JP3453951B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3453951B2
JP3453951B2 JP24965495A JP24965495A JP3453951B2 JP 3453951 B2 JP3453951 B2 JP 3453951B2 JP 24965495 A JP24965495 A JP 24965495A JP 24965495 A JP24965495 A JP 24965495A JP 3453951 B2 JP3453951 B2 JP 3453951B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出さ
せて記録紙に印字を行なうインクジェット記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】インク滴を吐出させる記録ヘッド部を備
えたプリントヘッドユニットを記録装置に着脱可能とし
たインクジェット記録装置においては、記録ヘッド部の
位置決めを正確に行なう必要がある。近年の高密度化に
より、さらに高精度の位置決めが要求されるようになっ
てきている。特に、複数個の記録ヘッド部を有するプリ
ントカートリッジを用いてフルカラーの印字を行なうイ
ンクジェット記録装置においては、プリントヘッドユニ
ットを所定の位置に精度よく位置決めしなくては色ズレ
が発生し、印字品質を損なってしまう。位置決めは特に
キャリッジの走査方向である主走査方向と、それに直交
する副走査方向が重要であり、記録媒体との距離も一定
にすることが望ましい。
【0003】また、常に高品質の記録画像を得るため、
劣化したプリントヘッドユニットを交換可能としたイン
クジェット記録装置も開発されている。この場合、プリ
ントヘッドユニットは消耗品であり、ユーザが交換する
ことになる。そのため、プリントヘッドユニットの交換
作業は簡単である必要がある。
【0004】例えば、特開平4−14454号公報で
は、記録ヘッドを電源接続基板にロック機構によって押
圧し、位置決めを行なっている。この位置決め機構で
は、記録ヘッドの位置決めのためのロック方向と、電気
接続を行なうために必要な電源接続基板から受ける反力
は対向する方向にあり、位置決めのための押しつけ力は
電気接続のための反力を越えてなおプリントヘッドユニ
ットの位置を安定させるだけ大きな力を必要とする。
【0005】プリントヘッドユニットの交換作業をユー
ザが行なう場合に、上述の文献のように操作力が必要以
上に大きいと、操作の違和感や不安感を起こす。また、
このような強い押しつけ力を必要とする位置決め機構を
用いる場合には、キャリッジの剛性やロック部材を強化
する必要があり、そのためのコストアップや装置の大型
化などの不具合が発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、簡単な操作で記録ヘッドユ
ニットの着脱を行なうことができるとともに、位置決め
の精度向上を図り、小型、安価で信頼性の高いインクジ
ェット記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、インク滴を吐出させて記録媒体に記録を行なう記録
ヘッド部を備えた記録ヘッドユニットと、該記録ヘッド
ユニットを着脱自在に収容できるキャリッジ部を有し、
該キャリッジ部と前記記録媒体が副走査方向に相対移動
するとともに副走査方向と直角な主走査方向に前記キャ
リッジ部を移動させて記録を行なうインクジェット記録
装置において、前記キャリッジ部に設けられたコンタク
トピンを有するコネクタと、前記記録ヘッドユニットに
設けられたコンタクト部と、前記記録ヘッドユニットを
前記キャリッジ部に装着する際に、主走査方向の軸の位
置を決定する第1の位置決め手段と、主走査方向の位置
を決定する第2の位置決め手段と、前記軸を回転軸とす
る回動を規制する第3の位置決め手段を有し、前記第1
の位置決め手段は、前記記録ヘッドユニットの両側に設
けられた2つの記録ヘッドユニット側係合手段と、前記
キャリッジ部に設けられた対応する2つのキャリッジ側
係合手段によって構成されており、前記第2の位置決め
手段は、前記キャリッジ部の側面に形成され前記記録ヘ
ッドユニットを押圧する押圧手段を含み、前記第3の位
置決め手段は、前記キャリッジ部に設けられ弾性体で付
勢されたレバーと、前記記録ヘッドユニットに設けられ
た位置規制部により構成されており、前記レバーは、そ
の支点が長穴を有し、かつ、前記弾性体の弾性力により
発生するモーメントを伴った力によって、前記記録ヘッ
ドユニットを前記記録ヘッドユニット側係合手段と前記
キャリッジ側係合手段とを係合させる方向に押圧して位
置決めするとともに、前記記録ヘッドユニットを前記コ
ンタクト部が前記コンタクトピンを押圧させる方向に押
圧して、前記コネクタピンの反力と前記レバーによる弾
性力との合成力により副走査方向の位置決めが行なわれ
ることを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、インク滴を吐出
させて記録媒体に記録を行なう記録ヘッド部を備えた記
録ヘッドユニットと、該記録ヘッドユニットを着脱自在
に収容できるキャリッジ部を有し、該キャリッジ部と前
記記録媒体が副走査方向に相対移動するとともに副走査
方向と直角な主走査方向に前記キャリッジ部を移動させ
て記録を行なうインクジェット記録装置において、前記
キャリッジ部に設けられたコンタクトピンを有するコネ
クタと、前記記録ヘッドユニットに設けられたコンタク
ト部と、前記記録ヘッドユニットを前記キャリッジ部に
装着する際に、主走査方向の軸の位置を決定する第1の
位置決め手段と、主走査方向の位置を決定する第2の位
置決め手段と、前記軸を回転軸とする回動を規制する第
3の位置決め手段を有し、前記第1の位置決め手段は、
前記記録ヘッドユニットの両側に設けられた2つの記録
ヘッドユニット側係合手段と、前記キャリッジ部に設け
られた対応する2つのキャリッジ側係合手段によって構
成されており、前記第2の位置決め手段は、前記キャリ
ッジ部の側面に形成され前記記録ヘッドユニットを押圧
する押圧手段を含み、前記第3の位置決め手段は、前記
キャリッジ部に設けられ弾性体で付勢されたレバーと、
前記記録ヘッドユニットに設けられた位置規制部により
構成されており、前記レバーは、その支点が長穴を有す
るとともに、第1、第2の斜面を有した断面が略くの字
型の形状を有し、かつ、前記弾性体の弾性力により発生
するモーメントを伴った力によって、該略くの字型形状
の端部において前記記録ヘッドユニットの前記位置規制
部を前記記録ヘッドユニット側係合手段と前記キャリッ
ジ側係合手段とを係合させる方向に押圧して位置決めす
るとともに、前記記録ヘッドユニットを前記コンタクト
部が前記コンタクトピンを押圧させる方向に押圧して、
前記コネクタピンの反力と前記レバーによる弾性力との
合成力により副走査方向の位置決めが行なわれることを
特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のインクジェット記録装置において、前記キャ
リッジ部の底部に係止され略L字型の板バネがさらに設
けられており、前記第3の位置決め手段の解放時に前記
板バネによって前記軸を回転軸として前記記録ヘッドユ
ニットを回動させることを特徴とするものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のインクジェット
記録装置の実施の一形態におけるプリントヘッドユニッ
トのキャリッジへの装着時の態様の一例を示す斜視図、
図2は、同じくキャリッジの一例を示す断面図である。
図中、1はキャリッジ、2はプリントヘッドユニット、
11はシャフト孔、12はガイドプレート受け、13は
開口、14は溝部、15は突起受け、15a,15bは
基準面、16は板バネ、17はプリントヘッド押さえレ
バー、18はプリントヘッド当接部、19はコンタクト
ピン、20はインクタンク押さえ、21は押圧部、31
は軸、32は長穴、33はバネ、34はコンタクト基
板、35はコネクタ、36は位置センサ、37はタイミ
ングフェンス、38はフレキシブルケーブル、41は突
起、42はプリントヘッド固定部、43は基板、44は
インク導入部、45はブラック用ヘッド、46はカラー
用ヘッドである。
【0015】キャリッジ1には、シャフト孔11及びガ
イドプレート受け12が設けられており、記録装置本体
のメインシャフトおよびガイドプレートによって移動可
能に構成されている。また、プリントヘッドユニット2
を組み付けるため、キャリッジ1の中央部に開口13
が、両側壁に溝部14が、後部底面に板バネ16が、図
中右側壁に押圧部21がそれぞれ設けられている。
【0016】溝部14はキャリッジ2の突起41を挿入
するためのものであり、溝部14の最深部は突起受け1
5となっており、キャリッジ2の突起41を支持する。
溝部14は、キャリッジ2の突起41が挿入しやすいよ
うにその上部が広くなっている。突起受け15の部分
は、突起41の径とほぼ等しい幅を有している。
【0017】板バネ16は、キャリッジ1の底部に固定
され、上方に延在する部分を有する略L字型の部材であ
る。この例では、2つの板バネ16が一体に形成されて
いる。この板バネ16の上方に延在する部分は、プリン
トヘッドユニット2が装着されていない状態で多少前方
に傾斜している。プリントヘッドユニット2の装着によ
り後方に変形移動するとともに、キャリッジ1を前面側
に押圧する。プリントヘッドユニット2の取り外し時に
は、プリントヘッドユニット2を前方に押し、プリント
ヘッドユニット2を回動させるように作用する。
【0018】押圧部21は、内部に凸部を有するように
形成されており、装着されるプリントヘッドユニット2
を図中左側壁の方向へ押圧する。ここでは、キャリッジ
1の側壁の一部として構成されており、キャリッジ1を
形成する材料の弾性力を利用している。なお、この例で
は押圧部21はキャリッジの右側壁に設けられている
が、左側壁に設けてもよい。
【0019】プリントヘッド押さえレバー17は、図2
に示すように、その両端で長穴32で軸31に回動可能
に軸止されるとともに、バネ33により付勢されてい
る。プリントヘッドユニット2の装着の際には、このプ
リントヘッド押さえレバー17を上方へ回動させ、プリ
ントヘッドユニット2を装着した後、プリントヘッド押
さえレバー17を放すと、バネ33によりプリントヘッ
ドユニット2を押さえる。プリントヘッド押さえレバー
17は、その断面がくの字状に曲がっており、その端部
がプリントヘッド当接部18に当接する。そのため、プ
リントヘッド押さえレバー17はプリントヘッド当接部
18に斜めに押し当てられることになる。プリントヘッ
ド当接部18への押圧の力点のばらつきに対応できるよ
うに、長穴32によってプリントヘッド押さえレバー1
7がスライドできるようになっており、より確実にプリ
ントヘッドユニット2に押圧力を発生させることができ
る。プリントヘッドユニット2の脱着時には、このプリ
ントヘッド押さえレバー17を上方へ回動させるだけで
プリントヘッドユニット2が前方へ回動し、取り外すこ
とができる。
【0020】なお、この例ではプリントヘッド押さえレ
バー17の一部を突出させた把持部を設け、ユーザの操
作性を向上させている。また、図1では、プリントヘッ
ド押さえレバー17の一部を破断し、内部のプリントヘ
ッド当接部18が見えるように示している。プリントヘ
ッド当接部18は、プリントヘッドユニット2が装着さ
れた際に、プリントヘッドユニット2のプリントヘッド
固定部42と当接し、プリントヘッドユニット2を位置
決めする。
【0021】キャリッジ1の背面には、図2に示すよう
にコンタクト基板34が設けられており、記録装置本体
とフレキシブルケーブル38などで電気的に接続されて
いる。このコンタクト基板34には、コネクタ35が装
着されている。コネクタ35のコンタクトピン19は、
プリントヘッドユニット2との電気的な接続を行なう部
分であり、記録装置本体から供給される電源や記録のた
めの各種の信号をプリントヘッドユニット2に供給す
る。また、プリントヘッドユニット2からの信号を記録
装置本体に送出する場合もある。コンタクト基板34に
はさらに位置センサ36が設けられており、タイミング
フェンス37に記されたマークを検出する。
【0022】キャリッジ1の上部に設けられているイン
クタンク押さえ20は、インクタンクを係止するために
設けられている。このインクタンク押さえ20の押圧力
によって、インクタンクはプリントヘッドユニット2の
インク導入部44に押圧されて、インクタンクとプリン
トヘッドユニット2の接続部を密閉し、液的な連通を図
る。また、インクタンク押さえ20の近傍はへこんでお
り、その凹部によってインクタンクの位置決めを行なっ
ている。
【0023】プリントヘッドユニット2には、各インク
タンクと液的に接続され、供給されるインクを受け取る
インク導入部44が各色ごとに設けられている。ここで
は、ブラックのインクと、他の3色のインクを受け取る
インク導入部44が設けられている。このインク導入部
44で受け取ったインクのうち、ブラックインクはブラ
ック用ヘッド45に供給され、その他の色のインクはカ
ラー用ヘッド46に供給される。ブラック用ヘッド45
及びカラー用ヘッド46には、多数のノズルが図中Y方
向に配列されている。ブラック用ヘッド45では、配列
されたすべてのノズルを用いてブラックによる記録が可
能である。カラー用ヘッド46では、配列されているノ
ズルを3つのグループに分け、それぞれのグループのノ
ズルを用いて各色による記録を行なう。使用しないノズ
ルを設けることもある。
【0024】また、プリントヘッドユニット2にはブラ
ック用ヘッド45およびカラー用ヘッド46を駆動する
ための駆動回路が配置されており、キャリッジ1のコン
タクトピン19と電気的に接続される基板43が設けら
れている。ここでは、それぞれのヘッドに対応して2枚
設けられている。基板43は、例えば金属で構成するこ
とができ、ブラック用ヘッド45及びカラー用ヘッド4
6の放熱用のヒートシンクとしても用いられる。
【0025】プリントヘッドユニット2の側面には突起
41が、また、上部にはプリントヘッド固定部42が設
けられており、キャリッジ1への装着時に使用される。
突起41は、キャリッジ1の溝部14に挿入されて突起
受け15と嵌合し、プリントヘッドユニット2の保持及
び位置決めを行なう。また、プリントヘッド固定部42
は、その後面がキャリッジ1のプリントヘッド当接部1
8に当接し、また前面下部においてプリントヘッド押さ
えレバー17が当接し、押圧固定される。
【0026】キャリッジ1にプリントヘッドユニット2
を装着する際には、キャリッジ1の開口13からプリン
トヘッドユニット2のブラック用ヘッド45及びカラー
用ヘッド46が露出するように、プリントヘッドユニッ
ト2をキャリッジ1の上部から挿入する。このとき、プ
リントヘッドユニット2の両側の突起41が、キャリッ
ジ1の対応する溝部14に挿入されるように挿入する。
溝部14の上部が広くなっているので、プリントヘッド
ユニット2を幾分斜めに挿入することができ、容易に挿
入することができる。プリントヘッドユニット2は、突
起41がキャリッジ1の溝部14の最深部の突起受け1
5に当接するまで挿入される。この状態において、略L
字型の板バネ16の上方に延在する部分とプリントヘッ
ドユニット2の背面とが当接し、板バネ16の弾性力に
よってプリントヘッドユニット2は傾斜したまま保持さ
れる。
【0027】プリントヘッド押さえレバー17を持ち上
げるようにして回動させ、プリントヘッドユニット2を
奥へ回動させる。これにより、プリントヘッドユニット
2のプリントヘッド固定部42の背面がキャリッジ1の
プリントヘッド当接部18に当接する。プリントヘッド
押さえレバー17を離すと、プリントヘッド押さえレバ
ー17に設けられているバネ33の付勢力によって、プ
リントヘッド押さえレバーの一端がプリントヘッド固定
部42の前面下部に当接し、プリントヘッドユニット2
を押さえる。このとき、キャリッジ1のコンタクトピン
19に図示しないプリントヘッドユニット2のコンタク
ト部が押圧され、電気的に接続される。
【0028】図3は、本発明のインクジェット記録装置
の実施の一形態におけるプリントヘッドユニット装着時
の一例を示す断面図である。図中の符号は図1、図2と
同様である。プリントヘッドユニット2をキャリッジ1
に装着したときは、プリントヘッドユニット2およびキ
ャリッジ1の双方の基準面同士が正しく接触し、記録ヘ
ッド45,46のノズル部の位置が精度よく位置決めさ
れる必要がある。
【0029】一般に、ある部品を位置決めして組み付け
る場合、第1の基準面では3点により位置決めし、第2
の基準面では2点で位置決めし、さらに第3の基準面で
は1点で位置決めすると、最も安定した構成となること
が知られている。この構成では、Y方向について、プリ
ントヘッドユニット2のプリントヘッド固定部42とキ
ャリッジ1のプリントヘッド当接部18による位置決
め、および、プリントヘッドユニット2の両側の突起4
1とキャリッジ1の両側の突起受け15による位置決め
を行なっている。また、Z方向については、プリントヘ
ッドユニット2の両側の突起41とキャリッジ1の両側
の突起受け15によって位置決めを行なっている。さら
にX方向については、押圧部21がキャリッジの右側に
設けられている場合には、プリントヘッドユニット2の
左側の突起41とキャリッジ1の左側の突起受け15の
面との当接によって位置決めを行なっている。X方向の
位置決めは、プリントヘッドユニット2の左側面とキャ
リッジ1の左内側面との当接によって行なってもよい。
【0030】Y方向の位置決めには、プリントヘッド押
さえレバー17による押圧力と、コンタクトピン19の
反力が用いられている。プリントヘッドユニット2が装
着されると、図3に太い矢印で示すように、プリントヘ
ッド押さえレバー17の押圧力により発生するモーメン
トを伴った力が、Z方向から−Y方向に約30゜の角度
をなした方向に発生し、プリントヘッドユニット2をZ
方向と−Y方向に押圧する。これにより、プリントヘッ
ドユニット2のプリントヘッド固定部42とキャリッジ
1のプリントヘッド当接部18との当接を確実に行なっ
て位置決めするとともに、プリントヘッドユニット2の
2つの突起41をキャリッジ1のそれぞれの突起受け1
5の前方の面である基準面15a(図2参照)に押しつ
け、Y方向の位置決めを行なっている。
【0031】プリントヘッドユニット2が装着される際
に、キャリッジ1のコンタクトピン19は、図示しない
プリントヘッドユニット2のコンタクト部と電気的に接
続される。電気的な接続を安定的に行なうため、コンタ
クトピン19は、プリントヘッドユニット2側のコンタ
クト部への押圧力を必要とする。このときの各コンタク
トピン19の反力は、約80gf程度が必要とされる。
例えば、信号線が15本存在するとすれば、コンタクト
ピン19の反力は総計で約1.2kgf必要である。こ
のコンタクトピン19からの反力は、図3において太い
矢印で示すように、Y方向から−Y方向に約30゜の角
度をなした方向に発生する。これにより、プリントヘッ
ドユニット2の2つの突起41が、キャリッジ1のそれ
ぞれの突起受け15の基準面15aに押しつけられる力
をさらに大きくし、Y方向の位置決めをさらに精度よく
行なうことができる。さらに、板バネ16もプリントヘ
ッドユニット2が装着された状態では、Y方向への押圧
力を有しており、この押圧力によってさらに突起41の
基準面15aへの押しつけを強くしている。
【0032】上述のプリントヘッド押さえレバー17に
よる押圧力と、コンタクトピン19の反力は、Z方向の
位置決めにも用いられている。これらの力のZ方向成
分、および、プリントヘッドユニット2の自重によっ
て、プリントヘッドユニット2の2つの突起41がキャ
リッジ1のそれぞれの突起受け15の底面である基準面
15b(図2参照)に押しつけられ、Z方向の位置決め
が行なわれる。
【0033】X方向への位置決めは、Y方向、Z方向の
位置決めに比較してノズルの位置ズレが画質へ及ぼす影
響は少なく、コンタクトピン19における電気的な接続
の際のズレが許容される範囲で位置決めを行なえばよ
い。この例では、キャリッジ1の一部に押圧部21を設
け、この押圧部21の弾性力によってプリントヘッドユ
ニット2を押し、位置決めを行なっている。図1に示し
た例では、キャリッジ1の右側に押圧部21を設けてい
るので、装着したプリントヘッドユニット2は左側に押
され、突起41の端面と突起受け15の側面が当接して
X方向の位置決めが行なわれる。あるいは、プリントヘ
ッドユニット2の左側面と、キャリッジ1の左内側面と
が当接し、X方向の位置決めを行なうようにしてもよ
い。また、押圧部21をキャリッジの左側に設けること
もできる。この場合、プリントヘッドユニット2は右側
に押され、位置決めが行なわれることになる。
【0034】このように、キャリッジ1にプリントヘッ
ドユニット2を装着する際には、プリントヘッドユニッ
ト2の突起41を溝部14に挿入して落とし込み、その
後プリントヘッド押さえレバー17を持ち上げてプリン
トヘッドユニット2を奥へ押し込み、プリントヘッド押
さえレバー17を放してプリントヘッドユニット2を押
さえるという、非常に簡単な操作によってプリントヘッ
ドユニット2を装着することができる。しかも、装着さ
れたプリントヘッドユニット2は、精度よく位置決めさ
れている。そのため、装着方法の不具合によってプリン
トヘッドユニット2が位置ズレをおこすことはなく、常
に最適な位置にプリントヘッドユニット2を位置決めす
ることができる。また、プリントヘッドユニット2を押
し込む際に必要とする力も、板バネ16を変形させる力
と、コンタクトピン19にコンタクト部を押圧する力だ
けでよく、回転方向の力であるので非常に少ない力によ
って装着を行なうことが可能である。さらに、プリント
ヘッドユニット2の装着時の移動距離も少なく、キャリ
ッジ全体を小型化することが可能であり、安価な装置を
構成することができる。
【0035】図4は、本発明のインクジェット記録装置
の実施の一形態におけるプリントヘッド押さえレバー解
放時の一例を示す断面図である。万一故障などによりプ
リントヘッドユニット2の交換を行なう必要が生じた際
には、プリントヘッド押さえレバー17を持ち上げ、回
動させる。これにより、プリントヘッドユニット2はプ
リントヘッド固定部42とキャリッジ1のプリントヘッ
ド当接部18とを当接させて位置決めを行なう力を失
い、コンタクトピン19および板バネ16からY方向の
力を受けることになる。この力によってプリントヘッド
ユニット2は前面に押し出される方向への回転力を受け
る。板バネ16は、押圧部21によるX方向への摩擦力
よりも大きな弾性力を有しており、また、コンタクトピ
ン19よりも大きなストロークを発生させる。そのた
め、プリントヘッドユニット2は板バネ16の弾性力に
よって、両方の突起41を結ぶ軸を中心に回動する。こ
の結果、図4に示すように、プリントヘッドユニット2
は前方へ傾斜した状態に維持されることになる。その後
プリントヘッド押さえレバー17の回動を解除しても、
プリントヘッドユニット2のプリントヘッド固定部42
にプリントヘッド押さえレバー17は当接せず、プリン
トヘッドユニット2は位置決め部へ戻ることはない。こ
れにより、ユーザはプリントヘッドユニット2を取り出
せることを視認でき、またプリントヘッドユニット2を
取り出しやすくなるので、容易にプリントヘッドユニッ
ト2の交換作業を行なうことができる。
【0036】図5は、本発明のインクジェット記録装置
の実施の一形態におけるインクタンクのプリントヘッド
ユニットへの装着時の態様の一例を示す斜視図、図6
は、同じくインクタンク装着後の態様の一例を示す斜視
図である。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付し
て説明を省略する。3はインクタンク、51は嵌合部で
ある。図5では、キャリッジ1にプリントヘッドユニッ
ト2が組み付けられた状態を示し、さらに、インクタン
ク3が装着される状態を示している。ここでは、ブラッ
クのインクタンクと他の3色のインクタンクの4つが装
着される。
【0037】各インクタンク3には、嵌合部51が設け
られている。インクタンク3を装着する際には、インク
タンク3の把持部を持ち、所定の位置に挿入する。する
と、インクタンク3の嵌合部51とキャリッジ1のイン
クタンク押さえ20とが嵌合し、インクタンク3がプリ
ントヘッドユニット2に対してZ方向に加圧される。こ
の加圧力によって、インクタンク3の下面に設けられて
いるジョイント口を、プリントヘッドユニット2の各イ
ンク導入部44に圧接させ、密閉されたインクの流路を
形成する。
【0038】また、インクタンク3の前面下部がキャリ
ッジの前部に当接し、Y方向の位置決めが行なわれる。
このY方向の位置決めは、プリントヘッドユニット2の
インク導入部44の奥に設けられた壁、および、キャリ
ッジ1のインクタンク押さえ20の近傍に設けられた凹
部によっても行なわれる。さらに、プリントヘッドユニ
ット2のインク導入部44の周囲に配設された隔壁、お
よび、キャリッジ1のインクタンク押さえ20の近傍に
設けられた凹部によって、X方向の位置決めが行なわれ
る。また、この例では、インクタンク3の底面と向き合
うキャリッジ1の面に爪を設けており、この爪によって
もインクタンク3を押圧し、固定している。4つのイン
クタンク3が装着された状態を図6に示している。
【0039】上述の例では、プリントヘッドユニット2
の左右に突起41を設け、キャリッジ1の側壁に突起受
け15を設けてプリントヘッドユニット2の位置決めを
行なった。しかしこれに限らず、例えば、キャリッジ1
の左右の側壁内面に突起を設け、プリントヘッドユニッ
ト2に溝を設ける構成であってもよい。さらに、突起と
溝による構成以外でも、X方向の軸が位置決めできる構
成であれば種々の係止手法を適用することができる。
【0040】上述の例では、ブラックと、他の3色を用
いて記録を行なう場合の構成例を示した。このとき、ブ
ラックは他の3色よりも使用頻度が高いので、他の3色
よりも容量を大きくしておくことができる。このような
色構成に限らず、ブラックを除く3色を用いたり、5個
以上のインク供給系を用いる構成としてもよい。もちろ
ん、単色の記録装置にも適用することができる。さら
に、ブラック用ヘッド45とカラー用ヘッド46の2ヘ
ッド構成の他、各色ごとにプリントヘッドを設けた構成
とすることも可能である。
【0041】さらに、本発明は、上述の例のようにプリ
ントヘッドユニットとインクタンクが別体で構成されて
いるものに限定されるものではなく、例えば、インクタ
ンクとプリントヘッドが一体の構成の場合にも、同様の
装着機構を用いることができる。
【0042】上述の例では、記録ヘッドがX方向に移動
する構成を示したが、これに限らず、記録媒体がX方向
に移動する構成でもよい。Y方向は、記録ヘッドが移動
する方法でも、記録媒体が移動する方法でもどちらでも
かまわない。記録媒体が移動する方法の場合に、その記
録媒体の給送方法は任意である。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、記録ヘッドユニットの装着の際に、主走査方
向の軸の位置を決定する第1の位置決め手段と、主走査
方向の位置を決定する第2の位置決め手段と、前記第1
の位置決め手段で決定された軸を回転軸とする回動を規
制する第3の位置決め手段により位置決めを行なうの
で、簡単な構成で位置決めの精度向上を図ることがで
き、小型、安価で信頼性の高いインクジェット記録装置
を提供できる。前記第1の位置決め手段は、前記記録ヘ
ッドユニットの両側に設けられた2つの記録ヘッドユニ
ット側係合手段と、前記キャリッジ部に設けられた対応
する2つのキャリッジ側係合手段によって構成されてい
ることにより第1の位置決めを簡単に行なうことができ
る。また、前記第2の位置決め手段は、前記キャリッジ
部の側面に形成され前記記録ヘッドユニットを押圧する
ように構成することによって、第2の位置決め操作を不
要とするとともに、精度よく位置決めすることができ
る。さらに、前記第3の位置決め手段を、前記キャリッ
ジ部に設けられ弾性体で付勢されたレバーと、前記記録
ヘッドユニットに設けられた位置規制部により構成され
ており、前記レバーは、前記弾性体の弾性力により発生
するモーメントを伴った力によって、前記記録ヘッドユ
ニットを前記記録ヘッドユニット側係合手段と前記キャ
リッジ側係合手段とを係合させる方向に押圧して位置決
めするとともに、前記記録ヘッドユニットを前記コンタ
クト部が前記コンタクトピンを押圧させる方向に押圧し
て、前記コネクタピンの反力と前記レバーによる弾性力
との合成力により副走査方向の位置決めが行なわれるこ
とによって、レバーの動作という簡単な操作によって記
録ヘッドユニットの装着を行なうことができるととも
に、記録ヘッドユニットをキャリッジ側に確実に当接さ
せて、精度よく位置決めを行なうことができる。また、
レバーの支点を長穴であることによって、記録ヘッドユ
ニットの押圧方向のばらつきを吸収することができる。
さらに、コネクタピンの反力をも利用することによっ
て、副走査方向の位置決めはより確実に、精度よく行な
うことができる。
【0044】このレバーの断面を請求項2に記載の発明
のようにくの字型とし、その端部で記録ヘッドユニット
を押圧することによって、記録ヘッドユニットを副走査
方向およびインクの吐出方向に精度よく位置決めするこ
とができる。
【0045】また、請求項3に記載の発明のように、略
L字型の板バネを設けることによって、第3の位置決め
手段のレバーの解放時に、記録ヘッドユニットを回動さ
せることができる。これにより、記録ヘッドユニットを
着脱に容易な姿勢にすることができ、簡単な操作でプリ
ントヘッドユニットの着脱を行なうことができる、など
の効果がある。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェット記録装置の実施の一
形態におけるプリントヘッドユニットのキャリッジへの
装着時の態様の一例を示す斜視図である。
【図2】 本発明のインクジェット記録装置の実施の一
形態におけるキャリッジの一例を示す断面図である。
【図3】 本発明のインクジェット記録装置の実施の一
形態におけるプリントヘッドユニット装着時の一例を示
す断面図である。
【図4】 本発明のインクジェット記録装置の実施の一
形態におけるプリントヘッド押さえレバー解放時の一例
を示す断面図である。
【図5】 本発明のインクジェット記録装置の実施の一
形態におけるインクタンクのプリントヘッドユニットへ
の装着時の態様の一例を示す斜視図である。
【図6】 本発明のインクジェット記録装置の実施の一
形態におけるインクタンク装着後の態様の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1…キャリッジ、2…プリントヘッドユニット、3…イ
ンクタンク、11…シャフト孔、12…ガイドプレート
受け、13…開口、14…溝部、15…突起受け、15
a,15b…基準面、16…板バネ、17…プリントヘ
ッド押さえレバー、18…プリントヘッド当接部、19
…コンタクトピン、20…インクタンク押さえ、21…
押圧部、31…軸、32…長穴、33…バネ、34…コ
ンタクト基板、35…コネクタ、36…位置センサ、3
7…タイミングフェンス、38…フレキシブルケーブ
ル、41…突起、42…プリントヘッド固定部、43…
基板、44…インク導入部、45…ブラック用ヘッド、
46…カラー用ヘッド、51…嵌合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/34,25/304 B41J 2/01

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出させて記録媒体に記録を
    行なう記録ヘッド部を備えた記録ヘッドユニットと、該
    記録ヘッドユニットを着脱自在に収容できるキャリッジ
    部を有し、該キャリッジ部と前記記録媒体が副走査方向
    に相対移動するとともに副走査方向と直角な主走査方向
    に前記キャリッジ部を移動させて記録を行なうインクジ
    ェット記録装置において、前記キャリッジ部に設けられ
    たコンタクトピンを有するコネクタと、前記記録ヘッド
    ユニットに設けられたコンタクト部と、前記記録ヘッド
    ユニットを前記キャリッジ部に装着する際に、主走査方
    向の軸の位置を決定する第1の位置決め手段と、主走査
    方向の位置を決定する第2の位置決め手段と、前記軸を
    回転軸とする回動を規制する第3の位置決め手段を有
    し、前記第1の位置決め手段は、前記記録ヘッドユニッ
    トの両側に設けられた2つの記録ヘッドユニット側係合
    手段と、前記キャリッジ部に設けられた対応する2つの
    キャリッジ側係合手段によって構成されており、前記第
    2の位置決め手段は、前記キャリッジ部の側面に形成さ
    れ前記記録ヘッドユニットを押圧する押圧手段を含み、
    前記第3の位置決め手段は、前記キャリッジ部に設けら
    れ弾性体で付勢されたレバーと、前記記録ヘッドユニッ
    トに設けられた位置規制部により構成されており、前記
    レバーは、その支点が長穴を有し、かつ、前記弾性体の
    弾性力により発生するモーメントを伴った力によって、
    前記記録ヘッドユニットを前記記録ヘッドユニット側係
    合手段と前記キャリッジ側係合手段とを係合させる方向
    に押圧して位置決めするとともに、前記記録ヘッドユニ
    ットを前記コンタクト部が前記コンタクトピンを押圧さ
    せる方向に押圧して、前記コネクタピンの反力と前記レ
    バーによる弾性力との合成力により副走査方向の位置決
    めが行なわれることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  2. 【請求項2】 インク滴を吐出させて記録媒体に記録を
    行なう記録ヘッド部を備えた記録ヘッドユニットと、該
    記録ヘッドユニットを着脱自在に収容できるキャリッジ
    部を有し、該キャリッジ部と前記記録媒体が副走査方向
    に相対移動するとともに副走査方向と直角な主走査方向
    に前記キャリッジ部を移動させて記録を行なうインクジ
    ェット記録装置において、前記キャリッジ部に設けられ
    たコンタクトピンを有するコネクタと、前記記録ヘッド
    ユニットに設けられたコンタクト部と、前記記録ヘッド
    ユニットを前記キャリッジ部に装着する際に、主走査方
    向の軸の位置を決定する第1の位置決め手段と、主走査
    方向の位置を決定する第2の位置決め手段と、前記軸を
    回転軸とする回動を規制する第3の位置決め手段を有
    し、前記第1の位置決め手段は、前記記録ヘッドユニッ
    トの両側に設けられた2つの記録ヘッドユニット側係合
    手段と、前記キャリッジ部に設けられた対応する2つの
    キャリッジ側係合手段によって構成されており、前記第
    2の位置決め手段は、前記キャリッジ部の側面に形成さ
    れ前記記録ヘッドユニットを押圧する押圧手段を含み、
    前記第3の位置決め手段は、前記キャリッジ部に設けら
    れ弾性体で付勢されたレバーと、前記記録ヘッドユニッ
    トに設けられた位置規制部により構成されており、前記
    レバーは、その支点が長穴を有するとともに、第1、第
    2の斜面を有した断面が略くの字型の形状を有し、か
    つ、前記弾性体の弾性力により発生するモーメントを伴
    った力によって、該略くの字型形状の端部において前記
    記録ヘッドユニットの前記位置規制部を前記記録ヘッド
    ユニット側係合手段と前記キャリッジ側係合手段とを係
    合させる方向に押圧して位置決めするとともに、前記記
    録ヘッドユニットを前記コンタクト部が前記コンタクト
    ピンを押圧させる方向に押圧して、前記コネクタピンの
    反力と前記レバーによる弾性力との合成力により副走査
    方向の位置決めが行なわれることを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリッジ部の底部に係止され略L
    字型の板バネがさらに設けられており、前記第3の位置
    決め手段の解放時に前記板バネによって前記軸を回転軸
    として前記記録ヘッドユニットを回動させることを特徴
    とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装
    置。
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JP7337885B2 (ja) * 2021-06-29 2023-09-04 キヤノン株式会社 記録装置および装置

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