JP2834948B2 - データ転送方式 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ転送方式に関し、
更に詳しくは第1の装置からのバッファ回路への書込デ
ータを第2の装置に読み出すデータ転送方式に関する。
今日、多くのディジタル装置では、装置間におけるデー
タ、コマンド又はステータス信号の転送にこの種のデー
タ転送方式を採用している。
更に詳しくは第1の装置からのバッファ回路への書込デ
ータを第2の装置に読み出すデータ転送方式に関する。
今日、多くのディジタル装置では、装置間におけるデー
タ、コマンド又はステータス信号の転送にこの種のデー
タ転送方式を採用している。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のデータ転送方式を説明する
図で、図において100はランダムなタイミングにデー
タを発生する第1の装置、200はデータを受信すると
共にこれらを収集・処理するソフトウエア構成の第2の
装置、6はデータ1個分を記憶するバッファ回路であ
る。
図で、図において100はランダムなタイミングにデー
タを発生する第1の装置、200はデータを受信すると
共にこれらを収集・処理するソフトウエア構成の第2の
装置、6はデータ1個分を記憶するバッファ回路であ
る。
【0003】装置100が書込パルス信号WPにより書
込データWDをバッファ回路6に書き込むと、該バッフ
ァ回路6ではバッファエンプティー信号BEMP=0、
かつデータレディー信号DRDY=1になる。一方、装
置200では、データレディー信号DRDY=1により
データ受信のための強制割込が発生し、その割込処理に
おいて読出パルス信号RPを発生することにより、バッ
ファ回路6からの読出データRD(=書込データWD)
を内部に取り込む。そして、バッファ回路6ではバッフ
ァエンプティー信号BEMP=1、かつデータレディー
信号DRDY=0になる。
込データWDをバッファ回路6に書き込むと、該バッフ
ァ回路6ではバッファエンプティー信号BEMP=0、
かつデータレディー信号DRDY=1になる。一方、装
置200では、データレディー信号DRDY=1により
データ受信のための強制割込が発生し、その割込処理に
おいて読出パルス信号RPを発生することにより、バッ
ファ回路6からの読出データRD(=書込データWD)
を内部に取り込む。そして、バッファ回路6ではバッフ
ァエンプティー信号BEMP=1、かつデータレディー
信号DRDY=0になる。
【0004】このように、従来は、装置100と装置2
00との間でデータレディー信号DRDYやバッファエ
ンプティー信号BEMPのやり取りを行うことにより相
互に同期をとりながらデータ転送を行っていた。
00との間でデータレディー信号DRDYやバッファエ
ンプティー信号BEMPのやり取りを行うことにより相
互に同期をとりながらデータ転送を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
方式であると、データ転送に関しては常に装置100が
主導でかつ装置200が従属の関係になるために、装置
200における通常の処理は装置100からのデータ転
送に基づく強制割込によって頻繁に中断されてしまうこ
とになる。このことが、装置200における処理負担を
増し、そのソフトウエア設計を困難なものにさせてい
た。更に、装置200が複数の装置100からのデータ
を収集するようなシステムにおいては、装置200の処
理負担は更に増し、そのソフトウエア設計は一層困難な
ものになってしまう。
方式であると、データ転送に関しては常に装置100が
主導でかつ装置200が従属の関係になるために、装置
200における通常の処理は装置100からのデータ転
送に基づく強制割込によって頻繁に中断されてしまうこ
とになる。このことが、装置200における処理負担を
増し、そのソフトウエア設計を困難なものにさせてい
た。更に、装置200が複数の装置100からのデータ
を収集するようなシステムにおいては、装置200の処
理負担は更に増し、そのソフトウエア設計は一層困難な
ものになってしまう。
【0006】本発明の目的は、データ受信側装置の主導
により転送データを非同期に正しく取り込むことの可能
なデータ転送方式を提供することにある。
により転送データを非同期に正しく取り込むことの可能
なデータ転送方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明のデータ転送方
式は、第1の装置からの書込データWDを保持する第1
の記憶回路1と、第2の装置からの読出信号RPにより
第1の記憶回路1の記憶データWDFを記憶する第2の
記憶回路2と、前記読出信号RPに同期して第1の記憶
回路1をリセットするためのリセット信号RSPを発生
するリセット回路3と、第1の装置から第1の記憶回路
1へのデータ書込に係る信号の発生によって前記リセッ
ト信号RSPを抑止する抑止回路4とを備え、第1の装
置からの書込データを前記第1,第2の記憶回路1,2
を介して非同期で第2の装置に読み出すものである。
の構成により解決される。即ち、本発明のデータ転送方
式は、第1の装置からの書込データWDを保持する第1
の記憶回路1と、第2の装置からの読出信号RPにより
第1の記憶回路1の記憶データWDFを記憶する第2の
記憶回路2と、前記読出信号RPに同期して第1の記憶
回路1をリセットするためのリセット信号RSPを発生
するリセット回路3と、第1の装置から第1の記憶回路
1へのデータ書込に係る信号の発生によって前記リセッ
ト信号RSPを抑止する抑止回路4とを備え、第1の装
置からの書込データを前記第1,第2の記憶回路1,2
を介して非同期で第2の装置に読み出すものである。
【0008】
【作用】図において、第1の記憶回路1は第1の装置に
よりある時点で書き込まれた書込データWDを保持して
いる。この状態で、第2の装置より任意のタイミングで
読出信号RPが発生すると、これにより第1の記憶回路
1の記憶データWDFは第2の記憶回路2に転送され、
更にその出力が読出データRDとして第2の装置内に取
り込まれる。
よりある時点で書き込まれた書込データWDを保持して
いる。この状態で、第2の装置より任意のタイミングで
読出信号RPが発生すると、これにより第1の記憶回路
1の記憶データWDFは第2の記憶回路2に転送され、
更にその出力が読出データRDとして第2の装置内に取
り込まれる。
【0009】ところで、かかる場合に、もし第2の装置
が読出信号RPを連続して発生してしまうと、第1の記
憶回路1の同一の記憶データWDFは第2の記憶回路2
に重複して転送されてしまう。そこで、リセット回路3
は読出信号RPに同期して第1の記憶回路1をリセット
するためのリセット信号RSPを発生し、これにより第
1の記憶回路1の内容をデータ転送の度にリセットす
る。
が読出信号RPを連続して発生してしまうと、第1の記
憶回路1の同一の記憶データWDFは第2の記憶回路2
に重複して転送されてしまう。そこで、リセット回路3
は読出信号RPに同期して第1の記憶回路1をリセット
するためのリセット信号RSPを発生し、これにより第
1の記憶回路1の内容をデータ転送の度にリセットす
る。
【0010】従って、第2の記憶回路2は1度目の読出
信号RPによって第1の記憶回路1より正規の記憶デー
タWDFを転送されるが、2度目の読出信号RPが発生
した時点までに第1の記憶回路1の記憶データWDFが
更新されていないような場合には、第2の記憶回路2に
は第1の記憶回路1のリセットされたデータが転送され
ることになり、こうして記憶データWDFの2重転送が
防止される。
信号RPによって第1の記憶回路1より正規の記憶デー
タWDFを転送されるが、2度目の読出信号RPが発生
した時点までに第1の記憶回路1の記憶データWDFが
更新されていないような場合には、第2の記憶回路2に
は第1の記憶回路1のリセットされたデータが転送され
ることになり、こうして記憶データWDFの2重転送が
防止される。
【0011】しかし、第2の装置からの1度目の読出信
号RPの発生後、略同時に第1の記憶回路1の記憶デー
タWDFが新たなデータ(以前と同一内容のデータでも
良い)に更新されたような場合には、上記のままでは第
1の記憶回路1の2度目の記憶データWDFがリセット
信号RSPによりリセットされてしまう。そこで、抑止
回路4は、リセット信号RSPの発生時点に第1の記憶
回路1へのデータ書込に係る信号が発生している場合に
は、該信号によってリセット信号RSPを抑止する。
号RPの発生後、略同時に第1の記憶回路1の記憶デー
タWDFが新たなデータ(以前と同一内容のデータでも
良い)に更新されたような場合には、上記のままでは第
1の記憶回路1の2度目の記憶データWDFがリセット
信号RSPによりリセットされてしまう。そこで、抑止
回路4は、リセット信号RSPの発生時点に第1の記憶
回路1へのデータ書込に係る信号が発生している場合に
は、該信号によってリセット信号RSPを抑止する。
【0012】以上からして、本発明によれば、データの
非同期転送制御を行うための制御用フラグを必要として
いない。従って、基本的には、第1の装置は何時でもデ
ータを転送できるし、第2の装置も何時でもデータを読
み取れる。 この場合に、好ましくはデータ送信周期≧デ
ータ受信周期とすることで、第2の装置ではデータの取
りこぼしが無い。 また第1の記憶回路1の記憶データW
DFは第2の記憶回路2に転送された(即ち、第2の装
置に読み取られた)時にリセットされるため、有意な単
一のデータを2重読みする心配も無い。 但し、前回のデ
ータの読み取りと略同時に第1の装置から次回のデータ
が送信された時には、次回のデータがリセットされてし
まう恐れがある。そこで、この場合のリセット信号は抑
止回路4により抑止される。従って、第2の装置は係る
場合における有意な2つのデータのいずれをも取りこぼ
す心配が無い。かくして、本発明によれば、従来のよう
にデータ転送のための同期信号を使用しなくても、第2
の装置の主導の下で、第1の装置からの書込データを第
2の装置に非同期でかつ正しく読み出すことができる。
非同期転送制御を行うための制御用フラグを必要として
いない。従って、基本的には、第1の装置は何時でもデ
ータを転送できるし、第2の装置も何時でもデータを読
み取れる。 この場合に、好ましくはデータ送信周期≧デ
ータ受信周期とすることで、第2の装置ではデータの取
りこぼしが無い。 また第1の記憶回路1の記憶データW
DFは第2の記憶回路2に転送された(即ち、第2の装
置に読み取られた)時にリセットされるため、有意な単
一のデータを2重読みする心配も無い。 但し、前回のデ
ータの読み取りと略同時に第1の装置から次回のデータ
が送信された時には、次回のデータがリセットされてし
まう恐れがある。そこで、この場合のリセット信号は抑
止回路4により抑止される。従って、第2の装置は係る
場合における有意な2つのデータのいずれをも取りこぼ
す心配が無い。かくして、本発明によれば、従来のよう
にデータ転送のための同期信号を使用しなくても、第2
の装置の主導の下で、第1の装置からの書込データを第
2の装置に非同期でかつ正しく読み出すことができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は第1実施例のデ
ータ転送方式の構成を示す図で、図において100はハ
ードウエア構成により1ビットのステータス情報を発生
する第1の装置、200はCPUのソフトウエア構成に
より1ビットのステータス情報を収集・処理する第2の
装置、1はJKタイプのフリップフロップ回路(F
F)、2はDタイプのフリップフロップ回路(FF)、
3はリセット回路、31,32はDタイプのフリップフ
ロップ回路(FF)、33はANDゲート回路、4は抑
止回路、41はインバータ回路、42はANDゲート回
路、5はANDゲート回路である。
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は第1実施例のデ
ータ転送方式の構成を示す図で、図において100はハ
ードウエア構成により1ビットのステータス情報を発生
する第1の装置、200はCPUのソフトウエア構成に
より1ビットのステータス情報を収集・処理する第2の
装置、1はJKタイプのフリップフロップ回路(F
F)、2はDタイプのフリップフロップ回路(FF)、
3はリセット回路、31,32はDタイプのフリップフ
ロップ回路(FF)、33はANDゲート回路、4は抑
止回路、41はインバータ回路、42はANDゲート回
路、5はANDゲート回路である。
【0014】図3は第1実施例のデータ転送方式の動作
タイミングチャートで、以下に図2,図3を参照して第
1実施例のデータ転送方式の動作を詳細に説明する。装
置100は、内部でステータス情報が発生すると、書込
データWD(=1)を出力し、該書込データWDはクロ
ック信号CKによりフリップフロップ回路1に書き込ま
れる。このフリップフロップ回路1はその後に書込デー
タWD=0になってもその記憶データWDF=1を保持
している。
タイミングチャートで、以下に図2,図3を参照して第
1実施例のデータ転送方式の動作を詳細に説明する。装
置100は、内部でステータス情報が発生すると、書込
データWD(=1)を出力し、該書込データWDはクロ
ック信号CKによりフリップフロップ回路1に書き込ま
れる。このフリップフロップ回路1はその後に書込デー
タWD=0になってもその記憶データWDF=1を保持
している。
【0015】この状態で、装置200からは、任意のタ
イミングにデータ読出のためのチップセレクト信号CS
及びリードイネーブル信号REが出力され、これにより
ANDゲート回路5からは読出パルス信号RPが発生す
る。そして、フリップフロップ回路1の記憶データWD
F(=1)は読出パルス信号RPの立ち上がりによって
フリップフロップ回路2に転送され、更にその出力は読
出データRD(=1)として装置200内に取り込まれ
る。
イミングにデータ読出のためのチップセレクト信号CS
及びリードイネーブル信号REが出力され、これにより
ANDゲート回路5からは読出パルス信号RPが発生す
る。そして、フリップフロップ回路1の記憶データWD
F(=1)は読出パルス信号RPの立ち上がりによって
フリップフロップ回路2に転送され、更にその出力は読
出データRD(=1)として装置200内に取り込まれ
る。
【0016】一方、リセット回路3は読出パルス信号R
Pに同期してフリップフロップ回路1をリセットするた
めのリセット信号RSPを発生する。しかし、この例で
は、装置200からの1度目の読出パルス信号RPの発
生後、略同時に装置100より2番目の書込データWD
(=1)が出力されている。これによりANDゲート回
路42の入力はインバータ回路41の出力により消勢さ
れ、これによりフリップフロップ回路1はリセットされ
ずに、装置100からの2番目の書込データWD(=
1)が書き込まれる。
Pに同期してフリップフロップ回路1をリセットするた
めのリセット信号RSPを発生する。しかし、この例で
は、装置200からの1度目の読出パルス信号RPの発
生後、略同時に装置100より2番目の書込データWD
(=1)が出力されている。これによりANDゲート回
路42の入力はインバータ回路41の出力により消勢さ
れ、これによりフリップフロップ回路1はリセットされ
ずに、装置100からの2番目の書込データWD(=
1)が書き込まれる。
【0017】次いで、装置200からは、任意のタイミ
ングに2度目の読出パルス信号RPが発生しており、こ
れによりフリップフロップ回路1の記憶データWDF
(=1)はフリップフロップ回路2に転送され、更にそ
の出力は読出データRD(=1)として装置200内に
取り込まれる。そして、この例では、装置200からの
2度目の読出パルス信号RPの発生時点では装置100
より3番目の書込データWDが出力されていないので、
この場合のフリップフロップ回路1はリセット信号RS
Pによりリセットされる。
ングに2度目の読出パルス信号RPが発生しており、こ
れによりフリップフロップ回路1の記憶データWDF
(=1)はフリップフロップ回路2に転送され、更にそ
の出力は読出データRD(=1)として装置200内に
取り込まれる。そして、この例では、装置200からの
2度目の読出パルス信号RPの発生時点では装置100
より3番目の書込データWDが出力されていないので、
この場合のフリップフロップ回路1はリセット信号RS
Pによりリセットされる。
【0018】更に、装置200からは、任意のタイミン
グに3度目の読出パルス信号RPが発生しており、これ
によりフリップフロップ回路1の記憶データWDF(=
0)はフリップフロップ回路2に転送され、更にその出
力は読出データRD(=0)として装置200内に取り
込まれる。なお、上記第1実施例ではステータス情報が
1ビットの場合を述べたが、ステータス情報が複数ビッ
トの場合は、図示のようなフリップフロップ回路1及び
2をビット数分だけ複数並列に設ければ良い。
グに3度目の読出パルス信号RPが発生しており、これ
によりフリップフロップ回路1の記憶データWDF(=
0)はフリップフロップ回路2に転送され、更にその出
力は読出データRD(=0)として装置200内に取り
込まれる。なお、上記第1実施例ではステータス情報が
1ビットの場合を述べたが、ステータス情報が複数ビッ
トの場合は、図示のようなフリップフロップ回路1及び
2をビット数分だけ複数並列に設ければ良い。
【0019】図4は第2実施例のデータ転送方式の構成
を示す図で、図において100は複数ビットのデータを
発生する第1の装置、200はCPUのソフトウエア構
成により複数ビットのデータを収集・処理する第2の装
置、10,20はDタイプのレジスタ(REG)、30
はリセット回路、31,32はDタイプのフリップフロ
ップ回路(FF)、34はNANDゲート回路、40は
抑止回路、41はインバータ回路、5はANDゲート回
路である。
を示す図で、図において100は複数ビットのデータを
発生する第1の装置、200はCPUのソフトウエア構
成により複数ビットのデータを収集・処理する第2の装
置、10,20はDタイプのレジスタ(REG)、30
はリセット回路、31,32はDタイプのフリップフロ
ップ回路(FF)、34はNANDゲート回路、40は
抑止回路、41はインバータ回路、5はANDゲート回
路である。
【0020】図5は第2実施例のデータ転送方式の動作
タイミングチャートで、以下に図4,図5を参照して第
2実施例のデータ転送方式の動作を詳細に説明する。装
置100は、内部でデータAが発生すると、書込データ
WD(=A)及び書込パルス信号WPを出力し、該書込
データWD(=A)をレジスタ10に書き込む。このレ
ジスタ10は次のデータ書込が行われるまでは記憶デー
タWDF(=A)を保持している。
タイミングチャートで、以下に図4,図5を参照して第
2実施例のデータ転送方式の動作を詳細に説明する。装
置100は、内部でデータAが発生すると、書込データ
WD(=A)及び書込パルス信号WPを出力し、該書込
データWD(=A)をレジスタ10に書き込む。このレ
ジスタ10は次のデータ書込が行われるまでは記憶デー
タWDF(=A)を保持している。
【0021】この状態で、装置200からは、任意のタ
イミングに読出パルス信号RPが発生し、これによりレ
ジスタ10の記憶データWDF(=A)は読出パルス信
号RPの立ち上がりによりレジスタ20に転送され、更
にその出力は読出データRD(=A)として装置200
内に取り込まれる。一方、リセット回路30は読出パル
ス信号RPに同期してレジスタ10をリセットするため
のリセット信号RSPを発生する。しかし、この例で
は、装置200からの1度目の読出パルス信号RPの発
生後、略同時に装置100より2番目の書込パルス信号
WPが出力されているので、インバータ回路41の出力
によりフリップフロップ回路31,32は強制リセット
され、その結果、レジスタ10の内容はリセットされず
に、装置100からの2番目の書込データWD(=B)
が書き込まれる。
イミングに読出パルス信号RPが発生し、これによりレ
ジスタ10の記憶データWDF(=A)は読出パルス信
号RPの立ち上がりによりレジスタ20に転送され、更
にその出力は読出データRD(=A)として装置200
内に取り込まれる。一方、リセット回路30は読出パル
ス信号RPに同期してレジスタ10をリセットするため
のリセット信号RSPを発生する。しかし、この例で
は、装置200からの1度目の読出パルス信号RPの発
生後、略同時に装置100より2番目の書込パルス信号
WPが出力されているので、インバータ回路41の出力
によりフリップフロップ回路31,32は強制リセット
され、その結果、レジスタ10の内容はリセットされず
に、装置100からの2番目の書込データWD(=B)
が書き込まれる。
【0022】次いで、装置200からは、任意のタイミ
ングに2度目の読出パルス信号RPが発生しており、こ
れによりレジスタ10の記憶データWDF(=B)はレ
ジスタ20に転送され、更にその出力は読出データRD
(=B)として装置200内に取り込まれる。そして、
この例では、装置200からの2度目の読出パルス信号
RPの発生時点では装置100より3番目の書込データ
WDが出力されていないので、この場合のレジスタ10
の内容はリセット信号RSPによりリセットされる。
ングに2度目の読出パルス信号RPが発生しており、こ
れによりレジスタ10の記憶データWDF(=B)はレ
ジスタ20に転送され、更にその出力は読出データRD
(=B)として装置200内に取り込まれる。そして、
この例では、装置200からの2度目の読出パルス信号
RPの発生時点では装置100より3番目の書込データ
WDが出力されていないので、この場合のレジスタ10
の内容はリセット信号RSPによりリセットされる。
【0023】更に、装置200からは、任意のタイミン
グに3度目の読出パルス信号RPが発生しており、これ
によりレジスタ10の記憶データWDF(=0)はレジ
スタ20に転送され、更にその出力は読出データRD
(=0)として装置200内に取り込まれる。なお、上
記第2実施例では書込データWDが複数ビットの場合を
述べたが、書込データWDが1ビットの場合は、レジス
タ10,20の代わりにDタイプのフリップフロップ回
路を用いれば良い。
グに3度目の読出パルス信号RPが発生しており、これ
によりレジスタ10の記憶データWDF(=0)はレジ
スタ20に転送され、更にその出力は読出データRD
(=0)として装置200内に取り込まれる。なお、上
記第2実施例では書込データWDが複数ビットの場合を
述べたが、書込データWDが1ビットの場合は、レジス
タ10,20の代わりにDタイプのフリップフロップ回
路を用いれば良い。
【0024】かくして、上記実施例によれば、従来のよ
うにデータ転送のための同期信号を使用しなくても、装
置200の主導の下で、装置100からの書込データを
装置200に非同期で正しく読み出すことができる。
うにデータ転送のための同期信号を使用しなくても、装
置200の主導の下で、装置100からの書込データを
装置200に非同期で正しく読み出すことができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べた如く本発明のデータ転送方式
は、上記構成であるので、データ受信側装置の主導によ
り転送データを非同期に正しく取り込むことが可能であ
る。
は、上記構成であるので、データ受信側装置の主導によ
り転送データを非同期に正しく取り込むことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理的構成図である。
【図2】図2は第1実施例のデータ転送方式の構成を示
す図である。
す図である。
【図3】図3は第1実施例のデータ転送方式の動作タイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図4】図4は第2実施例のデータ転送方式の構成を示
す図である。
す図である。
【図5】図5は第2実施例のデータ転送方式の動作タイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図6】図6は従来のデータ転送方式を説明する図であ
る。
る。
1 第1の記憶回路 2 第2の記憶回路 3 リセット回路 4 抑止回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 13/38 G06F 5/06
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の装置からの書込データ(WD)を
保持する第1の記憶回路(1)と、 第2の装置からの読出信号(RP)により第1の記憶回
路(1)の記憶データ(WDF)を記憶する第2の記憶
回路(2)と、 前記読出信号(RP)に同期して第1の記憶回路(1)
をリセットするためのリセット信号(RSP)を発生す
るリセット回路(3)と、第1の装置から 第1の記憶回路(1)へのデータ書込に
係る信号の発生によって前記リセット信号(RSP)を
抑止する抑止回路(4)とを備え、 第1の装置からの書込データを前記第1,第2の記憶回
路(1),(2)を介して非同期で第2の装置に読み出
すことを特徴とするデータ転送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23375792A JP2834948B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | データ転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23375792A JP2834948B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | データ転送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683768A JPH0683768A (ja) | 1994-03-25 |
JP2834948B2 true JP2834948B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=16960105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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