JP2835017B2 - 床配線装置及び床配線方法 - Google Patents

床配線装置及び床配線方法

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JP2835017B2
JP2835017B2 JP16129995A JP16129995A JP2835017B2 JP 2835017 B2 JP2835017 B2 JP 2835017B2 JP 16129995 A JP16129995 A JP 16129995A JP 16129995 A JP16129995 A JP 16129995A JP 2835017 B2 JP2835017 B2 JP 2835017B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床配線装置及び床配線
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インテリジェントビル構築の際
に、オフィスの配線をいかに安全に且つ見栄え良くアク
セスするかが重要課題の1つであり、そのために採用さ
れたのがフリーアクセスフロアであり、床面を二重床と
し、その間を配線用スペースとして利用するものであ
る。その一例として床面に置き敷きするタイプのフロア
パネルに設けられた配線用溝を用いて配線し、各種アウ
トレットにより床面より電線、情報線を取り出すものが
知られている。また、例えば実公平5−39143号公
報のように方形のフロアパネルの中央部に十字形に直交
する配線用溝を凹設し、配線用溝の上方の開口を蓋で着
脱自在にカバーしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の配線
用溝に収納される配線接続器、例えば電力幹線用ジョン
トボックスは、配線用溝の任意の位置に配設される場合
が多く、しかも電力幹線用ジョントボックスに接続され
る電線の長さも統一性がなく、配線用溝内の複数箇所に
配設した電力幹線用ジョントボックスを互いに接続する
際に異なる長さの電線を使い分けなければならず、配線
作業が面倒となる。しかも、配線替えをする場合には、
電力幹線用ジョントボックスがどの位置にあるのかがわ
からないため、配線周辺の配線用溝の蓋もすべて取外さ
なければならず、配線替え作業もきわめて面倒なもので
あった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、電線の長さを一定
ピッチに統一してジョントボックスの接続作業がきわめ
て容易となり、しかも配線替えする場合も、ジョントボ
ックスがどの位置に配設されているかが蓋の上から一目
でわかり、配線作業性が著しく向上する床配線装置及び
床配線方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、床ユニット3の表面側から凹部となる配
線用溝2を設けると共に配線用溝2の開口に蓋9を着脱
自在に装着し、この床ユニット3を複数並べて配線用溝
2が所定ピッチLで縦横に交差するフロアパネル1を形
成し、配線用溝2に沿って電線15が配線される床配線
装置において、配線用溝2の交差部2aに配設された複
数の電力幹線用ジョントボックス30が、配線用溝2の
隣接する交差部2a間のピッチLと整数倍の長さを隔て
た状態で電線15により接続されていることに特徴を有
している。
【0006】上記電力幹線用ジョントボックス30が配
設された配線用溝2の交差部2aとは異なる交差部2a
に複数の情報用ジョイントボックス31が配設され、各
情報用ジョイントボックス31が配線用溝2の隣接する
交差部2a間のピッチLと整数倍の長さを隔てた状態で
電線16により接続されていることを特徴とする請求項
1記載の床配線装置。
【0007】上記蓋9の上方から配線用溝2の内部を透
視可能とするのが好ましい。上記ジョイントボックスの
外形を配線用溝2の縦横の交差する十字状の外形に略一
致させるのが好ましい。上記床ユニット3の各単位体
4,7を薄肉部12を介して相互に連設すると共に、イ
ンナーコンセントのような床用接続器の寸法を床ユニッ
ト3の1単位体の寸法の整数倍の大きさとするのが好ま
しい。
【0008】上記電力幹線用ジョントボックス30に、
電線15の長さ方向と略直交する方向に分岐接続口40
を設けるのが好ましい。上記床ユニット3の各単位体
4,7を薄肉部12を介して相互に連設すると共に、床
ユニット3の各単位体4,7間の薄肉部12に沿って電
線16を這わせるための細溝部17を形成するのが好ま
しい。
【0009】上記配線用溝2の側面部に開口部21を設
け、該開口部21を介して隣接する縦横の配線用溝2間
で電線を配線可能とするのが好ましい。また、本発明
は、床ユニット3の表面側から凹部となる配線用溝2を
設け、配線用溝2の開口に蓋9を着脱自在に装着し、こ
の床ユニット3を複数並べて配線用溝2が所定ピッチL
で縦横に交差するフロアパネル1を形成し、配線用溝2
に沿って電線15が配線される床配線方法において、予
め複数の電力幹線用ジョントボックス30同士を配線用
溝2の隣接する交差部2a間のピッチLと整数倍の長さ
を隔てた状態となるように電線15により互いに接続
し、その後、電線15で接続された複数の電力幹線用ジ
ョントボックス30を配線用溝2の複数の交差部2aに
夫々配設すると共に交差部2a以外の溝部2bに電線1
5を配線することに特徴を有している。
【0010】
【作用】本発明によれば、予め複数の電力幹線用ジョン
トボックス30同士を配線用溝2の隣接する交差部2a
間のピッチLと整数倍の長さを隔てた状態となるように
電線15により互いに接続すると共に、この電線15で
接続された複数の電力幹線用ジョントボックス30を配
線用溝2の複数の交差部2aに夫々配設すると共に交差
部2a以外の溝部2bに電線15を配線するようにした
から、電力幹線用ジョントボックス30に接続される電
線15の長さは一定ピッチに統一できるので、電力幹線
用ジョントボックス30の接続作業がきわめて容易とな
る。しかも、配線替えする場合は、電力幹線用ジョント
ボックス30がどの位置に配設されているかが蓋9の上
から一目でわかり、従来のように配線周辺の配線用溝2
の蓋9をすべて取外したりする必要がなく、作業がはか
どる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例では、図1に示すように、フリーアクセ
スフロア置き敷きタイプの溝型フロアパネル1であっ
て、部屋のフロア全体或いは一部に縦横に延びるように
配線用溝2が形成され、全体が同じ表面高さとなった方
形の配線用フロアパネル1を備えた床配線装置を例示す
る。図1中60は分電室である。
【0012】配線用フロアパネル1は、図2〜図5に示
す床ユニット3を複数配設して構成される。各床ユニッ
ト3は、縦横各3列、計9ブロックに分割され、4隅の
ブロックに4枚の天板付き単位体4が配設されている。
この天板付き単位体4は、天板5下面の4隅から夫々脚
部6を垂下して構成されている。また、中央の十字状ブ
ロックには5枚の溝付き単位体7が配設されている。こ
の5枚の溝付き単位体7は、交差部2aの中央に配置さ
れるものと、交差部2aから十字状に配置されるものと
に分かれており、各溝付き単位体7は、夫々両側が脚部
8となった上方に開口した配線用溝2が設けられ、該配
線用溝2の開口には蓋9が着脱自在に装着され、下部に
底板部23が設けられている。そして、複数の溝付き単
位体7を縦横格子状に配置することで配線用溝2を一定
ピッチで縦横格子状に形成できるようになっている。
【0013】配線用溝2の蓋9は、その上方から配線用
溝2の内部を透視できるように透明或いは半透明の材料
で構成される。フリーアクセスフロアでは、配線替えが
容易であることが重要課題の1つであるが、配線用溝2
に単に蓋9をしただけでは配線用溝2内の配線状態がわ
からず、配線替えの際にはどこにどの接続機器があるの
かわからないため、配線周辺の配線用溝2の蓋9もすべ
て取外さなければならない。そこで蓋9を透明、或いは
半透明材料で形成してどこに接続機器があるか一目でわ
かるようになっている。
【0014】この蓋9は、図3、図6に示すように、縦
横の交差部2aに装着されるクロスカバー部10と、交
差部2a以外の溝部2bに装着されるストレートカバー
部11とで構成され、ストレートカバー部11は4枚同
一サイズとされ、またクロスカバー部10の一辺のサイ
ズはストレートカバー部11の短手方向の一辺のサイド
と同一とされる。また、天板付き単位体4の天板5は、
ストレートカバー部11の縦寸法と同一寸法の正方形状
に形成される。本実施例では、辺Lは165mm程度、
床ユニット3の一辺L3 は500mm程度に設定されて
おり、これら床ユニット3を複数並べて溝付き単位体7
の配線用溝2が縦横に交差するようにして配線用フロア
パネル1が形成される。
【0015】ここで、図2、図10〜図13に示すよう
に、天板付き単位体4の天板5同士、及び天板5と溝付
き単位体7の脚部8の天板50、更に溝付き単位体7の
天板50同士が薄肉部12を介して互いに連設されてい
る。この薄肉部12は断面略U字状に形成されている。
この薄肉部12の両端部は各単位体4,7の天板5,5
0の側端部の下面に一体に連結されている。本実施例で
は、床ユニット3を9ブロックに分割して薄肉部12で
連設して一体成形してあり、各単位体4,7間に一様な
隙間Gを確保してある。この隙間Gには十字形の配線用
溝2以外の位置から床上に情報用の電線16を引き上げ
る際に後述のように配線収納スペース(細溝部17)と
して利用できるものであり、その上からタイルカーペッ
トで仕上げれば電線16の仕上げが欲しい位置まで床面
に露出することなく、また天板5,50から突起形状を
出すことなく配線ができる構造となっている。
【0016】ところで、クロスカバー部10とストレー
トカバー部11とが別々に分かれている場合は施工に手
間どり、また製造コストも高くつく。またタイルカーペ
ットの裏面に両面テープ等で蓋9を接着させているもの
もあるが、この場合、表面から見えない場所で蓋9をパ
ネル部に嵌合させなければならず、システム商品にとっ
て重要な施工品質の低下をきたすという問題があるが、
本実施例では、図3に示すように、クロスカバー部10
とストレートカバー部11とが薄肉部12を介して一体
形成されているため、かかる問題はなく、クロスカバー
部10とストレートカバー部11の取外しも容易とな
る。
【0017】また、上記薄肉部12には、図11に示す
ように、各単位体4,7の突き合わせ部に小突起13を
設けて、該突き合わせ部間に情報用の電線16(図2)
を這わせるための細溝部17が形成されている。この小
突起13は、電線16を固定して電気的な安全を確保す
るためのものである。従って、図2に示す細溝部17に
沿って電線16を這わせるにより、配線用溝2以外の部
分から電線16を床上に引き出すことができ、電線引き
出しのフレキシブル性の向上が図られている。
【0018】さらに小突起13は、各単位体4,7の天
板5,50の各辺にあり、この小突起13の形状は図1
5のように、配線される電線16が天板5,50よりも
上方に突出しないように薄肉部12と同様、段落ち形成
されており、その突出寸法Mは、薄肉部12の幅寸法の
略半分の寸法に設定してあり、これにより、小突起13
を薄肉部12の幅の範囲で突き合わせることができると
共に、薄肉部12の隙間Gを同寸法とすることができ、
図14に示すように、隣り合う床ユニット3間において
も、クロスカバー部10とストレートカバー部11との
隙間Gと同寸法の隙間Gを、隣合う一方のストレートカ
バー部11と他方のストレートカバー部11との間にも
確保でき、結果として蓋9を対称形に配置でき、クロス
カバー部10の薄肉部12からストレートカバー部11
を切り離して反転等が自由にできるようになる。また、
小突起13の下方には、隣接する単位体4,7との乗り
上がり防止を兼ねる補強リブ20(図15)が設けてあ
り、これにより、仕上がりの良さ、安全確保が図られて
いる。このように、各単位体4,7の相互の突き合わせ
面に表面より幾分下がった部分に電線16を這わせる細
溝部17を確保できると共に、蓋9を対称形に配置で
き、どの方向、どの位置にも自由に床ユニット3が設置
可能となり、さらに小突起13によって隣接するパネル
との間隔Gを図20のように一定に保てるようになり、
各単位体4,7の天板5,50の全周に亘る辺端部に隙
間Gを持たせることができる。
【0019】また上記薄肉部12は、例えば図13に示
すように、厚肉部の中央に設けられる断面V形のスリッ
ト溝で形成されており、蓋9の切断が必要な場合、この
スリット溝の位置で容易に切断できるようにしてある。
また、床スラブ51の不陸に対して蓋9が鋼板製である
と、蓋9のがたつきが発生し易くなるため、可撓性のあ
る形状とすることで不陸を吸収できるようになってい
る。また蓋9のクロスカバー部10とストレートカバー
部11との一体形状にするための薄肉部12による連結
位置は、2箇所ずつとし、端部に近い側に配置すること
で、全体のバランスと強度が確保される。また薄肉部1
2によってクロスカバー部10と他のストレートカバー
部11も取外しが可能となり、またコスト面でもバラバ
ラに製造するよりも1ショットでの製造が可能となり、
コスト削減につながる。さらにクロスカバー部10とス
トレートカバー部11とを薄肉部12で一体形成するこ
とで、蓋9の製造コストを削減できると共に、配線施工
する際、従来では5回着脱作業をする必要があったが、
本実施例では1回の着脱作業で済むようになり、しかも
床の不陸を吸収できる連結構造となり、床仕上げ精度か
悪くてもがたつき、外れ等が発生しない。蓋9を単体で
使用したい時にはカッター等で薄肉部12を容易に切断
できる連結構造となっているので、施工スピードが速く
なるものである。
【0020】さらに、溝付き単位体7の蓋9は、図21
〜図23に示すように、クロスカバー部10及びストレ
ートカバー部11の片方の辺端部に半円状の切欠部52
を夫々形成し、該切欠部52が設けられる辺端部と反対
側の片方の辺端部を夫々切欠部52のない非切欠部53
とし、切欠部52同士が対面するようなクロスカバー部
10とストレートカバー部11との突き合わせ状態と、
切欠部52と非切欠部53とが対面するようなクロスカ
バー部10とストレートカバー部11との突き合わせ状
態とが選択自在とされている。
【0021】ちなみに従来では、図43(a)のように
フリーアクセスフロアの溝式配線システムにおける蓋9
の形状は、予め配線しないときには切欠部52のない蓋
9′を装着しておき、通線が必要となった場合に別の切
欠部52が形成された蓋9に取り替える作業を行ってい
る。このため、丸穴状の通線穴を形成する場合は、配線
変えが頻繁に行われるためにオフィスなどでは施工に手
間取り、コストもかかる。また図43(b)のように、
クロスカバー部10に切欠部52がなく、ストレートカ
バー部11のみに断面U字状の切欠部52を設けた場合
もあるが、この場合、通線時には、図43(a)のよう
な取り替えの必要がなく、作業性が良いように見える
が、通線時には市販のケーブルφ12を通すために、U
字状の穴部の大きさをそれ以上にする必要があり、女性
が履くハイヒールのφ10程度のかかとは通線していな
い長円穴に嵌まり込んだり、或いはかかとを傾かせて転
倒させるなどの問題がある。特にフリーアクセスフロア
は床面に敷設され、オフィスの床に敷設される場合が多
いため、ハイヒールのかかとの嵌まり込みは極めて重要
な課題である。
【0022】そこで本実施例では、図21〜図23に示
すように、クロスカバー部10とストレートカバー部1
1の辺端部に切欠部52を設けると共に、ストレートカ
バー部11は4枚同一サイズとし、クロスカバー部10
はストレートカバー部11に対応できるようにストレー
トカバー部11の短手寸法と同一寸法を有している。さ
らにクロスカバー部10は、配線用溝2の十字形の交差
部2aで4方向に反転可能となる対称寸法とされ、スト
レートカバー部11も配線用溝2の交差部2a以外の溝
部の長さ方向の2方向に反転可能な対称寸法としてあ
る。これらクロスカバー部10及びストレートカバー部
11の長手方向の片方の辺端部の2箇所に半円状の切欠
部52が設けられ、別の片方の辺端部は切欠部52のな
い非切欠部53としてある。ここで切欠部52を半円状
に形成し、2つの切欠部52同士が突き合わせられた位
置のみで通線をすることにより、床面のどの位置からで
も自由に通線、配線の取り出しが可能となる。つまり、
床面のどこでもストレートカバー部11とクロスカバー
部10の反転、回転によってどこでも規定の寸法の丸穴
を形成することが可能となり、この丸穴を通線に利用で
きるものである。そのうえ床面に連続して溝付き単位体
7が敷設される場合、図23に示すように、連続して蓋
9が敷設されるため、隣接する蓋9のストレートカバー
部11同士の切欠部52を突き合わせることが通線用丸
穴を形成できる。このとき、OAタップ300等の配線
を床面から取り出す時には、図23(b)のように斜線
部分のストレートカバー部11を反転させることで、通
線用の丸穴を形成できる。また切欠部52と非切欠部5
3とが突き合わされている位置では半円状の穴であるた
め、ここに通線がされていない場合でもハイヒールのか
かとが落ち込むのが防がれる。また通線時にはクロスカ
バー部10或いはストレートカバー部11の反転、回転
により床面のどの位置であろうとも丸穴を形成できるの
で、別のクロスカバー部10やストレートカバー部11
などの取り替え補修部品が必要なく、追加部品が不要と
なり、入れ替えの煩わしさからも回避できる。そのうえ
配線がいらなくなった時でもクロスカバー部10とスト
レートカバー部11を反転、回転させるだけで元の状態
に容易に戻すことができる構造となっている。
【0023】次に、配線用フロアパネル1に電力・情報
複合コンセントを設置する場合を図1、図16〜図19
に示す。図の斜線ブロック部分を取外してフロアコンセ
ント22と入れ替える場合を示している。本実施例では
床ユニット3の各単位体4,7を薄肉部12を介して相
互に連設すると共に、フロアコンセント22の寸法を床
ユニット3の1単位体の寸法の整数倍の大きさとしてあ
る。
【0024】一方、配線用溝2の縦横の交差部2aに
は、図18に示すように、電力幹線用ジョントボックス
30が配設される。この電力幹線用ジョントボックス3
0は、配線用溝2の隣接する交差部2a間のピッチLと
整数倍の長さを隔てた状態で電線15により接続され
る。ここで、電線15の長さは配線用溝2の隣接する2
つの交差部2aの間のピッチLの整数倍より若干短い寸
法となっている。また電力幹線用ジョントボックス30
及び情報用ジョイントボックス31の夫々の外形は、配
線用溝2の交差部2aの外形に一致させてあり、これに
より、配線時或いは配線替え作業時などにおいて電線1
5に引っ張られてジョイントボックスがずれ動く心配が
なく、正確に位置決めができる。図16(a)中の60
はハーネスコンセントである。また図16(b)は電力
幹線用ジョントボック30の他の例を示す。また電力幹
線用ジョントボックス30には図17に示すように、電
線15の長さ方向と略直交する方向に分岐接続口40が
設けられており、電線15の分岐配線が可能となり、配
線パターンの多様化が容易となる。
【0025】一方、情報用ジョイントボックス31は、
図18に示すように、電力幹線用ジョントボックス30
が配設された配線用溝2の交差部2aとは異なる交差部
2aに配設され、この情報用ジョイントボックス31も
また配線用溝2の隣接する交差部2a間のピッチLと整
数倍の長さを隔てた状態で情報用の電線16により接続
されている。
【0026】しかして、配線作業を行うにあたっては、
予め複数の電力幹線用ジョントボックス30同士を配線
用溝2の隣接する交差部2a間のピッチLと整数倍の長
さを隔てた状態となるように電線15により互いに接続
し、その後、電線15で接続された複数の電力幹線用ジ
ョントボックス30を配線用溝2の複数の交差部2aに
夫々配設すると共に交差部2a以外の溝部2bに電線1
5を配線する。尚、電力幹線用ジョントボックス30を
配設した後に電線15で接続するようにしてもよい。こ
こで図1のように配線用溝2の1つおきの交差部2aに
電力幹線用ジョントボックス30を配設する場合におい
て、図18に示す隣接する交差部2a間のピッチをL、
交差位置からの電力幹線用ジョントボックス30の突出
幅をL1としたとき、電線15の長さは(2×L)−
(2×L1 )とすることで、予め電線15で電力幹線用
ジョントボックス30を接続し、これを配線用溝2の交
差部2aに嵌め込む場合であっても、電線15を弛むこ
となく且つ強く引っ張られることなく、配線できるよう
になる。このように電力幹線用ジョントボックス30に
接続される電線15の長さは一定ピッチに統一できるの
で、電力幹線用ジョントボックス30の接続作業がきわ
めて容易となる。さらに配線替えする場合は、電力幹線
用ジョントボックス30がどの位置に配設されているか
が蓋9の上から一目でわかり、従来のように配線周辺の
配線用溝2の蓋9をすべて取外したりする必要がなく、
作業性が著しく向上するものである。尚、情報用ジョイ
ントボックス31の場合も、電力幹線用ジョントボック
ス30と同様に簡単に配線及び配線替え作業ができるも
のである。
【0027】また本実施例では、溝付き単位体7の配線
用溝2には、図2、図9に示すように、その側面部に開
口部21が設けられ、該開口部21を介して隣接する縦
横の配線用溝2間で電線16が配線可能とされている。
さらに、配線用溝2の内部には電源線、情報線などの弱
電線が配線可能とされ、各種アウトレットにより床上に
取り出すようにしてある。
【0028】配線用溝2の下部には、図30に示すよう
に、脚部8の下部同士を互いに連結する底板部23が設
けられ、この底板部23の厚みD1 は脚部8を構成する
構成部材の厚みD2 より厚く設定されており、溝付き単
位体7全体が床スラブ51の凹凸によって撓まない構造
とし、さらに底板部23の下面を各脚部8の下端面より
も上方に位置する段差面23aとしてある。ところで、
底板部23を薄肉にした場合、床スラブ51の凹凸を吸
収するメリットはあるが、表面の蓋9を受ける部分の平
坦性がなくなり、がたつきが生じる。つまり床スラブ5
1の凹凸をそのまま吸収するためにフロアパネルと配線
用溝2の蓋9との平行度が保てず、歩行時に蓋9にがた
つき音が発生するため、蓋9の裏面にがたつきを防止す
るための緩衝材などを張り付ける必要があり、コストが
高くつく。また、床スラブ51の凹凸を配線用溝2の底
板部23で吸収しているため、蓋9の上から荷重がかか
ると配線用溝2が広がる方向に溝付き単位体7が変形し
て蓋9が脱落したり、ずれたりする心配もある。そこで
本実施例では、床スラブ51の不陸の吸収は、各単位体
4,7の表面部の薄肉部12で確保し、配線用溝2の底
板部23を溝付き単位体7の脚部8を構成する構成部材
よりも厚肉とし、床スラブ51の凹凸をこの底板部23
では吸収しないようにしてある。従って、従来のような
配線用溝2が広がることによる蓋9の脱落やずれ等を防
止しつつ、同時に薄肉部12による不陸の吸収によって
天板付き単位体の天板5と溝付き単位体7の天板50,
蓋9との平行度が保たれるものである。さらに、従来で
は配線用溝2自体、配線接続器の取付け機能を持たない
ものが主流であったが、本実施例では、配線用溝22の
底板部23には、図2に示すように、穴径の異なる複数
の取付穴25,26が穿孔されており、径の小さい取付
穴25を配線接続器の接続用穴とされ、径の大きい取付
穴26を床スラブ51への底板部23の取付用穴として
ある。
【0029】また、溝付き単位体7の脚部8の天板50
の側端部に、図24〜図29に示すように、段部を設け
て蓋9の受け部55,56を形成し、該受け部55,5
6の下面側に上下方向に延びて配線用溝2の底板部23
から該受け部56まで延びる複数のリブ57を突設し、
蓋9の下面側に上記複数のリブ57と対応する位置にリ
ブ58を垂設するようにしてもよい。従来は図44〜図
46のように、蓋9のクロスカバー部10は、4点で平
面荷重を受け、ストレートカバー部11は、長さ方向に
平行な2本の線で平面荷重を受けているため、強度を出
すためには厚みが必要であり、材料コストが高くつく。
つまり、従来の蓋9は、図46のように配線用溝2の側
端部に設けた受け部55′にて受けられるようになって
いる。そして、この受け部55′は単一の段差面から成
り、蓋9の側端部の下面もフラットに形成されている。
ところが、二重床に要求されるのは、オフィスビルの天
井高を確保するために、いかに低床で、しかも配線容量
を多く確保できるかが問題であるが、従来のような下面
がフラットになった蓋9を単一面で受ける構造では、蓋
9を厚肉にすると低床構造とならず、また蓋9を薄肉に
すると、強度が弱まるという問題がある。また全面にが
たつき音防止の緩衝材を施す必要があった。
【0030】そこで、本実施例では、蓋9を受ける受け
部55,56は、図24〜図29に示すように、上下2
段に形成され、上段側の受け部55にて蓋9の下面が支
持され、下段側の受け部56にて蓋9の下面側に突設さ
せたリブ58の下面が支持されるようになっている。こ
のように、蓋9の受け部55,56を上下2段構造とす
ることで、大容量の配線の収納が配線用溝2内で必要と
なった時には、蓋9を薄肉にして上段の受け部55のみ
で蓋9を支持するようにすると共に、蓋9の材料を一般
用カバーの材料よりも強度が高いものに変更した薄肉の
蓋9を品揃えしておくことにより、多量の配線に対応で
きるものであり、また、通常は蓋9を厚肉にして上下の
受け部55,56で蓋9を支持することで、床面からの
踏み付け強度、耐荷重性に対して2箇所で支える構造と
なり、カバーを耐荷重材料でない通常のコストのかから
ない材料で形成できる。
【0031】また、図31、図32に示すように、蓋9
のクロスカバー部10とストレートカバー部11の裏面
にリブ58を突設させ、各リブ57の延長部を多数の荷
重受け点Pとしてあり、蓋9の強度を補い、薄い肉厚で
強度を確保できるようになっている。またリブ57の延
長上に構成される多数の荷重受け点Pは夫々が平面上に
一定高さで形成され、溝付き単位体7の蓋9の受け部5
5,56においても、脚部8の上の荷重受け点Pの位置
にくるようにリブ58が突設されており、平面で受ける
従来例と異なり、同等の荷重に対する撓みに耐えること
ができるようにしてある。これにより、蓋9を構成する
材料の総重量を削減でき、材料を少なくしてコストを削
減でき、安く製造できるようにし、且つ効率的に蓋9か
らの荷重に対して耐荷重性能を向上させることができる
と共に、床の不陸により発生する天板5,50と蓋9と
のがたつき音を緩衝材などの補助部材なしで解決でき、
そのうえ成形品で実施する場合、多数のリブ57,58
によって冷却効果があり、成形品の仕上がりが奇麗にな
り、製造サイクルも短縮できるものであり、さらに、多
点で荷重を受けているため、荷重を効率的に分散でき、
また床の不陸が悪い場所でもがたつき音の発生を減少で
きるものである。
【0032】ここで、荷重を支える荷重受け点Pを内側
に寄せて配置することで、耐荷重に対して更に有効な手
段となる。つまり、上下の受け部55,56の深さと蓋
9の当たり高さを図28のように、b=Bとし、a>A
とすることで、初期荷重時の当たり面はb,B面とな
り、ピッチが小であるため、耐荷重性能が大となる。荷
重値がすすみ、a寸法とA寸法との寸法差を撓み量が越
えた時点から、2段受け機能が発揮され、より耐荷重性
能が高くなるという効果が得られる。このように蓋9を
2段受け構造にすることで、耐荷重性能の高い蓋9を備
えた溝付き単位体7を構成できる。また大容量配線が配
線用溝2内に必要となった時、蓋9を薄肉にして上段の
受け部55のみで支えるようにすれば大容量配線にも十
分に対応でき、配線用溝2内の配線容量を拡大すること
が可能となる。
【0033】さらに、図26に示すように、蓋9を受け
る受け部55,56に沿って蓋9を上下方向に凹凸嵌合
させる嵌合手段60を設けるようにしてもよい。従来の
ように単一の段差面では蓋9は単に載置されるにすぎ
ず、蓋9の位置ずれが発生し易い構造となる。またフリ
ーアクセスフロアは、床面に敷設されるため、歩行或い
は設備機器の移動、設置時などにおいて、上からの荷重
を受ける使用環境となる。溝式アクセスフロアの要求品
質として、上からの荷重に対して強靱であり、蓋9がず
れないことが重要である。また歩行時に蓋9とパネルと
の緩衝音を極力小さくし、歩行感を良くすることも重要
である。
【0034】そこで、本実施例では、図26のように、
溝付き単位体7の天板50の側端部に配線用溝2に沿っ
て連続した凹部61を設け、蓋9の下面に蓋9の長手方
向に沿って連続した凸部62を設け、凸部62を凹部6
1に上方から嵌め込む構造としてある。蓋9の材料を削
減してコストをおさえながら強度が確保できるように、
天面をフラットに形成し、裏面に凸部62を突設させ
る。この凸部62が蓋9の天面からの圧縮荷重に対して
荷重を分散し、耐荷重性能が高められる。つまり、蓋9
の上部から過大な荷重が加わった時、蓋9は図29
(b)のように湾曲しようとするが、凹凸嵌合61,6
2によって天板50間に引き寄せられる力が働き、蓋9
が受け部55,56から脱落するおそれがなく、ずれる
心配もない。更に荷重に対する蓋9の撓み量を少なくで
きると共に、凸部62と凹部61との接触面積が大きい
ため、蓋9と天板50とのがたつき音も軽減できる。
【0035】さらに、上記ストレートカバー部11と同
様、クロスカバー部10も図31のように、裏面に多数
のリブ58を対角方向に直線状に延長してある。このよ
うにストレートカバー部11及びクロスカバー部10の
両方共、多数のリブ58を延長させて嵌合させているた
め、蓋9自体の強度が失われず、また最少の材料で実施
できるものであり、また受け部55,56に加えて凹凸
嵌合61,62をもうけたることで、結果的にこれがリ
ブ構造となり、受け部55,56の強度アップが図られ
る。
【0036】さらに上記溝付き単位体7の側面には、図
2及び図6に示すように、蓋9を脚部8に係合させる係
合手段80が設けられる。この係合手段80は、蓋9に
設けた突起爪81(図6(c))を、脚部8の側面に設
けた引っ掛け部82(図2)に引っ掛けることで、蓋9
を脚部8に係合させるものであり、蓋9のがたつきを防
止でき、歩行性が一層良くなると共に、従来のような緩
衝材を蓋9の裏面に張りつける必要がなくなり、経済的
であると共に、タイルカーペットを剥がすとき蓋9がタ
イルカーペットと一緒に外れることがないので、取扱い
が容易となる。ところで、配線用溝2は、配線量確保
上、できるかぎり溝幅を大きくしたいが、その一方で
は、歩行や設備機器等の荷重に耐える設計をしなければ
ならず、このため、蓋9の幅寸法が大きくなると、蓋9
の強度確保しにくい。そこで、蓋9側は突起爪81を含
めて全体を堅牢なものとし、また溝付き単位体7の脚部
8の引っ掛け部82にばね性のある微量可動可能な構造
とするのが好ましい。さらに、蓋9を安定して取付ける
ためには、クロスカバー部10とストレートカバー部1
1との各々4箇所に突起爪81を設け、溝付き単位体7
の脚部8に対して夫々4箇所止めとするのが好ましい。
【0037】さらに、図33〜図40に示すように、蓋
9を鋼板製とし、この蓋9と溝付き単位体7の蓋9を受
ける受け部55側との間に隙間G1 を設け、該隙間G1
に蓋9に対して上下方向及び横方向に弾性を付与するた
めのクッション材70を介在させるようにしてもよい。
ところで蓋9が鋼板製であると、蓋9のがたつきが発生
し易くなるため、蓋9の裏面にがたつきを防止するため
の緩衝材などを張り付ける必要があり、コストが高くつ
く。また、歩行時のがたつき音の発生防止のために、ク
ッション材70が必要となるが、蓋9の表裏全面にクッ
ション材70を施す必要があるため、コストが高くな
る。一方、蓋9の裏面のみにクッション材70を張り付
けるのみでは上下のがたつきは防止できても、前後左右
のがたつき音は防止できない。
【0038】そこで、本実施例では、図37、図38に
示すように、クッション材70を受け部55側の側面及
びリブ57上面に接触する接触部71と、蓋9の下面側
に延出する延出部72とで構成し、接触部71の側面に
受け部55側の側面に接触する突起部73が突設される
と共に、接触部71の下面に受け部55側の凹部61に
差し込まれる差込部74が突設され、延出部72の上面
には蓋9に設けた穴75に嵌合する突起部76が突設さ
れている。クッション材70の接触部71の側面が受け
部55側の側面に当たることで、鋼板製の蓋9の端部が
受け部55側に直接当たらないように隙間G1 が生じる
ような寸法設定がなされている。これにより、鋼板製の
蓋9の端部が受け部55側に当たってがたつき音が発生
するのを防止できる。尚上下方向のがたつき音も鋼板製
の蓋9と受け部55側との間のクッション材70によっ
て当然防止できる。クッション材70と鋼板製の蓋9と
は、突起部76を穴75に差し込むだけで蓋9を固定で
き、組立てコストも安価となる。この結果、鋼板製の蓋
9が受け部55側に直接当たることがないため、歩行時
のがたつき音を確実に防止できる。また蓋9の全面にク
ッション材70を張りつける必要がなく、接着する必要
もないため経済的である。
【0039】次に、天板付き単位体4と溝付き単位体7
とを連結する一例を、図33、図34に示す。複数の単
位体4,7の互いに突き合わされるコーナ部間に亘って
リング状のコーナ結合具100が嵌合する嵌合溝101
を凹設し、コーナ結合具100は嵌合溝101に嵌入さ
れる位置決め突起102を備えたリング状本体103
と、このリング状本体103の周方向の一部に形成され
た可撓性部分104とで構成されている。
【0040】一般に、複数のパネルユニットを床面に置
き敷きするタイプの配線用フロアパネルでは、パネルユ
ニット同士がずれないように連結されることが重要であ
る。従来では実公平6−49736号公報には隅部を連
結する連結具が開示されている。この従来例ではタイル
カーペットを接着して製品とするものであり、タイルカ
ーペット寸法に対して周辺部に一定間隔を持って両面テ
ープ等で成形品ブロックを接着し、その成形品の底部を
配線用孔としていた。この間隔は成形品ブロックの乗り
上げ防止、タイルカーペットの目地の仕上がりとして重
要である。ところが、溝式タイプの配線用フロアパネル
にあっては、隣合うパネル同士が完全に密着されている
と、パネル同士を確実に連結できる反面、床スラブ51
の不陸を吸収した場合に隣接するパネル同士が互いに干
渉し合い、連結具を無理に入れるとパネルが浮き上がっ
たり、或いは連結具が入りにくかったりするという欠点
がある。これに対して、本実施例では図33及び図34
に示すように、天板付き単位体4と溝付き単位体7との
互いに突き合わされる4隅をコーナ結合具100を用い
て隙間をあけて連結させるようにしてある。床スラブ5
1の凹凸の吸収方法を床ユニット3が例えば500×5
00mmの場合について説明する。この床ユニット3を
9枚の単位体4,7に分割し、各単位体4,7を薄肉部
12で互いに連設して床スラブ51の凹凸を吸収できる
ようにする。さらに各単位体4,7の天板5,50の互
いに突き合わされる4隅には、コーナ結合具100を嵌
め込むための嵌合溝101を形成する。そして、コーナ
結合具100を嵌合溝101に嵌め込んで4つの単位体
4,7同士を連結する。このコーナ結合具100のリン
グ状本体103の一部に薄肉凹状の可撓性部分104が
形成されているので、この可撓性部分104の撓みによ
って隣接する単位体4,7同士が直接接触しないように
小間隔を隔てて保持できる。これによりコーナ結合具1
00自体に床の凹凸の吸収機能を持たせることができ
る。つまり、互いに隣接する単位体の天板5,50は、
コーナ結合具100によって小間隔を保つ配慮がなされ
ているため、直接接触することがなく、従って、隣接す
る単位体4,7同士が干渉することがなく、床の凹凸の
吸収性が向上する。しかも、隣接する単位体4,7同士
は直接接触しないことから、コーナ結合具100を差し
込むときにスムーズにできる、更に、壁際の施工にあた
っては、コーナ結合具100を半分にカットする必要が
あるが、リング状本体103の周方向の一部に設けた薄
肉凹状の可撓性部分104をカットすればよく、またこ
の可撓性部分104を目安にカットできるので、コーナ
結合具100のカットが容易となる。しかも、コーナ結
合具100による各単位体4,7の連結位置の位置決め
はリング状本体103に設けた位置決め突起102で行
われ、さらにコーナ結合具100の取外しは連設する単
位体4,7間に生じている隙間にドライバー等を差し込
むことで容易にでき、施工性がきわめてよく、この結
果、コーナ結合具100の可撓性部分104によって床
スラブ51の凹凸の吸収機能が得られるため、単位体
4,7間でコーナ結合具100の剛性によるがたつきが
発生することがない。また、コーナ結合具100で単位
体4,7同士を接触させないように連結できるので、コ
ーナ結合具100の嵌合溝101への差込みをスムーズ
にできる。さらに、コーナ結合具100のカットを可撓
性部分104で行うことで、カットも容易となるもので
ある。
【0041】図35、図36は、各単位体4,7の天板
5,50に、フロアパネル1上に敷設されるタイルカー
ペット200などの床仕上げ材の敷設位置を表示する目
印線110を設けた場合を示している。通常、図35に
示すように、フリーアクセスフロアにタイルカーペット
200を現場で貼り付ける際には、基準線110aをス
ミツボ等により先ず引いてから施工にとりかかってい
た。このため、施工道具が必要となり、また基準線の直
角度を正確に出しておかないと、広い面積を敷設してい
く場合に、辺端部の方でタイルカーペット200が合わ
なくなるという不具合がある。
【0042】そこで本実施例では、各単位体4,7の天
板5,50にタイルカーペット200貼り用の目印線1
10を付加する。4隅が天板付き単位体4、中央の十字
型部分に溝付き単位体7が設置され、この溝付き単位体
7の中央部に沿って十字状のケガキ線、或いは凸線
(0.5mm以下程度の凸線、或いは凹線でもよい)を
印しておく、このような目印線110を天板50の中央
に形成することで、どこの目印線110も基準線として
用いることができ、効率が良くなる。特に、方形のフロ
アパネル1が500mm角、タイルカーペット200も
500mm角の場合、図35のように目印線110同士
に挟まれ、タイルカーペット200の施工が更に容易と
なる。
【0043】ここで、フロアパネル1の施工終了段階に
おいてすでに目印線110が形成されていれば、タイル
カーペット200の貼り付け作業がすぐ行え、施工時間
の短縮を図ることができる。またスミツボ等で描いた基
準線よりも見た目にはっきりとなり、消えることもな
く、施工が一層はかどると共に、タイルカーペット20
0などの床仕上げ材の仕上がり目地がばらつくことなく
外観良く仕上げることができる。さらに、製造コストも
ケガキ線レベルであればコストを上げずに実施できるの
で、製造コストを上げることなく位置決め機能を付加で
きる。
【0044】また図20のように溝付き単位体7の配線
用溝2近傍の天板5に複数の開口部90を設けるように
してもよい。この場合、蓋9をした状態でも配線機器が
見えるため、配線替え工事が容易となる。尚、樹脂成形
する場合の成形機の能力算定は、一般的に、[必要な成
形機能力(トン数)=投影面積×樹脂圧力]で計算され
る。従って、投影面積をできるだけ小さくすることが製
造コストを下げる上で重要なことになる。また、成形機
選定上、上記の開口部90を設けることで、パネルの投
影面積が小さくなるために、開口部90がない場合より
小さい能力の成形機で製造でき、製造コストを下げるこ
とが可能となり、経済的となる。
【0045】さらに、他の実施例として、蓋9を透明或
いは半透明の材料で形成する代わりに、図41、図42
に示すように、蓋9に多数の透視用の開口部91を設け
て光が上から入るようにして、どこに接続機器があるか
が一目で把握できるようにしてもよい。尚、開口部91
の位置はストレートカバー部11で6箇所、クロスカバ
ー部10で4箇所程度が好ましい。またストレートカバ
ー部11では、中央部及び端部では強度確保上、好まし
くないため、溝幅の1/3程度のところ(L′で示す)
に対称的にあけるのがよい。また、開口部91の大きさ
はφ8mm程度がよい。それより小さいと配線機器が見
えにくく、また大きいと強度確保が困難になるからであ
る。また、電線として細いケーブルを用いた場合があ
り、ケーブル自身は見えにくいことがあるが、配線替え
の場合、重要なのはケーブル接続位置の確認であり、ケ
ーブルそのものが見えなくても特に問題はない。このよ
うに配線機器が蓋9でカバーした状態でも上方から見え
るため、配線替え工事が容易となると共に、蓋9をコス
トが高い透明、或いは半透明材料で形成する必要もなく
なる。
【0046】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、床ユ
ニットの表面側から凹部となる配線用溝を設けると共に
配線用溝の開口に蓋を着脱自在に装着し、この床ユニッ
トを複数並べて配線用溝が所定ピッチで縦横に交差する
フロアパネルを形成し、配線用溝に沿って電線が配線さ
れる床配線装置において、配線用溝の交差部に配設され
た複数の電力幹線用ジョントボックスが、配線用溝の隣
接する交差部間のピッチと整数倍の長さを隔てた状態で
電線により接続されているから、電力幹線用ジョントボ
ックスに接続される電線の長さは一定ピッチに統一でき
ることで、電力幹線用ジョントボックスの接続作業がき
わめて容易となり、また、配線替えする場合は、電力幹
線用ジョントボックスがどの位置に配設されているかが
蓋の上から一目でわかり、従来のように配線周辺の配線
用溝の蓋をすべて取外したりする必要がなく、配線作業
性が向上するという効果がある。
【0047】また請求項2の発明は、請求項1の電力幹
線用ジョントボックスが配設された配線用溝の交差部と
は異なる交差部に複数の情報用ジョイントボックスが配
設され、各情報用ジョイントボックスが配線用溝の隣接
する交差部間のピッチと整数倍の長さを隔てた状態で電
線により接続されているから、請求項1記載の効果に加
えて、電力幹線用ジョントボックスと干渉することなく
情報用ジョイントボックスの接続作業がきわめて容易と
なり、また、配線替えする場合も、情報用ジョイントボ
ックスがどの位置に配設されているかが蓋の上から一目
でわかり、従来のように配線周辺の配線用溝の蓋をすべ
て取外したりする必要がなく、配線作業性が向上する。
【0048】また請求項3の発明は、請求項1の蓋の上
方から配線用溝の内部を透視可能としたから、請求項1
記載の効果に加えて、蓋を取外すことなく配線用溝内の
配線状態が一目でわかり、配線替えの際にはどこにどの
接続機器があるのか把握できるため、配線周辺の配線用
溝の蓋をすべて取外す必要がない。また請求項4の発明
は、請求項1のジョイントボックスの外形を配線用溝の
縦横の交差する十字状の外形に略一致させたから、請求
項1又は請求項2記載の効果に加えて、配線時或いは配
線替え作業時などにおいて電線に引っ張られてジョイン
トボックスがずれ動く心配がなく、正確に位置決めがで
きる。
【0049】また請求項5の発明は、請求項1の床ユニ
ットの各単位体を薄肉部を介して相互に連設すると共
に、インナーコンセントのような床用接続器の寸法を床
ユニットの1単位体の寸法の整数倍の大きさとしたか
ら、請求項1記載の効果に加えて、例えば天板付き単位
体に床用接続器を組み込んだりするのが容易となり、ブ
ロック単位で床用接続器を取付けることで、見栄えも良
くなる。
【0050】また請求項6の発明は、請求項1の電力幹
線用ジョントボックスに、電線の長さ方向と略直交する
方向に分岐接続口を設けたから、請求項1記載の効果に
加えて、配線用溝の縦横方向への電線の分岐配線が可能
となり、配線パターンの多様化が容易となる。また請求
項7の発明は、請求項1の床ユニットの各単位体を薄肉
部を介して相互に連設すると共に、床ユニットの各単位
体間の薄肉部に沿って電線を這わせるための細溝部を形
成したから、請求項1記載の効果に加えて、配線用溝以
外の部位から電線を床上に引き出すことが可能となり、
電線引き出しのフレキシブル性が著しく向上する。
【0051】また請求項8の発明は、請求項1の配線用
溝の側面部に開口部を設け、該開口部を介して隣接する
縦横の配線用溝間で電線を配線可能としたから、請求項
1記載の効果に加えて、隣接する配線用溝間の最短距離
で電線を通線でき、電線の材料コストを削減できる。ま
た請求項9の発明は、床ユニットの表面側から凹部とな
る配線用溝を設け、配線用溝の開口に蓋を着脱自在に装
着し、この床ユニットを複数並べて配線用溝が所定ピッ
チで縦横に交差するフロアパネルを形成し、配線用溝に
沿って電線が配線される床配線方法において、予め複数
の電力幹線用ジョントボックス同士を配線用溝の隣接す
る交差部間のピッチと整数倍の長さを隔てた状態となる
ように電線により互いに接続し、その後、電線で接続さ
れた複数の電力幹線用ジョントボックスを配線用溝の複
数の交差部に夫々配設すると共に交差部以外の溝部に電
線を配線したから、電力幹線用ジョントボックスに接続
される電線の長さは一定ピッチに統一されていても、こ
の電線で予め接続された電力幹線用ジョントボックスを
配線用溝の交差部に正確に配設できる。また、その後の
配線替え作業時にあっては電力幹線用ジョントボックス
が配線用溝の交差部に位置しているのが予めわかってい
るので、配線周辺の配線用溝の蓋をすべて取外したりす
る必要がなく、配線作業性もまた容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同上の床ユニットの蓋を省略した斜視図であ
る。
【図3】同上の床ユニットの平面図である。
【図4】(a)(b)は同上の床ユニットの蓋及び天板
を省略した平面図、側面図である。
【図5】同上の床ユニットの蓋を取外した平面図であ
る。
【図6】(a)はクロスカバー部の斜視図、(b)はス
トレートカバー部の斜視図、(c)は突起爪を説明する
断面図である。
【図7】同上のフロアコンセントの装着状態を説明する
概略図である。
【図8】同上のフロアコンセントの装着状態の平面図で
ある。
【図9】同上のフロアコンセントの装着状態の他例の平
面図である。
【図10】同上の薄肉部付近の断面図である。
【図11】(a)は同上の薄肉部付近の要部平面図、
(b)は要部側面図である。
【図12】(a)は床ユニットの側面図、(b)は図3
のA−A′線断面図、(c)は図3のB−B′線断面図
である。
【図13】同上の薄肉部の要部斜視図である。
【図14】同上のクロスカバー部とストレートカバー部
との隙間を説明する概略図である。
【図15】(a)(b)は同上の小突起付近の平面図、
正面図、(c)は(a)のF−F線断面図である。
【図16】(a)は電力幹線用ジョントボックスの接続
状態の説明図、(b)は他の接続状態説明図である。
【図17】同上の電力幹線用ジョントボックスの接続状
態の概略図である。
【図18】同上の電力幹線用ジョントボックスを配設し
た状態の斜視図である。
【図19】同上の情報用ジョイントボックスを配設した
状態の斜視図である。
【図20】同上の溝付き単位体の天板に開口部を設けた
状態を説明する斜視図である。
【図21】同上のクロスカバー部とストレートカバー部
の連設状態の斜視図である。
【図22】同上の切欠部同士を対面させた状態の概略図
である。
【図23】(a)(b)はストレートカバー部の反転動
作を説明する概略図である。
【図24】(a)は受け部付近の斜視図、(b)は受け
部付近の断面図である。
【図25】(a)はクロスカバー部の斜視図、(b)は
凸部付近の断面図である。
【図26】(a)(b)は異なる蓋を受け部で受ける状
態を説明する断面図である。
【図27】同上の支点ピッチを説明する概略図である。
【図28】同上の受け部と蓋との寸法状態の説明図であ
る。
【図29】(a)(b)は荷重を受けた場合の蓋の変形
状態の説明図である。
【図30】同上の脚部と底板部との厚みを説明する断面
図である。
【図31】(a)(b)は同上のクロスカバー部の底面
断面図、及び側面図である。
【図32】(a)(b)は同上のストレートカバー部の
底面断面図、及び側面図である。
【図33】同上の単位体を連結するコーナ結合具の使用
状態を説明する分解斜視図である。
【図34】(a)(b)は同上のコーナ結合具の平面図
及び断面図である。
【図35】同上のタイルカーペットの敷設状態の説明図
である。
【図36】同上のタイルカーペットを敷設する際の目印
線を説明する概略図である。
【図37】(a)は同上のクッション材の取付け状態を
説明するストレートカバー部の平面図、(b)は(a)
のH−H線断面図、(c)は(a)のI−I線断面図、
(d)はクッション材付近の平面図である。
【図38】(a)は同上のクッション材の取付け状態を
説明するクロスカバー部の平面図、(b)は(a)のJ
−J線断面図、(c)は(a)のK−K線断面図であ
る。
【図39】(a)(b)はクッション材の取付け状態を
説明する平面断面図、側面断面図である。
【図40】(a)(b)は同上のクッション材の正面図
及び側面図である。
【図41】本発明の他の実施例のクロスカバー部の斜視
図である。
【図42】本発明の他の実施例のストレートカバー部の
斜視図である。
【図43】(a)(b)は従来のクロスカバー部とスト
レートカバー部の配置状態を説明する斜視図である。
【図44】(a)は従来の溝付き単位体の斜視図、
(b)は脚部ブロックの斜視図である。
【図45】(a)(b)は従来の蓋の受け構造を説明す
る平面断面図である。
【図46】従来の蓋の載置状態を説明する側面図であ
る。
【符号の説明】
1 フロアパネル 2 配線用溝 2a 交差部 3 床ユニット 9 蓋 12 薄肉部 15,16 電線 17 細溝部 21 開口部 30 電力幹線用ジョントボックス 31 情報用ジョイントボックス 40 分岐接続口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 辰雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/024 606 H02G 3/28

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床ユニットの表面側から凹部となる配線
    用溝を設けると共に配線用溝の開口に蓋を着脱自在に装
    着し、この床ユニットを複数並べて配線用溝が所定ピッ
    チで縦横に交差するフロアパネルを形成し、配線用溝に
    沿って電線が配線される床配線装置において、配線用溝
    の交差部に配設された複数の電力幹線用ジョントボック
    スが、配線用溝の隣接する交差部間のピッチと整数倍の
    長さを隔てた状態で電線により接続されていることを特
    徴とする床配線装置。
  2. 【請求項2】 電力幹線用ジョントボックスが配設され
    た配線用溝の交差部とは異なる交差部に複数の情報用ジ
    ョイントボックスが配設され、各情報用ジョイントボッ
    クスが配線用溝の隣接する交差部間のピッチと整数倍の
    長さを隔てた状態で電線により接続されていることを特
    徴とする請求項1記載の床配線装置。
  3. 【請求項3】 蓋の上方から配線用溝の内部を透視可能
    としたことを特徴とする請求項1記載の床配線装置。
  4. 【請求項4】 ジョイントボックスの外形を配線用溝の
    縦横の交差する十字状の外形に略一致させたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の床配線装置。
  5. 【請求項5】 床ユニットの各単位体を薄肉部を介して
    相互に連設すると共に、インナーコンセントのような床
    用接続器の寸法を床ユニットの1単位体の寸法の整数倍
    の大きさとしたことを特徴とする請求項1記載の床配線
    装置。
  6. 【請求項6】 電力幹線用ジョントボックスに、電線の
    長さ方向と略直交する方向に分岐接続口を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の床配線装置。
  7. 【請求項7】 床ユニットの各単位体を薄肉部を介して
    相互に連設すると共に、床ユニットの各単位体間の薄肉
    部に沿って電線を這わせるための細溝部を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の床配線装置。
  8. 【請求項8】 配線用溝の側面部に開口部を設け、該開
    口部を介して隣接する縦横の配線用溝間で電線を配線可
    能としたことを特徴とする請求項1記載の床配線装置。
  9. 【請求項9】 床ユニットの表面側から凹部となる配線
    用溝を設け、配線用溝の開口に蓋を着脱自在に装着し、
    この床ユニットを複数並べて配線用溝が所定ピッチで縦
    横に交差するフロアパネルを形成し、配線用溝に沿って
    電線が配線される床配線方法において、予め複数の電力
    幹線用ジョントボックス同士を配線用溝の隣接する交差
    部間のピッチと整数倍の長さを隔てた状態となるように
    電線により互いに接続し、その後、電線で接続された複
    数の電力幹線用ジョントボックスを配線用溝の複数の交
    差部に夫々配設すると共に交差部以外の溝部に電線を配
    線することを特徴とする床配線方法。
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