JP2835044B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、室外ユニットおよび複数の室内ユニット
からなるマルチタイプの空気調和機に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の空気調和機としては第8図に示すよ
うなヒートポンプ式冷凍サイクルを備えたものがある。
第8図において、Aは室外ユニット、Bは分岐ユニッ
ト、C,D,Eは室内ユニットである。室外ユニットAは2
台の能力可変圧縮機1,2を備え、その圧縮機1,2を逆止弁
3,4をそれぞれ介して並列に接続している。そして、圧
縮機1,2、四方弁5、室外熱交換器6、暖房用膨張弁7
と冷房サイクル形成用逆止弁8の並列体、リキッドタン
ク9、電動式流量調整弁11,21,31、冷房用膨張弁12,22,
32と暖房サイクル形成用逆止弁13,23,33の並列体、室内
熱交換器14,24,34、ガス側開閉弁(電磁開閉弁)15,25,
35、アキュームレータ10などを順次連通し、ヒートポン
プ式冷凍サイクルを構成している。
なお、冷房用膨張弁12,22,32はそれぞれ感温筒12a,22
a,32aを有しており、これら感温筒を室内熱交換器14,2
4,34のガス側冷媒配管にそれぞれ取付けている。
すなわち、室内熱交換器14,24,34を並列構成とすると
ともに、冷房運転時は図示実線矢印の方向に冷媒を流し
て冷房サイクルを形成し、暖房運転時は四方弁5の切換
作動により図示破線矢印の方向に冷媒を流して暖房サイ
クルを形成するようにしている。
このような空気調和機においては、各室内ユニットの
要求能力を満足するべく、圧縮機1,2の運転台数および
能力を制御するとともに、流量制御弁11,21,31の開度を
それぞれ制御して各室内熱交換器への冷媒流量を調節す
るようにしている。
そして、膨張弁12,22,32により、冷媒流量の変化にか
かわらず各室内熱交換器における冷媒過熱度を一定に維
持し、安定かつ効率の良い運転を行なうようにしてい
る。
したがって、たとえば冷房運転時、各室内ユニットの
要求能力が大きくなると、圧縮機1の能力が増大した
り、さらには圧縮機1に加えて圧縮機2も起動すること
になる。この状態から各室内ユニットの要求能力が小さ
くなると、圧縮機2の能力が低減したり、さらには圧縮
機2の運転が停止して圧縮機1のみの運転となる。
しかしながら、このような空気調和機においては、圧
縮機の吐油量と返油量が完全には一致しないため、時間
の経過とともに一方の圧縮機の潤滑油の量が増え、他方
の圧縮機の潤滑油の量が減り、両者間に油量のアンバラ
ンスが生じて安定運転が困難になる。
しかも、潤滑油の油面レベルが限界油面レベル(運転
可能レベル)よりも下がった場合には、潤滑部への潤滑
油の供給が断たれ、圧縮機が損傷してしまう。
そこで、各圧縮機における油量のアンバランスを解消
するべく、各圧縮機を均油管で連通し、油量の多い方か
ら少ない方へと潤滑油を移動させるようにしたものがあ
る。
ただし、各圧縮機の能力は完全に同じではないため、
相対的に能力の大きい側の圧縮機は吸込管の圧力損失が
大きくなり、圧縮機ケース内圧力は逆に小さくなる。こ
の傾向は各圧縮機の容量が異なる場合に顕著である。
その結果、冷媒ガスはケース内圧力の高い側の圧縮機
からケース内圧力の小さい側の圧縮機へと均油管を通し
て移動し、それに伴って潤滑油も同方向に移動する。
そして、ケース内圧力の高い側の圧縮機における返油
量が吐油量よりも多いときには、均油管レベル以上の潤
滑油は均油管を通してケース内圧力の低い側の圧縮機に
移動し、各圧縮機内の油面レベルは均油管位置で等しく
なる。逆に、返油量が吐油量よりも少ないときには、ケ
ース内圧力の高い側の圧縮機内の油面レベルが時間の経
過とともに低下し、ついには限界油面レベル以下に下が
ってしまう。なお、この場合、ケース内圧力の低い側の
圧縮機内の潤滑油は、各圧縮機のケース内圧力差によ
り、ケース内圧力の高い側の圧縮機への移動が阻止され
る。
これに対処し、実際に使用する均油管は、潤滑油を冷
媒ガスの移動方向とは逆方向、つまりケース内圧力の低
い側の圧縮機から高い側の圧縮機へも移動が可能なよう
に、管路を大径のものにする必要がある。
(発明が解決しようとする課題) ところが、大径の均油管を用いると、一方の圧縮機に
発生する振動が均油管を介して他方の圧縮機に伝わり易
くなり、圧縮機振動や圧縮機騒音を招いてしまう。ま
た、騒音振動が複雑になるとともに、均油管内における
トラップの発生を防止する意味から複雑な管形状を採用
することができず、均油管の十分な強度を確保できない
という問題がある。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、大径の均油管を用いるこ
となく各圧縮機間の均油効果を得ることができ、これに
より圧縮機振動や圧縮機騒音を回避し、しかも均油管の
十分な強度を確保することができる信頼性にすぐれた空
気調和機を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 各圧縮機間に均油管を設けるとともに、前記2台の圧
縮機運転時、2台の圧縮機の能力の総和を各室内ユニッ
トの要求能力の総和に対応させるべく、2台の圧縮機の
運転周波数を定め、その周波数を中心とする一定の幅を
維持しながら運転周波数を一方が高く他方が低くなるよ
う上下させる運転を交互に行う均油運転手段を設ける。
(作用) 圧縮機の2台運転時、各圧縮機の運転周波数が交互に
上下することにより、各圧縮機の冷凍機油が均油管を通
して効率よく流通し、各圧縮機間の均油効果が得られ
る。このとき、各圧縮機の能力の総和と各室内ユニット
の要求能力の総和との対応を保つことにより、快適性が
確保される。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。なお、図面において第8図と同一部分には同一
符号を付し、その説明は省略する。
第1図に示すように、圧縮機1の冷媒吐出側配管にオ
イルセパレータ41を設け、そのオイルセパレータ41から
圧縮機1の冷媒吸込側配管にかけてオイルバイパス管42
を設ける。
さらに、圧縮機2の冷媒吐出側配管にオイルセパレー
タ43を設け、そのオイルセパレータ43から圧縮機2の冷
媒吸込側配管にかけてオイルバイパス管44を設ける。
そして、圧縮機1,2のそれぞれケースを均油管45で連
通する。
この場合、圧縮機1,2は同一面に設置する。また、第
3図に示すように、圧縮機1,2のケースには最適な基準
油面レベルおよび許容最低限の限界油面レベルが予め定
めてあり、その基準油面レベルとほぼ同じ高さの位置に
均油管45を取付ける。
制御回路を第2図に示す。
室外ユニットAは、室外制御部50を備えている。
この室外制御部50は、マイクロコンピュータおよびそ
の周辺回路などからなり、外部にインバータ回路51,52
を接続している。インバータ回路51,52は、交流電源53
の電圧を整流し、それを室外制御部50の指令に応じたス
イッチングによって所定周波数の交流電圧に変換し、圧
縮機モータ1M,2Mにそれぞれ駆動電力として供給するも
のである。
分岐ユニットBは、マルチ制御部60を備えている。こ
のマルチ制御部60は、マイクロコンピュータおよびその
周辺回路からなり、外部に流量調整弁11,21,31および開
閉弁15,25,35をそれぞれ接続している。
室内ユニットC,D,Eは、室内制御部70,80,90を備えて
いる。
これら室内制御部は、マイクロコンピュータおよびそ
の周辺回路からなり、外部に運転操作部71,81,91および
室内温度センサ72,82,92をそれぞれ接続している。
そして、各室内制御部は周波数設定信号f1,f2,f3を要
求能力としてマルチ制御部60に転送するようになってい
る。マルチ制御部60は、転送されてくる周波数設定信号
から各室内ユニットの要求能力の総和を求め、それに対
応する周波数設定信号f0を室外制御部50に転送するよう
になっている。
つぎに、上記のような構成において第4図および第5
図を参照しながら動作を説明する。
いま、全ての室内ユニットで冷房運転を行なっている
ものとする。
このとき、室内ユニットCの室内制御部70は、室内温
度センサ72の検知温度と運転操作部71で定められた設定
温度との差を演算し、その温度差に対応する周波数設定
信号f1を要求冷房能力としてマルチ制御部60に転送す
る。
同じく、室内ユニットD,Eの室内制御部80,90も、周波
数設定信号f2,f3を要求冷房能力としてマルチ制御部60
に転送する。
マルチ制御部60は、転送されてくる周波数設定信号に
基づいて各室内ユニットの要求冷房能力の総和を求め
る。そして、求めた総和に対応する周波数設定信号f0
室外制御部50に転送する。
室外制御部50は、転送されてくる周波数設定信号f0
基づいて各室内ユニットの要求冷房能力の総和を求め、
その総和に応じて圧縮機1,2の運転台数および運転周波
数(インバータ回路51,52の出力周波数)Fを制御す
る。
この場合、室外制御部50は、要求冷房能力の総和が大
きくなるに従い圧縮機1の1台運転から圧縮機1,2の2
台運転に移行する。
圧縮機1の運転時、吐出冷媒に含まれている潤滑油の
ほとんどがオイルセパレータ41で回収され、オイルバイ
パス管42を通して圧縮機1に戻される。また、圧縮機2
の運転時、吐出冷媒に含まれている潤滑油のほとんどが
オイルセパレータ43で回収され、オイルバイパス管44を
通して圧縮機2に戻される。なお、回収されなかった冷
媒は冷凍サイクルを一巡し、圧縮機1,2に戻る。
一方、マルチ制御部60は、各室内ユニットからの周波
数設定信号に応じて冷媒流量調整弁11,21,31の開度を制
御しており、よって各室内ユニットの要求冷房能力に対
応する最適な量の冷媒が各室内熱交換器に流入する。ま
た、膨張弁12,22,32により、各室内熱交換器における冷
媒過熱度が一定に制御される。
ところで、圧縮機1,2の2台運転時、室外制御部50
は、圧縮機1の運転周波数Faと圧縮機2の運転周波数Fb
を一定時間ずつ交互に上下させる均油運転を行なう。
この場合、圧縮機1,2の能力の総和を各室内ユニット
の要求能力の総和に対応させるべく、周波数設定信号f0
に対応する運転周波数Foを定め、そのFoを中心とする一
定の幅を維持しながら運転周波数Fa,Fbを上下させる。
しかして、たとえば、圧縮機1は返油量が吐油量より
大きく、圧縮機2は逆に返油量が吐油量より小となる傾
向があると仮定する。
この状態において、運転周波数Faが運転周波数Fbより
高くなると(Fa>Fb)、圧縮機1の方が圧縮機2よりも
ケース内容積に対する相対的吸込冷媒ガス量が増加する
ため、圧縮機1のケース内圧力Paが圧縮機2のケース内
圧力Pbよりも低くなる(Pa<Pb)。
すると、均油管45を通して圧縮機2から圧縮機1へ冷
媒および潤滑油が移動し、圧縮機1の油面は徐々に上昇
し、圧縮機2の油面は徐々に下降する。
その後、圧縮機2の油面が限界油面レベルまで下降す
る前に今度は運転周波数Fbが運転周波数Faより高くなる
(Fa<Fb)。
すると、圧縮機1内の基準油面レベルより高いところ
にある潤滑油が均油管45を通して圧縮機1から圧縮機2
へ移動し、圧縮機2内の油面を基準油面レベルより上に
押し上げる。このとき、圧縮機1内の油面は基準油面レ
ベルに保たれる。
以上の繰返しにより、圧縮機1,2のどちらも油面が限
界油面レベルより常に上に保たれることになる。
このように、圧縮機1,2の2台運転時、圧縮機1,2の運
転周波数を交互に上下させることにより、圧縮機1,2の
潤滑油が均油管45を通して効率よく流通し、圧縮機1,2
間の均油効果が得られる。
したがって、常に安定運転が可能となるとともに、圧
縮機1,2のオイル上りやロックを防ぐことができ、ひい
ては圧縮機1,2の損傷を防ぐことができる。
特に、均油管45としては、大径のものは必要なく、小
径で複雑な形状のものを用いることができるので、十分
な強度を確保することができる。さらには、圧縮機振動
や圧縮機騒音を回避することができる。
しかも、運転周波数Fa,Fbを交互に上下させるのに際
しては、圧縮機1,2の能力の総和と各室内ユニットの要
求能力の総和との対応を保つようにしている。
即ち、均油運転の実行時、2台の圧縮機の能力の総和
を各室内ユニットの要求能力の総和に対応させるべく、
2台の圧縮機の運転周波数を定め、その周波数を中心と
する一定の幅を維持しながら一方の圧縮機が回転を低下
させた分、他方の圧縮機の回転を上昇させることで、双
方の圧縮機から吐出される冷媒の総量を変化させないよ
うにした。
この為、均油運転中においても、各室内ユニットへの
冷媒供給に過不足を生じることなく、安定した冷媒供給
を行うことができ、室内ユニットの能力不足等を招くこ
とがないため、快適性を確保できる。
また、圧縮機1,2に対してオイルセパレータ等のオイ
ル戻し経路を設けているので、潤滑油を効率よく回収す
ることができる。
なお、上記実施例では、均油運転を連続して行なうよ
うにしたが、第6図および第7図に示すように、均油運
転を間欠的に行ない、合間にFa=Fbの通常運転を加える
ようにしてもよい。
この場合、前述と同様に圧縮機1は返油量が吐油量よ
り大きく、圧縮機2は逆に返油量が吐油量より小となる
傾向があると仮定すれば、Fa=Fb(=Fo)の通常運転に
おいてケース内圧力Pa,Pbはほぼ同じとなるが(Pa≒P
b)、Paの方が若干低ければ、圧縮機1の油面が徐々に
上昇し、圧縮機2の油面は徐々に下降する。逆に、Pbの
方が若干低ければ、圧縮機1の油面はきじゅう油面レベ
ルを保ち、圧縮機2の油面は基準油面レベルの上まで上
昇する。
また、均油運転時の運転周波数Fa,Fbの上下について
は相対的であればよく、たとえばFaは変化させず(Fa=
Fo)、Fbのみを上下させるようにしても同様の均油効果
を得ることができる。
この場合、圧縮機1,2の要求能力の総和は各室内ユニ
ットの要求能力の総和に対して若干低い状態と若干高い
状態とを繰返すが、一定時間での平均能力で見れば同じ
となる。
さらに、このFa一定、Fb上下の均油運転を間欠的に行
ない、合間にFa=Fbの通常運転を加えるようにしてもよ
いる。
この場合も、圧縮機1,2の要求能力の総和は各室内ユ
ニットの要求能力の総和に対して若干低い状態と若干高
い状態とを繰返すが、一定時間での平均能力で見れば同
じとなる。
一方、室内ユニットが3台の場合について説明した
が、それ以上あるいは2台の場合についても同様に実施
可能である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、各圧縮機間に均
油管を設けるとともに、前記2台の圧縮機運転時、2台
の圧縮機の能力の総和を各室内ユニットの要求能力の総
和に対応させるべく、2台の圧縮機の運転周波数を定
め、その周波数を中心とする一定の幅を維持しながら運
転周波数を一方が高く他方が低くなるよう上下させる運
転を交互に行う均油運転手段を設けたので、台形の均油
管を用いることなく各圧縮機間の均油効果を得ることが
でき、これにより圧縮機振動や圧縮機騒音を回避し、し
かも均油管の十分な強度を確保することができる信頼性
にすぐれた空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における冷凍サイクルの構
成を示す図、第2図は同実施例における制御回路の構成
を示す図、第3図は同実施例における各圧縮機と均油管
の関係を示す斜視図、第4図は同実施例における運転周
波数の変化を示す図、第5図は同実施例における各圧縮
機の油面変化を示す図、第6図は同実施例の変形例にお
ける運転周波数の変化を示す図、第7図は同変形例にお
ける各圧縮機の油面変化を示す図、第8図は従来の空気
調和機における冷凍サイクルの構成を示す図である。 A……室外ユニット、B……分岐ユニット、C,D,E……
室内ユニット、1,2……能力可変圧縮機、45……均油
管、50……室外制御部、60……マルチ制御部、70,80,90
……室内制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 和男 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (72)発明者 後藤 行史 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東 芝富士工場内 (56)参考文献 特開 平1−127865(JP,A) 特開 昭59−196984(JP,A) 特開 昭62−87770(JP,A) 特開 平1−127864(JP,A) 特開 平1−131855(JP,A) 特開 平1−131846(JP,A) 特許2533143(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 13/00 F24F 11/02 F04B 49/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2台の能力可変圧縮機を有する室外ユニッ
    ト、および複数の室内ユニットを備え、これら室内ユニ
    ットの要求能力に応じて前記各圧縮機の運転台数および
    運転周波数を制御する空気調和機において、前記各圧縮
    機間に設けた均油管と、前記各圧縮機の2台運転時、2
    台の圧縮機の能力の総和を各室内ユニットの要求能力の
    総和に対応させるべく、2台の圧縮機の運転周波数を定
    め、その周波数を中心とする一定の幅を維持しながら運
    転周波数を一方が高く他方が低くなるよう上下させる運
    転を交互に行う均油運転手段とを具備したことを特徴と
    する空気調和機。
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