JP2842115B2 - 接点開閉装置 - Google Patents

接点開閉装置

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JP2842115B2
JP2842115B2 JP34839692A JP34839692A JP2842115B2 JP 2842115 B2 JP2842115 B2 JP 2842115B2 JP 34839692 A JP34839692 A JP 34839692A JP 34839692 A JP34839692 A JP 34839692A JP 2842115 B2 JP2842115 B2 JP 2842115B2
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直樹 金本
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサー負荷やラ
ンプ負荷等の突入電流の大きな負荷を開閉する電磁リレ
ー等に使用される接点開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接点開閉装置として、図
15に示す構成のものが存在する。
【0003】A はアーク用接点ブロックで、タングステ
ン等の耐溶着性良好な一対のアーク用接点A1,A2 を有し
ている。すなわち、固定側アーク用接点A1が平板状の絶
縁基台C に立設された固定側接点板A3の一端部に固着さ
れ、また可動側アーク用接点A2が絶縁基台C に立設され
た可動側接点端子A4の一端部に基端部を固定されたばね
性を有する可動側接点板A5の先端部に固着され、これら
一対のアーク用接点A1,A2 は、互いに接離可能なよう、
所定の接点間隔を有して対向している。
【0004】B は低抵抗接点ブロックで、銀等の一対の
低抵抗接点B1,B2 を有している。すなわち、固定側低抵
抗接点B1が平板状の絶縁基台C に立設された固定側接点
板B3の一端部に固着され、また可動側低抵抗接点B2が絶
縁基台C に立設された可動側接点端子B4の一端部に基端
部を固定されたばね性を有する可動側接点板B5の先端部
に固着され、これら一対の低抵抗接点B1,B2 は、互いに
接離可能なよう、所定の接点間隔を有して対向してい
る。
【0005】これら両接点ブロックA,B は、絶縁基台C
の内部で、両固定側接点板A3,B3 及び両可動側接点端子
A4,B4 を接続して互いに並列回路に形成されるととも
に、電磁石等の駆動装置D に応動する駆動部材D1によっ
て、可動側接点板A5及びB5が駆動され、アーク用接点
A1,A2 が低抵抗接点B1,B2 に比べて閉成動作時には先に
接触し開成動作時には後に開離するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の接点開
閉装置にあっては、両接点ブロックA,B は、アーク用接
点A1,A2 が低抵抗接点B1,B2 に比べて閉成動作時には先
に接触し開成動作時には後に開離するから、接点開閉動
作時に耐溶着性良好なアーク用接点A1,A2 がアークを負
担し、接点接触状態では低抵抗接点B1,B2 を通して負荷
電流が流れ温度上昇を抑えることができる。
【0007】しかしながら、アーク用接点A1,A2 は、接
点の閉成時の投入アーク及び開離時の遮断アークの両ア
ークを負担するから、アークを負担しない低抵抗接点
B1,B2に比べて接点消耗量が大きく、アーク用接点A1,A
2 と低抵抗接点B1,B2 とが閉成するときの投入時間差が
小さくなってくる。そうすると、低抵抗接点B1,B2 の閉
成時に、アーク用接点A1,A2 が接点バウンスを起こして
いる可能性が高いから、その接点バウンスが例え短い場
合でも、低抵抗接点B1,B2 にコンデンサー負荷やランプ
負荷等の突入電流の大きな負荷による大きな投入アーク
が発生して接点が溶着する危険がある。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、より耐溶着性に優れた接
点開閉装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の接点開閉装置は、接離可能な固定側及
び可動側の耐溶着性良好なアーク用接点をそれぞれの接
点板に設けたアーク用接点ブロックと、接離可能な固定
側及び可動側の低抵抗接点をそれぞれの接点板に設けた
低抵抗接点ブロックと、を備え、両接点ブロックは、互
いに並列回路に形成されるとともに、駆動部材によりそ
れぞれの可動側接点板を駆動され、接点閉成動作時にア
ーク用接点が低抵抗接点に比べて先に接触する接点開閉
装置において、接点閉成動作時には、先に接触したアー
ク用接点が低抵抗接点の接触後に再び開離して閉成状態
では低抵抗接点のみで通電を行い、接点開離動作時に
は、低抵抗接点のみで電気的な遮断を行うようなした構
成にしてある。
【0010】また、前記アーク用接点ブロックは、アー
ク用接点の開離した状態を可動側接点板の自然位置とす
るとともに、接点の接離方向と略直交する方向において
可動側接点から離れた位置に質量体を設け、その質量体
の可動側接点板に働く慣性力でもって前記接点閉成動作
を行うようなした構成にしてもよい。
【0011】また、前記アーク用接点ブロックは、駆動
部材が可動側接点板を押圧駆動するとともに途中で可動
側接点板から外れることによって、前記接点閉成動作を
行うようなした構成にしてもよい。
【0012】また、前記アーク用接点ブロックは、途中
で反転動作する反転ばねが可動側接点板に設けられ、そ
の反転動作によって前記接点閉成動作を行うようなした
構成にしてもよい。
【0013】また、前記アーク用接点ブロックは、駆動
部材に応動し途中で駆動部材と逆方向に可動側接点板を
駆動する第2の駆動部材が設けられ、その第2の駆動部
材によって前記接点閉成動作を行うようなした構成にし
てもよい。
【0014】
【作用】本発明の接点開閉装置によれば、接点閉成動作
時におけるコンデンサー負荷やランプ負荷等の突入電流
の大きな負荷による大きな投入アークは、先に接触する
アーク用接点が負担するとともに、そのアーク用接点は
低抵抗接点が接触した後に再び開離して接点開離動作時
の比較的小さな遮断アークは低抵抗接点で負担するか
ら、アーク用接点及び低抵抗接点の両接点共に接点消耗
が生じることになり、従って、アーク用接点で両アーク
を負担する場合に比べて両接点の投入時間差が小さくな
るのを防ぎ、よって耐溶着性能の低い低抵抗接点に大き
な投入アークが発生することなく、より耐溶着性に優れ
たものとなる。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図3に基づい
て以下に説明する。
【0016】1 はアーク用接点ブロックで、タングステ
ン等の耐溶着性良好な一対のアーク用接点1a,1b を有し
ている。すなわち、固定側アーク用接点1aが平板状の絶
縁基台3 に立設された固定側接点板1cの一端部に固着さ
れ、また可動側アーク用接点1bが絶縁基台3 に立設され
た可動側接点端子1dの一端部に基端部を固定されたばね
性を有する可動側接点板1eの先端部に固着され、これら
一対のアーク用接点1a,1b は、互いに接離可能なよう、
所定の接点間隔を有して対向し、かつその対向して開離
した状態のときに可動側接点板1eが自然位置となってい
る。
【0017】そして、可動側接点板1eの先端部からは、
その長手方向に向かってさらに延設片1fが設けられると
ともに、その延設片1fの先端には所定の重さを有する質
量体1gが固着されている。つまり、アーク用接点ブロッ
ク1 は、接点の接離方向と略直交する方向において可動
側アーク用接点1bから離れた位置に質量体1gを設けてい
ることになる。
【0018】2 は低抵抗接点ブロックで、銀等の一対の
低抵抗接点2a,2b を有している。すなわち、固定側低抵
抗接点2aが平板状の絶縁基台3 に立設された固定側接点
板2cの一端部に固着され、また可動側低抵抗接点2bが絶
縁基台3 に立設された可動側接点端子2dの一端部に基端
部を固定された可動接点板2eの先端部に固着され、これ
ら一対の低抵抗接点2a,2b は、互いに接離可能なよう、
所定の接点間隔を有して対向している。
【0019】これら両接点ブロック1,2 は、絶縁基台3
の内部で、両固定側接点板1c,2c 及び両可動側接点端子
1d,2d をそれぞれ接続して互いに並列回路に形成される
とともに、電磁石等の駆動装置4 に応動する駆動部材5
の駆動部5a及び5bによって、可動側接点板1e及び2eがそ
れぞれ駆動される。
【0020】その動作状態を図2に基づいて説明する。
まず、接点閉成動作を説明すると、図2(a) では、一方
のアーク用接点ブロック1 は、可動側接点板1eが駆動部
材5の駆動部5aに押圧されてアーク用接点1a,1b が開離
し、他方の低抵抗接点ブロック2 は、可動側接点板2eが
自己のばね力で駆動部材5 の駆動部5bに当接するととも
に低抵抗接点2a,2b もやはり開離している。次いで、駆
動部材5 が矢示方向へ可動すると、アーク用接点ブロッ
ク1 は、可動側接点板1eが自己のばね力で駆動部材5 に
追従して同図(b) に示す自然位置に到達する。つまり、
この時点以降は可動側接点板1eは駆動部材5 に対してば
ね力が働かずに、駆動部材5 は可動側接点板1eから離れ
て行く。しかしながら、可動側接点板1eは可動側接点1b
から離れた位置に質量体1gが固着されているから、同図
(c) に示すように、質量体1gによる慣性力が働いて可動
側接点1bが固定側接点1aに接触する。このとき低抵抗接
点2a,2b はまだ開離したままの状態にある。次いで、さ
らに駆動部材5 が可動すると、同図(d) に示すように、
低抵抗接点2a,2b が接触するとともに、一方のアーク用
接点1a,1b にはさらに質量体1gの慣性力が働いて接触圧
が大きくなって接点バウンスも抑制される。次いで、同
図(e) に示すように、アーク用接点1a,1b は、質量体1g
の慣性力の反動による可動側接点板1eの揺り返しでもっ
て開離し、最終的には同図(f) に示すように、可動側接
点板1eは同図(b) と同じ自然位置で静止するとともに、
低抵抗接点2a,2b は、可動側接点板2eが駆動部材5 の駆
動部5bに押圧されて所定の接触圧になって完全な閉成状
態に至り、接点閉成動作が終了する。
【0021】また、接点開離動作については、駆動部材
5 が逆方向に可動されると、一方のアーク用接点ブロッ
ク1 は、駆動部材5 の駆動部5aに押圧駆動されることに
より、アーク用接点1a,1b が開離した同図(f) の状態か
ら途中で閉成状態になることなくそのまま同図(a) の状
態に戻るとともに、他方の低抵抗接点ブロック2 は、同
図(f) の状態から逆の経路を経て同図(a) の状態に戻
る。
【0022】以上のようにして、接点閉成動作時には、
アーク用接点1a,1b は、低抵抗接点2a,2b に比べて先に
接触し、かつ低抵抗接点2a,2b が接触した後に再び開離
して閉成状態では低抵抗接点2a,2b のみで通電を行い、
また接点開離動作時には、低抵抗接点2a,2b のみで電気
的な遮断を行うようになっている。
【0023】かかる接点開閉装置にあっては、接点閉成
動作時におけるコンデンサー負荷やランプ負荷等の突入
電流の大きな負荷による大きな投入アークは、先に接触
するアーク用接点1a,1b が負担するとともに、そのアー
ク用接点1a,1b は低抵抗接点2a,2b が接触した後に再び
開離して接点開離動作時の比較的小さな遮断アークは低
抵抗接点2a,2b で負担するから、アーク用接点1a,1b 及
び低抵抗接点2a,2b の両接点共に接点消耗が生じること
になり、従って、アーク用接点1a,1b で両アークを負担
する従来例の場合に比べて両接点の投入時間差が小さく
なるのを防ぐことができるという効果を奏するものとな
る。
【0024】この動作状態を、図3に示したばね負荷カ
ーブによりさらに詳説する。横軸が駆動部材5 のストロ
ークで、縦軸が駆動部材5 に働くばね負荷力である。ま
ず、従来例の場合を実線で示してあり、接点閉成動作に
おいて、アーク用接点がB点で接触し、また低抵抗接点
がD点で接触して、最終的にE点に至る。そしてアーク
用接点は、接点の投入及び遮断の両アークを負担するこ
とによって消耗すると、接触ポイントのB点がF点に変
化し、ばね負荷が破線で示すように移動する。そうする
と、両接点の投入時間差となるストローク差がΔX1から
とΔX2へと小さくなり、前述したように低抵抗接点にコ
ンデンサー負荷やランプ負荷等の突入電流の大きな負荷
による大きな投入アークが発生して接点が溶着する危険
がある。
【0025】ところが、本実施例の場合は、前述したよ
うに接点消耗がアーク用接点だけでなく低抵抗接点にも
生じ、しかもアーク用接点の消耗が低抵抗接点の負担す
る分だけ少なくなるので、アーク用接点は接触ポイント
一点鎖線で示すばね負荷上であって従来例におけるB
点及びF点の略中間であるG点となり、また低抵抗接点
の接触ポイントが同じばね負荷上のH点となる。そうす
ると、両接点の投入時間差となるストローク差がΔX3
なる。そして、このΔX3は従来例で示した未消耗の場合
のΔX1を略平行移動させた状態であって略同程度の値と
なるので、投入時間差が従来例のように小さくなるのを
防止していることがわかる。
【0026】従って、接点閉成動作時に、アーク用接点
が接点バウンスを起こしていても、低抵抗接点の接触時
には、その接点バウンスも確実になくなっており、よっ
て耐溶着性能の低い低抵抗接点に大きな投入アークが発
生することなく、より耐溶着性に優れたものとなる。
【0027】また、本実施例では、質量体1gの慣性力が
働くことによって、図2(d) に示すように、アーク用接
点1a,1b のローリング量が多くなるので、それだけ耐溶
着性が一層優れたものとなる。
【0028】なお、本実施例では、質量体1gは、可動側
接点板1eの先端部に設けた延設片1fに固着されている
が、この延設片1fを図4に示すように細くしてばね定数
を小さくすると、質量体1gの慣性力がさらに大きく働
き、アーク用接点1a,1b の接触時間が長く、確実な接触
となり、接点閉成動作時に、低抵抗接点にアークが発生
する危険がより少なくなり、さらに耐溶着性が向上す
る。
【0029】また、質量体1gの材質は何でもよいが、質
量が大きいほどその効果が大きいことから、密度の高い
金属等が望ましい。また、質量体1gの固着手段は、接
着、溶接、かしめ、埋め込み等何でもよい。
【0030】次に、第2実施例を図5及び図6に基づい
て説明する。なお、第1実施例と基本的に機能が同じ部
材には、同じ符号を付してある。
【0031】アーク用接点ブロック1 は、一対のアーク
用接点1a,1b を有し、すなわち、固定側アーク用接点1a
が平板状の絶縁基台3 に立設された固定側接点板1cの一
端部に固着され、また可動側アーク用接点1bが絶縁基台
3 に立設されたばね性を有する可動側接点板1eの先端部
に固着され、これら一対のアーク用接点1a,1b は、互い
に接離可能なよう、所定の接点間隔を有して対向してい
る。また、可動側接点板1eの固定側接点板1cと反対側に
は、可動側接点板1eの動きを規制する規制部材1hが絶縁
基台3 に立設されている。
【0032】低抵抗接点ブロック2 は、一対の低抵抗接
点2a,2b を有し、すなわち、固定側低抵抗接点2aが平板
状の絶縁基台3 に立設された固定側接点板2cの一端部に
固着され、また可動側低抵抗接点2bが絶縁基台3 に立設
された可動接点板2eの先端部に固着され、これら一対の
低抵抗接点2a,2b は、互いに接離可能なよう、所定の接
点間隔を有して対向している。
【0033】これら両接点ブロック1,2 は、図示してい
ないが絶縁基台3 の内部で、両固定側接点板1c,2c 及び
可動接点板1e,2e をそれぞれ接続して互いに並列回路に
形成されている。そして、電磁石等の駆動装置4 に応動
する駆動部材5 は、丸ピン状の駆動部5aがアーク用接点
ブロック1 の可動側接点板1eの先端部に若干引っ掛かっ
た状態で押圧駆動し、また平坦状の駆動部5bが低抵抗接
点ブロック2 の可動側接点板2eの先端部を押圧駆動する
ようになっている。
【0034】その駆動する状態を図6に示したばね負荷
カーブにより説明する。接点閉成動作において、駆動部
材5 が図6の矢示方向に可動すると、アーク用接点1a,1
b がA点で接触し、また低抵抗接点2a,2b がB点で接触
し、C点まで進む。この時点で、アーク用接点ブロック
1 の可動側接点板1eの先端部を押圧駆動している駆動部
材5 の丸ピン状の駆動部5aが、若干引っ掛かった状態に
あった可動側接点板1eの先端部を乗り越えて外れること
によってアーク用接点1a,1b が開離してD点に移り、最
終的にE点に至る。また、接点開離動作においては、ア
ーク用接点1a,1b はすでに開離しているために、破線で
示すようにD点を経てF点で低抵抗接点2a,2b が開離
し、次いでG点で駆動部5aが、アーク用接点ブロック1
の可動側接点板1eの先端部に接触する。ところが、可動
側接点板1eは規制部材1hにより動きを規制されているか
ら、H点で再び駆動部5aが可動側接点板1eの先端部を乗
り越えて外れてI点に移り、次の接点閉成動作に備える
ことになる。
【0035】かかる接点開閉装置にあっても、上記した
ように、接点閉成動作時には、アーク用接点1a,1b は、
低抵抗接点2a,2b に比べて先に接触し、かつ低抵抗接点
2a,2b が接触した後に再び開離して閉成状態では低抵抗
接点2a,2b のみで通電を行い、また接点開離動作時に
は、低抵抗接点2a,2b のみで電気的な遮断を行うように
なるから、第1実施例と同様の効果を奏するものとな
る。
【0036】なお、駆動部5aが可動側接点板1eの先端部
を乗り越えて外れるタイミングを変えたい場合には、駆
動部5aを丸ピン状以外の形状にしたり、駆動部5aが可動
側接点板1eの先端部に引っ掛かり量を適宜設定すればで
きる。
【0037】次に、第3実施例を図7及び図9に基づい
て説明する。このものは、第1実施例とアーク用接点ブ
ロック1 の可動側接点板1e及びそれを駆動する駆動部材
5 の構成が相違するだけである。
【0038】すなわち、可動側接点板1eには、その先端
に質量体1gが固着されておらず、図8に示すように、長
手方向の中央両側を切り欠いて板厚方向に湾曲して突出
する反転ばね1iが設けられている。そして、駆動部材5
一方端には、空隙を有して対峙する駆動部5a及び5cを
有し、その空隙間に反転ばね1iを装着して、板厚方向の
両側から押圧駆動し得るようになっている。
【0039】このものの接点閉成動作を説明すると、図
9に示すように、アーク用接点ブロック1 は、可動側接
点板1eの反転ばね1iが同図(a) にて駆動部5aに押圧駆動
されると、同図(b) にてアーク用接点1a,1b が接触し、
さらに同図(c) を経た時点で反転ばね1iが反転して同図
(d) のようにアーク用接点1a,1b が開離する。なお、低
抵抗接点2a,2b は、同図(c) の時点で接触している。ま
た、本実施例のばね負荷カーブは、図6と略同様であ
り、同図のC点及びH点において反転ばね1iが反転する
ことになる。
【0040】かかる接点開閉装置にあっても、上記した
ように、接点閉成動作時には、アーク用接点1a,1b は、
低抵抗接点2a,2b に比べて先に接触し、かつ低抵抗接点
2a,2b が接触した後に再び開離して閉成状態では低抵抗
接点2a,2b のみで通電を行い、また接点開離動作時に
は、低抵抗接点2a,2b のみで電気的な遮断を行うように
なるから、第1実施例と同様の効果を奏するものとな
る。
【0041】なお、反転ばね1iは、可動側接点板1eとは
別に形成された部材を可動側接点板1eに固着してもよ
く、その場合は、その別部材の形状及び材質を適宜設定
することにより、反転動作の変化程度を変えたり、また
可動側接点板1eだけの場合よりも電気導電性を良くする
こともできる。
【0042】次に、第4実施例を図10及び図11に基づい
て説明する。このものは、第1実施例のものと、アーク
用接点ブロック1 の可動接点板1e並びに両接点ブロック
1 及び2 を駆動する構成が相違するだけである。
【0043】すなわち、本実施例では、可動側接点板1e
には、その先端に質量体1gが固着されておらず、また、
駆動部材5 とは別に第2の駆動部材6 が付加されてお
り、この第2の駆動部材6 は、先端部6aを曲げてL字状
に形成され、略中央部がベース3 に固定された回動軸6c
でもって回動自在に支持され、基端部6b付近が駆動部材
5 の駆動部5a及び5bから延長した第2の駆動部5d及び5e
のいずれかにより駆動されると、回動軸6cを中心として
回動し得るようになっている。ただし、その先端は、板
ばねを略M字型に折曲して形成され両端をベース3 に固
定された規制ばね6dでもって動作規制されている。
【0044】その状態を図11に基づいて説明する。ま
ず、接点閉成動作において、アーク用接点1a,1b 及び低
抵抗接点2a,2b が共に開離している同図(a) の状態か
ら、駆動部材5 が矢示方向に可動すると、同図(b) にて
アーク用接点1a,1b が接触し、さらに同図(c) を経た時
点で、第2の駆動部材6 が駆動部材5 の第2の駆動部5d
で押圧駆動されることによって回動軸6cを中心として回
動し、基端部6bが略M型の規制ばね6dの一方凹部から中
央凸部を乗り越えて、低抵抗接点2a,2b が接触し、さら
に同図(d) のように第2の駆動部材6 の基端部6bが規制
ばね6dの他方凹部に反転すると、第2の駆動部材6 の先
端部6aがアーク用接点ブロック1 の可動側接点板1eを駆
動部材5 と逆方向に駆動してアーク用接点1a,1b が開離
する。また、接点開離動作においては、同図(e) にて低
抵抗接点2a,2b が開離して後に、同図(f) のように第2
の駆動部材6 が基端部6bを規制ばね6dの他方凹部から一
方凹部に反転すると、同図(a) の最初の状態に戻る。
【0045】かかる接点開閉装置にあっても、上記した
ように、接点閉成動作時には、アーク用接点1a,1b は、
低抵抗接点2a,2b に比べて先に接触し、かつ低抵抗接点
2a,2b が接触した後に再び開離して閉成状態では低抵抗
接点2a,2b のみで通電を行い、また接点開離動作時に
は、低抵抗接点2a,2b のみで電気的な遮断を行うように
なるから、第1実施例と同様の効果を奏するものとな
る。
【0046】なお、本実施例では、駆動部材5 は、駆動
部5a,5b と第2の駆動部材6 を駆動する第2の駆動部5
d,5e とが一体に形成されているが、分割して電磁石等
の駆動装置4 により別々に駆動されるようにしてもよ
い。
【0047】また、第2の駆動部材6 の基端部6bを反転
させる構成は、前記規制ばね6dに限ることなく、下記の
ようなものでもよい。
【0048】例えば、図12に示すように、基端部6bにコ
イルばね7 が装着されており、そのコイルばね7 の動き
を規制する突起7aがベース3 に設けられている。
【0049】さらに他の例として、図13に示すように、
板ばね8 がベース3 に固定されており、第2の駆動部材
6 の基端部6bがその板ばね8 を乗り越えることで反転す
る。このとき、基端部6bの一方側8aを大きなアール状に
すると、接点閉成動作には反転し易く、接点開離動作に
は反転し難くすることも可能である。
【0050】さらに他の例として、図14に示すように、
第2の駆動部材6 は、基端部6bに板ばね9 が固着されて
おり、その板ばね9 がベース3 の表面を撫でることで反
転する。
【0051】なお、いずれの実施例でも、低抵抗接点2
a,2b の駆動方式は、いわゆるフレキシャー方式になっ
ているが、リフトオフ方式等どのようなものでもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の接点開閉装置は、接点閉
成動作時におけるコンデンサー負荷やランプ負荷等の突
入電流の大きな負荷による大きな投入アークは、先に接
触するアーク用接点が負担するとともに、そのアーク用
接点は低抵抗接点が接触した後に再び開離して接点開離
動作時の比較的小さな遮断アークは低抵抗接点で負担す
るから、アーク用接点及び低抵抗接点の両接点共に接点
消耗が生じることになり、従って、アーク用接点で両ア
ークを負担する場合に比べて両接点の投入時間差が小さ
くなるのを防ぎ、よって耐溶着性能の低い低抵抗接点に
大きな投入アークが発生することなく、より耐溶着性に
優れたものとなる。
【0053】請求項2記載の接点開閉装置は、請求項1
記載のものの効果とともに、質量体の慣性力が働くこと
によって、アーク用接点のローリング量が多くなるの
で、それだけ耐溶着性が一層優れたものとなる。
【0054】請求項3記載の接点開閉装置は、請求項1
記載のものの効果とともに、駆動部材の形状を適宜設定
すれば、可動側接点板から外れるタイミングを変えるこ
ともできる。
【0055】請求項4記載の接点開閉装置は、請求項1
記載のものの効果とともに、反転ばねの形状及び材質を
適宜設定すれば、可動側接点板の電気導電性を良くする
こともできる。
【0056】請求項5記載の接点開閉装置は、請求項1
記載のものの効果とともに、第2の駆動部材の形状を適
宜設定すれば、可動側接点板を逆方向に駆動するタイミ
ングを変えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の接点閉成動作時の状態を示す動作説明図
である。
【図3】同上及び従来例のばね負荷カーブを比較した図
である。
【図4】同上の変形例を示す要部斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】同上のばね負荷カーブを示す図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す平面図である。
【図8】同上の要部を示す斜視図である。
【図9】同上のアーク用接点の接点閉成動作時の状態を
示す動作説明図である。
【図10】本発明の第4実施例を示す斜視図である。
【図11】同上の接点閉成及び開離動作時の状態を示す動
作説明図である。
【図12】同上の変形例を示す要部正面図である。
【図13】同上の変形例を示す要部正面図である。
【図14】同上の変形例を示す要部正面図である。
【図15】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アーク用接点ブロック 1a 固定側アーク用接点 1b 可動側アーク用接点 1c 固定側接点板 1e 可動側接点板1g 質量体 1i 反転ばね 2 低抵抗接点ブロック 2a 固定側低抵抗接点 2b 可動側低抵抗接点 2c 固定側接点板 2e 可動側接点板 5 駆動部材 6 第2の駆動部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接離可能な固定側及び可動側の耐溶着性
    良好なアーク用接点をそれぞれの接点板に設けたアーク
    用接点ブロックと、接離可能な固定側及び可動側の低抵
    抗接点をそれぞれの接点板に設けた低抵抗接点ブロック
    と、を備え、両接点ブロックは、互いに並列回路に形成
    されるとともに、駆動部材によりそれぞれの可動側接点
    板を駆動され、接点閉成動作時にアーク用接点が低抵抗
    接点に比べて先に接触する接点開閉装置において、 接点閉成動作時には、先に接触したアーク用接点が低抵
    抗接点の接触後に再び開離して閉成状態では低抵抗接点
    のみで通電を行い、接点開離動作時には、低抵抗接点の
    みで電気的な遮断を行うようなしたことを特徴とする接
    点開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記アーク用接点ブロックは、アーク用
    接点の開離した状態を可動側接点板の自然位置とすると
    ともに、接点の接離方向と略直交する方向において可動
    側接点から離れた位置に質量体を設け、その質量体の可
    動側接点板に働く慣性力でもって前記接点閉成動作を行
    うようなしたことを特徴とする請求項1記載の接点開閉
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アーク用接点ブロックは、駆動部材
    が可動側接点板を押圧駆動するとともに途中で可動側接
    点板から外れることによって、前記接点閉成動作を行う
    ようなしたことを特徴とする請求項1記載の接点開閉装
    置。
  4. 【請求項4】 前記アーク用接点ブロックは、途中で反
    転動作する反転ばねが可動側接点板に設けられ、その反
    転動作によって前記接点閉成動作を行うようなしたこと
    を特徴とする請求項1記載の接点開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記アーク用接点ブロックは、駆動部材
    に応動し途中で駆動部材と逆方向に可動側接点板を駆動
    する第2の駆動部材が設けられ、その第2の駆動部材に
    よって前記接点閉成動作を行うようなしたことを特徴と
    する請求項1記載の接点開閉装置。
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