JP2728828B2 - インクカートリッジ保持装置 - Google Patents
インクカートリッジ保持装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タに利用されるインクカートリッジ保持装置に関する。
タに利用されるインクカートリッジ保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクを噴出するインクジェット
ヘッドを有するインクカートリッジをキャリッジに搭載
してなるインクジェットプリンタにおいて、たとえば、
特開平3−101949号公報、特開平2−17805
0号公報、特開平2−178051号公報、特開平2−
188246号公報、特開平1−125238号公報等
に記載されているように、キャリッジにインクタンクを
含むインクカートリッジを装着するための種々の方法が
ある。
ヘッドを有するインクカートリッジをキャリッジに搭載
してなるインクジェットプリンタにおいて、たとえば、
特開平3−101949号公報、特開平2−17805
0号公報、特開平2−178051号公報、特開平2−
188246号公報、特開平1−125238号公報等
に記載されているように、キャリッジにインクタンクを
含むインクカートリッジを装着するための種々の方法が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インクジェットヘッド
をキャリッジに装着する従来の方法は、インクジェット
ヘッドの外殻をキャリッジに位置決めして固定するもの
である。しかし、インクジェットヘッド全体におけるノ
ズルの位置にバラツキがあるため、記録媒体に対するノ
ズルの相対位置にバラツキが生じ、インクの飛翔に変化
が生じ印字品質が低下するおそれがある。
をキャリッジに装着する従来の方法は、インクジェット
ヘッドの外殻をキャリッジに位置決めして固定するもの
である。しかし、インクジェットヘッド全体におけるノ
ズルの位置にバラツキがあるため、記録媒体に対するノ
ズルの相対位置にバラツキが生じ、インクの飛翔に変化
が生じ印字品質が低下するおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、個々
にノズルからインクを吐出させる多数のインク吐出手段
を有するインクジェットヘッドと前記インク吐出手段に
接続された接点を含む入力用の接点とが形成されたヘッ
ド基板をインクタンクに結合してなるインクカートリッ
ジと、キャリッジシャフトに摺動自在に保持された第一
のキャリッジフレームと第二のキャリッジフレームとを
摺動自在に連結してなるキャリッジと、前記第二のキャ
リッジフレームに設けられて前記インクカートリッジを
着脱自在に仮保持するカートリッジ保持部と、前記ヘッ
ド基板の三箇所に当接された三つの突起と前記ヘッド基
板に係合する位置決め部とを有して前記第一のキャリッ
ジフレームに設けられた支持壁と、前記キャリッジに保
持されて前記ヘッド基板の前記接点に弾発的に接触され
た接続片を含む接続用の接続片と、前記支持壁と前記カ
ートリッジ保持部とを接近させて前記第一のキャリッジ
フレームと第二のキャリッジフレームとを固定するクラ
ンプ機構とにより構成したものである。
にノズルからインクを吐出させる多数のインク吐出手段
を有するインクジェットヘッドと前記インク吐出手段に
接続された接点を含む入力用の接点とが形成されたヘッ
ド基板をインクタンクに結合してなるインクカートリッ
ジと、キャリッジシャフトに摺動自在に保持された第一
のキャリッジフレームと第二のキャリッジフレームとを
摺動自在に連結してなるキャリッジと、前記第二のキャ
リッジフレームに設けられて前記インクカートリッジを
着脱自在に仮保持するカートリッジ保持部と、前記ヘッ
ド基板の三箇所に当接された三つの突起と前記ヘッド基
板に係合する位置決め部とを有して前記第一のキャリッ
ジフレームに設けられた支持壁と、前記キャリッジに保
持されて前記ヘッド基板の前記接点に弾発的に接触され
た接続片を含む接続用の接続片と、前記支持壁と前記カ
ートリッジ保持部とを接近させて前記第一のキャリッジ
フレームと第二のキャリッジフレームとを固定するクラ
ンプ機構とにより構成したものである。
【0005】請求項2の発明は、請求項1において、第
二のキャリッジフレームに第一のキャリッジフレームの
支持壁を内方から外方に貫通する壁部を固定的に設け、
前記支持壁と前記壁部との間に両者の間隔を広げるカム
を有するクランプ機構を設けたものである。
二のキャリッジフレームに第一のキャリッジフレームの
支持壁を内方から外方に貫通する壁部を固定的に設け、
前記支持壁と前記壁部との間に両者の間隔を広げるカム
を有するクランプ機構を設けたものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、第二のキャリッジフレームのカートリッジ保持部に
ヘッド基板を第一のキャリッジフレームの支持壁側に弾
発的に押圧する押圧体を設けたものである。
て、第二のキャリッジフレームのカートリッジ保持部に
ヘッド基板を第一のキャリッジフレームの支持壁側に弾
発的に押圧する押圧体を設けたものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、インクカートリッジ
を第二のキャリッジフレームのカートリッジ保持部に仮
に保持させ、クランプ機構により第一のキャリッジフレ
ームと第二のキャリッジフレームとを接近させることに
より、ヘッド基板を第一のキャリッジフレームの支持壁
と第二のキャリッジフレームのカートリッジ保持部とで
挾持して接点に接続片を弾発的に接触させ、この時に、
ヘッド基板の平面方向の位置を位置決め部で定め、キャ
リッジの移動方向に対するヘッド基板の位置を支持壁の
三つの突起で正確に定めることができ、また、インクジ
ェットヘッドはヘッド基板に一体に形成されるためヘッ
ド基板に対する相対位置を正確に定めることができ、し
たがって、ヘッド基板を位置決めすることにより記録媒
体に対するインクジェットヘッドのノズルの位置を極め
て正確に定めることができる。
を第二のキャリッジフレームのカートリッジ保持部に仮
に保持させ、クランプ機構により第一のキャリッジフレ
ームと第二のキャリッジフレームとを接近させることに
より、ヘッド基板を第一のキャリッジフレームの支持壁
と第二のキャリッジフレームのカートリッジ保持部とで
挾持して接点に接続片を弾発的に接触させ、この時に、
ヘッド基板の平面方向の位置を位置決め部で定め、キャ
リッジの移動方向に対するヘッド基板の位置を支持壁の
三つの突起で正確に定めることができ、また、インクジ
ェットヘッドはヘッド基板に一体に形成されるためヘッ
ド基板に対する相対位置を正確に定めることができ、し
たがって、ヘッド基板を位置決めすることにより記録媒
体に対するインクジェットヘッドのノズルの位置を極め
て正確に定めることができる。
【0008】請求項2の発明によれば、第一のキャリッ
ジフレームの支持壁と第二のキャリッジフレームの壁部
との間隔をカムで広げるだけで、ヘッド基板を支持壁の
突起に確実に押しつけて位置決め部に確実に係合させる
ことができる。
ジフレームの支持壁と第二のキャリッジフレームの壁部
との間隔をカムで広げるだけで、ヘッド基板を支持壁の
突起に確実に押しつけて位置決め部に確実に係合させる
ことができる。
【0009】請求項3の発明によれば、第一のキャリッ
ジフレームの支持壁と第二のキャリッジフレームのカー
トリッジ保持部との相対位置に多少のバラツキが生じて
も、押圧体によりヘッド基板を支持壁に確実に圧接する
ことができる。
ジフレームの支持壁と第二のキャリッジフレームのカー
トリッジ保持部との相対位置に多少のバラツキが生じて
も、押圧体によりヘッド基板を支持壁に確実に圧接する
ことができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図5、図8、図9にインクカートリッジ1の
構造を示す。このインクカートリッジ1は、一側面にキ
ャップ2を有してインクを収納するインクタンク3と、
金属製のヘッド基板4と、カートリッジカバー5とを結
合することにより形成されている。前記インクタンク3
のキャップ2とは反対側の面には凹部6が形成され、こ
の凹部6の底面と上面と前面とには開口部7,8,9が
形成されている。この凹部6の壁面10から突出するボ
ス11に前記ヘッド基板4が固定されている。この扁平
なヘッド基板4には、互いに平行な平坦面12,13
と、円形の位置決め孔14と、小判形の位置決め孔15
とが形成されている。前記ヘッド基板4の平坦面13に
は後述するインクジェットヘッドが形成され、そのイン
クジェットヘッドの前面のノズルの周囲はフェースプレ
ート16により覆われている。さらに、前記カートリッ
ジカバー5には、前記ヘッド基板4の一部を開放する三
つの開口部17が形成されている。
る。まず、図5、図8、図9にインクカートリッジ1の
構造を示す。このインクカートリッジ1は、一側面にキ
ャップ2を有してインクを収納するインクタンク3と、
金属製のヘッド基板4と、カートリッジカバー5とを結
合することにより形成されている。前記インクタンク3
のキャップ2とは反対側の面には凹部6が形成され、こ
の凹部6の底面と上面と前面とには開口部7,8,9が
形成されている。この凹部6の壁面10から突出するボ
ス11に前記ヘッド基板4が固定されている。この扁平
なヘッド基板4には、互いに平行な平坦面12,13
と、円形の位置決め孔14と、小判形の位置決め孔15
とが形成されている。前記ヘッド基板4の平坦面13に
は後述するインクジェットヘッドが形成され、そのイン
クジェットヘッドの前面のノズルの周囲はフェースプレ
ート16により覆われている。さらに、前記カートリッ
ジカバー5には、前記ヘッド基板4の一部を開放する三
つの開口部17が形成されている。
【0011】図6に示すように、前記ヘッド基板4の内
面側の平坦面13には、インクジェットヘッド18と、
多数の接点19を有する配線板20とが設けられてい
る。そして、多数の接続片21と一本の接続片22とを
絶縁材23に埋設してなるコネクタ24が設けられてい
る。前記接続片21はくの字形に突出されて前記接点1
9に弾発的に接触される接触部21aを有し、前記接続
片22はくの字形に突出されて前記ヘッド基板4の金属
面に弾発的に接触される接触部22aを有する。
面側の平坦面13には、インクジェットヘッド18と、
多数の接点19を有する配線板20とが設けられてい
る。そして、多数の接続片21と一本の接続片22とを
絶縁材23に埋設してなるコネクタ24が設けられてい
る。前記接続片21はくの字形に突出されて前記接点1
9に弾発的に接触される接触部21aを有し、前記接続
片22はくの字形に突出されて前記ヘッド基板4の金属
面に弾発的に接触される接触部22aを有する。
【0012】図7に示すように、前記インクジェットヘ
ッド18は、前記ヘッド基板4の内方の平坦面13の前
方に、多数のインク吐出手段である発熱体27が形成さ
れたシリコン基板26を接合し、発熱体27を位置させ
る多数の溝28が形成されたシリコン基板29をシリコ
ン基板26上に接合することにより形成されている。前
記溝28のそれぞれの先端の開口面は、印字媒体に対向
するノズル25である。また、前記シリコン基板26に
は、前記発熱体27を駆動するためにマトリックス回路
(図示せず)が形成されている。
ッド18は、前記ヘッド基板4の内方の平坦面13の前
方に、多数のインク吐出手段である発熱体27が形成さ
れたシリコン基板26を接合し、発熱体27を位置させ
る多数の溝28が形成されたシリコン基板29をシリコ
ン基板26上に接合することにより形成されている。前
記溝28のそれぞれの先端の開口面は、印字媒体に対向
するノズル25である。また、前記シリコン基板26に
は、前記発熱体27を駆動するためにマトリックス回路
(図示せず)が形成されている。
【0013】次いで、図1ないし図3にキャリッジ30
の構造を示す。まず、図1に示すように、キャリッジ3
0は、第一のキャリッジフレーム31と第二のキャリッ
ジフレーム32とをキャリッジシャフト(図示せず)に
沿って摺動自在に嵌合することにより形成されている。
すなわち、第一のキャリッジフレーム31には、前記ヘ
ッド基板4の外側の平坦面12に対向する支持壁33
と、この支持壁33の内面から連続されてキャリッジシ
ャフトに摺動自在に嵌合される円筒部34とが形成され
ている。前記第二のキャリッジフレーム32には、前記
インクカートリッジ1の前記開口部7から前記開口部8
に突き抜ける柱状のカートリッジ保持部35と、前記円
筒部34の上面に沿う突出部36と、この突出部36の
先端に形成された逆U字形の壁部37とが形成されてい
る。38はカートリッジ保持部35に固定された板ば
ね、39はこの板ばね38の一端に保持されて前記ヘッ
ド基板4を弾発的に押圧する押圧体である。また、前記
壁部37の内面には、前記突出部36の長手方向に沿っ
て壁部37の中心を通る直線を軸とする螺旋状のカム4
0が一体に形成されている。
の構造を示す。まず、図1に示すように、キャリッジ3
0は、第一のキャリッジフレーム31と第二のキャリッ
ジフレーム32とをキャリッジシャフト(図示せず)に
沿って摺動自在に嵌合することにより形成されている。
すなわち、第一のキャリッジフレーム31には、前記ヘ
ッド基板4の外側の平坦面12に対向する支持壁33
と、この支持壁33の内面から連続されてキャリッジシ
ャフトに摺動自在に嵌合される円筒部34とが形成され
ている。前記第二のキャリッジフレーム32には、前記
インクカートリッジ1の前記開口部7から前記開口部8
に突き抜ける柱状のカートリッジ保持部35と、前記円
筒部34の上面に沿う突出部36と、この突出部36の
先端に形成された逆U字形の壁部37とが形成されてい
る。38はカートリッジ保持部35に固定された板ば
ね、39はこの板ばね38の一端に保持されて前記ヘッ
ド基板4を弾発的に押圧する押圧体である。また、前記
壁部37の内面には、前記突出部36の長手方向に沿っ
て壁部37の中心を通る直線を軸とする螺旋状のカム4
0が一体に形成されている。
【0014】また、図2に示すように、前記第一のキャ
リッジフレーム31の前記支持壁33には、前記突出部
36と前記壁部37とを突出させる異形孔41が形成さ
れ、この異形孔41の両側には、前記突出部36の両側
に形成されたリブ42を摺動自在に保持する溝43が形
成されている。さらに、前記第二のキャリッジフレーム
32には、前記第一のキャリッジフレーム31の前記円
筒部34の両側に形成されたリブ44を摺動自在に保持
するコの字形の爪45と、側方に突出する軸46とが形
成され、この軸46には前記支持壁33を押圧するスプ
リング47が嵌合されている。
リッジフレーム31の前記支持壁33には、前記突出部
36と前記壁部37とを突出させる異形孔41が形成さ
れ、この異形孔41の両側には、前記突出部36の両側
に形成されたリブ42を摺動自在に保持する溝43が形
成されている。さらに、前記第二のキャリッジフレーム
32には、前記第一のキャリッジフレーム31の前記円
筒部34の両側に形成されたリブ44を摺動自在に保持
するコの字形の爪45と、側方に突出する軸46とが形
成され、この軸46には前記支持壁33を押圧するスプ
リング47が嵌合されている。
【0015】さらに、図3に示すように、前記第一のキ
ャリッジフレーム31の前記支持壁33の内面には、前
記ヘッド基板4の接点19とは反対側の平坦面12が当
接される三つの突起48と、ヘッド基板4に形成された
前記位置決め孔14又は15に嵌合される二つの位置決
め部49とが突出形成されている。前記突起48の先端
面は、前述したキャリッジシャフトと略直交する所定の
平面内に位置されている。
ャリッジフレーム31の前記支持壁33の内面には、前
記ヘッド基板4の接点19とは反対側の平坦面12が当
接される三つの突起48と、ヘッド基板4に形成された
前記位置決め孔14又は15に嵌合される二つの位置決
め部49とが突出形成されている。前記突起48の先端
面は、前述したキャリッジシャフトと略直交する所定の
平面内に位置されている。
【0016】次に、前記第二のキャリッジフレーム32
の前記カートリッジ保持部35の一部の縦断正面図を図
11に示す。カートリッジ保持部35には、前記コネク
タ24の接続片21,22の上部を保持する多数の溝5
0が形成されている。接続片21を保持する溝50の深
さは接続片22を保持する溝50の深さより深い寸法に
設定されている。これにより、接地用の接続片22の接
触部22aは、他の接続片21の接触部21aよりもヘ
ッド基板4側に突出する。また、接地用の接続片22
は、その接触部22aが他の接続片21の接触部21a
よりも上位に位置する形状に屈曲されている。さらに、
接続片22とこの接続片22に最も近い接続片21との
間は、接続片21の配列ピッチの略2倍の間隔が開けら
れているが、その間には空きの溝50が形成されてい
る。すなわち、溝50は等間隔に形成され、溝50間の
肉厚が薄く且つ均等に定められている。これにより、成
形時のひけによる寸法の狂いが防止されている。
の前記カートリッジ保持部35の一部の縦断正面図を図
11に示す。カートリッジ保持部35には、前記コネク
タ24の接続片21,22の上部を保持する多数の溝5
0が形成されている。接続片21を保持する溝50の深
さは接続片22を保持する溝50の深さより深い寸法に
設定されている。これにより、接地用の接続片22の接
触部22aは、他の接続片21の接触部21aよりもヘ
ッド基板4側に突出する。また、接地用の接続片22
は、その接触部22aが他の接続片21の接触部21a
よりも上位に位置する形状に屈曲されている。さらに、
接続片22とこの接続片22に最も近い接続片21との
間は、接続片21の配列ピッチの略2倍の間隔が開けら
れているが、その間には空きの溝50が形成されてい
る。すなわち、溝50は等間隔に形成され、溝50間の
肉厚が薄く且つ均等に定められている。これにより、成
形時のひけによる寸法の狂いが防止されている。
【0017】次いで、図2にクランプ機構51を示す。
このクランプ機構51は、一端にフランジ52が形成さ
れたクランプ軸53と、このクランプ軸53に回動自在
に嵌合される円筒形の嵌合部54が形成されたクランプ
レバー55とを有し、嵌合部54の一端には、前記壁部
37の内面に形成された螺旋状の前記カム40(図1参
照)に当接される螺旋状のカム56が形成され、嵌合部
54の他端には前記クランプ軸53のフランジ52側の
外周に形成された螺旋状のカム57に当接される螺旋状
のカム58が形成されている。クランプレバー55のカ
ム56,58は互いにリード方向を逆にして形成され、
カム40,56のリード方向は等しく、カム57,58
のリード方向は等しく定められている。さらに、前記ク
ランプ軸53のフランジ52の両側には突片59が形成
され、これらの突片59を受ける受け面60が前記第一
のキャリッジフレーム31の前記異形孔41の両側に形
成されている。
このクランプ機構51は、一端にフランジ52が形成さ
れたクランプ軸53と、このクランプ軸53に回動自在
に嵌合される円筒形の嵌合部54が形成されたクランプ
レバー55とを有し、嵌合部54の一端には、前記壁部
37の内面に形成された螺旋状の前記カム40(図1参
照)に当接される螺旋状のカム56が形成され、嵌合部
54の他端には前記クランプ軸53のフランジ52側の
外周に形成された螺旋状のカム57に当接される螺旋状
のカム58が形成されている。クランプレバー55のカ
ム56,58は互いにリード方向を逆にして形成され、
カム40,56のリード方向は等しく、カム57,58
のリード方向は等しく定められている。さらに、前記ク
ランプ軸53のフランジ52の両側には突片59が形成
され、これらの突片59を受ける受け面60が前記第一
のキャリッジフレーム31の前記異形孔41の両側に形
成されている。
【0018】このようなクランプ機構51の組み立てに
際しては、まず、第二のキャリッジフレーム32のリブ
42を第一のキャリッジフレーム31の溝43に嵌合さ
せるとともに、第一のキャリッジフレーム31のリブ4
4を第二のキャリッジフレーム32の爪45に係合させ
て、第一及び第二のキャリッジフレーム31,32をキ
ャリッジシャフトに沿って摺動自在に連結する。次い
で、第一のキャリッジフレーム31の異形孔41に第二
のキャリッジフレーム32の壁部37を最大限に突出さ
せ、クランプレバー55の嵌合部54が嵌合されたクラ
ンプ軸53を第一のキャリッジフレーム31の支持壁3
3と壁部37との間に位置させ、フランジ52の突片5
9を支持壁33の受け面60に当接させる。この状態
で、前記スプリング47の付勢力により支持壁33を壁
部37側に移動させることにより、クランプ軸53の先
端が壁部37に嵌合される。また、クランプ軸53はそ
のフランジ52が前記異形孔41の周囲の壁によって囲
繞されるために回り止めされる。
際しては、まず、第二のキャリッジフレーム32のリブ
42を第一のキャリッジフレーム31の溝43に嵌合さ
せるとともに、第一のキャリッジフレーム31のリブ4
4を第二のキャリッジフレーム32の爪45に係合させ
て、第一及び第二のキャリッジフレーム31,32をキ
ャリッジシャフトに沿って摺動自在に連結する。次い
で、第一のキャリッジフレーム31の異形孔41に第二
のキャリッジフレーム32の壁部37を最大限に突出さ
せ、クランプレバー55の嵌合部54が嵌合されたクラ
ンプ軸53を第一のキャリッジフレーム31の支持壁3
3と壁部37との間に位置させ、フランジ52の突片5
9を支持壁33の受け面60に当接させる。この状態
で、前記スプリング47の付勢力により支持壁33を壁
部37側に移動させることにより、クランプ軸53の先
端が壁部37に嵌合される。また、クランプ軸53はそ
のフランジ52が前記異形孔41の周囲の壁によって囲
繞されるために回り止めされる。
【0019】したがって、クランプレバー55をクラン
プ解除方向に回動させることにより、カム40,56の
螺旋面を全面的に接触させるとともに、カム57,58
の螺旋面を全面的に接触させながら第二のキャリッジフ
レーム32がスプリング47の付勢力によって、支持壁
33から離反する方向に移動する。逆に、クランプレバ
ー55をクランプ方向に回動させた場合には、カム40
の突部がカム56の突部を支持壁33側に押圧し、カム
58の突部がカム57の突部を支持壁33側に押圧し、
第一のキャリッジフレーム31の支持壁33をカートリ
ッジ保持部35側に押す。換言すれば、カートリッジ保
持部35が支持壁33側に引き込まれる。
プ解除方向に回動させることにより、カム40,56の
螺旋面を全面的に接触させるとともに、カム57,58
の螺旋面を全面的に接触させながら第二のキャリッジフ
レーム32がスプリング47の付勢力によって、支持壁
33から離反する方向に移動する。逆に、クランプレバ
ー55をクランプ方向に回動させた場合には、カム40
の突部がカム56の突部を支持壁33側に押圧し、カム
58の突部がカム57の突部を支持壁33側に押圧し、
第一のキャリッジフレーム31の支持壁33をカートリ
ッジ保持部35側に押す。換言すれば、カートリッジ保
持部35が支持壁33側に引き込まれる。
【0020】このような構成において、インクカートリ
ッジ1をキャリッジ30に装着する場合は、前述したよ
うに、クランプレバー55をクランプ解除方向に回動さ
せることにより、支持壁33とカートリッジ保持部35
との間隔を広げる。この状態では、スプリング47の付
勢力で支持壁33をカートリッジ保持部35から最大限
に離反させることができる。したがって、インクカート
リッジ1を突起48や位置決め部49に干渉させること
なくその開口部7,8をカートリッジ保持部35に容易
に嵌合させることができる。
ッジ1をキャリッジ30に装着する場合は、前述したよ
うに、クランプレバー55をクランプ解除方向に回動さ
せることにより、支持壁33とカートリッジ保持部35
との間隔を広げる。この状態では、スプリング47の付
勢力で支持壁33をカートリッジ保持部35から最大限
に離反させることができる。したがって、インクカート
リッジ1を突起48や位置決め部49に干渉させること
なくその開口部7,8をカートリッジ保持部35に容易
に嵌合させることができる。
【0021】この状態では、接地用の接続片22の接触
部22aが、他の接続片21の接触部21aよりもヘッ
ド基板4側及び上位に位置するため、まず、接地用の接
続片22の接触部22aがヘッド基板4の金属面に弾発
的に接触され、続いて、コネクタ24の接続片21の接
触部21aがヘッド基板4の接点19に弾発的に接触さ
れる。したがって、接続片21に電圧が印加された状態
のままインクカートリッジ1をカートリッジ保持部35
に装着する場合においても、シリコン基板26のマトリ
ックス回路の破壊を防止することができる。
部22aが、他の接続片21の接触部21aよりもヘッ
ド基板4側及び上位に位置するため、まず、接地用の接
続片22の接触部22aがヘッド基板4の金属面に弾発
的に接触され、続いて、コネクタ24の接続片21の接
触部21aがヘッド基板4の接点19に弾発的に接触さ
れる。したがって、接続片21に電圧が印加された状態
のままインクカートリッジ1をカートリッジ保持部35
に装着する場合においても、シリコン基板26のマトリ
ックス回路の破壊を防止することができる。
【0022】続いて、前述したように、クランプレバー
55をクランプ方向に回動させると、カートリッジ保持
部35と支持壁33との間隔が狭くなる方向に第二のキ
ャリッジフレーム32が移動する。これにより、ヘッド
基板4がカートリッジ保持部35により押圧されて支持
壁33の突起48に当接され、位置決め孔14,15に
位置決め部49が嵌合される。
55をクランプ方向に回動させると、カートリッジ保持
部35と支持壁33との間隔が狭くなる方向に第二のキ
ャリッジフレーム32が移動する。これにより、ヘッド
基板4がカートリッジ保持部35により押圧されて支持
壁33の突起48に当接され、位置決め孔14,15に
位置決め部49が嵌合される。
【0023】この状態では、ヘッド基板4の平面方向の
位置は位置決め部49で定められ、ヘッド基板4の平坦
面12は同一垂直面内に位置する三つの突起48の先端
に当接され、これにより、キャリッジ30の移動方向に
おけるヘッド基板30の位置が一定となる。また、イン
クジェットヘッド18がヘッド基板4に一体に形成され
るため、ヘッド基板4に対するインクジェットヘッド1
8の相対位置を正確に定めることができる。したがっ
て、ヘッド基板4を位置決めすることで、記録媒体に対
するインクジェットヘッド18のノズルの位置を極めて
正確に定めることがきる。
位置は位置決め部49で定められ、ヘッド基板4の平坦
面12は同一垂直面内に位置する三つの突起48の先端
に当接され、これにより、キャリッジ30の移動方向に
おけるヘッド基板30の位置が一定となる。また、イン
クジェットヘッド18がヘッド基板4に一体に形成され
るため、ヘッド基板4に対するインクジェットヘッド1
8の相対位置を正確に定めることができる。したがっ
て、ヘッド基板4を位置決めすることで、記録媒体に対
するインクジェットヘッド18のノズルの位置を極めて
正確に定めることがきる。
【0024】さらに、第一のキャリッジフレーム31の
支持壁33と第二のキャリッジフレーム32の壁部37
との間隔をカム40,56,57,58で広げるだけ
で、ヘッド基板4を支持壁33の突起48に確実に押し
つけて位置決め孔14,15を位置決め部49に確実に
係合させることができる。この場合、クランプレバー5
5の嵌合部54の両端にリード方向が異なるカム56,
58が形成され、カム56に当接されるカム40が壁部
37に形成され、カム58に当接されるカム57がクラ
ンプ軸53に形成されているため、クランプ軸53のス
トロークを大きくすることができる。これにより、支持
壁33とカートリッジ保持部35との間隔を大きく広げ
ることができ、したがって、キャリッジ30に対するイ
ンクカートリッジ1の着脱操作をさらに容易にすること
ができる。勿論、対をなすカム40,56又はカム5
7,58の一方を省略しても、クランプレバー55の操
作により支持壁33とカートリッジ保持部35との間隔
を変化させることができる。
支持壁33と第二のキャリッジフレーム32の壁部37
との間隔をカム40,56,57,58で広げるだけ
で、ヘッド基板4を支持壁33の突起48に確実に押し
つけて位置決め孔14,15を位置決め部49に確実に
係合させることができる。この場合、クランプレバー5
5の嵌合部54の両端にリード方向が異なるカム56,
58が形成され、カム56に当接されるカム40が壁部
37に形成され、カム58に当接されるカム57がクラ
ンプ軸53に形成されているため、クランプ軸53のス
トロークを大きくすることができる。これにより、支持
壁33とカートリッジ保持部35との間隔を大きく広げ
ることができ、したがって、キャリッジ30に対するイ
ンクカートリッジ1の着脱操作をさらに容易にすること
ができる。勿論、対をなすカム40,56又はカム5
7,58の一方を省略しても、クランプレバー55の操
作により支持壁33とカートリッジ保持部35との間隔
を変化させることができる。
【0025】さらに、第一のキャリッジフレーム31の
支持壁33と第二のキャリッジフレーム32のカートリ
ッジ保持部35との相対位置に多少のバラツキが生じて
も、押圧体39によりヘッド基板4を支持壁33に確実
に圧接することができる。
支持壁33と第二のキャリッジフレーム32のカートリ
ッジ保持部35との相対位置に多少のバラツキが生じて
も、押圧体39によりヘッド基板4を支持壁33に確実
に圧接することができる。
【0026】なお、クランプ機構として、支持壁33の
外側面と壁部37の内側面との間に垂直な軸心をもつ偏
心カムを設けることもできる。また、支持壁33の内面
にコネクタ24を設け、ヘッド基板4の支持壁33側の
平坦面12に接点19とインクジェットヘッド18とを
形成し、カートリッジ保持部35によりヘッド基板4を
支持壁33に押圧することにより、接点19とコネクタ
24とを接続することも可能である。
外側面と壁部37の内側面との間に垂直な軸心をもつ偏
心カムを設けることもできる。また、支持壁33の内面
にコネクタ24を設け、ヘッド基板4の支持壁33側の
平坦面12に接点19とインクジェットヘッド18とを
形成し、カートリッジ保持部35によりヘッド基板4を
支持壁33に押圧することにより、接点19とコネクタ
24とを接続することも可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、個々にノズルからイ
ンクを吐出させる多数のインク吐出手段を有するインク
ジェットヘッドと前記インク吐出手段に接続された接点
を含む入力用の接点とが形成されたヘッド基板をインク
タンクに結合してなるインクカートリッジと、キャリッ
ジシャフトに摺動自在に保持された第一のキャリッジフ
レームと第二のキャリッジフレームとを摺動自在に連結
してなるキャリッジと、前記第二のキャリッジフレーム
に設けられて前記インクカートリッジを着脱自在に仮保
持するカートリッジ保持部と、前記ヘッド基板の三箇所
に当接された三つの突起と前記ヘッド基板に係合する位
置決め部とを有して前記第一のキャリッジフレームに設
けられた支持壁と、前記キャリッジに保持されて前記ヘ
ッド基板の前記接点に弾発的に接触された接続片を含む
接続用の接続片と、前記支持壁と前記カートリッジ保持
部とを接近させて前記第一のキャリッジフレームと第二
のキャリッジフレームとを固定するクランプ機構とによ
り構成したので、インクカートリッジを第二のキャリッ
ジフレームのカートリッジ保持部に仮に保持させ、クラ
ンプ機構により第一のキャリッジフレームと第二のキャ
リッジフレームとを接近させることにより、ヘッド基板
を第一のキャリッジフレームの支持壁と第二のキャリッ
ジフレームのカートリッジ保持部とで挾持して接点に接
続片を弾発的に接触させ、この時に、ヘッド基板の平面
方向の位置を位置決め部で定め、キャリッジの移動方向
におけるヘッド基板の位置を支持壁の三つの突起で正確
に定めることができ、また、インクジェットヘッドはヘ
ッド基板に一体に形成されるためヘッド基板に対する相
対位置を正確に定めることができ、したがって、ヘッド
基板を位置決めすることで記録媒体に対するインクジェ
ットヘッドのノズルの位置を極めて正確に定めることが
できる効果を有する。
ンクを吐出させる多数のインク吐出手段を有するインク
ジェットヘッドと前記インク吐出手段に接続された接点
を含む入力用の接点とが形成されたヘッド基板をインク
タンクに結合してなるインクカートリッジと、キャリッ
ジシャフトに摺動自在に保持された第一のキャリッジフ
レームと第二のキャリッジフレームとを摺動自在に連結
してなるキャリッジと、前記第二のキャリッジフレーム
に設けられて前記インクカートリッジを着脱自在に仮保
持するカートリッジ保持部と、前記ヘッド基板の三箇所
に当接された三つの突起と前記ヘッド基板に係合する位
置決め部とを有して前記第一のキャリッジフレームに設
けられた支持壁と、前記キャリッジに保持されて前記ヘ
ッド基板の前記接点に弾発的に接触された接続片を含む
接続用の接続片と、前記支持壁と前記カートリッジ保持
部とを接近させて前記第一のキャリッジフレームと第二
のキャリッジフレームとを固定するクランプ機構とによ
り構成したので、インクカートリッジを第二のキャリッ
ジフレームのカートリッジ保持部に仮に保持させ、クラ
ンプ機構により第一のキャリッジフレームと第二のキャ
リッジフレームとを接近させることにより、ヘッド基板
を第一のキャリッジフレームの支持壁と第二のキャリッ
ジフレームのカートリッジ保持部とで挾持して接点に接
続片を弾発的に接触させ、この時に、ヘッド基板の平面
方向の位置を位置決め部で定め、キャリッジの移動方向
におけるヘッド基板の位置を支持壁の三つの突起で正確
に定めることができ、また、インクジェットヘッドはヘ
ッド基板に一体に形成されるためヘッド基板に対する相
対位置を正確に定めることができ、したがって、ヘッド
基板を位置決めすることで記録媒体に対するインクジェ
ットヘッドのノズルの位置を極めて正確に定めることが
できる効果を有する。
【0028】請求項2の発明は、請求項1において、第
二のキャリッジフレームに第一のキャリッジフレームの
支持壁を内方から外方に貫通する壁部を固定的に設け、
前記支持壁と前記壁部との間に両者の間隔を広げるカム
を有するクランプ機構を設けたので、第一のキャリッジ
フレームの支持壁と第二のキャリッジフレームの壁部と
の間隔をカムで広げるだけで、ヘッド基板を支持壁の突
起に確実に押しつけて位置決め部に確実に係合させるこ
とができる効果を有する。
二のキャリッジフレームに第一のキャリッジフレームの
支持壁を内方から外方に貫通する壁部を固定的に設け、
前記支持壁と前記壁部との間に両者の間隔を広げるカム
を有するクランプ機構を設けたので、第一のキャリッジ
フレームの支持壁と第二のキャリッジフレームの壁部と
の間隔をカムで広げるだけで、ヘッド基板を支持壁の突
起に確実に押しつけて位置決め部に確実に係合させるこ
とができる効果を有する。
【0029】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、第二のキャリッジフレームのカートリッジ保持部に
ヘッド基板を第一のキャリッジフレームの支持壁側に弾
発的に押圧する押圧体を設けたので、第一のキャリッジ
フレームの支持壁と第二のキャリッジフレームのカート
リッジ保持部との相対位置に多少のバラツキが生じて
も、押圧体によりヘッド基板を支持壁に確実に圧接する
ことができる効果を有する。
て、第二のキャリッジフレームのカートリッジ保持部に
ヘッド基板を第一のキャリッジフレームの支持壁側に弾
発的に押圧する押圧体を設けたので、第一のキャリッジ
フレームの支持壁と第二のキャリッジフレームのカート
リッジ保持部との相対位置に多少のバラツキが生じて
も、押圧体によりヘッド基板を支持壁に確実に圧接する
ことができる効果を有する。
【図1】インクタンクを省略しヘッド基板と第一及び第
二のキャリッジフレームとの関係を示す分解斜視図であ
る。
二のキャリッジフレームとの関係を示す分解斜視図であ
る。
【図2】第一及び第二のキャリッジフレームとクランプ
機構とを示す分解斜視図である。
機構とを示す分解斜視図である。
【図3】第一のキャリッジフレームを示す斜視図であ
る。
る。
【図4】ヘッド基板とコネクタとの関係を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】インクカートリッジの分解斜視図である。
【図6】ヘッド基板の接点とコネクタの接続片との関係
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図7】インクジェットヘッドの先端を拡大して示す正
面図である。
面図である。
【図8】インクカートリッジの内部を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】インクカートリッジの斜視図である。
【図10】インクタンクを省略してキャリッジにヘッド
基板を固定した状態を示す斜視図である。
基板を固定した状態を示す斜視図である。
【図11】第二のキャリッジフレームにおけるコネクタ
の支持構造を示す縦断正面図である。
の支持構造を示す縦断正面図である。
【図12】キャリッジにインクカートリッジ全体を装着
した状態を前方より見た斜視図である。
した状態を前方より見た斜視図である。
【図13】キャリッジにインクカートリッジ全体を装着
した状態を後方より見た斜視図である。
した状態を後方より見た斜視図である。
1 インクカートリッジ 3 インクタンク 4 ヘッド基板 18 インクジェットヘッド 19 接点 21 接続片 25 ノズル 27 インク吐出手段 30 キャリッジ 31 第一のキャリッジフレーム 32 第二のキャリッジフレーム 33 支持壁 35 カートリッジ保持部 37 壁部 39 押圧体 40 カム 48 突起 49 位置決め部 51 クランプ機構 56〜58 カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スチーブン ジェイ. ディェットル アメリカ合衆国 ニューヨーク 14580、 ウェブスター 311−01c フィリップ ス ロードビル 800 ゼロックス社内 (72)発明者 ドナルド エム. スチーブンス アメリカ合衆国 ニューヨーク 14580、 ウェブスター 311−01c フィリップ ス ロードビル 800 ゼロックス社内 (56)参考文献 特開 平3−193451(JP,A) 特開 平3−203652(JP,A) 特開 平2−188246(JP,A) 特開 平2−99333(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 個々にノズルからインクを吐出させる多
数のインク吐出手段を有するインクジェットヘッドと前
記インク吐出手段に接続された接点を含む入力用の接点
とが形成されたヘッド基板をインクタンクに結合してな
るインクカートリッジと、キャリッジシャフトに摺動自
在に保持された第一のキャリッジフレームと第二のキャ
リッジフレームとを摺動自在に連結してなるキャリッジ
と、前記第二のキャリッジフレームに設けられて前記イ
ンクカートリッジを着脱自在に仮保持するカートリッジ
保持部と、前記ヘッド基板の三箇所に当接された三つの
突起と前記ヘッド基板に係合する位置決め部とを有して
前記第一のキャリッジフレームに設けられた支持壁と、
前記キャリッジに保持されて前記ヘッド基板の前記接点
に弾発的に接触された接続片を含む接続用の接続片と、
前記支持壁と前記カートリッジ保持部とを接近させて前
記第一のキャリッジフレームと第二のキャリッジフレー
ムとを固定するクランプ機構とよりなることを特徴とす
るインクカートリッジ保持装置。 - 【請求項2】 第二のキャリッジフレームに第一のキャ
リッジフレームの支持壁を内方から外方に貫通する壁部
を固定的に設け、前記支持壁と前記壁部との間に両者の
間隔を広げるカムを有するクランプ機構を設けたことを
特徴とする請求項1記載のインクカートリッジ保持装
置。 - 【請求項3】 第二のキャリッジフレームのカートリッ
ジ保持部にヘッド基板を第一のキャリッジフレームの支
持壁側に弾発的に押圧する押圧体を設けたことを特徴と
する請求項1又は2記載のインクカートリッジ保持装
置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13051392A JP2728828B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | インクカートリッジ保持装置 |
US08/064,423 US5467116A (en) | 1992-05-22 | 1993-05-21 | Ink jet printer with device for aligning an ink cartridge |
DE69305418T DE69305418T2 (de) | 1992-05-22 | 1993-05-21 | Auswechselbare Tintenstrahldruckkopf-Tintenkassetteanordnung |
KR1019930008758A KR970007632B1 (ko) | 1992-05-22 | 1993-05-21 | 잉크제트프린터 |
EP93303952A EP0571220B1 (en) | 1992-05-22 | 1993-05-21 | Exchangeable assembly of inkjet printer head and ink cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13051392A JP2728828B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | インクカートリッジ保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05318713A JPH05318713A (ja) | 1993-12-03 |
JP2728828B2 true JP2728828B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=15036094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13051392A Expired - Fee Related JP2728828B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | インクカートリッジ保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2728828B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP13051392A patent/JP2728828B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05318713A (ja) | 1993-12-03 |
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