JP2835351B2 - タイムレコーダ - Google Patents

タイムレコーダ

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JP2835351B2
JP2835351B2 JP3294520A JP29452091A JP2835351B2 JP 2835351 B2 JP2835351 B2 JP 2835351B2 JP 3294520 A JP3294520 A JP 3294520A JP 29452091 A JP29452091 A JP 29452091A JP 2835351 B2 JP2835351 B2 JP 2835351B2
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JP
Japan
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time
telephone line
control circuit
card
telephone
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晃久 大徳
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Seiko Precision Inc
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイムレコーダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイムレコーダには、社員コード
等をパンチしたカード識別部を有するタイムカードを出
勤時と退勤時に挿入することにより、このタイムカード
の所定の位置に時刻印字を行ない、上記の社員コードお
よび印字時刻をRAM等に記憶するものがある。さら
に、退社時にタイムカードを挿入するとタイムレコーダ
が出退勤演算を行ない、その演算結果、例えば残業時間
や総労働時間などを印字するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のものでは、タイ
ムレコーダにタイムカードを挿入しなければ出退勤等の
時刻登録は行なわれず、使用者が出張や外出等でタイム
カードによる時刻登録が行なえないときは、他の人にタ
イムカードを挿入してもらい、出退勤の時刻登録を行な
わなければならなかった。
【0004】本発明の目的は電話によって時刻登録を行
なえるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電話回線制御
回路がダイヤルすることによって接続する電話回線から
の、所望の入力情報の到来時刻を記憶する記憶手段を設
けることにより上記目的を達成している。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。
【0007】図1において、1は記憶手段を構成する記
憶回路で、RAMやEEPROM等からなり例えば社員
コード、出退勤時刻、電話番号等を記憶する。2は音声
合成回路で、電話回線により接続している使用者に対し
てデータ信号を要求する音声を合成して送る。3はカー
ド検出部で、タイムレコーダにタイムカードが挿入され
ているかを検出する。4は印字手段を構成する印字部
で、カード検出部3でタイムカードが検出されたとき、
そのタイムカードの所定の位置に印字を行なう。5は年
月日および時刻を計時する時計回路、6は電話回線制御
回路で、電話回線Lとの接続を制御する。7は制御回路
で、CPU、ROM、RAMおよびダイヤル信号をデコ
ードし、データとして取り出すDTMF回路等からな
り、カ―ド検出部3、印字部4および上記全ての回路の
動作を制御する。
【0008】次に動作について図2、3を参照して説明
する。
【0009】例えば社員が出張先または外出先から本
置に電話をかけ、電話回線制御回路6にて着信を検出す
ると(ステップ4a)、制御回路7は音声合成回路2か
ら電話回線で接続している社員に対して社員が現在いる
場所の電話番号を要求する音声を出力する(ステップ4
b)。この場合社員は#電話番号##と入力すればよ
い。なお、本例では#を区切りを示す信号とする。制御
回路7は、回線接続断ま たは#検出待タイマがタイムオ
ーバを検出しない限り#が検出されるまで電話番号を1
つのデータとして制御回路7内のRAMに記憶し、入力
信号の区切りを示す信号#を検出するとデータを区切る
(ステップ4c、4d、4e、4f)。そして制御回路
7が##を検出すると電話回線を解放し(ステップ4
g、4h)、続いて電話回線制御回路6が制御回路7内
のRAMに書き込まれた電話番号をダイヤルする(ステ
ップ4i)。そして電話回線が接続すると(ステップ5
a)、音声合成回路2から電話回線で接続している社員
に対して、社員コードおよび出退勤情報を要求する音声
を送出し(ステップ5b)、入力データを制御回路7内
のRAMに記憶する(ステップ5c、5d、5e)。
体的には、例えば、「ピーという音の後に出退勤情報と
社員コードを入力して下さい。」等の音声を送出する。
そこで社員は、社員コードと出勤時刻を意味する信号を
所定の順番で区切りを示す信号#とともに送信する。例
えば出勤を示す信号を*1とすると、#社員コード#*
1##と確認音を聞きながら入力すればよい。まず、制
御回路7は、回線接続断または#検出待タイマがタイム
オーバを検出しない限り#が検出されるまで社員コード
を1つのデータとして制御回路7内のRAMに記憶し、
入力信号の区切りを示す信号#を検出するとデータを区
切る。制御回路7内のRAMに記憶したデータが出退勤
情報であれば(ステップ5f)、現在時刻を制御回路7
内のRAMに記憶し(ステップ5g)確認音を出力した
後(ステップ5h)##を検出すると(ステップ5
i)、制御回路7内のRAMで記憶するデータを記憶回
路1に記憶させ電話回線を開放する(ステップ5j、5
k)。また、制御回路7内のRAMに書き込まれた電話
番号をダイヤルしても電話回線が接続しないと(ステッ
プ5a)制御回路7は電話回線を開放する(ステップ5
i)。
【0010】また、社員が出張先または外出先から、勤
務終了時刻を登録する場合、例えば退勤を示す信号を*
2とすると、社員は#社員コード#*2##と確認音を
聞きながら入力することにより上記と同様な動作を行な
い、退勤時刻を入力することができる。
【0011】このようにタイムレコーダが使用者のいる
場所にダイヤルし、これが接続した場合のみ時刻入力を
行なうことにより使用者の場所確認動作が行なえ、ま
た、入力された電話番号も記憶回路1に記憶させタイム
カード挿入時に印字してもよく、電話番号を印字するこ
とによって社員の場所確認がより正確に行なえるように
なる。
【0012】また、上記実施例では使用者からの入力信
号を使用者の識別信号と時刻入力信号とにしたが、これ
に暗証番号を加えてもよく暗証番号を加えることにより
他人による誤入力を防止することができる。
【0013】次に、タイムカードが挿入されたときの印
字処理動作を図4を参照して説明する。
【0014】カード検出回路3がタイムカードを検出し
(ステップ3a)、検出したタイムカードに含まれる識
別部、例えばパンチ穴による社員コードなどによりタイ
ムカードを識別すると(ステップ3b)、制御回路7は
識別したタイムカードに応じた電話入力によるデータが
記憶回路1に記憶してあるか検索する(ステップ3
c)。識別したタイムカードに応じた電話入力によるデ
ータが記憶回路1に記憶してあれば(ステップ3d)、
そのデータを印字部4によりタイムカードに印字し(ス
テップ3e)、続いて現在時刻を印字して(ステップ3
f)タイムカードを排出する(ステップ3g)。識別し
たタイムカードに応じた電話入力によるデータが記憶回
路1に記憶していなければ、現在時刻を印字して(ステ
ップ3f)タイムカードを排出する(ステップ3g)。
【0015】
【発明の効果】本発明は、電話回線からの所望の入力情
報の到来時刻を記憶する記憶手段を設けることにより、
タイムカード以外の電話回線からでも時刻登録を行なう
ことができる。
【0016】また、電話回線制御回路がダイヤルするこ
とによって接続する電話回線からの所望の入力情報の到
来時刻および電話番号を記憶する記憶手段を設けること
により、電話回線からでも時刻登録を行なうことがで
き、かつ、電話回線を使用する者の場所確認を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック回路図。
【図2】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図3】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図4】図1の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
1 記憶手段 4 印字手段 6 電話回線制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線と接続するタイムレコーダにお
    いて、タイムカードを挿入することにより、タイムカー
    ドの所定の位置に印字する印字手段と、上記電話回線か
    ら電話番号を含む所望の入力情報の到来を検出した後、
    電話回線の解放が検出されたときに上記電話番号をダイ
    ヤルする電話回線制御回路と、上記電話回線制御回路が
    ダイヤルすることによって接続された電話回線からの所
    望の入力情報の到来時刻および上記電話番号を記憶する
    記憶手段とを具備したことを特徴とするタイムレコー
    ダ。
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