JP2835901B2 - トンネル構築方法 - Google Patents

トンネル構築方法

Info

Publication number
JP2835901B2
JP2835901B2 JP5032743A JP3274393A JP2835901B2 JP 2835901 B2 JP2835901 B2 JP 2835901B2 JP 5032743 A JP5032743 A JP 5032743A JP 3274393 A JP3274393 A JP 3274393A JP 2835901 B2 JP2835901 B2 JP 2835901B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
lining
segment
steel
steel pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5032743A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06221097A (ja
Inventor
清 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP5032743A priority Critical patent/JP2835901B2/ja
Publication of JPH06221097A publication Critical patent/JPH06221097A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2835901B2 publication Critical patent/JP2835901B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下河川用トンネルを
構築するに好適なトンネル構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シールドトンネルにおいて、コン
クリート等からなるセグメントを、その外周側からかか
る土圧を外圧として支持し得る形で、トンネル周方向に
沿って複数接続していくことによって、覆工構築してい
く方法がある。ところで、最近、都市部における洪水防
止対策として、シールド工法によって比較的深い地下に
トンネルを構築しておき、降雨時に河川や集排水溝等の
水路の排水容量を超えた分の雨水を、該トンネルを地下
河川として用いて排水処理することによって、地上に雨
水が溢れ出るのを回避せんとする構想が提案されてい
る。こういった地下河川用トンネルは、水頭差によって
或いは雨水流入時の衝撃による水圧によってトンネル断
面内に大きな内圧が生じることが予想されるが、従来の
セグメントによる覆工では、このような内圧に対しては
何等考慮されていないために、当該内圧が作用すると覆
工にトンネル周方向に沿った形で引張力が作用して、こ
の結果隣接するセグメント間のボルト等の締結状態が該
引張力に抗しきれずに破断する形で、セグメント継手箇
所、即ち覆工の一部が破壊して、漏水に至ってしまう危
険性が予想される。そこで、セグメントによる覆工断面
の内方側に、鋼板、鋼管等の何等かの剛性部材を建て込
むことによって内圧支持用ライニングを、外圧支持用の
セグメント覆工とは別個に形成する手法が検討されつつ
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シールドト
ンネルにおいては、シールド装置を介して土砂を掘削
し、該シールド装置内部においてこれに後続させる形で
コンクリート製のセグメントを、ボルト等を介して締結
接続する形でトンネル周方向に複数並べることにより、
トンネル覆工を形成していくために、構築中のトンネル
断面内では、掘削土砂の搬出やセグメントの搬入のため
の台車が、立坑等の坑口部分とシールド装置位置との間
を行き来する形で、該トンネル空間を塞いでしまって、
それ以上の搬送作業を許さない状況にある。即ち、先に
述べたような内圧支持用のライニング部材をトンネル覆
工の内方側に建て込むには、その建て込み位置まで該ラ
イニング部材を搬送しなければならないが、当該搬送作
業は、掘削土砂の搬出やセグメントの搬入作業が一工程
終了するまでの間待つ形になってしまう。従って、掘削
及びセグメントの建て込みと、内圧支持用ライニングの
建て込みは、双方の搬送作業が干渉し合う形で、これ等
を同時に進行させることが出来なくなって、その分工期
が遅延することが予想される。そこで本発明は、上記事
情に鑑み、外圧支持用の覆工の建て込みと、該覆工の内
方側への内圧支持用ライニング部材の建て込みを、同時
に効率良く進行させることが出来るようにした、トンネ
ル構築方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、地盤
(2)による土圧を支持し得る形で第1の覆工(3)を
構築し、該第1の覆工(3)の内方側に第2の覆工
(6)を、該第1の覆工(3)の内周面(3a)に沿っ
て剛性部材(61)を複数接続する形で構築するトンネ
ル構築方法において、前記第1の覆工(3)の内方側に
形成されるトンネル空間(9)に搬送ライン支持部材
(11)を、該トンネル空間(9)の上部に剛性部材搬
送領域(9b)を形成すると共に該剛性部材搬送領域
(9b)の下側にセグメント搬送領域(9a)を形成し
得る形で所定のピッチで建て込み仮設し、セグメント
(31)を、前記搬送ライン支持部材(11)により形
成されるセグメント搬送領域(9a)中を行き来自在な
セグメント搬送手段(26)に支持させた状態でトンネ
ル軸方向に搬送して、前記第1の覆工(3)を構築し、
前記剛性部材(61)を、前記搬送ライン支持部材(1
1)により形成される剛性部材搬送領域(9b)中を行
き来自在な剛性部材搬送手段(27)に支持させた状態
でトンネル軸方向に搬送して、前記第2の覆工(6)を
構築するようにして、構成される。なお、( )内の番
号等は、図面における対応する要素を示す、便宜的なも
のであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束さ
れるものではない。以下の作用の欄についても同様であ
る。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明は、トンネル構築
作業時には、トンネル空間(9)において、セグメント
搬送手段(26)にセグメント搬送領域(9a)を行き
来させる形でセグメント(31)を搬送する一方で、剛
性部材搬送手段(27)に剛性部材搬送領域(9b)を
行き来させる形で剛性部材(61)を搬送させるように
作用する。
【0006】
【実施例】図1は本発明によるトンネル構築方法により
構築中のトンネルの一例を示す断側面図、図2は図1の
II、II矢視断面図、図3は図1に示すトンネルの破断斜
視図である。
【0007】構築中の地下河川用のトンネル1は、図1
又は図2に示すように、地盤2中において掘進方向であ
る矢印A、B方向に伸延する形で横転円筒状に形成され
た覆工3を有しており、覆工3は、トンネル1の掘進手
段であるシールド装置5によって地盤2中に横転円柱形
状に形成された掘削坑道2s中において、該掘削坑道2
sの外周に沿った横転円筒形状をなす形に形成構築され
ている。覆工3は、シールド装置5のエレクタ51を介
して、トンネル周方向である図1矢印C、D方向に沿っ
て並ぶ形で円環形をなすように接続された形の複数のセ
グメント31が、その1リングのリング幅が図2に示す
トンネル軸方向である矢印A、B方向に幅L1をなし、
トンネル断面方向である矢印E、F方向に所定の巻厚L
3をなす形で、該シールド装置5に後続して図2矢印B
方から矢印A方に向けて順次接続された形で掘削坑道2
s中に建て込まれることによって構築されており、各々
のセグメント31は、掘削坑道2sの外周に沿って円弧
を描く形のブロック状に形成されたプレキャストコンク
リート版によって構成されている。また覆工3には、矢
印A、B方向及び矢印C、D方向に隣接するセグメント
31、31間に、図示しない締結ボルト及び止水材が、
トンネル1の設計仕様によって定められた分だけ適宜配
設されており、即ち、覆工3は、該覆工3を構成してい
る複数のセグメント31相互間の接続箇所を介して地盤
2中の間隙水を覆工3内に浸入させることなく、地盤2
による土圧即ち外圧を支持することが出来るように、複
数のセグメント31が一体に接続された形になってい
る。
【0008】また、覆工3のトンネル断面方向内方側で
ある矢印E方向側には、図1又は図2に示すように、金
属製の内圧支持筒であり円環形に形成された鋼管6が、
その矢印A方向側端である前端6bが覆工3の前端3b
より若干後方側である矢印B方向側に位置するまでここ
に建て込み構築されており、鋼管6は、シールド装置5
に後続する形の鋼管エレクタ20を介して、図3に示す
ように、その各々が覆工3の内周面3aに沿って円弧板
状をなす形の剛性部材である鋼板61をトンネル周方向
である矢印C、D方向に4ヶ溶接接続することにより、
1リングの幅L4が前記覆工3のセグメント31幅L1
に対応した形の円筒状をなすようにして、これをトンネ
ル軸方向である矢印A、B方向に順次溶接接続していく
ことによって伸延自在に形成されている。
【0009】鋼管エレクタ20は、例えば、図3に示す
ように、既に建て込まれた鋼管6或いは覆工3等に支持
され得る形で、該鋼管6の内径より小さな外径をなす円
環状に形成されたガーダーリング21を有しており、ガ
ーダーリング21には、転動輪22を介してトンネル軸
方向である矢印A、B方向に移動自在で且つ図示しない
旋回用モータ等を介してトンネル周方向である矢印C、
D方向に回転駆動位置決め自在に構成されている。ガー
ダーリング21には、その各々の把持部25、25が鋼
板61を把持自在な形の一対のア−ム23、23が、前
後方向即ち、トンネル軸方向である矢印A、B方向に移
動位置決め自在で且つトンネル断面方向である矢印E、
F方向に突出後退移動自在な形で設けられており、故
に、鋼管エレクタ20は、その一対のア−ム23、23
の各把持部25、25が把持する鋼板61を、トンネル
空間9における所定の建て込み位置に移動位置決めし得
るように構成されているものである。
【0010】なお、鋼管6は、覆工3の内周面3aとの
間に幅L2をなす間隙10を、該鋼管6と覆工3との絶
縁領域として円環状に形成する一方で、該鋼管6自体の
内側に横転円柱形状をなすトンネル空間9を形成する形
で該覆工3の内方側に建て込み配設されており、そし
て、鋼管6は、トンネル空間9を流通する雨水等が該鋼
管6を構成している複数の鋼板61相互間から該トンネ
ル空間9外に漏水することがない形で溶接等により接続
一体化されていると共に、鋼管6は、これがトンネル周
方向である図2矢印C、D方向に示す図1紙面と交差方
向に所定の引張強度をなす形で、トンネル空間9からト
ンネル断面方向外側である矢印F方向側に向けて作用す
る内圧を支持し得るように構成されている。また、覆工
3と鋼管6の間には、ここに幅L2をなす形で形成され
た間隙10を埋め尽くす形の緩衝材7が、該間隙10中
において弾性変形自在な形で、略円環形に充填配設され
ており、緩衝材7は、ナイロン等のポリアミド樹脂、ビ
ニロン樹脂、或いはその他の高分子系樹脂による弾性部
材からなり、覆工3に生じる応力と鋼管6に作用する応
力が互いに伝達し合うのを緩衝し得る形で、該覆工3と
鋼管6を応力上絶縁するための空間である間隙10に配
設されている。さらに、間隙10の下部には、図1に示
すように、鋼管6の底部6dを支持するための受け部材
19が、該鋼管6の自重及びトンネル空間9に後に充填
される雨水等の重量を載戴支持し得る形で、トンネル軸
方向である矢印A、B方向に所定の間隔で配設されてい
る。なお、鋼管6は、緩衝材7を介して覆工3に対して
若干の移動を許容された形になっており、一方、覆工3
は該覆工3のトンネル断面方向外側である矢印F方向側
と地盤2との間に充填された、例えばセメント系の裏込
材39を介して、地盤2に定着支持された形になってい
る。また、トンネル1には、図示しない雨水取込口が、
該トンネル1以外の河川或いは排水溝等の他の雨水用水
路と連通し得る形で、トンネル軸方向である矢印A、B
方向に沿って複数箇所に開閉自在な形で設けられてお
り、トンネル1は、雨水取込口においてこれを開閉する
ことによって、そのトンネル空間9に雨水を流通又は停
止自在な形になっている。
【0011】ところで、トンネル構築中における覆工3
の内方側に形成される空間である前記トンネル空間9に
は、図1又は図3に示すように、H型鋼等を組み立てて
なる仮設鋼組110が、シールド装置5に後続して矢印
A方向に延長自在な形で建て込み仮設されており、仮設
鋼組110は、トンネル軸方向である矢印A、B方向に
所定のピッチL5をなす形でトンネル空間9中に配設さ
れた、そのそれぞれが門型に形成された複数のガーダー
11を有している。仮設鋼組110を構成している複数
のガーダー11は、該ガーダー11の上側即ちトンネル
空間9におけるその上部に前記鋼板61を鋼管エレクタ
20に搬送する為の領域である鋼板搬送ライン9bを形
成すると共に、該ガーダー11の内側即ち該鋼板搬送ラ
イン9bの下側に、前記セグメント31をシールド装置
5のエレクタ51に搬送する為の領域であるセグメント
搬送ライン9aを形成する形で、搬送ライン支持部材と
して建て込み仮設されており、従って構築作業中のトン
ネル空間9は、仮設鋼組110の複数のガーダー11に
よって、その上部と下部が、鋼板搬送ライン9bとセグ
メント搬送ライン9aとに、その各々の領域を分け違え
る形で、使い分けることが出来るように分割された形に
なっている。
【0012】即ち、ガーダー11は、図2に示すよう
に、鋼管6の内周面6aにおける2点間を図2左右方向
に接続する形でここに仮設されたH形鋼等からなる支持
鋼12を有しており、支持鋼12上には、該支持鋼12
と同様のH形鋼等からなる2本の柱鋼13、13が、図
2左右方向に所定の間隔をなす形で、それぞれ立設され
ている。2本の柱鋼13、13の上側には、水平部材で
ある桁鋼15が、該柱鋼13、13間に懸架される形で
設けられており、また、ガーダー11には補強部材とし
ての斜材であるブレース鋼18が、各柱鋼13と桁鋼1
5を接続する形で設けられている。そして、ガーダー1
1の支持鋼12上には、矢印A、B方向に隣合う支持鋼
12、12を接続する形で、図3に示すように、該支持
鋼12上に立設された柱鋼13、13間位置に、セグメ
ント搬送台車26が走行し得る一対の軌条17が、シー
ルド装置5のエレクタ5a後側位置まで即ち該シールド
装置5の推進に伴なって矢印A方向に延長自在に懸架敷
設されており、トンネル空間9におけるガーダー11の
内側即ち支持鋼12の上側と柱鋼13、13及び桁鋼1
5間に対応する部分の領域は、セグメント搬送台車26
が一対の軌条17上を走行自在な形で、該トンネル空間
9におけるセグメント搬送領域である前記セグメント搬
送ライン9aになっている。従ってセグメント31を搭
載支持したセグメント搬送台車26は、セグメント搬送
領域であるセグメント搬送ライン9a中を行き来する形
で該セグメントを、シールド装置5のエレクタ51位置
まで搬送し得るように構成されている。
【0013】一方、複数のガーダー11の各桁鋼15上
には、隣合う桁鋼15、15を接続する形で、図3に示
すように、鋼板61を搭載した鋼板搬送台車27が走行
し得る一対のレール16が、鋼管エレクタ20のガーダ
ーリング21の後側位置まで即ち鋼管エレクタ20の前
進に伴なって矢印A方向に延長自在に懸架敷設されてお
り、トンネル空間9におけるガーダー11の上側即ち支
持鋼12の上側と鋼管6のアーチ部分における内周面6
aとの間に対応する部分の領域は、鋼板搬送台車27が
一対のレール16上を走行自在な形で、該トンネル空間
9における前記鋼板搬送ライン9bになっている。従っ
て鋼板61を搭載支持した鋼板搬送台車27は、剛性部
材搬送領域である鋼板搬送ライン9b中を行き来する形
で剛性部材である該鋼板61を、鋼管エレクタ20位置
まで搬送し得るように構成されている。鋼板搬送台車2
7は、例えば、実施例においては、車輪28を介してレ
ール16上を走行自在なベース29を有しており、ベー
ス29上には、その上面側である支持面30aが鋼板6
1の内周形状即ち鋼管6の内周面6aに略沿った形で蒲
鉾片状に形成されたキャノピー30が、該鋼板搬送台車
27の前後方向である矢印A、B方向に2ヶ並ぶ形で、
そのそれぞれが昇降自在に設けられている。そして、鋼
板搬送台車27は、図3に示すように、キャノピー30
の支持面30aに鋼板61を搭載支持した状態で、鋼板
搬送ライン9bを矢印B方向側から矢印A方向に向けて
走行することによって搬送した該鋼板61を、前記鋼管
エレクタ20のア−ム23の把持部25に受け渡しし得
る形に構成されている。
【0014】構築中のトンネル1は、以上のような構成
を有しているので、該トンネル1を構築する際には、地
盤2中における、該トンネル1以外の河川或いは排水溝
等の他の雨水用水路より深い位置に、適宜なシールド装
置5を用いて掘削坑道2sを掘削形成し、該シールド装
置5の内部においてエレクタ51を介して、セグメント
31をトンネル周方向に沿って並べる形で複数接続し
て、該シールド装置5に後続させてこれを掘削坑道2s
に建て込んでいくことによって、覆工3を構築伸延させ
ていく。即ち、トンネル1は、その構築完了によって後
にトンネル空間9となる部分に前記雨水取込口を介し
て、該トンネル1以外の他の雨水用水路から雨水が水頭
差を以って流入し得る形に構築しておく。そして、図2
に示すようにシールド装置5の後方(矢印B方)におい
て注入作業を行う形で、覆工3のトンネル断面方向外側
である矢印F方向側に、地盤2の性状に対応した適宜な
裏込材39を充填していくことによって、覆工3をトン
ネル1において地盤2による土圧を支持し得る形の第1
の覆工として該地盤2に定着させていく。
【0015】ところで、こうしてシールド装置5を介し
て掘削及び覆工3の構築作業を行うに際しては、セグメ
ント31を、複数のガーダー11によって形成される形
でトンネル空間9の下部に配置するセグメント搬送ライ
ン9a中を行き来自在なセグメント搬送台車26に支持
させた状態で、トンネル軸方向である矢印A、B方向に
搬送する形で、該セグメント31の搬送作業を行う。そ
こで、例えば適宜なセグメント搭載式のセグメント搬送
台車26に、搬送すべきセグメント31を搭載してか
ら、仮設鋼組110の支持鋼12上に懸架敷設された一
対の軌条17上を該セグメント搬送台車26に走行させ
ることによって、搬送ライン9a中をシールド装置5の
エレクタ51位置まで順次搬送していく。また、シール
ド装置5によって掘削形成された地盤2の掘削土砂は、
該一対の軌条17上を適宜なシャトルカーを走行させる
か、或いは該軌条17上以外の適宜な位置に排泥ライン
を敷設する形で、トンネル空間9におけるセグメント搬
送ライン9a或いは該セグメント搬送ライン9aより更
に下側の、支持鋼12の下側と鋼管6の底部6dとの間
の領域9c等を利用して、該掘削土砂を搬出処理する。
【0016】一方こうして構築中の覆工3内における、
シールド装置5の後方側である該覆工3の前端3bより
図2矢印B方向側においては、鋼管エレクタ20を介し
て鋼板61を、該覆工3の内周面3aに沿って接続建て
込みすることによって、鋼管6を、該覆工3のトンネル
断面方向内方側である矢印E方向側において、該覆工3
の内周面3aとの間に幅L2をなす間隙10を形成する
形で、トンネル1における第2の覆工として構築伸延さ
せていく。そして、鋼管6を覆工3の内側に構築してい
く際には、これと同時に或いはこれと前後して、該鋼管
6と覆工3の内周面3aとの間に、該鋼管6の底部6d
を載戴支持する為の受け部材19を所定の間隔で配設す
ると共に、間隙10に対応した幅略L2をなす形で前記
緩衝材7を敷設或いは充填していく。
【0017】鋼板61を覆工3の内方側に建て込むに
は、該鋼板61を、複数のガーダー11によって形成さ
れる形でトンネル空間9の上部に配置する鋼板搬送ライ
ン9b中を行き来自在な鋼板搬送台車27に支持させた
状態で、トンネル軸方向である矢印A、B方向に搬送す
る形で、該鋼板61の搬送作業を行う。そこでまず、鋼
板搬送台車27の2ヶのキャノピー30、30上に鋼板
61を搭載する形でこれを支持させて、該鋼板搬送台車
27に、仮設鋼組110の桁鋼15上に懸架敷設された
一対のレール16上を走行させることによって、鋼板搬
送ライン9b中を鋼管エレクタ20位置まで搬送してい
く。そして、鋼板搬送台車27が、鋼板搬送ライン9b
の終点でありレール16の最先端位置である、鋼管エレ
クタ20のガーダーリング21の後側に配置したところ
で、鋼板61を載戴支持したキャノピー30をベース2
9に対して上昇させる。この状態で、鋼管エレクタ20
のガーダーリング21をトンネル周方向である矢印C又
はD方向に回転させて、一対のア−ム23、23を、そ
の把持部25、25がキャノピー30が支持中の鋼板6
1の内周側を把持し得る形に整合位置決めする。そし
て、キャノピー30を降下させることによって一対のア
−ム23、23に鋼板61を移し替え支持させる形で、
鋼管エレクタ20側に鋼板61を、図1一点鎖線で示す
ように受け渡す。この状態から、鋼管エレクタ20は、
例えば旋回モータ等を介してガーダーリング21を矢印
C、D方向に回転位置決めすると共に、一対のア−ム2
3、23を、前後方向即ち、トンネル軸方向である矢印
A、B方向に移動位置決めすることによって、既に接続
形成された鋼管6における新たに鋼板61を接続すべき
位置に、該ア−ム23、23が把持した鋼板61を移動
位置決めしてから、その把持部25、25をトンネル断
面方向外側である矢印F方向に突出移動させることによ
って、該鋼管61を図3に示すように、建て込み位置に
配置させる。そして、いま建て込み位置に配設された鋼
管61を、適宜な溶接手段によって、既に形成された鋼
管6に溶接接続することによって、鋼板61の接続即ち
鋼管6の構築を伸延させる。一方、鋼管エレクタ20の
一対のア−ム23、23に鋼板61を受け渡した鋼板搬
送台車27は、再びレール16上を後方側である矢印B
方向に向けて走行させる形で、鋼板搬送ライン9b中を
移動させ、いま建て込み接合完了された鋼板61の次に
建て込まれるべき新たな鋼板61の搬送作業の準備に向
かわせる。なお、各々の鋼板61は、トンネル1におけ
る内圧を支持する為の鋼管6を構成する為の部材である
ところから、その肉厚は比較的薄く、故に、該鋼板61
は各セグメント31に比して軽量を呈している。このた
め、鋼板搬送台車27及びレール16を介して、各ガー
ダー11に過大な重量荷重が作用して、該ガーダー11
が破壊したり、或いは既に構築済みの鋼管6に歪が生じ
たりする危険性はない。また、鋼板61は軽量であるが
故に、該鋼管61を搬送する鋼板搬送台車27が、トン
ネル空間9における上部領域である鋼板搬送領域9aに
おいてレール16上を走行することによって生じる振動
は、極小さく抑えられる。こうした一連の鋼板61の搬
送及び建て込み作業は、前述したシールド装置5におけ
る掘削作業とセグメント31の搬送及び建て込み作業と
は何等干渉することなく全く別個に進行させることが出
来るので、該鋼板61の搬送及び建て込み作業中には、
シールド装置5側では、先に述べた掘削及びセグメント
31の建て込み作業に続く次の作業サイクルが、鋼管6
側の構築作業とは別個に、即ち覆工3と鋼管6の両方の
構築作業が同時進行する形で進められている。
【0018】そこで、シールド装置5によって掘削及び
セグメント31を搬送接続する形での覆工3の建て込み
構築作業と、鋼板搬送台車27及び鋼管エレクタ20に
よって鋼板61を搬送接続する形での鋼管6の建て込み
構築作業とは、トンネル空間9におけるそのセグメント
31又は鋼板61の建て込み位置を、トンネル軸方向で
ある矢印A、B方向に前後する形で違え、また、該セグ
メント31又は鋼板61の搬送領域であるセグメント搬
送ライン9a、鋼板搬送ライン9bによって、その各々
の搬送領域をトンネル空間9における下部と上部に互い
に分け違える形になっているところから、常にシールド
装置5を鋼管エレクタ20より先行させ、これ等の前進
に伴なってガーダー11を所定のピッチL5毎に建て込
み仮設すると共にレール16及び軌条17を延長させる
形の作業進行工程を組んでおけば、これによって覆工3
と鋼管6を同時に効率良く施工していくことが出来る。
即ち、セグメント31と鋼板61の搬送は、それぞれト
ンネル空間9におけるセグメント搬送領域9aと鋼板搬
送領域9bとで、互いに干渉することなく同時に進行さ
せ得るので、互いの搬送が完了するのを相互に待機する
必要がないことによって、覆工3の構築と該覆工3の内
方側への鋼管6の構築を、同時に効率良く進行させて、
短期間の内にトンネル1を構築完了することが出来る。
【0019】こうしてトンネル1が構築完了すると、該
トンネル1には、図3に示すように、覆工3のトンネル
断面方向外側である矢印F方向側に配置している地盤2
が、掘削坑道2sの形成によって空洞部分になった領域
中に押し出してこようとする形で土荷重、即ち外圧が、
矢印F方向側からE方向側に向けて覆工3に作用する。
当該土荷重に対して覆工3は、トンネル断面方向である
矢印E、F方向に巻厚L3をなす形で該覆工3を構成し
ているセグメント31の圧縮強度によってこれに抗する
形で、その破壊が防止される。なお、土荷重は、複数の
セグメント31が締結ボルトを介して接続一体化された
形の覆工3の外周面3cに沿って分散される形で、該覆
工3の全周域で負担支持される形になるところから、覆
工3の一部が土荷重によって局所的に変形することは防
止される。また、地盤2中の間隙水は、覆工3中に設け
られた図示しない止水材を介して止水される形で、該間
隙水が覆工3の内方側に浸入してここに漏水が生じるこ
とは防止される。さらに、万が一、地盤2中の間隙水が
覆工3の内側に漏水した場合においても、単に漏水した
分の間隙水を適宜な排水設備を用いてトンネル1外に排
水すれば、鋼管6の外側には覆工3との間の間隙10に
緩衝材7が充填されているところから、該漏水した分の
間隙水が鋼管6に直に接触して、その補修が困難なる外
周面6c側が腐食する危険性はない。また、トンネル1
においては、間隙10が空間部分として残されていない
ことにより、鋼管6はその外周面6cが空気に晒されて
いる状態にならないので、該鋼管6に長期に亙る耐用年
数が保証される。
【0020】また、トンネル1に対応した地域に豪雨が
発生して、該トンネル1以外の雨水用水路等を介して処
理し得る容量より降水量が多くなった場合には、トンネ
ル1の雨水取込口を開放すると、トンネル1は、該トン
ネル1以外の他の雨水用水路から雨水等が雨水取込口を
介してトンネル空間9に水頭差を以って流入し得る形
で、地盤2中のこれ等の水路より深い領域中に構築配設
されているところから、当該雨水用水路中にそれまで流
通していた雨水等は、開放状態の雨水取込口を介してト
ンネル1のトンネル空間9に、水頭差を以って圧入され
る形で流れ込み、該トンネル空間9を流路として、図示
しないその下流側に排水される形で搬送処理されてい
く。これによって地盤2においてトンネル1より浅い領
域中にある形の、該トンネル1以外の他の雨水用水路
は、雨水等の流通量が減じて、該雨水用水路から雨水等
が地上に溢れ出て、ここに洪水が生じることが防止され
る。ところで、トンネル空間9の通水時には、水頭差に
対応した分だけの内圧が鋼管6に、矢印E方向側からF
方向側に向けてかかる形で作用する。すると、鋼管6
は、矢印E方向側からF方向側に向けて作用する形の内
圧を、該鋼管6の内周面6aを介して面的に受ける形で
これを支持する。即ち、トンネル断面方向である矢印
E、F方向に作用する形の内圧の発生によって、鋼管6
には該鋼管6が膨張しようとする形でトンネル周方向で
ある矢印C、D方向に引張られる形の内力が生じ、鋼管
6は当該内力を、該鋼管6が保有しているトンネル周方
向である矢印C、D方向に沿った形の引張強度で抗し、
これによって、鋼管6が破断することが防止される。ま
た、鋼管6がその弾性変形領域中において膨張した場合
に、該鋼管6のトンネル断面方向外側である矢印F方向
側に配設されている緩衝材7は、該緩衝材7が保有して
いる変形能をもって弾性変形する形でこれを許容吸収
し、これによって内圧が覆工3側に作用するのを緩衝す
る。こうして、トンネル1は、トンネル空間9を地下水
路として使用する際に生じる内圧を、覆工3側に伝播さ
せることなく専ら鋼管6に支持させる形で、雨水を適格
に排水処理して、洪水防止することが出来るトンネル構
造体として供用されることが可能となる。
【0021】なお、上述した実施例においては、地盤2
中に掘削形成された掘削坑道2s中に第1の覆工である
覆工3を構築するために、セグメント搬送ライン9a中
を、セグメント31を搭載したセグメント搬送台車26
を軌条17上を走行させる形で行き来させることによっ
て搬送し、該搬送されたセグメント31をシールド装置
5のエレクタ51によって建て込み、一方、該覆工3の
内方側に第2の覆工である鋼管6を構築する為に、鋼板
搬送ライン9b中を、4枚一組で鋼管6の1リング分と
なる形の鋼板61をそのキャノピー30に載戴支持した
鋼板搬送台車27をレール16上を走行させる形で行き
来させることによって搬送し、該搬送された鋼板61を
ガーダーリング21を有する鋼管エレクタ20によって
建て込む例を述べたが、セグメント搬送台車26等のセ
グメント搬送手段及びエレクタ51等のセグメント建て
込み手段の構成、或いは、鋼板搬送台車27等の剛性部
材搬送手段及び鋼管エレクタ20等の剛性部材建て込み
手段の構成は、実施例で述べられた以外の構成であって
何等差し支えない。また、鋼板61は、覆工3等の第1
の覆工の内周面3aに沿って接続されることによって、
該第1の覆工の内方側に配置する形の第2の覆工となり
得る剛性部材であれば、必ずしも鋼板61の形態に限定
されるものではなく、同様にセグメント31の形態も任
意である。さらに、トンネル空間9中にセグメント搬送
ライン9a等のセグメント搬送領域と鋼板搬送ライン9
b等の鋼板搬送領域を形成するためのガーダー11の構
成及びその配設ピッチは、実施例で用いられたもの以外
が適用されても構わない。また、実施例においては本発
明によるトンネル構築方法を用いて、洪水防止のための
地下河川用のトンネル1を構築する例を述べたが、本発
明の適用は、地下河川用のトンネル1に限定されるもの
ではない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
盤2による土圧を支持し得る形で覆工3等の第1の覆工
を構築し、該第1の覆工の内方側に鋼管6等の第2の覆
工を、該第1の覆工の内周面3a等の内周面に沿って鋼
板61等の剛性部材を複数接続する形で構築するトンネ
ル構築方法において、前記第1の覆工の内方側に形成さ
れるトンネル空間9にガーダー11等の搬送ライン支持
部材を、該トンネル空間9の上部に鋼板搬送ライン9b
等の剛性部材搬送領域を形成すると共に該剛性部材搬送
領域の下側にセグメント搬送ライン9a等のセグメント
搬送領域を形成し得る形で所定のピッチで建て込み仮設
し、セグメント31を、前記搬送ライン支持部材により
形成されるセグメント搬送領域中を行き来自在なセグメ
ント搬送台車26等のセグメント搬送手段に支持させた
状態でトンネル軸方向に搬送して、前記第1の覆工を構
築し、前記剛性部材を、前記搬送ライン支持部材により
形成される剛性部材搬送領域中を行き来自在な鋼板搬送
台車27等の剛性部材搬送手段に支持させた状態でトン
ネル軸方向に搬送して、前記第2の覆工を構築するよう
にして構成したので、トンネル構築作業時には、トンネ
ル空間9において、セグメント搬送手段にセグメント搬
送領域を行き来させる形でセグメント31を搬送する一
方で、剛性部材搬送手段に剛性部材搬送領域を行き来さ
せる形で剛性部材を搬送させることが出来る。すると、
剛性部材は、その搬送の為にセグメントの搬入作業や掘
削土砂の搬出作業が一工程終了するのをいちいち待つ必
要なく、任意の工程でこれを搬送、建て込みすることが
出来る。即ち、第1の覆工を構築するために必要とされ
るセグメント31の搬送と、第2の覆工を構築する為に
必要とされる剛性部材の搬送とは、トンネル空間9にお
いて、それぞれの搬送領域と搬送手段を分け違える形
で、互いの搬送作業が干渉することがなく、両方の搬送
作業を同時に進行させることが出来る。従って、セグメ
ント31の建て込み位置と剛性部材の建て込み位置をト
ンネル軸方向に前後させる形でそれぞれの施工位置を違
えておけば、第1の覆工の構築と第2の覆工の構築は、
これ等を構成しているセグメント31及び剛性部材の搬
送作業と、その建て込み位置の両方が互いに全く干渉し
ない形で、効率的に同時施工を行うことが出来る。従っ
て、本発明によれば、地下河川用トンネル等において、
外圧支持用の第1の覆工の内方側に内圧支持用のライニ
ング部材即ち第2の覆工を建て込むような場合において
も、該外圧支持用の覆工と内圧支持用ライニング部材の
建て込みを、同時に効率良く進行させて、短い施工工期
の間に良好なトンネル施工を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトンネル構築方法により構築中の
トンネルの一例を示す断側面図である。
【図2】図1のII、II矢視断面図である。
【図3】図1に示すトンネルの破断斜視図である。
【符号の説明】
2……地盤 3……第1の覆工(覆工) 3a……内周面 31……セグメント 6……第2の覆工(鋼管) 61……剛性部材(鋼板) 9……トンネル空間 9a……セグメント搬送領域(セグメント搬送ライン) 9b……剛性部材搬送領域(鋼板搬送ライン) 11……搬送ライン支持部材(ガーダー) 26……セグメント搬送手段(セグメント搬送台車) 27……剛性部材搬送手段(鋼板搬送台車)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地盤による土圧を支持し得る形で第1の覆
    工を構築し、該第1の覆工の内方側に第2の覆工を、該
    第1の覆工の内周面に沿って剛性部材を複数接続する形
    で構築するトンネル構築方法において、 前記第1の覆工の内方側に形成されるトンネル空間に搬
    送ライン支持部材を、該トンネル空間の上部に剛性部材
    搬送領域を形成すると共に該剛性部材搬送領域の下側に
    セグメント搬送領域を形成し得る形で所定のピッチで建
    て込み仮設し、 セグメントを、前記搬送ライン支持部材により形成され
    るセグメント搬送領域中を行き来自在なセグメント搬送
    手段に支持させた状態でトンネル軸方向に搬送して、前
    記第1の覆工を構築し、 前記剛性部材を、前記搬送ライン支持部材により形成さ
    れる剛性部材搬送領域中を行き来自在な剛性部材搬送手
    段に支持させた状態でトンネル軸方向に搬送して、前記
    第2の覆工を構築するようにして構成した、トンネル構
    築方法。
JP5032743A 1993-01-28 1993-01-28 トンネル構築方法 Expired - Fee Related JP2835901B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032743A JP2835901B2 (ja) 1993-01-28 1993-01-28 トンネル構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032743A JP2835901B2 (ja) 1993-01-28 1993-01-28 トンネル構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06221097A JPH06221097A (ja) 1994-08-09
JP2835901B2 true JP2835901B2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=12367324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5032743A Expired - Fee Related JP2835901B2 (ja) 1993-01-28 1993-01-28 トンネル構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2835901B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108708752B (zh) * 2018-07-27 2023-11-24 西南交通大学 Tbm隧道施作管片的临时支撑装置及豆砾石回填灌浆的方法
CN108915733B (zh) * 2018-08-30 2023-06-09 中国水利水电第十四工程局有限公司 一种适用真空吸盘吸附的钢管片结构及其制作方法
CN109736885B (zh) * 2019-03-14 2024-04-02 中铁六局集团有限公司 隧道用抽水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06221097A (ja) 1994-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110924961B (zh) 一种盾构机下穿既有车站始发的施工方法
KR101800582B1 (ko) 지하통로의 비개착식 시공방법
JP6529378B2 (ja) インバート施工方法、トンネル施工方法およびトンネル用テルハクレーン
JP5162316B2 (ja) トンネル掘削工法
CN112523265A (zh) 一种开挖基坑上跨既有隧道的保护结构及其施工方法
JP2835901B2 (ja) トンネル構築方法
JP3321697B2 (ja) 複合パネルを用いるトンネル覆工工法
JPH10102570A (ja) 管渠の布設方法
JP4408256B2 (ja) アーチ形ロックシェッドの構築方法
KR20050020451A (ko) 비개착식 터널구조물 시공방법 및 그 터널 구조물
JP2019120115A (ja) トンネル覆工体の施工方法
JPH07127374A (ja) トンネル施工方法
JP3434001B2 (ja) トンネル構築方法
JP2004211361A (ja) シールドトンネルの分岐合流施工方法
JP4384771B2 (ja) 人工地盤の施工方法
JP6971866B2 (ja) シールドトンネルと支保工の仮設構造
JP6874375B2 (ja) トンネル躯体の構築方法
CN101660418A (zh) 一种用于隧道施工的箱涵顶进置换矩形管撑法
KR100717849B1 (ko) 2아치터널 시공방법
JP2008019599A (ja) 盛土内にトンネルを構築する方法
JP4805200B2 (ja) シールドトンネルにおけるアーチ型プレキャスト版
EP0647740B1 (en) Method and apparatus for making a lined trench in the soil; as well as a lined trench
JPH07238792A (ja) トンネル構築装置及び部材搬送装置
JPH06221089A (ja) トンネルにおける鋼管建て込み方法
CN211898380U (zh) 钻孔灌注桩桩筏基础生态拆除体系

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees