JP2841368B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像信号のストローブ表示（駒撮画表示）
を可能にしたテレビジョン受像機に関する。

〔発明の概要〕

本発明はテレビジョン受像機に関し、複数の入力映像
信号を切り換える切換え手段によって、切換えられた入
力映像信号を記憶する記憶手段を設け、所定周期毎に、
入力映像信号の単位信号分を、第１の期間に亘って記憶
手段に書き込むと共に、その後書き込みを停止して、第
１の期間より長い第２の期間に亘って、記憶手段に記憶
されている単位信号分の映像信号を繰返し読み出す如
く、記憶手段を制御すると共に、入力映像信号の切換え
要求があったとき、第２の期間内に切換え手段の切換え
を行う如く、切換え手段を制御するようにしたことによ
り、ストローブ表示時に入力映像信号を切り換えても、
ストローブ表示の画像が乱れる虞がなく、しかも画像の
途切れやストローブ表示の停止がないようにしたもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、映像信号のストローブ表示（駒撮画表示）を可
能にしたテレビジョン受像機が提案されている。かかる
従来のテレビジョン受像機では、映像信号のフィールド
信号分（フレーム信号も可）を記憶し得るメモリ（ビテ
オRAM）を設け、ストローブ表示モードでは、入力映像
信号の１フィールド分を、１フィールド期間に亘って、
その記憶手段に書き込み、その後その書き込みを停止し
て、所定フィールド期間、例えば８フィールド期間に亘
って繰り返し読み出し、その繰り替えし読み出された１
フィールド分の映像信号を、CRTに供給して表示させる
ようにし、その後その読み出しを停止して、上述と同様
に、入力映像信号の１フィールド分を、１フィールド期
間に亘って、その記憶手段に書き込み、以下、これを繰
り返すことにより、CRTの画面上には、入力映像信号の
９フィールド期間毎に画像が変化するストローブ表示が
行われる。

このストローブ表示は、あるチャンネルの映像信号に
基づいて、CRTの全画面でストローブ表示を行なう場合
と、CRTの画面を２分割し、一方の分割画面では、ある
チャンネルの映像信号に基づく通常の表示を行い、他方
の分割画面では、他のチャンネルの映像信号に基づくス
トローブ表示を行い、これを所定時間毎に通常の表示及
びストローブ表示を行う分割画面を交代させるものとが
ある。

尚、入力映像信号の１フィールド分を、１フィールド
期間に亘って、その記憶手段に書き込み、その後その書
き込みを停止して、その記憶手段の内容を、所望フィー
ルド期間に亘って、繰り返し読み出して、CRTに供給す
れば、ストローブ表示の一態様である静止画表示も可能
と成る。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、かかる従来のテレビジョン受像機におい
て、入力映像信号の切換え、即ち、受信テレビジョン信
号の選局あるいは受信入力映像信号及びVTR,映像ディス
ク再生装置等からの外部入力映像信号の切換えを行った
とき、その入力映像信号の切換え期間が、上述のメモリ
への映像信号の書き込期間と重なると、同期流れ等によ
る乱れた映像信号がメモリに書き込まれることになり、
従って、そのメモリに書き込まれた映像信号を繰り返し
読み出してCRTに供給すると、その画像の乱れは頗る目
立ってしまう。

そこで、従来はストローブ表示中に入力映像信号の切
換えを行うときは、一時的にストローブ表示を中止した
り、あるいはCRTにブランキングを掛けたりしていた。

しかし、途中でストローブ表示を中止するのは、好ま
しくなく、特にCRTの画面を２分割して、異なるチャン
ネルの映像信号の一方を通常表示し、他方をストローブ
表示し、それらを交互に入れ替えて、２つの分割画面に
表示する場合には、このストローブ表示を中止すること
は、異なるチャンネルの映像信号に基づく画像の両方を
CRTの画面に表示することを停止することに成り、特に
好ましくない。

又、ストローブ表示中に入力映像信号の切換えを行う
ときに、CRTにブランキングを掛けるのは、画面が途切
れるので好ましくない。

かかる点に鑑み、本発明はストローブ表示時に入力映
像信号を切り換えても、ストローブ表示の画像が乱れる
虞がなく、しかも画像の途切れやストローブ表示の停止
のないテレビジョン受像機を提案しようとするものであ
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によるテレビジョン受像機は、複数の入力映像
信号を切り換える切換え手段と、その切換え手段によっ
て切換えられた入力映像信号を記憶する記憶手段と、所
定垂直周期毎に、入力映像信号の単位信号分を、第１の
期間に亘って上記記憶手段に書き込むと共に、その後書
き込みを停止して、第１の期間より長い第２の期間に亘
って、記憶手段に記憶されている単位信号分の映像信号
を繰り返し読み出す如く記憶手段を制御する第１の制御
手段とを有し、ストローブ表示を行わせるようにしたテ
レビジョン受像機において、切換え手段に対する切換え
要求があったときは、その切換え要求があったことを示
す情報を保持する切換え要求情報保持手段と、書き込み
停止後に、切換え要求情報保持手段に切換え要求があっ
たことを示す情報が保持されていることが検知されたと
きは、第２の期間内に、記憶手段に記憶されている第１
の入力映像信号から第２の入力映像信号への切換えが行
われるように、切換え手段を制御する第２の制御手段と
を設けたものである。

〔作用〕

かかる本発明によれば、第１の制御手段によって、所
定垂直周期毎に、入力映像信号の単位信号分を、第１の
期間に亘って記憶手段に書き込むと共に、その後書き込
みを停止して、第１の期間より長い第２の期間に亘っ
て、記憶手段に記憶されている単位信号分を映像信号の
繰り返し読み出す如く記憶手段を制御する。

第２の制御手段によって、書き込み停止後に、切換え
要求情報保持手段に切換え要求があったことを示す情報
が保持されていることが検知されたときは、第２の期間
内に、記憶手段に記憶されている第１の入力映像信号か
ら第２の入力映像信号への切換えが行われるように、切
換え手段を制御する。

〔実施例〕

第１図は本発明によるテレビジョン受像機の一実施例
を示し、以下これについて説明る。第１図において、ア
ンテナ（１）からの受信信号がチューナ回路（２）に供
給され、ここで所望のチャンネルのテレビジョン信号が
選択されると共に、その周波数変換回路で、選択された
テレビジョン信号が映像中間周波信号に変換される。

このテレビジョン受像機では、PLLシンセサイザー方
式の選局回路が採用されており、選局に際してはAFT制
御が行われている。以下、これについて説明する。

第１図に示されるPLL回路（３）は、前置分周器，分
周器，位相比較器，基準信号発振器，ローパスフィルタ
（以下いずれも図示せず）により構成されている。そし
て、チューナ回路（２）の局部発振器（図示せず）から
の局部発振信号が、PLL回路（３）の前置分周器及び分
周器を介してその位相比較器に供給される。一方、PLL
回路（３）の基準信号発振器からの基準信号が、その位
相比較器に供給される。この位相比較器では、分周器の
出力と、基準信号発振器からの基準信号とが位相比較さ
れ、その比較出力がローパスフィルタを介してチューナ
回路（２）に供給される。そして、この比較出力に基づ
いて局部発振器の発振周波数が制御される。

そして初回の選局時には、AFT制御がなされる。即
ち、局部発振周波数が正規の搬送周波数に対応する周波
数に近傍になるように、PLL回路（３）の分周器の分周
比が設定される。この分周比は、予め保持されているチ
ャンネルデータを基に、マイクロコンピュータ（４）に
より設定される。そして局部発振周波数が上側及び下側
にステップ的に動かされ、即ちAFT制御がなされる。AFT
制御によりテレビジョン信号が引き込まれたら、その時
の分周比に基づくオフセットチャンネルデータが蓄えら
れる。次回の選局時には、この初回の選局時に蓄えられ
たオフセットチャンネルデータを用いて所望のチャンネ
ルが選択される。

ところで、上述のマイクロコンピュータ（４）には、
キースイッチ（５）及び遠隔制御送信機（６）からチャ
ンネル切替え指令，ソース切替え指令等、種々の指令が
与えられる。マイクロコンピュータ（４）にチャンネル
切替え指令が与えられると、PLL回路（３）の分周器の
分周比が所望のチャンネルに対応して設定し直される。
また、マイクロコンピュータ（４）にソース切替え指令
が与えられると、第１のスイッチ回路（７）が指令され
た入力ソースに応じて切替えられる。

チューナ回路（２）から出力される映像中間周波信号
は、中間周波信号処理回路（８）に供給される。この中
間周波信号処理回路（８）では、映像中間中波信号が増
幅されると共に、映像検波され、複合カラー映像信号が
出力される。この複合カラー映像信号が第１のスイッチ
回路（７）に供給される。

（９）は外部映像信号の入力端子で、この入力端子
（９）には、VTRやビデオディスク再生装置等の映像機
器からの外部複合カラー映像信号が供給される。この入
力端子（９）からの外部複合カラー映像信号は、第１の
スイッチ回路（７）に供給される。

第１のスイッチ回路（７）では、遠隔制御送信機
（６）或いはキースイッチ（５）のソース切替え指令に
基づき、マイクロコンピュータ（４）から出力される制
御信号により、カラー映像信号の切替えが行われる。即
ち、第１のスイッチ回路（７）により、中間周波信号処
理回路（８）からの複合カラー映像信号、或いは入力端
子（９）からの外部複合カラー映像信号のうちの一方が
選択される。

第１のスイッチ回路（７）から出力される複合カラー
映像信号は、Y/C分離回路（10）に供給される。

Y/C分離回路（10）では、選択された複合カラー映像
信号を、輝度信号Ｙと、赤及び青色差信号Ｒ−Y,B−Ｙ
とに分離し、この輝度信号Ｙ及び色差信号Ｒ−Y,B−Ｙ
を、A/D変換回路（11）及び第２のスイッチ回路（12）
に夫々供給する。

第２のスイッチ回路（12）を経てY/C分離回路（10）
より供給される輝度信号Y,色差信号Ｒ−Y,B−Ｙは、カ
ラー映像信号処理回路（13）に供給されて、３原色信号
R,G,Bに復調され、この３原色信号R,G,BがカラーCRT（1
4）に供給されてカラー画像が表示される。

一方、A/D変換回路（11）では、Y/C分離回路（10）よ
り供給された輝度信号Y,色差信号Ｒ−Y,B−Ｙを夫々A/D
変換する。このA/D変換回路（11）よりのデジタル輝度
信号及び両デジタル色差信号の１フィールド分（１フレ
ーム分も可）は、コントローラ（16）によって指定され
たフィールドメモリ（ビテオRAM）（フレームメモリも
可）（15）のアドレスに順次書き込まれる。尚、このメ
モリ（15）は、遠隔制御送信機（６）或いはキースイッ
チ（５）からの指令に基づいて、駒撮画表示（ストロボ
表示）を行う際に用いられる。

そして、遠隔制御送信機（６）又はキースイッチ
（５）より、テレビジョン信号のチャンネルを切替える
ためのチャンネル切替指令或いはソース切替指令がマイ
クロコンピュータ（４）に入力されると、マイクロコン
ピュータ（４）よりの制御信号がコントローラ（16）に
供給される。

このコントローラ（16）は、マイクロコンピュータ
（４）からの制御信号に基づき、メモリ（15）における
デジタル映像信号（デジタル輝度信号及び両デジタル色
差信号）の書き込み及び読出しと、第２のスイッチ回路
（12）の切替えとを制御する。そして、コントローラ
（16）は、これに入力される制御信号に基づいて、デジ
タル映像信号のメモリ（15）への書き込みを１フィール
ド（１フレームも可）期間行った後、それを中止（フリ
ーズ）する。これによりメモリ（15）には、最後の１フ
ィールド分（１フレーム分も可）のデジタル映像信号が
記憶されることになる。コントローラ（16）は、このデ
ジタル映像信号を読み出し、D/A変換回路（17）によりD
/A変換して、輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Y,B−Ｙを得、
第２のスイッチ回路（12）に供給する。またコントロー
ラ（16）は、第２のスイッチ回路（12）にスイッチ切替
信号を供給して、D/A変換回路（17）からの輝度信号
Ｙ、色差信号Ｒ−Y,B−Ｙ等がカラー映像信号処理回路
（13）に供給されるようにする。

輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Y,B−Ｙは、ビデオ信号処
理回路（13）にて３原色信号R,G,Bとして復調され、カ
ラーCRT（14）に供給されて、ストローブ表示が行われ
る。

そして、メモリ（15）中のデジタル映像信号が読み出
され、例えば７枚の静止画から成るストローブ表示画と
してカラーCRT（14）に表示されている例えば７フィー
ルド期間の間に、入力カラー映像信号の切替え動作が行
われる。この切替え動作は、例えばテレビジョン信号の
場合には、新たなチャンネルの周波数をPLL回路（３）
によりロックし、新たなテレビジョン信号を引込むこと
である。又、複合カラー映像信号の入力ソースを変更す
る場合には、テレビジョン信号及び映像機器からの外部
複合カラー映像信号の間での切替えを行う。このため同
期の流れによる乱れた画像、或いはブランキングの施さ
れた真っ暗な画像が表示されることがなく、ユーザに心
地良い使用感を提供できる。また、この動作は、メモリ
（15）を制御するマイクロコンピュータ（４）のソフト
ウェアによってなされるもので、ソフトウェアの負担も
少なくコストアップなしで実現できる。

そして、メモリ（15）中のデジタル映像信号が７フィ
ールド期間読み出された後、再びデジタル映像信号の１
フィールド分を１フィールド期間内にメモリ（15）に書
き込み、その後その書き込みを停止して、７フィールド
期間に亘って、そのデジタル映像信号の読み出しを行っ
て、カラーCRT（14）にストローブ表示を行なう。

尚、上述の実施例では、第２のスイッチ回路（12）に
よって、Y/C分離回路（10）からの輝度信号Ｙ、色差信
号Ｒ−Y,B−Ｙと、D/A変換回路（17）からの輝度信号
Ｙ、色差信号Ｒ−Y,B−Ｙを切替えるようにしている
が、これに限定されるものではなく、例えば第２図に示
す如く、D/A変換回路（17）の出力端を直接ビデオ信号
処理回路（13）に接続するようにしても良い。即ち、マ
イクロコンピュータ（４）からの制御信号がコントロー
ラ（16）に入力された段階でメモリ（15）に対するデジ
タル映像信号の書き込みを停止して、メモリ（15）内の
デジタル映像信号を読み出してD/A変換器（17）によりD
/A変換する。これと共に、コントローラ（16）よりカラ
ー映像信号処理回路（13）に対して、制御信号が供給さ
れてブランキングをかける。このブランキングのかけら
れたビデオ信号に、上述のD/A変換器（17）からの映像
信号を重畳して、カラーCRT（14）に静止画像を表示さ
せても良いものである。

以下に、この実施例の動作、特にストローブ表示中
に、入力映像信号の切換え、即ち、チューナ回路（２）
によるテレビジョン信号の選局又は第１のスイッチ回路
（７）による受信映像信号及び外部映像信号の切換えを
行う場合の動作を、第３図のフローチャートをも参照し
て説明する。

先ず、ステップST−１では、キースイッチ（５）又は
遠隔制御送信機（６）による入力映像信号の切換え要求
があったか否かが、マイクロコンピュータ（４）の判断
手段で判断され、入力映像信号の切換え要求があったと
きは、マイクロコンピュータ（４）のフラグ制御手段に
よって、切換え要求フラグが１にされた後、又、切換え
要求がなかったときは直接、ステップST−３に移る。

ステップST−３では、マイクロコンピュータ（４）の
タイマ（タイマ手段）の時間が、１から1V（＝1/60秒）
経過する毎に、1Vずつ加算され、ステップST−４で、マ
イクロコンピュータ（４）のタイマ時間検知手段によっ
て、そのタイマの時間が、1Vに成ったか、8Vに成った
か、あるいはそれ以外かが判断され、1Vに成ったとき
は、ステップST−５に移り、8Vに成ったときはステップ
ST−９に移り、それ以外のときはステップST−１に移
る。

タイマの時間が1Vに成ったときは、ステップST−５
で、メモリ（15）に対するデジタル映像信号（デジタル
輝度信号及び両デジタル色差信号）の書き込みの終了
（フリーズ）（従って、読み出しの開始も）を、マイク
ロコンピュータ（４）の指示手段が、コントローラ（1
6）に指示した後、ステップST−６に移る。

ステップST−６では、マイクロコンピュータ（４）の
フラグ検知手段によって、切換え要求フラグが１である
か否かが判断され、否であれば、ステップST−１に移
り、１であれば、ステップST−７に移る。ステップST−
７では、マイクロコンピュータ（４）のフラグ制御手段
によって、切換え要求フラグを０にした後、ステップST
−８に移る。ステップST−８では、マイクロコンピュー
タ（４）の指示手段によって、PLL回路（３）又は、マ
イクロコンピュータ（４）のスイッチ制御手段に、選局
又はスイッチ回路（７）の切換えを指示した後、ステッ
プST−１に移る。尚、この入力映像信号の切換えは、メ
モリ（15）に対するデジタルの映像信号の書き込みが終
了してから、7V以内に終了するものとする。

ステップST−４で、タイマの時間が8Vに成ったと判断
されると、ステップST−９では、マイクロコンピュータ
（４）の指示手段によって、メモリ（15）への映像信号
の書き込み開始（従って、映像信号の読み出し終了も）
を、コントローラ（16）に指示した後、ステップST−10
に移る。ステップST−10では、マイクロコンピュータ
（４）のタイマリセット手段によって、タイマの時間を
０にする。

かくして、キースイッチ（５）又は遠隔制御送信器
（６）から、マイクロコンピュータ（４）に入力映像信
号の切換え要求があっても、メモリ（15）に対するデジ
タル映像信号の書き込み期間中は、入力映像信号の切換
えは行われず、その書込みが終了した後に、直ちにその
切換えが行われる。

尚、入力映像信号の切換えに要する時間が、7V以内の
ときは問題ないが、7V以上掛かるときは、メモリ（15）
の読み出し期間を、その切換えに要する時間に応じて、
例えば9Vに延長すればよいが、その場合、ストローブ表
示中の入力映像信号の切換えの要請の有無に拘わらず、
メモリ（15）の読み出し期間を9Vにする場合と、切換え
要請のないときは7V、切換え要請があるときは9Vと、可
変するようにしても良い。

〔発明の効果〕

上述せる本発明によれば、ストローブ表示時に入力映
像信号を切り換えても、ストローブ表示の画像が乱れる
虞がなく、しかも画像の途切れやストローブ表示の停止
のないテレビジョン受像機を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック線図、第２図
は本発明の他の実施例の一部を示すブロック線図、第３
図は第１図の実施例の動作説明に供するフローチャート
である。 （２）はチューナ回路、（３）はPLL回路、（４）はマ
イクロコンピュータ、（５）はキースイッチ、（６）は
遠隔制御送信器、（７）は第１のスイッチ回路、（12）
は第２のスイッチ回路、（13）はカラー映像信号処理回
路、（14）はカラーCRT、（15）はメモリ、（16）はコ
ントローラである。

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数の入力映像信号を切り換える切換え手
   段と、 該切換え手段によって切換えられた入力映像信号を記憶
   する記憶手段と、 所定垂直周期毎に、上記入力映像信号の単位信号分を、
   第１の期間に亘って上記記憶手段に書き込むと共に、そ
   の後書き込みを停止して、上記第１の期間より長い第２
   の期間に亘って、上記記憶手段に記憶されている上記単
   位信号分の映像信号を繰り返し読み出す如く上記記憶手
   段を制御する第１の制御手段とを有し、ストローブ表示
   を行わせるようにしたテレビジョン受像機において、 上記切換え手段に対する切換え要求があったときは、該
   切換え要求があったことを示す情報を保持する切換え要
   求情報保持手段と、 上記書き込み停止後に、上記切換え要求情報保持手段に
   上記切換え要求があったことを示す情報が保持されてい
   ることが検知されたときは、上記第２の期間内に、上記
   記憶手段に記憶されている第１の入力映像信号から第２
   の入力映像信号への切換えが行われるように、上記切換
   え手段を制御する第２の制御手段とを設けたことを特徴
   とするテレビジョン受像機。