JP2838573B2 - 半田吸取装置の半田除去フィルタ - Google Patents

半田吸取装置の半田除去フィルタ

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は半田吸取装置に装着される半田除去フィル
タに関するものである。
(従来の技術) 半田吸取装置は、吸取手段および加熱手段を備えると
ともに、吸取ノズルから上記吸引手段に続く吸取経路途
中に半田除去フィルタが着脱可能に設けられてなり、該
半田除去フィルタは一般に第6図に示すような構造とさ
れている。
すなわち、半田除去フィルタは、上記吸取経路の一部
を形成するフィルタパイプaと、該フィルタパイプa内
に充填状態で内装されるスチールウール製のフィルタ本
体bおよびフェルト部材cからなる。そして、上記加熱
手段により加熱溶融された半田が、上記吸引手段によ
り、フラックス等と共に吸取ノズルの吸込口から吸取経
路を介して装置内部へ吸い込まれ、上記フィルタ本体b
に付着して貯留されるとともに、該フィルタ本体bを通
過したフラックス等が上記フェルト部材cに吸着される
ようにされている。
また、上記フィルタ本体bやフェルタ部材cは消耗品
として、半田除去フィルタ内の半田貯留量が経時的に増
加すると、定期的にまたは随時新品に取り替えられる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような構造では、以下に述べるよ
うな問題があった。
すなわち、上記フィルタ本体bやフェルト部材cの実
際の現場における交換時期の目安としては、例えば、半
田除去フィルタ内に吸引される溶融半田が、上記フィル
タ本体b自体のほか上記フィルタパイプaの内周面にも
付着固化し、この結果、半田吸取装置の吸取経路が閉塞
状態となって、その吸引力(半田除去効率)が低下した
時である。
ところが、従来のようにフィルタ本体bがフィルタパ
イプa内に充填される構造では、付着した半田によるフ
ィルタ本体bの目詰まりがそのまま吸取経路の閉塞状態
を招いてしまい、しかも、このフィルタ本体bはスチー
ルウール製であるた、半田により目詰まりが早期に起こ
り、その半田付着許容量比較的少ない。これがため、フ
ィルタ本体Bの寿命つまりその交換周期はかなり短く、
これがランニングコストの上昇を招いていた。
また、フィルタ本体bの交換のためには、作業者がス
チールウールの塊から適宜量を取り、これをフィルタパ
イプa内に充填するという方法がとられているところ、
この作業は経験的な勘を要するとともに、非常にめんど
うである。また、このフィルタ本体bの交換時には、上
記フィルタパイプaの円周面に付着固化している半田の
除去作業も合せて行われるが、この作業も非常にめんど
うであり、これが、フィルタ本体交換時の作業性の悪さ
にさらに拍車をかけていた。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
あって、半田吸収装置において、フィルタ構成部品の寿
命が長く、しかもその交換作業を容易な構造を備えた半
田除去フィルタを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の半田除去フィル
タは、半田吸取装置の吸取経路の一部を形成するフィル
タパイプと、該フィルタパイプ内に取外し可能に内装さ
れるフィルタ本体とを備えてなり、前記フィルタ本体
は、弾性を有する線材が引張コイルばね状に巻かれて形
成された筒状体から構成されて、その基端部が閉塞され
るとともに、その先端部が前記吸取経路の一部に取外し
可能に取り付けられることを特徴とし、その具体的構造
は、前記フィルタパイプ内に前記フィルタ本体とフェル
ト部材が装着された状態において、前記フィルタ本体と
前記フィルタパイプとが同心状とされて、これら両者間
に前記吸取経路の一部を形成する環状空間が形成され、
前記フィルタ本体の基端と前記フェルト部材との間に、
前記フィルタ本体の軸方向への伸長を許容しかつその伸
長量を規制するための伸長空間が設けられている。ま
た、前記フィルタ本体を構成する線材として、亜鉛メッ
キによる被膜処理を施された硬鋼線材が好適に使用され
る。
(作用) 本発明の半田除去フィルタを備えた半田吸取装置にお
いて、加熱手段により加熱溶融された半田は、吸引手段
により、フラックス等と共に吸取ノズルの吸取孔から吸
取経路を介して装置内部へ吸い込まれる。そして、この
吸い込まれた溶融半田は、吸取経路途中に設けられた半
田除去フィルタにおいて、次のように貯留される。
すなわち、吸引手段により吸取経路内に吸引力が発生
すると、この吸引力により、フィルタ本体は、その基端
とフェルト部材との間に設けられた伸長空間内で、軸方
向へ弾性的にわずかに伸長され、この結果、各巻線間が
わずかに開いて、吸取ノズルから吸引手段に連続する吸
取経路が形成される。これにより、吸取ノズルの吸取孔
から、フィルタ本体の各巻線間の隙間を介して吸引手段
に至る吸気の流れが形成され、この流れにのって溶融半
田が吸引されることとなる。
そして、この吸気の流れは、フィルタ本体の軸線方向
から上記各巻線間の隙間方向へ曲がるが、一方、溶融半
田は、その自重による慣性によりフィルタ本体の軸線に
沿ってその基端の閉塞部分に衝突し、そのほとんどがこ
の部位に付着固化して堆積されることになり、フィルタ
本体の外部に流出することがない。この流出防止は、各
巻線間の隙間を、溶融半田が通過不能な間隔寸法に設定
することによっても達成される。
また、上記フィルタ本体やフェルト部材は消耗品とし
て、半田除去フィルタ内の半田貯留量が経時的に増加す
ると、定期的にまたは随時新品に取り替えられるが、こ
のフィルタ本体の交換は、上記吸取経路の一部に取り付
けられたフィルタ本体先端部分を取り外すのみでよい。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
本発明に係る半田吸取装置を第1図に示し、該半田吸
取装置は、吸取ノズル1、加熱手段である加熱ヒータ2
および半田除去フィルタ3等を主要部として備える装置
本体4と、吸引手段である真空ポンプ5等を主要部とし
て備えるステーション部とから構成されている。
装置本体4は、ピストル型の本体ケース6を備え、そ
の先端部の銃身部分に、上記吸取ノズル1および加熱ヒ
ータ2が設けられ、該ヒータ2の外周には加熱芯7が設
けられ、この先端が上記吸取ノズル1に接合されてい
る。8は保護パイプである。
上記吸取ノズル1の吸取孔1aには、吸取パイプ9が連
通されており、該吸取パイプ9は、上記加熱芯7を貫通
するとともに、その基端が上記加熱ヒータ2の連通孔2a
に連通されている。
加熱ヒータ2は、具体的にはセラミックヒータで、図
示しない電源コードを介して所定の電源に接続可能とさ
れ、該電源への接続により昇温されて、上記吸取ノズル
1が所定温度まで加熱される。
半田除去フィルタ3は、上記吸取ノズル1から、吸取
パイプ9、加熱ヒータ2の連通孔2aおよび接続チューブ
10を介して、上記真空ポンプ5に続く吸取経路Aの途中
に設けられるもので、具体的には、上記加熱ヒータ2と
接続チューブ10との間に取外し可能に装着されている。
該半田除去フィルタ3は、第2図に示すように、上記吸
取経路aの一部を形成するフィルタパイプ11、フィルタ
本体12およびフェルト部材13を主要部として備えてな
る。
フィルタパイプ11は、上記加熱ヒータ2と接続チュー
ブ10との間に介装された筒状体で、着脱機構15による着
脱式とされている。該フィルタパイプ11の先端側開口11
aには、接続栓16の連通口16aを介して、上記加熱ヒータ
2の連通孔2aに連通されている。接続栓16の基端部16b
は、フィルタパイプ11の内径よりも小さな外径を有し、
この部分にフィルタ本体12が取り付けられるようにされ
ている。また、フィルタパイプ11の後端側開口11bに
は、連通口17aを有する環状壁17が形成され、これを仕
切壁として上記フェルト部材13が装填されている。
フィルタ本体12は、第2図に示すように、弾性を有す
る線材で形成された引張コイルばね状のもので、具体的
には、亜鉛メッキによる被膜処理が施された硬鋼線材か
ら形成されている。
該フィルタ本体12の本体部品12aは、各巻線間が密着
した円筒コイルばね状に形成されるとともに、その基端
側の閉塞部12bは、円錐コイルばね状に形成されてな
り、また、フィルタ本体12の外径寸法は、上記フィルタ
パイプ11の内径よりも若干小さく設定されている。な
お、上記本体部分12aのばね弾性は、真空ポンプ5によ
る吸引力により、軸線方向に伸長して各巻線間に隙間が
生じる程度に設定され、一方、上記閉塞部12bのばね弾
性は、上記吸引力によっても巻線間に隙間が生じないよ
うに設定されている。
フィルタ本体12の先端部12cは、そのばね弾性力によ
り、上記接続栓16の基端部16bの外周面に取外し可能に
接続される。そして、この接続栓16をフィルタパイプ11
の先端側開口11aに嵌着することにより、フィルタ本体1
2は、フィルタパイプ11内にこれと同心状に装填され、
これら両者間に上記吸取経路Aの一部を形成する環状空
間Bが形成される。
フェルト部材13は、上記フィルタ本体12を通過してき
たフラックス等の不純物を吸着除去するためのもので、
フィルタパイプ11の後端側開口11b内に取外し可能に嵌
着される。また、該フェルト部材13の位置決めは、フィ
ルタパイプ11の環状壁17により行なわれ、これにより、
上記フィルタ本体12の基端とフェルト部材13の前面の間
には、所定の軸線方向間隔を有する空間cが形成されて
いる。この空間Cは、フィルタ本体12の軸方向への伸長
を許容しかつその伸長量を規制するための伸長空間とし
て機能する。
なお、上記空間Cの軸線方向間隔は、硬鋼線材の線径
や巻線数等に応じて設定されるもので、フィルタ本体12
の伸長により各巻線間に形成される隙間が、空気やフラ
ックスが通過しうる有効な吸気の流れを確保する一方、
溶融半田の通過を防止しうる過程に設定される。図示例
においては、1mm〜5mm程度に設定されている。
真空ポンプ5は、上記吸取経路Aを介して吸取ノズル
1に吸引力を発生させるもので、装置本体4に設けられ
たトリガスイッチ18を操作することにより、適宜作動制
御される。
しかして、以上のように構成された半田吸取装置を用
いた半田吸い取り作業は、加熱ヒータ2の電源コードを
電源に接続し、吸取ノズル1が所定温度まで加熱した状
態で、これを吸い取る箇所の半田に当てる。そして、こ
の半田が加熱溶融された時点で、装置本体4のトリガス
イッテ18をON操作して、この溶融された半田を、吸取経
路Aを介して装置内部へ吸い込み、半田除去フィルタ3
内に貯留する。
すなわち、真空ポンプ5が作動すると、吸取経路A内
が負圧状体となって、吸引力が発生し、これにより、半
田除去フィルタ3のフィルタ本体12は、伸長空間Cによ
り規定された範囲内で軸方向へ弾性的に伸長して、その
各巻線間隔が第3図(a)に示す密着状態から第3図
(b)に示す離隔状態となる。これにより、フィルタ本
体12の各巻線間には微小な隙間が形成されて、上記吸取
ノズル1から真空ポンプ5に至る吸取経路Aが完全に連
通され、この結果、吸取ノズル1の吸取孔1aから、フィ
ルタ本体12の各巻線間の隙間を介して真空ポンプ5へ至
る吸気の流れが形成され、この流れにのって溶融半田が
吸引されることとなる。
この際、上記吸気の流れは、フィルタ本体12の軸線方
向からその各巻線間の隙間方向へ曲がり、溶融半田と共
に吸引された空気やフラックス等もこの吸気の流れに沿
って環状空間Bへ進み、フェルト部材13に吸着される。
一方、溶融半田は、その自重による慣性により、上記
フィルタ本体12の軸線に沿ってそのまま直進して、基端
側の閉塞部12Bに衝突し、そのほとんどがこの部位に付
着固化して堆積Sされる。
フィルタ本体12内の半田の貯留量が経時的に増加し
て、半田吸取装置の吸引力が低下すると、上記フィルタ
本体12を貯留された半田ごと取外して、新しいフィルタ
本体12と交換する。この際、フィルタ本体12は、その先
端部12cのばね弾性力によってのみ接続栓16に接続され
ているため、その交換作業は容易かつ迅速である。ま
た、フェルト部材13も、フィルタ本体12に同期して適宜
交換される。
なお、本発明は上述した実施例に限定されることな
く、適宜設計変更可能である。
例えば、フィルタ本体12の形状は、第2図のもの限定
されず、第4図や第5図に示すような形状とすることも
可能である。すなわち、第4図のフィルタ本体12は、そ
の先端から基端にわたって同一径を有する円筒コイルば
ね状に形成されるとともに、その基端側の閉塞部12bが
つる巻きばね状に形成されている。また、第5図のフィ
ルタ本体12は、その先端から基端に向けて縮径する円錐
コイルばね状に形成されるとともに、その先端側の取付
部12Cが円筒コイルばね状に形成されている。
また、図示例においては、フィルタ本体12全体が線材
から形成されているが、特に閉塞部12bは、板状等の多
の閉塞部材で形成された複合構造としてもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、以下に列挙す
るような種々のすぐれた効果が得られ、フィルタ構成部
品の寿命が長く、しかもその交換作業が容易な構造を備
えた半田除去フィルムを提供することができる。
(1) 半田吸取装置の吸取経路の一部を形成するフィ
ルタパイプ内に、フィルタ本体が取外し可能に内装さ
れ、該フィルタ本体は、弾性を有する線材が引張コイル
ばね状に巻かれて形成された筒状体から構成されて、そ
の基端部が閉塞されるとともに、その先端部が前記吸取
経路の一部に取外し可能に取り付けられているから、吸
引された溶融半田をフィルタ本体内に確実に貯留固着す
ることができる。
すなわち、吸引手段により吸取経路内に発生する吸引
力によって、フィルタ本体は軸線方向へわずかに伸長
し、吸取経路内の空気の流れは、フィルタ本体の軸線方
向からその各巻線間の隙間方向へ曲がるが、一方、吸引
される溶融半田は、その自重による慣性によりフィルタ
本体の軸線に沿ってその基端の閉塞部分に衝突し、その
ほとんどがこの部位に付着固化して堆積されることにな
る。
(2) フィルタ本体の基端の閉塞部に溶融半田が貯留
される構造であるから、この溶融半田が、フィルタ本体
の本体部分の各巻線間に形成される隙間を閉塞して目詰
まりを生じるおそれがない。よって、長期にわたって所
期の吸引力を維持することができ、フィルタ本体の寿命
が長く、かつ、半田の貯留量も従来に比較してはるかに
多い。
したがって、フィルタ本体の交換周期は従来に比較し
てかなり長く、ランニングコストの大幅な低減化が可能
である。
ちなみに、第6図に示す構造を備えた従来の半田除去
フィルタと、第2図に示す構造を備えた本発明の半田除
去フィルタとを同一規格の半田吸取装置に装着して、半
田貯留量の測定試験を行った結果、本発明のフィルタに
おける半田貯留量は、従来のものに比較して約1.5倍程
度であることが判明している。
(3) フィルタ本体内へ吸引された溶融半田がフィル
タ本体外部へ流出しない構造であるから、該フィルタ本
体の外周壁を構成するフィルタパイプの内周面や、さら
に吸取経路下流のフェルト部材への溶融半田の付着が確
実に防止される。
したがって、フィルタ本体やフェルト部材の交換以外
に、半田除去フィルタのメンテナンスはほとんど不要と
なる。
(4) しかも、フィルタ本体は、その先端部が、ばね
弾性力により、吸取経路の一部に取外し可能に取り付け
られる構造であるから、その交換作業も容易かつ迅速に
行なえ、作業性が良好である。
(5) フィルタパイプ内に、フィルタ本体とフェルト
部材が装着された状態において、フィルタ本体とフィル
タパイプとが同心状とされて、これら両者間に吸取経路
の一部を形成する環状空間が形成されていると、吸引力
によるフィルタ本体の伸長動作が、その軸線に沿って円
滑かつ正確に行なわれ、ひいては、吸気の流れも円滑な
ものとなり、溶融半田の貯留作用が確実に行われる。
(6) また、フィルタ本体の基端とフェルト部材との
間に、上記フィルタ本体の軸方向への伸長を許容しかつ
その伸長量を規制するための伸長空間を設けて、これを
適宜設定することにより、フィルタ本体の各巻線間に形
成される隙間を精度良く制御することができ、溶融半田
のフィルタ本体内への貯留およびフィルタ本体外部への
流出防止を確実に達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る半田除去フィルタを備えた半田吸
取装置を示す正面断面図、第2図は同半田除去フィルタ
の構造を拡大して示す正面断面図、第3図(a)および
(b)は同半田除去フィルタのフィルタ本体の作用を説
明するための正面断面図で、第3図(a)は平常時を示
し、第3図(b)は吸引時を示す。第4図はフィルタ本
体の変形例を示す正面断面図、第5図は同じくフィルタ
本体の他の変形例を示す正面断面図、第6図は従来の半
田除去フィルタの構造を示す正面断面図である。 1……吸取ノズル、1a……吸取孔、2……加熱ヒータ
(加熱手段)、3……半田除去フィルタ、5……真空ポ
ンプ(吸引手段)、7……加熱芯、11……フィルタパイ
プ、12……フィルタ本体、12a……本体部分、12b……閉
塞部、12c……先端部(取付部)、13……フェルト部
材、15……着脱機構、16……接続栓、17……環状壁、A
……吸取経路、B……環状空間、C……伸長空間

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引手段および加熱手段を備え、該加熱手
    段により加熱溶融された半田が、前記吸引手段により吸
    取ノズルの吸取孔から吸取経路を介して内部へ吸い込ま
    れる構造とされた半田吸取装置に装着される半田除去フ
    ィルタであって、 前記吸取経路の一部を形成するフィルタパイプと、該フ
    ィルタパイプ内に取外し可能に内装されるフィルタ本対
    とを備えてなり、 前記フィルタ本体は、弾性を有する線材が引張コイルば
    ね状に巻かれて形成された筒状体から構成されて、その
    基端部が閉塞されるとともに、その先端部が前記吸取経
    路の一部に取外し可能に取り付けられている ことを特徴とする半田吸取装置の半田除去フィルタ。
  2. 【請求項2】前記フィルタパイプ内に、前記フィルタ本
    体とフェルト部材が装着された状態において、 前記フィルタ本体と前記フィルタパイプとが同心状とさ
    れて、これら両者間に前記吸取経路の一部を形成する環
    状空間が形成され、 前記フィルタ本体の基端と前記フェルト部材との間に、
    前記フィルタ本体の軸方向への伸長を許容しかつその伸
    長量を規制するための伸長空間が設けられている請求項
    第1項記載の半田吸取装置の半田除去フィルタ。
  3. 【請求項3】前記フィルタ本体を構成する線材が、亜鉛
    メッキによる被膜処理を施された硬鋼線材である請求項
    第1項または第2項記載の半田吸取装置の半田除去フィ
    ルタ。
  4. 【請求項4】前記フィルタ本体は、その本体部分が円筒
    コイルばね状に形成されるとともに、その基端側の閉塞
    部が円錐コイルばね状に形成されている請求項第1項か
    ら第3項のいずれか一つに記載の半田吸取装置の半田除
    去フィルタ。
  5. 【請求項5】前記フィルタ本体は、その先端から基端に
    わたって同一径を有する円筒コイルばね状に形成される
    とともに、その基端側の閉塞部がつる巻きばね状に形成
    されている請求項第1項から第3項のいずれか一つに記
    載の半田吸取装置の半田除去フィルタ。
  6. 【請求項6】前記フィルタ本体は、その先端から基端に
    向けて縮径する円錐コイルばね状に形成されるととも
    に、その先端側の取付部が円筒コイルばね状に形成され
    ている請求項第1項から第3項のいずれか一つに記載の
    半田吸取装置の半田除去フィルタ。
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