JP2838745B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2838745B2
JP2838745B2 JP17341492A JP17341492A JP2838745B2 JP 2838745 B2 JP2838745 B2 JP 2838745B2 JP 17341492 A JP17341492 A JP 17341492A JP 17341492 A JP17341492 A JP 17341492A JP 2838745 B2 JP2838745 B2 JP 2838745B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にインクを記録ヘッ
ド部に供給するためのインクタンクを一体化した記録ヘ
ッドを用いたインクジェット記録装置に関し、詳しく
は、装置全体或いは部分の小型化が達成された記録装置
に関する。本発明は、プリンター単体や複写機、ワープ
ロ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ、或はこれ
らの複合機に適用可能な記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置のインク
供給機構は、記録ヘッドを長期的に使用し、この記録ヘ
ッドのインク供給経路に対して、大型のインクカートリ
ッジを交換式にする所謂パーマネント記録ヘッド使用の
場合と、記録ヘッド部にインクタンクを一体化した記録
ヘッドを装置に対して着脱可能にしたインクタンク一体
型記録ヘッドをそのまま交換する場合と、この一体型記
録ヘッドのインクタンク内にインクを所定の位置でのみ
或は、使用者が手動で、再充填する再使用の場合とに大
別される。
【0003】また、インクジェット記録ヘッドの駆動手
段としては、電気熱変換体、或は、光熱変換体を用いて
熱エネルギーを発生させインク中に核沸騰を越える膜沸
騰を生じせしめて、形成した気泡の安定した体積膨張に
よるインク滴吐出を行う方式が実用化されている。他の
方式では、電気機械変換体を用いてインクを吐出する方
式も一部では継続して実用化されている。
【0004】ところで、プリンターの小型化は達成され
つつあるが、複合機器に対して備え付けて装置全体とし
てはやはり小型化が達成されていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例のインクジ
ェット記録装置にあっては、いずれの方法においても記
録ヘッドの位置を変えるのにはキャリアをガイドする一
つの軸を中心にしてキャリアを回転させることが多い
が、そのためキャリアをガイドする軸と記録ヘッドの印
字する位置までが十分長くないと動く量を十分に取れな
かったり、また記録用紙と記録ヘッドとの角度が大きく
変化したりする。そこで装置全体を小型化していくとキ
ャリアの回転によって記録ヘッドと紙との間隔を一定に
保持することが難しくなる。
【0006】本発明は、以上のような従来例の問題点に
鑑みてなされたもので、例えば厚紙等を印字するに際し
ても、キャリジを切替える必要のない小型の記録装置の
提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、被記録材を装置から排出するための排出手段を、
被記録材の記録面側に接触する拍車と、非記録面側に接
触する排出ローラとから成る回転体対で構成すると共
に、前記排出ローラを弾性部材よりなり拍車に当接する
円筒形状部と、排出ローラを支持する軸圧入部と、円筒
形状部と軸部をつなぐ概円錐形状部とから構成し、前記
排出ローラ円錐形状部側の近傍にさらに拍車を配設する
よう構成し、あるいはまた、被記録材を装置から排出す
るための排出手段を、被記録材の記録面側に接触する拍
車と、非記録面側に接触する排出ローラとから成る回転
体対とで構成すると共に、前記排出ローラを弾性部材よ
り成り前記拍車に当接する円筒形状部と、この排出ロー
ラを支持するための軸圧入部と、円筒形状部と軸部をつ
なぐ概円錐形状部とから構成し、2個の前記排出ローラ
を前記円筒形状部が外側となるように組合わせて一組と
し、対向する拍車はその中間にもう一つ拍車を配設する
よう構成すると共に、前記排出ローラは、その円筒部側
にも軸圧入部を延在させるよう構成し、さらにまた、イ
ンクジェット記録ヘッドを搭載して移動するキャリアの
ガイドレールと被記録材を装置から搬出する手段の記録
面側に接触する拍車を支持するための支持部材とを同一
部材で構成することにより、前記目的を達成しようとす
るものである。
【0008】
【作用】以上のような構成の本発明の記録装置において
は、排出ローラが拍車に当接して変形し、排出ローラの
軸方向に傾きを持つがそれを前記第2の拍車によって被
記録材の位置を規制するように構成したため、記録する
紙の厚さの変化ほどにはヘッドと被記録材の間隔は変化
することがなく、その都度キャリジを切替える必要のな
い小型の記録装置を実現し得る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図1は、本発明の実施例に関する記録装
置を示す斜視図である。
【0010】同図において、キャリア203には、記録
手段を構成する記録ヘッド200とインクタンク201
とが連結したヘッドカートリッジ202が搭載されてい
る。このキャリア203の記録ヘッド200側の一端部
は、シャーシ1に回動自在に取り付けられたリードスク
リュー213に、その軸方向に摺動可能に嵌合され、キ
ャリア203の他端部には、ガイドが配設されており、
該ガイドがシャーシ1に形成されたガイドレール2にリ
ードスクリュー213の軸方向と平行に摺動自在に嵌入
されている。そしてキャリア203は、その姿勢が常に
一定に保たれながらリードスクリュー213の回転に伴
ってその軸方向に往復移動可能な構成となっている。
【0011】すなわち、前記リードスクリュー213
は、図に示すようにスクリュー左端に固着されたリード
スクリューギヤ257と、キャリアモータ255の出力
軸に固着されたピニオンギヤ256とが歯合し、かつリ
ードスクリュー213に螺旋状に所定のピッチで形成さ
れた案内条268(図7)に、キャリア203に取り付
けられたリードピン209(図8)が嵌入している。従
って、キャリアモータ255の正転、逆転駆動に伴って
リードスクリュー213が回動すると、キャリア203
が往復移動する。キャリア203の走査の詳細は後述す
る。
【0012】211はフレキシブルケーブルで後述の電
気回路から記録ヘッド200に印字信号を伝えるもので
あり、フレキシブルケーブルホルダ16によりピンチロ
ーラフレーム11に位置決めして保持されている。
【0013】前記キャリア203の往復移動に同期して
記録ヘッド200が駆動してインクを記録信号に応じて
吐出することにより、被記録材3に一行記録を行うもの
である。すなわち、この記録ヘッド200は微細な液体
吐出口(オリフィス)、液路およびこの液路の一部に設
けられるエネルギー作用部と、該作用部にある液体に作
用して液体を吐出するために利用されるエネルギーを発
生するエネルギー発生手段を備えている。
【0014】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてピエゾ素子などを用いた記録方法、レ
ーザーなどの電磁波を照射して発熱させ、該発熱による
作用で液体を吐出させる記録方法、あるいは発熱抵抗体
を有する発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱
して液体を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録
方法などがある。
【0015】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液体を吐出して液滴を形成するための液
体吐出口を高密度に配列することができるために高解像
度の記録をすることが可能である。その中でも電気熱変
換体をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッドは、
コンパクト化も容易であり、かつ最近の半導体分野にお
ける技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイ
クロ加工技術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化
が容易で、製造コストも安価なことから有利である。
【0016】前記キャリア203のスキャンによって一
行記録を行うと、被記録材3を搬送手段によって一行分
搬送して次行記録を行うものであるが、この被記録材3
の搬送は、搬送ローラ4とこれに圧接するピンチローラ
8の回転対と、排出ローラ7とこれに当接する拍車6と
の回転対とによって行われる。
【0017】ここで被記録材を搬送する部分の断面図を
図2に示し、これを具体的に説明すると、前記記録ヘッ
ド200の吐出口面に記録面が対向する被記録材3を、
ピンチローラ8によって搬送ローラ4に圧接し、前記搬
送ローラ4を紙送りモータ5によって適宜回転させるこ
とにより、記録位置へ必要なだけ搬送する。そして記録
後は、拍車6によって被記録材3を排出ローラ7に圧接
し、この排出ローラ7の回転によって装置外へと排出搬
送する。
【0018】ここで17は排インク吸収体18のケース
を兼ねたプラテンである。また19は図1には図示して
いないがポリエステルシートまたはステンレスなどの薄
い弾性体でできた押え板でピンチローラフレーム11に
貼り付けられていて拍車6と搬送ローラ4を結んだ想定
搬送経路よりも被記録材3が浮くのを防ぐものである。
またプリンタユニット給紙口から一体になっているので
被記録材を給紙口から記録部まで導く役目を果たす。さ
らに図示のように給紙口部分で上側に折り曲げることに
より、より容易に被記録材の挿入が可能となる。前記搬
送ローラ4および排紙ローラの駆動は紙送りモータ5に
よって行われるが、その駆動力の伝達は減速歯車列15
により行われる。
【0019】前記被記録材3の記録面側に接触する拍車
6の回転軸の位置は固定され、被記録材3の厚さに関わ
らず、拍車6と被記録材3との接触位置は変化しないの
に対し、被記録材3の非記録面側に接触する排出ローラ
7は、被記録材3の厚さによって、排出ローラ7が変形
して被記録材3の厚さの変化に対応するようになってい
る。具体的には、排出ローラ7は薄肉のゴムより成り、
円錐状に形成され、径方向に復原力を持って変形する。
そこで、拍車6に対する圧接力と、被記録材3の厚さに
応じての変形が行われる。
【0020】さてここで排出ローラ部分をさらに改良を
加えた場合の排出方向より見た状態を図3に示す。まず
本実施例の排出ローラは排出ローラを支持する軸へ嵌合
している部分を円錐状部の両端から飛び出るようにして
いる。これによって排出ローラを排出ローラを支持する
軸に圧入する際にどちら向きに入れてもその軸部を押せ
ば良く組立性が向上する。
【0021】そもそも本実施例の排出ローラは図に示す
ように拍車に圧接する際に円錐部と軸部の接合点を中心
に回動するように変形するため円筒面が拍車に接する点
で円錐側が高くなるように幾分斜めになるので被記録媒
体が図中点線で示すように浮き意味になる。そこで拍車
を追加し1つの排出ローラと2個の拍車を組み合わせて
用いることにより、被記録材を正しい位置に保つ。
【0022】この場合、拍車に当接して変形した状態で
水平になるように拍車に当たる部分も円錐状にすれば良
いようだが、そうすると拍車に当たる位置によって排出
ローラの周長が変わることになり、軸方向位置のばらつ
きで排出ローラごとに送り量が変化することになるので
好ましくない。
【0023】さらに図4に示すように2個の排出ローラ
をその円筒形状部が外側になるように組み合わせ対向す
る拍車の間に拍車を1つ追加することにより、2個の排
出ローラに対し3個の拍車で図3の場合と同じ効果を得
る。また、排出ローラ7を弾性的変形の大きな材料、例
えば多孔質のスポンジや硬度の非常に低い樹脂やゴムな
どの材料で構成することによって同様の効果が得られ
る。さらには排出ローラ7全体をバネ等で拍車6に圧接
してもよい。したがって、被記録材3の厚さに関わらず
記録ヘッド200と被記録材3の間隔を所定量に保つこ
とができ安定した搬送を行うことが出来る。14はペー
パーセンサであり、被記録材3の有無を検出する。
【0024】次に駆動回転体である排出ローラ4に対
し、被記録材3を押圧する従動回転体であるピンチロー
ラ8の押圧構成を説明する。図5において、ピンチロー
ラ8はモールドで一体に成形されており、そこへバネ部
材であるピンチローラバネ9の端部が折り曲げて入り込
むことによって支持されている。前記ピンチローラバネ
9はピンチローラフレーム11にピンチローラホルダ1
0を用いて図示の軸部9aを中心として回転自在に動く
ように支持されている。またピンチローラバネ9の軸部
9aは中央がU字状に折れ曲がっており、レバー部9b
を形成している。
【0025】前記ピンチローラバネ9によるピンチロー
ラ8の押圧力を変化させる操作手段の構成は、ピンチロ
ーラフレーム11にスライド可能リリースアングル12
を重ね、このアングルを操作してピンチローラバネ9を
押し上げることにより、軸部9aにねじれを発生させ、
その反発力でピンチローラ8を搬送ローラ4へ押しつけ
る。また前記ねじれを解消させることにより押圧力を解
除するものである。
【0026】すなわち、図6の状態にあってはリリース
アングル12に設けたカム部12aによってレバー部9
bが押し付けられて軸部にねじれ(弾性変形)が発生
し、ピンチローラ8が搬送ローラ4に押し付けられる。
一方、前記リリースアングル12を図6の矢印方向へス
ライドすると図5の状態となり、前記カム部12aが下
がるためピンチローラ8のレバーが下がり、軸部9aが
復元して前記ねじれが解消するために搬送ローラ4に対
するピンチローラ8の押圧力は小さくなる。
【0027】これによってピンチローラ8が搬送ローラ
4から完全に離隔しなくても、ジャムした被記録材3を
容易に引き抜くことができる。前記リリースアングル1
2を左右にスライドさせるには、リリースレバー13を
回動させることにより行われる。リリースレバー13は
ピンチローラフレームに軸支され回転軸に対してレバー
と反対側が長穴になっていてそこにリリースアングル1
2の取手部が入っている。そこでリリースレバー13を
回動させることにより、リリースアングル12が平行移
動する。
【0028】図7はキャリア203を被記録材3に対し
て送るためのリードスクリュー機構を示した図である。
機能上必要な部材のみ図示する。キャリア203に設け
られたキャリア軸受A228とキャリア軸受B229に
摺動可能に勘合しているリードスクリュー213におい
て、リードスクリュー213の右端は、調整バネ250
を介してシャーシ1に回転可能に結合される。また左端
は、軸受251を介して回復系プレート271に回転可
能に結合される。キャリア203はガイド部(図示せ
ず)がガイドレール2と摺動可能に係合し、キャリア2
03の回転を防止し案内する。リードスクリュー213
には複数条の案内条268が形成されていて、その内の
1条にリードピン209が摺動可能に勘合し、キャリア
203をリードスクリュー213の軸方向と平行なA,
B方向に駆動する。
【0029】図8は図7のキャリア軸受A228部拡大
断面図である。リードピン209は、一端が球状に加工
されたピンで、キャリア軸受A228とキャリア軸受B
229との間に、リードスクリュー213の軸方向と垂
直にキャリア203本体に形成された穴に摺動可能に勘
合し、球状部はリードスクリュー213と摺動可能に勘
合し、他端よりキャリア203本体に脱着可能に設けら
れたリードピンバネ210によって、リードスクリュー
213方向へ付勢されている。リードピン209摺動方
向のリードピンバネ210上部には、リードピン209
の案内条268からの外れを防ぐため、リードピン20
9の動作範囲を規制するストッパー269が形成されて
いる。
【0030】図9はリードスクリュー端部拡大図であ
る。キャリア203上の記録ヘッド200と被記録材3
との距離は、キャリア203を支えるリードスクリュー
213の被記録材3からの距離で決まるが、リードスク
リュー213は、左端が回復系プレート271によって
位置が決まり、右端は左端を基準として、リードスクリ
ュー213が被記録材3に対して平行になるよう調整で
きるように、シャーシ1に被記録材3に対して垂直な第
一の長穴252が形成される。
【0031】調整バネ250には、調整バネ250をシ
ャーシ1に取り付けた状態で、被記録材3に対して平行
になり、リードスクリュー213右端の被記録材3に対
する垂直方向の動作を規制する第二の長穴253が形成
されている。リードスクリュー213右端は第一の長穴
252及び第二の長穴253で支えられ、第二の長穴2
53が形成される調整バネ250の被記録材3に垂直な
移動(図中矢印方向)で、リードスクリュー213を被
記録材3に対して平行に調整される。調整バネ250に
はリードスクリュー213右端を左端側へ付勢するため
のバネ250aも一体で形成されている。調整バネ25
0はビス254でシャーシ1に固定される。
【0032】図10に、リードスクリュー213を介し
てキャリアモータ255の駆動力を回復系に伝えるクラ
ッチ機構が形成されるリードスクリュー213左端を示
す。回復系プレート271にはキャリアモータ255が
結合されている。キャリアモータ255のシャフトには
ピニオンギア256(図1)が固定されていてリードス
クリュー213に固定されているリードスクリューギア
257と噛み合い、キャリアモータ255の正逆回転に
より、リードスクリュー213を正逆回転させ、リード
スクリュー213の案内条268に摺動可能に当接して
いるリードピン209が案内条268に沿ってキャリア
203を移動させる。回復系プレート271には、コン
トロールギア102が組み込まれている。
【0033】リードスクリュー213左端にはイニシャ
ルロック258、クラッチプレート260、クラッチギ
ア259、戻りバネ261、が配設されている。イニシ
ャルロック258はリードスクリュー213に固定され
ている。クラッチギア259はリードスクリュー213
に対し軸方向摺動可能に勘合し、一部がイニシャルロッ
ク258の内部へ入り込むようになっている。すなわち
クラッチギア259には円周上に非対称位置で2カ所に
突起262が形成され、この突起262はイニシャルロ
ック258に突起262と同じ位相で形成された凹部2
63へ軸方向のみ動作可能に嵌合している。クラッチギ
ア259のリードスクリューギア257側端面にはフラ
ンジ267があり、フランジ267上にはコントロール
ギア102への回転トリガを与えるためのトリガ歯25
9aが形成されている。
【0034】コントロールギア102は外周上にギアが
形成されていて、リードスクリュー213を回復系プレ
ート271に組み込んだときに、リードスクリュー21
3上のクラッチギア259と噛み合う位置にある。しか
し記録動作中はコントロールギア102は外周上のギア
の一部が切りかかれた部分がクラッチギア259と対面
していてコントロールギア102がクラッチギア259
と噛み合うことは無い。そのギアの切り欠かれた部分の
側面に、数歯の側面ギア102hが形成されている。こ
の側面ギア102hは、後述する動作によってクラッチ
ギア259のトリガ歯259aと噛み合い、コントロー
ルギア102に回転トリガを与える。
【0035】イニシャルロック258とクラッチギア2
59との間には、クラッチプレート260が挿入されて
いる。更に、リードスクリューギア257がリードスク
リュー213に固定されている。戻りバネ261はクラ
ッチギア259とリードスクリューギア257との間に
位置し、クラッチギア259を常にイニシャルロック2
58側に押している。イニシャルロック258の周上に
はリードスクリュー213の条と同型状な空転溝264
が形成されていて、リードピン209を案内する条のみ
と連絡溝265でつながっている。
【0036】キャリアモータ255を正回転させるとキ
ャリア203は図4の矢印A方向へ進み、逆回転させる
と、矢印B方向へ進む。回復系プレート271にはHP
センサー270(図1)が取り付けてあり、キャリアモ
ータ255の回転によりキャリア203を走査し、キャ
リア203に形成された遮蔽板230(図1)がHPセ
ンサーを通過するポイントを検出する事により、記録動
作及び後述する回復動作の基準点とすることが出来る。
【0037】図11はキャリアモータ255の駆動力を
回復系に伝えるクラッチ機構の動作を説明する図であ
る。図11aの状態からキャリアモータ255を逆回転
させてゆくと、キャリア203を移動させているリード
ピン209は、リードスクリュー213の案内条268
から連絡溝265を経由してイニシャルロック258の
空転溝264へ入る。
【0038】この時、図11bのようにキャリア軸受A
228端部がクラッチプレート260を押し、クラッ
チプレート260はクラッチギア259を押して、コン
トロールギア102と噛み合う位置まで押される。この
時、クラッチギア259の歯車部に対応するコントロー
ルギア102側のギア歯は切り欠いてあって、コントロ
ールギア102は回らない。
【0039】更にキャリアモータ255を逆回転してゆ
くと、図12のようにクラッチギア259のトリガ歯2
59aがコントロールギア102の側面ギア102hと
噛み合い、コントロールギア102を回転させ、コント
ロールギア102歯部がクラッチギア259と噛み合
う。
【0040】クラッチギア259にはフランジ267が
形成されていて、クラッチギア259とコントロールギ
ア102が噛み合った時点でクラッチギア259のフラ
ンジ267がコントロールギア102の側面に掛かり、
コントロールギア102と噛み合い続ける。更にキャリ
アモータ255を逆回転させると、回復動作を開始す
る。
【0041】回復動作終了後、キャリアモータ255を
正回転させ、コントロールギア102とクラッチギア2
59の噛み合い開始位置まで戻った時点で、コントロー
ルギア102とクラッチギア259のフランジ267の
掛かりが外れ、戻りバネ261の付勢によりクラッチギ
ア259は元の位置へ戻ろうとする。クラッチギア25
9に勘合しているクラッチプレート260も同様に押さ
れ、クラッチプレート260と当接しているキャリア2
03のキャリア軸受A 228部も同様に押される。
【0042】さらに正回転させると、キャリア203を
ガイドするリードピン209はイニシャルロック258
周上空転溝264から、連絡溝265を経由して、リー
ドスクリュー213の案内条268側へ押し出される。
すなわち、キャリア203はキャリアモータ255の回
転によって、走査可能な状態となる。
【0043】図13は、本発明の実施例に関する記録装
置の回復機構を示す斜視図である。同図において記録ヘ
ッド200の吐出口面をキャッピングするキャップ10
1と、その内部を負圧にし、吐出口面からインクをキャ
ップ101を通して吸引して、排インク吸収体に送り出
すポンプユニット150と、更には前記キャップ101
を吐出口面に対して前後移動させ、且つ前記ポンプユニ
ット150に駆動力を伝動し、更に吐出口面に付着した
インクを拭き取るワイピング機構を動作させるための公
知のカム、歯車機構からなる伝動機構部のコントロール
ギア102が構成されている。そして前記コントロール
ギア102には、前述のクラッチギア259を介して、
キャリアモータ255の回転駆動力が伝えられる。
【0044】次に前記コントロールギア102の回転に
より回復手段が駆動する構成について説明する。コント
ロールギア102には、キャップ開閉用カム102aと
ワイピング動作用カム(不図示)が備わっている。そし
てこのコントロールギア102は、図13及び図14に
示すように、後述のプランジャ115を往復移動させる
ストロークギア103と噛合しており、コントロールギ
ア102が回転することにより、ストロークギア103
が回転し、プランジャ115が往復運動するようになっ
ている。
【0045】また図13において、104はブレードで
あり、記録ヘッド200のインク吐出口面をワイピング
してインク吐出口面をクリーニングするものである。こ
のブレード104はHNBR、ウレタン等のゴムででき
ており、ブレードスライダ105のブレード取付溝10
5aに一端をスライドさせるように挿入して取り付けて
ある。尚、図12に示すようにブレード取付溝105a
は、ブレード突出方向の一部にブレード抜け防止用の先
端が鋭角な突起105bが設けてある。このため、ワイ
ピング中にブレード104を引き抜こうとする力が加わ
る場合にでも、この突起105bにじゃまされて引き抜
かれることはない。
【0046】ブレードスライダ105は、記録ヘッドの
吐出口面に平行なスライド軸106に沿って可動となる
ように貫通穴105cが設けられており、このスライド
軸106に沿って往復運動するため、ブレード104は
常に記録ヘッド200の吐出口面に対する侵入量が、吐
出口面のどの位置においても常に一定であり、吐出口面
を均一にワイピングする。
【0047】前記ブレードスライダ105の往復運動
は、ブレードリンク107によって行われるものであ
り、ブレードリンク107の突起107aがブレードス
ライダ105の壁105aを押すことによって往復運動
する。ブレードリンク107はコントロールギア102
に形成されたワイピング動作用カム(不図示)によっ
て、その動きが制御さている。
【0048】前記ブレードスライダ105の運動により
記録ヘッド200の吐出口面をワイピングした際に、ブ
レード104に付着したインクはブレードクリーナ10
8に転写され、ブレード104は常に清浄な状態に維持
される。即ちワイピング動作により、図13の矢印A方
向に動いてきたブレード104は吐出口面をすべて拭き
終わった後、このブレードクリーナ108にも同様に触
れる。その際にブレード104上のインクは、ブレード
クリーナ108に吸収される。
【0049】尚、ブレード104がブレードクリーナ1
08に常に触れていると、ゴムのクリープ現象により、
ブレード104は変形してしまい、本来の性能を発揮で
きなくなる。そこで、コントロールギア102のワイピ
ング動作用カムによって、ブレード104がブレードク
リーナ108に接触した後に、図中矢印A方向とは逆方
向に移動させて、ブレード104をブレードクリーナ1
08から離して、ブレード104に外力が加わらないよ
うにしている。
【0050】更にブレードリンク107が、キャリアモ
ータ255の正転、逆転両方共に、常にコントロールギ
ア102のワイピング動作用カムに追従しながら制御さ
れていると、コントロールギア102の回転角によっ
て、ブレードリンク107の動きは一意的に決まる。即
ちブレード104の位置がコントロールギア102の角
度によってのみ制御されることになる。この場合、キャ
リアモータ255の逆転によって、回復手段に入ってき
た際にワイピング動作を実施すると、次には、キャリア
モータ255の正転によって、回復手段から抜け出す際
にもワイピング動作を行うことになる。したがってブレ
ード104の両面で吐出口面をワイピングすることにな
る。しかしながら、ブレード104はその先端をカット
する場合に裏表ができるため、本質的には片面でしかワ
イピングはできず、ワイピングに使用できる面とは逆の
面でワイピングを行うと、印字不良となってしまう。
【0051】そこで、本実施例では、以下のようにして
この問題を解決している。まず図1に示すように遮蔽板
230の一部に傾斜を設けて、キャリア203が回復手
段に入ってきた際に、遮蔽板230がブレードストッパ
109を図13の矢印B方向に回転させる。以降の一連
の動作は図16を用いて説明する。キャリア203のリ
ードピン209が完全に空転溝264に入ったときに、
ブレードストッパ109は図16(a)の位置まで回転
し停止する。
【0052】次にコントロールギア102が回転を始め
て、前述のようにそれに伴って、図16(b)のように
ブレードリンク107が図中C方向に回転しはじめる。
図16(c)の位置までブレードリンク107が回転
し、更に回転を続けると、ブレードリンク107のバネ
掛け部107bはブレードストッパ109を矢印D方向
に回転させ始める。
【0053】更に図16(d)までブレードリンク10
7が回転すると、ブレードストッパ109はブレードリ
ンク107のバネ掛け部107bから外れて、図中矢印
E方向に回転する。しかし遮蔽板230によってその回
転は止められるために、図16(e)の位置まで回転し
て、ブレードストッパ109は停止する。
【0054】その後キャリアモータ255が正転してブ
レードリンク107がコントロールギア102のワイピ
ング用カムから外れてブレードバネ110の引張り力に
よって、図中矢印F方向に回転しても図16(e)に示
すようにブレードストッパ109によってその回転は止
められる。
【0055】最後にキャリア203が完全に回復手段か
ら抜け出した場合に、図16(f)のようにブレードス
トッパ109による拘束がなくなるため、ブレードリン
ク107が回転し、ブレード104は図13の矢印Aと
は逆方向最上点まで達し待機する。このようにしてキャ
リア203が回復手段に入る場合と出る場合とで、ブレ
ード104のワイピング軌跡を変えて、ブレード104
の逆面でワイピングを行わないようにしている。
【0056】また111はキャリアストッパであり、落
下、振動によりキャリア203が記録位置へ抜け出るの
を防止するために設けられている。キャリアストッパ1
11はキャリアフックバネ112によって常に図13の
矢印G方向に回転力を与えられており、記録中はコント
ロールギア102の突起102cによって、キャリアフ
ック231から待避している。
【0057】ここで、その動作の説明をすると、キャリ
ア203のリードピン209が空転溝264位置に入
り、コントロールギア102が回転を始めると、コント
ロールギア102の突起102cがキャリアストッパ1
11から離れて、キャリアストッパ111は図13の矢
印G方向に回転しキャリアフック231に引掛かる。し
たがって記録を行っていない待機状態では、キャリアス
トッパ111はキャリアフック231に引掛っており、
キャリア203が記録位置へ抜け出るのを防止してい
る。
【0058】更にこのキャリアストッパ111は、Eリ
ングのようにコントロールギア102の軸からの抜け止
めの役目もなしている。
【0059】次にポンプユニット150は、図14に示
すようなプランジャポンプの構成になっている。図14
において、113はシリンダであり、円筒状のシリンダ
部113aと、後述するプランジャ115をガイドする
部(不図示)を有しており、軸方向に一部を切欠いて、
インク流路を形成している。113bはキャップレバー
受けで後述するキャップレバーシールが嵌入するように
形成される。また、113cはインク吸引口で、所定の
位置に開口している。113dは排インク管で一体に形
成され先端部を排インク吸収体に挿入してある。また、
113eはキャップ開閉用の平行ピンでコントロールギ
ア102のキャップ開閉用カム102aによって平行ピ
ン113eが押されると、シリンダ113が回転してキ
ャップ101が記録ヘッド200の吐出口面に密着及び
離隔する開閉動作を行う。
【0060】ここでコントロールギア102のキャップ
開閉用カム102aとキャップ開閉動作の関連を図17
を用いて説明する。キャップ開閉用カム102aには切
換えシート102dが取り付けられており、これによっ
てキャップ開閉動作は、キャリアモータ255の正転、
逆転でその動きを変えることが可能である。本実施例で
は、後述するようにキャップ101内に予備吐出をする
ようになっているために、記録中にキャップ101内に
溜まったインクを、キャリア203が回復手段に入りキ
ャッピングする前に、一度キャップ101内のインクを
シリンダ113内に吸引する必要がある。
【0061】そこでキャリアモータ255の逆転によっ
てコントロールギア102が回転しはじめると、シリン
ダ113に挿入された平行ピン113eはまずカム10
2e面を通る。図ではコントロールギア102の中心に
近いカムほどキャップ101が開いている状態である。
したがって、この場合はキャップ101が開いたまま吸
引ができる(この吸引を空吸引と呼ぶ。)。
【0062】次にコントロールギア102が回転し終え
て、吸引動作を終了し、正転を始めると、今度は平行ピ
ン113eはカム102f面を通り、コントロールギア
102が回転開始から初めてキャップ101が閉じるこ
とになる。通常はこのキャップ閉の状態で待機してい
る。その後記録を始める場合には、キャリアモータ25
5は正転しコントロールギア102は図中矢印H方向に
回転する。
【0063】しかし吸引を始める場合には、キャリアモ
ータ255は逆転しコントロールギア102は矢印Hと
は逆方向に回転する。この場合平行ピン113eがカム
102f面を通るため、本来のキャップ101を閉じた
ままの吸引が行える。このように切換えシート102d
を設けることによって、コントロールギア1つで本来の
吸引と空吸引の2つの吸引動作を実現している。
【0064】また記録中は平行ピン113eがカム面に
設けられた切り欠き102gに入り込んでおり、キャッ
プバネ114の力による摩擦力でコントロールギア10
2が回転しないようにしている。もし記録中にコントロ
ールギア102が回転すると、不正な場合に回復動作が
開始することになり、正常な記録が不可能になる。
【0065】プランジャ115は動作軸115a、ピス
トン受け115b、ピストン押さえ115c、ポンプシ
ール押さえ115dが形成されており、インク流路とな
る溝115eが前記動作軸115aに連続して形成され
ている。この溝は前述のシリンダ113のガイド部(不
図示)に一部が嵌入しており、プランジャ115の回転
を止めている。動作軸115aにはプランジャ115の
往復運動を制御するリード溝115fが形成されてお
り、ストロークギア103の内面に形成された突起部1
03aがこのリード溝115bに嵌入されている。この
ため、キャリアモータ255の逆転駆動によりストロー
クギア103を一方向へ回転させると、プランジャ11
5が図14の矢印I方向へストロークし、キャリアモー
タ255の正転駆動によりストロークギア103を他方
向へ回転させると、プランジャ115が図14の矢印J
方向へストロークする。
【0066】前記プランジャ115にはNBR等のゴム
材で構成されたピストン116が取り付けられている。
このピストン116の外径は前記シリンダ113の内径
より所定量大きく構成されており、前記シリンダ113
に挿入されたときは適度に圧縮するようになっている。
これによりプランジャ115が図14の矢印I方向へス
トロークすると負圧を発生して記録ヘッド200内の排
インクを吸引し、矢印J方向へストロークすると前記吸
引した排インクを排インク管113dから排インク吸収
体へと排出する。
【0067】前記プランジャ115にはポンプシール1
17が取り付けられている。このポンプシール117は
シリコンやNBR等のゴム材で構成され、前記プランジ
ャ115と所定の圧接力が得られるように、その内径は
プランジャ115の外径より若干小さく設定されてお
り、且つシリンダ113内をプランジャ115のポンプ
シール押さえ115d及びピストン受け115bに押さ
れて、往復運動することが可能である。尚、表面に潤滑
塗装を施して、シリンダ113およびプランジャ115
との摺動力を低減してもよい。またシリンダ内のグリス
を廃止する目的で、自己潤滑性のあるゴムを使用しても
よい。
【0068】また図14において、118はキャップレ
バーで、インクガイド(不図示)が、キャップレバーシ
ール119に付勢して、他方の回転軸118aがシリン
ダ113の穴113fにスナップフイットで取り付けら
れており、回動自在になっている。キャップレバーシー
ル119は前記のキャップレバー118のインクガイド
が圧入され、更にシリンダ113のキャップレバー受け
113bに圧入される。
【0069】キャップ101は断面がおむすび状の環状
の塩素化ブチルゴム等の弾性部材であり、前記キャップ
レバー118のキャップ取付部118bに取り付けられ
ている。この取付方法は図18に示すように、ゴムの弾
性を有効に利用したもので、キャップ101のおむすび
の傾斜に倣った形状をしているキャップレバーの取付部
118bに、環を拡げて装着する。一度装着したキャッ
プ101は、通常の使用では取れないようになってい
る。
【0070】120は予備吐出パッドであり、前述のブ
レードクリーナ108と同様に高分子吸収体でできてお
り、前述のキャップレバー118に装着されている。該
予備吐出パッドは、吐出口面のインク乾燥を防止するた
めに記録中に、通常の記録作業とは別にインクを吐出さ
せる予備吐出のインクを吸収するためのものである。1
21はポンプ吸収体であり、シリンダ内の排インクを確
実に排インク吸収体に転写する役目をなしている高分子
の吸収体である。
【0071】ここで、キャリアモータ255の回転駆動
力による回復手段のタイミングチャートを図19に示
す。この図はキャリア203が回復手段に入り、クラッ
チギア259のトリガ歯259aがコントロールギア1
02に噛合して、コントロールギア102が回転を開始
する時点を、キャリアモータ255の0パルスとして記
述している。
【0072】本実施例ではキャリアモータ255が24
0ステップ(5回転)を正転、逆転することによって、
すべての回復動作を行うようになっており、キャリアモ
ータ255の回転と同時に、クラッチギア259、コン
トロールギア102そしてストロークギア103が回転
しはじめる。プランジャ115はストロークギア103
によってその往復運動が制御されているため、キャリア
モータ255の回転と同時に移動を始め、その往復運動
はキャリアモータ255の回転とー対ーの対応となって
いる。ブレード104の動きは前述のようにキャリアモ
ータ255の正転、逆転で一部その経路が変わるように
なっている。
【0073】またキャップ101は前述のように、切換
えシート102dによって、空吸引ができるように、キ
ャリアモータ255の0パルスからの逆転で回復動作が
開始した場合には、キャップ101は開いたままプラン
ジャ115が動く。
【0074】図20は本発明の実施例に関する記録装置
のヘッドカートリッジ部およびキャリア部を示す模式的
斜視図である。同図において、200は電気信号により
インクを吐出させる記録ヘッド、201はインクを収納
しておき記録ヘッド200に供給するインクタンク、2
03は記録ヘッド200およびインクタンク201を保
持・走査する記録装置本体に設けられたキャリア、20
4は記録ヘッドの保持・解除を行うヘッドレバー、20
5はインクタンク201の着脱を行うインクタンクレバ
ー、207はキャリア203に記録ヘッド200を固定
しておくためのヘッドホルダバネ、208はインクタン
ク201を保持しているタンクケース、でありこれらの
各部によって記録装置のヘッドカートリッジ部およびキ
ャリア部が構成される。
【0075】図21は本発明の実施例に関する記録装置
の記録ヘッド200およびインクタンク201を示した
模式的斜視図である。同図において、220はインクタ
ンク201から記録ヘッドにインクを供給する通路とな
るインク被供給孔、221はインクタンク201から記
録ヘッド200にインクを供給するインク供給孔、22
2は記録ヘッド200とインクタンク201を一体化す
る場合に両者をガイドして保持するための結合爪、22
3は結合爪222と係合する結合爪ガイド溝、224は
インクタンク201と記録ヘッド200を着脱する場合
にインクタンク201を保持するためのインクタンクガ
イド溝、でありこれらの各部によってヘッドカートリッ
ジ202が構成される。
【0076】記録ヘッド200は、インクを吐出するた
めに利用される熱エネルギを発生する複数の電気熱変換
素子およびこれを駆動するための駆動回路が形成された
基板と、この基板上に上記複数の電気熱変換素子の各々
に対応した吐出口および液路、さらには各液路に連通す
る共通液室を構成するための天板が積層されており、さ
らには前記駆動回路に記録装置本体から信号を与える為
の電気的接点が設けられている。さらに、ヘッドの状態
を記録装置本体から検知するためのセンサを記録ヘッド
200内に配することもでき、具体的には、前記電気熱
変換素子近傍の温度を検知する為の温度検知センサ、イ
ンクの供給がなくなり前述の共通液室内からインクがな
くなった場合にこれを検知するインク残量検知センサ、
あるいは、ヘッドカートリッジ内のインクの種類やヘッ
ドの種類が違う物を交換しながら使用する場合にヘッド
カートリッジの種類を特定するヘッド種類判別センサ、
等である。これらのセンサからの信号を記録装置本体で
判断し、前期電気熱変換素子に印加する信号を制御して
印字状態を最適にすることが出来る。そして、このよう
にして構成された記録ヘッドの吐出口を配列した吐出口
面が記録媒体に対向するように記録装置に搭載される。
【0077】インクタンク201は、インクを保持しな
がら記録により消費されたインクを補うために適宜記録
ヘッド200にインクを供給するためのタンクであり、
インクタンク201単体で存在するときにはインク供給
孔221からインクがもれないように図示せざる封止手
段によって封止されている。この封止手段は記録ヘッド
200と一体化された時点で自動的あるいは手動で開放
され、インク流路が形成される。封止手段は、たとえば
金属球をゴム栓にバネで押圧しておく機構で実現するこ
とが出来る。また、インクの消費により減少するインク
体積に応じて外部から大気を導入するような機構を備え
ていてもよい。さらには、記録ヘッドに供給するインク
の圧力をわずかに負圧に保つ機構を内部に持つことで、
印字品位を向上させインク漏れを防止することも出来
る。
【0078】本実施例に於いては、インクタンク201
内部に図示せざる可撓性の袋を持っており、その中にイ
ンクが収められ、インク供給孔221につながるように
構成されている。インクタンク201内の残りの空間は
空気で満たされているが、空気圧は記録動作状態に於い
て図示せざる圧力調節弁により調節されており、さらに
具体的には、所定範囲の負圧状態が発生・保持されるよ
うになっている。
【0079】記録ヘッド200とインクタンク201は
一体化したヘッドカートリッジ202の状態で記録動作
中の記録装置上で使用されるが、次に両者を一体化する
方法を説明する。基本的に記録ヘッド200とインクタ
ンク201はインク被供給孔220とインク供給孔22
1を結合することによって一体化されるため、この部分
はインクの漏れ、あるいはインク流路への気体の侵入を
防止する形になっている。本実施例においては図21に
示されるように、剛体のパイプと弾性体の栓を利用する
方式を採っている。すなわち、インク被供給孔220は
モールド部材で筒状に成形されており、これに対向する
インク供給孔221はゴム材により成型された円筒穴の
開いた部材である。インク被供給孔220の外径はイン
ク供給孔221の内径よりもわずかに大きく作られてい
る。そこでインク被供給孔220をインク供給孔221
に圧入すると、インク供給孔221は半径方向にわずか
に変形しながらインク被供給孔220に密着して一体化
される。
【0080】なお、結合部は剛体と弾性体の組合わせに
は限定されず、シール機能を持ったものであれば良いの
で、例えば、モールドのパイプとモールドの穴の組合わ
せでモールドの微少変形による弾性を利用してシールし
てもよいし、あるいは穴の開いていないゴム製のシール
部材と注射針状のパイプで構成してもよい。
【0081】記録ヘッド200とインクタンク201の
一体化においては、上述のインク被供給孔220とイン
ク供給孔221の結合だけでもよいのであるが、ヘッド
カートリッジ202の取扱時において予期せざる外力が
加わった場合に簡単に外れないようにするため、あるい
は一体化する場合に容易に一体化できるガイドとなるよ
うに、本実施例においては結合爪222と結合爪ガイド
溝223によって結合をより強固なものとしている。す
なわち、インク被供給孔220と一体にモールドで成形
され、弾性的に変形することが出来る結合爪222は、
先端に突起が設けられており、この突起の高さの分だけ
弾性的に変形しながら結合爪ガイド溝223に係合して
いき、結合爪ガイド溝223の奥に設けられた溝が深く
なった部分に結合爪222の突起が到達した時点で係合
が完了するものである。
【0082】さらに結合爪222は記録ヘッド200と
インクタンク201の結合時にインク被供給孔220と
インク供給孔221が容易に位置合せされるように、ガ
イドとしての役割も持っている。すなわち結合爪222
はインク被供給孔220よりも長くなっており、インク
被供給孔220がインク供給孔221に接する前に結合
爪222がインクタンク201に接触するようになって
いる。ここで結合爪222の先端は斜めに切り取られて
おり、斜めの部分が結合爪ガイド溝に図18矢印a方向
のガイドとなって容易に係合されうる。また、結合爪2
22の先端に設けられた突起も斜めに切り取られており
図21矢印b方向のガイドとなって容易な係合を助けて
いる。なお、本実施例においては結合爪を記録ヘッド側
に設けたが、これには拘束されず、インクタンク201
側、あるいは記録ヘッド200とインクタンク201の
両方に設けることも出来る。
【0083】次に、記録ヘッド200をキャリア203
に機械的、電気的に接続する方法を説明する。図22に
キャリア203への記録ヘッド200の接続部分を示す
図20a方向から見た断面図を、図23に取り付け順序
を示した模式的斜視図を示す。
【0084】同図において225はキャリア203に固
定され記録ヘッド200に設けられた穴に係合して図2
3矢印a、矢印b方向の位置決めをする位置決めピン、
226はキャリア203に固定され、図22a方向に押
し付けられる記録ヘッド200を受け止めるストッパ、
211は記録装置本体と記録ヘッド200とを電気的に
接続するためのフレキシブルケーブル、211aはフレ
キシブルケーブル211に設けられた位置決め穴a、2
11bはフレキシブルケーブル211に設けられた位置
決め穴b、212はフレキシブルケーブル211とキャ
リア203の間に挟まれフレキシブルケーブル211を
弾性的に支持するフレキシブルケーブルパッド、212
aはフレキシブルケーブルパッド212に設けられた位
置決め穴a、212bはフレキシブルケーブルパッド2
12に設けられた位置決め穴b、212cはコンタクト
部へのインクの侵入を防ぐインクバリア、227は記録
ヘッド200に設けられ記録ヘッド200内のヒーター
部と電気的に接続されたヘッドコンタクト部、227a
はヘッドコンタクト部227に設けられた位置決め穴
a、227bはヘッドコンタクト部227に設けられた
位置決め穴b、227cはストッパ226の端面が当た
るストッパ当接場所、である。
【0085】記録ヘッド200はヘッドホルダバネ20
7から図示せざるレバーを介してa方向に押し付けられ
ており、その位置は記録ヘッド200に設けられた穴と
位置決めピン225との係合、およびストッパ226と
の干渉により一意に決まる。このようにして記録ヘッド
200とキャリア203は機械的に接続される。
【0086】また、記録ヘッド200に設けられたヘッ
ドコンタクト部227とフレキシブルケーブル211の
端面には相対する位置に複数の電気的な接点が設けられ
ており、これらを所定の圧力をもって押圧することによ
り記録装置本体と記録ヘッド200が電気的に接続され
る。この際に複数の電気的接点を一度に圧接する必要が
あるので、これらを均一に圧接するために弾性材料で出
来たフレキシブルケーブルパッド212を押圧部に入れ
ている。フレキシブルケーブルパッド212の材質は例
えばシリコンゴムなどを用いており、前述の電気的接点
に対応した位置に複数の突起を持って、押圧の応力が接
点に集中するように構成している。さらに、フレキシブ
ルケーブル211に設けられた前述の電気的接点は、押
圧された際の応力をさらに集中させて接続を確実なもの
にするために突起状に構成してもよい。
【0087】また、押圧された時に発生する反力は記録
ヘッド200を押さえつけているヘッドホルダバネ20
7の力よりはるかに小さくなるように構成されている
為、フレキシブルケーブルパッド212からの反力によ
り記録ヘッド200の位置がずれてしまうことはない。
【0088】また、キャリア203、フレキシブルケー
ブルパッド212、フレキシブルケーブル211、ヘッ
ドコンタクト部227およびヘッドカートリッジ203
は確実な電気的接続や良好な記録品位を得るために互い
に正確に位置決めされている必要があるが、その為に以
下のように構成している。
【0089】すなわち、キャリア203の2本の位置決
めピン225を基準として、片方の位置決めピン225
が位置決め穴a212a、位置決め穴a211aおよび
位置決め穴a227aに共通に嵌合し、またもう一方の
位置決めピン225が位置決め穴b212b、位置決め
穴b211bおよび位置決め穴b227bに共通に嵌合
して図23a方向および図23b方向の位置を決定して
いる。さらに、ストッパ226の端面がヘッドコンタク
ト部227のストッパ当接場所227cに当接するまで
図22a方向から押圧してやることにより、記録ヘッド
200の図23c方向の位置も正確に決定することが出
来る。
【0090】さらには、電気的な接触面すなわちフレキ
シブルケーブル211とヘッドコンタクト部227の間
に、なんらかの原因でインクが侵入すると電気的に短絡
してしまう可能性があるので、これを防止する必要があ
る。そのために本実施例ではフレキシブルケーブルパッ
ド212の一部を突起状にしてインクバリア212cと
し、記録ヘッド200の端面に押圧するようにしてヘッ
ド200の吐出口から出たインクの侵入を防止してい
る。
【0091】なお、本実施例においては電気的あるいは
機械的な結合部を記録ヘッド側に設けたが、これには拘
束されず、インクタンク201側、あるいは記録ヘッド
200側とインクタンク201側の両方に設けるように
するか、また、どちらかに電気的結合部と機械的結合部
を分けて設けるようにしてもよい。
【0092】次に記録ヘッド200およびインクタンク
201の取扱方法、すなわちインクが無くなったインク
タンク201を新しいインクタンク201に交換する場
合や、何らかの原因によって使用不能となった記録ヘッ
ド200を交換する場合の方法について説明する。
【0093】第1の形態として、記録ヘッド200とキ
ャリア203の固定を解除して、キャリア203から記
録ヘッド200とインクタンク201を一体化したまま
の状態で取り出し、キャリア203から外れた状態(以
下、オフキャリア状態と呼ぶ)で記録ヘッド200とイ
ンクタンク201を分離したり一体化したりする方法が
ある。
【0094】図25にキャリア203から記録ヘッド2
00とインクタンク201を一体としたままで取り出す
場合の模式的斜視図を示す。この場合、ヘッドレバー2
04を図20の状態から図25a方向に回転させこのよ
うな位置まで引き起こすことにより、ヘッドレバー20
4に設けられたカムが、記録ヘッド200を押圧してい
たレバーに設けられた軸を移動させることによってヘッ
ドホルダバネ207による記録ヘッド200への押圧力
を解除している。
【0095】この際にキャリア203内のタンクケース
208が、その突起をインクタンクガイド溝224に係
合したまま移動するので、記録ヘッド200とインクタ
ンク201は一体化したままで図25b方向に移動す
る。これにより位置決めピン225と記録ヘッド200
の穴との係合も外れるので、記録ヘッド200とインク
タンク201は一体のまま図25c方向に移動させるこ
とができ、キャリアから取り出せ、オフキャリア状態と
することが出来る。オフキャリア状態にした後は、記録
ヘッド200とインクタンク201を一体化した際の結
合方向とは反対方向に力を加えることにより両者を分離
することが出来る。そして、交換したい方を新しいもの
とし、前述の一体化の方法により両者を一体化して逆の
手順でキャリア203に収納することにより交換作業が
終了する。
【0096】なお、本実施例においてはヘッドレバー2
04を用いて記録ヘッド200の押圧力を解除している
が、これには拘束されず、記録ヘッド200を押圧する
レバーを直接移動するように構成してもよい。また、記
録ヘッドの固定方法にヘッドホルダバネ207を用いて
押圧しているがこれには拘束されず、バネ性を持ったラ
ッチフックなどを用いて固定するように構成してもよ
い。
【0097】第1の形態を採った場合、以下のような効
果がある。すなわち、記録ヘッドあるいはインクタンク
のどちらか一方に交換が必要となった場合、交換が必要
な方だけ交換すればよいので、経済性が向上する。
【0098】第2の形態として、記録ヘッド200とキ
ャリア203の固定をしたままで、記録ヘッド200と
インクタンク201の分離をキャリア上で行い(以下、
オンキャリア状態)、インクタンク201のみを取り外
す方法がある。
【0099】図26にキャリア203上で記録ヘッド2
00からインクタンク201を分離した状態の模式的斜
視図を示す。この場合、タンクレバー205を図20の
状態から図26a方向に回転させこのような位置まで引
き起こすことにより、タンクレバー205に設けられた
図示せざるカムによってタンクケース208が図26b
方向に移動する。タンクケース208に設けられた突起
がインクタンク201の側面に設けられたインクタンク
ガイド溝224に係合してインクタンク201を図26
b方向に移動させる。この時、記録ヘッド200の固定
は図20の状態と同様であり、インクタンク201と共
に移動することはないので、記録ヘッド200とインク
タンク201の係合部がはずれ、分離することが出来
る。さらにインクタンク201を図26c方向に移動さ
せることによりキャリア203から外すことが出来る。
【0100】なお、このとき本実施例のように記録ヘッ
ド200をヘッドホルダバネ207によって弾性的に押
圧している場合には分離の際の力のかかりかたによって
ヘッドの固定が外れてしまう可能性があるので以下のよ
うに構成するとよい。図27に力のかかり方を示す模式
的平面図を示す。同図において記録ヘッド200はヘッ
ドホルダバネ207によってf1の力でキャリア203
に押圧されている。また、記録ヘッド200とインクタ
ンク201を分離するため、結合爪222と結合爪ガイ
ド溝223の係合およびインク被供給孔220とインク
供給孔221の係合を外すのにf2の力が必要であると
する。この時、力の大きさをf1>f2としておくこと
で、分離作業中に記録ヘッド200の固定が外れてしま
うことを防止することが出来る。
【0101】なお、本実施例においてはタンクレバー2
05を用いてf2に相当する力を出して分離している
が、これには拘束されず、直接インクタンク201を持
って図23中のb方向に引っ張り記録ヘッド200とイ
ンクタンク201を分離するように構成してもよい。
【0102】第2の形態を採った場合には第1の形態の
場合に加えて以下のような効果がある。すなわち、タン
クレバー205のカム形状を適当に設計することによっ
て分離する際の引き抜き速度をコントロールすることが
出来、インク被供給孔220やインク供給孔221から
のインクの飛散を防止することが出来る。また、記録ヘ
ッド200を直接手で持つ必要がないので記録ヘッド2
00のインク吐出ノズル付近を手で触ることがなく、印
字に悪影響を及ぼす無用な汚染を防ぐことが出来る。ま
た、インクタンク201の力のかかる部分が特定される
ため、その部分だけ力に耐える構造にすれば良いので、
他の部分は薄肉にでき軽量化、内容積の増加、などの効
果がある。
【0103】図28は本発明になる、自動給紙部のイン
クジェット機録装置に対する位置関係を示した図であ
る。ここで300は自動給紙部であり、前記インクジェ
ット記録装置に対して図28の位置関係で固定されてい
る。
【0104】図29,図30および図31は本発明によ
る自動給し部の構成例を示す。図29は外観斜視図、図
30は平面図、図31は断面図である。ここで、301
はメインホルダで、自動給紙部の部品をすべて支持し、
更に自動給紙部を前記インクジェット記録装置へ固定し
ている。
【0105】302は回転によって被記録材を一枚ずつ
分離し、インクジェット記録装置の給紙部へ送り込むた
めの分離ローラであり、303分離ギア、304分離ラ
チェットが固定されており、305分離軸を中心にして
回動自在に支持されている。分離軸305は分離ホルダ
306に固定されており、分離ホルダ306はメインホ
ルダシャフト307によりメインホルダ301に対して
回動自在に保持されている。308は分離スプリングで
あり分離ホルダ306の凸部306aとメインホルダ3
01の間にあり、図31において分離ホルダ306を時
計回りの方向へ回転させ、分離ローラ302を分離パッ
ト316へ押圧している。分離スプリング308による
押圧力は本実施例においては10〜50gfの間で設定
されている。以下の説明では仮に10gfとする。
【0106】309は積載された被記録材を、分離ロー
ラ302へ送り込むための予備ローラであり、予備ロー
ラ軸311に固定されており、予備ローラ軸311に固
定された予備ローラギア311aとともに予備ローラホ
ルダ310に回動自在に支持されている。予備ローラホ
ルダ310はメインホルダシャフト307によりメイン
ホルダ301にたいして回動自在に保持されている。予
備ローラ309はアイドラギア312により分離ローラ
302と同一の周速で駆動される。
【0107】313は予備ローラスプリングであり、前
記分離ホルダ306と同様に、予備ローラホルダ310
を図31において時計回りの方向へ回転させており、予
備ローラ309を用紙ホルダ317側へ押圧している。
予備ローラスプリング313による押圧力は予備ローラ
309が確実に被記録材3を送ればよいので、上限はそ
れほど制約がないが、本実施例においては20gf以上
で良好な結果が得られている。以下の説明では仮に50
gfとする。
【0108】314は分離圧アームでありメインホルダ
シャフト307を中心にして分離圧アームスプリング3
15により分離ホルダ306の凸部306aを介して分
離ホルダ306を図28において時計回りに回転させ、
分離ローラ302を分離パット316へ押圧している。
分離圧アームスプリング315による分離ローラ302
の押圧力は、分離性能に影響するので、慎重に決定され
なければならないが、本実施例では20gf以上で良好
な結果が得られた。以下の説明では仮に100gfとす
る。
【0109】図31において、316は積載された被記
録材を分離保持するための、分離パット、317は被記
録材を積載保持するための用紙ホルダである。318は
カム軸であり、自動給紙モータ323から減速装置32
4およびギア318aを介して回転駆動される。カム軸
318には、前記ギア318aと供にスイッチアーム3
19を介して給紙イニシャルセンサ320aをon−o
ffさせるためのスイッチカム318b、カム軸318
の回転を分離ローラ302に伝えるためのギア318
c,予備ローラホルダ310に設けられた爪部310a
に関係して予備ローラホルダ310を上下させる、予備
ローラホルダカム318d,分離圧アーム314を上下
させる分離圧カム318eが一体的に設けられている。
【0110】駆動ギア321とクラッチディスク322
は一体で形成されていて、分離軸305に対して回動お
よび慴動自在に保持されていて、クラッチスプリング3
26により分離ラチェット304側に押圧されている。
また駆動ギア321には台形カム321a,分離ホルダ
306にも台形カム306bが一体的に形成されてお
り、駆動ギア321の回転により駆動ギア321および
クラッチディスク322が分離軸305の軸方向に移動
し、クラッチディスク322と分離ラチェット304の
かみ合いを制御し、自動給紙モータ323からの駆動の
分離ローラ302への伝達を制御している。またカム軸
318に設けられたギア318cと駆動ギア321のギ
ア比は1:1であり、カム軸318と駆動ギア321の
回転位相は一致している。
【0111】リリースレバー325はメインホルダ30
1に対して回動自在に保持されており、リリースレバー
325の一端はカム形状をしており、分離軸305の一
端と係合することにより分離ホルダ306の上下を行な
えると供に、給紙切り替えセンサ320bのon−of
fを行なえる。
【0112】図28に戻り、328は分離ローラ302
および予備ローラ309の分離軸305に対して直角の
中心線であり被記録材3の進行方向に一致している。左
ガイド317aは用紙ホルダ317に設けられており、
被記録材3の左端面を記録位置に対して一定の位置でガ
イドする。中心線328と左ガイド317aの距離Lは
本インクジェット記録装置に使用される被記録材3の最
小巾の1/2以下に設定固定されている。本実施例で
は、最小被記録材3を葉書の縦方向とし、被記録材3の
幅100mmに対して45mmに設定している。
【0113】以上の構成より成る自動給紙部の機構部の
動作に関連した詳細な説明を以下に記す。図32、図3
3、および図34は本発明を適用した自動給紙部の一実
施例に係わる動作の説明図である。図32および図33
は動作の変化を、経時的に説明したものであり、図34
はリリース機構の動作を説明したものである。
【0114】図32において、(1)は被記録材が装填
される前の状態を示す。 (A)クラッチディスク322と分離ラチェット304
は台形カム321aと台形カム306bにより離れてい
るため分離ローラ302は駆動源から切り放されてい
る。 (B)分離圧アーム314と分離圧カム318eは当接
していないため分離圧アームスプリング315の圧力
は、分離圧アーム314、凸部306aおよび分離ホル
ダ306を介して分離ローラ302を分離パット316
へ押しつけている。また分離スプリング308も同様な
ため分離ローラ302には分離圧アームスプリング31
5と分離スプリング308の圧力の和(10+100=
110gf)が加わっている。 (C)予備ローラホルダカム318dと予備ローラホル
ダ310の爪部310aは当接しているため予備ローラ
309は予備ローラホルダ310と共に予備ローラスプ
リング313の圧力に抗して用紙ホルダ317から離れ
た状態である。 (D)スイッチアーム319はスイッチカム318bの
凹部に入っているため給紙イニシャルセンサ320aは
offの状態である。
【0115】(2)は被記録材3が装填された状態であ
る。(1)と(2)の間では自動給紙部は動作していな
い。 (B)被記録材3は図の右から装填されるが分離ローラ
302は分離圧アームスプリング315と分離スプリン
グ308の圧力(11gf)で分離パット316に押圧
されているため被記録材3は分離ローラ302と分離パ
ット316の接触点で止まり、図に示す状態になる。
【0116】(3)は自動給紙モータ323が回転を開
始してカム軸318が反時計回りに20度回転した状態
である。 (A)台形カム321aと台形カム306bは回転によ
り外れ、クラッチスプリング326によりクラッチディ
スク322は分離ラチェット304に押圧されるため、
分離ローラ302は自動給紙モータ323の回転により
回動を始めている。 (B)分離圧カム318eと分離圧アーム314は当接
していないので分離ローラ302は分離圧アームスプリ
ング315と分離スプリング308で分離パット316
に押圧(110gf)された状態で時計回りに回転を始
める。従って被記録材3は分離パット316と分離ロー
ラ302の作用で最上部の1枚のみが、左方向へ分離、
給紙される。 (C)予備ローラホルダカム318dと予備ローラホル
ダ310の爪部310aは外れているため予備ローラ3
09は予備ローラホルダ310を介して予備ローラスプ
リング313により被記録材3に押圧(50gf)さ
れ、更には分離ギア303、アイドラギア312、予備
ローラギア311aにより時計回りに回転し、被記録材
3が分離ローラ302と分離パット316の接点に確実
に到達するように被記録材3を左方向へ搬送する。 (D)給紙イニシャルセンサ320aはスイッチアーム
319、スイッチカム318bによりon状態となる。
【0117】(4)は更にカム軸318が反時計回りに
回転した状態であり、ここで異なるのは(C)において
予備ローラホルダカム318dと爪部310aが当接
し、予備ローラ309が被記録材3から離れた状態で被
記録材3を搬送している。この時点では被記録材3は搬
送ローラ4とピンチローラ8の接点に到達し、搬送が妨
げられているが、予備ローラ309による搬送力が減じ
られているため、被記録材3は折れ曲がってしまわず、
被記録材3の腰により分離ローラ302と被記録材3が
滑っている状態が可能となる。
【0118】(5)は更にカム軸318が反時計回りに
回転した状態であり、この状態で自動給紙部は一時停止
をし、インクジェット記録装置側の記録状態となる。 (A)クラッチディスク322と分離ラチェット304
は離れているため、分離ローラ302は駆動側より完全
に切り放され、分離軸305に対して回動自在に保持さ
れているだけになっている。 (B)分離圧カム318eと314は当接しているため
分離圧アーム314と凸部306aは離れている。従っ
て分離圧アームスプリング315の押圧は分離ローラ3
02にかからないため、分離ローラ302は分離スプリ
ング308のみで分離パット316へ押圧(10gf)
されている。 (C)予備ローラ309は被記録材3と離れている。
【0119】この状態では分離ローラ302の押圧が小
さく(10gf)、予備ローラ309も被記録材3より
離れているため、被記録材3は小さい力でインクジェッ
ト記録装置側へ引き込まれることが可能になっている。
【0120】(5)の状態から更に記録が進み、記録が
終了し、被記録材3が自動給紙部から抜けたら、自動給
紙モータ323を駆動し(2)の状態まで進めて、1回
の動作を終了し、次の給紙に備える。
【0121】図33は本発明に係わる動作のシーケンス
図であり、下段の(1)〜(5)のポイントが図32の
(1)〜(5)の状態に対応している。図28に戻り、
中心線328は被記録材3の巾方向の中心よりも常に左
側になるように設定されているため、被記録材3が分離
ローラ302、予備ローラ309により搬送される場合
は、被記録材3は常に時計回りのモーメントMを受けな
がら搬送されている。従って被記録材3の後端は常に左
ガイド317aへ押しつけられる状態で搬送され、被記
録材3は曲がることなく左ガイド317aに沿って記録
部へ導かれる。
【0122】図34は自動給紙部のリリース機構に係わ
る動作説明図であり、(A)は自動給紙部の使用状態を
示し、リリースレバー325の一端は給紙切り替えセン
サ320bをon状態としてまた分離軸305へは当接
していないため分離ローラ302は分離パット316へ
押圧されている。すなわち給紙切り替えセンサ320b
がon状態の時は自動給紙部は使用可能状態であること
を示す。
【0123】(B)は封筒などの自動給紙に適さない被
記録材を使用する場合の状態を示し、ユーザがリリース
レバー325を反時計回りに回動させることにより自動
給紙部を使用しない状態を作りだせる。その状態では、
分離軸305はリリースレバー325に設けられたカム
部に引上げられ、分離ローラ302は分離パット316
から離れて固定されている。そのため図34の右方向か
ら挿入された被記録材は、直接搬送ローラ4とピンチロ
ーラ8まで到達する。更にはこの状態では給紙切り替え
センサ320bはoff状態となっているため、自動給
紙部が不使用状態にあることを検出できる。以上が本発
明の一実施例に係わる機構部に関する動作の説明であ
る。
【0124】以下に本実施例の制御例を示す。図35は
自動給紙部のイニシャルシーケンス制御例を示すフロー
チャートである。
【0125】電源投入時をSTARTとする。先ずステ
ップS1で給紙イニシャルセンサ320aがonかof
fかを判定する。offであれば初期状態すなわち図2
9の(1)の状態であるのでシーケンスを終了し次の給
紙命令に備える。ステップS1において給紙イニシャル
センサ320aがonであればステップS2に進み、自
動給紙モータ323を逆転させ、ステップS1において
給紙イニシャルセンサ320aがoffになった時点
で、初期状態となるのでシーケンスを終了する。
【0126】次に図36は自動給紙を実行するための制
御例を示すフローチャートである。給紙命令時をSTA
RTとする。先ずステップS3において給紙切り替えセ
ンサ320bがoffであればステップS9に進み制御
部は自動給紙部が不使用状態にあると判断し、手指しモ
ードとなる。ステップS3において給紙切り替えセンサ
320bがonであれば、ステップS4に進み自動給紙
モータ323を正転させカム軸318の回転で320度
回転させたところで自動給紙モータ323を停止する。
すなわち図31の(5)の状態である。
【0127】次にステップS5に進み、インクジェット
記録装置側のPEセンサ14の状態を検出する。ここで
offであれば、給紙動作が正しく行なわれていないの
で、ステップS10へ進み制御部はエラー(給紙不良ま
たは紙なし)と判断する。onであればステップS6へ
進み、記録動作を開始する。
【0128】次にステップS7に進みPEセンサ14が
offになる状態を探し、offになれば、ステップS
8に進み自動給紙モータ323を正転させカム軸318
の回転で40度回転させて停止する。すなわち図32の
(2)の状態であり、ここでENDとなり、次の給紙命
令に備える。
【0129】次に本実施例に関する記録装置を組み込ん
だ情報処理装置に関して、その構成と電気回路について
説明する。図37は本実施例に関する記録装置を組み込
んだ情報処理装置400の外観を表わす模式的斜視図で
ある。
【0130】同図において、401は上述のプリンタ
部、402は文字や数字およびその他のキャラクタを入
力するためキーや、各種指令を与えるためのキーなどを
備えたキーボード部、403表示器を備える表示部であ
る。
【0131】図38は本実施例に関する情報処理装置の
電気回路構成を表わすブロック図である。同図におい
て、501は主制御をなすコントローラであり、502
はある手順を実行する例えばマイクロコンピュータ形態
のCPU、503はテキストデータや画像データを展開
したりする領域や作業用の領域などを設けたRAM、5
04は前記手順に対応したプログラムやその他フォント
データなどの固定データを格納したROM、505はC
PU502の実行サイクルを作り出したりプリンタ部4
01による記録動作の際必要なタイミングを作り出した
りするタイマ、506はCPU502からの信号と周辺
装置を結ぶインターフェイス部、である。
【0132】また、507はプリンタ部401のコント
ローラであり、508は記録ヘッド200ヘッドの有
無、種類、記録ヘッド200の温度を検出するセンサの
出力値、インクタンク201内のインクの有無を検出す
るセンサの出力等の記録ヘッドの情報を検出するヘッド
検出部、509は記録ヘッド200の記録データを蓄え
るためのラインバッファ、510は記録ヘッド200に
記録信号や電力などを送出するヘッドドライバ、511
a、b、cはそれぞれキャリアモータ255、紙送りモ
ータ5、自動給紙モータ323、を駆動するのに必要な
信号や電力などを送出するモータドライバ、512はホ
ームポジションセンサ270、ペーパーセンサ14、給
紙イニシャルセンサ320a、給紙切り替えセンサ32
0b、等のセンサの出力を検出するセンサ検出部であ
る。さらに、404は例えばFDD、HDD、RAMカ
ードなどの外部記憶装置、405は例えば他の情報処理
装置と通信を行なったり、内部のバスに直接接続して周
辺機器を制御したりするための外部インターフェイスで
ある。なお、図38のブロック図には含まれていない
が、他に上記の電気回路に電力を供給するための電源部
があり、これには例えば充電式のバッテリーや、使い捨
ての乾電池、あるいは情報処理装置本体を固定して使用
する場合のAC電源用変換器などがある。
【0133】上述の電気回路構成により記録装置部で被
記録材(紙)3に記録を行う訳であるが、以下に記録動
作制御シーケンスの概略を図39以降のフローチャート
を用いて説明する。
【0134】図39は、記録装置あるいは情報処理装置
の電源のオン、オフの際の処理を説明するフローチャー
トである。S1はパワーオフの状態であり、タイマ50
5(図38)の動作以外は機能が停止した状態である。
パワーオフの状態からパワーオンの信号、すなわち電源
スイッチのオンによって動作が開始され、記録装置にお
いてはまずS2のパワーオン処理が実行される。S2が
終了すると、次にS3に進みパワーオンの状態となる。
記録動作等が行なわれるのはパワーオンの状態である。
パワーオンの状態においてパワーオフの信号が検出され
ると、S4に進みパワーオフ処理が実行される。S4が
終了すると、S1に進みパワーオフの状態となる。従っ
て、電源のオン、オフの際には所定の処理をへて電源オ
ン、オフの状態となる。また、S3の状態において一時
停止信号が検出されると、S5にすすみ一時停止処理が
実行される。
【0135】一時停止信号とは、例えば図37に示す表
示部403がパワーオンの状態においてキーボード部4
03の上に畳まれた場合やバッテリーの交換を行なった
場合等、使用者が装置動作中にもかかわらず、非動作中
に行なうような行為を行なった場合にこれを検出するた
めの手段、例えば表示部403の開閉を検出するセンサ
やバッテリーの着脱を検出するセンサ等によって出力さ
れる信号である。また、一時停止処理とは、基本的使用
と異なる使用をされた場合に装置の破損、不良発生防止
のために行なう処理であり、詳細は後述する。S5にお
いて一時停止処理が終了すると、S6に進み一時停止状
態となる。一時停止状態においては、必要な部分以外の
機能を停止あるいは電源をオフした状態となっている。
一時停止状態において、一時停止解除信号が検出される
と、S7に進み一時停止解除処理が行なわれる。
【0136】一時停止解除信号とは、前記一時停止信号
と対になる信号であり、例えば表示部403が閉じた状
態から開いた状態に変化した時や、バッテリーが外され
た状態から装着状態に変化した時等、装置が動作可能状
態にもどったことを示す信号である。また、一時停止解
除処理とは、一時停止以前の状態に復帰するための処理
であり、詳細は後述する。これによって使用者が装置動
作中に不用意に表示部403を開閉したり、バッテリー
を着脱した場合においても、もとの状態に復帰すること
が可能となる。S7において一時停止解除処理が終了す
るとS3に進みパワーオン状態へ戻る。一時停止信号に
おいては、信号検出時に一時停止処理を行なうかどうか
の選択ができるようにしてもよい。例えば、記録装置が
動作中は紙の取り扱いがあるため、表示部403を閉じ
たほうが良い場合には、表示部403の開閉時に一時停
止処理を禁止するように、装置の設定を選択するように
することができる。
【0137】図40は、S2パワーオン処理を説明する
フローチャートである。まず、S11においてホームポ
ジションイニシャライズすなわちキャリア203の位置
を確定させる。具体的にはキャリアモータ255を駆動
し、ホームポジションセンサ270の出力が切り替わる
位置をキャリア203の基準位置とした後、キャリアモ
ータを駆動して記録ヘッド200の吐出口をキャップ1
01によってふさぐキャッピング状態とする。次にS1
2に進み紙送り、自動給紙のイニシャライズを行なう。
具体的には、紙送り駆動機構のガタをとるため、紙送り
モータ5を逆方向および順方向にそれぞれ所定量駆動
し、給紙イニシャルセンサ320aがイニシャル位置検
出するまで自動給紙モータを駆動する。次にS13に進
みタイマ505によって最後に記録ヘッド200の吐出
あるいは吸引が行なわれてから現在までの時間を計測し
そのインターバルが所定時間n以上であればS14に進
み記録ヘッドの回復処理を行ない、以下であればS15
へ進む。
【0138】S14においては記録ヘッド200の回復
処理として、記録ヘッド200のキャップ101内への
吐出、ブレード104による記録ヘッド200の吐出口
部の清掃、ポンプユニット150による記録ヘッド20
0からのインクの吸引等をおこなう。回復処理によっ
て、長時間記録ヘッド200が未使用で放置された結
果、記録ヘッド200の吐出口部インクの蒸発による粘
度上昇によるインク吐出不良等を未然に防ぐことができ
る。S14終了後S15に進みペーパーセンサが紙有り
を検出しているかチェックし、紙ありならばS16に進
み紙なしならばS17へ進む。S16においては検出さ
れた紙を排出する。すなわちペーパーセンサ14が紙な
しを検出した後所定量まで紙送りモータ5を順方向に駆
動する。つぎにS17に進みパワーオン処理を終了す
る。
【0139】図41はS4パワーオフ処理を説明するフ
ローチャートである。まずS21において記録ヘッド2
00がキャッピング状態にあるかチェックし、キャッピ
ング状態になければS22へ進みキャッピング状態であ
ればS23へ進む。S22においてはキャリアモータ2
55を駆動し、記録ヘッド200をキャッピング状態と
する。次にS23において記録装置の電源をオフし機能
を停止する。本処理において記録ヘッド200がキャッ
ピング状態にない場合すなわち記録実行中等に電源スイ
ッチをオフ状態にされた場合においても確実に記録ヘッ
ド200をキャッピング状態にした後電源オフとするた
め、記録ヘッド200の吐出口部分が大気にさらされイ
ンクの蒸発による粘度上昇によって吐出不良が発生する
ことを防止している。
【0140】図42はS5一時停止処理を説明するフロ
ーチャートである。まずS31において現在実行中の処
理の有無をチェックし、実行中処理があるならばS32
にすすみ、なければS33に進む。S32において現在
実行中の処理を所定分だけ実行する。具体的には、記録
実行中であれば実行中の行の記録が終了するまで、紙送
りや自動給紙動作中であれば動作完了まで、処理を実行
する。また、紙排出処理中であれば即時に処理中断す
る。次にS33にすすみ現在の状態を記憶する。すなわ
ち、中断した処理があれば中断した状態、表示部403
や操作パネル(不図示)の状態、オンライン、オフライ
ンの状態、あるいはバッテリー電源のための省力モード
があればその状態等をメモリーに保存する。
【0141】次にS34にすすみ記録ヘッド200をキ
ャッピング状態にする。すでにキャッピング状態にあれ
ばなにもしない。次にS35に進み一時停止状態におい
て不必要な部分の電源をオフする。次にS36にすすみ
S5一時停止処理を終了する。本処理において記録実行
中に一時停止信号が検出されても記録ヘッド200のキ
ャッピングが確実に行なわれ、記録ヘッド200がキャ
ッピングしないて放置され吐出不良が発生することを防
止している。
【0142】図43はS7一時停止処理を説明するフロ
ーチャートである。まずS41において所定部のイニシ
ャライズを行なう。具体的にはS11、S12に示した
キャリア203の位置確定、紙送りモータ5のガタと
り、自動給紙機構のイニシャル位置セット等を行なう。
次にS42に進みS33において記憶された一時停止前
状態をチェックする。次にS43に進み一時停止前の状
態に復帰する処理を行なう。具体的には、中断した処理
があれば処理を完了し、表示部403や操作パネルの状
態を復帰させたりする。次S44に進みS7一時停止解
除処理を終了する。従って、記録装置の処理実行中に一
時中断状態になっても復帰後一時停止前の処理を継続し
て行なうことができる。
【0143】図44はS3パワーオンの状態における処
理を説明するフローチャートである。まずS51におい
て各種エラーのチェックおよびエラー処理を行なう具体
的には例えば記録装置に紙がない場合、記録ヘッド20
0やインクタンク201が装着されていない場合、イン
クタンク201内にインクがない場合、記録処理中に紙
ジャムを検出した場合、記録ヘッド200の温度が異常
に上昇した場合、各種モータの走査エラーを検出した場
合、等においてエラーを表示部403や操作パネルに表
示したりブザーを鳴らして警告したりする。次にS52
に進み、キーボード部402、操作パネル、外部インタ
ーフェース部405等からのキー操作やコマンド受信を
チェックし、対応する処理を行なう。具体的には、紙送
りキーが押された場合には、紙の挿入、排出、所定量の
紙送り等を状況に応じて行なう。また、オンラインキー
が押された場合やオンライン、オフラインコマンドが受
信された場合にはエラー状態をチェックし、オンライン
状態、オフライン状態の処理を行なう。
【0144】また、記録等に関するコマンドを受信した
場合には対応する処理を行なう。さらには、記録ヘッド
200あるいはインクタンク201の交換を行なうため
のキー入力あるいはインクタンク201内のインクなし
を検出した場合には、キャリアモータ255を駆動しキ
ャリア203を交換のやりやすい位置に移動させ、交換
が終了したのちキャリアモータ255を駆動し記録ヘッ
ド201をキャップ101に移動し、ポンプユニット1
50によって記録ヘッド200の吐出口よりインクを吸
引する。インクタンク201の交換時に記録ヘッド20
0およびインクタンク201の間のインク流路途中に空
気が混入した場合においてもインクの吸引によって混入
した空気を記録ヘッド200外に吸い出すことができ、
記録ヘッド200の空気混入による吐出不良の発生を未
然に防ぐことができる。次にS53に進み記録処理を行
なう。詳細は後述する。次にS54に進みパワーオフ信
号をチェックしパワーオフ信号を検出した場合には前述
のS4のパワーオフ処理へ進み、検出しない場合にはS
51に戻る。
【0145】図45はS53記録処理を説明するフロー
チャートである。まずS61において記録を実行するコ
マンド例えば紙送りコマンドや記録すべきデータの受信
の有無をチェックする。記録命令がある場合にはS62
へ進み、ない場合にはS69へ進み本処理を終了する。
S62においてはオンライン状態のチェックを行ない、
オンライン状態ならばS63に進みオフライン状態なら
ばS69へ進み本処理を終了する。S63においては記
録開始のための処理を行なう。具体的には、記録ヘッド
200内のヒーターによる記録ヘッド200の温度調整
を行なったり、記録ヘッド200の記録領域外への吐出
による吐出調整を行なったり、キャリアモータ255の
正逆走査時のズレ量をホームポジションセンサによって
計測し、双方向記録時のズレ補正を行なったり、する。
次にS64に進み給紙のチェックを行なう。自動給紙状
態で記録位置に紙挿入がされていない場合には、自動給
紙モータ323を駆動して給紙を行なう。
【0146】次にS65に進み1行単位の記録を実行す
る。具体的には、キャリアモータ255を駆動し、記録
ヘッド200によってインクを吐出し記録を行ない、1
行の記録が終了すると所定量紙を送り、S66へ進む。
S66においてエラーのチェックを行ない、エラーがあ
ればS68にすすみ、エラーがなければS67へ進む。
エラーのチェックは例えば紙下端の検出、紙ジャムの検
出、インクの有無の検出、各種モータの走査エラー、等
であり、検出されたエラーは前述のS51において処理
される。S67においては記録終了を示すコマンド、例
えば紙排出コマンド、の受信のチェックを行なう。記録
終了であればS68へ進み、記録終了でなければS65
に戻り記録を継続する。S68においては記録終了の処
理を行なう。具体的には、紙の排出、記録ヘッド200
のキャッピング等を行なう。次にS69にすすみS53
記録処理を終了する。
【0147】以下、図46〜48を参照して本発明フレ
キシブルケーブルの実施例を具体的に説明する。図46
(a)は本発明に係るフレキシブルケーブルを示す図で
ある。図に於いて、1000はフレキシブルケーブルで
あり、装置に必要な導体パターンがプリントされてい
る。導体パターンの厚みおよび幅はそれぞれの導体パタ
ーンに必要な電流容量、許容電圧降下値等より決定され
る、フレキシブルケーブルの折り返し耐久特性向上のた
めには導体パターンの厚みは薄い方が有利であるが導体
パターン幅を広くとる必要がありフレキシブルケーブル
の幅の増大となる。
【0148】1001aはフレキシブルケーブル100
0の移動側であり、1001bは固定側であり、フレキ
シブルケーブル固定側1001bにはコンタクト部10
01cが設けられている。フレキシブルケーブル移動側
1001aおよびフレキシブルケーブル固定側1001
bの間は幅Wdの2つのフレキシブルケーブル分割部1
001d、1001eに分割されている。フレキシブル
ケーブル移動側1001aの折り曲げ部1001fとフ
レキシブルケーブル固定側1001bの折り曲げ部10
01gでフレキシブルケーブル1000を折り曲げ、重
ね合わせることでフレキシブルケーブル1000の幅は
分割部分では幅Wdとなりフレキシブルケーブル移動部
1001aの幅Woよりも小さくすることができる。図
では2つに分割した例を示しているがさらに多く分割す
ることによってより小さい幅にすることができる。また
フレキシブルケーブル分割部1001d、1001eに
は位置決め穴1001h、1001h’、1001i、
1001i’が設けられおり、位置決め穴1001h,
1001h’と位置決め穴1001i,1001i’は
所定間隔dだけ離れて配置されている。
【0149】図46(b)はフレキシブルケーブル10
00を用いた装置を示す図である。図に於いて、100
2は移動部であり図矢印方向に移動可能に配設されてい
る。移動部1002にはプリンタの場合には記録ヘッ
ド、スキャナの場合にはセンサ等が搭載される。100
3は固定部であり、固定部には位置決めピン1003a
が設けてある。1001は図1001(a)のフレキシ
ブルケーブル1000を折り曲げ、重ね合わせた状態で
用いており、フレキシブルケーブル移動側1001a
(図46(a))は移動部2に接続されている。またフ
レキシブルケーブル位置決め穴1001h,1001
h’,1001i,1001i’は位置決めピン100
3aに挿入され固定部材4によって固定部3に固定され
ている。
【0150】前述のごとく位置決め穴1001h,10
01h’および1001i,1001i’は距離dだけ
離れているためフレキシブルケーブル分割部1001d
および1001eの屈曲位置は距離lだけずれることと
なる。フレキシブルケーブル1000の厚みが屈曲高さ
hに比べて十分小さいときにはlはd/2にほぼ等しく
なる。従ってフレキシブルケーブル分割部1001dお
よび1001eは屈曲位置が異なるため屈曲部分で他方
のフレキシブルケーブルからの力を受けることがなく、
屈曲耐久性能は折り曲げのない場合に近い性能となる。
【0151】しかしながら、屈曲位置の間隔lを必要以
上に大きくとることは装置の大型化につながる。屈曲位
置の間隔lは屈曲高さh以下、すなわちフレキシブルケ
ーブル位置決め穴間隔dは屈曲高さhの2倍以下が望ま
しい。
【0152】以上説明したようにフレキシブルケーブル
を複数に分割し、重ねて用い、分割したそれぞれのフレ
キシブルケーブルの屈曲位置が異なるように配設するこ
とによって、フレキシブルケーブルの導体パターンの電
流容量および電圧降下を適正にとり、屈曲耐久性能を低
下することなく、フレキシブルケーブルの幅および屈曲
高さを小さくとることが可能となり、装置の小型化が達
成できる。
【0153】図46ではフレキシブルケーブルを2つに
分割した例を示したが3つ以上でもよくフレキシブルケ
ーブルの位置決め穴は所定間隔をおいて分割数だけフレ
キシブルケーブルの長て方向に設けられる。
【0154】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
【0155】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状すると、即時適切に気泡の成長
収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0156】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇に関する発明の米国特許第
4313124号明細書に記載されている条件を採用す
ると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0157】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。
【0158】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0159】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を
一層有効に発揮することができる。
【0160】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0161】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0162】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか、複数個の組み合わせによって
でもよいが、異なる色の複色カラー、または混色による
フルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は
極めて有効である。
【0163】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるが、使用記録信号付与時
にインクが液状をなすものであればよい。
【0164】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような多孔質シート凹部または貫通孔に液状また
は固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対し
て対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0165】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さら
には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採る
ものであってもよい。
【0166】尚、本発明における記録ヘッドは、インク
記録部と、このインク記録部に対してインクを供給する
ためのインクタンク部とに大別されるもので、共に従来
で使用されている各構成に比較して小型化されている方
が本発明の効果は著しいものとなるが、これに限定され
るものではない。
【0167】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による排出
ローラと拍車との組合わせにより、被記録材と記録ヘッ
ドとの距離が、被記録材の厚さによって著しく変化しな
いよう構成したため、原紙等の場合にもキャリジを交換
する必要のない小型の記録装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本記録装置の第1実施例を示す模式的斜視図
である。
【図2】 被記録材搬送部分の断面図である。
【図3】 一実施例の排出ローラ部分を排出方向により
見た図である。
【図4】 他の実施例の図3相当図である。
【図5】 第1実施例のピンチローラ圧接解除状態を示
す模式的斜視図である。
【図6】 第1実施例のピンチローラ圧接状態を示す模
式的斜視図である。
【図7】 第1実施例のリードスクリュー機構図であ
る。
【図8】 第1実施例のキャリア軸受A 228部拡大
断面図である。
【図9】 第1実施例のリードスクリュー端部拡大図で
ある。
【図10】 第1実施例のクラッチ機構が形成されるリ
ードスクリュー213左端図である。
【図11】 第1実施例のクラッチ機構の動作説明図で
ある。
【図12】 第1実施例のクラッチギアとコントロール
ギアの噛み合い図である。
【図13】 第1実施例の回復装置の詳細図である。
【図14】 第1実施例のポンプユニットの詳細図であ
る。
【図15】 第1実施例のブレードの装着状態を示す模
式的斜視図である。
【図16】 第1実施例のブレードストッパの動作説明
図である。
【図17】 第1実施例のキャップ開閉用カムの説明図
である。
【図18】 第1実施例のキャップの拡大断面図であ
る。
【図19】 第1実施例の回復手段のタイミングチャー
トである。
【図20】 第1実施例のキャリア部を示す模式的斜視
図である。
【図21】 第1実施例のヘッドカートリッジ部を示す
模式的斜視図である。
【図22】 第1実施例のキャリア部の部分的拡大図を
示す模式的断面図である。
【図23】 第1実施例のキャリア部とヘッドカートリ
ッジ部の結合方法を示す模式的斜視図である。
【図24】 第1実施例のヘッドカートリッジ結合部を
示す模式的断面図である。
【図25】 第1実施例の第1形態の交換方式を示す模
式的斜視図である。
【図26】 第1実施例の第2形態の交換方式を示す模
式的斜視図である。
【図27】 第1実施例の力のかかり方を表わす模式的
平面図である。
【図28】 第1実施例の自動給紙部を示す全体斜視図
である。
【図29】 第1実施例の自動給紙部を示す拡大斜視図
である。
【図30】 第1実施例の自動給紙部の平面図である。
【図31】 第1実施例の自動給紙部の模式的断面図で
ある。
【図32】 第1実施例の自動給紙部の機構説明図であ
る。
【図33】 第1実施例の自動給紙部の動作シーケンス
図の一例である。
【図34】 第1実施例の自動給紙部のリリース機構説
明断面図である。
【図35】 第1実施例の自動給紙部の制御手順を示す
フローチャートである。
【図36】 第1実施例の自動給紙部の制御手順を示す
フローチャートである。
【図37】 第1実施例の記録装置を組込んだ情報処理
装置を示す模式的斜視図である。
【図38】 第1実施例の記録装置を組込んだ情報処理
装置の電気回路構成を表すブロック図である。
【図39】 第1実施例の記録装置を組込んだ情報処理
装置の電源オン、オフ処理を示すフローチャートであ
る。
【図40】 第1実施例の記録装置を組込んだ情報処理
装置のパワーオン処理を示すフローチャートである。
【図41】 第1実施例の記録装置を組込んだ情報処理
装置のパワーオフ処理を示すフローチャートである。
【図42】 第1実施例の記録装置を組込んだ情報処理
装置の一時停止処理を示すフローチャートである。
【図43】 第1実施例の記録装置を組込んだ情報処理
装置の一時停止解除処理を示すフローチャートである。
【図44】 第1実施例の記録装置を組込んだ情報処理
装置のパワーオン処理を示すフローチャートである。
【図45】 第1実施例の記録装置を組込んだ情報処理
装置の記録処理を示すフローチャートである。
【図46】 (a)・(b)は本発明フレキシブルケー
ブルの実施例の説明図である。
【図47】 (a)・(b)は図43の変形実施例であ
る。
【図48】 従来フレキシブルケーブルの説明図であ
る。
【図49】 本発明クリーニングに関する従来説明図で
ある。
【符号の説明】
1 シャーシ 2 ガイドレール 3 被記録材 4 搬送ローラ 5 紙送りモータ 6 拍車 7 排出ローラ 8 ピンチローラ 9 ピンチローラバネ 10 ピンチローラホルダ 11 ピンチローラフレーム 12 リリースアングル 13 リリースレバー 14 ペーパーセンサ 15 減速歯車列 101 キャップ 102 コントロールギア 102a キャップ開閉用カム 102b ワイピング動作用カム 102c 突起 102d 切換えシート 102e キャップ開カム 102f キャップ閉カム 102g 切り欠き 102h 側面ギア 103 ストロークギア 104 ブレード 105 ブレードスライダ 105a ブレード取付溝 105b 突起 105c 貫通穴 105d 壁 106 スライド軸 107 ブレードリンク 107a 突起 107b バネ掛け部 108 ブレードクリーナ 109 ブレードストッパ 110 ブレードバネ 111 キャリアストッパ 112 キャリアフックバネ 113 シリンダ 113a シリンダ部 113b キャップレバー受け 113c インク吸引口 113d 排インク管 113e 平行ピン 114 キャップバネ 115 プランジャ 115a 動作軸 115b ピストン受け 115c ピストン押さえ 115d ポンプシール押さえ 115e 溝 115f リード溝 116 ピストン 117 ポンプシール 118 キャップレバー 119 キャップレバーシール 120 予備吐出パッド 121 ポンプ吸収体 122 軸受 150 ポンプユニット 200 記録ヘッド 201 インクタンク 202 ヘッドカートリッジ 203 キャリア 204 ヘッドレバー 205 タンクレバー 206 ヘッドホルダ 207 ヘッドホルダバネ 208 タンクケース 209 リードピン 210 リードピンバネ 211 フレキシブルケーブル 211a 位置決め穴a 211b 位置決め穴b 212 フレキシブルケーブルパッド 212a 位置決め穴a 212b 位置決め穴b 212c インクバリア 213 リードスクリュー 213a 位置決め穴a 213b 位置決め穴b 220 インク被供給孔 221 インク供給孔 222 結合爪 223 結合爪ガイド溝 224 インクタンクガイド溝 225 位置決めピン 226 ストッパ 227 ヘッドコンタクト部 227a 位置決め穴a 227b 位置決め穴b 227c ストッパ当接場所 228 キャリア軸受1 229 キャリア軸受2 230 遮蔽板 231 キャリアフック 250 調整バネ 251 軸受 252 第一の長穴 253 第二の長穴 254 ビス 255 キャリアモータ 256 ピニオンギア 257 リードスクリューギア 258 イニシャルロック 259 クラッチギア 260 クラッチプレート 261 戻りバネ 262 突起 263 凹部 264 空転溝 265 連絡溝 267 フランジ 268 案内条 269 ストッパ 270 HPセンサー 271 回復系プレート 301 メインホルダ 302 分離ローラ 303 分離ギア 304 分離ラチェット 305 分離軸 306 分離ホルダ 307 メインホルダシャフト 308 分離スプリング 309 予備ローラ 310 予備ローラホルダ 311 予備ローラ軸 312 アイドラギア 313 予備ローラスプリング 314 分離圧アーム 315 分離圧アームスプリング 316 分離パット 317 用紙ホルダ 318 カム軸 319 スイッチアーム 320a 給紙イニシャルセンサ 320b 給紙切り替えセンサ 321 駆動ギア 322 クラッチディスク 323 自動給紙モータ 324 減速装置 325 リリースレバー 326 クラッチスプリング 400 情報処理装置 401 プリンタ部 402 キーボード部 403 表示部 404 外部記憶装置 405 外部インターフェース 501 コントローラ 502 CPU 503 RAM 504 ROM 505 タイマ 506 インターフェイス部 507 コントローラ 508 ヘッド検出部 509 ラインバッファ 510 ヘッドドライバ 511 モータドライバ 512 センサ検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 13/076 B41J 2/01 B65H 29/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材を装置から排出するための排出
    手段を、被記録材の記録面側に接触する拍車と、非記録
    面側に接触する排出ローラとから成る回転体対で構成す
    ると共に、前記排出ローラを弾性部材よりなり拍車に当
    接する円筒形状部と、排出ローラを支持する軸圧入部
    と、円筒形状部と軸部をつなぐ概円錐形状部とから構成
    し、前記排出ローラ円錐形状部側の近傍にさらに拍車を
    配設したことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 被記録材を装置から排出するための排出
    手段を、被記録材の記録面側に接触する拍車と、非記録
    面側に接触する排出ローラとから成る回転体対とで構成
    すると共に、前記排出ローラを弾性部材より成り前記拍
    車に当接する円筒形状部と、この排出ローラを支持する
    ための軸圧入部と、円筒形状部と軸部をつなぐ概円錐形
    状部とから構成し、2個の前記排出ローラを前記円筒形
    状部が外側となるように組合わせて一組とし、対向する
    拍車はその中間にもう一つ拍車を配設したことを特徴と
    する記録装置。
  3. 【請求項3】 前記排出ローラは、その円筒部側にも軸
    圧入部を延在させていることを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 記録ヘッドを搭載して移動するキャリア
    のガイドレールと被記録材を装置から搬出する手段の記
    録面側に接触する拍車を支持するための支持部材とを同
    一部材で構成したことを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 インクを吐出するために利用される熱エ
    ネルギーを発生する電気熱変換体を備えた記録ヘッドを
    有し、前記電気熱変換体が発生する熱エネルギーにより
    インクに生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐
    出させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、吐出口より吐出する
    インクを有していることを特徴とする請求項5に記載の
    記録装置。
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