JP2836477B2 - 自動製氷装置用給水装置 - Google Patents

自動製氷装置用給水装置

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JP2836477B2
JP2836477B2 JP6134094A JP6134094A JP2836477B2 JP 2836477 B2 JP2836477 B2 JP 2836477B2 JP 6134094 A JP6134094 A JP 6134094A JP 6134094 A JP6134094 A JP 6134094A JP 2836477 B2 JP2836477 B2 JP 2836477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製氷皿の水を自動供給し
て製氷する自動製氷用給水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例1. 従来、この種の自動製氷装置として、図11に示すよう
に、特開平3−137473号公報記載の技術がある。
図11において、符号300は水受容器であり、水受容
器300は、計量容器301とスリット302と受け部
303とで構成されており、受け部303には、バルブ
304とキャップ305とを有する給水タンク308が
配置されている。そして、計量容器301には、羽根3
06を有するモータ307と給水パイプ309とを備え
た給水ポンプが備え付けられている。かかる構成によ
り、給水タンク308内の水がバルブ304を通って水
受容器300に溜まった後、キャップ305を通って計
量容器301に流入するようになっている。そして、給
水時には、計量容器301内の水が給水ポンプアップさ
れる。このとき、計量容器301に補給される水はキャ
ップ305を通るので、単位時間当たりの通過水量は少
ない。したがって、計量容器301からの水は一定量だ
け製氷皿に供給されることになる。
【0003】上述した自動製氷装置では、製氷皿の位置
と給水装置の位置との上下関係がどうであろうと給水可
能であるが、給水ポンプ等の面からコストが高く付き、
しかも大きな騒音を発生するという問題があった。すな
わち、給水時に給水ポンプのモータ307の回転音によ
る騒音が生じたり、モータ307の回転数のバラツキ
や、冷蔵庫設置時の冷蔵庫の傾きや、部品組立て時のバ
ラツキによって、計量容器301が傾斜し、この傾斜に
よる水位変化によって、製氷皿への給水量が不均一にな
ってしまうという問題があった。
【0004】従来例2. そこで、これに対処する従来の自動製氷装置として、図
12に示す特開平3−221769号公報記載の技術が
ある。この自動製氷装置は、製氷室310内に製氷皿3
12を配設すると共に、冷蔵室311内に給水装置31
3を配設して、給水タンク314の水を給水装置313
から製氷皿312に給水するようになっている。具体的
には、製氷室310内の製氷皿312は、冷蔵室311
内の給水装置313よりも低い位置に配置されており、
給水管322を介して給水装置313と繋がっている。
そして、給水装置313には貯水容器315と水受け3
23とが設けられており、この水受け323の上に上記
給水タンク314が配置されている。また、貯水容器3
15は、水受け323と貯水部316とを連通させる流
入口317を上部に有し、貯水部316と給水管322
とを連通させる流出口318を下部に有している。そし
て、これら流入口317及び流出口318が、電磁ソレ
ノイド319によって制御される流入弁320及び流出
弁321により、開閉されるようになっている。すなわ
ち、流入弁320及び流出弁321に対する電磁ソレノ
イド319の制御によって、流入口317が開のときに
流出口318が閉となり、流入口317が閉のときに流
出口318が開となるようになっている。
【0005】かかる構成により、給水タンク314から
出た水はいったん水受け323に溜まり、流入口317
から貯水部316に流入する。このとき、流入弁320
が開であり、流出弁321が閉であるので、貯水部31
6に流入した水は貯水部316内に溜まり、貯水部31
6内が満水になる。そして、水を製氷皿312に供給す
る際には、電磁ソレノイド319を作動させて流出弁3
21を開き、流入弁320と閉じる。これにより、貯水
部316内の水だけが給水管322を介して製氷皿31
2に流れ、一定量の水が製氷皿312に給水される。
【0006】しかし、上記特開平3−221769号公
報記載の自動製氷装置では、上述したような構成になっ
ているので、水受け323に溜まった水が空気にさらさ
れることになる。このため、この水内に空中浮遊菌が侵
入し、その状態で長期間放置しておくと、ぬめりや腐敗
が生じるおそれがあった。また、給水タンク314の供
給口が小さいので、給水タンク314を清掃することが
困難である。このため、この給水タンク314内に溜ま
った水を長期間使用しないで、その後、電磁ソレノイド
319を作動すると、給水タンク314内の非衛生な水
が製氷皿312に供給されてしまうという問題があっ
た。
【0007】従来例3. そこで、これに対処する従来の自動製氷装置として、図
13に示すような技術がある。すなわち、図13に示す
ように、従来例3の自動製氷装置は、弁装置93が取り
付けられた給水タンク90と、弁装置93を駆動させる
駆動機構100と、給水タンク90の下側に配置された
受け皿110と、受け皿110内の水を吸入ホース11
9と押出ホース141,142を介して製氷皿149に
給水する給水ポンプ120とで構成されている。給水タ
ンク90は、給水タンクコーナー4内に取り付けられて
おり、給水タンク90の下側には手が入る程の大径の取
付口91が設けられている。そして、この取付口91に
弁装置93が取り付けられている。弁装置93は、取付
口91に螺合され中心部に流出口94を有するキャップ
95に組み付けられている。キャップ95の挿通孔96
に挿通されたシャフト97の上端に弁体98が固着さ
れ、シャフト97がバネ99によって下方に付勢された
構造になっている。すなわち、シャフト97が上昇し、
弁体98が流出口94を開放することで、給水タンク9
0内の水が受け皿110に流出するようになっている。
また、キャップ95の下面には喫水管95aが突設され
ている。
【0008】吸入ホース119は、その先端部119a
が受け皿110の凹部111底面に押し付けられた状態
で固定されている。この先端部119aはその先端開口
が凹部111の底面で塞がれないように工夫されてい
る。例えば、先端縁を凹部111底面から離すように、
凹部111底面に対して傾けたり、先端部119aを斜
にカットしたり、先端部119aに孔を設けたりされて
いる。これにより、吸水ホース119を介して受け皿1
10内の水が底側から効率よく吸入されて、給水ポンプ
120に至るようになっている。
【0009】給水ポンプ120は、受け皿110の上端
よりも上方に配置されており、この位置で受け皿110
内の水を吸上げるようになっている。この給水ポンプ1
20は、図14に示すように、回転軸にギヤ122を有
するモータ121と、ギヤ122に噛み合うギア123
の回転によって一体回転するギヤスクリュー124,1
25とで構成されている。そして、図15に示すよう
に、ギヤスクリュー124,125の回転によって、吸
入ホース119から吸入した水を押出ホース141に送
り出すようになっている。この給水ポンプ120に連結
された吸入ホース119の内径Dは、例えば6mm程度
の小径に設定されて、吸入ホース119内の真空度が上
げられており、これにより、給水ポンプ120の機能が
十分発揮されるようになっている。
【0010】このような給水ポンプ120の排水口側に
連結された押出ホース141は、図21に示すように、
冷蔵室2の給水タンクコーナー4と冷凍室3の製氷コー
ナー5とを仕切る中仕切壁143まで延出されている。
そして、連結管150を介して製氷コーナー5側の押出
ホース142に連結されている。
【0011】次に動作について説明する。駆動機構10
0によって弁装置93を駆動すると、給水タンク90の
水が流出口から受け皿110へ流出する。そして、水が
喫水管95aの先端に至ると、受け皿110には製氷皿
149一杯分の水が溜まり、しかる後、給水ポンプ12
0によって受け皿110内の水が製氷皿149へ供給さ
れる。その際、水は吸入ホース119を通って給水ポン
プ120を通り、その後、押出ホース141〜142を
通る経路となる。通水部分は、初期は水のみが流れる
が、水がほぼ送られた後は、水と空気の混合状態とな
り、徐々に水の割合が少なくなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の給水装置は以上
のように構成されているので、配管内のいくつかの部分
で、水をほぼ吸い上げたあと、水と空気がまざって送り
上げられる際、ゴボゴボという異常音が発生、商品とし
て非常に聞きづらい音が聞こえることがあった。
【0013】まず、ポンプ部分で、ポンプの内部で水が
踊るような状態となり異常音を発生していた。
【0014】次に、吸入ホース部分の受け皿の方の先端
部分で水が乱流をおこし、水膜をつくることで異常音を
発生した。
【0015】また、押出ホース部分の垂直に立ち上る部
分で、水膜をつくることで、異常音を発生していた。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、異常音の発生を防止することが
できる自動製氷装置用給水装置を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動製氷装置
用給水装置は、給水タンクと、この給水タンクからの
定量の流出水を受ける受け皿と、この受け皿に水を吸水
して製氷皿へ供給する給水ポンプと、先端が受け皿内に
上方から斜めに配置され、他端が給水ポンプと接続して
いる吸水ホースと、先端が製氷皿に至り、他端が給水ポ
ンプと接続している押出ホースとを備え、吸水ホース
端を、受け皿内の水位が下がった場合、吸水ホース先端
に水膜を発生させない形状としたものである。
【0018】請求項2の自動製氷装置用給水装置は、請
求項1記載のものにおいて、吸水ホ ースの先端を拡管し
たものである。
【0019】請求項3の自動製氷装置用給水装置は、請
求項1記載のものにおいて、吸水ホースの先端をフレア
形状にしたものである。
【0020】請求項4の自動製氷装置用給水装置は、請
求項1記載のものにおいて、吸水ホースは、先端開口上
部の面積を先端開口下部の面積より大きくしたものであ
る。
【0021】請求項5の自動製氷装置用給水装置は、給
水タンクと、この給水タンクからの給水を製氷皿へ供給
する給水ポンプと、この給水ポンプと接続している吸水
ホースと、先端が製氷皿に至り、他端が給水ポンプと接
続している押出ホースとを備え、押出ホースは少なくと
も一部分を上下2経路にしたものである。
【0022】請求項6の自動製氷装置用給水装置は、請
求項5記載のものにおいて、押出ホースの上下2経路の
上経路の内径を下経路の内径より小さくしたものであ
る。
【0023】請求項7の自動製氷装置用給水装置は、請
求項5記載のものにおいて、押出ホースの上下2経路の
分岐部分の内径は2経路の各々の内径より大きくしたも
のである。
【0024】
【作用】請求項1の自動製氷装置用給水装置は、水膜が
できにくくなり異常音がなくなる。
【0025】請求項2の自動製氷装置用給水装置は、水
膜ができにくくなり異常音がなくなる。
【0026】請求項3の自動製氷装置用給水装置は、水
膜がおこりにくく異常音がなくなる。
【0027】請求項4の自動製氷装置用給水装置は、水
膜がおこりにくく異常音がなくなる。
【0028】請求項5の自動製氷装置用給水装置は、水
と空気を分けて送れるので、水のはじける異常音がなく
なる。
【0029】請求項6の自動製氷装置用給水装置は、空
気と水がまざりにくく異常音がなくなる。
【0030】請求項7の自動製氷装置用給水装置は、よ
り空気と水がまざりにくく異常音がなくなる。
【0031】
【実施例】実施例1. 図1は、本発明の実施例1に係る給水装置が適用された
冷蔵庫の外観図であり、図2は実施例1の給水装置を示
す概略断面図である。図1において、冷蔵庫1は冷蔵室
2とこの冷蔵室2の上に配設された冷蔵室3とを備えて
いる。そして冷蔵室2の上部には給水タンクコーナー4
が設けられ、冷凍室3の下部には製氷コーナー5が設け
られている。図2において、給水タンクコーナー4は、
給水タンク90が受け皿110の上にのっており受け皿
110には駆動機構100がでている。受け皿110か
らは吸入ホース119を通って、給水ポンプ120があ
る。一定角度(θp)で出口部分を下にして配設されて
いる。給水ポンプ120からは押出ホース141を通っ
て連結管150を通って押出ホース142を通って製氷
皿149へ位置している。
【0032】給水ポンプ120が仮に水平に配設されて
いると、通水の終わり時点で、水と空気とが混ざって、
あるいは全面に水滴としてついている状態では、ポンプ
の出口部分で、出口方向への空気の流水と、ギアの入口
方向への回転との間で渦ができる。水滴が残っていると
その渦の部分で水滴がおどり、異常音の原因となる。
【0033】給水ポンプを出口を下にして傾けることに
より、おどっている水滴に、水滴自身の自重が加わり、
水滴は、ポンプ出口より外へ出るため、異常音はなくな
る。これを模式的に表わしたのが図3である。図3にお
いて、傾きが約15度位までは、水滴はなかなかポンプ
出口へいかないため異常音大であるが、それ以上の角度
になると少しずつ下がりはじめ、45度では全く音がし
なくなる。
【0034】実施例2. 図4は本発明の実施例2に係る給水装置の特に吸水ホー
ス119の受け皿110側の先端の拡大図であり、
(a)(b)(c)と時系列的に描いている。本実施例
は吸水ホースの先端を拡管し、先端をフレアにしたもの
であるが図4(a)に示すように、まず吸いこみを開始
し、(b)の水面が先端部の深さになったところに表面
張力により先端部よりやや下に水面が位置し、更に吸水
が進んで(c)になると初期は水と空気がまざっている
かその後は空気が吸い上がる。図5は拡管してフレアに
していない場合との比較をしたもので、左図は従来の直
管の場合であり、水位が下って先端の位置になった時、
内径が小さいため水膜となって管を上っていき、はじけ
る音で異常音の原因となっていた。それを対策した実施
例2が右図であり、拡管したことにより、初期に水膜が
おきても、水膜の径が大きいため自重でくずれてしま
い、水膜は上らない。又、フレア形状にしたため、水位
が先端まで下ったあとの波が発生する高さhは小さい
が、波の高さは小さく、水膜がおこりにくい。尚、図6
に示すように吸水ホース119の先端形状は(a)の丸
形だけではなく、(b)の逆三角であっても、いったん
空気のスキマができたあとに十分面積を確保できるた
め、同様の効果がでる。
【0035】実施例3. 図7は、本実施例の実施例3に係る給水装置の特に押出
ホース141部分の拡大図である。(a)(b)を時系
列的に描いている。本実施例は押出ホース141の一部
分を2経路にしたもので、図において、(a)は通水中
の状態で2経路に並列で水は流れているが、通水の最後
の時点(b)においては、位置的に下の方には水がたま
り、上の方には空気が流れる構成になっており、異常音
が発生しない。図8は、2経路にしなかった場合の異常
音がへつする状況を示した図であるが、通水の最後の時
点では、管内にたまった水滴(ア)が空気の流れに沿っ
て上昇し(イ)、更に上ると水膜(ウ)の状態になり更
に上るとはじけて管壁に付着し(エ)、自重で(ア)に
もどってくる。この(エ)の状態の時に異常音が発生す
る。本実施例(図7)では、水が垂直に上る部分での水
のおどりと2経路にすることによりおさえるので異常音
は発生しない。
【0036】実施例4. 図2は本発明の実施例4に係る給水装置の部分であり、
特に給水パイプ120から出る押出ホース141は、2
経路にわかれて、上部が内径φbのホース141bであ
り、下部が内径φaのホース141aである。分岐部の
2ケ所141cは内径φa及び内径φbより大きい内径
φcとなっている。図9は内径φaと内径φbの関係の
一例を示したもので、アはφa=φbであり、イはφa
>φbの場合で、(a)(b)(c)と時系列に描いて
いる。図にいおて、アの場合は、通水中(a)から、通
水途中(b)ではφa=φbのため等分に流れ、水と空
気の混合も等分であり、この際、異常音が発生する。通
水最後(c)は上部を空気が通る。イの場合は通水中
(a)から、通水途中(b)ではφa>φbのため、水
が自重で下(141a)に落ちるため、上(141b)
には空気のみが流れ異常音は発生しない。通水最後
(c)は上部を空気が通る。図10は異常音のレベルの
概要を示したもので、内径比φb/φaが1以上は、異
常音が大きく、1以下は徐々に小さくなっている。又、
なお、分岐部141cの内径cを大きくすると、水の自
重による分離が促進され、よりいっそう異常音は低減す
る。
【0037】
【発明の効果】請求項1の自動製氷装置用給水装置は、
給水タンクと、この給水タンクからの所定量の流出水を
受ける受け皿と、この受け皿に水を吸水して製氷皿へ供
給する給水ポンプと、先端が受け皿内に上方から斜めに
配置され、他端が給水ポンプと接続している吸水ホース
と、先端が製氷皿に至り、他端が給水ポンプと接続して
いる押出ホースとを備え、吸水ホース先端を、受け皿内
の水位が下がった場合、吸水ホース先端に水膜を発生さ
せない形状とした構成にしたので、水膜ができにくくな
り異常音がなくなる。
【0038】請求項2の自動製氷装置用給水装置は、請
求項1記載のものにおいて、吸水ホースの先端を拡管し
構成にしたので、水膜ができにくくなり異常音がなく
なる。
【0039】請求項3の自動製氷装置用給水装置は、請
求項1記載のものにおいて、吸水ホースの先端をフレア
形状にした構成にしたので、水膜がおこりにくく異常音
がなくなる。
【0040】請求項4の自動製氷装置用給水装置は、請
求項1記載のものにおいて、吸水ホースは、先端開口上
部の面積を先端開口下部の面積より大きくした構成にし
たので、水膜がおこりにくく異常音がなくなる。
【0041】請求項5の自動製氷装置用給水装置は、給
水タンクと、この給水タンクからの給水を製氷皿へ供給
する給水ポンプと、この給水ポンプと接続している吸水
ホースと、先端が製氷皿に至り、他端が給水ポンプと接
続している押出ホースとを備え、押出ホースは少なくと
も一部分を上下2経路にした構成にしたので、水と空気
を分けて送れるので、水のはじける異常音がなくなる。
【0042】請求項6の自動製氷装置用給水装置は、請
求項5記載のものにおいて、押出ホースの上下2経路の
上経路の内径を下経路の内径より小さくした構成にした
ので、空気と水がまざりにくく異常音がなくなる。
【0043】請求項7の自動製氷装置用給水装置は、請
求項5記載のものにおいて、押出ホースの上下2経路の
分岐部分の内径は2経路の各々の内径より大きくした構
成にしたので、より空気と水がまざりにくく異常音がな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による実施例1の給水装置が適用され
る冷蔵庫の外観図である。
【図2】この発明による実施例1の概略断面図である。
【図3】この発明による実施例1の効果を示す模式図で
ある。
【図4】この発明による実施例2の吸水ホース部の時系
列状態図である。
【図5】この発明による実施例2の従来との比較状態図
である。
【図6】この発明による実施例2の変形例を示す拡管部
の断面図である。
【図7】この発明による実施例3の押出ホース部の時系
列状態図である。
【図8】この発明による実施例3の従来との比較状態図
である。
【図9】この発明による実施例4の押出ホース部の時系
列状態図である。
【図10】この発明による実施例4の効果を示す模式図
である。
【図11】従来の給水装置の断面図である。
【図12】従来の給水装置の断面図である。
【図13】従来の給水装置の断面図である。
【図14】従来の給水ポンプの縦断面図である。
【図15】従来の給水ポンプの横断面図である。
【符号の説明】
90 給水タンク 100 駆動機構 110 受け皿 119 吸水ホース 120 給水ポンプ 141 押出ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25C 1/24 F25D 1/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水タンクと、この給水タンクからの
    定量の流出水を受ける受け皿と、この受け皿に水を吸水
    して製氷皿へ供給する給水ポンプと、先端が前記受け皿
    内に上方から斜めに配置され、他端が前記給水ポンプと
    接続している吸水ホースと、先端が前記製氷皿に至り、
    他端が前記給水ポンプと接続している押出ホースとを備
    え、前記吸水ホース先端を、前記受け皿内の水位が下が
    った場合、該吸水ホース先端に水膜を発生させない形状
    したことを特徴とする自動製氷装置用給水装置。
  2. 【請求項2】 前記吸水ホースは、先端を拡管したこと
    を特徴とする請求項1記載の自動製氷装置用給水装置。
  3. 【請求項3】 前記吸水ホースは、先端をフレア形状に
    したことを特徴とする請求項1記載の自動製氷装置用給
    水装置。
  4. 【請求項4】 前記吸水ホースは、先端開口上部の面積
    を先端開口下部の面積より大きくしたことを特徴とする
    請求項1記載の自動製氷装置用給水装置。
  5. 【請求項5】 給水タンクと、この給水タンクからの給
    水を製氷皿へ供給する給水ポンプと、この給水ポンプと
    接続している吸水ホースと、先端が前記製氷皿に至り、
    他端が前記給水ポンプと接続している押出ホースとを備
    え、前記押出ホースは少なくとも一部分を上下2経路に
    したことを特徴とする自動製氷装置用給水装置。
  6. 【請求項6】 押出ホースの上下2経路の上経路の内径
    を下経路の内径より小さくしたことを特徴とする請求項
    5記載の自動製氷装置用給水装置。
  7. 【請求項7】 押出ホースの上下2経路の分岐部分の内
    径は前記2経路の各々の内径より大きくしたことを特徴
    とする請求項5記載の自動製氷装置用給水装置。
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