JP2836764B2 - 眼科用超音波診断装置 - Google Patents

眼科用超音波診断装置

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JP2836764B2 JP3013950A JP1395091A JP2836764B2 JP 2836764 B2 JP2836764 B2 JP 2836764B2 JP 3013950 A JP3013950 A JP 3013950A JP 1395091 A JP1395091 A JP 1395091A JP 2836764 B2 JP2836764 B2 JP 2836764B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科用超音波診断装
置、さらに詳しくいえば、眼軸長を測定したり、眼球組
織を診断するのに好適な超音波を使用する診断装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】眼球の内部に関する情報を得るのに、超
音波を使用する診断装置が急速に普及してきた。画像処
理技術の飛躍的進歩が、低侵襲性、経済的低廉性等既存
のものに比べて優れた性質を有する超音波を診断用とし
て利用するのを可能ならしめた。ところで、眼科用の超
音波診断装置を他の医用超音波診断装置と比較するに、
眼科用の装置では眼部に超音波プロ−ブを接触させる必
要があるので、プロ−ブの構造もしくは構成に種々の工
夫がされているものの、超音波の送受波自体には格別特
徴がない。しかしながら、眼科用の装置では眼内の各組
織で反射する超音波を受信し、受信した信号を一般的な
処理技術により処理し、これをAモ−ド像やBモ−ド像
としてモニタ−に表示するのみではそれほど意味はな
い。このようにして得られた情報に眼科医の経験的情報
を付加・加工して初めて、眼科の診断に役立たせること
ができる。例えば、眼科医が超音波診断装置を使用する
目的の1つとして、白内障手術後に挿入するIOLのパ
ワ−算出がある。IOLのパワ−算出は、超音波装置か
ら得られたいわゆる眼軸長をパワ−算出式に代入するこ
とにより行う。このIOLのパワ−算出式は眼科医の長
年の経験に基づいてフォ−ミュラ化されたもので、代表
的なものだけでも現在5個以上ある。これらのパワ−算
出式にはそれぞれ一長一短があり、何人なりとも同意・
納得するパワ−算出式は得られていない。既存の算出式
は経験に基づいて確立したものであるため、経験が積み
重なるにしたがって変化する。
【0003】また、本出願人は特願昭63−41434
号において、鑑別診断に適する装置を提案した。この装
置は表示画像よりも大きなダイナミックレンジの反射エ
コ−画像を記憶する手段を有し、任意の条件の画像を取
り出すことにより、ダイナミックレンジを変更して得ら
れる画像と同等な画像を得ようとするものである。この
装置においても、どのような条件の画像を取り出すのが
適切かは、一義的には決まらない。眼科医の絶えざる臨
床経験がものをいう。このようなIOLのパワ−算出式
等の各種の処理を行うのに必要な情報は、従来の装置で
は、装置本体内に内蔵されたメモリのみに記憶させてい
た。したがって、このような装置では、診断のために必
要な新しいプログラムやデ−タ、例えばIOLのパワ−
算出式が発表されると、その都度装置内部に手を入れ、
それを変更していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような装置で
は、装置の寿命は当該装置に備わったプログラムやデ−
タの寿命と一体であったが、現在のように多数の研究者
の存在や研究成果の積極的な発表の時代においては、装
置が内蔵するプログラムやデ−タの寿命の影響を直接受
けるのは不都合である。
【0005】また、従来の装置では測定・診断結果の記
憶ができないため、各患者について一連の処理と診断が
終了するまでは次の患者を測定できず、他の患者を待た
せておかなければならないという不都合があった。この
ことは、患者の過去の測定・診断結果が装置上で再現で
きないため、一連の経過を手軽に検討できないという欠
点にも繋がる。一旦診断が終わったときは結果はプリン
トアウトした用紙のみで保存されるので、新たなプログ
ラムやデ−タを使用しようとするときは、最初から検査
をやり直さなければならないという欠点があった。さら
に、診断結果がある程度記憶可能な装置に構成しても、
内部の記憶容量には限界があるとともに、ディスク等の
記憶装置や大容量メモリを装置に内蔵させることは装置
の大型化、高価格化につながり好ましくない。
【0006】本発明は上記欠点に鑑み案出されたもの
で、第1の目的は診断のために必要な新しいプログラム
やデ−タが開発されても、装置を改造することなく、直
ちにこれらが利用可能な眼科用超音波診断装置を提供す
ることにある。
【0007】本発明の第2の目的は、患者のデ−タが簡
単に再現でき、新しいプログラムやデ−タによる診断が
可能な装置を提供することにある。
【0008】第3の目的は、多数の患者を効率的に診断
することができる装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は次のような特徴を有している。 (1) 眼球内に入射させた超音波の反射波を受波して
眼球内の情報を得ることができる眼科用超音波診断装置
において、診断用プログラムまたは診断のための処理用
データを記憶した第1メモリカードと、被検眼の受波信
号を記憶する第2メモリカードと、メモリカードの出し
入れ可能なカードコネクタと、該カードコネクタのメモ
リカードと装置内臓のマイクロコンピュータとの間で情
報のやり取りを可能にするカードインターフェイスと、
前記第2メモリカードから読み出した被検眼の受波信号
を前記第1メモリカードの前記診断用プログラムまたは
診断のための前記処理用データに基づいて演算処理する
演算処理手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】図1は本発明の1実施例の眼科用超音波診断
装置の外観図である。1は装置の本体で、制御回路、処
理回路等が内蔵されている。2は装置の電源スイッチ、
3は測定・診断結果の表示用ディスプレイ、4は増幅器
のボリュ−ム調整用つまみである。5は測定用プロ−ブ
6のコネクタ、7はROMやRAMカ−ド挿入用のカ−
ドコネクタである。8は測定・診断結果を用紙に印字す
るためのプリンタである。9は本体1の制御を操作した
り、患者に関するデ−タを入力する等のためのキ−ボ−
ドである。
【0015】図2は装置全体のブロック図を示す。10
は装置本体に内蔵されたマイクロコンピュ−タであり、
装置全体を制御する。検査者は、装置本体の外部に接続
されたキ−ボ−ド9を操作して、マイクロコンピュ−タ
10の制御指令の内容を指示する。マイクロコンピュ−
タ10はプロ−ブドライバ11を制御し、プロ−ブ6内
の振動子を振動させ超音波を発信させる。眼球内の種々
の組織により反射した超音波はプロ−ブ6内のレシ−バ
により受信され、時系列の電気信号に変換されて装置本
体1に送られる。レシ−バからの情報は増幅器12によ
って増幅された後、サンプル、計測回路13によって処
理される。サンプル、計測回路13によって処理された
情報は、波形、像表示回路14に送られ、表示用ディス
プレイ3にAモ−ド波形やBモ−ド像として表示され
る。サンプル、計測回路13によって処理された情報は
マイクロコンピュ−タ10にも送られ、必要な文字やグ
ラフはグラフィック表示回路15を介し表示用ディスプ
レイ3に表示される。
【0016】16はマイクロコンピュ−タ10に接続さ
れたカ−ドインタ−フェイスであり、これによりマイク
ロコンピュ−タ10とメモリカ−ド17はカ−ドコネク
タ7を介して情報のやり取りができるようになってい
る。メモリカ−ド17は内部にメモリを配置したカ−ド
サイズのデバイスのことを意味し、本実施例では内容が
ユ−ザで自由に書き換えられるRAMカ−ドと、ユ−ザ
では書き換えられないROMカ−ドを用意している。R
OMカ−ドには、IOLのパワ−算出式のような変更、
追加する新しいプログラムやデ−タが記憶されており、
RAMカ−ドには測定により得られた患者固有のデ−タ
等が記憶されている。
【0017】次に、メモリカ−ド17とマイクロコンピ
ュ−タ10との情報のやり取りをフロ−チャ−トに基づ
いて説明する。まず、ROMカ−ドの場合について説明
する。図3に示すように、電源を投入し、まずROMカ
−ドの有無を判断する(ステップ30)。ROMカ−ド
がなければそのまま本体内部のプログラムをスタ−トさ
せる。ROMカ−ドがあれば、ROMカ−ドの内容を本
体内のメモリにLOADし、本体内部のプログラム、デ
−タの変換処理を行った後(ステップ31)、プログラ
ムをスタ−トさせる。
【0018】プログラム実行中にもROMカ−ドの有無
を判断する(ステップ32)。ROMカ−ドがなけれ
ば、そのままプログラムを実行する。ROMカ−ドがあ
ればステップ33に進み、ROMカ−ドのプログラムを
セットするか否かを判断する。セットしなければそのま
まプログラムを実行する。セットするときは、ステップ
31に進み、ROMカ−ドの内容を本体内のメモリにL
OADし、本体内部のプログラム、デ−タの変換処理を
行う。ROMカ−ドの内容をすべて本体内のメモリにL
OADするのは、LOADした後はROMカ−ドを取り
外し、RAMカ−ドを使用可能な状態に置くためであ
る。
【0019】なお、本実施例において電源投入都度にR
OMカ−ドを差し込み装置内部にLOADするよう構成
したのは、装置を簡略にして高価格にならないようにす
るためである。したがって、バックアップ回路を設ける
等により、電源投入都度にROMカ−ドを差し込むこと
なく、変更、追加の新しいプログラムやデ−タを使用す
ることもできることは明らかである。
【0020】次に、RAMカ−ドの場合について説明す
る。RAMカ−ドは1患者ごとにまとめてファイルされ
るが、1枚のRAMカ−ドには、何人分かのファイルが
入るためファイル名で区別する。ファイルをLOADす
る場合、図4に示すように、まずファイル名の一覧表示
を行う(ステップ40)。そしてこのファイル名の中か
らLOADしたいファイルを選択し(ステップ41)、
LOADの実行を行う(ステップ42)。このようにし
て、RAMカ−ドから過去の患者のデ−タを読み出すこ
とにより、変更、追加された新しいプログラムやデ−タ
による診断を直ちに行うことができる。また、次のよう
に利用することもできる。例えば午前中外来患者の測定
のみ行い、その結果をRAMカ−ドに記憶させておく。
午後、外来患者の測定が終わった時点で、RAMカ−ド
からデ−タを読みだし、処理・診断をまとめて行うこと
もできる。
【0021】患者デ−タのSAVEは図5にしたがって
行う。まずファイル名の一覧表示をし(ステップ5
0)、同一のファイルの有無を判断する(ステップ5
1)。同一ファイルがないときはステップ54に進み、
ファイル名を付し新規にSAVEを実行する。同一のフ
ァイルがあればステップ52に進み、上書きするか否か
を判断する。上書きしなければステップ54に進み、新
規にSAVEを実行する。上書きする場合にはステップ
53に進み、上書きのSAVEを実行する。
【0022】
【発明の効果】本発明の超音波診断装置によれば、次々
と発表される後処理用のシ−ケンスに対しても、装置を
大型化することなく、ROMカ−ドを追加するだけで対
処できるので、最新のプログラムやデ−タの利用が容易
になる。
【0023】また、患者の過去の測定結果が装置上で再
現できるため、一連の経過をサポ−トすることができる
とともに、最新のプログラムやデ−タの利用による再診
断が容易になる。
【0024】さらに、装置の効率的使用が可能になるの
で、検査者・患者のいずれもの負担を小さくする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の眼科用超音波診断装置を示す外観図
である。
【図2】本実施例の眼科用超音波診断装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】ROMカ−ドのLOADの様子を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図4】RAMカ−ドのLOADの様子を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図5】RAMカ−ドのSAVEの様子を示すフロ−チ
ャ−トである。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュ−タ 16 カ−ドインタ−フェイス 17 メモリカ−ド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼球内に入射させた超音波の反射波を受
    波して眼球内の情報を得ることができる眼科用超音波診
    断装置において、診断用プログラムまたは診断のための
    処理用データを記憶した第1メモリカードと、被検眼の
    受波信号を記憶する第2メモリカードと、メモリカード
    の出し入れ可能なカードコネクタと、該カードコネクタ
    メモリカードと装置内臓のマイクロコンピュータとの
    間で情報のやり取りを可能にするカードインターフェイ
    と、前記第2メモリカードから読み出した被検眼の受
    波信号を前記第1メモリカードの前記診断用プログラム
    または診断のための前記処理用データに基づいて演算処
    理する演算処理手段と、を備えることを特徴とする眼科
    用超音波診断装置。
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