JP2835199B2 - 密閉式混練機 - Google Patents

密閉式混練機

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム、プラスチック等
を各種の添加剤と共に混練する密閉式混練機に係わり、
特に、そのドロップドアの凸部への添加剤の固着に起因
する被混練物における添加剤の配合比率の変化を防止す
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の密閉式混練機としては図
6に示すものがある。
【0003】図6において、11は被混練物を添加剤と
共にホッパ12内に所定量ずつ投入する投入口であり、
13はピストン軸14に取り付けられてホッパ12内に
昇降自在に装備されたフローティングウエイトである。
3は上記のフローティングウエイト13及び下記のドロ
ップドア1と共に断面が連通する2つの円である筒状密
閉空間を構成する混練室であり、異方向に回転する2本
のロータ4、5が収納されている。混練室3の密閉空間
における2つの円弧が形成する下側の凸部には混練室3
の一部をなす開閉自在なドロップドア1が設けられてお
り、該ドロップドア1の凸部頂上には混練室3内の被混
練物の温度を測定するためのサーモカップル6が突設さ
れている。
【0004】図7に示すようにドロップドア1の凸部
は、両サイドのロータ4、5の軌跡4a、5aに沿う円
弧面1aと、サーモカップル6の突出スペース7を形成
する頂上付近の緩斜面1bとで構成されている。また、
図8(図7のC矢視図)に示すようにロータ4、5には
長翼4b、5b及び短翼4c、5cが各々2枚ずつ設け
られており、これらの翼4b、4c、5b、5cはロー
タ4、5の軸周りに螺旋状に延び、かつその巻き方向は
長翼4b、5bと短翼4c、5cとで逆方向になってい
る。
【0005】つぎに、このような構成を有する密閉式混
練機の作動を説明する。まず、投入口11から各種の添
加剤と共にゴム、プラスチック等の被混練物をホッパ1
2内に所定量ずつ投入する。ホッパ12内に投入された
被混練物及び添加剤はフローティングウエイト13の押
し込み作用によって混練室3内に圧入される。そして、
混練室3を密閉した状態で、ロータ4、5を異方向に回
転させる。混練室3内においては、被混練物はロータ
4、5の羽根先端と混練室3の内壁3aとの間のチップ
クリアランス15でせん断作用を受けながらロータ4、
5の軸方向に流動する。また、一方のロータ4と他方の
ロータ5とでは互いに異方向に回転するため、左右の混
練室相互間でも被混練物は流動し、被混練物は図8
示すように混練室3内において全体として徐々に大き
く旋回流動する。
【0006】混練中はドロップドア1の凸部の緩斜面1
bとロータ4、5の軌跡4a、5aとの間に形成される
空間7で膨張する被混練物がドロップドア1の凸部頂上
に突設されたサーモカップル6を包み込むようになるた
め、被混練物の温度は正確に測定され、被混練物の混練
状態を把握することにより適切な運転が行えるようにな
っている。そして、混練室3内における混練が終了する
と、混練室3の下部に設けたドロップドア1が開放され
て被混練物は機外に排出され、混練の1サイクルが終了
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた密
閉式混練機では、ドロップドア1の凸部の緩斜面1bと
ロータ4、5の軌跡4a、5aとの間に形成される空間
7で膨張する被混練物が緩斜面1bに叩きつけられ、あ
る種の粉体状又はペレット状の添加剤にあっては緩斜面
1b上に露出する。そして、この添加剤がロータ4、5
の回転と共にドロップドア1の凸部の円弧面1a上に引
き込まれて固着する場合がある。また、ある種の被混練
物では混練中にロータ4、5に巻き付きやすくなること
があり、これにより混練室3内の被混練物の流動が減少
する。そのためドロップドア1の凸部の円弧面1a上に
固着した添加剤を掻き落とすことができなくなり、ドロ
ップドア1の凸部の円弧面1a上に添加剤が固着した状
態で残る。その結果、1サイクル毎の被混練物における
添加剤の配合比率が変化することになって所望の混練物
を得ることができなくなるという問題点を有している。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ドロップドアの凸部の円弧面上に添加剤が固着
して被混練物における添加剤の配合比率が変化すること
がない密閉式混練機を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、第1の発明の密閉式混練機は、異方向に回転する2
本のロータと、該ロータが収納され断面が連通する2つ
の円である筒状密閉空間と、該密閉空間における2つの
円弧が形成する下側の凸部に設けられた開閉自在なドロ
ップドアと、該ドロップドアの凸部頂上に突設されたサ
ーモカップルとを備えてなる密閉式混練機において、ド
ロップドアの凸部のサーモカップル周辺は、両サイドの
ロータ軌跡に沿う円弧面と、サーモカップルの突出スペ
ースを形成する頂上付近の緩斜面とから構成され、ドロ
ップドアの凸部のサーモカップル周辺以外は、両サイド
のロータ軌跡に沿う円弧面で構成されたものである。
【0010】第2の発明の密閉式混練機は、異方向に回
転し、互いの巻き方向を逆にする長翼と短翼からなる翼
を有する2本のロータと、該ロータが収納され、断面が
連続する2つの円である筒状密閉空間と、該密閉空間に
おける2つの円弧が形成する下側の凸部に設けられた開
閉自在なドロップドアと、該ドロップドアの凸部頂上に
突設されたサーモカップルとを備えてなる密閉式混練機
において、ドロップドアの凸部のサーモカップル周辺
は、両サイドのロータ軌跡に沿う円弧面と、サーモカッ
プルの突出スペースを形成する頂上付近の緩斜面とから
構成され、ドロップドアの凸部のサーモカップ周辺以外
は、両サイドのロータ軌跡に対面する円弧面で構成さ
れ、該円弧面の先端の稜線がサーモカップルを中心とし
て点対称に長翼側又は短翼側にずれているものである。
【0011】
【作用】第1の発明の密閉式混練機では、ドロップドア
凸部のサーモカップル周辺以外では、被混練物が膨張す
る空間がないため、被混練物がドロップドア凸部で引き
裂かれるような状態となり、ドロップドア凸部に叩きつ
けられることがなく、ドロップドアの凸部上に露出して
固着する添加剤は僅かである。
【0012】第2の発明の密閉式混練機では、ドロップ
ドアの凸部のサーモカップル周辺以外で、円弧面の先端
の稜線をサーモカップル中心に点対称として長翼側又は
短翼側にずらしたので、被混練物の円弧面における流動
が変わり、ドロップドアの凸 部上に固着しようとする添
加剤を掻き落とす。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の密閉式混練機のドロップドアを
示す図、図2は図1のA矢視図である。なお、密閉式混
練機の全体構成とその作動は図6乃至図8で説明したも
のと同様であるので、以下密閉式混練機のドロップドア
について説明することとし、図1及び図2において図6
乃至図8と同様な作用を有する部分には同一の符号を付
してその説明を省略する。
【0014】図1及び図2において、ドロップドア1は
混練室3の密閉空間における2つの円弧が形成する下側
の凸部に混練室3の一部をなすように開閉自在に設けら
れている。ドロップドア1の凸部の頂上付近には混練中
の被混練物の温度を測定するためにサーモカップル6の
突出スペースを確保する必要があるが、このサーモカッ
プル6の突出スペースを確保するためにドロップドア1
の凸部を両サイドのロータ4、5の軌跡4a、5aに沿
う円弧面と頂上付近の緩斜面とで構成すると、上述した
ように、添加剤が円弧面上及び緩斜面上に固着した状態
で残る場合がある。そこで、本発明においてはドロップ
ドア1の凸部のサーモカップル6周辺1cのみを、両サ
イドのロータ4、5の軌跡4a、5aに沿う円弧面1a
と、サーモカップル6の突出スペース2を形成する頂上
付近の緩斜面1bとで構成し、ドロップドア1の凸部の
サーモカップル6周辺以外1dは、両サイドのロータ
4、5の軌跡4a、5aに沿う円弧面1aで構成するこ
ととした。また、被混練物の性状に応じ、その温度測定
に支障を生じない範囲で、図2のドロップドア1の凸部
のサーモカップル6周辺1cの長さLと高さHを短く
し、空間2を小さくすることが好ましい。
【0015】ドロップドア1の凸部をサーモカップル6
の周辺1cとそれ以外1dとで上述のような別形状とす
ることにより、ドロップドア1の凸部のサーモカップル
6周辺1cでは緩斜面1bとロータ4、5の軌跡4a、
5aとの間に形成される空間2で膨張する被混練物がサ
ーモカップル6を包み込むようになるため、被混練物の
温度は正確に測定され、被混練物の混練状態を把握する
ことにより適切な運転が行えるようになる。また、サー
モカップル6周辺以外1dでは被混練物が膨張する空間
がないため、被混練物がドロップドア1の凸部で引き裂
かれるような状態となり、ドロップドア1の凸部に叩き
つけられることがなく、ドロップドア1の凸部上に露出
して固着する添加剤は僅かとなる。従って、ドロップド
ア1の凸部のサーモカップル6周辺1cでは円弧面1a
上に添加剤が固着した状態で残るが、サーモカップル6
周辺以外1dでは円弧面1a上に固着した状態で残る添
加剤は僅かであり、全体としてドロップドア1の凸部の
円弧面1a上に固着した状態で残る添加剤の量は少なく
なり、1サイクル毎の被混練物における添加剤の配合比
率を一定にできる。
【0016】また、ドロップドア1の凸部を上記形状と
することにより、サーモカップル6周辺以外1dでは円
弧面1a上に添加剤が固着して残ることを相当程度防ぐ
ことができるが、僅かではあるが依然として円弧面1a
上に添加剤が固着した状態で残る。ロータ4、5が巻き
方向が逆である長翼と短翼とを備えたロータである場合
には、この添加剤の固着はロータ4、5の両端で発生し
やすく、特に長翼側の端で発生しやすい。そこで、図3
及び図4(図3のB矢視図)において、ロータ4、5が
巻き方向が逆である長翼4b、5bと短翼4c、5cと
を各2枚備えたいわゆる4翼ロータである場合に、サー
モカップル6周辺以外1dの円弧面1aの先端の稜線1
eを、サーモカップル6を中心として点対称に長翼4
b、5b側又は短翼4c、5c側にずらしている(図3
及び図4では長翼側にずらしたものを図示)。
【0017】こうすることにより、ドロップドア1の凸
部のサーモカップル6周辺以外には、ロータ4の軌跡4
aに沿う円弧面1a、ロータ5の軌跡5aの隙間を拡げ
る様に稜線1eまで延びる円弧面1aとでなる部分と、
ロータ5の軌跡5aに沿う円弧面1a、ロータ4の軌跡
4aの間隔を拡げる様に稜線1eまで延びる円弧面1a
とでなる部分とが、サーモカップル6(サーモカップル
6周辺)を境にして各 ロータ4,5の両軸側に各軌跡4
a,5aと対面する様に対称に形成され(図3及び図4
参照)、これらの円弧面1aにおける被混練物の流動が
変わるため、円弧面1a上に固着した状態で残る添加剤
はかなり減少する。この場合、各種の添加剤が練り込ま
れたゴム、プラスチック等の被混練物の性状は被混練物
により種々であるため、円弧面1a上に添加剤が固着し
ようとする作用は被混練物により異なる。そこで、円弧
面1aの先端の稜線1eを長翼4b、5b側と短翼4
c、5c側のどちらにどれだけずらすかは、円弧面1a
上に固着した状態で残る添加剤ができるだけ少なくなる
ように、添加剤の固着状態及び混練しようとする被混練
物の性状等によって決定する。
【0018】さらに、図5に示すように、この円弧面1
aの先端の稜線1eをサーモカップル6を中心として点
対称に長翼4b、5b側又は短翼4c、5c側に軸方向
に斜めにずらすこともできる(図5では長翼側にずらし
たものを図示)。こうすることにより、ドロップドア1
の凸部のサーモカップル6周辺以外には、斜めにずらさ
れた稜線1eのずれ量に応じて、各ローダ4,5の軌道
4a,5aとの隙間の拡がり(狭まり)度合いが変化さ
れて、稜線1eに延びる曲率の異なる2つの円弧面1a
が各ローダ4,5の軸方向に亘って各軌跡4a,5aに
対面する様に形成される。この場合にも、これら円弧面
1aにおける被混練物の流動が変わるため、円弧面1a
上に固着しようとする添加剤を掻き落とすことができ
る。
【0019】なお、図4及び図5で示した実施例では各
ロータに長翼と短翼とを各2枚、合計4枚の翼を備えた
いわゆる4翼ロータについて説明したが、長翼と短翼と
を各1枚、合計2枚の翼を備えたいわゆる2翼ロータに
ついても同様に適用でき、上記実施例と同様の効果を奏
する。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので以下に記載する効果を奏する。
【0021】第1の発明の密閉式混練機では、ドロップ
ドアの凸部のサーモカップル周辺では緩斜面とロータの
軌跡との間に形成される空間で膨張する被混練物がサー
モカップルを包み込むようになるため、被混練物の温度
は正確に測定され、被混練物の混練状態を把握すること
により適切な運転が行えるようになり、サーモカップル
周辺以外では被混練物が膨張する空間がないため、被混
練物がドロップドアの凸部で引き裂かれるような状態と
なり、ドロップドアの凸部に叩きつけられることがな
く、ドロップドアの凸部上に露出して固着する添加剤は
僅かとなる。従って、ドロップドアの凸部のサーモカッ
プル周辺では円弧面上に添加剤が固着した状態で残る
が、サーモカップル周辺以外では円弧面上に固着した状
態で残る添加剤は僅かであり、全体としてドロップドア
の凸部の円弧面上に固着した状態で残る添加剤の量は少
なくなり、1サイクル毎の被混練物における添加剤の配
合比率を一定にできる。
【0022】第2の発明の密閉式混練機では、サーモカ
ップル周辺以外の円弧面の先端の稜線を、サーモカップ
ルを中心として点対称に長翼側又は短翼側にずらすと、
円弧面における被混練物の流動が変わるため、円弧面上
に固着しようとする添加剤を掻き落とすことができ、ド
ロップドアの凸部のサーモカップル周辺以外の円弧面上
に固着した状態で残る添加剤はかなり減少する。従っ
て、ドロップドアの凸部のサーモカップル周辺では円弧
面上に添加剤が固着した状態で残るが、サーモカップル
周辺以外では円弧面上に固着した状態で残る添加剤は僅
かであり、全体としてドロップドアの凸部の円弧面上に
固着した状態で残る添加剤の量は少なくなり、1サイク
ル毎の被混練物における添加剤の配合比率を一定にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の密閉式混練機のドロップドアを示した
図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の他の密閉式混練機のドロップドアを示
した図である。
【図4】図3のB矢視図である。
【図5】他のドロップドアを示した図である。
【図6】従来の密閉式混練機の断面図である。
【図7】従来の密閉式混練機のドロップドアを示した図
である。
【図8】図7のC矢視図である。
【符号の説明】
1 ドロップドア 1a 円弧面 1b 緩斜面 3 混練室 4、5 ロータ 4a、5a ロータ軌跡 6 サーモカップル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異方向に回転する2本のロータと;該ロ
    ータが収納され、断面が連通する2つの円である筒状密
    閉空間と;該密閉空間における2つの円弧が形成する下
    側の凸部に設けられた開閉自在なドロップドアと;該ド
    ロップドアの凸部頂上に突設されたサーモカップルとを
    備えてなる密閉式混練機において、 ドロップドアの凸部のサーモカップル周辺は、両サイド
    のロータ軌跡に沿う円弧面と、サーモカップルの突出ス
    ペースを形成する頂上付近の緩斜面とから構成され、ド
    ロップドアの凸部のサーモカップル周辺以外は、両サイ
    ドのロータ軌跡に沿う円弧面で構成されていることを特
    徴とする密閉式混練機。
  2. 【請求項2】 異方向に回転し、互いの巻き方向を逆に
    する長翼と短翼からなる翼を有する2本のロータと;該
    ロータが収納され、断面が連続する2つの円である筒状
    密閉空間と;該密閉空間における2つの円弧が形成する
    下側の凸部に設けられた開閉自在なドロップドアと;該
    ドロップドアの凸部頂上に突設されたサーモカップルと
    を備えてなる密閉式混練機において、 ドロップドアの凸部のサーモカップル周辺は、両サイド
    のロータ軌跡に沿う円弧面と、サーモカップルの突出ス
    ペースを形成する頂上付近の緩斜面とから構成され、ド
    ロップドアの凸部のサーモカップ周辺以外は、両サイド
    のロータ軌跡に対面する円弧面で構成され、該円弧面の
    先端の稜線がサーモカップルを中心として点対称に長翼
    側又は短翼側にずれていることを特徴とする密閉式混練
    機。
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