JP2833692B2 - ワイヤソー切断装置 - Google Patents
ワイヤソー切断装置Info
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- JP2833692B2 JP2833692B2 JP7080117A JP8011795A JP2833692B2 JP 2833692 B2 JP2833692 B2 JP 2833692B2 JP 7080117 A JP7080117 A JP 7080117A JP 8011795 A JP8011795 A JP 8011795A JP 2833692 B2 JP2833692 B2 JP 2833692B2
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- Japan
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- wire saw
- guide
- guide pulley
- pair
- saw cutting
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/08—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with saw-blades of endless cutter-type, e.g. chain saws, i.e. saw chains, strap saws
- B28D1/088—Sawing in situ, e.g. stones from rocks, grooves in walls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原子力関連施設
の解体工事及び改造工事に用いられるワイヤソー切断装
置に関する。
の解体工事及び改造工事に用いられるワイヤソー切断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤソーによる切断工事では、切断に
よる発熱を冷却するため、通常、切断部位に直接散水し
ている。
よる発熱を冷却するため、通常、切断部位に直接散水し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】原子力発電施設や放射
性物質を取り扱っている施設等の解体工事や改造工事に
おいては、放射性物質の二次汚染の拡大防止の観点か
ら、鉄筋コンクリート等の切断作業時に、水の使用を極
力減らすことが要求される。
性物質を取り扱っている施設等の解体工事や改造工事に
おいては、放射性物質の二次汚染の拡大防止の観点か
ら、鉄筋コンクリート等の切断作業時に、水の使用を極
力減らすことが要求される。
【0004】しかし、現状のワイヤソーによる切断方法
では、切断部位に例えば毎分20〜50リットルの多量
の水を散水してワイヤの温度上昇を防いでいる。
では、切断部位に例えば毎分20〜50リットルの多量
の水を散水してワイヤの温度上昇を防いでいる。
【0005】したがって、放射性物質で汚染した鉄筋コ
ンクリート等を切断時に用いた水は、汚染した廃棄物と
して取り扱う必要があって後処理を行っており、水の多
量使用は処理が大変である。
ンクリート等を切断時に用いた水は、汚染した廃棄物と
して取り扱う必要があって後処理を行っており、水の多
量使用は処理が大変である。
【0006】本発明は、冷却水の使用を不要にするワイ
ヤソー切断装置を提供することを目的としている。
ヤソー切断装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1ガ
イドプーリを介してワイヤソーを駆動する駆動装置と、
被切断体に取り付けられた第2ガイドプーリと、これら
両プーリ間に配設された1対のガイドチューブとからな
り、該ガイドチューブには冷気又は冷媒の注入管と、ワ
イヤソー通過部のシール体とが設けられている。
イドプーリを介してワイヤソーを駆動する駆動装置と、
被切断体に取り付けられた第2ガイドプーリと、これら
両プーリ間に配設された1対のガイドチューブとからな
り、該ガイドチューブには冷気又は冷媒の注入管と、ワ
イヤソー通過部のシール体とが設けられている。
【0008】また本発明によれば、第1ガイドプーリを
介してワイヤソーを駆動する駆動装置と、被切断体に取
り付けられた第2ガイドプーリと、前記第1ガイドプー
リを囲み前記駆動装置と一体に構成された1対のガイド
チューブとからなり、該ガイドチューブには冷気又は冷
媒の注入管と、ワイヤソー通過部のシール体とが設けら
れている。
介してワイヤソーを駆動する駆動装置と、被切断体に取
り付けられた第2ガイドプーリと、前記第1ガイドプー
リを囲み前記駆動装置と一体に構成された1対のガイド
チューブとからなり、該ガイドチューブには冷気又は冷
媒の注入管と、ワイヤソー通過部のシール体とが設けら
れている。
【0009】
【作用】上記のように構成されたワイヤソー切断装置に
おいては、ワイヤソーが冷気又は冷媒を注入したガイド
チューブを通過することにより、切断時のワイヤソーの
温度上昇が防止される。したがって、冷却水の使用をな
くすことができる。
おいては、ワイヤソーが冷気又は冷媒を注入したガイド
チューブを通過することにより、切断時のワイヤソーの
温度上昇が防止される。したがって、冷却水の使用をな
くすことができる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0011】図1において、本発明の装置は、それぞれ
全体を符号1及び5で示す駆動装置及び第2ガイドプー
リ対と、1対のガイドチューブ10a、10bとから概
略構成されている。
全体を符号1及び5で示す駆動装置及び第2ガイドプー
リ対と、1対のガイドチューブ10a、10bとから概
略構成されている。
【0012】その駆動装置1は、移動台車2と、この移
動台車2の前端に設けられた第1ガイドプーリすなわち
4個のガイドプーリ3a〜3dを備えた第1ガイドプー
リ対3とからなり、移動台車2には、ワイヤソーSを駆
動する図示しないドライブプーリが設けられている。
動台車2の前端に設けられた第1ガイドプーリすなわち
4個のガイドプーリ3a〜3dを備えた第1ガイドプー
リ対3とからなり、移動台車2には、ワイヤソーSを駆
動する図示しないドライブプーリが設けられている。
【0013】前記第2ガイドプーリ対5は、3個のガイ
ドプーリ5a〜5cを備え、被切断体Wに着脱自在に取
り付けられるようになっている。
ドプーリ5a〜5cを備え、被切断体Wに着脱自在に取
り付けられるようになっている。
【0014】前記1対のガイドチューブ10a、10b
は、両プーリ対3、5の間に配設され、金属管や塩化ビ
ニール管などで形成されており、冷気又は冷媒の注入管
11が設けられている。なお、冷気又は冷媒には、液体
窒素やドライアイスが用いられる。また、図2に示すよ
うに、ワイヤソーSの通過部には、冷気の漏れを防止す
るシール体すなわちシールプレート12が設けられてい
る。
は、両プーリ対3、5の間に配設され、金属管や塩化ビ
ニール管などで形成されており、冷気又は冷媒の注入管
11が設けられている。なお、冷気又は冷媒には、液体
窒素やドライアイスが用いられる。また、図2に示すよ
うに、ワイヤソーSの通過部には、冷気の漏れを防止す
るシール体すなわちシールプレート12が設けられてい
る。
【0015】切断に際し、エンドレスのワイヤソーS
を、移動台車2内のドライブプーリからプーリ3a、3
bを介してガイドプーリ10aを通し、ガイドプーリ5
aを介して被切断体Wの上下に連続して巻き付け、ガイ
ドプーリ5bを介してガイドチューブ10bを通し、ガ
イドチューブ3c、3dを介してドライブプーリに戻
し、ドライブプーリを回転し、ワイヤソーSを移動して
被切断体Wを切断する。そのワイヤソーSは、往路及び
復路において、それぞれガイドチューブ10a、10b
を通過する際、冷気又は冷媒で好適に冷却され、切断に
よるワイヤソーSの温度上昇が防止される。したがっ
て、従来の冷却水が不要となる。
を、移動台車2内のドライブプーリからプーリ3a、3
bを介してガイドプーリ10aを通し、ガイドプーリ5
aを介して被切断体Wの上下に連続して巻き付け、ガイ
ドプーリ5bを介してガイドチューブ10bを通し、ガ
イドチューブ3c、3dを介してドライブプーリに戻
し、ドライブプーリを回転し、ワイヤソーSを移動して
被切断体Wを切断する。そのワイヤソーSは、往路及び
復路において、それぞれガイドチューブ10a、10b
を通過する際、冷気又は冷媒で好適に冷却され、切断に
よるワイヤソーSの温度上昇が防止される。したがっ
て、従来の冷却水が不要となる。
【0016】図3は本発明の別の実施例を示し、ガイド
チューブ10A及び10Bを、それぞれガイドプーリ3
a、3b及び3c、3dを囲むように移動台車2Aと一
体に構成し、他を図1と同様に構成した例である。この
実施例では、ガイドチューブ10A、10Bを移動台車
2Aで運搬することができ、便利である。
チューブ10A及び10Bを、それぞれガイドプーリ3
a、3b及び3c、3dを囲むように移動台車2Aと一
体に構成し、他を図1と同様に構成した例である。この
実施例では、ガイドチューブ10A、10Bを移動台車
2Aで運搬することができ、便利である。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、冷却水を使用しないでワイヤソーの温度上
昇を防止して切断作業を行うことができる。したがっ
て、従来の冷却水の後処理にかかる費用を不要にするこ
とができる。
ているので、冷却水を使用しないでワイヤソーの温度上
昇を防止して切断作業を行うことができる。したがっ
て、従来の冷却水の後処理にかかる費用を不要にするこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示す側面図。
【図2】図1のガイドチューブの要部を示す側断面図。
【図3】本発明の別の実施例を示す側面図。
S・・・ワイヤソー W・・・被切断体 1・・・駆動装置 2、2A・・・移動台車 3・・・第1ガイドプーリ対 3a〜3d、5a〜5c・・・ガイドプーリ 10a、10b、10A、10B・・・ガイドチューブ 11・・・注入管 12・・・シールプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28D 1/08 B28D 7/02
Claims (2)
- 【請求項1】 第1ガイドプーリを介してワイヤソーを
駆動する駆動装置と、被切断体に取り付けられた第2ガ
イドプーリと、これら両プーリ間に配設された1対のガ
イドチューブとからなり、該ガイドチューブには冷気又
は冷媒の注入管と、ワイヤソー通過部のシール体とが設
けられていることを特徴とするワイヤソー切断装置。 - 【請求項2】 第1ガイドプーリを介してワイヤソーを
駆動する駆動装置と、被切断体に取り付けられた第2ガ
イドプーリと、前記第1ガイドプーリを囲み前記駆動装
置と一体に構成された1対のガイドチューブとからな
り、該ガイドチューブには冷気又は冷媒の注入管と、ワ
イヤソー通過部のシール体とが設けられていることを特
徴とするワイヤソー切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080117A JP2833692B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | ワイヤソー切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080117A JP2833692B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | ワイヤソー切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08276418A JPH08276418A (ja) | 1996-10-22 |
JP2833692B2 true JP2833692B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=13709262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7080117A Expired - Fee Related JP2833692B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | ワイヤソー切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833692B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007000004A1 (de) * | 2007-01-09 | 2008-08-14 | Hilti Aktiengesellschaft | Schutzeinrichtung einer Seilsägevorrichtung |
KR100898151B1 (ko) * | 2008-10-08 | 2009-05-19 | 장은영 | 친환경 와이어쏘 절단장치 및 이를 이용한 절단방법 |
KR102096216B1 (ko) * | 2019-11-21 | 2020-04-01 | 주식회사 맑은누리 | 건식 와이어쏘를 이용한 절단시스템 |
EP4414112A1 (de) * | 2023-02-08 | 2024-08-14 | Hilti Aktiengesellschaft | Schutzvorrichtung für eine seilsäge und seilsäge |
-
1995
- 1995-04-05 JP JP7080117A patent/JP2833692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08276418A (ja) | 1996-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |