JP2834928B2 - 半導体素子 - Google Patents

半導体素子

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善史 矢追
達夫 森田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイデバイス
やイメージセンサ等に使用できる薄膜トランジスタに
するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイデバイスやイメージセ
ンサ等の駆動に用いる薄膜トランジスタは、従来のIC
プロセスと同じプロセスで作製されていた。従来のIC
プロセスは結晶化、絶縁膜の形成及び不純物の活性化を
1000℃近い高温で行う必要があり、透光性基板を必
要とする時には基板材料が石英基板に限定されてしまい
大面積化が困難であった。
【0003】近年、プロセスの低温化の方法が提案さ
れ、ガラス基板上に形成された非晶質膜あるいは多結晶
膜を出発材料とし、低温固相成長、レーザアニール等で
結晶化させる方法が検討されている。
【0004】ガラス基板上に薄膜トランジスタ等の各種
半導体素子を形成する場合、作製プロセス上の洗浄、エ
ッチング、熱処理、イオン注入、プラズマ処理等によ
り、ガラス基板中の不純物イオンが半導体素子中に拡散
されて悪影響を与えてしまう問題があった。例えば薄膜
トランジスタの場合、不純物イオンがチャンネル層に拡
散され、オフ電流が増大してトランジスタ特性を悪化さ
せてしまう問題がある。そこで従来、例えば、特開昭5
8−52874号公報、特開昭59−108360号公
報、特開昭59−89436号公報等に示されるよう
に、ガラス基板上に窒化シリコン(SiNz)膜を形成
することによって、上述のようなガラス基板中の不純物
イオンの影響を抑制し、トランジスタ特性の悪化を防止
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
ガラス基板上にSiNzの被膜を形成した場合にはガラ
ス基板中の不純物イオンの拡散が防止されるため、図5
に示したように、オフ電流は石英と同等の良好な特性を
得ることができるが、ガラス基板との十分な密着性を得
ることができずに素子作製に支障をきたしていた。
【0006】さらに、SiNzの上に直接非晶質シリコ
ン(以下a−Si)を成膜し、これを熱処理することに
より多結晶シリコン(以下p−Si)を形成した場合、
SiNZ上でのシリコンの核生成速度が大きいため良質
のp−Siが得られないという問題が発生していた。
【0007】また、酸化シリコン(SiO2)の被膜の
みを形成した場合には図5に示したようにガラスとの密
着性は十分であるが、オフ電流が大きく被膜処理を行わ
ないガラス基板に比してほとんど改善がみられなかっ
た。
【0008】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、ガラス基板からの不純物の影響を抑
え、ガラス基板上に形成した被膜が剥がれ落ちることが
なく、移動度の高いトランジスタ特性を得ることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、絶縁性基板と該基板上に設けた被膜と、該
被膜上に順次形成された半導体層、ゲート絶縁膜、ゲー
ト電極とで構成された薄膜トランジスタとからなる半導
体素子において、前記被膜がSiN x y であって、基板
側からYの値が0以上2以下に連続的に変化しているこ
とを特徴とする。
【0010】また本発明は、絶縁性基板と該基板上に設
けた被膜と、該被膜上に順次形成された半導体層、ゲー
ト絶縁膜、ゲート電極で構成される薄膜トランジスタと
からなる半導体素子において、前記被膜が少なくとも、
窒素を含む珪素化合物の膜と酸素を含む珪素化合物の膜
とからなり、前記酸素を含む珪素化合物からなる膜が前
記基板側と前記半導体層側に形成されていることを特徴
とする。
【0011】なお、このとき、前記被膜が基板側に形成
されたSiN x y 膜(y≠0)と該SiN x y 膜上に形
成されたSiN z 膜(z≠0)と半導体層側に形成され
たSiO 2 膜とからなることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【作用】本発明の半導体装置では、酸素を含む珪素化合
物の被膜が基板側に形成されているため、ガラス基板等
の絶縁性基板との密着性が良く、基板上に設けられた被
膜が、半導体装置の作製プロセスの洗浄、エッチング、
熱処理、イオン注入、プラズマ処理等によっても剥がれ
落ちる等の問題が生じることがない。また、窒素を含む
珪素化合物の被膜が酸素を含む珪素化合物とともに形成
されているため、半導体作製プロセス中に、ガラス基板
中の不純物イオンが半導体素子中へ拡散するのが防止さ
れ、p−Si薄膜トランジスタの場合には、オフ電流の
増大が抑制され、良好な特性を得ることができる。
【0014】さらに、本発明の半導体装置では、前記被
膜の半導体層側に酸素を含む珪素化合物の膜が形成され
ているため半導体層のSi結晶が大きく成長し、移動度
の高い薄膜トランジスタを得ることができる。
【0015】
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0017】<実施例1>図1〜図3は本発明の一実施
例を示した図であり、図1はガラス基板の一面に被膜を
形成した状態、図2はガラス基板の全面に被膜を形成し
た状態、図3は被膜を形成したガラス基板上に半導体素
子である薄膜トランジスタを形成した状態を示した図で
ある。
【0018】図においてガラス基板1上にはSiNxy
層2、およびSiNz層3からなる被膜がこの順に形成
されている。図1及び図3のガラス基板には一面にのみ
被膜が形成されているが、図2のガラス基板1には全面
に被膜が形成されている。図1及び図3に示したように
一面にのみ被膜2、3を形成した場合には成膜処理が容
易であるが、洗浄やエッチング等のプロセスにおいて被
膜していない面(裏面)からの不純物イオンの流出を考
慮する必要がある。また図2のように全面に被膜2、3
を形成した場合には、上述したような不純物イオンの流
出を防止することはできるが、2度にわけて被膜処理を
行う、ガラス基板1を立てた状態で被膜処理を行う等の
成膜処理時の工夫が必要となる。なおこの実施例ではガ
ラス基板1上にSiNxy層2を形成し、その上にSi
z層3を形成した2層の被膜の例を示しているが、こ
れらの層をさらに何層か積層することによって不純物イ
オンの流出をさらに確実に防止することができる。
【0019】ガラス基板1上に被膜2、3を形成する成
膜方法としては例えば反応性スパッタ法が用いられる。
以下に反応性スパッタ法による成膜方法を説明する。
【0020】まず、ガラス基板1上にSiNxy膜2を
形成する。SiNxy膜2は、Siターゲットを用いて
窒素と酸素の混合ガス中でスパッタすることにより形成
する。
【0021】酸素の流量割合は0.1〜10%、トータ
ル圧力は1〜20mTorr、基板温度は150〜30
0℃の条件で良好な成膜が行えた。膜圧は200〜50
0Å程度で密着性に関し十分な効果があった。
【0022】次にSiNxy膜2上にSiNz膜3を形
成する。窒素ガス中において、Siをターゲットとして
スパッタすることによりSiNxy層2上にSiNz
3が形成される。ガス圧は1〜20mTorr、基板温
度は150〜300℃の条件で良好な成膜が行えた。膜
厚は、500〜3000Å程度で、不純物の抑制に関し
十分な効果があった。
【0023】上記のようにしてSiNxy膜2、SiN
z膜3が形成されるが、この成膜時において、流入ガス
中にアルゴン等の不活性ガスを混入させてもよく、ま
た、SiNxy膜2、SiNz膜3は同一装置内で連続
して成膜することにより、より効率良く、良質な成膜を
行うことができる、またこの実施例では反応性スパッタ
法を用いたが、CVD法によってもSiNxy,SiN
z膜を形成することは可能である。
【0024】SiNxy膜2、SiNz膜3によって被
覆されたガラス基板1上にはトランジスタ素子(半導体
素子)が形成される。トランジスタ素子の形成処理を図
3を参照して説明する。
【0025】まず、SiNz膜3上に、トランジスタ素
子のチャンネル層となるp−Si膜4を形成後、トラン
ジスタサイズにパターニングし、ゲート絶縁膜5を成膜
する。ゲート絶縁膜5には例えばSiO2が用いられる
が、他の絶縁膜であっても構わない。次にゲート膜を成
膜し、パターニングしてゲート部6を形成する。ゲート
膜としては例えばp−Si膜が用いられるが、最終的に
導電性膜であれば他の材料であっても構わない。さら
に、ソース、ドレイン部7、8と引き出し電極とのオー
ミック接触をとるためのコンタクトホールを形成後、引
き出し電極10を形成する。最後に、p−Si膜4の結
晶粒界のダングリングボンドをターミネートするため
に、水素化処理を行う。
【0026】以上のようにして作製したp−Siトラン
ジスタのオフ電流特性は、石英基板やSiNz被覆ガラ
スのオフ電流レベル(〜10-11A)と同等であり、ガ
ラス基板からの不純物が抑制できたことが分かる。ま
た、SiNxy膜を設けたことにより、SiNzの単層
膜に比べて密着性は良好になり、トランジスタ素子作製
の全工程に耐え得るガラスとの十分な密着性が得られ
た。また、SiNz膜により、ガラス基板1中の不純物
イオンが薄膜トランジスタ素子(半導体素子)中に拡散
されるのを防止することができた。
【0027】<実施例2>図4は本発明の他の実施例で
あり、半導体装置の断面構成図である。この実施例にお
いて、トランジスタ素子部分は図3の構成と同様であ
り、同一番号で示し説明を省略する。
【0028】ガラス基板1上には被膜12が形成されて
いる。この被膜12の組成はSiNxyであり、yの値
がガラス基板との境界部から上方にかけて2から0まで
変化している。被膜12は例えば反応性スパッタ法によ
り成膜される。以下、その成膜条件を示す。
【0029】SiNxy膜はSiターゲットを用いて窒
素と酸素の混合ガス中でスパッタすることにより形成す
る。成膜初期時に酸素の流量割合を100〜10%で行
い、成膜進行に伴い酸素の流量割合を0%に落とし、酸
素の流量割合0%で一定膜成膜する。このような条件で
成膜することによりyの値を2から0まで連続的に変化
させたSiNxy膜が形成できる。また、トータル圧力
は1〜20mTorr、基板温度は150〜300℃の
条件で良好な成膜が行えた。膜厚は500〜3000Å
程度で、密着性及び不純物制御に関し十分な効果があっ
た。なお、本実施例では窒素と酸素の混合ガスで成膜し
たが、アルゴン等の不活性ガスをさらに混合して成膜し
ても構わない。また、本実施例では反応性スパッタ法を
用いたが、CVD法により成膜してもよい。なおyの値
を2から0まで連続的に変化させたSiNxy膜は上記
のように同一装置内で連続して成膜することにより、よ
り効率良く良質な膜が成膜できる。
【0030】このようにして成膜された被膜12はガラ
ス基板面においては、yの値が2程度のSiNxyが形
成されているため基板に対して十分な密着性を有し、半
導体装置の形成プロセスにおける洗浄、エッチング、熱
処理、イオン注入、プラズマ処理等によっても剥がれ落
ちることがなかった。また、yの値が0のSiNxy
が一定膜厚形成されているため、ガラス基板1から半導
体素子(トランジスタ素子)への不純物の拡散が抑制さ
れた。なおこの実施例ではSiNxy膜をガラス基板の
片面にのみ形成しているが、全面に形成してもよい。
【0031】<実施例3>図6は本発明のさらに他の実
施例であり、断面構成図である。
【0032】ガラス基板1上にはSiNxy膜13、S
iN膜14、SiO2膜15が形成されている。これら
の被膜は例えば反応性スパッタ法により成膜される。以
下、その成膜条件を示す。
【0033】まず、ガラス基板1上に、SiNxy膜1
3を形成する。SiNxy膜13は、Siターゲットに
よる反応性スパッタ法において基板温度200℃、RF
Power750W、ガス圧力12mTorr、N2
ガス流量50sccm、O2ガス流量5sccm以下に
て600Å成膜する。次いで、同一チャンバー内で連続
して、O2ガスを流さない以外は、成膜条件を変えずに
SiNz膜14を2400Å成膜する。さらに、同一チ
ャンバー内でターゲットをSiO2に変え、基板温度2
00℃、RF Power750W、ガス圧力5mTo
rr,Arガス流量70sccm、O2ガス流量30s
ccmにてSiO2膜15を約500Å成膜する。
【0034】次に、プラズマCVD装置にてa−Si膜
を約1000Å成膜し、これを炉アニールすることによ
りp−Si膜とする。この後p−Si膜4を所定の形状
とするためのレジストパターンを形成し、エッチングを
行う。この後、ゲート絶縁膜5をスパッタ装置にて約1
000Å成膜する。次に、ゲート電極6となるp−Si
膜を減圧CVD装置にて約2000Å成膜し、この上に
ゲート電極6を所定の形状に加工するためのレジストパ
ターンを形成し、反応性イオンエッチャーにてエッチン
グを行う。この後、全面にP+をイオン注入し、活性化
アニールを行うことによりゲート電極6の低抵抗化及び
ソース、ドレイン領域7、8の活性化及び低抵抗化を行
う。さらに、常圧CVD装置にてSiO2膜を約500
0Å成膜し、一部にコンタクトホールを形成し、層間絶
縁膜9とする。このとき、ソース、ドレイン領域7、8
と後に形成するAl電極10が接続されるように同時に
ゲート絶縁膜5にもホールを開ける。続いて、スパッタ
装置によりAlを約1μm成膜し、所定の形状に加工し
てAl電極10を形成した。
【0035】表1は本実施例におけるSiNxy膜13
の成膜条件のうちO2ガス流量を変化させた時のトラン
ジスタ作製プロセスにおける膜の剥離の有無を示したも
のである。表1よりO2ガス流量が10sccmを超え
ると膜の組成がSiO2に近くなり密着性が低下するこ
とが分かる。また、O2流量が少なすぎると基板との剥
離が発生する。
【0036】
【表1】
【0037】また、表2は本実施例におけるSiNxy
膜13の膜厚を変えたときのトランジスタ作製プロセス
における被膜の剥離の有無を示したものである。表2よ
りSiNxy膜13の膜厚が300Å以下の時に剥離を
起こすことがわかる。
【0038】
【表2】
【0039】なお、本実施例においては基板と活性層と
の間に積層する3層の膜をスパッタ装置により成膜する
際に、SiNxy膜13およびSiNz膜14をSiタ
ーゲットにてSiO2膜15をSiO2ターゲットにて成
膜したがこれにこだわるものではない。成膜方法はスパ
ッタ法以外にCVD法によって成膜を行ってもよい。な
お、成膜条件によってはSiNxyが必要でない場合も
ある。
【0040】本実施例によると、ガラス基板上に薄膜ト
ランジスタを作製する場合にも素子部への不純物の拡散
が押えられ、尚かつa−Si膜を熱処理することにより
p−Si膜を得る方法においても良質のp−Si膜を得
ることが出来る。また、基板とSiNz膜との間にSi
xy膜を積層しているためSiNz膜の剥離の問題も
解決される。さらに、これらの膜を同一チャンバー内で
連続して成膜しているためパーティクル等の不純物の混
入を防止することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、酸素を含む珪素化合物
の被膜が基板側に形成されているため、ガラス基板等の
絶縁性基板との密着性が良く、基板上に設けられた被膜
が、半導体装置の作製プロセス中に剥がれ落ちる等の問
題が生じることがない。
【0042】また、窒素を含む珪素化合物の膜が酸素を
含む珪素化合物とともに形成されているため、半導体作
製プロセス中に、ガラス基板中の不純物イオンが半導体
素子中へ拡散するのが防止され、p−Si薄膜トランジ
スタの場合には、オフ電流の増大が抑制され、良好な特
性を得ることができる。
【0043】さらに、本発明によれば、前記被膜の半導
体層側に酸素を含む珪素化合物の被膜が形成されている
ため半導体層のSi結晶が大きく成長し、移動度の高い
薄膜トランジスタを得ることができる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、一面に絶縁体を形成
したガラス基板の断面図
【図2】本発明の一実施例であり、全面に絶縁体を形成
したガラス基板の断面図
【図3】図1のガラス基板により形成された、実施例1
に係る半導体装置の構成を示した断面図
【図4】本発明の一実施例であり、実施例2に係る半導
体装置の構成を示した断面図
【図5】従来の半導体装置の問題点を説明するための説
明図
【図6】本発明の一実施例であり、実施例3に係る半導
体装置の構成を示した断面図
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 SiNxy膜 3 SiNz膜 12 SiNxy膜(0≦y≦2) 13 SiNxy膜(y≠0) 14 SiNz膜(z≠0) 15 SiO2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土本 修平 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−179778(JP,A) 特開 昭63−222046(JP,A) 特開 昭58−164268(JP,A) 特開 平5−55581(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 29/786 G02F 1/136 500

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板と該基板上に設けた被膜と、
    該被膜上に順次形成された半導体層、ゲート絶縁膜、ゲ
    ート電極で構成される薄膜トランジスタとからなる半導
    体素子において、前記被膜がSiN x y であって、基板側からYの値が0
    以上2以下に連続的に変化していることを特徴とする半
    導体素子。
  2. 【請求項2】 絶縁性基板と該基板上に設けた被膜と、
    該被膜上に順次形成された半導体層、ゲート絶縁膜、ゲ
    ート電極で構成される薄膜トランジスタとからなる半導
    体素子において、 前記被膜が少なくとも、窒素を含む珪素化合物の膜と酸
    素を含む珪素化合物の膜とからなり、前記酸素を含む珪
    素化合物からなる膜が前記基板側と前記半導体層側に形
    成されていることを特徴とする半導体素子。
  3. 【請求項3】 前記被膜が基板側に形成されたSiN x
    y 膜(y≠0)と該SiN x y 膜上に形成されたSi
    z 膜(z≠0)と半導体層側に形成されたSiO 2 膜と
    からなることを特徴とする請求項2記載の半導体素子。
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