JP2838867B2 - 幹細胞増殖促進剤 - Google Patents

幹細胞増殖促進剤

Info

Publication number
JP2838867B2
JP2838867B2 JP7286407A JP28640795A JP2838867B2 JP 2838867 B2 JP2838867 B2 JP 2838867B2 JP 7286407 A JP7286407 A JP 7286407A JP 28640795 A JP28640795 A JP 28640795A JP 2838867 B2 JP2838867 B2 JP 2838867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leu
csf
ala
gln
ser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7286407A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08208509A (ja
Inventor
政彦 田村
有宏 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP7286407A priority Critical patent/JP2838867B2/ja
Publication of JPH08208509A publication Critical patent/JPH08208509A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2838867B2 publication Critical patent/JP2838867B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は幹細胞(CFU−
S)を増殖促進させること(ただし、骨髄移植後に増殖
促進させることを除く)からなるヒト顆粒球コロニー刺
激因子(以下G−CSFと略す)を有効成分とする幹細
胞増殖促進剤に関し、造血障害をおこしている患者のう
ち造血幹細胞自体が減少している患者の幹細胞(CFU
−S)を増殖促進させる(ただし、骨髄移植後に増殖促
進させることを除く)ために使用するG−CSFを有効
成分とする医薬組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】骨髄移植(以下BMTと略す)とは先天
的または後天的な造血障害を示す患者に対し、健康な他
人または自己の骨髄を移植することをいう。近年このB
MTは白血病、悪性リンパ腫などの血液疾患や、ある種
のガンに対する治療法として精力的に行われるようにな
ってきている。そして、その効果もあがりつつある。
〔臨床と研究、61巻、1480−1487,(198
4);エクスペリメンタル ヘマトロジー(Exp.H
ematol.),12 205−215(1984)
参照〕 しかし、この治療法も臨床上いくつかの問題点がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】BMT直後の感染、間
質性肺炎(IP)、移植片対宿主病(GVHD)等がそ
の主なものである。このうち感染はBMT直後の無造血
期におこるもので、これに対する対策としては現在、無
菌室療法がとられている。ところが、患者の造血機能が
回復してくるまでに3週間程度の期間が必要であり、遅
い場合には1ヶ月以上かかることがある。この間患者を
無菌室内において治療するわけであるが、この治療は高
価であり、患者にとって経済的な負担が過大になるのみ
ならず、医師にとっても多大の労力を余儀無くされると
いう問題点を有している。 【0004】IPは移植成立後発症する場合が多い。I
Pに対する対策としてはスルファメトキサゾール−トリ
メトプリム(Sulfamethoxazole−Tr
imethoprim)の、いわゆるST合剤の予防的
投与が実施されているが、ST合剤には骨髄抑制作用が
あるため、造血機能が充分回復した患者でないと使用で
きない〔臨床免疫第15巻、第9号、700−707
(1983);臨床免疫第15巻、第9号、687−6
99(1983);Exp.Hematol.第12
巻、205〜215(1984)参照〕。 【0005】又、GVHDは移植片生着後おこる急性G
VHDが警戒すべきものであるが、この予防に投与され
るメトトレキセート(MTX)にも骨髄抑制があり、
又、最近使用されるようになったシクロスポリンA(C
SA)にも強い腎毒性があるという問題をかかえている
〔臨床と研究、第61巻、第5号、1480−1487
(1984)参照〕。いずれにしてもこの様な状況下に
あって造血障害をおこしている患者のうち造血幹細胞自
体が減少している患者においては幹細胞増殖促進による
造血機能の早期回復が強く望まれるところである。しか
しながら、現在のところ、これに答うべき適切な薬剤が
ないため、患者の造血機能が自然に回復してくるのを待
っているという状態である。 【0006】 【課題を解決するための手段】このような状況を打開す
るべく検討を重ねた結果、本出願人が先に出願し製造に
成功した純粋なヒトG−CSFを利用することに着想
し、これを実現すべく研究を更に進めた。なお、CSF
とはヒト又は動物の骨髄細胞の顆粒球系幹細胞に作用し
て単球・マクロファ−ジ及び好中球への分裂増殖と分化
とを誘導する因子であって、〔Metcalf等;エク
スペリメンタル ヘマトロジー(Exp.Hemato
l.)1,185,(1973)参照〕、ヒト−CSF
に関しても、これまでに多数の報告が既になされてい
る。〔Stanley等,フェデラルプロシーデング
(Fed.Proc.)35.2272(1975);
Burgess等,ブラッド(Blood)49.57
3(1977),その他多数あり〕 しかし、前述のCSFは完全に純化されたものではな
く、又純粋で均質の大量生産可能な取得法も確立してい
なかった。 【0007】幹細胞増殖を促進する薬剤の開発のために
は、大量均一なG−CSFの取得が前提であり、本出願
人の先の成功(特願昭59−153273号,特願昭6
0−220450号,特願昭60−269455号,特
願昭60−269456号,特願昭60−270838
号,特願昭60−270839号参照)はこれを一挙に
可能にしたのである。そこで、本発明者は該ヒトG−C
SFをマウスに連日投与したところ幹細胞の増殖促進が
あることを認めた。(実験例1参照) 【0008】次いで、G−CSFを幹細胞増殖促進剤と
して用いうるか否かについて検討を行ったところG−C
SF投与群にCFU−Sの増加が認められた。これによ
ってG−CSFに幹細胞増殖促進効果のあることが確認
されたのである。(実験例2参照) 【0009】又、造血機能の回復が遅い実験系において
は、コントロール群で生存率が33%であるのに対し、
G−CSF投与群は75%の高率を示す事が確認され
た。これはG−CSFの幹細胞増殖促進効果の表れであ
る。(実験例3参照)本発明者は以上の知見に基づき本
発明を完成した。本発明はヒトG−CSFを有効成分と
する幹細胞増殖促進剤を提供するものである。さらに詳
しくは、幹細胞(CFU−S)を増殖促進させることを
特徴とするヒト顆粒球コロニー刺激因子を有効成分とす
る幹細胞増殖促進剤および造血障害をおこしている患者
のうち造血幹細胞自体が減少している患者に対し使用す
るヒト顆粒球コロニー刺激因子を有効成分とする医薬組
成物であって、患者の幹細胞(CFU−S)を増殖促進
させる(ただし、骨髄移植後に増殖促進させることを除
く)ために使用する医薬組成物を提供するものである。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の有効成分であるヒトG−
CSFは純度が高く単離されたヒトG−CSFであれば
その由来は問わないが、本出願人が先に出願した方法に
よって取得された下記のヒトG−CSFが特に好ましく
用いられる。 【0011】(1) 次の理化学的性質を有するヒトG
−CSF。 分子量:ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動法による測定で19000±1000。 等電点:pI=5.5±0.1,pI=5.8±0.
1,pI=6.1±0.1の三つの等電点のうち少なく
とも1つを有する。 紫外部吸収:280nmに極大吸収を有し、250n
mに極少値を持つ。 N末端から21番目迄のアミノ酸配列が次の如くであ
る。 H2 N−Thr−Pro−Leu−Gly−Pro−A
la−Ser−Ser−Leu−Pro−Gln−Se
r−Phe−Leu−Leu−Lys−Cys−Leu
−Glu−Gln−Val− 【0012】(2) 次のアミノ酸配列(配列番号1に
その1例を示す)またはその一部で表わされるポリペプ
チドを有するヒトG−CSF。 (Met)n Thr Pro Leu Gly Pro Ala Ser Ser Leu Pro Gln Ser Phe Leu Leu Lys Cys Leu Glu Gln Val Arg Lys Ile Gln Gly Asp Gly Ala Ala Leu Gln Glu Lys X Cys Ala Thr Tyr Lys Leu Cys His Pro Glu Glu Leu Val Leu Leu Gly His Ser Leu Gly Ile Pro Trp Ala Pro Leu Ser Ser Cys Pro Ser Gln Ala Leu Gln Leu Ala Gly Cys Leu Ser Gln Leu His Ser Gly Leu Phe Leu Tyr Gln Gly Leu Leu Gln Ala Leu Glu Gly Ile Ser Pro Glu Leu Gly Pro Thr Leu Asp Thr Leu Gln Leu Asp Val Ala Asp Phe Ala Thr Thr Ile Trp Gln Gln Met Glu Glu Leu Gly Met Ala Pro Ala Leu Gln Pro Thr Gln Gly Ala Met Pro Ala Phe Ala Ser Ala Phe Gln Arg Arg Ala Gly Gly Val Leu Val Ala Ser His Leu Gln Ser Phe Leu Glu Val Ser Tyr Arg Val Leu Arg His Leu Ala Gln Pro (式中XはLeu 又はLeu-Val-Ser-Glu を示し、nは0又
は1を示す) 【0013】なお、上記のヒトG−CSFで糖鎖部分を
持つ糖蛋白質の形をとるものが最も好ましいものであ
る。上記(1)のG−CSFは特願昭59−15327
3号明細書又は特願昭60−220450号明細書に記
載された製造法によって得ることができる。前者には、
ヒト口腔底癌由来の細胞株CHU−1の培養上清から単
離取得する方法が詳述されており、また後者には同じく
ヒト口腔底癌由来の細胞株CHU−2〔仏国パスツール
研(C.N.C.M.)寄託番号I−483〕の培養上
清から製造する方法が記載されている。詳しくは夫々の
明細書を参照されたい。 【0014】又(2)のG−CSFは特願昭60−26
9455号,特願昭60−269456号,特願昭60
−270838号及び特願昭60−270839号の各
明細書に記載された製造方法によって得ることができ
る。これ等の各明細書に記載されている方法はいわゆる
遺伝子組換え技術による方法である。最初の2件には、
E.coli等の原核生物を宿主細胞とする方法が、又
後の2件には、動物細胞を宿主とする方法が開示されて
いるので詳しくは夫々の明細書を参照していただきた
い。なお、前述した糖鎖部分を有する糖蛋白質の形をと
るG−CSFは動物細胞を宿主とする方法によって製造
することができる。 【0015】得られたヒトG−CSFは凍結保存とする
か又は凍結乾燥、真空乾燥等の手段により水分を除去し
て保存することができる。又、所望によりヒトG−CS
Fを適当な緩衝液に溶解した後にミリポアフィルター等
で無菌濾過して注射剤とすることもできる。更に本発明
の幹細胞増殖促進剤及び医薬組成物は医薬製剤としての
形態をとるために必要な製剤担体や賦形剤を、更には安
定化剤、吸着防止剤を含むことができる。 【0016】本発明の幹細胞増殖促進剤及び医薬組成物
に含まれるヒトG−CSFの投与量及び投与回数は対象
の疾患患者の病状を配慮して決めることができるが、通
常成人一人当り0.1〜500μg、好ましくは5〜1
00μgのヒトG−CSFを含有する製剤を1週間に1
〜7回投与することができる。しかし本発明はヒトG−
CSFの含有量によって限定されるものではない。 【0017】 【実施例】以下、本発明を参考例(G−CSFの製造
例)、実験例(薬理効果)、実施例(製剤例)をあげて
説明するが、本発明はこれ等に限定されるものではな
い。 【0018】参考例〔動物細胞(マウスC127細胞)
を用いたヒトG−CSFの製造例〕 特願昭60−269456号明細書の実施例1〜12に
記載された方法でPTN−V2プラスミドを得、これを
BamHIで処理しておく。即ち、pTN−V2プラス
ミド20μgを10mM Tris−HCl(pH8.
0),7mMMgCl2 ,100mM NaCl,2m
M 2−メルカプトエタノール,0.01%BSA10
0μlに溶解せしめBamHI(宝酒造社製)20単位
で処理し、フェノール処理、エーテル処理、エタノール
沈澱を行っておく。 【0019】一方、マウスC127細胞は10%牛胎児
血清(GIBCO)を含むDulbecco´s mi
nimal essential培地中で増殖させる。
径5cmのプレートに増殖したC127細胞に、プレー
ト当たり上記調製DNAを10μgの割り合いでリン酸
−カルシウム法(Haynes,J&Weissman
n,C(1983)Nucleic Acid Re
s,11,687−706参照)にて形質転換を行い、
グリセロール処理の後、12時間37℃でインキュベー
トした。 【0020】次に、この細胞を3枚の新しい径5cmの
プレートに移し、1週間2回の割り合いで培地交換をし
た。16日目にFoci(集塊)を形成した部分をそれ
ぞれ新しいプレートに移し、上述の培地で継代培養し、
G−CSF生産能の高いクローンを選別した。その結果
〜1mg/lのレベルのG−CSF生産があった。な
お、回収、精製、検定方法については上記の特願昭60
−269456号明細書の該当実施例に開示してある通
りのものを用いた。 【0021】実験例1 G−CSFサンプル0.1 ml(CHU−2由来のG
−CSF2.5μg、n−プロパノール1%、同系マウ
ス血清10%を含む生理食塩液)をマウス(C57BL
8W、オス)に1日1回連日投与し下記の夫々の日に
殺して脾臓中のCFU−C数、CFU−S数及び末梢好
中球数を測定しコントロールサンプル0.1 ml(n
−プロパノール1%、同系マウス血清10%を含む生理
食塩液)を投与したマウスのそれらと比較した。結果を
表1、表2及び表3に示す。CFU−Sとは赤血球、好
中球、巨核球、好酸球、単球に分化し得る能力を持つ幹
細胞のことであり、CFU−Cとは好中球、単球(マク
ロファージ)そして場合によっては好酸球に分化し得る
能力を持つ幹細胞をいう。表1、表2、表3から明らか
な通りG−CSFをマウスに連日投与すると幹細胞増殖
が認められる。 【0022】 【表1】 【0023】 【表2】 【0024】 【表3】 【0025】実験例2 マウス(C57BL 8W、オス)に950RのX線を
全身照射し、直ちに同系マウスの骨髄細胞2×105
を尾静脈より移植した。このマウスについて、移植後5
日目より実験例1で用いたコントロール又はG−CSF
サンプル0.1mlを連日投与し、投与開始後6日目及
び12日目の脾及び骨髄のCFU−S数を数えた。結果
は表4、表5に示す。 【0026】 【表4】 【0027】 【表5】【0028】実験例3 マウス(C57BL 8W、オス)に950RのX線を
全身照射し、直ちに同系マウスの骨髄細胞7.5×10
4 個を尾静脈より移植した。このマウスについて、移植
後5日目より実験例1で用いたコントロール又はG−C
SFサンプル0.1mlを連日11日間投与し、その後
の生存率(照射後40日目)をみた。結果は以下に示す
通りであった。 生存率の顕著な向上はG−CSFの幹細胞増殖促進効果
によるものと推定される。 【0029】実施例1(製剤例) 参考例によって得られたヒトG−CSFを無菌処理した
後−20℃で凍結された凍結物を用いて注射剤とした。 【0030】実施例2(製剤例) 参考例によって得られたヒトG−CSFを無菌操作で1
0mlバイアル瓶に5ml充填し、−20℃で凍結乾燥
後ゴム栓にて施栓した凍結乾燥物を用いて注射剤とし
た。 【0031】 【発明の効果】本発明の幹細胞増殖促進剤及び医薬組成
は、造血障害をおこしている患者のうち造血幹細胞自
体が減少している患者の幹細胞増殖を促進させる(ただ
し、骨髄移植後に増殖促進させることを除く)効果があ
り、これによって白血病等の多くの難病患者の治癒に対
する期待が高まった。 【0032】 【配列表】 配列番号:1 配列の長さ:174 配列の形:アミノ酸 鎖の数: トロポジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Thr Pro Leu Gly Pro Ala Ser Ser Leu Pro Gln Ser Phe Leu Leu Lys 16 Cys Leu Glu Gln Val Arg Lys Ile Gln Gly Asp Gly Ala Ala Leu Gln 32 Glu Lys Leu Cys Ala Thr Tyr Lys Leu Cys His Pro Glu Glu Leu Val 48 Leu Leu Gly His Ser Leu Gly Ile Pro Trp Ala Pro Leu Ser Ser Cys 64 Pro Ser Gln Ala Leu Gln Leu Ala Gly Cys Leu Ser Gln Leu His Ser 80 Gly Leu Phe Leu Tyr Gln Gly Leu Leu Gln Ala Leu Glu Gly Ile Ser 96 Pro Glu Leu Gly Pro Thr Leu Asp Thr Leu Gln Leu Asp Val Ala Asp 112 Phe Ala Thr Thr Ile Trp Gln Gln Met Glu Glu Leu Gly Met Ala Pro 128 Ala Leu Gln Pro Thr Gln Gly Ala Met Pro Ala Phe Ala Ser Ala Phe 144 Gln Arg Arg Ala Gly Gly Val Leu Val Ala Ser His Leu Gln Ser Phe 160 Leu Glu Val Ser Tyr Arg Val Leu Arg His Leu Ala Gln Pro 174

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.hG−CSFを有効成分とし造血幹細胞自体が減少
    している患者に対して使用する幹細胞(CFU−S)増
    殖促進剤(ただし、骨髄移植後に増殖促進させるために
    使用するものを除く)。
JP7286407A 1986-01-22 1995-10-09 幹細胞増殖促進剤 Expired - Lifetime JP2838867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7286407A JP2838867B2 (ja) 1986-01-22 1995-10-09 幹細胞増殖促進剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-10280 1986-01-22
JP1028086 1986-01-22
JP7286407A JP2838867B2 (ja) 1986-01-22 1995-10-09 幹細胞増殖促進剤

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62010037A Division JPH0618779B2 (ja) 1986-01-22 1987-01-21 造血機能回復促進剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08208509A JPH08208509A (ja) 1996-08-13
JP2838867B2 true JP2838867B2 (ja) 1998-12-16

Family

ID=26345535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7286407A Expired - Lifetime JP2838867B2 (ja) 1986-01-22 1995-10-09 幹細胞増殖促進剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2838867B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8222206B2 (en) * 2008-03-04 2012-07-17 Taiwan Advance Bio-Pharm Inc. Method of enhancing the mobilization of hematopoietic stem cells using TAT-HOXB4H

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63500636A (ja) * 1985-08-23 1988-03-10 麒麟麦酒株式会社 多分化能性顆粒球コロニー刺激因子をコードするdna
JPH0618779B2 (ja) * 1986-01-22 1994-03-16 中外製薬株式会社 造血機能回復促進剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08208509A (ja) 1996-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1297004C (en) Pharmaceutical agent for promoting the recovery of hemopoietic capacity
DK173279B1 (da) Rekombinant IL-6, fremgangsmåde til dets fremstilling og vektor til brug ved denne fremstilling samt dets anvendelse
US7582607B2 (en) Muteins of fibroblast growth factor 21
AU617126B2 (en) A polypeptide growth factor from milk
AU606056B2 (en) Production of m-csf
US5221734A (en) Process for preparing a polypeptide growth factor for milk
US5126325A (en) Method for treating thrombocytopenia
EP0231819B1 (en) Pharmaceutical agent for the treatment of myelogenous leukemia
US5157106A (en) N-terminal deletions of lymphotoxin, their preparation and use
JP2838867B2 (ja) 幹細胞増殖促進剤
US5534495A (en) Treatment of non-HIV neuropathic pain syndromes
JPH0618779B2 (ja) 造血機能回復促進剤
JPH0565492B2 (ja)
JP2589094B2 (ja) 抗悪性腫瘍剤
JPH0618780B2 (ja) 骨髄性白血病抑制剤
DE69829992T2 (de) Methode zur mobilisierung hematopoietischer stammzellen
JP2697725B2 (ja) 悪性腫瘍治療用キット
JPH07101877A (ja) 血小板減少症治療剤
EP1250147A1 (en) Interferon-alpha use in the treatment of ewing's family of tumors
JPS62185098A (ja) インタ−ロイキン−2活性を有するポリペプチド

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091016

Year of fee payment: 11