JPH10277000A - Mr超高速撮像方法およびmri装置 - Google Patents
Mr超高速撮像方法およびmri装置Info
- Publication number
- JPH10277000A JPH10277000A JP9085266A JP8526697A JPH10277000A JP H10277000 A JPH10277000 A JP H10277000A JP 9085266 A JP9085266 A JP 9085266A JP 8526697 A JP8526697 A JP 8526697A JP H10277000 A JPH10277000 A JP H10277000A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 試行スキャンを行わずに、N/2ゴーストと
呼ばれるアーチファクトのないイメージを得る。 【解決手段】 シングルショットEPI法のパルスシー
ケンスによりk空間のデータを収集し(P1)、奇数番
目のエコーについて収集したデータのみを用いて第1中
間イメージを再構成し(P2)、偶数番目のエコーにつ
いて収集したデータのみを用いて第2中間イメージを再
構成し(P3)、第1中間イメージと第2中間イメージ
とを加算して最終イメージを作成する(P4)。 【効果】 FOVは狭くなるが、アーチファクトのない
イメージが得られる。
呼ばれるアーチファクトのないイメージを得る。 【解決手段】 シングルショットEPI法のパルスシー
ケンスによりk空間のデータを収集し(P1)、奇数番
目のエコーについて収集したデータのみを用いて第1中
間イメージを再構成し(P2)、偶数番目のエコーにつ
いて収集したデータのみを用いて第2中間イメージを再
構成し(P3)、第1中間イメージと第2中間イメージ
とを加算して最終イメージを作成する(P4)。 【効果】 FOVは狭くなるが、アーチファクトのない
イメージが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MR(Magnetic R
esonance)超高速撮像方法およびMRI(Magnetic Res
onance Imaging)装置に関する。さらに詳しくは、N/
2ゴーストと呼ばれるアーチファクトのないイメージを
得ることができるMR超高速撮像方法およびMRI装置
に関する。
esonance)超高速撮像方法およびMRI(Magnetic Res
onance Imaging)装置に関する。さらに詳しくは、N/
2ゴーストと呼ばれるアーチファクトのないイメージを
得ることができるMR超高速撮像方法およびMRI装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、シングルショットEPI法のパ
ルスシーケンスの一例を示す。このパルスシーケンスで
は、励起パルスR1とスライス勾配S1とを印加する。
次に反転パルスR2とスライス勾配RSを印加する。次
に正負のリード勾配RO,REを交互に連続的にm(例
えばm=256)回印加し、且つ、位相エンコード勾配
V,Wを印加し、複数のエコーe1〜emが順に結像す
るのとタイミングを合せてサンプリングし、各エコーe
1〜emに対応したデータd1〜dmをそれぞれ収集す
る。
ルスシーケンスの一例を示す。このパルスシーケンスで
は、励起パルスR1とスライス勾配S1とを印加する。
次に反転パルスR2とスライス勾配RSを印加する。次
に正負のリード勾配RO,REを交互に連続的にm(例
えばm=256)回印加し、且つ、位相エンコード勾配
V,Wを印加し、複数のエコーe1〜emが順に結像す
るのとタイミングを合せてサンプリングし、各エコーe
1〜emに対応したデータd1〜dmをそれぞれ収集す
る。
【0003】図9は、k空間KSにおけるデータd1〜
dmの収集軌跡(trajectory)を示す模式図である。サ
ンプリング開始点Bからサンプリング終了点Eへの方向
は、奇数番目のエコーe1,e3,…について収集した
データdo(=d1,d3,…)の収集軌跡と偶数番目
のエコーe2,e4,…について収集したデータde
(=d2,d4,…)の収集軌跡とで逆になっている。
これは、リード勾配RO,REの極性が逆になっている
からである。
dmの収集軌跡(trajectory)を示す模式図である。サ
ンプリング開始点Bからサンプリング終了点Eへの方向
は、奇数番目のエコーe1,e3,…について収集した
データdo(=d1,d3,…)の収集軌跡と偶数番目
のエコーe2,e4,…について収集したデータde
(=d2,d4,…)の収集軌跡とで逆になっている。
これは、リード勾配RO,REの極性が逆になっている
からである。
【0004】図10は、エコーセンターecとサンプリ
ング中心点Cのずれδを示す説明図である。リード勾配
RO,REとサンプリングの両者のタイミングを調整し
ないと、エコーセンターecとサンプリング中心点Cが
一致せず、両者の間にずれδを生じる。このずれδは、
奇数番目のエコーeo(=e1,e3,…)について収
集したデータdoでも偶数番目のエコーee(=e2,
e4,…)について収集したデータdeでも同じ方向に
生じる。図10の例では、サンプリング終了点E側へ
と、エコーセンターecがずれている。
ング中心点Cのずれδを示す説明図である。リード勾配
RO,REとサンプリングの両者のタイミングを調整し
ないと、エコーセンターecとサンプリング中心点Cが
一致せず、両者の間にずれδを生じる。このずれδは、
奇数番目のエコーeo(=e1,e3,…)について収
集したデータdoでも偶数番目のエコーee(=e2,
e4,…)について収集したデータdeでも同じ方向に
生じる。図10の例では、サンプリング終了点E側へ
と、エコーセンターecがずれている。
【0005】図11は、前記ずれδをk空間KS上に表
した説明図である。図9を参照して説明したように、k
空間KS上では、サンプリング開始点Bからサンプリン
グ終了点Eへの方向は、奇数番目のエコーeoについて
収集したデータdoの収集軌跡と偶数番目のエコーee
について収集したデータdeの収集軌跡とで逆になって
いるから、前記ずれδの方向も逆になる。従って、奇数
番目のエコーeoについて収集したデータdoと偶数番
目のエコーeeについて収集したデータdeとで、エコ
ーセンターecの位置が不一致になる。
した説明図である。図9を参照して説明したように、k
空間KS上では、サンプリング開始点Bからサンプリン
グ終了点Eへの方向は、奇数番目のエコーeoについて
収集したデータdoの収集軌跡と偶数番目のエコーee
について収集したデータdeの収集軌跡とで逆になって
いるから、前記ずれδの方向も逆になる。従って、奇数
番目のエコーeoについて収集したデータdoと偶数番
目のエコーeeについて収集したデータdeとで、エコ
ーセンターecの位置が不一致になる。
【0006】ところが、エコーセンターecの位置が不
一致のデータが混在するデータから再構成したイメージ
上には、図12に示すように、N/2ゴーストと呼ばれ
るアーチファクトAが生じてしまう。そこで、従来、試
行スキャンを行って、リード勾配RO,REとサンプリ
ングの両者のタイミングを調整し、前記アーチファクト
Aを抑制している。
一致のデータが混在するデータから再構成したイメージ
上には、図12に示すように、N/2ゴーストと呼ばれ
るアーチファクトAが生じてしまう。そこで、従来、試
行スキャンを行って、リード勾配RO,REとサンプリ
ングの両者のタイミングを調整し、前記アーチファクト
Aを抑制している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、試行スキャン
を行うと、撮像時間が長くなってしまう問題点がある。
また、試行スキャンを行っても、リード勾配RO,RE
とサンプリングの両者のタイミングを完全に調整するこ
とは困難であり、アーチファクトAが残ってしまう問題
点がある。そこで、本発明の目的は、試行スキャンを行
わずに、N/2ゴーストと呼ばれるアーチファクトのな
いイメージを得ることができるMR超高速撮像方法およ
びMRI装置を提供することにある。
を行うと、撮像時間が長くなってしまう問題点がある。
また、試行スキャンを行っても、リード勾配RO,RE
とサンプリングの両者のタイミングを完全に調整するこ
とは困難であり、アーチファクトAが残ってしまう問題
点がある。そこで、本発明の目的は、試行スキャンを行
わずに、N/2ゴーストと呼ばれるアーチファクトのな
いイメージを得ることができるMR超高速撮像方法およ
びMRI装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、シングルショットEPI法のパルスシーケンスによ
りk空間のデータを収集し、次に奇数番目のエコーにつ
いて収集したデータのみを用いて第1中間イメージを再
構成し、また偶数番目のエコーについて収集したデータ
のみを用いて第2中間イメージを再構成し、次に前記第
1中間イメージと前記第2中間イメージとを加算して最
終イメージを作成することを特徴とするMR超高速撮像
方法を提供する。上記第1の観点によるMR超高速撮像
方法では、第1中間イメージを再構成するが、これは奇
数番目のエコーについて収集したデータのみを用いてい
るから、エコーセンターecの位置が不一致のデータが
混在しておらず、N/2ゴーストと呼ばれるアーチファ
クトを生じない。同様に、第2中間イメージについて
も、N/2ゴーストと呼ばれるアーチファクトを生じな
い。従って、それらを加算した最終イメージは、N/2
ゴーストと呼ばれるアーチファクトのないイメージとな
る。なお、第1中間イメージおよび第2中間イメージ
は、位相エンコード軸方向のデータ数が元の1/2であ
るため、位相軸方向のFOV(Field Of View)が元
のFOVの1/2になってしまう。従って、最終イメー
ジの位相軸方向のFOVも元のFOVの1/2になって
しまうから、対象領域が位相軸方向の元のFOVの1/
2の範囲に入るように注意する必要がある。信号雑音比
は、最終イメージではデータ数が元と同じであるため、
元と同等となる。
は、シングルショットEPI法のパルスシーケンスによ
りk空間のデータを収集し、次に奇数番目のエコーにつ
いて収集したデータのみを用いて第1中間イメージを再
構成し、また偶数番目のエコーについて収集したデータ
のみを用いて第2中間イメージを再構成し、次に前記第
1中間イメージと前記第2中間イメージとを加算して最
終イメージを作成することを特徴とするMR超高速撮像
方法を提供する。上記第1の観点によるMR超高速撮像
方法では、第1中間イメージを再構成するが、これは奇
数番目のエコーについて収集したデータのみを用いてい
るから、エコーセンターecの位置が不一致のデータが
混在しておらず、N/2ゴーストと呼ばれるアーチファ
クトを生じない。同様に、第2中間イメージについて
も、N/2ゴーストと呼ばれるアーチファクトを生じな
い。従って、それらを加算した最終イメージは、N/2
ゴーストと呼ばれるアーチファクトのないイメージとな
る。なお、第1中間イメージおよび第2中間イメージ
は、位相エンコード軸方向のデータ数が元の1/2であ
るため、位相軸方向のFOV(Field Of View)が元
のFOVの1/2になってしまう。従って、最終イメー
ジの位相軸方向のFOVも元のFOVの1/2になって
しまうから、対象領域が位相軸方向の元のFOVの1/
2の範囲に入るように注意する必要がある。信号雑音比
は、最終イメージではデータ数が元と同じであるため、
元と同等となる。
【0009】第2の観点では、本発明は、シングルショ
ットEPI法のパルスシーケンスによりk空間のデータ
を収集するデータ収集手段と、奇数番目のエコーについ
て収集したデータのみを用いて第1中間イメージを再構
成する第1中間イメージ再構成手段と、偶数番目のエコ
ーについて収集したデータのみを用いて第2中間イメー
ジを再構成する第2中間イメージ再構成手段と、前記第
1中間イメージと前記第2中間イメージとを加算して最
終イメージを作成する最終イメージ作成手段とを具備す
ることを特徴とするMRI装置を提供する。上記第2の
観点によるMRI装置では、上記第1の観点によるMR
超高速撮像方法を好適に実施できる。
ットEPI法のパルスシーケンスによりk空間のデータ
を収集するデータ収集手段と、奇数番目のエコーについ
て収集したデータのみを用いて第1中間イメージを再構
成する第1中間イメージ再構成手段と、偶数番目のエコ
ーについて収集したデータのみを用いて第2中間イメー
ジを再構成する第2中間イメージ再構成手段と、前記第
1中間イメージと前記第2中間イメージとを加算して最
終イメージを作成する最終イメージ作成手段とを具備す
ることを特徴とするMRI装置を提供する。上記第2の
観点によるMRI装置では、上記第1の観点によるMR
超高速撮像方法を好適に実施できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態により本
発明をさらに詳しく説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。図1は、本発明の一実施形
態にかかるMRI装置のブロック図である。このMRI
装置100において、マグネットアセンブリ1は、内部
に被検体を挿入するための空間部分(孔)を有し、この
空間部分を取りまくようにして、被検体に一定の主磁場
を印加する主磁場コイルと、勾配磁場を発生するための
勾配磁場コイル(勾配磁場コイルはx軸,y軸,z軸の
各コイルを備えており、これらの組み合わせによりスラ
イス軸,位相エンコード軸,リード軸が決まる)と、被
検体内の原子核のスピンを励起するためのRFパルスを
送信する送信コイルと、被検体からのNMR信号を受信
する受信コイル等が配置されている。主磁場コイル,勾
配磁場コイル,送信コイルおよび受信コイルは、それぞ
れ主磁場電源2,勾配磁場駆動回路3,RF電力増幅器
4および前置増幅器5に接続されている。
発明をさらに詳しく説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。図1は、本発明の一実施形
態にかかるMRI装置のブロック図である。このMRI
装置100において、マグネットアセンブリ1は、内部
に被検体を挿入するための空間部分(孔)を有し、この
空間部分を取りまくようにして、被検体に一定の主磁場
を印加する主磁場コイルと、勾配磁場を発生するための
勾配磁場コイル(勾配磁場コイルはx軸,y軸,z軸の
各コイルを備えており、これらの組み合わせによりスラ
イス軸,位相エンコード軸,リード軸が決まる)と、被
検体内の原子核のスピンを励起するためのRFパルスを
送信する送信コイルと、被検体からのNMR信号を受信
する受信コイル等が配置されている。主磁場コイル,勾
配磁場コイル,送信コイルおよび受信コイルは、それぞ
れ主磁場電源2,勾配磁場駆動回路3,RF電力増幅器
4および前置増幅器5に接続されている。
【0011】計算機7は、パルスシーケンスを作成し、
シーケンス記憶回路8に渡す。シーケンス記憶回路8
は、パルスシーケンスを記憶し、そのパルスシーケンス
に基づいて勾配磁場駆動回路3を操作し、マグネットア
センブリ1の勾配磁場コイルから勾配磁場を発生させる
と共に、ゲート変調回路9を操作し、RF発振回路10
の搬送波出力信号を所定タイミング・所定包絡線形状の
パルス状信号に変調し、それをRFパルスとしてRF電
力増幅器4に加え、RF電力増幅器4でパワー増幅した
後、前記マグネットアセンブリ1の送信コイルに印加す
る。
シーケンス記憶回路8に渡す。シーケンス記憶回路8
は、パルスシーケンスを記憶し、そのパルスシーケンス
に基づいて勾配磁場駆動回路3を操作し、マグネットア
センブリ1の勾配磁場コイルから勾配磁場を発生させる
と共に、ゲート変調回路9を操作し、RF発振回路10
の搬送波出力信号を所定タイミング・所定包絡線形状の
パルス状信号に変調し、それをRFパルスとしてRF電
力増幅器4に加え、RF電力増幅器4でパワー増幅した
後、前記マグネットアセンブリ1の送信コイルに印加す
る。
【0012】前置増幅器5は、マグネットアセンブリ1
の受信コイルで受信したNMR信号を増幅し、位相検波
器12に入力する。位相検波器12は、RF発振回路1
0の搬送波出力信号を参照信号とし、NMR信号を位相
検波して、A/D変換器11に与える。A/D変換器1
1は、アナログ信号のNMR信号をディジタル信号のデ
ータに変換し、計算機7に入力する。
の受信コイルで受信したNMR信号を増幅し、位相検波
器12に入力する。位相検波器12は、RF発振回路1
0の搬送波出力信号を参照信号とし、NMR信号を位相
検波して、A/D変換器11に与える。A/D変換器1
1は、アナログ信号のNMR信号をディジタル信号のデ
ータに変換し、計算機7に入力する。
【0013】計算機7は、A/D変換器11からデータ
を読み込み、画像再構成演算を行い、イメージを作成す
る。このイメージは、表示装置6にて表示される。ま
た、計算機7は、操作卓13から入力された情報を受け
取るなどの全体的な制御を受け持つ。
を読み込み、画像再構成演算を行い、イメージを作成す
る。このイメージは、表示装置6にて表示される。ま
た、計算機7は、操作卓13から入力された情報を受け
取るなどの全体的な制御を受け持つ。
【0014】図2は、上記MRI装置100におけるM
R超高速撮像処理のフローチャートである。ステップP
1では、シングルショットEPI法のパルスシーケンス
(図8)によりk空間のデータ(図9)を収集する。但
し、対象領域が位相軸方向の元のFOVの1/2の範囲
に入るようにする。ステップP2では、図3に示すよう
に奇数番目のエコーeoについて収集したデータdoの
みを用いたk空間KSOから、図4に示すような第1中
間イメージIIOを再構成する。k空間KSOにはエコ
ーセンターecの位置が不一致のデータが混在しておら
ず、第1中間イメージIIOにはN/2ゴーストと呼ば
れるアーチファクトを生じない。ステップP3では、図
5に示すように偶数番目のエコーeeについて収集した
データdeのみを用いたk空間KSEから、図6に示す
ような第2中間イメージIIEを再構成する。k空間K
SEにはエコーセンターecの位置が不一致のデータが
混在しておらず、第2中間イメージIIEにはN/2ゴ
ーストと呼ばれるアーチファクトを生じない。ステップ
P4では、前記第1中間イメージIIOと前記第2中間
イメージIIEとを加算して、図7に示すような最終イ
メージFIを作成する。
R超高速撮像処理のフローチャートである。ステップP
1では、シングルショットEPI法のパルスシーケンス
(図8)によりk空間のデータ(図9)を収集する。但
し、対象領域が位相軸方向の元のFOVの1/2の範囲
に入るようにする。ステップP2では、図3に示すよう
に奇数番目のエコーeoについて収集したデータdoの
みを用いたk空間KSOから、図4に示すような第1中
間イメージIIOを再構成する。k空間KSOにはエコ
ーセンターecの位置が不一致のデータが混在しておら
ず、第1中間イメージIIOにはN/2ゴーストと呼ば
れるアーチファクトを生じない。ステップP3では、図
5に示すように偶数番目のエコーeeについて収集した
データdeのみを用いたk空間KSEから、図6に示す
ような第2中間イメージIIEを再構成する。k空間K
SEにはエコーセンターecの位置が不一致のデータが
混在しておらず、第2中間イメージIIEにはN/2ゴ
ーストと呼ばれるアーチファクトを生じない。ステップ
P4では、前記第1中間イメージIIOと前記第2中間
イメージIIEとを加算して、図7に示すような最終イ
メージFIを作成する。
【0015】以上のMRI装置100によれば、N/2
ゴーストと呼ばれるアーチファクトのない第1中間イメ
ージIIOと第2中間イメージIIEとから最終イメー
ジFIを作成するため、N/2ゴーストと呼ばれるアー
チファクトのない最終イメージFIを得られるようにな
る。
ゴーストと呼ばれるアーチファクトのない第1中間イメ
ージIIOと第2中間イメージIIEとから最終イメー
ジFIを作成するため、N/2ゴーストと呼ばれるアー
チファクトのない最終イメージFIを得られるようにな
る。
【0016】
【発明の効果】本発明のMR超高速撮像方法およびMR
I装置によれば、試行スキャンを行わずに、N/2ゴー
ストと呼ばれるアーチファクトのないイメージを得るこ
とが出来る。
I装置によれば、試行スキャンを行わずに、N/2ゴー
ストと呼ばれるアーチファクトのないイメージを得るこ
とが出来る。
【図1】本発明の一実施形態にかかるMRI装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1のMRI装置におけるMR超高速撮像処理
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図3】奇数番目のエコーについて収集したデータのみ
を用いたk空間の説明図である。
を用いたk空間の説明図である。
【図4】図3のk空間のデータから再構成した第1中間
イメージの例示図である。
イメージの例示図である。
【図5】偶数番目のエコーについて収集したデータのみ
を用いたk空間の説明図である。
を用いたk空間の説明図である。
【図6】図5のk空間のデータから再構成した第2中間
イメージの例示図である。
イメージの例示図である。
【図7】図4の第1中間イメージと図6の第2中間イメ
ージから作成した最終イメージの例示図である。
ージから作成した最終イメージの例示図である。
【図8】シングルショットEPI法のパルスシーケンス
の説明図である。
の説明図である。
【図9】図8のパルスシーケンスで収集したデータを用
いたk空間の説明図である。
いたk空間の説明図である。
【図10】エコーセンターecとサンプリング中心点C
のずれδを示す説明図である。
のずれδを示す説明図である。
【図11】エコーセンターecとサンプリング中心点C
のずれδをk空間KS上に表した説明図である。
のずれδをk空間KS上に表した説明図である。
【図12】N/2ゴーストと呼ばれるアーチファクトA
が生じたイメージの例示図である。
が生じたイメージの例示図である。
100 MRI装置 1 マグネットアセンブリ 3 勾配磁場駆動回路 7 計算機 8 シーケンス記憶回路 C サンプリング中心点 e1〜e7 エコー ec エコーセンター RO,RE リード勾配 V,W 位相エンコード勾配 δ エコーセンターecとサンプリング中
心点Cのずれ
心点Cのずれ
Claims (2)
- 【請求項1】 シングルショットEPI(Echo Plannar
Imaging)法のパルスシーケンスによりk空間のデータ
を収集し、次に奇数番目のエコーについて収集したデー
タのみを用いて第1中間イメージを再構成し、また偶数
番目のエコーについて収集したデータのみを用いて第2
中間イメージを再構成し、次に前記第1中間イメージと
前記第2中間イメージとを加算して最終イメージを作成
することを特徴とするMR超高速撮像方法。 - 【請求項2】 シングルショットEPI法のパルスシー
ケンスによりk空間のデータを収集するデータ収集手段
と、奇数番目のエコーについて収集したデータのみを用
いて第1中間イメージを再構成する第1中間イメージ再
構成手段と、偶数番目のエコーについて収集したデータ
のみを用いて第2中間イメージを再構成する第2中間イ
メージ再構成手段と、前記第1中間イメージと前記第2
中間イメージとを加算して最終イメージを作成する最終
イメージ作成手段とを具備することを特徴とするMRI
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9085266A JPH10277000A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | Mr超高速撮像方法およびmri装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9085266A JPH10277000A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | Mr超高速撮像方法およびmri装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10277000A true JPH10277000A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13853783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9085266A Pending JPH10277000A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | Mr超高速撮像方法およびmri装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10277000A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011136194A (ja) * | 2000-03-14 | 2011-07-14 | Toshiba Corp | 磁気共鳴映像装置 |
CN103054580A (zh) * | 2011-10-21 | 2013-04-24 | 上海联影医疗科技有限公司 | 一种无造影剂血管快速成像方法 |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP9085266A patent/JPH10277000A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011136194A (ja) * | 2000-03-14 | 2011-07-14 | Toshiba Corp | 磁気共鳴映像装置 |
CN103054580A (zh) * | 2011-10-21 | 2013-04-24 | 上海联影医疗科技有限公司 | 一种无造影剂血管快速成像方法 |
CN103054580B (zh) * | 2011-10-21 | 2015-07-01 | 上海联影医疗科技有限公司 | 一种无造影剂血管快速成像方法 |
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