JP2841397B2 - インクジェット記録ヘッド - Google Patents
インクジェット記録ヘッドInfo
- Publication number
- JP2841397B2 JP2841397B2 JP63304658A JP30465888A JP2841397B2 JP 2841397 B2 JP2841397 B2 JP 2841397B2 JP 63304658 A JP63304658 A JP 63304658A JP 30465888 A JP30465888 A JP 30465888A JP 2841397 B2 JP2841397 B2 JP 2841397B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording head
- head
- case
- substrate
- ink jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/08—Sound-deadening, or shock-absorbing stands, supports, cases or pads separate from machines
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はインクジェット記録ヘッド関する。
（従来技術） 基板と、これを覆うケースをプラスチックによって形
成したインクジェット記録ヘッドにおいては、一般に、
プラスチックの比重が0.9から1.6と小さいことと、ケー
スとの間に2mm乃至5mmの隙間を設けて基板を包持するよ
うにしている関係上、圧電素子から生じる2KHz以上の振
動音が部材を介して外部に漏洩して使用者に不快感を与
えるといった問題を有しており、また、基板のインク供
給部側にダンパを配設したものは、ケースとの間でダン
パが盲動するため、基板とダンパとの間の接続部に弛み
が生じ易く、インク洩れや吸引不良を惹起しかねない問
題を有していた。
成したインクジェット記録ヘッドにおいては、一般に、
プラスチックの比重が0.9から1.6と小さいことと、ケー
スとの間に2mm乃至5mmの隙間を設けて基板を包持するよ
うにしている関係上、圧電素子から生じる2KHz以上の振
動音が部材を介して外部に漏洩して使用者に不快感を与
えるといった問題を有しており、また、基板のインク供
給部側にダンパを配設したものは、ケースとの間でダン
パが盲動するため、基板とダンパとの間の接続部に弛み
が生じ易く、インク洩れや吸引不良を惹起しかねない問
題を有していた。
（発明が解決しようとする課題） 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、静かでしかも信頼性の高いイン
クジェット記録ヘッドを提供することにある。
の目的とするところは、静かでしかも信頼性の高いイン
クジェット記録ヘッドを提供することにある。
（課題を解決するための手段） すなわち、本発明はかかる課題を達成するためのイン
クジェット記録ヘッドとして、記録ヘッドのノズル配設
面を除く全面を、樹脂材よりも比重の大きな金属材によ
って形成した記録ヘッドを覆い得る大きさの上下一対の
保持部材により被覆するとともに、この記録ヘッドの両
側を、両保持部材の対向面両側に突設した突堤部分によ
って挟持し固定するようにしたものである。
クジェット記録ヘッドとして、記録ヘッドのノズル配設
面を除く全面を、樹脂材よりも比重の大きな金属材によ
って形成した記録ヘッドを覆い得る大きさの上下一対の
保持部材により被覆するとともに、この記録ヘッドの両
側を、両保持部材の対向面両側に突設した突堤部分によ
って挟持し固定するようにしたものである。
（実施例） そこで以下に図示した実施例について説明する。
図面はいずれも本発明の一実施例を示したもので、第
１図はヘッドユニットを、第２、第３図はケース内にヘ
ッドユニットを組付けた状態を示したものである。
１図はヘッドユニットを、第２、第３図はケース内にヘ
ッドユニットを組付けた状態を示したものである。
図において符号１は、ノズル４と、ノズル４に連通す
る圧力室と、圧力室に連通するインク室を備えたプラス
チック材よりなるヘッド基板で、このヘッド基板１に
は、機械的強度を高めるためと導通をとるために、その
両面に薄い金属板2a、2bが添設されている。
る圧力室と、圧力室に連通するインク室を備えたプラス
チック材よりなるヘッド基板で、このヘッド基板１に
は、機械的強度を高めるためと導通をとるために、その
両面に薄い金属板2a、2bが添設されている。
これらの金属板2a、2bは、ヘッド基板１のほぼ全面を
覆う形状をなしていて、ここには、圧力室と対応する部
分に圧電素子３‥‥が配設され、またノズル４の対側に
は、後述する下ホルダ14aに設けた位置決めピン18、18
と係合する係合孔11、11が、ヘッド基板１を貫通するよ
うに穿設されている。
覆う形状をなしていて、ここには、圧力室と対応する部
分に圧電素子３‥‥が配設され、またノズル４の対側に
は、後述する下ホルダ14aに設けた位置決めピン18、18
と係合する係合孔11、11が、ヘッド基板１を貫通するよ
うに穿設されている。
一方、上記したヘッド基板１を包被する上下一対のホ
ルダ14a、14bは、ヘッド基板１を構成するプラスチック
材よりも比重がはるかに大きな亜鉛等の金属を用いて、
ヘッド基板１よりも一回り大きく形成されている。
ルダ14a、14bは、ヘッド基板１を構成するプラスチック
材よりも比重がはるかに大きな亜鉛等の金属を用いて、
ヘッド基板１よりも一回り大きく形成されている。
これらのホルダ14a、14bは、中央をヘッド基板１の収
容部13をなしていて、その四隅には、他方のホルダ14b
と接合し合う係合突部15‥‥が設けられ、また、両側の
係合突部15、15の間には、ヘッド基板１を上下から挟む
ようにして保持するための突堤16が基板収容部13よりも
0.1mm乃至1.0mmの高さに形成され、さらに，下ホルダ14
aのノズル４の対側には、後述するダンパ５の内側面を
支える突片17が、下ホルダ14aの面に沿ってノズル４の
反対方向に延設され、またさらに、この下ホルダ14aの
基板収容部13には、ヘッド基板１に設けた係合孔11、11
と係合する２つの位置決めピン18、18が突設されてい
る。
容部13をなしていて、その四隅には、他方のホルダ14b
と接合し合う係合突部15‥‥が設けられ、また、両側の
係合突部15、15の間には、ヘッド基板１を上下から挟む
ようにして保持するための突堤16が基板収容部13よりも
0.1mm乃至1.0mmの高さに形成され、さらに，下ホルダ14
aのノズル４の対側には、後述するダンパ５の内側面を
支える突片17が、下ホルダ14aの面に沿ってノズル４の
反対方向に延設され、またさらに、この下ホルダ14aの
基板収容部13には、ヘッド基板１に設けた係合孔11、11
と係合する２つの位置決めピン18、18が突設されてい
る。
これに対して図中符号20は、上記したヘッドユニット
10を収容するケースで、このケース20は、プラスチック
材によってヘッドユニットとダンパ５を収納する大きさ
に形成され、かつ、上ホルダ14bの内面に突設した位置
決めピン21をヘッドユニット10の四隅に設けたピン孔19
に挿通するとともに、下ホルダ14aのノズル４側の面に
突設した突起15aをケース20の前面22に設けた孔23に挿
通することによって、ヘッドユニット10をケース20内に
位置決め固定するように構成されている。
10を収容するケースで、このケース20は、プラスチック
材によってヘッドユニットとダンパ５を収納する大きさ
に形成され、かつ、上ホルダ14bの内面に突設した位置
決めピン21をヘッドユニット10の四隅に設けたピン孔19
に挿通するとともに、下ホルダ14aのノズル４側の面に
突設した突起15aをケース20の前面22に設けた孔23に挿
通することによって、ヘッドユニット10をケース20内に
位置決め固定するように構成されている。
またさらに、このケース内に収容したダンパ５は、ホ
ルダ14aに設けた切欠き12の部分で、ヘッド基板１のイ
ンク供給口９とパイプ８を介して接続するように構成さ
れている。
ルダ14aに設けた切欠き12の部分で、ヘッド基板１のイ
ンク供給口９とパイプ８を介して接続するように構成さ
れている。
このように構成されたインクジェット記録ヘッドは、
第１図に示したように、位置決めピン18、18に係合孔1
1、11を合わせるようにして、ヘッド基板１を下ホルダ1
4aの突堤16上に載置し、ついでヘッド基板１を挟むよう
にして、その上に上ホルダ14bを載置する。
第１図に示したように、位置決めピン18、18に係合孔1
1、11を合わせるようにして、ヘッド基板１を下ホルダ1
4aの突堤16上に載置し、ついでヘッド基板１を挟むよう
にして、その上に上ホルダ14bを載置する。
これにより、ヘッド基板１は比重の大きな金属のホル
ダ14a、14bによって、0.1mm乃至1.0mmの狭い隙間を設け
て上下から挟持されるようにして覆われるため、圧電素
子３からの振動は、音響抵抗の大きなホルダ14a、14bに
より大きく減衰されまた吸収されて、外部への音の漏洩
が抑えられる。
ダ14a、14bによって、0.1mm乃至1.0mmの狭い隙間を設け
て上下から挟持されるようにして覆われるため、圧電素
子３からの振動は、音響抵抗の大きなホルダ14a、14bに
より大きく減衰されまた吸収されて、外部への音の漏洩
が抑えられる。
また、このようにして組付けられたヘッドユニット10
は、つぎに、ケース20の底に設けた位置決めピン21と、
ホルダ14aのピン孔19とを係合させることによって、ケ
ース20内に位置決め載置され、その上で前面の孔23に突
起15aを挿通した上、その上に覆った上ケース20により
被覆される。
は、つぎに、ケース20の底に設けた位置決めピン21と、
ホルダ14aのピン孔19とを係合させることによって、ケ
ース20内に位置決め載置され、その上で前面の孔23に突
起15aを挿通した上、その上に覆った上ケース20により
被覆される。
そして、このようにして内部に収容されると、ホルダ
14aの後方へ延びた突片17は、ダンパ５の上面に当接し
てこれを上から支えるから、ケース20内でのダンパ５の
揺動は未然に抑えられることになる。
14aの後方へ延びた突片17は、ダンパ５の上面に当接し
てこれを上から支えるから、ケース20内でのダンパ５の
揺動は未然に抑えられることになる。
（効果） 以上述べたように本願発明によれば、比重の大きな金
属によって形成した上下一対の保持部材によりノズル面
を除く記録ヘッドの全面を被覆するとともに、保持部材
の対向面側に突出形成した突堤部により記録ヘッドの両
側を挟持固定するようにしたので、記録ヘッドとの接触
面積を少なくすることにより保持部材へリークする圧電
素子の振動を可能な限り少なく抑えて、効率のよいイン
ク滴の吐出を可能にするとともに、記録ヘッドとの間に
間隙を介在させつつ質量の大なる振動抵抗体としての保
持部材により記録ヘッドの全面を覆うようにして、記録
ヘッドからの騒音の漏洩を大巾に軽減させることを可能
にする。
属によって形成した上下一対の保持部材によりノズル面
を除く記録ヘッドの全面を被覆するとともに、保持部材
の対向面側に突出形成した突堤部により記録ヘッドの両
側を挟持固定するようにしたので、記録ヘッドとの接触
面積を少なくすることにより保持部材へリークする圧電
素子の振動を可能な限り少なく抑えて、効率のよいイン
ク滴の吐出を可能にするとともに、記録ヘッドとの間に
間隙を介在させつつ質量の大なる振動抵抗体としての保
持部材により記録ヘッドの全面を覆うようにして、記録
ヘッドからの騒音の漏洩を大巾に軽減させることを可能
にする。
第１図（ａ）（ｂ）は、本発明の一実施例を示すヘッド
ユニットの分解斜視図とその側面図、第２図は、ケース
に組込んだ状態を示した平面図、第３図（ａ）（ｂ）
は、同上状態での側面図と正面図である。 １……基板、2a、2b……金属板 ５……ダンパ、10……ヘッドユニット 14a、14b……ホルダ、13……位置決めピン 20……ケース
ユニットの分解斜視図とその側面図、第２図は、ケース
に組込んだ状態を示した平面図、第３図（ａ）（ｂ）
は、同上状態での側面図と正面図である。 １……基板、2a、2b……金属板 ５……ダンパ、10……ヘッドユニット 14a、14b……ホルダ、13……位置決めピン 20……ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41J 2/045 B41J 2/055 B41J 2/235 B41J 2/175
Claims (2)
- 【請求項１】樹脂材よりも比重の大なる金属材によって
記録ヘッドを覆い得る大きさに形成した上下一対の保持
部材により、ノズル配設面を除く記録ヘッドの全面を被
覆するとともに、上記両保持部材の相対向する内面両側
に突出形成した突堤部により、上記記録ヘッドの両側を
挟持固定したことを特徴とするインクジェット記録ヘッ
ド。 - 【請求項２】上記保持部材の一部に突部を設けて、該突
部により、インク供給部を介して上記記録ヘッドと接続
する部材の回動を抑えるようにしたことを特徴とする請
求項１記載のインクジェット記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63304658A JP2841397B2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | インクジェット記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63304658A JP2841397B2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | インクジェット記録ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02150354A JPH02150354A (ja) | 1990-06-08 |
| JP2841397B2 true JP2841397B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=17935674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63304658A Expired - Fee Related JP2841397B2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | インクジェット記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2841397B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6932463B2 (en) | 2002-05-28 | 2005-08-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet printhead and method of manufacturing the same |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0550030B1 (en) * | 1991-12-26 | 1998-04-01 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording head and process for forming same |
| ES2193917T3 (es) * | 2000-01-26 | 2003-11-16 | Seiko Epson Corp | Unidad de cabezal de impresion. |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4074284A (en) * | 1976-06-07 | 1978-02-14 | Silonics, Inc. | Ink supply system and print head |
| JPS61116563A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-04 | Janome Sewing Mach Co Ltd | プリンタの紙送り機構 |
| JPH0667623B2 (ja) * | 1985-01-28 | 1994-08-31 | セイコーエプソン株式会社 | インパクトドツトヘツド |
| JPS634956A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-09 | Seiko Epson Corp | インクジエツトヘツド |
-
1988
- 1988-12-01 JP JP63304658A patent/JP2841397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6932463B2 (en) | 2002-05-28 | 2005-08-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet printhead and method of manufacturing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02150354A (ja) | 1990-06-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023 Year of fee payment: 10 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |