JP2839794B2 - プレス機械のクッションピン自動装着装置 - Google Patents

プレス機械のクッションピン自動装着装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルスタに格子状に配
列されたピン穴にポンチリングの種類に応じてクッショ
ンピンを自動的に装着させるためのプレス機械のクッシ
ョンピン自動装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7はクッションピン自動装着装置によ
り、クッションピンを装着されたプレス機械を概略的に
示す。即ち、クッションピン7が装着されるピン穴1a
を格子状に配列されたボルスタ1に、ポンチ本体3及び
ポンチリング3aを装着された下型台2が載置されてい
る。ラム4には取付けられた上型台5には、ポンチに対
応して上型6が取付けられている。同図Bに示すワーク
9を製作する場合、下型台2にガイドされたクッション
プレート7cに突設された下型クッションピン7aをボ
ルスタ1の下方に位置した油圧シリンダで上方へ駆動さ
れるクッションピン7により押圧し、ポンチリング3a
の上面をポンチ本体3の上面へほぼ同一面状に位置付け
し、上型6を上方から下動させる際に下降させてワーク
9にしわが生じないようにしている。
【0003】したがって、クッションピン7の位置はポ
ンチに応じて選択する必要があり、このための従来のク
ッションピン自動装着装置は、同図Cに示すように、プ
レス機械からボルスタ載置台8に搬出して載置されたボ
ルスタ1の下方へ設けられると共に、クッションピン7
に装着したOリング7dをボルスタ1に形成された係入
溝7eに係止しておき、各クッションピン7にそれぞれ
付属する油圧シリンダロッド8bの先端部に装着された
マグネット8aを選択的に励磁して、クッションピン7
を吸着して係入溝7eから係脱させ、ボルスタ1内から
下方へ取出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】つまり、クッションピ
ン7をOリング7dの係入溝7eによる係止によりボル
スタ1に吊してプレス機械へ搬入するために、移動中に
落下することがあり、またボルスタ1の外から目視によ
り正規に装着されているか否かの確認が手間取り、或は
破損を発見するのも困難であった。さらに、装着状態を
自動的に検査する装置も存在していなかった。よって、
本発明は、クッションピンを確実に装着でき、その監視
も容易になる冒頭に述べた類のプレス機械のクッション
ピン自動装着装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下型台に装着
されたポンチ本体周囲に位置したポンチリングを上動さ
せるように、下型台に上下にスライド可能にガイドされ
た下型クッションピンをボルスタから上方へ駆動するた
めに、ボルスタに格子状に配列されたピン穴にポンチリ
ングの種類に応じてクッションピンを自動的に装着させ
るためのプレス機械のクッションピン自動装着装置であ
って、この目的を達成するために、請求項1により、各
クッションピンの上端部に外径を拡大して下方から支持
されるヘッドをそれぞれ形成し、ボルスタのピン穴の上
端部にヘッドを受止めるリング状受溝をそれぞれ形成
し、プレス機械からのボルスタ搬出位置に配置されたボ
ルスタ載置台の下方に、クッションピンをボルスタ上面
から突出させるように、ピン穴に挿入されたクッション
を下方から押圧駆動するクッションピン押出し装置と、
このクッションピン押出し装置との間に布設されたレー
ルに沿って配置され、かつ格子に対応したクッションピ
ン格納用ピン穴を備えた格納箱と、レールに沿って走行
する走行式クッションピン把持装置とを備え、この走行
式クッションピン把持装置が、クッションピン押出し装
置及び格納箱間を自動走行するための走行駆動装置を備
えた走行基台と、この走行基台に昇降可能にガイドさ
れ、かつ自動昇降するための昇降駆動装置を備えた昇降
基台と、この昇降基台にレール方向に進退可能にガイド
され、かつ進退するための進退駆動装置を備えた支持ロ
ッドに、レール横断方向の少なくとも1列のピン穴分だ
け下設されて、所属のクッションピンの上端部を把持す
る把持装置群とから構成され、ボルスタにおける想定さ
れた複数種類のクッションピンの配列パターンを記憶す
るメモリと、このメモリから読出した直前に作業した配
列パターン及び新たに指定された配列パターンを対比す
ることにより、ボルスタからクッションピンを抜出すピ
ン穴位置及び新たに差込むピン穴位置を判断する抜差し
位置判断手段とを備えることにより、クッションピンを
ボルスタ上面から突出させた状態で、抜差し位置判断手
段の判断結果に応じて、走行基台をボルスタ搬出位置及
びクッションピンの格納箱の所定位置間をくり返し走行
させ、所定位置で把持装置を抜差しすべきピン穴列に進
退させて、走行時の位置から下降させてクッションピン
の把持又は解放を行わせる制御部が付属したことを特徴
とする。
【0006】クッションピンのボルスタへの装着状態を
検査するには、請求項2により、各把持装置にクッショ
ンピンの把持を検知するセンサを付属させると共に、こ
れらのセンサの検知信号を取込んで実際のクッションピ
ンの配列パターンデータを作成し、この作成したデータ
と指定された配列パターンと対比して、ボルスタにおけ
るクッションピン装着位置の良否を判断する検査手段を
設ける。
【0007】
【作用】ボルスタのクッションピンの配列を変更する場
合、ボルスタをプレス機械から載置台に搬出すると共
に、抜差し位置判断手段に新たに加工する配列パターン
を入力させる。先ず、クッションピン押出し装置を作動
させて、ボルスタからクッションピン全体を把持可能に
するように突出させる。走行基台をボルスタの所定位置
に移動させ、抜差し位置判断手段の判断結果に応じて、
支持ロッドを抜差しする列に進退させ、昇降基台を下降
させ、抜取るべき位置の把持装置を把持作動させ、次い
で上昇させてクッションピンをピン穴から完全に抜出
す。以下、走行基台をボルスタ搬出位置及びクッション
ピンの格納箱の所定位置間をくり返し走行させ、所定位
置で把持装置を抜差しすべきピン穴列に進退させて、走
行時の位置から下降させてクッションピンの把持又は解
放を行わせる。
【0008】
【実施例】図1乃至図4は、本発明の一実施例によるプ
レス機械のクッションピン自動装着装置を示す。図7で
説明したプレス機械のボルスタ1のクッションピン17
用ピン穴10は、搬出方向に直交方向の列に対して例え
ば125mmピッチで10個、搬出方向には250mm
ピッチで15列程度配列されている。各クッションピン
17は、図3に示すように、上端部に外径を拡大したヘ
ッド17aをそれぞれ形成され、一方ボルスタ1のピン
穴10にヘッド17aを下方から受止めるリング状受溝
11をそれぞれ形成されている。
【0009】図1はこのようなボルスタ1に対するクッ
ションピン自動装着装置の概略構成を示すもので、走行
式クッションピン把持装置は、ボルスタ搬出位置の両側
に沿って配置されたレール19にガイドされ、搬出され
たボルスタ1及びレール19間に配置される格納箱18
間を自動走行する走行駆動装置を備えた両側の走行基台
20、20aと、これらの走行基台に昇降可能にそれぞ
れガイドされ、かつ昇降駆動装置が付属した両側の昇降
基台21、21aと、レール19を横断し、かつ両端部
を両側の昇降基台21、21aにレール方向に進退可能
にガイドされ、かつ進退駆動装置が付属した支持ロッド
22にレール横断方向列のピン穴10の位置に対応して
少なくとも1列分、即ち10個だけ下設されて、クッシ
ョンピン17の先端部を把持する把持装置23とから構
成されている。
【0010】格納箱18には、ピン穴18aがレール横
断方向にはボルスタ1のピン穴10に対応する位置に対
応する個数分が突出状態で配列されており、レール方向
には対応する列数分だけ実際のピン穴10のピッチより
も短縮して配列されている。さらに、プレス機械からの
ボルスタ搬出位置に在るボルスタ載置台14の下方に、
図3に示すように、クッションピン17の把持を可能に
するように、ボルスタ上面1bから点線で示す位置へ突
出するように、ピン穴10に挿入されたクッションピン
17を下方から押圧するクッションピン押出し装置15
が配置されている。このクッションピン押出し装置は、
共通の押圧板15bを複数個所に配置された油圧シリン
ダ15aで押圧駆動するようになっている。
【0011】図2に示すように、走行基台20、20a
には、レール19に沿って走行するようにモータで車輪
29を駆動する駆動装置を備えている。走行基台20、
20aは、昇降基台21、21aに取付けられたラック
31をガイドすると共に、モータ32で歯車33を駆動
する昇降駆動装置を備えている。昇降基台21、21a
は、支持ロッド22に固定されたラック35をガイド
し、モータ36で歯車37を駆動するレール方向の進退
駆動装置を備えている。把持装置23は、図3に示すよ
うに、エアシリンダ24で駆動される二又状挟持爪25
より構成されている。そして、中間位置をピン25aで
ヒンジされた二又状挟持爪25の反対側にヒンジされた
リンク26をロッド24aで上下動させることにより、
同図Aに示す解放状態から同図Bに示すクッションピン
17の挟持状態に駆動する。
【0012】以上説明した駆動装置には、図2に示すよ
うに、下記の制御部が付属している。先ず、クッション
ピン押出し装置15には、自動装着動作の開始時に往動
させ、完了時に復動させる押出し制御手段16が付属し
ている。走行駆動装置には、両側のレール19における
ボルスタ取出し位置に設けた位置センサ19a及び格納
箱18の停止位置に設けた位置センサ19bに達すると
停止するように、これらの間を走行させる走行制御手段
40が付属している。
【0013】モータ32には、把持装置23がボルスタ
1及び格納箱18のクッションピン17の把持位置及び
抜出し得る程度に上方の原位置間を昇降するように、昇
降基台21、21aを昇降制御する昇降制御手段41が
付属している。各把持装置23及びモータ36には、ク
ッションピン17のボルスタ1での想定される複数種類
の配列パターンを記憶するメモリ42と、直前に作業し
た配列パターン及び新たな配列パターンを対比し、ボル
スタ1及び格納箱18からクッションピン17を抜出す
ピン穴位置及び新たに差し込むピン穴位置を判断する抜
差し位置判断手段43、この抜差し位置判断手段の判断
結果に応じて支持ロッド22を進退駆動する進退制御手
段44及び同様にこの判断結果に応じて把持装置23に
クッションピン17の把持又は解放を行わせる把持制御
手段45が付属している。
【0014】さらに、挟持爪25に設けられたタッチセ
ンサ25bの検知信号を取込んで、各挟持爪25の作動
時に把持検知信号が生じるか否かにより、実際のクッシ
ョンピンの配列パターンデータを作成し、指定された配
列パターンと対比して、ボルスタ1の選択した配列パタ
ーン位置にクッションピン17が挿入されているか否か
を判断するボルスタ側検査手段46及びクッションピン
17が反転配列パターン位置に残っているか否かを判断
する格納箱側検査手段47が付設されている。これらの
検査手段には、検査結果をOKかNGかで表示すると共
に、NGの場合、いずれの位置に抜差しミスが生じたか
を、例えば図4に示すように、双方のピン穴10、18
aをグラフィック表示して×印48aを表示する表示装
置48が付属している。49は、クッションピン押出し
装置15及び前述の各手段40、41、44〜47を逐
次制御するシーケンス制御手段である。
【0015】このように構成されたプレス機械のクッシ
ョンピン自動装着装置の動作は、図5のフローチャート
に従い次のように動作する。ボルスタ1のクッションピ
ン17の配列を変更する場合、ボルスタ1をプレス機械
からボルスタ載置台14に搬出すると共に、抜差し位置
判断手段43に新たに加工する配列パターンを指定す
る。抜差し位置判断手段43は、メモリ42から直前の
配列パターンと新たな配列パターンを取込んで対比し、
ボルスタ1及び格納箱18からクッションピン17を抜
出すピン穴位置及び新たに差し込むピン穴位置を決定す
る。
【0016】スタートスイッチを作動すると、シーケン
ス制御手段49は、先ずクッションピン押出し装置15
を作動させて、ボルスタ1のクッションピン17の全体
を把持可能にするように突出させる。走行基台20、2
0aをボルスタ1の所定位置に移動させ、次いで支持ロ
ッド22を1列目に進退させ、昇降基台21、21aを
下降させ、抜取るべき位置の把持装置23を作動させ
る。次いで、昇降基台21、21aを上昇させて走行の
ためにクッションピン17をピン穴10から完全に抜出
す。
【0017】走行基台20、20aをレール19に沿っ
て移動させ、格納箱18の所定位置に停止させる。支持
ロッド22を1列目に進退させ、昇降基台21、21a
を下降させてピン穴18a内に解放させると共に、新た
に差込むべきクッションピン17の把持装置23を作動
させて把持し、上昇して格納箱18から抜出し、ボルス
タ1の1列目のピン穴10に搬送して、下降して差込
む。次いで、上昇して把持装置23を前進させ、2列目
の不要のクッションピン17を取って格納箱18へ移動
し、2列目のピン穴18aに前進して戻すと共に、必要
なクッションピン17を取出してボルスタ1の所定位置
へ移動し、さらに2列目のピン穴10に差込む。
【0018】以下、同様にボルスタ1及び格納箱18間
を往復走行して、クッションピン17の抜差しを行う。
全列について抜差しが終了した後、把持装置23がボル
スタ1において1列ごとに前進・昇降し、各列で下降し
て全ての把持装置23を作動させ、タッチセンサ25b
にクッションピン17の有無を検知させる。これによ
り、実際の配列パターンを検出して、正規の配列パター
ンと比較して抜差し位置に誤りがあるか否かを検査し
て、その検査結果を表示装置48に表示させる。同様
に、格納箱18へ移動して各列についてクッションピン
17の有無を検出し、実際の配列パターンと正規の反転
配列パターンとを対比して、残り状態を検査し、結果を
表示する。
【0019】新たにミスなくクッションピン17が装着
された状態で、クッションピン押出し装置15を後退さ
せてクッションピン17のヘッド17aを受溝11に支
持させ、プレス機械に搬入する。その際、クッションピ
ン17が下方から確実に支持され、滑落することはな
い。
【0020】前述の各手段を構成する回路部分は、例え
ば図6に示すように、CPUを利用して構成することが
可能である。即ち、CPU55には、前述の各手段4
0、41、43〜47、49を構成するように動作させ
るプログラム及びクッションピン17の複数種類の配列
パターンを記憶したROM56並に作業領域を含むRA
M57等が付属し、インタフェース部58を通して位置
センサ19a、19b、タッチセンサ25b、表示装置
48、押出し制御手段16、走行制御手段40、把持制
御手段45と信号を授受し、さらに昇降、進退用駆動装
置に付属のエンコーダ信号を入力として制御信号を出力
する。これにより、図5のフローチャートに従い動作
し、新たに設定された配列パターンを直前の配列パター
ンと対比して抜差し位置を判断し、各部をシーケンス制
御させ、抜差し作業の終了後ボルスタ1のピン穴10及
びクッションピン格納箱18のピン穴18aを検査して
検査結果を表示させる。NGの場合、突出状態でクッシ
ョンピンを手で容易に修正することができる。
【0021】尚、前述の実施例において、格納箱18の
レール横断方向の幅も狭くしたい場合、支持ロッド22
に各把持装置23の上端部をクッションピン格納箱18
のピン穴位置に対応してレール横断方向へ位置制御させ
るアクチュエータを付属させることも考えられる。把持
装置23としては、前述の二又式以外の電磁石を利用
し、検査時にはクッションピンの吸着を確認する感圧セ
ンサを付属させる等他の方式も考えられる。把持装置2
3は、支持ロッド22に複数列に配列しておき、ボルス
タ1及び格納箱18間の往復動の回数を低減させるよう
にもできる。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明によれば、クッションピン
は、外径を拡大したヘッドをボルスタのピン穴の受溝に
支持させることにより、ボルスタの移動時に外れること
がなく、確実な装着が可能になる。また、ボルスタ面か
らの突出状態でクッションピンの自動装着が行われるた
めに、配列状態が目視でき、その破損等も容易に確認で
き、その対応も外部で容易に行うことができる。把持装
置を利用することにより、クッションピンの装着状態を
簡単、かつ確実に検査できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプレス機械のクッショ
ンピン自動装着装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】同装置の制御部が付属した走行式クッションピ
ン把持装置の構成を示す斜視図である。
【図3】同装置のクッションピン押出し装置の一部及び
把持装置を示す側面図である。
【図4】同装置の表示装置の動作を説明する図である。
【図5】同装置の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】同装置の制御部をCPUで実施した回路構成を
示す図である。
【図7】本発明の前提となる従来技術を示すもので、同
図Aはプレス機械の概略構成の正面図、同図Bはワーク
の斜視図、同図Cはクッションピン及び受け穴の構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボルスタ 10、18a ピン穴 14 ボルスタ載置台 15 クッションピン押出し装置 17 クッションピン 17a ヘッド 18 格納箱 19 レール 19a、19b 位置センサ 20、20a 走行基台 21、21a 昇降基台 22 支持ロッド 23 把持装置 25b タッチセンサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下型台に装着されたポンチ本体周囲に位
    置したポンチリングを上動させるように、下型台に上下
    にスライド可能にガイドされた下型クッションピンをボ
    ルスタから上方へ駆動するために、このボルスタに格子
    状に配列されたピン穴に前記ポンチリングの種類に応じ
    てクッションピンを自動的に装着させるためのプレス機
    械のクッションピン自動装着装置であって、 前記各クッションピンの上端部に外径を拡大して下方か
    ら支持されるヘッドをそれぞれ形成し、前記ボルスタの
    前記ピン穴の上端部にヘッドを受止めるリング状受溝を
    それぞれ形成し、 前記プレス機械からのボルスタ搬出位置に配置されたボ
    ルスタ載置台の下方に、前記クッションピンをボルスタ
    上面から突出させるように、前記ピン穴に挿入されたク
    ッションを下方から押圧駆動するクッションピン押出し
    装置と、このクッションピン押出し装置との間に布設さ
    れたレールに沿って配置され、かつ前記格子に対応した
    クッションピン格納用ピン穴を備えた格納箱と、前記レ
    ールに沿って走行する走行式クッションピン把持装置と
    を備え、 この走行式クッションピン把持装置が、前記クッション
    ピン押出し装置及び前記格納箱間を自動走行するための
    走行駆動装置を備えた走行基台と、この走行基台に昇降
    可能にガイドされ、かつ自動昇降するための昇降駆動装
    置を備えた昇降基台と、この昇降基台にレール方向に進
    退可能にガイドされ、かつ進退するための進退駆動装置
    を備えた支持ロッドに、レール横断方向の少なくとも1
    列の前記ピン穴分だけ下設されて、所属の前記クッショ
    ンピンの上端部を把持する把持装置群とから構成され、 前記ボルスタにおける想定された複数種類の前記クッシ
    ョンピンの配列パターンを記憶するメモリと、このメモ
    リから読出した直前に作業した配列パターン及び新たに
    指定された配列パターンを対比することによりし、前記
    ボルスタから前記クッションピンを抜出すピン穴位置及
    び新たに差込むピン穴位置を判断する抜差し位置判断手
    段とを備えることにより、前記クッションピンを前記ボ
    ルスタ上面から突出させた状態で、前記抜差し位置判断
    手段の判断結果に応じて、前記走行基台を前記ボルスタ
    搬出位置及び前記格納箱の所定位置間をくり返し走行さ
    せ、前記所定位置で前記把持装置群を抜差しすべき前記
    ピン穴列に進退させて、走行時の位置から下降させて前
    記クッションピンの把持又は解放を行わせる制御部が付
    属したことを特徴とするプレス機械のクッションピン自
    動装着装置。
  2. 【請求項2】 各把持装置にクッションピンの把持を検
    知するセンサを付属させると共に、これらのセンサの検
    知信号を取込んで実際の前記クッションピンの配列パタ
    ーンデータを作成し、この作成したデータと指定された
    配列パターンと対比して、ボルスタにおける前記クッシ
    ョンピンの装着位置の良否を判断する検査手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1のプレス機械のクッションピ
    ン自動装着装置。
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