を収納する
キャリアテープにおいて、キャリアテープ(図1の1、
以下すべて図1)に設けた複数のくぼみ(2)の中に、
部品(3)を保持するためにそれぞれ一対ずつ設けら
れ、かつ弾性を有する爪(4)を備えており、これによ
り部品(3)を弾性保持している。したがって、キャリ
アテープ(1)から部品(3)が離脱しないようにるた
めのカバーテープが不要である。またキャリアテープ
(1)から部品(3)を取り出す際は、部品(3)をキ
ャリアテープ(1)のくぼみ(2)側へ強く押し付ける
ことにより爪(4)が破壊し、部品(3)の保持力を失
ってキャリアテープ(1)から部品(3)が離脱するた
め、部品供給装置から部品(3)を取り出しやすくする
ための特殊な機構が必要ない。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態を示す斜視図で
ある。
【0011】図1に示す部品供給テープ構造は、キャリ
アテープ1に設けた複数のくぼみ2の中に、部品3を保
持するためにそれぞれ一対ずつ設けられ、かつ弾性を有
する爪4を備えており、これらの爪4により部品3を弾
性保持してる。爪4はキャリアテープ1を製造する過程
においてキャリアテープ1のくぼみ2とともに一体成形
されることにより付加されるものであり、材質としては
熱可塑性の合成樹脂が最適である。また、実際の形態と
して爪4とキャリアテープ1の接続部において、容易に
接続部が破壊されうる溝5を設けることにより、爪4は
上部から加わる力に対してある程度の弾力性を持ってい
るが、更に、強い力が加わると溝5の部分から爪4は破
壊し、部品3の保持力を全く失うという特性を持ってい
る。
【0012】図2は図1の構造においてキャリアテープ
1のくぼみ2へ部品3を保持する状態を示す断面図であ
る。キャリアテープ1のくぼみ2へ部品3を置く際は、
キャリアテープ1の上部から部品3を方向Aから爪4が
破壊する手前まで押し込み、そこで部品3の押し込みを
終了すると爪4は自らの弾性力により元の形状に戻り、
その結果、キャリアテープ1のくぼみ2へ部品3を弾性
的に保持することができる。したがって、図5に示した
ようなキャリアテープ6から部品3が離脱しないように
するために設けていたカバーテープ8が不要である。
【0013】図3は図1の構造においてキャリアテープ
1から部品3を離脱するときの状態を示す断面図であ
る。今、キャリアテープ1のくぼみ2に爪4によって保
持された部品3を取り出す際は、部品3を図2で示した
方向Aから矢印Bのごとくキャリアテープ1のくぼみ2
側へ強く押し付ける操作だけで図1に示した溝5の部分
から簡単に爪4が破壊し、部品3を保持する力を全く失
ってキャリアテープ1から部品3が離脱する。部品3は
爪4による摩擦力等の影響を受けないでキャリアテープ
1から取り出すことができるため、部品供給装置が部品
3を取り出しやすくするための特殊な機構が必要ない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の部品供給テ
ープ構造は、部品供給装置へ部品を収納するキャリアテ
ープに設けた複数のくぼみの中に、部品を弾性保持する
ためにそれぞれ一対ずつ設けられ、かつ弾性を有する爪
を備えることにより、キャリアテープから部品が離脱し
ないようにするためのカバーテープが不要で、かつカバ
ーテープの巻き取りが不要となるため、キャリアテープ
を部品供給装置へ取り付けるにはカバーテープを巻き取
る機構が不要であり、部品供給装置への取り付けが容易
である。またキャリアテープを部品供給装置へ取り付け
る際にはカバーテープを巻き取るための空キャリア部が
不要となり、部品の無駄が生じない。さらに、部品供給
装置において部品を取り出しやすくするための特殊な機
構が必要ない、など多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す部品供給テープ構造
の斜視図である。
【図2】図1の構造においてキャリアテープのくぼみへ
部品を保持する状態を示す断面図である。
【図3】図1の構造においてキャリアテープから部品を
離脱するときの状態を示す断面図である。
【図4】従来のキャリアテープ用部品供給装置の使用状
態を示す側面図である。
【図5】図4の部分Cを拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1,6 キャリアテープ 2,7 くぼみ 3 部品 4 爪 5 溝 8 カバーテープ 9 供給リール 10 カバーテープ巻取機構 11 部品搭載ノズル 12 空キャリア部 13 部品供給装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面実装部品を供給する部品供給キャリ
    アテープにおいて、キャリアテープの有する複数のくぼ
    みの中に前記表面実装部品を弾性保持するための爪をそ
    れぞれ一対ずつ設け、かつこれらの爪は前記表面実装部
    品の過度の押し付け力によって破壊し弾性保持力を失う
    べくしたことを特徴とする部品供給テープ構造。
  2. 【請求項2】 前記爪と前記キャリアテープの接続部に
    この接続部が容易に破壊されうる溝を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の部品供給テーブ構造。
JP8250108A 1996-09-20 1996-09-20 部品供給テープ構造 Expired - Lifetime JP2842408B2 (ja)

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JPH1095489A JPH1095489A (ja) 1998-04-14
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Effective date: 19980922