JP2833668B2 - パネルのまわりにおいて積層パネルの縁を折り返してトリムパネルを形成させる方法および装置 - Google Patents

パネルのまわりにおいて積層パネルの縁を折り返してトリムパネルを形成させる方法および装置

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JP2833668B2
JP2833668B2 JP8501516A JP50151694A JP2833668B2 JP 2833668 B2 JP2833668 B2 JP 2833668B2 JP 8501516 A JP8501516 A JP 8501516A JP 50151694 A JP50151694 A JP 50151694A JP 2833668 B2 JP2833668 B2 JP 2833668B2
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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願のクロス・リファレンス 本発明は、1992年5月13日出願(出願人整理番号:266
0)の米国特許出願第07/883,024号(スペングラーら)
と1992年5月13日出願(出願人整理番号:2661)の米国
特許出願第07/883,025号(スペングラーら)との関連発
明である。
技術分野 本発明は、少なくとも基板と、前記基板に積層される
とともにシート縁部が前記基板のへりのまわりにおいて
前記基板の裏面まで折り返されるカバーシートとを有す
るトリムパネルを製造する方法と装置とに関する。シー
ト縁部と基板のへりとが共同で、折返しを受けるパネル
縁を形成する。
背景技術 この種のトリムパネルは、たとえば自動車の扉の内張
りに用いられる。従来的にトリムパネルは、基板と、そ
れ自体が互いに積層された数層の積層体である化粧カバ
ーシートとからなる。そして、このカバーシートが、裏
当てとなる前記基板に積層される。基板は、たとえばAB
Sやポリプロピレン等の合成プラスチック材料、フェノ
ール樹脂等に木繊維を埋め込んだ繊維板、ガラス繊維板
等のその他の繊維板といったような、さまざまな材料を
用いて形成される。カバーシートは、化粧布またはビニ
ールや類似の材料を好ましくは海綿状材料、特にポリエ
ーテルフォームやポリエチレンフォーム等に接着したも
ので作られる。前記1992年5月13日出願の米国特許出願
第07/883,025号(スペングラーら)および1992年5月13
日出願の米国特許第07/883,024号(スペングラーら)
は、基板と、たとえば海綿状材料の裏当ての上に化粧カ
バーを積層させたもの等の複数層の化粧カバーシートと
の形成に関するものである。一般に基板の加熱段階と温
度制御段階、特に、前記2つの同時係属出願により詳細
に説明されるように、化粧材料の損傷を防ぐために数層
からなる化粧カバーシートまたは複合カバーシートを冷
却する段階とを含む積層工程において、従来の接着剤が
用いられている。
カバーシートの縁部のトリミングまたは折返しを巧妙
に行なうことは、かねてからの問題のひとつであった。
前記2つの米国特許出願は、折返し作業を完全に不要に
しようとするものである。しかし、特定の目的に使用さ
れる材料の種類およびパネル構造の種類によっては、縁
部の折返しが行なわざるをえない場合がある。
1987年1月6日発行の米国特許第4,634,483号(スペ
ングラー)に、フィンガ部が前後に水平移動して、カバ
ーシートの縁部を基板のへりの上に押圧することしかで
きない縁部折返し具(41)が開示されている。折込み動
作は不能である。
1984年8月14日発行の米国特許第4,465,534号(ゼル
コヴィッツ)に、椅子の剛性シェルを布張りする装置と
方法とが開示されている。シェルが基板を形成し、化粧
材料が椅子のシェルの裏面のまわりにおいて溝内に巻き
込まれる。シート縁部を溝内に保持させるために、シー
ト縁部を可撓管状保持部材のまわりに巻き付け、その
後、前記保持部材を椅子のシェルの裏面に設けられた溝
内に巻き込んでいる。
1982年4月6日発行の米国特許第4,323,406号(モレ
ロ)には、裏当てに設けられた特殊成形の溝内に折り込
む動作を含むパネル外装法が開示されている。シート縁
部を溝内において固定することも、弾性手段によって達
成される。モレロの方法では、シート縁部を基板裏面に
直接積層接着することはできない。
発明の目的 前記事実に鑑みて、本発明は、 基板上に化粧カバーシートを積層させると同時に縁部
の折返しと折り返されたシート縁部を基板の裏面に接着
する動作とを行なうといったように、カバーシート、特
に多層複合カバーシートの積層と接着とを一連の作業工
程において複合的に行なうこと; 予備積層されたシートのシート縁部を基板のへりのま
わりにおいて折り返した後に前記シート縁部を基板の裏
面に積層させることと; カバーシートと基板との積層および接着と、シート縁
部と基板裏面との積層および接着とを同時に行ないうる
積層縁部折返し装置を提供することと; 予備積層されたパネルのシート縁部をパネル基板の裏
面に折り返す縁部折返し作業と縁部積層作業とを行ない
うる装置を提供することと を個別的または複合的に実現することを目的とする。
発明の概要 本発明にしたがった方法の一具体例は、カバーシート
自体が複数層からなる複合シートであるカバーシートを
基板に積層させることによって実施される。積層させる
ことによって、カバーシートの縁部と基板のへりとが共
同でパネルの縁を形成する予備積層パネルが得られる。
こうして得られた予備積層パネルは、パネル縁がパネル
保持具の折込み縁部から突出するように保持される。次
に、前記縁の一部分を形成する基板のへりが、基板裏面
に前記縁を積層接着させうる程度まで十分に加熱され
る。加熱十分になると、突出したパネル縁が、まず少な
くとも90度の角度にわたって折り返され、それと同時に
パネル保持具の折込み縁部が折返し完成具と協働動作し
て折返し部を完成させ、パネル縁が基板の裏面に接着積
層された状態になる。好ましくは、基板の縁を加熱しな
がらシート縁部を冷却して、基板のへりの加熱によって
カバーシートが損傷されることのないように保護する。
さらに、基板のへりを形成している基板部分を基板のそ
の他の部分よりも肉薄にして、完成したパネル縁もまた
予備積層パネルより肉薄となるようにすることとする。
このようにすると、予備積層パネルとパネル縁との境目
の遷移部分において折返し部が容易に形成される。
本発明の製造方法の別な具体例では、折返し部を形成
させうる程度に十分にシート縁部が基板のへりの外方に
突出するように、まずカバーシートの面積が基板よりも
大きくなるような寸法に基板とカバーシートとが予備切
断される。次に、予備切断されたシートと基板とがそれ
ぞれの金型部内または金型部上に配置される。その後、
基板が加熱され、カバーシートの温度が、次段階の積層
作業を行ないうる十分な温度に制御される。そして第1
の金型部材が第2の金型部材に押圧されて、まずカバー
シートが基板に積層され、これによって基板のへりは、
後に折返し装置または折返し部材が基板のへりの裏側に
達しうるような高さに配置される。加熱、温度制御およ
び押圧作業は、同時に行なわれる。次に、折返し部材が
基板のへりの裏側の位置に移動し、この移動によってシ
ート縁部が折り返されて基板の裏面に当接する。その
後、折返し部材と第2の金型部材とが互いに接近する方
向に相対的に移動して、シート縁部を基板裏面に当接積
層させるための圧力が加えられる。次に、積層状トリム
パネルを保持する金型部材の移動範囲外に折返し部材を
移動させうるように、折返し部材と第2の金型部材とが
移動される。最後に、金型部材が離反的に移動されて、
トリムパネルが取り出される。
本発明の第1の具体例の方法は、成形用工具等の工具
が折込み縁部を有するとともに、共同でパネル縁を形成
するシート縁部と基板のへりとが前記折込み縁部から突
出するように予備成形パネルを保持する本発明の装置に
おいて実施されることが好ましい。ピストン形シリンダ
駆動装置等の駆動装置が第1の保持具に接続されて、第
1の保持具を、たとえば垂直方向上下等の第1の方向に
移動させる。数個の構成部材からなるものであってもよ
い第2の工具は、基板のへりを加熱する加熱装置を有す
る。必要に応じてシート縁部を同時に冷却して、基板の
へりを加熱することによって生じる熱から化粧カバーシ
ートを保護する。ピストン形シリンダ駆動装置等の第2
の駆動装置が、加熱装置を有する第2の工具を第2の方
向に移動させる。好ましくは、加熱装置は水平方向に移
動されることとする。第2の工具を水平方向に移動させ
ると、前記工具により、まずパネル縁が基板裏面の方に
少なくとも90度の角度にわたって折り返される。加熱装
置を含むものであってもよい第2の工具の前記移動によ
り、第2の工具は第1の工具の折込み縁部と協働しうる
位置に配置される。そこで第1の工具を第1の方向に駆
動して第2の工具と係合させると、折返し部が完成す
る。好ましくは第2の工具は、第1の工具が自身の折込
み縁部を侵入させ、以て折返し部を完成させる溝を有す
ることとする。
本発明の第2の具体例を実施する最良の方法は、第1
の積層用金型部が基板保持面部分を有し、中央金型部材
を含む第2の積層用金型部がカバーシートを支持する第
2の面部分を有する本発明にしたがった装置を用いるこ
とである。たとえば1つ以上のピストン形シリンダ装置
を含む第1の駆動装置が、第1の金型部と第2の金型部
の中央金型部材とを第1の方向、好ましくは垂直方向に
互いに相対移動させて、カバーシートを基板に積層させ
る。第2の金型部は中央金型部材に加えて、第1の方向
に直角な第2の方向、すなわち好ましくは水平方向に移
動可能に取り付けられた少なくとも1つの縁部折返し装
置を含む。縁部折返し装置は、中央金型部材と折返し装
置とが積層縁部折返し作業の開始位置にある時にシート
縁部を支持する第3の面部分を有する。中央金型部材が
後退位置にある時に縁部折返し装置を第2の方向に前後
に移動させる第2の駆動装置が配設され、これによって
折返し装置の折返し部材を中央金型部材の裏側に移動さ
せ、以てシート縁部を基板のへりのまわりにおいて基板
裏面まで折り返すことができる。そこで、中央金型部材
が第1の駆動装置により駆動されて第1の積層用金型部
の方へ部分的に移動して、折返し部材に当接し、以てシ
ート縁部が基板裏面に押圧されて折返し部が完成する。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の第1の具体例にしたがった積層装
置の断面図であり、第1の積層用上側金型部と、中央金
型部材と2つの折返し装置とを含む第2の積層用下側金
型部とを示す図である。
第2図は、第1図と同様の図であり、上側金型部と下
側金型部との間の空間に対して侵入および脱出動作可能
な加熱装置の位置を追加した図である。
第3図は、シート縁部の部分折返し段階と組み合わせ
て行なわれる積層段階を示す図である。
第4図は、縁部折返し作業の進行状態を示す図であ
る。
第5図は、基板裏面へのシート縁部の折返しおよび積
層作業が完了した状態を示す図である。
第6図は、折返し装置が係合解除されて後退可能な状
態になる位置まで中央金型部材を後退させた状態を示す
図である。
第7図は、積層および縁部折返し作業が完了して、折
返し装置が動作開始位置に配置された状態を示す図であ
る。
第8図は、完成したトリムパネルが上側金型部により
運ばれて取り出される様子を示す図である。
第9図は、完成したトリムパネルの取出し後の状態を
示す第8図と同様の図であり、基板または完成パネルの
いずれかを保持するために上側金型部内に設けられる吸
込みダクトを追加した図である。
第10図は、一連の動作段階において複数個の上側およ
び下側金型部を使用しうる本発明にしたがって装置の第
2の具体例を示す正面図である。
第11図は、第10図にしたがった装置の平面図である。
第12〜19図は、第10および11図の装置に用いられる上
側および下側金型部の断面図であり、積層および縁部折
返し段階の順序を示す図である。
第20図は、自身の折込み縁部からパネル縁を突出させ
るように予備積層パネルを保持する第1の工具を示す図
であり、下側金型部等を省いた部分切欠図である。
第21図は、第20図の工具と相方保持部材および第2の
工具を形成する加熱装置との協働を示す側面である。
第22図は、第20図の工具が折返し具兼折込み具と協働
可能な下位置に配置されている様子を示す図である。
第23図は、パネル縁の折返し作業の開始段階を示す図
である。
第24図は、折返し作業が完了した状態を示す図であ
る。
第25図は、第21図と同様の図であり、固定式相方保持
部材を、同時に折込み具としての機能も果たす可動式相
方保持部材に置き換える改変を加えた状態を示す図であ
る。
第26図は、第24図と同様の図であり、第25図の装置に
おいて折返し作業が完了した状態を示す図である。
好ましい具体例および発明の最良の形態の詳細な説明 本発明を明確に説述するために、添付図面を参照しな
がら以下に例を挙げてこれを説明する。
第1図に、トリムパネル製造装置の第1の具体例を示
す。この装置は、たとえば上側および下側金型部を形成
する第1の金型部1と第2の金型部2とを含む。第1図
において、第1の金型部1は、図示しない吸込みダクト
により基板4を保持する面部分3からなる。基板は、予
備成形された基板へり4Aを有する。第1の金型部1は、
たとえば、符号に示すのみの装置フレーム6に接続され
たピストン形シリンダ装置5の形をとる第1の駆動装置
によって駆動される。第1の金型部1は、図示しない従
来式加熱装置と流体運搬装置とによってポンプ送りされ
た高温流体を通す加熱ダクト7を備える。化粧シートま
たはカバーシート8は、カバーシートを支持する第2の
面部分10と折込み縁部11とを有した中央金型部材9を含
む下側金型部2上に乗せられる。第1の駆動装置5を利
用して、第1の金型部1と中央金型部材9とを第1の方
向、たとえば矢印12に示す垂直方向に互いに相対移動さ
せることができる。
第2の金型部は、中央金型部材9のまわりに分散配置
される少なくとも1個または数個の折返し装置13を含
む。各折返し装置13は、カバーシート8の縁部8Aを支持
する第3の面を形成する面14を有する。面14は、シート
8を必ず装置の中央に正しく位置させる停止部材15によ
って取り囲まれている。各折返し装置13は、折込み溝18
を形成する折返しフィンガ17を備えた本体16を有する。
さらに、本体16は、温度制御される流体、好ましくは冷
却用流体を通過させるダクト19を備える。各本体16は、
案内レール22により滑り面20に沿って案内されて矢印23
に示すように前後に移動するスライダ21により滑り面20
上に取り付けられるとともに、ピストン形シリンダ装置
24等の第2の駆動部材によって駆動されて、以下に説明
する折返し動作を行なう。第2の駆動装置24は、装置フ
レーム6上に取り付けられる。矢印23に示す移動方向
は、第1の移動方向に対して直角とする。図の具体例に
おいて、この第2の方向は水平方向である。
中央金型部材9は、たとえば装置フレーム6の一部分
を形成するテーブル6Aに取り付けられた駆動シリンダ26
のピストン棒25に取り付けられる。ピストン棒25は、中
央金型部材9を垂直方向に上下に移動させる案内機能を
果たす。単純な具体例においては、駆動装置5が十分な
往復運動を行ないうるのであれば、液圧を加えずに単に
ピストン棒25をそれぞれのシリンダ内において案内させ
るのみとしてもよい。
ピストン棒または案内棒25は、中央金型部材9を垂直
方向に降下させうる圧縮ばね27によって取り囲まれ、こ
れによって、積層圧を加える装置の機能と関連させて以
下に用途を説明する力が、前記圧縮ばねに貯えられる。
第1図は、予備成形された基板4が上側金型部1上に乗
せられ、予備切断された多層シートであってもよいカバ
ーシート8が下側金型部2上に乗せられている状態を示
す。シート8の大きさについては、基板縁部4Aがシート
縁部8Aによって十分に取り囲まれて、第2〜9図を参照
しながら以下に説明する折返し作業を行ないうる程度の
十分な大きさとする。
第2図に、矢印29に示すように前後に移動して、上側
金型部1と下側金型部2との間の空間に対して水平方向
に侵入および脱出動作可能な加熱装置28を示す。加熱装
置28を位置決めする駆動手段は、第2図には示されてい
ない。加熱装置は、たとえば赤外線加熱器であってもよ
い。加熱装置28は、基板4を加熱する上方加熱部28A
と、、カバーシート8を加熱する下方加熱部28Bとを有
する。加熱十分になると、加熱装置28は矢印29に示すよ
うに後退せしめられる。中央金型部材9は、基板4への
積層接着のためにシート8の内向面が加熱されている時
に、その外向きの化粧面を冷却する冷却ダクト30を備え
る。同時に、折返し装置13の冷却ダクト19は、シート縁
部8Aの外向面を冷却する。
第3図に、加熱装置28が除去された後に上側金型部1
が中央金型部材9に押圧され、これによって圧縮ばね27
が第3図に示すように圧縮されて、シート8の裏面に基
板4が積層される工程を示す。これと同時に、シート縁
部8Aが折返しフィンガ17により約90度の角度にわたって
折り返される。圧縮ばね27が圧縮限界に達すると、十分
な時間長にわたって接着圧が加えられて、カバーシート
8が基板4に積層される。
第4図に、矢印31の方向に折返し装置13を移動させる
駆動装置24によって折返し装置13が動作せしめられてい
る様子を示す。この移動により、第4図に示すように、
折返しフィンガ17がシート縁部をさらに内方に、基板裏
面の裏側の位置まで折り返す。
第5図に、駆動装置5内において積層圧が解除され、
これによってばね27に貯えられたエネルギーにより中央
金型部材が十分に持ち上げられて、中央金型部材9の折
込み縁部11が折返しフィンガ17の折込み溝18内に侵入ま
たは前記折込み溝の方向に移動することによって基板縁
部4Aのまわりにおいてシート縁部が折り込まれる様子を
示す。これによって、ばね27は、第5図に示すように部
分的に弛緩する。同時に、折返しフィンガ17の傾斜部分
または斜面形成部分がシート縁部を基板4の裏面に押圧
し、以てシート縁部を基板裏面に積層接着する。前記斜
面17Aは、基板裏面の形状に沿う形とされる。
第6図に、同図に示す最終的な折返し縁部を形成させ
うる十分な時間が経過した後に駆動装置5が矢印32に示
すように下方に作動する様子を示す。このように下方に
移動させるだけで、駆動装置24が外方に作動すると同時
に、完成した折返し縁部から折返しフィンガ17の斜面17
Aを第7図の矢印33に示すように係合解除させることが
できる。
第8図に、駆動装置5によって上側金型部1が矢印34
の方向に持ち上げられ、これによって、依然として吸込
力が作用しているために、完成したトリムパネルが上側
金型部と一緒に持ち上げられる様子を示す。上側金型部
1は、第9図に示すように、完成したパネルを装置から
容易に取り出すことができる程度に十分に持ち上げられ
て、装置は、第1図に示すように上側金型部1への基板
4の設置と下側金型部2上へのカバーシート8の配置と
から開始される新たな運転サイクルを行ないうる状態に
なる。第9図には、連結装置36によって吸込源に接続さ
れるマニホルド35も示されている。吸込源は図示されな
い。マニホルド35は、ダクド37を介して、吸込力が加わ
っているかぎり基板4を保持する吸込穴38に通じる。
第10図に、数組の上側および下側金型部を同時に操作
しうる具体例を示す。装置フレーム39内に、第1のテー
ブル40と第2のテーブル41とが取り付けられる。各テー
ブルには、それぞれ台40Aおよび41Aが乗せられている。
図において台40Aは上位置にあり、台41Aは下位置にあ
る。ピストン形シリンダ装置は、従来構造の装置の液圧
部42により操作される。左側の台40Aには、2組の第1
の積層用金型部43が乗せられている。右側の台41Aに
は、2組の第1の金型部または下側金型部44が乗せられ
ている。
支承壁であってもよい中央柱45は、装置フレームの一
部分を形成する。テーブル40および41は、柱または支承
壁45と装置フレーム39の側板39Aとに従来的に固定され
る。柱または支承壁45の最上部に位置する蝶番46は、時
計回りおよび反時計回りの方向に前後移動していずれか
1組の下側金型部43または44と協働する両面テーブル47
を柱または支承壁45に固定する。
両面テーブル47には、その片面上において第1組の基
板保持用金型部48が、その反対面上において第2組の基
板保持用金型部49が乗せられている。両面テーブル47が
その時点で保持されている位置によって、金型部48が金
型部43と協働し、金型部49が金型部44と協働する。
第10図に示すように、金型部44と49との間において成
形折返し作業が行なわれている間に、金型部43および48
が、装置フレーム39内においてレール52およびローラ53
上を前後に移動可能な往復台51により支持された加熱装
置50によって加熱される。往復台51は、モータ54により
クランク駆動装置55等を介して駆動されて、第11図の矢
印56に示すように加熱装置50を前後に変位させる。
制御盤57は装置の一部分をなすけれども、本発明の一
部分をなすものではない。
第11図については、これまでに使用した参照番号、特
に第10図において使用した参照番号が第11図にも使用さ
れている。往復台51上に取り付けられた加熱装置50は、
モータ54とクランク駆動装置または同様の駆動装置55と
により、案内レール52上を矢印56に示す方向に前後に移
動される。モータ54は、装置フレーム39に取り付けられ
る横棒58に固定されたブラケット57に取り付けられる。
装置は、ガードレールまたは防護柵59により取り囲まれ
る。温度制御装置60は、前記加熱ダクオおよび冷却ダク
トを通過する流体を加熱および冷却する加熱装置と冷却
部材とを内蔵する。
第10および11図に示す装置は、蝶番46により装置フレ
ームの柱45に取り付けられた両面テーブル47または板47
がいずれかの組の金型部43または44と交互に協働するよ
うに動作し、これによって一方の組状金型部の載荷と加
熱とを行いながら他方を一方の水平位置にある両面テー
ブルまたは回転板47上の1組の金型部と協働させ、また
逆に回転板47を装置フレームの他方の水平位置につけて
同様の操作をすることができる。両面テーブルまたは板
47が180度の角度を傾斜状態のまま回転している間は、
加熱装置は第11図に示す位置外に移動されている。
第1図においてすでに説明した構成部材については重
ねて説明せずに、以下に第12〜19図を参照しながら第10
および11図に示す装置の作用をより詳細に説明する。
第12図において、左側テーブル40上の金型部にカバー
シート8が乗せられる一方、前記第5図に対応する装置
右側部分に圧力が加えられる。ばねが一定の力を発揮し
て、折り返されたシート縁部を基板裏面に積層接着す
る。基板4は、金型部48上に載荷されている。
第13図において、加熱装置50は、基板4とシート8と
を加熱する位置につけられている。加熱のために、テー
ブル40は第13図に示す位置よりも高い位置につけられ
る。したがって、前記図は、正確な縮尺図ではない。
第14図において、加熱は継続されるが、右側部分の圧
縮状態は、折返し装置13を第6図に対応する位置から離
脱移動させうるような状態になっている。しかし第14図
の場合は、中央金型部材は、前記位置において完全圧縮
状態にあるばね27によって取り囲まれた自身のピストン
形シリンダ装置により下降せしめられる。両面板または
テーブル47は、双方向矢印61に示すように反時計回りに
直ちに移動可能な状態になっている。板47の駆動手段は
従来的なものであるため、詳細には図示されていない。
たとえば、スプロケットチェーンを介して蝶番46に接続
されたスプロケットを駆動する電動モータを、制御盤57
によって制御される一連の生産順序に合わせて時計回り
と反時計回りとに交互に協働させてもよい。
第15図において、折返し装置13は、第7図に対応する
位置外に移動されている。第16図において、両面板47
は、蝶番46を中心に180度の角度にわたって移動されて
おり、これによってこれまで上を向いていた金型部48が
今度は下向きになり、これまで下を向いていた金型部49
が今度は上向きになって、完成したトリムパネル43を取
り出すことができるようになっている。ここで中央金型
部材43を下降させて、第5図において説明したようにシ
ート縁部の初期折返し作業が行なわれる。右側は、操作
員が手動配置するシートを受入可能な状態になってい
る。シート受入のために、対応する駆動装置により右側
部分を上位置に移動させる。この時までに回転台は全18
0度の回転を終えている。ばねの力に抗して下側の金型
部材が押し下げられ金型部48と協働するまで左下のテー
ブルが上方に移動して、第5図において説明したように
シート縁部の部分折返し作業が行なわれる。第17図に、
折返し装置を内方に移動させる第4図に対応したその後
の折返し段階を示す。右側部分は、新しいカバーシート
を受入可能な状態のままである。
第18図において、左側部分は今度は第5図において説
明したように機能し、これによって、基板とカバーシー
トとの間の積層部分において低圧での接着が行なわれ
て、縁部が積層接着される。
ちなみに、予備積層された基板および予備切断された
カバーシートの挿入と完成したトリムパネルの取出しと
を行なうだけの操作員を保護するために、第10および11
図に示す装置フレームには、いわゆる光カーテン等の安
全装置が設けられる。
第19図において、完成したトリムパネル62が矢印63に
示すように取り出される一方、第5図において説明した
ように左下側部分において積層作業が行なわる。第19図
の右側部分には、予備切断された新しいシート8が挿入
されることになる。前記動作が再び第12図の段階から繰
り返される。
第20〜26図に、本発明にしたがった生産方法を実施す
るための本発明の装置の別な具体例を示す。この具体例
では、カバーシート64と基板65との寸法を異ならせる必
要はない。それにもかかわらず、カバーシートの縁部64
Aと基板65のへり65Aとが共同で縁66を形成する。好まし
くは、基板65のへり65Aは、基板65自体より肉薄とな
る。このようにすると、縁66と肉厚の基板部分との間の
遷移部分65Bのまわりにおいて容易に折返し部を形成さ
せることができる。
第21図に示すピストン形シリンダ等の自身の駆動装置
68を有した金型部を形成するものであってもよい第1の
工具67は、斜面67Bを有する折込み縁部67Aを備える。
第21図に、第20図の第1の工具67が、ピストン形シリ
ンダ装置の形をとる自身の駆動装置70を有した第2の工
具69と協働する位置についている様子を示す。ピストン
棒71は、加熱装置73によって加熱される加熱部72を有す
る。ピストン形シリンダ装置70は加熱部72と加熱装置73
とを矢印74に示すように前後に移動させる。加熱部72の
上端部72Aは、断熱部材75を介してピストン棒71の自由
端部に接続される。また第2の工具69は、それ自体に斜
面77(第2の斜面)と冷却ダクト78とが設けられた背後
支持部材76を含む。
背後支持部材76はブラケット79により装置フレーム80
に取り付けられる。
第22図において、加熱がすでに完了し、第1の工具67
は自身の駆動装置68により、第20および21図に示す位置
から第22および23図に示す下位置まで、双方向矢印81に
示すように下方に移動されている。この下位置におい
て、斜面83と自身の斜面85を有する折返し溝84とを備え
た折返し具82は、たとえば第21図のピストン形シリンダ
装置70に対応する自身の図示しない駆動手段により、矢
印86に示すように水平方向に前後移動可能となってい
る。折返し具82も冷却ダクト87を有する。
第23図において、折返し具82は矢印88に示すように右
に移動しており、これによって縁66は図のように90度の
角度にわたって折り返される。
第24図に、第21図に示す自身の駆動装置68の働きによ
り第1の工具67が矢印89に示すように上方に移動される
様子を示す。このように、折込み縁部67Aが溝84内に侵
入し、これによって2つの斜面67Bおよび85が協働し
て、第24図に示すように折返し部を完成させうる十分な
圧力がもたらされる。折返し部が完成すると第1の工具
67は下降せしめられ、完成したトリムパネルを第1の工
具67の保持面から取り外すことが可能になる。
第25および第26図に、前記第1の工具67および加熱部
72と協働する改良形の背後支持部材90を示す。背後支持
部材90は、背後支持面90Aと、斜面67Bと協働して第26図
に示すように折返し部を完成させる斜面91とを有する。
斜面91は、第1の工具67の折込み縁部67Aを受け入れて
折返し部を完成させる折返し溝92へとつながっている。
また、背後支持部材90は冷却ダクト93を備えるととも
に、矢印95の方向に前後移動可能な自身の駆動装置94を
有する。背後支持部材90が矢印95に示すように右方に移
動することにより縁が90度にわたって折り返された後
に、第1の工具67が矢印96に示すように上方に移動して
折返し部を完成させる。駆動装置70および97は、互いに
前後に同期的に駆動される。実際には、背後支持部材90
も垂直方向に上下移動可能であれば、第1の工具67を同
じ高さに維持してもかまわない。
特定の具体例を参照しながら本発明について説明した
が、添付の請求の範囲に含まれる全ての改変および同等
物は本発明に含まれるものと理解されたい。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−251726(JP,A) 特開 昭63−135230(JP,A) 特開 平4−272828(JP,A) 特開 平2−89618(JP,A) 実開 平5−26348(JP,U) 米国特許4174988(US,A) 米国特許2284833(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 63/00 - 63/48 DIALOG(PCI) QUESTEL(EPAT)

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも基板と、前記基板に積層される
    とともにシート縁部が前記基板のへりのまわりにおいて
    前記基板の裏面まで折り返されるカバーシートとを有し
    たトリムパネルを製造する装置において、基板を保持す
    る第1の面部分を有する第1の積層用金型部と、カバー
    シートを支持する第2の面部分を有した中央金型部材を
    含む第2の積層用金型部と、前記第1の金型部と前記中
    央金型部材とを第1の方向に互いに相対的に移動させて
    積層作業を行なわせる第1の駆動手段と、前記第2の金
    型部に含まれる縁部折返し手段であって前記第1の方向
    に直角な第2の方向に移動可能に取り付けられるととも
    に前記中央金型部材と縁部折返し手段とが積層縁部折返
    し動作開始位置にある時に前記シート縁部を支持する第
    3の面部分を有する少なくとも1つの縁部折返し手段
    と、前記中央金型部材が前記第3の面に対して後退位置
    にある時に前記縁部折返し手段を前記第2の方向に前後
    に移動させる第2の駆動手段とからなり、前記少なくと
    も1つの縁部折返し手段の折返し部材が前記中央金型部
    材の裏側に移動されて、以て前記シート縁部が前記基板
    の前記へりのまわりにおいて前記基板の前記裏面まで折
    り返され、前記中央金型部材が前記第1の積層用金型部
    の方に部分的に移動されて前記折返し部材に当接し、以
    て前記シート縁部が前記基板の前記裏面に押圧されるこ
    とを特徴とするトリムパネル製造装置。
  2. 【請求項2】前記中央金型部材を支持する弾性的降伏支
    持部材をさらに含み、前記中央金型部材が前記第1の駆
    動手段によって駆動される時に、前記第1の駆動手段が
    前記中央金型部材を前記第1の方向に案内し、前記支持
    手段が、積層作業のための圧縮力を貯めることを特徴と
    する請求の範囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】前記第1の駆動手段が、前記中央金型部材
    の案内と駆動とを行なうピストン棒を含むピストン形シ
    リンダ駆動装置からなり、前記弾性的降伏支持手段が、
    前記ピストン棒を取り巻く圧縮ばねからなり、前記圧縮
    ばねが、前記ピストン形シリンダ駆動装置の駆動力が加
    えられていない時に前記中央金型部材を前記開始位置に
    保持することを特徴とする請求の範囲第2項記載の装
    置。
  4. 【請求項4】前記開始位置において、前記中央金型部材
    の前記第2の面部分の少なくとも一部分が前記縁部折返
    し手段の前記第3の面と面一になることを特徴とする請
    求の範囲第3項記載の装置。
  5. 【請求項5】前記第2の駆動手段によって前記縁部折返
    し手段が前記第2の方向に駆動された時に前記少なくと
    も1つの縁部折返し手段を前記第2の方向に案内する案
    内手段をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第1項
    記載の装置。
  6. 【請求項6】前記基板が前記上側金型部によって保持さ
    れ、かつ前記カバーシートが前記中央金型部材によって
    支持されている時に前記基板と前記カバーシートとを予
    熱する加熱手段をさらに含むことを特徴とする請求の範
    囲第1項記載の装置。
  7. 【請求項7】前記第1の積層用金型部が前記第2の積層
    用金型部の上に配置され、前記第1の方向が垂直方向で
    あり、前記第2の方向が水平方向であることを特徴とす
    る請求の範囲第1項記載の装置。
  8. 【請求項8】フレームと、前記フレーム内において互い
    に相対移動可能に配置された2組の前記第1の積層用金
    型部と2組の前記第2の積層用金型部と、前記第1の積
    層用金型部によって保持される基板と前記第2の積層用
    金型部によって支持されるカバーシートとを加熱する加
    熱手段とをさらに含むことを特徴とする請求の範囲第1
    項記載の装置。
  9. 【請求項9】前記2組の第1の金型部を移動させる両面
    板と、装置フレームと、前記両面板が少なくとも180度
    の角度にわたって傾斜状態のまま回転しうるように前記
    装置フレームに前記両面板を固定する蝶番手段とをさら
    に含み、前記2組の前記第1の積層用金型部が前記両面
    板の両面に固定され、前記2組の第2の積層用金型部
    が、一方の組の第2の積層用金型部を載荷可能にしなが
    ら一方の水平位置にある前記両面板上の一方の前記第1
    の金型部と他方の組の第2の積層用金型部とを協働させ
    ることができ、また逆に前記両面板を前記フレーム内の
    他方の水平位置につけて同様の操作をすることができる
    ような位置に配置されることを特徴とする請求の範囲第
    8項記載の装置。
  10. 【請求項10】いずれか一方の前記第1および第2の積
    層用金型部上に配置された基板とカバーシートとを加熱
    可能に構成される加熱手段と、前記加熱装置を前後移動
    させる手段とをさらに含むことを特徴とする請求の範囲
    第9項記載の装置。
  11. 【請求項11】前記第1の積層用金型部と前記第2の積
    層用金型部と前記少なくとも1つの縁部折返し手段とに
    接続されて、前記金型部および前記折返し手段の温度を
    個別制御する手段をさらに含むことを特徴とする請求の
    範囲第1項記載の装置。
  12. 【請求項12】前記少なくとも1つの縁部折返し手段の
    前記折返し部が、自身の第1の側に前記第3の面を有す
    る折返しフィンガと、前記折返しフィンガの前記第1の
    側の反対側の第2の側に斜面を有する凸部と、前記折返
    しフィンガの前記第1の側の下に設けられた折込み溝と
    からなることを特徴とする請求の範囲第1項記載の装
    置。
  13. 【請求項13】前記中央金型部材の前記第2の面部分
    が、前記トリムパネルを整形しうる形状を有し、前記中
    央金型部材が、前記折返しフィンガの前記折込み溝と協
    働する折込み縁部からなることを特徴とする請求の範囲
    第12項記載の装置。
  14. 【請求項14】前記折返しフィンガが、前記折返しフィ
    ンガの前記第1の側に設けられて予備切断シートを最初
    に正確に位置決めするシート位置決め用縁部からなるこ
    とを特徴とする請求の範囲第12項記載の装置。
  15. 【請求項15】少なくとも基板と、前記基板に積層され
    るとともにシート縁部が前記基板のへりのまわりにおい
    て前記基板の裏面まで折り返されるカバーシートとを有
    したトリムパネルを製造する装置において、前記基板の
    へりが自身の外方に延在するように前記基板より小面積
    とされる第1の基板保持面を有した第1の積層用金型部
    材と、前記シートの縁部が前記第1の面部分および前記
    基板の外方に延在するように前記基板より大面積とされ
    る第2のカバーシート支持面を有した第2の積層用金型
    部材と、第3のシート縁部支持面を有する少なくとも1
    つの第3の縁部折返し部材であって、前記3つの部材が
    互いに相対的な動作開始位置にある時に前記第2の面の
    少なくとも一部分と共通の第1の高さにおいて前記第3
    の面が前記第2の面の外方に延在する第3の縁部折返し
    部材と、積層縁部折返し動作において前記3つの部材を
    互いに相対移動させて互いに協働させる駆動手段とから
    なり、これによって、第1の積層段階において前記基板
    と前記カバーシートとが、前記第3の部材が前記基板の
    裏面に到達しうる、前記第1の高さよりも十分下の第2
    の高さにおいて互いに積層され、以て前記シート縁部が
    前記基板のへりのまわりにおいて折り返されて前記基板
    の前記裏面に当接し、前記駆動手段が、前記基板裏面を
    前記第3の部材に押圧して前記シート縁部を前記基板裏
    面に積層当接させる手段を含むことを特徴とするトリム
    パネル製造装置。
  16. 【請求項16】前記3つの部材の温度を個別制御する温
    度制御手段をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第
    15項記載の装置。
  17. 【請求項17】前記駆動手段が、前記第1および第2の
    金型部材を垂直方向に互いに相対移動させる第1の駆動
    手段と、前記第3の部材を水平移動させる第2の駆動手
    段とからなり、前記第1の駆動手段が、動力駆動装置と
    前記第2の金型部材を支持する圧縮ばねとを含み、これ
    によって、前記動力駆動装置が前記第1および第2の部
    材を前記ばねの圧縮方向に移動させた時に前記圧縮ばね
    に伸長力が貯えられ、前記動力駆動装置が前記ばねの圧
    縮を解除する方向に動作した時に前記伸長力が積層圧と
    なることを特徴とする請求の範囲第15項記載の装置。
  18. 【請求項18】少なくとも基板と、前記基板に積層され
    るとともにシート縁部が前記基板のへりのまわりにおい
    て前記基板の裏面まで折返されるカバーシートとを有し
    たトリムパネルを製造する方法において: (a)シート縁部を前記基板のへりの外方に突出させる
    ために、前記カバーシートが前記基板よりも大面積とな
    るように前記基板とカバーシートとを予め製作するとと
    もに、前記基板とカバーシートとを別々に金型に載荷す
    る段階と、 (b)次の積層段階に向けて、前記基板の加熱と前記カ
    バーシートの温度制御とを十分に行なう段階と、 (c)第1の金型部材を第2の金型部材に押圧して、前
    記カバーシートを前記基板に積層させる第1回積層動作
    を行ない、これによって折返し部材が前記基板のへりの
    裏側に到達しうるような高さに前記基板のへりを配置す
    る段階と、 (d)前記折返し部材を前記基板のへりの裏側の位置に
    移動させ、以て前記シート縁部を折り返して前記基板の
    前記裏面に当接させる段階と、 (e)前記折返し部材および前記第2の金型部材の少な
    くとも一方を互いに接近する方向に移動させて、前記シ
    ート縁部に圧力を加えて前記シート縁部を前記基板裏面
    に積層させる第2回積層動作を行なう段階と、 (f)前記第2の金型部材を前記折返し部材の移動範囲
    外に移動させるとともに、前記折返し部材を移動させて
    前記第2の金型部材の裏側から脱出させる段階と、 (g)前記第1および第2の金型部材を離反方向に移動
    させるとともに、トリムパネルを取り出す段階と からなることを特徴とするトリムパネル製造方法。
  19. 【請求項19】前記第1回および第2回積層動作時に3
    種類の異なる圧力が加えられることを特徴とする請求の
    範囲第18項記載の方法。
  20. 【請求項20】前記シート縁部が前記折返し部材を通過
    した時に前記段階(c)のように前記折返し動作が開始
    され、前記段階(d)において折返しが行なわれ、前記
    段階(e)において折込み動作が行なわれることを特徴
    とする請求の範囲第18項記載の方法。
  21. 【請求項21】少なくとも基板と、前記基板に積層され
    るとともにカバーシート縁部が前記基板のへりのまわり
    においてトリムパネルの裏側まで折り返されるカバーシ
    ートとを有したトリムパネルを製造する装置において、 予備積層パネルを保持するとともに、前記シート縁部と
    前記板のへりとが形成する縁を自身から突出させた折込
    み縁部を有する第1の工具手段と、 前記第1の工具手段を第1の方向に移動させる第1の駆
    動手段と、 前記縁を形成する前記基板のへりを加熱する第2の工具
    手段と、 前記第2の工具手段を前記第1の方向に直角な第2の方
    向に移動させる第2の駆動手段とを備え、 前記第2の工具手段は、 加熱手段と、 前記加熱手段の反対側において前記第1の工具手段の折
    込み縁部から突出したカバーシート縁部を背後支持する
    背後支持手段と、 第2の方向に移動することにより前記縁を少なくとも90
    度の角度に亘って折返す折返し手段を含み、 更に前記折返し手段が、前記第1の駆動手段で前記第1
    の工具手段を前記第1の方向に移動させて前記第2の工
    具手段と係合させた時に前記第1の工具手段の前記折込
    み縁部と協働し得る位置に配置されて前記縁を更に90度
    の角度にわたって折返して、折返しを完了させる折返し
    完成手段を含むことを特徴とするトリムパネル製造装
    置。
  22. 【請求項22】前記第1の工具手段の前記折込み縁部が
    第1の斜面からなり、前記第2の工具手段の前記背後支
    持手段が、加熱処理時において前記第1の工具手段の前
    記第1の斜面と協働する第2の斜面を有し、前記第2の
    工具手段の前記折返し完成手段が、折返し完成処理時に
    おいて前記第1の斜面と協働する第3の斜面を有するこ
    とを特徴とする請求の範囲第21項記載の装置。
  23. 【請求項23】前記第2の工具手段の前記折返し完成手
    段が、折返し完成動作時において前記第1の工具手段の
    前記折込み縁部と協働する折返し溝からなることを特徴
    とする請求の範囲第21記載の装置。
  24. 【請求項24】前記第2の工具手段の前記折返し手段
    が、前記シート縁部と前記基板のへりとによって形成さ
    れる前記縁を少なくとも90度の角度にわたって押圧する
    第4の斜面を有することを特徴とする請求の範囲第21項
    記載の装置。
  25. 【請求項25】前記第1の駆動手段が前記第1の工具手
    段を垂直方向に移動させ、前記第2の駆動手段が前記第
    2の工具手段を水平方向に移動させ、前記第2の駆動手
    段が、水平方向に作用して前記折返し手段と前記加熱手
    段とを動作させる第1および第2のピストン形シリンダ
    駆動装置を備えることを特徴とする請求の範囲第21項記
    載の装置。
  26. 【請求項26】前記第2の工具手段の前記背後支持手段
    が水平方向の第1の高さに配置され、前記加熱手段が、
    実質的に前記水平方向の第1の高さにおいて前記第2の
    駆動手段により水平方向に移動可能に構成され、前記折
    返し手段が、前記第1の工具手段の前記折込み縁部と協
    働する水平方向の第2の高さに配置され、前記第1の駆
    動手段が前記第1の工具手段を垂直方向に移動させて、
    前記水平方向の第1の高さにおいて前記加熱手段と協働
    させるとともに、前記水平方向の第2の高さにおいて前
    記折返し手段と協働させることを特徴とする請求の範囲
    第21項記載の装置。
  27. 【請求項27】前記第2の工具手段の前記背後支持手段
    が前記水平方向の第1の高さにおいて固定され、前記折
    返し手段が、前記水平方向の第1の高さより下の前記水
    平方向の第2の高さに配置されることを特徴とする請求
    の範囲第26項記載の装置。
  28. 【請求項28】折返し手段が背後支持面を備えて背後支
    持手段を兼用することを特徴とする請求の範囲第21項記
    載の装置。
  29. 【請求項29】少なくとも基板と、前記基板に積層され
    るとともにシート縁部が前記基板のへりのまわりにおい
    てトリムパネルの裏面まで折り返されるカバーシートと
    を有したトリムパネルを製造する方法において: (a)前記シート縁部と前記基板のへりとが共同でパネ
    ル縁部を形成するように前記カバーシートを前記基板に
    積層させて予備積層パネルを形成させる段階と、 (b)前記パネル縁部がパネル保持具の折込み縁部から
    突出するように前記パネルを保持する段階と、 (c)積層接着動作に向けて前記基板のへりを十分に加
    熱する段階と、 (d)前記突出パネル縁部を少なくとも90度の角度にわ
    たって折り返す段階と、 (e)前記折込み縁部を移動させて折返し完成手段と協
    働させて、折返し部を完成させる段階と からなることを特徴とするトリムパネル製造方法。
  30. 【請求項30】前記突出したシート縁部を冷却する一方
    で前記突出した基板のへりを加熱して、前記基板のへり
    を加熱することによって前記カバーシートが損傷される
    ことを防ぐ段階をさらに含むことを特徴とする請求の範
    囲第29項記載の方法。
  31. 【請求項31】前記パネル縁部が前記予備積層パネルよ
    りも肉薄となるように前記基板のへりを前記基板よりも
    肉薄とする段階と、前記肉薄のパネル縁部と前記予備積
    層パネルとの境目において前記折返し部を形成させる段
    階とからなる請求の範囲第29項記載の方法。
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