JP2840491B2 - ワイヤソー用溝付きローラ及びその取換方法 - Google Patents

ワイヤソー用溝付きローラ及びその取換方法

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体インゴット等の
被加工物を切断してウエーハを形成するワイヤソーに用
いられ、ワイヤが巻掛けられるワイヤソー用溝付きロー
ラ及びその取換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、ワイヤソーに用いられる従来の
ローリング装置を示す。
【0003】このローリング装置10は、溝付きローラ
20と、溝付きローラ20の両端部を回転自在に支持す
るローラ軸支装置30a及び30bとからなる。溝付き
ローラ20は、鋳鉄(SS)製の大径軸22の両端から
小径軸24a及び24bが突出し、大径軸22にスリー
ブ25が外嵌されている。スリーブ25の外周面には、
リング状の溝26が一定ピッチで形成されている。この
溝26には、ピアノ線等のワイヤ40が巻掛けられる。
スリーブ25はワイヤ40の寿命を長くするためのもの
であり、磨耗抵抗が大きくかつ弾力性のある合成樹脂で
形成されている。
【0004】ローラ軸支装置30aは、ホルダ32aが
支持板34aに固定され、ホルダ32a内に軸受け36
aが保持され、この軸受け36aに小径軸24aが嵌入
支持されている。ローラ軸支装置30bは、ローラ軸支
装置30aと互いに同一構成であり、ホルダ32bが支
持板34bに固定され、ホルダ32b内に軸受け36b
が保持され、この軸受け36bに小径軸24bが嵌入支
持されている。
【0005】被加工物42は、例えば半導体インゴット
であって、そのオリエンテーションフラット面がワーク
ホルダ44に接着され、ワークホルダ44が不図示の機
構で昇降可能となっている。
【0006】上記構成において、被加工物42を下降さ
せ、被加工物42がワイヤ40に接触すると、溝付きロ
ーラ20が回転されてワイヤ40がその線方向に走行さ
れ、また、砥粒を含む加工液が切断部付近のワイヤ40
に流し当てられる。この状態で被加工物42を下降させ
ると、ワイヤ40で被加工物42が切断され、多数枚の
ウエーハが同時に形成される。
【0007】一回の切断に要する時間は例えば、直径5
インチのシリコン半導体インゴットで6時間である。こ
の間、切断条件を一定に保つことにより、ウエーハの面
精度を高くする必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワイヤと被加
工物との間で発生する摩擦熱やローラ軸支装置の軸受で
発生する摩擦熱により、切断中に溝付きローラの温度が
変動して、熱膨張で溝ピッチpが変動し、ウエーハにう
ねりが生じる。半導体集積回路の微細化が進んでいる今
日、ウエーハのうねりは、半導体装置の歩留まりを大き
く低下させる。
【0009】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、切断されて形成されたウエーハのうねりを低減する
ことができるワイヤソー用溝付きローラ及びその取換方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明に係
るワイヤソー用溝付きローラ及びその取換方法を、実施
例図中の対応する構成要素の符号を引用して説明する。
【0011】本第1発明のワイヤソー用溝付きローラで
は、例えば図1に示す如く、切断用ワイヤ40が巻掛け
られる溝26Bが金属円柱22Bの外周面に所定ピッチ
pで形成された回転軸20Bと、該溝にコーティングさ
れた合成樹脂28とを有するワイヤソー用溝付きローラ
において、該合成樹脂28は該溝26B内のみにコーテ
ィングされ、該回転軸20Bの隣合う溝の間の外周面は
金属面である。
【0012】合成樹脂28が溝26B内のみコーティン
グされ、回転軸20Bの隣合う溝の間の外周面が金属面
であるので、加工液が直接この金属面に接して、冷却効
果が高められ、回転軸20Bの軸方向に沿った温度分布
がより均一になり、切断中に熱膨張で溝ピッチpが変動
することによるウエーハのうねりを、低減することがで
きる。
【0014】本第1発明の第1態様では、例えば図1
示す如く、溝26Bは、断面底部がV字形であり、断面
開口側壁面が金属円柱22Bの外周面と直角になってい
る。
【0015】本第1発明の第2態様では、例えば図4
示す如く、切断用ワイヤ40が巻掛けられる溝が金属円
柱の外周面に所定ピッチで形成された回転軸20Cと、
該溝にコーティングされた合成樹脂28と、を有するワ
イヤソー用溝付きローラにおいて、該溝26Cは、断面
がY字形であり、該合成樹脂28は、該溝の底部262
に埋め込まれ、該溝のV字形部斜面にコーティングされ
て、表面が略V字形になっている。
【0016】この構成の場合、合成樹脂28の表面側底
面と溝底面との間の合成樹脂28の厚さtを容易に大き
くすることができるので、ワイヤ40の張力変動の吸収
度が高くなる。これにより、切断されて形成されるウエ
ーハの面精度を向上させることができ、かつ、ワイヤ4
0の寿命をより長くすることができる。さらに、この厚
さtが比較的大きいので、合成樹脂28の寿命、すなわ
ち溝付きローラの取換寿命が長くなり、作業効率が向上
する。
【0017】合成樹脂28は、弾力性を有し、磨耗抵抗
が大きいものが好ましい。そこで、本第1発明の第3態
様では、合成樹脂28として、このような性質を備えた
ポリウレタンを用いている。
【0018】本第2発明のワイヤソー用溝付きローラ取
換方法では、例えば図3に示す如く、溝付きローラ10
A〜10Bの金属円柱とワイヤ40との間に電圧を印加
しておき、この金属円柱とワイヤ40とが導通している
かどうかを判別し、その判別結果に基づいてワイヤソー
用溝付きローラを取り換える。
【0019】これにより、合成樹脂28の再コーティン
グ回数を必要最小限に抑えることができ、また、金属円
柱とワイヤ40とが長時間接触するのを防止できるので
ワイヤ40の寿命を長くすることができる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0021】[第1実施例] 図2は、ワイヤソーに用いられる第1実施例のローリン
グ装置10Aを示す。図1は、ローリング装置10Aの
溝付きローラ20Bの表面部拡大図である。図5と同一
構成要素には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0022】溝付きローラ20Bは、金属製大径軸22
の外周面にリング状の溝26Bが一定ピッチpで形成
されている。溝26Bの断面形状は、底部がV字形にさ
れ、開口側壁面が外周面と直角にされている。また、合
成樹脂28を、溝26B内のみコーティングしており、
隣合う溝26Bの間の溝付きローラ20Bの外周面には
コーティングしていない。
【0024】成樹脂28は、弾力性を有し、磨耗抵抗
が大きいもの、例えばポリウレタン、ポリプロピレン、
テフロン等が好ましく、特にポリウレタンが好ましい。
合成樹脂28の溝斜面での厚さは、ポリウレタンの場
合、例えば0.2mmである。
【0025】他の構成は、図5と同一である。
【0026】図3に示す如く、互いに同一構成のローリ
ング装置10A、10B及び10Cは、軸を互いに平行
にして配置され、これらの溝にワイヤ40が巻掛けられ
ている。ローリング装置10A、10B及び10Cは、
不図示の機構で連動回転される。
【0027】ワイヤ40の始端側は、張力調節機構50
を介してワイヤ巻取りドラム52に巻掛けられている。
ワイヤ巻取りドラム52は、軸受けを介して脚板54に
支持され、ワイヤ巻取りドラム52がトルクモータ56
で回転駆動される。張力調節機構50とワイヤ巻取りド
ラム52との間のワイヤ40の張力は、トルクモータ5
6に印加する電圧により調節され、張力調節機構50と
ローリング装置10Cとの間のワイヤ40の張力は、張
力調節機構50により一定に調節される。
【0028】同様に、ワイヤ40の終端側は、張力調節
機構58を介してワイヤ巻取りドラム60に巻掛けられ
ている。ワイヤ巻取りドラム60は、軸受けを介して脚
板62に軸支され、ワイヤ巻取りドラム60がトルクモ
ータ64で回転駆動される。ローリング装置10Cと張
力調節機構58の間のワイヤ40の張力は、張力調節機
構58により一定に調節され、張力調節機構58とワイ
ヤ巻取りドラム60との間のワイヤ40の張力は、トル
クモータ64に印加する電圧により調節される。
【0029】脚板54と図2の支持板34aとの間に
は、直流電圧源70、スイッチ72及び抵抗器74が配
線で直列接続されている。この支持板34aは、ローリ
ング装置10A、10B及び10Cの各ローラ軸支装置
を介し各大径軸22Bに導通している。また、脚板54
はワイヤ巻取りドラム52を介しワイヤ40に導通して
いる。抵抗器74の端子間電圧は短絡判別回路76に供
給され、短絡判別回路76は、抵抗器74の端子間電圧
が設定値以上になると、リセットスイッチ77が押され
るまで出力を保持して、ブザー78を鳴らし、かつ、短
絡を表示する表示灯80を点灯させる。
【0030】次に、上記の如く構成されたワイヤソーの
動作を説明する。
【0031】被加工物42が下降され、被加工物42が
ワイヤ40に接触され、溝付きローラ20Bが回転され
てワイヤ40がその線方向に走行され、また、砥粒を含
む加工液がワイヤ40に流し当てられる。この状態で被
加工物42を下降させると、ラッピング作用により被加
工物42が切断され、多数枚のウエーハが同時に形成さ
れる。
【0032】溝26Bの断面形状が、底部でV字形にな
っており、かつ、開口側壁面が外周面と直角になってい
るので、溝ピッチpが小さくてもワイヤ外れが生じ難く
なる。 隣合う溝26Bの間の溝付きローラ20Bの外周
面がコーティングされていないので、加工液をワイヤ4
0に流し当てることにより、加工液が直接このコーティ
ングされていない外周面に接し、大径軸22Bを効率よ
く冷却することができ、大径軸22Bの軸方向に沿った
温度分布を従来よりも均一にすることができ、したがっ
て、切断されて形成されるウエーハのうねりを従来より
も低減することができる。
【0033】また、合成樹脂28の熱膨張率は、普通、
金属製大径軸22Bの熱膨張率よりも10倍程度大きい
が、図1において、溝ピッチpは、大径軸22Bのみの
熱膨張により定まり、大きな熱膨張率を有する合成樹脂
28の熱膨張には影響されない。したがって、切断中に
熱膨張で溝ピッチpが変動することにより、切断されて
形成されるウエーハのうねりを、従来よりも低減するこ
とができる。
【0034】切断回数が多数回となって、溝26Bの面
にコーティングされた合成樹脂28が劣化し、ワイヤ4
0が大径軸22Bに接触すると、抵抗器74の端子間に
電圧が加わり、これが設定値以上となって、短絡判別回
路76によりブザー78及び表示灯80がオンにされ
る。作業者は、スイッチ72をオフにし、かつ、リセッ
トスイッチ77を押して、短絡判別回路76の出力をオ
フにし、被加工物42の切断が終了した後に、ローリン
グ装置10A、10B及び10Cの溝付きローラ20B
を取り換える。そして、取り外した溝付きローラ20B
の合成樹脂28を溶融剥離させ、再度合成樹脂28を
26Bの内面にコーティングして再使用に備える。
【0035】これにより、合成樹脂28の再コーティン
グ回数を必要最小限に抑えることができ、また、金属製
大径軸22Bとワイヤ40とが長時間接触するのを防止
できるのでワイヤ40の寿命を長くすることができる。
【0039】[第2実施例]図4は、本発明の第2 実施例の溝付きローラの表面部断
面を、図1と対応させて示す。この溝付きローラ20C
は、金属製大径軸22Cの外周面に形成されたリング状
の溝26Cの断面形状がY字形となっており、溝26C
は、開口側のV字部261と底側のU字部262とから
なる。U字部262には、合成樹脂28が埋め込まれて
いる。
【0040】他の構成は、上記第1実施例と同一であ
る。
【0041】本第2実施例では、U字部262により、
合成樹脂28の表面側の底面と、U字部262の底面と
の間の合成樹脂28の厚さtを容易に大きくすることが
できるので、ワイヤ40に対する合成樹脂28の弾性定
数は、第1実施例の場合よりも小さくなって、ワイヤ4
0の張力変動を吸収し易くなる。これにより、切断され
て形成されるウエーハの面精度を向上させることがで
き、かつ、ワイヤ40の寿命をより長くすることができ
る。さらに、この厚さtが第1実施例の場合よりも大き
いので、合成樹脂28の寿命が第1実施例の場合よりも
長くなり、作業効率が向上する。
【0042】
【発明の効果】以上説明した如く、本第1発明に係るワ
イヤソー用溝付きローラでは、合成樹脂が溝内のみコー
ティングされ、回転軸の隣合う溝の間の外周面が金属面
であるので、加工液が直接この金属面に接して、冷却効
果が高められ、回転軸の軸方向に沿った温度分布がより
均一になり、切断中に熱膨張で溝ピッチが変動すること
によるウエーハのうねりを低減することができるという
優れた効果を奏し、半導体装置の歩留まり向上に寄与す
るところが大きい。
【0044】本第1発明の第2態様では、溝は、断面が
Y字形であり、合成樹脂は、溝の底部に埋め込まれ、溝
のV字形部斜面にコーティングされて、表面が略V字形
になっているので、合成樹脂の表面側底面と溝底面との
間の合成樹脂の厚さを容易に大きくすることができ、ワ
イヤに対する合成樹脂の弾性定数が小さくなって、ワイ
ヤの張力変動を吸収し易くなり、これにより、切断され
て形成されるウエーハの面精度を向上させることがで
き、かつ、ワイヤの寿命をより長くすることができ、さ
らに、該厚さが比較的大きいので、合成樹脂の寿命、す
なわち溝付きローラの取換寿命が長くなり、作業効率が
向上するという効果を奏する。
【0045】本第1発明の第3態様では、合成樹脂とし
てポリウレタンを用いているので、弾力性を有しかつ磨
耗抵抗が大きく、好ましい。
【0046】本第2発明のワイヤソー用溝付きローラ取
換方法では、溝付きローラの金属円柱とワイヤとの間に
電圧を印加しておき、この金属円柱とワイヤとが導通し
ているかどうかを判別し、その判別結果に基づいて溝付
きローラを取り換えるので、合成樹脂の再コーティング
回数を必要最小限に抑えることができ、また、金属円柱
とワイヤとが長時間接触するのを防止できるのでワイヤ
の寿命を長くすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の溝付きローラの表面部断
面図である。
【図2】ローリング装置の一部断面正面図である。
【図3】ローリング装置が適用されたワイヤソーの全体
構成図である。
【図4】本発明の第2実施例の溝付きローラの表面部断
面図である。
【図5】従来のローリング装置の一部断面正面図であ
る。
【符号の説明】
10、10A、10B、10C ローリング装置 20、20B、20C 溝付きローラ 22、22B、20C 大径軸 24a、24b 小径軸 25 スリーブ 26、26B、26C 溝 261 V字部 262 U字部 28 合成樹脂 30a、30b ローラ軸支装置 32a、32b ホルダ 34a、34b 支持板 36a、36b 軸受け 40 ワイヤ 42 被加工物 44 ワークホルダ 52、60 ワイヤ巻取りドラム 56、64 トルクモータ 70 直流電圧源 72 スイッチ 77 リセットスイッチ 78 ブザー 80 表示灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 和男 群馬県群馬郡群馬町足門762番地 三益 半導体工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−74158(JP,U) 実開 平2−74160(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 27/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断用ワイヤ(40)が巻掛けられる溝
    (26B)が金属円柱(22B)の外周面に所定ピッチ
    (p)で形成された回転軸(20B)と、 該溝にコーティングされた合成樹脂(28)と、 を有するワイヤソー用溝付きローラにおいて、 該合成樹脂は該溝内のみにコーティングされており、該
    回転軸の隣合う溝の間の外周面は金属面であることを特
    徴とするワイヤソー用溝付きローラ。
  2. 【請求項2】 前記溝(26B)は、断面底部がV字形
    であり、断面開口側壁面が前記金属円柱(22B)の外
    周面と直角になっていることを特徴とする請求項1記載
    のワイヤソー用溝付きローラ。
  3. 【請求項3】 切断用ワイヤ(40)が巻掛けられる溝
    が金属円柱の外周面に所定ピッチで形成された回転軸
    (20C)と、 該溝にコーティングされた合成樹脂(28)と、 を有するワイヤソー用溝付きローラにおいて、 該溝(26C)は、断面がY字形であり、 該合成樹脂(28)は、該溝の底部(262)に埋め込
    まれ、該溝のV字形部斜面にコーティングされて、表面
    が略V字形になっていることを特徴とするワイヤソー用
    溝付きローラ。
  4. 【請求項4】 前記合成樹脂(28)は、ポリウレタン
    であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つ
    に記載のワイヤソー用溝付きローラ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    ワイヤソー用溝付きローラの前記金属円柱(22B、
    2C)と前記ワイヤ(40)との間に電圧を印加してお
    き、該金属円柱と該ワイヤとが導通しているかどうかを
    判別し、その判別結果に基づいて該ワイヤソー用溝付き
    ローラを取り換えることを特徴とするワイヤソー用溝付
    きローラ取換方法。
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