JP2836499B2 - 核磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

核磁気共鳴イメージング装置

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JP2836499B2
JP2836499B2 JP6232380A JP23238094A JP2836499B2 JP 2836499 B2 JP2836499 B2 JP 2836499B2 JP 6232380 A JP6232380 A JP 6232380A JP 23238094 A JP23238094 A JP 23238094A JP 2836499 B2 JP2836499 B2 JP 2836499B2
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嘉章 三浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、核磁気共鳴現象(M
R現象)を利用してイメージングを行なう核磁気共鳴イ
メージング装置に関し、とくに3次元撮像を行なう核磁
気共鳴イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】核磁気共鳴イメージング装置では、被検
体にRFパルスを照射することによりこれを励起し、こ
れからNMR信号を発生させる。そして、この被検体で
発生したNMR信号をRFコイルで受信し、位相検波し
た後、A/D変換器により所定のレートでサンプリング
しデジタルデータに変換する。ところで、このような受
信系では直流オフセットや直流ドリフト等が不可避であ
り、そのため、収集データにこれらの直流成分が混入
し、再構成画像にアーティファクトが生じる。
【0003】そこで、従来より、励起パルスの位相を、
励起ごとに180゜移相し、得られた信号もまた対応し
て180゜移相することにより直流アーティファクトを
抑制することが行なわれている。すなわち、励起パルス
の位相を180゜移相し受信信号を180゜移相すれ
ば、信号成分については移相しなかった場合と同じにな
るが、直流成分は受信後に付加されたものであるから1
80゜移相されたものとなる。そこで、この励起ごとに
収集されるデータを生データ空間において各ラインの信
号として隣接して配置し、2次元フーリエ変換すれば、
直流成分は最高位相差の信号となるので、画像の位相エ
ンコード方向の両端に移行することになり、直流成分に
よる画像のアーティファクトを目立たないものとするこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の励起パルスの位相を操作する方法では3次元撮像
の場合にあまり役立たないという問題がある。すなわ
ち、2次元画像においては直流成分による画像のアーテ
ィファクトを位相エンコード方向の両端に追いやること
ができるが、3次元的に再構成された画像においてはそ
の中心スライスに直流成分による画像のアーティファク
トが生じてしまう。
【0005】この発明は上記に鑑み、受信系に不可避な
直流成分の再構成画像への悪影響を抑制しながら3次元
撮像することのできる、核磁気共鳴イメージング装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による核磁気共鳴イメージング装置におい
ては、静磁場を発生する主磁場発生手段と、スライスエ
ンコード用傾斜磁場パルスを発生する手段と、読み出し
用傾斜磁場パルスを発生する手段と、位相エンコード用
傾斜磁場パルスを発生する手段と、磁場中に置かれた被
検体に、RFキャリア信号を振幅変調したRFパルスを
照射する手段と、被検体からのNMR信号を受信し上記
のキャリア信号をリファレンス信号として位相検波した
後サンプリングしてデータを得る受信手段と、該データ
を生データ空間において配列して多次元フーリエ変換処
理する処理手段と、スライスエンコードごとに上記キャ
リア信号の位相に異なるオフセットを持たせるとともに
全体では位相オフセット量の差が180゜となるように
スライスエンコード量に応じて位相オフセット量を変化
させ、かつそれぞれのスライスエンコードにおいて隣接
する位相エンコードごとに上記キャリア信号の位相を相
互に反転するキャリア信号の位相制御手段とを備えるこ
とが特徴となっている。
【0007】
【作用】核磁気共鳴イメージング装置において、3次元
撮像を行なう場合、2次元撮像の場合に位相エンコード
を行なってスライス面内の一つの方向の位置を位相にコ
ーディングした手法を、スライス厚さ方向に適用してス
ライスエンコード用傾斜磁場の大きさをスライス数に応
じて変化させることにより、スライス厚さ方向の位置を
コーディングする。そのスライスエンコードごとに、位
相検波のリファレンス信号として用いられるRFパルス
のキャリア信号の位相に異なるオフセットを持たせると
ともに全体では位相オフセット量の差が180゜となる
ようにスライスエンコード量に応じて位相オフセット量
を変化させる。すると、位相検波によって得たデータで
は、スライスエンコード方向で直流成分がちょうど18
0゜位相変化して現われることになり、スライスエンコ
ード方向のフーリエ変換によって両端のスライスに直流
アーティファクトを移行させることができる。また、同
一スライスエンコード量では隣接する位相エンコードご
とに上記キャリア信号の位相が相互に反転させられるた
め、各スライスの再構成画像内では、直流アーティファ
クトは位相エンコード用傾斜磁場の方向の両端に追いや
られる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。この発明の一実施
例にかかる核磁気共鳴イメージング装置は図1に示すよ
うに構成されている。この図1において、主磁場マグネ
ット10は静磁場を発生するためのものである。通常、
超電導マグネットなどからなる。この静磁場に重畳する
傾斜磁場を発生するため傾斜磁場コイル11が設けられ
る。この傾斜磁場コイル11は3組のコイルよりなり、
その各々により、X、Y、Zの3軸方向に磁場強度がそ
れぞれ傾斜する3つの傾斜磁場Gx,Gy,Gzが発生
させられる。これら3軸方向の傾斜磁場Gx,Gy,G
zの1つを選択し、あるいはそれらを組み合わせること
により、任意の方向(S方向)のスライスエンコード用
傾斜磁場Gs、任意の方向(R方向)の読み出し(およ
び周波数エンコード)用傾斜磁場Gr、任意の方向(P
方向)の位相エンコード用傾斜磁場Gpをつくることが
できる。
【0009】この静磁場及び傾斜磁場が加えられる空間
には図示しない被検体が配置される。この被検体には、
RFパルスを被検体に照射するとともにこの被検体で発
生したNMR信号を受信するためのRFコイル12が取
り付けられている。
【0010】傾斜磁場コイル11の各組のコイルには、
傾斜磁場電力増幅器23からの所定波形の電流がそれぞ
れ供給される。シーケンスコントローラ52の制御下で
デジタル傾斜磁場波形発生器21からGs,Gr,Gp
の各デジタルパルス波形が発生させられ、これがD/A
変換器22でアナログ信号に変換されて傾斜磁場電力増
幅器23に入力される。このアナログ信号を増幅したも
のが傾斜磁場コイル11の各組のコイルに供給されるた
め、デジタル傾斜磁場波形発生器21から出力された所
望の波形に対応する、Gs,Gr,Gpパルスが発生す
ることになる。これにより、スピンエコー法やグラジェ
ントエコー法などのパルスシーケンスで必要とされるパ
ルス波形のGs,Gr,Gpパルスの発生が可能とな
る。
【0011】RFパルスは、RFコイル12から被検体
に照射される。そのため、RF発振回路34からのRF
キャリア信号を振幅変調回路33で振幅変調し、その変
調出力をRF電力増幅器35で増幅した後、RFコイル
12に供給する。RF発振回路34はシーケンスコント
ローラ52によって制御されており、被検体の共鳴周波
数に対応する周波数のRFキャリア信号を発生する。ま
た、このRFキャリア信号の位相もシーケンスコントロ
ーラ52によって制御されており、後で詳しく説明する
ようにラインごとに位相が180゜反転されるととも
に、スライスエンコードごとに位相オフセット量が変化
させられる。振幅変調信号は、シーケンスコントローラ
52の制御下でデジタルRF波形発生器31から発生さ
せられたデジタルのRFパルス波形をD/A変換器32
でアナログ信号に変換することによって得る。
【0012】このようなRFパルスによって励起される
ことにより、被検体においてNMR信号が生じ、このN
MR信号はRFコイル12によって受信され、前置増幅
器41およびアンチエイリアジング用のフィルタ42を
経て位相検波回路43に送られて位相検波される。この
位相検波のためのリファレンス信号として上記のRF発
振回路34からの、所定位相とされたRF信号が送られ
ている。位相検波によって得られた信号はA/D変換器
44に送られ、所定のサンプリングレートで順次サンプ
ルされ、1連のデジタルデータに変換される。A/D変
換器44から得られたデータはホストコンピュータ51
に取り込まれ、画像を再構成するための3次元フーリエ
変換処理などを行なう。またこのホストコンピュータ5
1は、種々の撮像スキャンを構成するパルスシーケンス
に応じて、シーケンスコントローラ52を制御する。
【0013】ここで、イメージング用のパルスシーケン
スとしてグラジェントエコーシーケンスを採用して3次
元撮像を行なう場合について説明すると、図2に示すよ
うに、所定のフリップ角のRFパルスをGsパルスGs
1とともに与えてスライス厚さ方向の所定の範囲を選択
励起する。その後、Grパルスを反転させてスピンの位
相をリフォーカスし、エコー信号を生じさせる。この信
号が生じる前にGpパルスを加え、位相エンコードを施
す。このGpパルスの大きさを繰り返しごとに変化させ
る。ここでは、位相エンコード量は大きい方から小さい
方へと順番に変化させるものとしている。つまり、図2
に示すようにGp1,Gp2,…と変化させ、その各々
につきエコー信号を発生させてデータを得る。
【0014】位相エンコード用の傾斜磁場パルスGp
1,Gp2,…がすべて印加し終わったら、つぎにスラ
イスエンコード用傾斜磁場Gsを変化させて少し小さく
したパルスGs2を与えて、同様にパルスGp1,Gp
2,…を順次与えて、その各々についてエコー信号を発
生させてデータを得る。これが終了したら、さらに小さ
くされたパルスGs3を与え、同様にGp1,Gp2,
…ごとのデータを得る。これをスライスエンコード数
(スライス数)だけ繰り返すと多数のラインのデータが
収集される。
【0015】この多数のラインのデータは、図3に示す
ように、生データ空間において、3次元的に並べられ
る。すなわち、1ラインのデータは一つのエコー信号の
時間軸方向の各サンプリング点のデータ並びとなってい
るが、この各ラインのデータが、Gs1につきGpパル
スを変化させた各々つまりGp1,Gp2,…の各々に
つき得られ、またGs2,Gs3,…の各々についても
Gp1,Gp2,…の各々につき得られる。この各ライ
ンのデータを、Gs1,Gs2,Gs3,…のそれぞれ
につき、Gp1,Gp2,Gp3,Gp4,Gp5,…
の順に図3のように縦方向に並べるとともに、Gs1,
Gs2,Gs3,…の順に奥行き方向に並べる。
【0016】そして、このように生データ空間において
3次元的に並べられたデータを3次元フーリエ変換する
ことにより、傾斜磁場Grの方向、傾斜磁場Gpの方向
及び傾斜磁場Gsの方向の位置が再現される。つまり、
3次元の画像が再構成できる。
【0017】ここで、RFパルスのキャリア信号は、最
初のスライスエンコード量(Gs1)については位相オ
フセットφ1、つぎにスライスエンコード量(Gs2)
については位相オフセットφ2、3番目のスライスエン
コード量(Gs3)については位相オフセットφ3とい
うようにそれぞれ異なる位相オフセットを持たせてい
る。また、RFパルスのキャリア信号は、同じGsパル
スについてGpパルスごとに180゜位相を反転させて
いる。つまり、たとえばGs1について、Gp1,Gp
2,Gp3,Gp4,Gp5,…の順にパルスシーケン
スを行なっていくが、Gp1のときは位相オフセットφ
1、Gp2のときは位相オフセットφ1+180゜、G
p3でφ1、Gp4でφ1+180゜、Gp5でφ1、
…のようにするのである。
【0018】そして、各スライスエンコードごとの位相
オフセットは全体で180゜差となるようにする。スラ
イスエンコード数をnとするとき、φ1とφnとの差を
180゜とする。
【0019】説明の便宜のため、図4に示すようにスラ
イス数を7とし、スライスエンコード数を7とする。こ
のときスライスエンコード用傾斜磁場パルスは、Gs1
〜Gs7の7つとなる。7つのスライス#1〜#7の中
心に位置するスライス#4と、スライス厚さ方向(S方
向)の傾斜磁場つまりスライスエンコード用傾斜磁場G
sの中心(磁場の方向ではなくて磁場が傾斜している方
向での中心)とが一致しているとき、φ1=0゜、φ7
=180゜として、φ2〜φ6の各々は180゜/7ず
つ相互にずれるようにする。
【0020】すると、受信信号はφ1、φ2、…の位相
オフセットを持ったリファレンス信号に基づいて検波さ
れるため、検波前の受信信号に含まれている直流成分
は、それらの位相オフセットφ1、φ2、…に対応した
位相を持つものとして現われる。したがって、スライス
エンコード方向(図3の奥行き方向)の各々のデータに
おいて直流成分はφ1、φ2、…の位相の成分となって
現われ、スライスエンコード方向にフーリエ変換したと
き、その直流アーティファクトは両端のスライス#1と
#7とに移行してしまう。
【0021】これに対して、図5に示すように、7つの
スライス#1〜#7の中心に位置するスライス#4とG
sの中心とが異なる偏心撮像の場合には、上記のように
キャリア信号のオフセットをφ1=0゜、φ7=180
゜としφ2〜φ6を各々180゜/7ずつずらすことと
すると、フーリエ変換の結果、中心位相から−90゜〜
+90゜の範囲の位相成分が得られ、これにより位置関
係が再現されるため、図5のスライス#1、#2は点線
で示すような位置にあるものとして再現されることにな
る。なお、ここでは図5に示すようにスライス#6の位
置がGsの中心となるものとしている。そこで、上記の
ようにキャリア信号のオフセットを定めた場合には、直
流成分はスライス#3とスライス#2(点線)とに移行
する。フーリエ変換後、この位置関係を点線位置から実
線位置に戻す操作を行なってスライス厚さ方向での各ス
ライスの位置関係を正規なものにするが、そうすると中
心付近で隣接するスライス#2と#3とに直流アーティ
ファクトが現われることになる。
【0022】そこで、このような偏心撮像では、φ6=
0゜、φ5=180゜とし、φ7、φ1、φ2、φ3、
φ4をそれぞれ180゜/7だけ相互にずらすことにす
る。これにより、スライスエンコード方向のフーリエ変
換によって−90゜〜+90゜の範囲の位相成分として
7つのスライス#3、#4、#5、#6、#7、#1
(点線)、#2(点線)が得られるときに、直流アーテ
ィファクトはその5番目のスライス#7と6番目のスラ
イス#1(点線)と現われるので、これら点線のスライ
ス#1、#2を実線の位置に戻したときの両端のスライ
ス#1、#7に直流アーティファクトが移行する。
【0023】こうして各々のスライスの画像が得られる
が、位相エンコード方向(図3の縦方向)では生データ
の各ラインごとにキャリア信号の位相が180゜反転さ
せられているため、このキャリア信号をリファレンス信
号として位相検波することにより、検波前の受信信号に
含まれている直流成分はラインごとに180゜位相が異
なる成分となる。そのため、各スライスの画像において
は、直流アーティファクトは傾斜磁場Gpの傾き方向の
両端に現われ、目立たないものとすることができる。
【0024】なお、上記の実施例ではグラジェントエコ
ーシーケンスを用いたが、スピンエコーシーケンスな
ど、他のパルスシーケンスを用いることもできることは
もちろんである。また、位相エンコードの順番を位相エ
ンコード量が正の大きい方から小さい方(および負の大
きい方)へと順々に変化させているが、各位相エンコー
ド量の信号が得られるならば、時間的な順序はこれに限
らない。スライスエンコードについても同様で、上記で
はスライスエンコード量が正の大きい方から小さい方
(および負の大きい方)へと順に変化するようにしてい
るが、それぞれのスライスエンコード量を与えた信号が
得られるなら、時間的な順序は別のものとすることがで
きる。さらに、一つのスライスエンコード量について位
相エンコード量を変化させてシーケンスを繰り返し、そ
のすべての位相エンコードが終了した後つぎのスライス
エンコード量とし、位相エンコード量を変化させるとい
う順序でなくて、スライスエンコード量と位相エンコー
ド量の組み合わせ順序はランダムなものでもよい。ま
た、ホストコンピュータ51とシーケンスコントローラ
52の機能分担を別のものとしたりすることもできる。
さらに受信系においてアンチエイリアジング用のフィル
タ42を位相検波回路43の後に挿入することなど、具
体的な構成については種々に変更が可能である。
【0025】
【発明の効果】以上実施例について説明したように、こ
の発明の核磁気共鳴イメージング装置によれば、3次元
撮像において、受信系に存在する直流成分が不可避であ
っても、その悪影響を極力抑えた、優れた画質の3次元
画像を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる核磁気共鳴イメー
ジング装置のブロック図。
【図2】同実施例におけるパルスシーケンスを示すタイ
ムチャート。
【図3】3次元の生データ空間を示す図。
【図4】各スライスの位置とスライスエンコード用傾斜
磁場Gsとの位置関係を説明する模式図。
【図5】各スライスの位置とスライスエンコード用傾斜
磁場Gsとの他の位置関係を説明する模式図。
【符号の説明】
10 主磁場マグネット 11 傾斜磁場コイル 12 RFコイル 21 デジタル傾斜磁場波形発生器 22、32 D/A変換器 23 傾斜磁場電力増幅器 31 デジタルRF波形発生器 33 振幅変調回路 34 RF発振回路 35 RF電力増幅器 41 前置増幅器 42 フィルタ 43 位相検波回路 44 A/D変換器 51 ホストコンピュータ 52 シーケンスコントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場を発生する主磁場発生手段と、ス
    ライスエンコード用傾斜磁場パルスを発生する手段と、
    読み出し用傾斜磁場パルスを発生する手段と、位相エン
    コード用傾斜磁場パルスを発生する手段と、磁場中に置
    かれた被検体に、RFキャリア信号を振幅変調したRF
    パルスを照射する手段と、被検体からのNMR信号を受
    信し上記のキャリア信号をリファレンス信号として位相
    検波した後サンプリングしてデータを得る受信手段と、
    該データを生データ空間において配列して多次元フーリ
    エ変換処理する処理手段と、スライスエンコードごとに
    上記キャリア信号の位相に異なるオフセットを持たせる
    とともに全体では位相オフセット量の差が180゜とな
    るようにスライスエンコード量に応じて位相オフセット
    量を変化させ、かつそれぞれのスライスエンコードにお
    いて隣接する位相エンコードごとに上記キャリア信号の
    位相を相互に反転するキャリア信号の位相制御手段とを
    備えることを特徴とする核磁気共鳴イメージング装置。
JP6232380A 1994-08-31 1994-08-31 核磁気共鳴イメージング装置 Expired - Lifetime JP2836499B2 (ja)

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