JP2832938B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP2832938B2
JP2832938B2 JP8781288A JP8781288A JP2832938B2 JP 2832938 B2 JP2832938 B2 JP 2832938B2 JP 8781288 A JP8781288 A JP 8781288A JP 8781288 A JP8781288 A JP 8781288A JP 2832938 B2 JP2832938 B2 JP 2832938B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G−1 構成(第1図) G−2 動作(第1図,第2図) G−3 再生増幅回路の具体例(第3図) G−4 変形例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、回転ヘッド型ディジタル・オーディオ・テ
ープレコーダ(以下、単にR−DATと称す)等の再生系
に用いられて、磁気記録媒体からの情報の読取りを複数
の磁気ヘッド部によって行う情報再生装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、磁気記録媒体から情報信号を読み取る複数
の磁気ヘッド部の夫々の出力を選択的に取り出して、後
段の情報信号再生処理部に供給する情報再生装置におい
て、複数の磁気ヘッド部から得られる複数の出力を夫々
増幅する複数の再生増幅手段から得られる複数の出力に
ついて複数のエンベロープ検波手段により夫々エンベロ
ープ検波を行い、それにより複数のエンベロープ検波手
段から夫々得られる複数の検波出力についての相互比較
を比較手段に行わせ、その比較結果に基づいて、切換手
段に、複数の再生増幅手段から得られる複数の出力を選
択的に復調手段に送出させるとともに、複数のエンベロ
ープ検波手段から得られる複数の検波出力に応じて、複
数の再生増幅手段と複数のエンベロープ検波手段とに対
する電力供給を行う電力制御部に、磁気記録媒体からの
情報信号が得られない磁気ヘッド部に対応する再生増幅
手段及びエンベロープ検波手段に対する電力供給の制限
を行わせることにより、各磁気ヘッド部と磁気記録媒体
との相対位置関係を検知すべく組み込まれる別段の検知
機構との協働を要することなく、各磁気ヘッド部により
読み取られた情報信号を適正に取り出すことができ、し
かも、複数の再生増幅手段及び複数のエンベロープ検波
手段を含む回路全体の消費電力の効果的な低減を図るこ
とができるようにしたものである。
C 従来の技術 オーディオ信号をディジタル化して、その記録及び再
生を行うR−DATにあっては、パルスコードモジュレー
ション(以下、PCMという)等の手法が用いられてディ
ジタル化されたオーディオ信号が、複数の回転磁気ヘッ
ド部により、磁気テープに傾斜トラックをもって記録さ
れ、また、ディジタル化されたオーディオ信号が傾斜ト
ラックをもって記録された磁気テープから、複数の回転
磁気ヘッド部により、ディジタル化されたオーディオ信
号が読み取られて、再生処理に供されるようにされる。
このようなディジタル化されたオーディオ信号の記録
及び再生を行うR−DATにおいて、その再生動作時に複
数の回転磁気ヘッド部の夫々により読み取られるディジ
タル化されたオーディオ信号を順次取り出す信号取出回
路として従来一般に採用されているものは、各回転磁気
ヘッド部と磁気テープとの相対位置関係を検知する検知
機構との協働のもとに作動するようにされている。そし
て、検知機構は、通常、複数の回転磁気ヘッド部が取り
付けられる回転ドラムに、各回転磁気ヘッド部の位置に
対して所定の関係をとる位置をもって固定されるマグネ
ットと、回転ドラムに伴って回転するマグネットの回転
軌跡に近接して配され、マグネットの磁束を検出する固
定磁気ヘッド部とから成る磁気駆動型のパルス発生器を
含むものとされる。そのため、従来の信号取出回路が用
いられたR−DATは、その製造過程において、磁気駆動
型のパルス発生器を構成するための回転ドラムに対する
マグネットの組込み、及び、マグネットに対応する固定
磁気ヘッド部の設置等が要求されることになり、そのた
めの煩わしい取付作業及び調整作業が伴われるものとな
り、また、マグネット及びそれに対応する固定磁気ヘッ
ド部の取り付けのためのスペースが要求されて全体の小
型軽量化に不利をまねき、かつ、コストが嵩むものとも
なる。
そこで、本出願人は、先に出願した特願昭62−314957
号において、R−DATに適用された場合に、磁気駆動型
のパルス発生器等の各回転磁気ヘッド部と磁気テープと
の相対位置関係を検知する検知機構との協働を要するこ
となく、複数の回転磁気ヘッド部の夫々により磁気テー
プから読み取られた情報信号を適正に取り出すことがで
きる、その構成の簡素化が図られた信号取出回路を提案
した。第4図は、斯かる先に提案された信号取出回路の
一例を、それがR−DATの再生系に組み込まれた状態を
もって示す。
第4図に示される再生系においては、一対の回転磁気
ヘッド10及び11が、図示されていないモータ等により回
転せしめられる回転ドラム12に、その回転軸を挾んで対
向する位置をもって取り付けられている。これらの回転
磁気ヘッド10及び11は、夫々の磁気ギャップ部が回転ド
ラム12の外周面に臨むものとされていて、回転ドラム12
の回転に伴って回転せしめられるとき、回転ドラム12の
外周面を回転ドラム12の回転軸を中心にして、例えば、
90度の角度範囲に亙って走行するものとされる磁気テー
プTrに交互に摺接する。磁気テープTrは、例えば、ディ
ジタル化されたオーディオ信号が時間圧縮されて多数の
傾斜トラックをもって記録されたものとされる。そし
て、回転磁気ヘッド10及び11が、各々の一回転における
略90度の回転角範囲に亙って、磁気テープTrを各傾斜ト
ラックに沿って交互に走査し、磁気テープTrからディジ
タル化されたオーディオ信号は読み取るものとされ、回
転磁気ヘッド10及び11の夫々の出力が、再生増幅回路13
及び14に夫々供給される。回転磁気ヘッド10の出力に
は、磁気テープTrから回転磁気ヘッド10の一回転におけ
る略90度の回転角範囲毎に読み取られた、ディジタル化
されるとともに時間圧縮されたオーディオ信号が、断続
的に得られる読取信号S1として含まれることになり、ま
た、回転磁気ヘッド11の出力には、同じく磁気テープTr
から回転磁気ヘッド11の一回転における略90度の回転角
範囲毎に読み取られた、ディジタル化されるとともに時
間圧縮されたオーディオ信号が、断続的に得られる読取
信号S2として含まれることになり、これら読取信号S1
読取信号S2とは、第5図A及びBに示される如くに、相
互にオーバーラップすることなく時間的に交互に現れ
る。
そして、再生増幅回路13において増幅された回転磁気
ヘッド10の出力が、スイッチ20の選択接点20a及びエン
ベロープ検波回路15の夫々に供給され、また、再生増幅
回路14において増幅された回転磁気ヘッド11の出力が、
スイッチ20の選択接点20b及びエンベロープ検波回路16
の夫々に供給される。
エンベロープ検波回路15からは、第5図Cに示される
如く、読取信号S1に対応して断続的に高レベルを有する
ものとされる、回転磁気ヘッド10の出力のレベルエンベ
ロープに応じた検波出力信号E1が得られ、また、エンベ
ロープ検波回路16からは、第5図Dに示される如く、読
取信号S2に対応して断続的に高レベル部を有するものと
される、回転磁気ヘッド11の出力のレベルエンベロープ
に応じた検波出力信号E2が得られる。これら検波出力信
号E1及びE2は、夫々、読取信号S1及びS2に対応して、相
互にオーバーラップすることなく交互に高レベル部を有
するものとなる状態をもって、レベル比較回路21の一対
の入力端に夫々供給される。そして、レベル比較回路21
において、検波出力信号E1のレベルと検波出力信号E2
レベルとの相互比較が行われ、レベル比較回路21から
は、例えば、第5図Eに示される如く、検波出力信号E1
が高レベルをとって検波出力信号E2が低レベルをとると
き正レベルをとり、検波出力信号E1及びE2が共に低レベ
ルをとるとき零レベルをとり、検波出力信号E1が低レベ
ルをとって検波出力信号E2が高レベルをとるとき負レベ
ルをとる比較出力信号Ccが得られる。このようにして得
られる比較出力信号Ccは、回転磁気ヘッド10から読取信
号S1が得られる期間に正レベルをとるとともに、回転磁
気ヘッド11から読取信号S2が得られる期間に負レベルを
とるものとなり、従って、回転磁気ヘッド10及び11のう
ちの読取信号S1もしくはS2が得られるものを判別するこ
とができる信号とされていることになる。
上述の如くにしてレベル比較回路21から得られる比較
出力信号Ccは、スイッチ駆動回路22に供給され、スイッ
チ駆動回路22は、比較出力信号Ccに応じたスイッチ制御
信号Stをスイッチ20の制御端に供給して、スイッチ20の
可動接点20cを、比較出力信号Ccが正レベルをとるとき
選択接点20aに接続され、比較出力信号Ccが負レベルを
とるとき選択接点20bに接続され、さらに、比較出力信
号Ccが零レベルをとるときにはその直前の状態を維持す
るものとなるように制御する。それにより、スイッチ20
においては、選択接点20aに回転磁気ヘッド10の出力に
含まれる読取信号S1が供給される期間及びその後の回転
磁気ヘッド11から読取信号S2が得られるまでの期間に、
可動接点20cが選択接点20aに接続され、また、選択接点
20bに回転磁気ヘッド11の出力に含まれる読取信号S2
供給される期間及びその後の回転磁気ヘッド10から読取
信号S1が得られるまでの期間に、可動接点20cが選択接
点20bに接続される動作が行われ、従って、可動接点20c
には、回転磁気ヘッド10から読取信号S1が得られるとき
回転磁気ヘッド10の出力が取り出され、かつ、回転磁気
ヘッド11から読取信号S2が得られるとき回転磁気ヘッド
11の出力が取り出されることになる。斯かる信号取出動
作によってスイッチ20の可動接点20cに得られるスイッ
チ出力信号Soは、第5図Fに示される如くに、回転磁気
ヘッド10からの読取信号S1及び回転磁気ヘッド11からの
読取信号S2が交互に順次取り出されて形成されるものと
なる。
このようにして、交互に取り出された読取信号S1及び
S2から成るスイッチ出力信号Soは、ディジタル・デコー
ダ25に供給され、ディジタル・デコーダ25において読取
信号S1及びS2の夫々についての時間伸長を伴うデコーデ
ィングが行われて、再生ディジタル・オーディオ信号が
得られ、さらに、ディジタル・デコーダ25から得られる
再生ディジタル・オーディオ信号が、ディジタル/アナ
ログ(D/A)変換回路26においてアナログ信号に変換さ
れ、出力端子27に再生アナログ・オーディオ信号Aoが得
られる。
D 発明が解決しようとする課題 上述の如くの信号取出回路が再生系に適用されたR−
DATにおいては、再生増幅回路13及び14、及び、エンベ
ロープ検波回路15及び16のいずれもが、回転磁気ヘッド
10及び11から夫々読取信号S1及びS2が得られる期間のみ
ならず、回転磁気ヘッド10及び11から読取信号S1及びS2
が得られない期間においても、電力供給がなされて正規
の作動状態とされており、従って、再生増幅回路13及び
14、及び、エンベロープ検波回路15及び16においては、
常時、電力が消費されることになる。しかしながら、回
転磁気ヘッド10から読取信号S1が得られない期間には、
再生増幅回路13及びエンベロープ検波回路15が正規の作
動状態におかれる必要はなく、また、回転磁気ヘッド11
から読取信号S2が得られない期間には、再生増幅回路14
及びエンベロープ検波回路16が正規の作動状態におかれ
る必要はないので、上述の如くに、再生増幅回路13及び
14、及び、エンベロープ検波回路15及び16のいずれも
が、常時電力供給がなされて正規の作動状態におかれる
ものとされることは、回転磁気ヘッド10から読取信号S1
が得られない期間においては、再生増幅回路13及びエン
ベロープ検波回路15で電力が不必要に費やされ、また、
回転磁気ヘッド11から読取信号S2が得られない期間にお
いては、再生増幅回路14及びエンベロープ検波回路16で
電力が不必要に費やされることになってしまう。
斯かる点に鑑み本発明は、磁気記録媒体からディジタ
ル化されたオーディオ信号等の情報信号を順次読み取る
複数の磁気ヘッド部の夫々の出力を選択的に取り出すこ
とにより、磁気記録媒体から読み取られた情報の再生を
行うにあたり、複数の磁気ヘッド部の周辺部の構成の簡
略化,組立て及び調整の容易化,小型軽量化を図ること
ができるとともにコストを低減できることになり、しか
も、不必要に費やされる電力が著しく少とされて、消費
電力が効果的に低減せしめられることになる情報再生装
置を提供することを目的とする。
E 課題を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る情報再生装置
は、磁気記録媒体から情報信号を読み取る複数の磁気ヘ
ッド部と、複数の磁気ヘッド部から得られる複数の出力
を夫々増幅する複数の再生増幅手段と、複数の再生増幅
手段から得られる複数の出力について夫々エンベロープ
検波を行う複数のエンベロープ検波手段と、複数のエン
ベロープ検波手段から得られる複数の検波出力を相互比
較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づい
て、複数の再生増幅手段から得られる出力を選択的に復
調手段に送出する切換手段と、複数の再生増幅手段と複
数のエンベロープ検波手段とに対する電力供給を行う電
力制御部とが備えられ、電力制御部が、複数のエンベロ
ープ検波手段から得られる検波出力に応じて、磁気記録
媒体からの情報信号が得られない磁気ヘッド部に対応す
る再生増幅手段及びエンベロープ検波手段に対する電力
供給を制限するものとされて構成される。
F 作用 このように構成される本発明に係る情報再生装置にお
いては、複数の磁気ヘッド部からの出力が複数の再生増
幅手段により増幅されて夫々供給される複数のエンベロ
ープ検波手段の各々が、対応する磁気ヘッド部について
の磁気記録媒体からの情報信号の読取状態をあらわす検
波出力を送出する。それにより、斯かる複数のエンベロ
ープ検波手段からの複数の検波出力についての相互比較
を行う比較手段においては、複数の磁気ヘッド部の夫々
についての磁気記録媒体からの情報信号の読取状態が比
較されることになり、その比較結果に基づいて、切換手
段が、それに供給される複数の再生増幅手段を夫々通じ
た複数の磁気ヘッド部からの複数の出力のうちの、磁気
記録媒体からの情報信号の読み取りを行った磁気ヘッド
部からの増幅された出力を選択し、その選択された出力
を復調手段に送出する。その結果、復調手段には、複数
の磁気ヘッド部の夫々によって磁気記録媒体から読み取
られた情報信号が次々に供給されることになる。また、
それとともに、電力制御部が、複数のエンベロープ検波
手段から得られる検波出力に応じて、複数の磁気ヘッド
部のうちの、磁気記録媒体からの情報信号の読み取りを
行っていないものを判別し、その判別された磁気ヘッド
部に対応する再生増幅手段及びエンベロープ検波手段に
対する電力供給を制限する動作を行う。
そして、上述の如くの磁気記録媒体から読み取られた
情報信号の取出しは、各磁気ヘッド部と磁気記録媒体と
の相対位置関係を検知すべく配される検知機構との協働
を必要とすることなく、かつ、複数の磁気ヘッド部のう
ちの磁気記録媒体からの情報信号の読み取りを行ってい
ないものに対応する再生増幅手段及びエンベロープ検波
手段における電力消費が著しく少とされるもとで行わ
れ、従って、本発明に係る情報再生装置にあっては、特
に複数の磁気ヘッド部の周辺部の構成の簡略化が図られ
るとともに、複数の再生増幅手段及び複数のエンベロー
プ検波手段を含む回路全体における電力消費の効果的な
低減が図られることになる。
G 実施例 G−1 構成(第1図) 第1図は、本発明に係る情報再生装置の一例を、R−
DATにおける再生系に組み込まれた状態をもって概略的
に示す。
第1図に示されるR−DATの再生系においては、一対
の回転磁気ヘッド30及び31が、図示されていないモータ
等により回転せしめられる、例えば、その直径が略15mm
とされた小型の回転ドラム32に、その回転軸を挾んで対
向する位置をもって取り付けられている。これらの回転
磁気ヘッド30及び31は、夫々の磁気ギャップ部が回転ド
ラム32の外周面に臨むものとされていて、回転ドラム32
に伴って回転せしめられるとき、回転ドラム32の外周面
を回転ドラム32の回転軸を中心にして、例えば、180度
の角度範囲に亙って走行するものとされる磁気テープT
r′に交互に摺接するものとされる。
回転磁気ヘッド30の出力端は、再生増幅回路33を介し
て、スイッチ40の選択接点40a及びエンベロープ検波回
路35の入力端の夫々に接続され、また、回転磁気ヘッド
31の出力端が、再生増幅回路34を介して、スイッチ40の
選択接点40b及びエンベロープ検波回路36の入力端の夫
々に接続されている。エンベロープ検波回路35及び36の
出力端は、レベル比較回路41の一対の入力端に夫々接続
され、このレベル比較回路41の出力端は、スイッチ駆動
回路42の入力端に接続されている。そして、スイッチ駆
動回路42の出力端が、スイッチ40における、選択接点40
a及び40bに選択的に接続される可動端点40cを制御する
ための制御端に接続されている。また、スイッチ40の可
動接点40cは、ディジタル・デコーダ45の入力端に接続
されており、このディジタル・デコーダ45の出力端は、
ディジタル/アナログ変換回路46を介して、出力端子47
に接続されている。
また、エンベロープ検波回路35及び36の出力端は、夫
々、レベル比較回路37及び38の夫々における一方の入力
端に接続されている。そして、レベル比較回路37及び38
の夫々における他方の入力端は、共に、基準電圧供給端
子39に接続されている。さらに、レベル比較回路37及び
38の夫々における出力端は、電力制御部50に接続されて
おり、電力制御部50の一対の出力端のうちの一方が、再
生増幅回路33、エンベロープ検波回路35及びレベル比較
回路37の夫々の制御端に接続され、また、電力制御部50
の一対の出力端のうちの他方が、再生増幅回路34、エン
ベロープ検波回路36及びレベル比較回路38の夫々の制御
端に接続されている。
斯かるR−DATの再生系において、上述の再生増幅回
路33及び34,エンベロープ検波回路35及び36,レベル比較
回路37,38及び41,スイッチ40,スイッチ駆動回路42、及
び、電力制御部50によって、本発明に係る情報再生装置
の一例が構成されている。
G−2 動作(第1図,第2図) 上述の如くにR−DATの再生系に適用された本発明に
係る情報再生装置の一例が動作せしめられる際には、R
−DATの再生系が信号再生動作状態をとるものとされ
る。
R−DATの再生系が信号再生動作状態をとるときに
は、磁気テープTr′は、ディジタル化されたオーディオ
信号が時間圧縮されて多数の傾斜トラックをもって記録
されたものとされ、斯かる磁気テープTr′が予め定めら
れた速度で走行せしめられるとともに、回転ドラム32
が、例えば、回転数を略4,000rpmとする速度をもって回
転せしめられる。それにより、回転磁気ヘッド30及び31
が、各々の一回転における略180度の回転角範囲に亙っ
て、磁気テープTr′を各傾斜トラックに沿って交互に走
査し、磁気テープTr′からディジタル化されたオーディ
オ信号を読み取るものとなり、回転磁気ヘッド30及び31
の夫々の出力が、再生増幅回路33及び34に夫々供給され
る。
回転磁気ヘッド30の出力には、磁気テープTr′から回
転磁気ヘッド30の一回転における略180度の回転角範囲
毎に読み取られた、ディジタル化されるとともに時間圧
縮されたオーディオ信号が、断続的に得られる読取信号
Saとして含まれ、また、回転磁気ヘッド31の出力には、
同じく磁気テープTr′から回転磁気ヘッド31の一回転に
おける略180度の回転角範囲毎に読み取られた、ディジ
タル化されるとともに時間圧縮されたオーディオ信号
が、断続的に得られる読取信号Sbとして含まれることに
なり、これら読取信号Saと読取信号Sbとは、第2図A及
びBに示される如くに、相互にオーバーラップすること
なく時間的に交互に現れる。
そして、再生増幅回路33において増幅された回転磁気
ヘッド30の出力が、スイッチ40の選択接点40a及びエン
ベロープ検波回路35の夫々に供給され、また、再生増幅
回路34において増幅された回転磁気ヘッド31の出力が、
スイッチ40の選択接点40b及びエンベロープ検波回路36
の夫々に供給されて、本発明に係る情報再生装置の一例
における信号取出動作が以下の如くに行われる。
読取信号Saを含む回転磁気ヘッド30の出力が供給され
るエンベロープ検波回路35からは、第2図Cに示される
如く、読取信号Saの振幅に対応して断続的に高レベル部
を有するものとされる、回転磁気ヘッド10の出力のレベ
ルエンベロープに応じた信号Faが得られ、また、読取信
号Sbを含む回転磁気ヘッド31の出力が供給されるエンベ
ロープ検波回路36からは、第2図Dに示される如く、読
取信号Sbの振幅に対応して断続的に高レベル部を有する
ものとされる、回転磁気ヘッド31の出力のレベルエンベ
ロープに応じた信号Fbが得られる。これら信号Fa及びFb
は、夫々、読取信号Sa及びSbに対応して、相互にオーバ
ーラップすることなく交互に高レベル部を有するものと
なる状態をもって、レベル比較回路41の一対の入力端に
夫々供給される。
レベル比較回路41においては、信号Faのレベルと信号
Fbのレベルとの相互比較が行われ、レベル比較回路41か
らは、例えば、第2図Gに示される如く、信号Faが高レ
ベルをとって信号Fbが低レベルをとるとき正レベルをと
り、信号Fa及びFbがともに低レベルをとるとき零レベル
をとり、信号Faが低レベルをとって信号Fbが高レベルを
とるとき負レベルをとる比較出力信号Cc′が得られる。
このようにして得られる比較出力信号Cc′は、回転磁気
ヘッド30から読取信号Saが得られる期間に正レベルをと
るとともに、回転磁気ヘッド31から読取信号Sbが得られ
る期間に負レベルをとるものとなり、従って、回転磁気
ヘッド30及び31のうちの読取信号SaもしくはSbが得られ
るものを判別することができる信号とされていることに
なる。
上述の如くにしてレベル比較回路41から得られる比較
出力信号Cc′は、スイッチ駆動回路42に供給され、スイ
ッチ駆動回路42は、比較出力信号Cc′に応じたスイッチ
制御信号St′をスイッチ40の制御端に供給して、スイッ
チ40の可動接点40cを、比較出力信号Cc′が正レベルを
とるとき選択接点40aに接続され、比較出力信号Cc′が
負レベルをとるとき選択接点40bに接続され、さらに、
比較出力信号Cc′が零レベルをとるときにはその直前の
状態を維持するものとなるように制御する。それによ
り、スイッチ40においては、選択接点40aに回転磁気ヘ
ッド30の出力に含まれる読取信号Saが供給される期間及
びその後の回転磁気ヘッド31から読取信号Sbが得られる
までの期間に、可動接点40cが選択接点40aに接続され、
また、選択接点40bに回転磁気ヘッド31の出力に含まれ
る読取信号Sbが供給される期間及びその後の回転磁気ヘ
ッド30から読取信号Saが得られるまでの期間に、可動接
点40cが選択接点40bに接続される動作が行われ、従っ
て、可動接点40cには、回転磁気ヘッド30から読取信号S
aが得られるとき回転磁気ヘッド30の出力が取り出さ
れ、かつ、回転磁気ヘッド31から読取信号Sbが得られる
とき回転磁気ヘッド31の出力が取り出されることにな
る。斯かる信号取出動作によってスイッチ40の可動接点
40cに得られるスイッチ出力信号So′は、第2図Hに示
される如くに、回転磁気ヘッド30からの読取信号Sa及び
回転磁気ヘッド31からの読取信号Sbが交互に順次取り出
されて形成されるものとなる。
また、エンベロープ検波回路35から得られる信号Fa
が、レベル比較回路37において、基準電圧供給端子39か
ら供給される基準レベル電圧Vrefとレベル比較され、さ
らに、エンベロープ検波回路36から得られる信号Fbが、
レベル比較回路38において、基準電圧供給端子39から供
給される基準レベル電圧Vrefとレベル比較される。基準
レベル電圧Vrefは、例えば、回転磁気ヘッド30及び31の
夫々が磁気テープTr′に当接しない期間において、エン
ベロープ検波回路35及び36の夫々の出力端に得られる電
圧レベルより若干高いレベルを有するように選定され
る。
斯かるレベル比較の結果、レベル比較回路37の出力端
には、信号Faのレベルが基準レベル電圧Vrefのレベルよ
り高いとき高レベルをとり、信号Faのレベルが基準レベ
ル電圧Vrefのレベル以下のとき低レベルをとる信号Gaが
得られ、また、レベル比較回路38の出力端には、信号Fb
のレベルが基準レベル電圧Vrefのレベルより高いとき高
レベルをとり、信号Fbのレベルが基準レベル電圧Vrefの
レベル以下のとき低レベルをとる信号Gbが得られる。こ
れら信号Ga及びGbは、電力制御部50に供給され、電力制
御部50は、信号Gaに応じて、第2図Eに示される如く
に、信号Gaと同様なレベル変化を有するものとなる制御
信号Vaを形成し、それを一対の出力端の他方から、再生
増幅回路34、エンベロープ検出回路36及びレベル比較回
路38の夫々の制御端に供給し、また、信号Gbに応じて、
第2図Fに示される如くに、信号Gbと同様なレベル変化
を有するものとなる制御信号Vbを形成し、それを一対の
出力端の他方から、再生増幅回路33、エンベロープ検波
回路35及びレベル比較回路37の夫々の制御端に供給す
る。
再生増幅回路34、エンベロープ検波回路36及びレベル
比較回路38の夫々は、電力制御部50から供給される制御
信号Vaが高レベルをとる期間においては、各々の電源か
らの電力供給が正規になされずに制限される状態とさ
れ、また、制御信号Vaが低レベルをとる期間において
は、各々の電源からの電力供給が正規になされて、正常
に作動する状態とされる。従って、回転磁気ヘッド31に
接続された再生増幅回路34、エンベロープ検波回路36及
びレベル比較回路38の夫々は、制御信号Vaが低レベルを
とる期間、即ち、回転磁気ヘッド30から読取信号Saが得
られない期間であって、回転磁気ヘッド31から読取信号
Sbが得られる期間より若干長い期間において、各々の電
源からの電力供給が正規になされて正常な動作を行い、
制御信号Vaが高レベルをとる期間、即ち、回転磁気ヘッ
ド30から読取信号Saが得られて、回転磁気ヘッド31から
は読取信号Sbが得られない期間においては、各々の電源
からの電力供給が制限され、それによって消費電力が低
減される状態におかれるものとされる。なお、再生増幅
回路34に対する電力供給が制限されたもとにおいては、
その出力端に零振幅信号が得られ、また、エンベロープ
検波回路36に対する電力供給が制限されたもとにおいて
は、その出力端に低レベルをとる信号Fbが得られる。
一方、再生増幅回路33、エンベロープ検波回路35及び
レベル比較回路37の夫々は、電力制御部50から供給され
る制御信号Vbが高レベルをとる期間においては、各々の
電源からの電力供給が正規になされずに制限される状態
とされ、また、制御信号Vbが低レベルをとる期間におい
ては、各々の電源からの電力供給が正規になされて、正
常に作動する状態とされる。従って、回転磁気ヘッド30
に接続された再生増幅回路33、エンベロープ検波回路35
及びレベル比較回路37の夫々は、制御信号Vbが低レベル
をとる期間、即ち、回転磁気ヘッド31から読取信号Sbが
得られない期間であって、回転磁気ヘッド30から読取信
号Saが得られる期間より若干長い期間において、各々の
電源からの電力供給が正規になされて正常な動作を行
い、制御信号Vbが高レベルをとる期間、即ち、回転磁気
ヘッド31から読取信号Sbが得られて、回転磁気ヘッド30
からは読取信号Saが得られない期間においては、各々の
電源からの電力供給が制限され、それによって消費電力
が低減される状態におかれるものとされる。なお、再生
増幅回路33に対する電力供給が制限されたもとにおいて
は、その出力端に零振幅信号が得られ、また、エンベロ
ープ検波回路35に対する電力供給が制限されたもとにお
いては、その出力端に低レベルをとる信号Faが得られ
る。
回転磁気ヘッド30に接続された再生増幅回路33、エン
ベロープ検波回路35及びレベル比較回路37の夫々は、回
転磁気ヘッド30から読取信号Saが得られる期間より若干
長い期間にのみ、正規の電力供給がなされて正常に動作
し、他の期間においては消費電力が低減される状態にお
かれ、また、回転磁気ヘッド31に接続された再生増幅回
路34、エンベロープ検波回路36及びレベル比較回路38の
夫々も、回転磁気ヘッド31から読取信号Sbが得られる期
間より若干長い期間にのみ、正規の電力供給がなされて
正常に動作し、他の期間においては消費電力が低減され
る状態におかれることになり、斯かるもとで、上述の如
くの、スイッチ駆動回路42によるスイッチ40の制御が行
われて、スイッチ40の可動接点40cに、第2図Hに示さ
れる如くに、回転磁気ヘッド30からの読取信号Sa及び回
転磁気ヘッド31からの読取信号Sbが交互に順次取り出さ
れて形成されるスイッチ出力信号So′が得られるのであ
る。
このようにして得られる、本発明に係る情報再生装置
の一例により交互に取り出された読取信号Sa及びSbから
成るスイッチ出力信号So′は、ディジタル・デコーダ45
に供給され、ディジタル・デコーダ45において読取信号
Sa及びSbの夫々についての時間伸長を伴うデコーディン
グが行われて、再生ディジタル・オーディオ信号が得ら
れ、さらに、ディジタル・デコーダ45から得られる再生
ディジタル・オーディオ信号が、ディジタル/アナログ
変換回路46においてアナログ信号に変換され、出力端子
47に再生アナログ・オーディオ信号Ao′が得られる。
G−3 再生増幅回路の具体例(第3図) 第3図は、上述の再生増幅回路33及び34の夫々を構成
するバッファ増幅回路の具体例を示す。
この例においては、入力端子70に回転磁気ヘッド30も
しくは31からの読取信号SaもしくはSbが供給される。そ
して、入力端子70からの読取信号SaもしくはSbが、差動
構成をとるトランジスタ61及び62,トランジスタ61及び6
2の夫々と電源+Bとの間に配されてカレントミラーを
形成するトランジスタ63及び64、及び、トランジスタ61
〜64に対する電流源を形成するトランジスタ65により構
成される差動増幅部によって増幅され、エミッタフォロ
ワー接続されたトランジスタ66と電流源を形成するトラ
ンジスタ67とで構成される出力部を経て、出力端子71に
導出される。出力端子71に得られる増幅された読取信号
SaもしくはSbは、エンベロープ検波回路35及びスイッッ
チ40、もしくは、エンベロープ検波回路36及びスイッッ
チ40に供給される。
トランジスタ65及び66の夫々のベースは、抵抗68とダ
イオード接続されたトランジスタ69とで形成される電流
設定部に接続されており、また、トランジスタ69のベー
スには、スイッチング・トランジスタ72が接続され、さ
らに、スイッチング・トランジスタ72のベースには、抵
抗73及び74からなるバイアス部が接続されている。そし
て、抵抗73の一端に設けられた制御端子75に、電力制御
部50からの制御信号VaもしくはVbが供給される。
斯かるもとで、制御信号VaもしくはVbが低レベルをと
るときには、スイッチング・トランジスタ72のベースが
低電位に維持されて、スイッチング・トランジスタ72が
オフ状態とされる。それにより、トランジスタ65,67及
び69が夫々オン状態をとるものとされ、差動増幅部、出
力部及び電流設定部がいずれも作動状態とされて、電源
+Bからの電力供給のもとに、差動増幅部による正規の
増幅動作が行われる。
それに対して、制御信号VaもしくはVbが高レベルをと
るときには、スイッチング・トランジスタ72のベースが
高電位に維持されて、スイッチング・トランジスタ72が
オン状態とされる。それにより、トランジスタ65,67及
び69が夫々オフ状態をとるものとされて、差動増幅部、
出力部及び電流設定部の夫々の正規の電流が流れなくな
り、差動増幅部による正規の増幅動作は行われず、電源
+Bから抵抗68及びスイッチング・トランジスタ72を通
じて小電流が流れるだけとなる。斯かるもとでは、回路
は、電源+Bからの電力供給が制限された、消費電力が
極めて少とされる状態におかれることになる。
なお、エンベロープ検波回路35及び36、及び、レベル
比較回路37及び38の夫々における具体構成についても、
制御信号VaもしくはVbが高レベルをとるものとされると
き、上述の再生増幅回路の場合と同様にして、電力供給
が制限された、消費電力が極めて少とされる状態がとら
れるようにすることができる。
G−4 変形例 上述の例においては、回転磁気ヘッド30の出力と回転
磁気ヘッド31の出力とを選択的に取り出すスイッチ40の
動作が、回転磁気ヘッド30及び31の夫々の出力が供給さ
れるエンベロープ検波回路35及び36,エンベロープ検波
回路35及び36からの検波出力信号が供給されるレベル比
較回路41、及び、レベル比較回路41からの比較出力信号
が供給されるスイッチ駆動回路42から成る回路構成をも
って制御されるようになされているが、スイッチ40の動
作を制御する手段は、斯かる回路構成以外のものとされ
てもよく、例えば、上述の例におけるレベル比較回路41
からの比較出力信号が、直接、スイッチ40の制御端に供
給され、それによってスイッチ40の動作が制御されるよ
うになされてもよい。
また、上述の例は、磁気テープTr′から回転磁気ヘッ
ド30及び31により交互に読み取られたディジタル化され
たオーディオ信号を取り出すものとされており、また、
磁気テープTr′からディジタル化されたオーディオ信号
を読み取る磁気ヘッドが、交互に読取動作を行う回転磁
気ヘッド30及び31の2個とされたものに適用されている
が、本発明に係る情報再生装置は、斯かる例に限られる
ことなく、磁気記録媒体から、ディジタル信号あるいは
アナログ信号とされた情報信号を順次読み出す、2個あ
るいは3個以上の複数の磁気ヘッドの出力を選択的に取
り出すものとして構成することができるものである。
H 発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る情報再生
装置によれば、磁気記録媒体から情報信号を順次読み取
る複数の磁気ヘッド部の夫々の出力を選択的に取り出す
ことにより、複数の磁気ヘッド部の夫々により読み取ら
れた情報信号を次々と得る動作を、各磁気ヘッド部と磁
気記録媒体との相対位置関係を検知すべく配される検知
機構との協働を必要とすることなく、確実に、かつ、複
数の磁気ヘッド部のうちの磁気記録媒体からの情報信号
の読み取りを行っていないものに対応する再生増幅手段
及びエンベロープ検波手段における電力消費を著しく少
としたもとで行うことができることになる。従って、本
発明に係る情報再生装置にあっては、特に複数の磁気ヘ
ッド部の周辺部が、さらには、例えば、R−DAT等に備
えられた場合には、そのR−DAT等の機器全体が、構成
の簡易化,組立て及び調整の容易化,小型軽量化、及
び、低コスト化を図ることができるものとされ、それに
加えて、電力消費の低減が効果的に達成されるものとな
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る情報再生装置の一例をR−DATの
再生系に組み込まれた状態で示すブロック構成図、第2
図A〜Hは第1図に示される例の動作説明に供される波
形図、第3図は第1図に示される例における再生増幅回
路の具体構成例を示す回路図、第4図は既に提案されて
いる信号取出回路が用いられたR−DATの再生系を示す
ブロック構成図、第5図A〜Fは第4図に示される再生
系の動作説明に供される波形図である。 図中、30及び31は回転磁気ヘッド、32は回転ドラム、33
及び34は再生増幅回路、35及び36はエンベロープ検波回
路、37,38及び41はレベル比較回路、40はスイッチ、42
はスイッチ駆動回路、50は電力制御部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体から情報信号を読み取る複数
    の磁気ヘッド部と、 該複数の磁気ヘッド部から得られる複数の出力を夫々増
    幅する複数の再生増幅手段と、 該複数の再生増幅手段から得られる複数の出力について
    夫々エンベロープ検波を行う複数のエンベロープ検波手
    段と、 該複数のエンベロープ検波手段から得られる複数の検波
    出力を相互比較する比較手段と、 該比較手段により得られる比較結果に基づいて、上記複
    数の再生増幅手段から得られる複数の出力を選択的に復
    調手段に送出する切換手段と、 上記複数の再生増幅手段と複数のエンベロープ検波手段
    とに対する電力供給を行う電力制御部と、 を備え、 上記電力制御部が、上記複数のエンベロープ検波手段か
    ら得られる複数の検波出力に応じて、上記磁気記録媒体
    からの情報信号が得られない磁気ヘッド部に対応する再
    生増幅手段及びエンベロープ検波手段に対する電力供給
    を制限することを特徴とする情報再生装置。
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