JP2832558B2 - コークス処理・消火装置および方法 - Google Patents

コークス処理・消火装置および方法

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JP2832558B2 JP2506125A JP50612590A JP2832558B2 JP 2832558 B2 JP2832558 B2 JP 2832558B2 JP 2506125 A JP2506125 A JP 2506125A JP 50612590 A JP50612590 A JP 50612590A JP 2832558 B2 JP2832558 B2 JP 2832558B2
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    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B39/00Cooling or quenching coke
    • C10B39/02Dry cooling outside the oven
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本願は1987年4月22日付け出願の「コークスケーキ処
理・消火装置」と題した米国特許出願第041,876号(現
在放棄)の一部継続出願である、1988年4月22日付け出
願の「コークス処理・消火装置及び方法」と題した米国
特許出願第185,089号の一部継続出願である。
本発明はコークスケーキの乾式消火装置、特に高温の
コークスケーキを移動し乾式消火するために使用される
コークスボツクス及びコークスボツクスを引き上げ移送
する特別車に関する。
(背景技術) 石炭は酸素のない環境下で高温オーブン内において処
理されると、熱により石炭がコークスに変換され、この
コークスはスチール製造のための高炉の燃料として使用
される。石炭が“コークス処理”によりコークスの変換
された後は、コークスは冷却され高炉の使用に適するサ
イズにする必要がいる。従来のコークス処理にあつて
は、高温のコークスケーキはラムにより大気に触れたホ
ツパーカー内に押し込まれるが、このとき点火され燃焼
し続け、高温のコークスケーキは通常ホツパーカーを水
槽に走らせることにより消火温度以下に下げられる。
従来のコークス処理法には幾つかの問題点がある。第
1に、高温のコークスをホツパーカーに押し込むと半固
形コークスケーキが粉砕され、高炉に適する許容最小サ
イズ以下に微粉化されてしまう。第2に、コークスが燃
焼することにより必要なコークス成形が損なわれ、また
燃焼煙により大気が汚染されることになる。
燃焼しているコークスを大量の水を用いて消火する場
合更に別の問題も生じる。例えば、水で消火する大きな
欠点は、湿潤したコークスは乾燥したコークスより加熱
値が大幅に低下する点にある。また水と高温のコークス
とを接触させると、粉末状態の粒子あるいは科学物質が
蒸気と共に大気中に放出されて大気が著しく汚染され
る。コークスにより水が汚染されるばかりでなく、排水
は通常消火処理に再使用されるのでコークス自体も排水
内の科学物質により汚染される。最後に消火処理自体に
よりコークスが更に粉砕されコークスの品質が低下す
る。
一部は19世紀にもさかのぼる従来の湿式消火法の欠点
を解決すべく多くの試みがなされて来た。ある方法によ
れば、実質的にコークスケーキ状でコークスを受容し次
に直接あるいは間接的に水で消火する。例えば直接的消
火方法の1例がプリースによる米国特許第3,748,235号
に、また間接的消火法の1例がクレスによるドイツ国特
許第279,950号及び米国特許第4,285,772号に開示され
る。不活性冷却ガスを用いて高温のコークスを閉鎖した
容器内で消火する方法も提案されいてる。この消火方法
の1例は英国特許第183,113号、ドイツ国特許第436,995
号および上記のクレスによる特許に示される。
クレスの特許には軌道を用いず地上のコークス作業あ
るいは既存のコークスオーブンバツテリに適合可能な操
縦車を用いる装置が開示される。本発明は米国特許第4,
285,772号に開示された基本装置及び運搬車の改良に関
する。
(発明の開示) 本発明の一目的は改良されたコークスボツクス及びコ
ークスボツクスを操縦する装置を提供することにある。
本発明の他の目的は操作性を向上したコークスボツク
スの運搬車を提供することにある。
本発明の特定の目的は運搬車の操作を最小限にしてコ
ークスボツクスを操縦し、コークスボツクスをコークス
オーブンに正確に整合させ得る運搬車を提供することに
ある。
更に別の一般的な目的は運搬車上あるいは離れた冷却
ラツクにおいて使用可能な水冷却装置を提供することに
ある。同様に、運搬車上あるいは離れた冷却ラツクにお
いて使用可能で熱をコークスから除去しコークスボツク
スの側部を冷却可能な内部ガス循環装置を提供すること
にある。
更に詳細な目的はコークスがコークスボツクス内に導
入される際、コークスボツクスのコークスからガスがコ
ークスオーブンへ逆に戻されること、あるいはスタンド
パイプを通り汚染されることを防止することにある。こ
の目的は、コークスボツクスの背部の圧力を抜くこと、
あるいは弁出口ダクトを経てコークスボツクスを出ると
きある種のガス若しくは異物を燃焼させることにより達
成される。また本発明の装置によれば、冷却される前に
コークスボツクスから発生したガスを燃焼させ得る。コ
ークスが十分にコークス化されていないいわゆる“不完
全処理”されたコークスにおいては大量のガスが発生す
る。このような装置がなければ、コークスボツクス内に
不都合な圧力が発生しコークスが受容部から放出された
後でもこの不都合なガスが下流へ漏出する。
本発明の別の目的は空のコークスボツクスが迅速且つ
正確にコークスオーブンに対し配置され、次にコークス
を入れたコークスボツクスを冷却場所へ移送し高温のコ
ークスボツクスを降ろし、冷えたコークスボツクスを乗
せて密封受容場所へ移動し貯蔵場所で放出し、冷却した
コークスボツクスを再び次のコークスオーブンへ移動し
別の新しいコークスを詰め込む作業を、僅か数分台の最
小サイクル時間で実現出来るコークス処理装置を提供す
ることにある。
これに関連した重要な目的はコークスボツクスが確実
に且つコークスオーブンの大気から実質的に密封されて
導入可能にすることにある。コークスが導入されたあと
コークスボツクスは移動および冷却中有効に密封され
得、コークスは密封されたガス若しくは異物が大気中に
放出されることが実質的に防止される。
本発明の装置の更に別の目的は、運搬車をコークスオ
ーブンの正面の位置から移動する事なく、運搬車がオー
ブンドアを除去し、ドアを清掃し、ドアのジヤムを取り
除きドアを交換出来る。
更に他の目的は機構の下部に単一の移送/支承/案内
レールを設け運搬車に2個のインライン操縦輪を取り付
け、運搬車をコークスオーブンの正面で前後に移動可能
にし、運搬車の背部高さを制御し、コークスがコークス
ボツクス内に押し込まれるときに生じる摩擦力に抗する
ことにある。
本発明の極めて重要な目的は運搬車がレール輪を上動
しレールから外すことの出来る支柱により懸架され、運
搬車を除去し保守するときレールと独立的に運搬車を移
動可能にし、従来のレール装置とは異なり運搬車はコー
クスオーブンの端部にある部材が障害とならず、移動に
制限がないことにある。より重要なことは、運搬車のコ
ークスオーブン側の支柱により運搬車のオーブン側が上
動され、ベンチを旋回するターンテーブルによりベンチ
が清掃され、ターンテーブルが適所にあるとき支柱によ
り垂直に整合可能にターンテーブルがベンチ上に下動さ
れる。
本発明の他の特徴及び利点は添付図面に沿い本発明の
好ましい実施例に沿つて以下に詳述するに応じ容易に明
らかとなろう。
(図面の簡単な説明) 第1図はコークスオーブンと整合され得コークスを受
容可能な位置にある本発明によるコークスボツクス及び
運搬車の平面図、第2図は第1図のコークスボツクス及
び運搬車の側面図、第3図は第1図及び第2図のコーク
スボツクスの平面図、第4図は第1図及び第2図のコー
クスボツクスの側面図、第5図は第2図の平面5−5に
沿つて切断したコークスボツクス及び運搬車の正面図、
第6図は第4図の平面6−6の沿つて切断した、コーク
スボツクス及び運搬車の部分拡大正面図、第7図は第5
図の平面7−7に沿つて切断した傾斜フレームシフト装
置の部分拡大断面図、第8図は第7図の平面8−8に沿
つて切断した傾斜フレームシフト装置の部分拡大断面
図、第9図は第7図の平面9−9に沿つて切断した固定
装置の部分拡大断面図、第10図は第2図の平面10−10に
沿つて切断したコークスボツクス保持装置の部分拡大断
面図、第11図は第10図の平面11−11に沿つて切断したコ
ークスボツクス保持装置の部分拡大断面図、第12図は第
10図の平面12−12に沿つて切断したコークスボツクス保
持装置の部分拡大断面図、第13図は第7図の平面13−13
に沿つて切断した、コークスボツクスローラ装置の部分
拡大断面図、第14図は第13図の平面14−14に沿つて切断
したコークスボツクスローラ装置の部分拡大断面図、第
15図は第6図の平面15−15に沿つて切断したコークスオ
ーブンと係合するコークスボツクスの部分拡大断面図、
第16図は第6図の平面16−16に沿つて切断したドアシフ
ト装置の部分拡大断面図、第17図はドアプレートの正面
図、第18図は第17図の平面18−18に沿つて切断したドア
プレートの部分拡大断面図、第19図は第15図の平面19−
19に沿つて切断したオーブン密封装置の部分拡大断面
図、第20図は第19図の平面20−20に沿つて切断したオー
ブン密封装置の密封プレート保持器の部分拡大断面図、
第21図はチラバー操縦構成の簡略図、第22図は第4図の
平面22−22に沿つて切断したコークスボツクスを冷却す
る構成の部分拡大断面図、第23図は第4図の平面23−23
に沿つて切断したコークスボツクスを冷却する構成の部
分拡大断面図、第24図は水ギヤツプを示す第22図の部分
拡大詳細図、第25図は第24図の水ギヤツプの部分拡大詳
細図、第26図は第24図の平面26−26に沿つて切断した水
ギヤツプの部分拡大断面図、第27図は第4図の平面27−
27に沿つて切断したコークスボツクス壁張力バンドの部
分拡大断面図、第28図は第27図の平面28−28に沿つて切
断したコークスボツクス壁張力バンドの部分拡大断面
図、第29図は第4図の平面29−29に沿つて切断したコー
クスボツクス圧力口の部分拡大断面図、第30図は第29図
の平面30−30に沿つて切断したコークスボツクス圧力口
の部分拡大断面図、第31図は第4図の平面31−31に沿つ
て切断した冷却装置の下部捕獲トラフ及びドレインせき
の部分拡大断面図、第32図は第31図の平面32−322に沿
つて切断したゲート弁の部分拡大断面図、第33図は第32
図の平面33−33に沿つて切断した閉鎖位置にあるゲート
弁の部分拡大断面図、第34図は第33図の閉鎖34−34に沿
つて切断した開放位置にあるゲート弁の部分拡大断面
図、第35図は運搬車上のコークスボツクスを傾斜しコー
クス粉砕場所に冷却されたコークスを放出する状態を示
す側面図、第36図は傾斜フレーム及び不活性冷却ガス装
置の平面図、第37図は第36図の傾斜フレーム及び不活性
冷却ガス装置の側面図、第38図は第36図の平面図38−38
に沿つて切断したコークスボツクスの排気口の部分拡大
断面図、第39図は第37図の平面39−39に沿つて切断した
放熱装置と部分拡大断面図、第40図は第40図の平面40−
40に沿つて切断した放熱装置の部分拡大断面図、第41図
はコークスボツクスとコークスオーブンを整合させる整
合装置の部分平面図、第42図は第41図の整合装置の正面
図、第43a図、第43b図、第44a図、第44b図、第45a図並
びに第45b図は別の実施例のコークスボツクス支承装置
の好適な動作を表す平面図であり、第43a図はコークス
オーブンへの移動中、第43b図はコークスオーブンでの
コークス受け入れ、第44a図は冷却ラツクへの移動、第4
4b図は冷却ラツクでの受け入れ、第45a図は受容場所へ
の移動、第45b図は受容場所の各々の動作を示してお
り、、第46図はコークス導入前のコークスオーブンへ移
動中のコークスボツクス支承装置を幾分拡大した簡略平
面図、第47a図〜第47d図は1つのコークスオーブンに配
置されたコークスボツクス支承装置の幾分拡大したそれ
ぞれ、(a)支承装置がオーブンドア除去可能に閉鎖さ
れたコークスボツクスドアと整合さた状態、(b)コー
クスボツクスがコークスボツクスドアが閉鎖されてオー
ブンで整合された状態、(c)コークスボツクスがオー
ブンで整合されコークスボツクスドアが開放されコーク
スが押し込まれた状態、(d)コークスボツクスがオー
ブンから離間して旋回されコークスボツクスドアが閉鎖
され装置がオーブンジヤムを清掃する状態の一連の簡略
平面図、第48図は冷却ラツクへ移動するコークスボツク
ス支承装置の簡略平面図、第49図は冷却ラツクで整合さ
れたコークスボツクス支承装置の平面図、第50図は受容
場所へ移動中のコークスボツクス支承装置の平面図、第
51図は受容場所で整合されたコークスボツクス支承装置
の平面図、第52図は受容場所に配置されたコークスボツ
クス支承装置の側面図、第53図は受容場所で放出してい
るコークスボツクス支承装置の側面図、第54図は燃焼可
能なガスバーナチユーブを内蔵した別実施例としてのコ
ークスボツクス及び支承装置の部分側面図、第55図はコ
ークスボツクスとバーナチユーブとを連結を示す第54図
と同様であるが逆の部分拡大断面図、第56図は第55図の
バーナチユーブ取り付けの上面図、第57図は第55図のバ
ーナチユーブ取り付けの一部破断して示す背部図、第58
a図および第58b図はそれぞれ第58図の実質的に線A−A
及びB−Bに沿つて切断した断面図、第59図はコークス
ボツクスをオーブン開口部に対し正確に中心決めする別
の位置決め装置の部分平面図である。
本発明は各種の変更物及び変更構造を行うことが出来
るが、図示の実施例について以下に詳述する。しかしな
がら、本発明は開示した特定の実施例に限定されるもの
ではなく添付クレームに含まれる態様を含むことは理解
されよう。
(発明を実施するための最良の形態) 本発明はコークスボツクス自体の改良、およびコーク
スを受容、冷却、移動及び放出するための処理装置の改
良に関する。コークスボツクスを処理する装置はコーク
スオーブンバツテリの放出端部に沿つて軌道上あるいは
軌道を用いずに車輪付き移動車上で処理することにな
る。以下に第1図〜第42図に沿つて好ましい実施例とし
ての軌道のない車輪付きの車の場合について説明する。
第1図及び第2図を参照するに、本発明の好ましい実
施例の平面図及び側面図が示されており、コークスボツ
クス10及び運搬車12はコークスオーブンOからケーキC
状のコークスを受容するために使用される。第2図にお
いて仮想線で示す従来のラムRを用いてコークスオーブ
ンOからコークスをコークスボツクス10へ押し込む。
運搬車12の上部傾斜フレーム14は運搬車12の前端部に
配置された枢支シヤフト18を介し下部メインフレーム16
に回転可能に連結されている。運搬車12は多くのコーク
ス設備で採用される作業場に収納容易に構成されてい
る。このため、下部メインフレーム16は後部原動機20及
び前輪22により支承される。操縦作動器24により下部メ
インフレーム16及び後部原動機20が連結され、後部原動
機20が下部メインフレーム16に対し垂直軸26を中心に旋
回される。垂直軸26は後部原動機の他上車輪28の軸に近
接して位置している。このため後部原動機20は第1図の
仮想線によつて示されるように下部メインフレーム16に
対し実質的に直角方向に旋回され得る。この構成により
下部メインフレーム16が実質的にその長手方向内におい
て旋回することになつて運搬車12の操作性が極めて良好
になる。これに伴い前輪22も操作可能になる。前輪22は
共に連結棒30を介して連結され、連結棒30自体は第5図
に示されるように操縦作動器32により制御される。支柱
部材34により前輪22及び連結棒30が下部メインフレーム
16に対し連結され、支柱部材34は旋回中枢支部として機
能する。この構成によつて、「カニ式」操縦が可能とな
り、操作性が大幅に向上される。
コークスオーブンの処理の終了時に、コークスボツク
ス10を乗せた運搬車12が好適な位置に配置され、コーク
スボツクス10はコークオーブンOと実質的に整合して配
置される。第5図に示すように、運転室36の位置は操縦
する運転手の視界が良好なので、コークスボツクス10と
コークオーブンOとを好適に整合出来る。コークスボツ
クスとコークスオーブンとを正確に整合させるための方
法及び構成を以下に詳しく説明する。
コークスボツクスとコークスオーブンとの正確な整合
はコークスをコークスオーブンからコークスボツクス内
に押し込むに必要な力を最小限にする際重要である。更
に詳述するに、この整合は数センチメートル以内な精度
を保つ必要がある。図示した種類の運搬車は長さが20メ
ートル、幅8メートル高さ10数メートル程度に設けられ
るので、上述の整合精度を短時間に得ることは極めて困
難になる。運搬車は前輪駆動出来るので、極めて操縦性
が良好なことが理解されよう。それぞれ各車輪の瞬間的
な方向を示す分離したチラーバ操縦装置により、操縦者
は迅速にその方向を認識し好適な操縦調整を行い得るこ
とが判明している。このような操作については第21図に
示される。前輪22を制御するチラーバー部材300は各車
輪と同一の方向に向けられ、一方地上車輪28を制御する
チラーバー部材302がこれら車輪と同一の方向に独立し
て向けられていることは理解されよう。
第41図及び第42図には更に別の整合方法が示される。
この場合前方に延び水平に旋回可能なプローブ304がコ
ークスオーブンでの受け部306と協働してコークスオー
ブンの存在及び横の整合の程度を示す。プローブは伸縮
可能であり、運搬車がコークスオーブンの正面に接近移
動されたとき、プローブが次第に押進される。
図示の実施例の場合、コークオーブンOの正面の受け
部306はV字状に形成され、プローブのローラ308は垂直
軸上に装着される。プローブ304は中心から離間して受
け部306と接触する場合、プローブはその軸を中心に旋
回して自己中心決め動作を行う。この旋回によりプロー
ブの後部の部材310の一がマイクロスイツチ312の一に十
分に接触される。マイクロスイツチにより側部をシフト
する作動器52が作動されて傾斜フレーム(およびその内
部のコークスオーブン)がプローブを中心に復帰させる
に必要な方向にシフトされる。このようにして、操作者
によつて独立して入力する必要無く最終作業中に必要な
側部シフトが自動的に達成され得る。
更に、コークスボツクスには一あるいはそれ以上の接
触作動されるスイツチ314が具備されており、コークス
ボツクスがコークスオーブンの開口部に対し正確に配置
されることを示す。このような4個のスイツチはコーク
スボツクスの開口端部の各隅部近傍に配置され、例えば
各スイツチがオンされると表示光が点灯されて正確な整
合を示すようにすることは理解されよう。
目視、鏡、光ビーム、ジヤイロスコープ等による他の
整合方法を採用して、コークスボツクスとコークスオー
ブンとの最終整合を容易に得ることも出来る。
本発明のコークス処理システムにはまた、整合が得ら
れ維持されたことを確認する信号を発生する整合連動装
置が具備され得る。このような整合連動装置は整合中気
圧装置を構成する周知の種類のものを使用出来る。第42
図を参照するに、気圧部316がコークスオーブンの正面
に配設され、この整合が得られると運搬車に設けられた
対応する気圧部317がコークスオーブン正面を越える。
一度整合されると気圧によりオーブンの対向端部にいる
ラムの操作者に合図を送るために使用される。逆に押進
している間に油圧連動回路が故障すると、信号の送出が
停止されラムの前進動作が停止あるいは好適に調整され
る。
運搬車12及びコークスボツクス10をコークベンチBを
有するコークオーブンOに対し整合して固定するオプシ
ヨンシステムが第8図及び第9図に示される。このよう
な整合固定システムは運搬車にブレーキ装置(図示せ
ず)を作動し、ラムRによりコークスケーキCをコーク
スボツクス10内に押し入れる際運搬車12がコークオーブ
ンOから離れて押進されることを防止するために使用さ
れる。従つて摺動移動を防止するため整合固定システム
により、下部メインフレーム16の前端部がコークオーブ
ンOの基部に配置されたコークベンチBに対し固定され
る。
コークベンチBに対し下部メインフレーム16を良好に
固定するため、運搬車12はコークベンチBに接近し下部
メインフレーム16が上動されて、下部メインフレーム16
とコークベンチBとの間に十分な間隙が形成される。下
部メインフレーム16の前方位置は1対の旋回可能で延長
可能な支柱部材34により上動され、支柱部材34はまた第
1図に示すように前輪22の枢支部として機能する。支柱
部材34はクレスによる米国特許第3,820,818号に開示さ
れるような種類のものが採用される。下部メインフレー
ム16の背部も同様に後部原動機20と連係される上動作動
器38により上動される。上動動作及ぶ操縦動作は運搬車
12の運転室36内にいる操縦者により制御される。下部メ
インフレーム16がコークベンチB上に当接していると
き、運搬車12、コークスボツクス10及びコークスケーキ
Cの重量はコークスベンチBと運搬車12とで分担され
る。
一旦下部メインフレーム16がコークベンチB上に当接
すると、整合固定システムにより運搬車12が外側案内レ
ールGに対し固定される。第7図及び第9図に示すよう
な整合固定システムには下部メインフレーム16の底部に
充分に連結されるフレーム固定バー部材40と下部メイン
フレーム16に旋回可能に連結されるピンチ作動器42とが
包有される。ピンチ作動器42により第9図に解放位置を
仮想線で示すピンチレバー44が制御される。またピンチ
レバー44はピン46を介しピンチ作動器42にピン48を介し
下部メインフレーム16に旋回可能に連結される。従つて
ピンチ作動器42によりピンチレバー44がピンチ48を中心
に旋回され整合固定システムが開閉される。ピンチ作動
器42によりピンチレバー44とフレーム固定バー部材40と
の間で外側案内レールGが捕捉されて、運搬車12がコー
クベンチBに対し固定される。下部メインフレーム16が
コークベンチBに対し固定されると、コークスボツクス
10がコークオーブンOからコークスケーキCを受容する
時に運搬車12が離間して摺動することが防止される。
さらに、この構成により、コークスボツクス10がコー
クオーブンOに対し相対的に整合されて保持される。
コークスボツクス10は運搬車12上の上部傾斜フレーム
14内に支承される。上部傾斜フレーム14の内側部50によ
りコークスボツクス10が運搬車12内に位置決めされコー
クスボツクス10が運搬車12に対し案内され、オンオフ動
作される(以下に説明する)。上部傾斜フレーム14全体
は下部メインフレーム16に対し横方向に移動可能に枢支
シヤフト18に対して装着され、コークスボツクス1とコ
ークオーブンOとの間の整合が第7図及び第8図に示す
ように正面及び背部の対をなし側部にシフトする作動器
52を用いて僅かづゝ旋回可能になる。作動器は下部メイ
ンフレーム16の両側部に強固に装着され、上部傾斜フレ
ーム14が枢支シヤフト18に沿つて摺動される。
コークスボツクス10が内側部50に沿つて前後に容易に
ローリングされ且つ運搬車に対しローリングされて積込
・積降し出来るように、コークスボツクス10は第7図、
第8図、第10図、第13図、第14図、第22図、第23図に示
すように内側部50上に取り付けられた駆動可能なローラ
54及び複数のアイドラーローラ56により支承される。運
搬車12の操作中、コークスボツクス10は第1図及び第2
図に仮想線で示す後退位置にあるものとする。一方ロー
ラ構成により、コークスボツクス10は上部傾斜フレーム
14に対し前方にローリングされ、コークオーブンOと係
合されラムRによりコークスケーキCがコークスボツク
ス10内に押進される。図示の実施例の場合、特に第31図
に示されるように、アイドラーローラ56が内側部50の実
質的に中央部の上部傾斜フレーム14に回転可能に装着さ
れる。アイドラーローラ56の中央平坦部58はフランジ60
の側部に配置され、コークスボツクス10の底部に装着さ
れた案内レール62と係合し、これによつてコークスボツ
クス10が確実に好適に整合され更に安定化される。コー
クスボツクス10の水平方向の移動を制限するため、第22
図に示す内側フレーム50の頂部に装着された複数の上部
案内ローラ64がコークスボツクス10の上部に回転可能に
付設され、上部案内ローラ64と水平レール66とが係合さ
れてコークスボツクス10の垂直方向の配向が保持され
る。
内側部50に沿つて運搬車12からコークスボツクス10を
積込・積降しする機構は、第7図、第13図及び第14図に
示すような動力により駆動されるローラ54として構成さ
れる。ピン70により上部傾斜フレーム14に対し旋回可能
に装着された油圧シリンダ68により動力駆動のローラ54
が上下動され、ローラ54自体もピン72により上部傾斜フ
レーム14に対し旋回可能に装着され、必要に応じコーク
スボツクス10の底部から突出する案内レール62に対し接
離される。ローラ54が案内レール62に当接されると、ロ
ーラ54によりコークスボツクス10が内側部50に置いて配
置され、運搬車12に対しコークスボツクス10が積込・積
降しされ、コークスボツクス10がコークオーブンOに対
し係脱される。
コークスボツクス10は搭載中上部傾斜フレーム14に固
定され、ラムR及びコークスケーキCの動作によりコー
クスボツクス10が内側部50に沿つて摺動されることを防
止する必要があることは理解されよう。同様に、コーク
スケーキCをサイズ分け部に降ろすときはコークスボツ
クス10を固定し、上部傾斜フレーム14から落下すること
を防ぐ必要がある。
コークスボツクス10を上部傾斜フレーム14に対し固定
する機構及びコークスボツクス10を上部傾斜フレーム14
に対しシフトする別の機構が第10図及び第12図に示され
る。これらの機構には内側部50の両側部にピン76により
旋回可能に装着された1対の伸縮シリンダ74と1対の作
動シリンダ78とが包有され、作動シリンダ78により伸縮
シリンダ74が旋回可能に設けられ、コークスボツクス10
の両側部から突出する1対のトラニオンピン80と係脱さ
れる。伸縮シリンダ74の一端部には傾斜部82が形成され
ており、傾斜部82には穴84が設けられ第10図に仮想線で
示されるようにトラニオンピン80が確実にロツクされる
ので、コークスボツクス10が固定される。傾斜部82は伸
縮されてコークスボツクス10が内側部50に沿つての所望
位置に位置決めされる。
一度、上部傾斜フレーム14が異端コークベンチBに対
し確実に固定されコークスボツクス10がコークオーブン
Oに対し正確に整合されると、伸縮シリンダ74あるいは
ローラ54によりコークスボツクス10が前進されて、コー
クオーブンOに係合されコークスケーキCが受容され
る。
上述した米国特許第4,285,772号に開示されるよう
に、第3図、第4図、第22図及び第23図に示されるよう
に、コークスボツクス10は平面四面体にされ、この平面
四面体の容積は受容するコークスケーキCの容積より僅
かに大きくされる。従つて、コークスケーキCはラムR
によりコークオーブンOからコークスボツクス10内に押
し込められ、コークスケーキCの形状は実質的に大きく
変わらない。かか構成をとる場合、コークスケーキCが
従来のホツパーカー内に押し込まれるときに生じた微粒
化が最小限に抑えられる。この構成の別の利点は、薄手
の矩形のコークスボツクス10がその大きな表面積を介す
る、あるいは内部を循環する不活性ガスにより循環に冷
却される(以下に説明する)ことにある。第2図に示さ
れるように、コークスボツクス10の長さはコークスケー
キCの当初の長さより幾分長くされ、これによりコーク
スボツクス10内に押進されるときコークスケーキCの先
端部が粉砕されることが抑制される。
米国特許第4,285,772号にも開示されるように、コー
クスボツクス10はコークスケーキCの点火を防止すべく
実質的に気密にされることが望ましい。更に以下に詳述
するするように第15図、第19図及び第21図に示すオーブ
ン密封構成により、コークス押し込め作業中のコークス
ボツクス10とコークオーブンOとの間が実質的に密封状
態にされる。従つてこのコークス押し込め作業中及びそ
れ以降ではコークオーブンOからのコークスケーキCの
点火が防止される。また気密コークスボツクス10によ
り、微粉物質が漏れ大気を汚染することがもた実質的に
防止される。
本発明の実施態様によれば、コークスボツクス10が受
ける熱変動を受けてもコークスボツクス10の側部が拡
張、収縮される。図示の実施例の場合、コークスボツク
ス10の受容チヤンバ86は比較的薄手の金属パネル88で作
られる。受容チヤンバ86の側部及び底部から離間される
外部支承ポスト部材90により金属パネル88が所望のよう
に支承され、金属パネル88を固定連結する必要がない。
第3図及び第4図に示す複数の外部支承ポスト部材90は
コークスボツクス10の長手方向に沿つて配設される。外
部支承ポスト部材90上に配置される複数の連結部材92に
より金属パネル88が支承される。
第27図及び第28図に示す各連結部材82が対向端部は金
属パネル88に固定され、連結部材92により外部支承ポス
ト部材90が囲設されて、金属パネル88が支承され外部支
承ポスト部材90と固定連結する必要がない。T−バー部
材94は図示のように外部支承ポスト部材90に対し固定連
結され外部支承ポスト部材90及び金属パネル88の実質的
に全長に亙つて延びている。バネ96は連結部材92の内部
と外部支承ポスト部材90の外部との間に配置され、この
ため受容チヤンバの金属パネル88がフレキシブルに制限
される。各バネ96は所定の位置にに維持されボス98は連
結部材92に対し固定される。金属パネル88の動作を外部
支承ポスト部材90に対し制限あるいは防止す場合には、
ボス98はボルト97と置換されバネ96の力が選択的に押さ
えられる。T−バー部材94は金属パネル88を最小接触面
積で支承するスタンドオフ部材として機能することが理
解されよう。T−バー部材94の外側半径部が金属パネル
88上に係止することにより、T−バー部材94と金属パネ
ル88との間の接触点99の周囲が新月形状に湿潤される。
この構成により、以下に詳述するが冷却媒体が実質的に
制限されることなく循環される。
本発明の他の実施態様によれば、受容チヤンバ86内の
圧力変化を補償するため、逃がし圧口100はコークスボ
ツクス10の各端部に設けられる。バツフル旋回プレート
102は第2図及び第35図に示されるように受容チヤンバ8
6内で逃がし圧口100とコークスケーキCとの間に配置さ
れる。バツフル旋回プレート102によりガスが逃げるガ
ス逃がし通路104が維持される。
第29図及び第30図を参照するに、逃がし圧口100の実
施例が示され、この逃がし圧口100には開口チユーブ103
A上で砂Sに係止するキヤツプ101が包有され、開口チユ
ーブ103Aは受容チヤンバ86の頂部に溶接されている。砂
溜め105に入れられた砂Sは第29図に示すようにチユー
ブに対し中心に配置され、砂Sの安置角度は約30度であ
り、この角度はコークスケーキCを取り出すとき上部傾
斜フレーム14が実質的に受ける角度である。キヤツプ10
1は開口チユーブ103A上に離間され且つ開口チユーブ103
Aの外部に強固に付設される一連の中央スタツド部材107
を介し開口チユーブ103Aの中央に配置される。砂による
密封により受容チヤンバ86内のガスは逃出されることが
出来、同時に高温のコークスケーキCが導入され大気外
で点火されることが防止される。ガスが砂Sを経て通過
することにより大気中にガスが放出される前に放出成分
が最小限にされることは理解されよう。圧力が大気圧以
下に低下する場合のために低圧逃がし部が設けられる。
第29図及び第30図に示すように、プレート109はバネ111
のバネ力に抗して下方に自在に移動出来、このため空気
がプレート開口部113を経て導入される。
一度運搬車がコークスオーブンに対し適所に配置され
ると、下部メインフレーム16はコークベンチの外側案内
レールGに対し任意に固定可能であり、コークスボツク
ス10のドアはコークオーブンOに対し正確に整合され、
伸縮シリンダ74あるいは動力駆動のローラ54を用いてコ
ークスボツクス10が前進され、第15図に示すようにコー
クスオーブンの力Fと対向する。第15図及び第19図を共
に参照するに、コークスボツクス10が前進され、コーク
スボツクス10の両側に配置される1対のストツプ・バー
部材106がコークスオーブンの控え梁BSに当接され、オ
ーブン密封プレート10が押進されてバネ110により力F
と対向される。煙突部115は金属パネル88に付設され、
煙突部115によりコークスボツクス10における開口部が
実質的に囲繞される。またオーブン密封プレート108に
よりコークスボツクス10も実質的に囲繞されるが、コー
クスボツクス10に対し固定されない。更に、オーブン密
封プレート108はコークスボツクス10及び煙突部115を経
て延び、オーブンの力Fと対向させてコークスボツクス
10の周囲に比較的確実の密封部が形成される。バネ110
の端部はオーブン密封プレート108の背部の垂直なリツ
プ部112に当接する。プレート保持器114はオーブン密封
プレート108のノツチ116を経てコークスボツクス10と連
結されている。ノツチ116の寸法は密封プレート所定の
動作ができるように設定される。この構成によりコーク
スボツクス10がコークスオーブンOに対し側部と側部、
頂部と底部の小さな不整合を補償することによりオーブ
ン密封プレート108がコークスオーブンに対し密封可能
であることは理解されよう。更に、スリツト(図示せ
ず)が煙突部115に形成され熱勾配から生じる“そり”
が最小限に抑えられる。
一度コークスボツクス10がコークオーブンOに対し密
封されると、第6図の閉鎖位置にあるコークボツクスの
ドアプレート120が開放位置(第6図に仮想線で示され
る)へシフトされ、コークスボツクス10にコークスケー
キCが積み込まれる。第6図、及び第15図〜第18図に示
すように、ドアプレート120の開口部124はコークスボツ
クス10の開口部126及びドアプレート120の頂部に配置さ
れた2個の水平スロツト128と実質的に合致される。ド
アプレート120はコークスボツクス10の前方部のスロツ
ト122内に摺動可能に配置され、コークスボツクス10に
コークスケーキCを積み込む準備がなされると、ドアを
シフトするフレーム130によりドアプレート120が摺動さ
れプレートの開口部124が第6図及び第16図に仮想線で
示されるようにコークスボツクスの開口部126と実質的
に整合する。開口部124がコークスボツクスの開口部126
と整合されると、ラムRによりコークスケーキCがコー
クオーブンOからコークスボツクス10内へ押し込まれ
る。
コークスボツクスのドアが開くと、高温コークスから
の熱によりコークスボツクス内の空気が過熱されコーク
スボツクスが膨張される。更にコークスが導入される際
ガスが移される。このように膨張またはガスの移動によ
り導入コークスを経てガスが比較的高速で逆流すること
が判明している。汚染物質を含むこのガスは再びオーブ
ンへ入りオーブンの通気口および/または上向き通気チ
ユーブから送出する。またコークスボツクス/オーブン
正面密封部の周囲に不都合な“トーチランプ”のような
炎が生じる。この現象は、コークスボツクスからの空気
を空気の膨張速度に実質的に等しい速度で排気すること
により避けられる。図示の実施例の場合これは送風機31
8をコークスボツクスの背面に装着してコークスボツク
スからの空気を排出することにより達成される。排気空
気からの異物を除去する必要がある場合、これはコーク
スボツクスから排気ガスを水溜め部内へと通過させるこ
とにより達成される。従来の水溜め部158はコークスボ
ツクスの底部を覆つている。第4図及び第35図の場合、
ダクト320により送風機の出口部がトラフ158と連通され
る。コークスボツクスから除去するガスの速度を制御す
ることにより多くの汚染物は水へ入り大気へ放出されな
い。
本発明の他の実施態様によれば、コークスボツクス10
内に押進されたコークスケーキCからの燃焼可能なガス
は空気中の酸素と結合し好適なバーナ機構で燃焼される
ことが提案される。第54図を参照するに、コークスボツ
クス10にはガス完全燃焼機構350としてのガス完全燃焼
チユーブが包有されることは理解されよう。本実施態様
によれば高温のコークスケーキCがコークスボツクス10
内に導入される際、コークスケーキCから送出される燃
焼可能なガスがコークスボツクス内の空間内へ放出さ
れ、コークスケーキCが更にコークスボツクス10の後部
の空間部へ押進される。コークスケーキが完全にコーク
スボツクス10内に導入された後でも、高温のコークスケ
ーキからは依然として燃焼可能なガスを放出し続ける。
このガスの主成分は水素または一酸化炭素であるがメタ
ン、エタン、プロパンも少量含まれる。更に、2酸化炭
素、窒素及び遊離酸素、更に少量の硫黄も含まれる。高
温で燃焼可能なガスをコークスボツクスから安全に放出
するためコークスボツクスの下背部に捕獲ドアを設け、
この燃焼可能なガスをバーナチヤンバへ送る。このバー
ナチヤンバにおいては高温のガスは電子点火装置または
プロバンパイロツトチユーブ(図示せず)のような好適
な手段により点火され、高温ガス及び燃焼生成物はガス
完全燃焼機構350としてチユーブを経て放出される。
先ず水素及び一酸化炭素の濃度は十分に高いので、一
旦バーナ炎が点火されると、燃焼可能なガスは高温のコ
ークスケーキがコークスボツクス内に導入された後実質
的に長い間自己維持される。実際、この燃焼期間は10分
〜15分から1時間や30分間続く。無論この間コークスケ
ーキ自体が冷却するに応じ燃焼ガスも冷却し、水素と一
酸化炭素の濃度も急速に低下する。上記範囲の期間内で
は、燃焼ガスは炎を維持出来ず、バーナ炎も自然消滅す
る。濃度が上がる場合炎は再び点火されるが、最終的に
は濃度は無視出来るレベルまで低下する。
さて第55図〜第58図を参照するに、ガス完全燃焼機構
350の好適な実施例が詳示される。第55図に示すように
コークスボツクス10の下背部にはコークスボツクスの内
部と外部とを連通する水平ダクト351が設けられる。ダ
クト351内には高温の燃焼ガスが蓄積し膨張し始めるに
応じ自動的に開放する蝶形弁352が設けられている。ダ
クト351は垂直に配置された放出ダクト353を有する実質
的に矩形の充気チヤンバ352aの内部に連通される。放出
ダクト353は長手で垂直のベンチユリ管354内において上
方へ延びており、ベンチユリ管354には第58図に示され
るように複数の空気入口開口部355が形成される。各空
気入口開口部355はベンチユリ管354の側壁から突設さ
れ、ベンチユリ管354に水平カツト部356と第58図に示す
ように内側へ押圧されたD形のフラツプ部357も形成さ
れる。これにより第58a図及び第58b図に詳示するように
ベンチユリ管354の断面積が減少されることは理解され
よう。換言すれば、各フラツプ部357によりベンチユリ
管354の内径が圧縮されて断面積が減少され、ベンチユ
リ管354をガスが上方へ通過するに応じガスの流れが加
速される。このガス流速の増加によりこの管内に乱流が
生じ放出されるガスがより完全に燃焼されることにな
る。
コークスボツクス10にコークスが積まれた後、フレー
ム130はドアプレート120内に摺動し、第6図及び第16図
に示す閉鎖位置となる。別の利点は第5図に仮想線で示
すドアプレート120により運転室36内の操縦者がコーク
オーブンOからの放熱から保護されることにある。
ドアをシフトするフレーム130各垂直側部のドアプレ
ート120と係合し、ドアプレート120はフレーム130と共
に摺動する。コークスボツクス10とドアプレート120と
の間の整合を維持するため、コークスボツクス10に強固
に固定された上部案内部材132は第6図に示すようにド
アプレート120の頂部に配置される2個の水平スロツト1
28内に突出される。上部傾斜フレーム14の頂部及び底部
に付設された1対の作動器134により、上部傾斜フレー
ム14がフレーム130と連結され、ドアプレート120の動作
が制御される。フレーム130と上部傾斜フレーム14との
間の整合はフレーム130に支承された一連の案内ローラ1
36により維持される。上部傾斜フレーム14は案内ローラ
136間に配置され、フレーム130によりドアプレート120
が上部傾斜フレーム14との整合を維持して開閉される。
コークスボツクス10の内側部50に沿つた移動を吸収す
るため、コークスボツクス10は2位置で開閉され得る。
ドアシフト用フレーム130はドアプレート120と係合する
前方部130Fと、コークスボツクス10が更に上部傾斜フレ
ーム14の背部へ位置せしめられたときドアプレート120
(図示せず)と係合する後方部130Rとを有していること
は第15図から理解されよう。
ドアの温度を制御するため、ドアプレート120は中空
構造にされ、第17図及び第18図に示すように水が上部水
入口138を経て導入されて、一連のバツフル部材140をカ
スケード状に移動され、最終的に水が水出口142から導
出される。ホース(図示せず)により水回収用の下部ト
ラフ158に再び送られる。更に、水はドアプレート120を
囲繞する1本あるいはそれ以上の垂直チヤンネル溝14
3、144を経て流動され、ドアプレート120からの放熱を
助ける。ドアが一旦閉鎖されると、ドアは垂直チヤンネ
ル溝143に対し固定され冷却が完了するまでコークスボ
ツクス内のコークスをより完全に密封する(以下に説明
する)。
本発明の重要な実施態様によれば、間接的にコークス
ケーキCを発火温度以下まで冷却するシステムが第22図
及び第23図に示される。コークス受容チヤンバ86の当初
の冷却が開始したとき、コークスボツクス10は冷却水シ
ステムを経てコークオーブンOの好適な位置にある。そ
の後コークスボツクス10は運搬車上で冷却されるか、あ
るいは離間した冷却場所へ移動される。基本的な冷却水
システムのポンプ146が上部傾斜フレーム14内の捕捉水
溜め部148あるいは冷却場所からコークスボツクス10の
上部トラフ150へ送り、更にコークスボツクス10のコー
クス受容チヤンバ86の内部に沿つて水をカスケード状に
分配する。
再び第1図を参照するに、メインフレーム16上に配置
されるポンプ146により、水が捕捉水溜め部148からスタ
ンドパイプ152を経てコークスボツクス10の頂部の中央
に配置された上部溜め部154へ送られる。第23図に示さ
れる複数のウエア(せき)チユーブ156を介し溢れた水
がコークスボツクス10の底部の実質的に周囲に延びる下
部回収トラフ158へ送出することにより、上部溜め部154
内で正しいレベルに維持される。上部溜め部154内に送
られた水は実質的にコークスボツクス10の全長に沿つて
延びる上部トラフ150へ分配される。
第22図〜第26図に示すように、上部トラフ150はトツ
ププレート160、コークスボツクス10の上部を囲繞する
サイドプレート162及び底板164により構成される。水は
上部溜め部154から複数の入口部166を経て上部トラフ15
0に導入される。底板164は第24図に示すように外部支承
ポスト部材90に対し強固に固定される。フレキシブルな
円弧状のダムプレート170が複数のボルト168により底板
164に固定連結され、ダムプレート170はコークスボツク
ス10の全長に亙り延び、需要チヤンバの金属パネル88と
共にダムを形成する。図示の実施例の場合ダムプレート
170の複数のくぼみ部172がダムプレート170に沿つて間
欠的に離間され、ダムプレート170は受容チヤンバの金
属パネル88と連結ではなく係合され極めて小さな水ギヤ
ツプ174が形成される。同一の結果がスペーサ、例えば
所望の直径のワイヤやロツドのセグメントをダムプレー
ト170と金属パネル88の表面との間に装着することによ
り得られる。水ギヤツプ174により、水が上部トラフ150
から受容チヤンバ金属パネル88へカスケード状に送られ
る。ダムプレート170は薄手の弾性材料で作られ金属パ
ネル88に対しては予荷重を加えてあり、従つてダムプレ
ート170は金属パネル88によりフレキシブルにされ一定
の水ギヤツプ174が金属パネル88のたわみに関係無く維
持される。
水が受容チヤンバの金属パネル88の側部にカスケード
状に落ちて高温のコークスが間接的に冷却される。第22
図は及び第23図に示すように、水はコークスボツクス10
の底部を囲繞する比較的U字状のトラフ158に回収され
る。トラフ158からの水はコークスボツクス10の両側部
に配置される1対のゲート弁176を経て下部メインフレ
ーム126の捕捉水溜め部148内に送られる。トラフ158の
水レベルはゲート弁176の直ぐ上に配置されたせき装置1
78により維持される。第31図に示すように、せき装置17
8の比較的小さなドレン穴180は、ポンプ146の動作中は
殆ど作用しないが、ポンプ146が遮断されるとドレン穴1
80により捕捉水溜め部148へほぼ完全に送るように作用
する。
第31図〜第34図に示すように、各ゲート弁176は摺動
可能に装着された弁プレート182を備え、弁プレート182
の開口部184は弁開口部186と実質的に一致しているか
ら、開口部184と弁開口部186とが整合すると水は水回収
トラフ158から排水される。第34図には開口部184を囲繞
する弁密封部188が示される。コークスボツクス10が運
搬車12上の所定の配向にあるときにゲート弁176を確実
に開放させる装置(図示せず)が設けられる。また例え
ばコークスボツクス10が運搬車12から除去されるとゲー
ト弁176を選択的に開放する作動器(図示せず)も設け
られる。
コークスボツクス10は運搬車12上で所望の温度範囲で
直接冷却されるか、あるいは冷却場所(図示せず)へ移
動され、そこで運搬車12から降ろされて冷却工程を受け
運搬車12は空のコークスボツクス10を乗せてコークオー
ブンOへ復帰しコークスケーキCをまた連続的に積み込
む。運搬車12が一連の冷却ラツクに接近しコークスボツ
クス10をコークスオーブンOと同様に冷却ラツクと実質
的に整合することも考えられる。一度コークスボツクス
10が実質的に整合されると、作動器52により横方向の微
調整が行われる。伸縮シリンダ74あるいはローラ54によ
りコークスボツクス10が運搬車から外され冷却ラツク内
に移動される。次いでコークスボツクス10がコークスボ
ツクス10の外部にカスケード状に水をかけて冷却され
る。あるいはその上方から、コークスケーキCは以下に
説明するような不活性ガス冷却装置を用いて冷却され
る。
冷却場所はそれぞれ冷却工程中高温のコークスボツク
ス10を保持出来る複数の冷却ラツクを設け得る。水分布
装置は運搬車12に設けられたものと同一である。水は冷
却ラツクの底部に配置された捕獲水溜め部148からコー
クスボツクス10を上部溜め部154へと送られる。運搬車1
2に関し上述した冷却工程と同一の方法で、水はコーク
スボツクス10の外部にカスケード状にかけられて高温の
コークスケーキCが冷却される。
コークスボツクス内に乱流空気を導入し対流させるこ
とが望ましい。このような循環構成は例えば第4図に示
すようにコークスボツクス10と連通させた送風機318を
用いて実行し得る。または、第36図〜第40図に示すよう
な不活性ガスの熱放射を利用する通常の循環装置(以下
に説明する)を用いても行うことも出来る。このように
送風機若しくは循環装置により、例えば上述した水カス
ケード冷却装置を用いる場合、コークスボツクスの側壁
に対する熱伝導速度が増加されることが予期される。送
風機は不活性ガス循環装置医に関して以下に説明するバ
ツフア装置と連係可能である。
コークスボツクスの側壁とコークスケーキとの間のガ
ス循環を上げることも望ましい。この場合例えばコーク
スボツクス10の金属パネル88に水平に延びるヒダを形成
することにより達成される。このヒダ構成は第22図に仮
想線によりヒダ構成部89として示される。ヒダ構成部89
の最内側面89aによりコークスケーキが横方向に支承さ
れ、ヒダ構成部89の外部には循環ガスの移動するダクト
89bが配置され得る。
コークスケーキCが冷却されると、運搬車12は冷却さ
れたコークスボツクス10を放出場所、例えばコークスサ
イズ分け場所へ運搬され、そこでコークスケーキCは所
定のサイズに分けられる。運搬車12はコークス粉砕場所
に接近し、コークオーブンO及び冷却ラツクの場合と同
様な方法でコークスボツクス10をコークス粉砕場所と実
質的に整合することが考えられる。コークスボツクス10
が実質的に整合されると、内部フレームの作動器52が調
整され横整合もなされる。伸縮シリンダ74により内側部
50に沿いコークスボツクス10が所望位置にシフトされ上
部傾斜フレーム14に対しコークスボツクス10が固定され
る。1対の傾斜作動器190により運搬車12の両側で上部
傾斜フレーム14と下部メインフレーム16とが旋回可能に
連結され、傾斜作動器190により上部傾斜フレーム14が
枢支シヤフト18を中心に上動される。第35図には運搬車
12の傾斜(放出)位置が示され、この場合コークスボツ
クス10は十分な角度傾斜されてコークスケーキCがコー
クスボツクス10から摺動され放出される。この構成をと
る場合、冷却されたコークスが円滑に放出され、コーク
スケーキCに不都合な落下が生ぜず従つて微粉化されず
大気中への汚染の心配もない。またこれに加えてコーク
スの放出はコークスボツクスを振動させることにより放
出動作が更に円滑にされ得る。この振動は第35図に示す
ようにコークスボツクスの1表面上にバイブレータ322
を装着することにより達成される。
傾斜してもコークスボツクスから自在に摺動放出され
ないようなコークスでも放出場所に設けたスクラツパに
より放出される。このスクラツパ構成が第35図に示さ
れ、この場合スクラツパブレード324がビーム326に対し
装着されている。このビームは放出シユート内の点330
で旋回される案内部材328を経て摺動するので、コーク
スボツクス10で傾斜面でのスクラツパの上動が吸収され
る。放出した後でもコークスボツクスに付着したりして
残つている場合でも、スクラツパブレードがコークスボ
ツクスの底部い沿つて移動し放出出来る。
本発明の別の実施態様によれば、第36図〜第40図に示
すような不活性ガス冷却装置が設けられる。水冷却装置
と同様に、不活性ガス冷却装置は迅速に冷却するため運
搬車上に直接装着されるかあるいは離間した冷却場所に
設けられる。
図示の実施例の場合(第36図及び第37図)、不活性ガ
ス冷却装置は上部傾斜フレーム14に付設されコークスボ
ツクス10は干渉なく内側フレーム50に沿つてローリング
する。更に詳述するに、1対の密封チユーブ構造体200
は上部傾斜フレーム14の頂部に付設され、コークスボツ
クス10は干渉なく下を通過出来る。同様に渦巻き分離器
202及び一連のフイン付の放熱管204が上部傾斜フレーム
14の頂部及び側部に付設されるがコークスボツクス10の
移動に対し干渉は生じない。
コークスボツクス10にコークスケーキCを積み込みコ
ークスボツクス10が上述したように上部傾斜フレーム14
内に固定されると、図示の密封チユーブ構造体200はそ
れぞれ背部供給部206と正面戻し部208の上部に配置され
る。第37図の上動位置の密封チユーブ構造体200は上部
支承アーム210及び下部支承アーム212により位置決めさ
れ、砂溜め部234内に落下されているので、背部供給部2
06及び正面戻し部208が密封され放熱管204とコークスボ
ツクス10との間で閉路が形成される。上部傾斜フレーム
14の頂部及び上部支承アーム210に旋回可能に連結され
た作動器214により、密封チユーブ構造体200の位置が制
御される。閉路が形成されると、背部供給部206と放熱
管204との間の上部傾斜フレーム14に付設された送風機2
16により、冷却ガスが放熱管204と背部供給部206を連結
する供給ダクト218に送られる。確実に冷却ガスをコー
クスボツクス10に導入しコークスケーキC内で循環させ
るため、バツフル旋回プレート102が背部供給部206とコ
ークスケーキCとの間に設けられ、これによりコークス
ケーキCが背部供給部206を閉塞することを防止してガ
ス逃がし通路104が開放維持される。バツフル旋回プレ
ート102にはガス流を分布する溜め離間された穴あるい
はノズル(図示せず)を設けることが出来る(第4図参
照)。上述したようにこのバツフル及びノズルの構成は
ガス流を内部循環させる間接冷却にも採用可能である。
第2図、第4図及び第35図の1個あるいはそれ以上の
バツフルを付加して背部供給部206と正面戻し部208との
間の短絡を防止出来る。コークスの高さのバラツキを吸
収するため、バツフルは考えられる最低コークス量にな
る長さを有したルーズに懸架されるプレートとして構成
される。コークスの高さが高い場合プレートは単に後方
へ向き、ガス流の短絡防止する機能を依然達成し得る。
冷却ガスはコークスケーキCと化学的に反応せず、コ
ークスケーキCの温度を下げる任意のガス例えば窒素
(N2)あるいは2酸化炭素(CO2)が使用される。2酸
化炭素(CO2)を冷却装置内に導入する一方法によれ
ば、閉鎖されたコークスボツクスおよび/または冷却装
置内にドライアイスを入れ放出される(CO2)が内部の
空気を駆動する。
送風機216により冷却ガスが流動されコークスボツク
ス10内を循環して正面戻し部208から放出される。高温
のガスがコークスボツクス10の正面戻し部208から出た
後管状の戻りダクト220を経て上部傾斜フレーム14の頂
部に強固に付設された渦巻き分離器202へ送られる。渦
巻き分離器202は正面戻し部208と放熱管204との間に配
置されるので、内側部50に沿つてのコークスボツクス10
の移動に干渉しない。渦巻き分離器202により高温のガ
スから異物が除去され、その後第2の戻しダクト222を
経て一連の放熱管204へ送られる。除去された異物は渦
巻き分離器202の底部に回収され後で除去される。
図示の実施例では、複数の放熱管204がサイド装置224
により上部傾斜フレーム14の側部の沿つて付設される。
第39図及び第40図を参照するに、サイド装置224は上部
傾斜フレーム14に付設されて放熱管204が支承される。
冷却ガスが必要にされるに応じ、送風機216によりガス
が放熱管204から導入されコークスボツクス10を経て循
環される。冷却工程が終了されると、作動器214により
密封チユーブ構造体200が上動されてコークスボツクス1
0が除去される。
第38図を参照するに、上部支承アーム210及び下部支
承アーム212はそれぞれ、密封チユーブ構造体200両側に
位置するピン228、230により密封チユーブ構造体200に
旋回可能に連結される。密封チユーブ構造体200が第38
図に示すような下部位置にあるとき、砂Sにより密封部
が形成され、コークス受容チヤンバ86と放熱管204との
間に閉路が形成される。
正面戻し部208には実質的に円形の内側チユーブ232と
内側チユーブ232を囲繞する外側の管状砂溜め部234とが
包有され、内側チユーブ232によりコークス受容チヤン
バ86内への通路が形成される。密封チユーブ構造体200
もまた実質的に管状に形成され内側チユーブ232と外側
の砂溜め部234との間に嵌着される。
内側チユーブ232を開口して冷却ガスを受容チヤンバ
に導入し導出する装置には密封チユーブ構造体200の内
壁238に強固に付設されるバー部材236と内側チユーブ23
2の中央部でピン242に旋回可能に装着されるプレート24
0とが包有され、密封チユーブ構造体200が内側チユーブ
232の下部に下動されるに応じバー部材236によりプレー
ト240の一端部が押進される。密封チユーブ構造体200が
上動されると、プレート240の他端部に連結される重量
体244によりプレート240で密封チユーブ構造体200が閉
鎖される。
密封チユーブ構造体200が上動位置にあるときに戻り
ダクト220への通路を閉鎖する装置には戻りダクト220の
中央部においてピン248に旋回可能に装着されたオーバ
ルプレート246とオーバルプレート246に付設されるレバ
ー250とが包有され、レバー250が上動されるとオーバル
プレート246で通路を開放しレバー250が下動されるとオ
ーバルプレート246で通路を閉鎖する。
密封チユーブ構造体200が正面戻し部208の下に下動さ
れると、レバー250と正面戻し部208の内側チユーブ232
とが係合して、レバー250が上昇されオーバルプレート2
46が開放動作される。オーバルプレート246が開放動作
されるに伴い、冷却ガスがコークスボツクス10内に導入
される。同様に密封チユーブ構造体200が正面戻し部208
から上動されると、レバー250は下動しオーバルプレー
ト246が閉鎖動作して冷却ガスのコークスボツクス10へ
の供給が遮断される。オーバルプレート246の中断され
た外縁部により密封チユーブ構造体200が閉鎖位置に実
質的に密封される。
冷却機構はコークスケーキからの熱が放熱管204を囲
繞するフインを経て大気中に放出するように構成され
る。一方例えばコークスケーキからの熱は放出するよう
に構成される。一方例えばコークスケーキからの熱は放
熱管204内の熱交換構成を採用してコークスケーキの予
熱に使用し得る。
第43a図、第43b図、第44a図、第44b図、第45a図、第4
5b図には本発明による別の実施例の操作方法における重
要な工程の手順が簡略に示される。説明が容易に理解さ
れるようにコークスオーブンの一、コークス冷却部並び
にコークス受け入れ部において左右並びに各部位に沿つ
て運搬車が移動される状態が示される。概して基本的な
番号は先行の実施例と同様の、但し400番以降の番号を
用いて示してある。
第43a図には(コークスをコークスボツクスから放出
する)コークス受け入れ部からコークスオーブンOの一
に移送する状態が示される。第43b図に運搬車412および
コークスボツクス410がコークスオーブンの一に整合さ
れ、且つコークスが“押進”される状態が簡略に示され
る。コークスオーブンにおける運搬車およびコークスの
押進の動作手順の詳細が後述される。
第44a図には運搬車412が右方の冷却ラツクへ移動され
る状態が示され、第44b図には高熱のコークスを収容し
たコークスボツクス410が冷却ラツクへ回転される場合
および(運搬車が復動された後)受け入れ部への移送の
ため冷却したコークスケーキを収容したコークスボツク
ス410が運搬車上に回転される場合の右側の冷却ラツク
に位置する運搬車が示される。第45a図には冷却したコ
ークスを収容したコークスボツクスを移送する運搬車が
示され、第45b図にはコークスを傾斜した受け入れシユ
ートに放出する受け入れ部における運搬車が示される。
更に運搬車の変更例の基本的な動作手順の詳細を以下
に説明する。添付の図面に示されるように搬送車412の
移動路は水平方向左方から右方へ、且つ垂直方向上下方
向に移動可能に設けられる。
第46図に示されるように運搬車はコークスオーブンO
に向つて移動される。ここでコークスボツクスは運搬車
412の移動路に整合されない。むしろ回転可能なコーク
スボツクスの支承フレーム416およびコークスボツクス4
10は移動路に対し時計方向にその頂部に向つて12゜回動
される。このとき運転席436を移動路に直接位置せし
め、且つ移動車412の車輪の前巾方向の寸法内にコーク
スボツクス410の前端部が位置している。従つて巾方向
の間隙の最大量がコークスオーブンの一に対し運搬車を
移動するような移動路の沿い必要である。
コークスボツクスの運転車がコークスを押進して交換
するコークスオーブンに到着したとき、運転車が支承面
あるいは支承レール450に抱持された位置決めプレート4
40並びにコークスボツクスの運搬車412に担持された検
出機構に正確に整合される。ここでコークスボツクスの
回転可能な運搬車フレーム416が上述のピン46と同様に
移送路に対し移動路から反時計方向に略35゜の位置に回
転される。またオーブンのドア移動機構443はコークス
オーブンOの軸線に対し直接新たに整合される。ドア移
動機構443はオーブンドアに対しその中央に位置決めさ
れ、且つコークスオーブンからドアを移動するように作
動されるコークスボツクスに向つて押進される。
オーブンドアが移動された後、ドア移動機構443は引
張られ、且つコークスボツクスの運搬車のターンテーブ
ル409が第47b図に示す位置に対し反時計方向に略35゜回
転される。このとき回転可能な運搬車416および傾斜フ
レーム414(第53図参照)は、コークスボツクス410を上
述したような微細調整機構あるいは後述の変更機構によ
りコークスオーブンの軸線に正確に整合させる位置に位
置せしめる。その後コークスボツクス410はそのドアジ
ヤムを密封する上述の圧縮密封機構まで押進される。
オーブンのクロス信号発生機構が後述のように作動す
る場合、コークスボツクスのドア420は第48c図に示すよ
うな機構422を介して開放される。その後操作者は押圧
ラムRを作動し、且つコークスCを上述した方法に使用
したコークスボツクスの運搬車に正確に付設されるコー
クスボツクス410内に押圧して交換する。コークスをコ
ークスボツクス内に押圧すると同時に、オーブンドアが
180゜回動され、且つ第47b図並びに第47c図に符号44で
示すように移動・挿入プローブ443上に位置決めされた
ドア清浄機構と連結される。
コークスボツクス内へコークスを完全に押進させた場
合、ボツクスドア420は機構422により閉鎖され、且つコ
ークスボツクス410はオーブンのドアジヤムに対し後退
される。その後運搬車のターンテーブル409が第47d図に
示す位置へ向つて略35゜回転される。またこれに伴いコ
ークスオーブンの軸線に整合するようにドアプローブ機
構443が回動され、且つドアジヤムの清浄機構445がドア
ジヤムを清浄にするように押進される。この動作が行な
われた後ドアジヤムの清浄機は後退され、ドア処理機構
443が清浄位置から180゜戻り回転され、その後オーブン
ドアがコークスオーブンOの前面にサイ付設される。ド
アがコークスオーブンの前面に再付設されたときドア移
動機構443がその正常位置に後退され、ターンテーブル4
09が移動位置に向つて時計方向に回転するように待機す
る。
第48図には移動位置に回転されたコークスボツクスの
ターンテーブル409が示されており、コークスボツクス
の運搬車412が清浄ラツクの一に移送される。再びコー
クスボツクス410が運搬車機構412の軸線から時計方向に
僅かに変位されて移送位置をとり、運搬車412の車輪の
巾方向の寸法内に回転可能なフレーム416の作動部材の
全てが位置決めされる。
運搬車が冷却ラツクに到達したとき支承レール450内
に配設された位置決めプレート440並びに運転車機構412
に装荷されたプレート検出機構の手段によつてラツクを
所望に応じて開放する予備的な整合位置に位置させる。
これによりターンテーブル409を装荷したコークスボツ
クスが冷却ラツクに整合するように回転された第49図に
示される位置に達し、コークスボツクス410が冷却ラツ
クフレーム内に含まれる開放スロツトの一に変位され
る。以論コークスボツクスを運搬車機構から放出するよ
うに予備的に押圧して、先ず支承傾斜フレームに装荷さ
れた閉鎖機構422からコークスボツクスのドアを切離す
必要がある。従ってコークスボツクス410は上述した機
構によつて傾斜フレーム414から転出される。
上述から明らかなようにコークスボツクス410が冷却
ラツク内に位置決められるに伴い、冷却水が連続的に噴
射され、所望の温度、即ち点火温度以下にコークスが冷
却される。コークスボツクスを冷却ラツクに収容した
後、コークス受け入れ部に移送するためコークスボツク
スが運搬車上で回転されるような冷却したコークスボツ
クス410の一が運搬車機構412に整合するように再回転さ
れる。運搬車412上にコークスボツクス410を搭載する機
構が上述と同様に動作し、ここでは説明を繰返さない。
第50図には別の実施態様のコークスボツクスの運搬車
では受け入れ部に移動される状態が示される。ターンテ
ーブル機構409は180゜回転されて操縦室436がその底部
に配置される。またコークスボツクス410およびドア移
動機構422は受け入れ部に向つて運搬車を移動するとき
運搬車機構412の全巾の範囲内に位置されることが理解
されよう。
コークスボツクスの運搬車が受け入れ部に達したとき
再び支承面およびレール450に抱持された位置決めプレ
ート440を介して受け入れシユート並びに運搬車機構412
に装荷されたプレート検出機構と整合される。コークス
ボツクスは第51図の平面内および第52図の側面内に示さ
れるような受け入れ部の受け入れ口に整合される。
受け入れ部には受け入れフードHと連結される傾斜シ
ユートCHが包有される。受け入れフードはコークスボツ
クス410の検出端部に連結される前に閉鎖された入口ド
アEDを有する。コークスボツクスが正常な位置に位置決
めされ、受け入れ部の受け入れフードHに気密に当接さ
れた後、コークスボツクスのドア420およびフードの入
口ドアEDは開放され、第53図に示されるような運搬車フ
レームを上向きに傾斜するようにコークスボツクス上動
機構が上述と同様に作動される。またコークスは重量を
利用してコークスボツクスのシユートCH内に受け入れフ
ードHを介して落下される。コークスボツクスにその内
面に当接させてコークスが入れられ、スパツラ押進機構
447が受け入れシユート内にコークスボツクスの床面を
傾斜させて前方下向きにコークスを押すためコークスボ
ツクス447の後部に配設される。
受入れシユートCHの内部においてコークスは前方且つ
下方に重量を利用し連続して摺動され、コークスケーキ
Cの前方若しくは端部を切除するコークス型揃え機構M
に送られ、上向きに傾斜したコンベアベルト上に放出さ
れる。その後コークスは受け入れ部から離れ、周知の貯
蔵領域に搬送される。
本発明の別の重要な特徴によれば第45図〜第53図に示
される好適な実施例に代えて、特に案内支承機構が変更
された運搬車412に具備される。尚更に案内レール機構
には少なくとも冷却部からコークス受け入れ部へコーク
スオーブンOの軸線に対し直角に延びる少なくとも一の
拡大された案内レール450が含まれる。
第46図〜第51図に示されるように運搬車車両には一対
の前輪451並びに一対の後輪452が含まれる。好適な実施
態様においては全四輪が駆動可能であり、且つ上述した
ような液圧ジヤツキ453の手段によつて上動可能であ
る。少なくとも一対の車輪、本実施態様では前輪451が
デイーゼルエンジン若しくはガスエンジンのような駆動
源並びに運搬車を駆動する好適なトランスミツシヨンに
選択的に連結される。
また本発明の構成によれば運搬車412に、コークスオ
ーブンOと対向する運搬車412の側面を案内し支承する
案内レール450と連結され得る少なくとも一対のレール
連結車輪が具備される。また右側の液圧シリンダ453が
延長されたとき、レール連結車輪455がレール450に対し
上動され、且つレール連結車輪455が前部および後部車
輪の対451、452上に移動自在となることが理解されよ
う。これにより例えば所望の作業部若しくは維持部のよ
うな他の作業部に運搬車を自走できる。
且つまた左側の液圧シリンダ453が回転可能な主フレ
ーム453を上動するように延長されて、コークスオーブ
ンOの一と整合するようコークスオーブンの台を越えコ
ークスボツクス410を移動すべく回動され得ることが理
解されよう。その後左側のシリンダがコークスボツクス
410にコークスを押進する前に直接コークスオーブン台
上に回転可能な運搬車フレーム416を降下させるように
後退され得る。加えてレール連結車輪455はコークスオ
ーブンOに対し運搬車412の他側を正確に垂直方向に支
承する上、コークスをコークスボツクス410内に押進す
るような動作を行なつて運搬車に巾方向の力が加わるこ
とを抑止する。
微細位置決め機構460の別の実施態様が第59図に示さ
れる。基本的に当該機構には各コークスオーブンOの面
F上に位置せしめられる近似に形成されたU型案内部材
と連結可能な分岐若しくはU型溝付けのフオーク461が
具備される。好適なマイクロスイツチがフオーク461に
連結されて、コークスオーブンの軸線に対しコークスボ
ツクスを正確に整合させるように、回転可能な主フレー
ム461に対し傾斜フレーム414の横方向の変位を制御す
る。また同様の微細位置決め機構がオーブンドアの処理
プローブ443を中心に位置決めするよう使用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10B 39/02 C10B 39/12

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面且つ導入されるコークスの形状並びに
    容量に実質的に等しい平行パイプ状の形態をとる内部形
    状並びに容量を有した金属パネルが具備され、頂部、底
    部、両側部、後端部並びに開放するドアを有したコーク
    スの受け入れチヤンバと、燃焼ガスおよび放出物の漏出
    を実質的に抑止するようにコークスオーブンと受け入れ
    チヤンバとの間を確実に密封せしめる手段と、強固に相
    連結することなくパネルを支承する手段と、大気および
    外部冷却媒体からコークスを実質的に隔絶してコークス
    ボツクス内にコークス内に封入するよう開放したドアを
    閉鎖可能なドア手段と、コークスボツクスの頂部に配置
    された上部溜め部からの水をパネルの外面を経て下部の
    溜め部へカスケード態様に流しコークスを非直接的にい
    冷却するように受け入れチヤンバの外面を冷却する手段
    と、燃焼可能なガス並びにコークスボツクスからの放出
    物を燃焼させる燃焼チヤンバを区画する手段と、燃焼ガ
    スおよびコークスボツクスからの放出物を燃焼チヤンバ
    に送るようにコークスボツクスと燃焼チヤンバとを相連
    結する手段とを備えてなる、コークスオーブンから導入
    されるコークスを乾式消火するコークスボツクス。
  2. 【請求項2】相連結手段はコークスボツクスからの燃焼
    チヤンバ内への燃焼ガスの流れを制御する弁手段を包有
    してなる請求項1のコークスボツクス。
  3. 【請求項3】燃焼チヤンバは燃焼を促進し増大させるよ
    うに燃焼ガスを大気に混合するベンチユリ燃焼チユーブ
    を含んでなる請求項1のコークスボツクス。
  4. 【請求項4】ベンチユリ燃焼チユーブはベンチユリ燃焼
    チユーブに大気を導入する入口ノズル手段を区画する手
    段に隣接してベンチユリ燃焼チユーブの内部断面を低減
    する多数の空気吸引手段を含んでなる請求項13のコーク
    スボツクス。
  5. 【請求項5】多数の空気吸引手段はベンチユリ燃焼チユ
    ーブの有効長の少なくとも一部に沿つて円形に互い違い
    に配設されてなる請求項4のコークスボツクス。
  6. 【請求項6】受け入れチヤンバのパネルの外面を冷却す
    る手段はパネルの外面に水を流下させるように、コーク
    スボツクスの頂部且つ外部に配置した水源から直接的に
    水を供給する手段を含んでなる請求項1のコークスボツ
    クス。
  7. 【請求項7】水を直接的に供給する手段はコークスボツ
    クスの頂部に位置する上部と、受け入れチヤンバのパネ
    ル上のカスケード態様の水流を上部から分離した多数の
    水流として供給する手段とを含んでなる請求項3のコー
    クスボツクス。
  8. 【請求項8】密封する手段は受け入れチヤンバのドア手
    段の周部に延設された密封する手段とコークスオーブン
    の閉閉部に密閉する手段を押圧する、パネルに連結され
    るバネとを含んでなる請求項1のコークスボツクス。
  9. 【請求項9】ドア手段は水入口と水出口と内部チヤンバ
    とを有し、許容可能な温度限度を維持するように内部チ
    ヤンバを経て水を流動可能にする中空のドアパネルを具
    備してなる請求項1のコークスボツクス。
  10. 【請求項10】a.5側面と開放された端部を実質的に閉
    鎖し、コークスオーブンの放出端で導入されたケーキと
    実質的に等しい断面積、容量並びに表面積を有したコー
    クスボツクスの開放端を整合する工程と、 b.コークスの放出作業時にコークス並びにガス状の汚染
    物の漏出を最小限にするようにコークスオーブンとコー
    クスボツクスとの間を有効な密封を生ぜしめる工程と、 c.コークスオーブン内から直接的に開放端を介しコーク
    スボツクスに水平にコークスを押進して入れると共に、
    コークスオーブン内と同一の断面積および表面積の形を
    実質的にとるようにコークスを維持する工程と、 d.コークスボツクス内にコークスを封入すると共に大気
    の酸素および外部の冷却媒体からコークスを実質的に隔
    絶すべくコークスボツクスの開放端を閉鎖することによ
    りコークスボツクスをコークスオーブンの放出端に位置
    させる工程と、 e.コークスボツクス内のコークスにより発生した燃焼可
    能なガスを燃焼チヤンバに放出し、且つ燃焼ガスが実質
    的に燃焼バーナ内で消耗するまで、燃焼可能なガスと混
    合し燃焼させるように大気の酸素を燃焼チヤンバ内に導
    入する工程と、 f.コークスボツクスの外表面を越えて少なくとも外部の
    冷却媒体を流動させることにより、可燃温度以下になる
    ようコークスボツクス内でコークスを非直接的に冷却す
    る工程と、 g.コークスボツクス並びにコークスをコークス放出領域
    に移動する工程と、 h.コークスボツクスの端部を再開放する工程と、 i.冷却したコークスをコークスボツクスから放出する工
    程と、 を備えたコークスオーブンから水平方向に放出されるコ
    ークスを乾式消火する方法。
  11. 【請求項11】更にコークスボツクス内部から燃焼チヤ
    ンバ内への燃焼可能なガスの放出流を制御する工程を含
    んでなる請求項10の方法。
  12. 【請求項12】更に燃焼可能なガスの速度を増大し大気
    の酸素をバーナへ導入する燃焼チヤンバ内においてベン
    チユリ流路を生じさせる工程を含んでなる請求項10の方
    法。
  13. 【請求項13】更にコークスボツクスの一以上の面を機
    械的に振動させることによりコークスボツクスからのコ
    ークスの移動に寄与させる工程を備えている請求項10の
    方法。
  14. 【請求項14】残留するコークスを引剥してコークスボ
    ツクスからのコークスの移動に寄与する請求項10の方
    法。
  15. 【請求項15】コークスボツクスの開放端に整合させる
    工程にはコークスオーブンの放出端に緊密な関係を有し
    た基準点を検出する工程と、コークスオーブンの放出端
    とコークスボツクスの開放端とを連結するような基準点
    の位置検出に応じてコークスボツクス開放端の位置を調
    節する工程とを含んでなる請求項10の方法。
  16. 【請求項16】コークスボツクスとコークスオーブンと
    の間の相対的な移動を抑止すると共に導入されるコーク
    スをコークスボツクスに押進するようにコークスボツク
    スをコークスオーブンの放出端の前部に正確に位置させ
    る工程が含まれてなる請求項10の方法。
  17. 【請求項17】汚染除去法を用いてコークスオーブンか
    ら導入されるコークスを受け入れ且つ運搬するように、
    導入されるコークスと実質的に等しい内部形状および容
    量を有したコークスボツクスと、コークスボツクスを移
    動し変位させる自走運搬車両とを組合わせて備えてな
    り、底部の主フレームを枢支されるようにコークスボツ
    クスに支承せしめ、導入されるコークスを受け入れ且つ
    放出すべくコークスボツクスを変位する手段を有した上
    部傾斜フレームと、コークスが導入される間コークスボ
    ツクスとコークスオーブンとの間の相対的な移動を抑止
    する手段と、コークスボツクスにコークスを導入する前
    にコークスオーブンのドアを移動し且つコークスボツク
    スにコークスを導入した後にコークスオーブンのドアを
    元位置に復帰させるように運搬車両に装着された手段
    と、コークスボツクスから導入されるコークスを放出す
    るように傾斜フレームを傾斜させる手段とを組合わせて
    備えてなるコークスを処理し且つ消火する装置。
  18. 【請求項18】更にコークスオーブンのドアを清浄にす
    ると共に、コークスボツクスにコークスを導入せしめる
    手段を含む請求項17の装置。
  19. 【請求項19】更にコークスボツクスにコークスを導入
    した後コークスオーブンの面を清浄にする手段を含んで
    なる請求項17の装置。
  20. 【請求項20】汚染除去法を用いてコークスオーブンか
    ら導入されるコークスを受け入れ且つ運搬するように、
    導入されるコークスと実質的に等しい内部形状および容
    量を有したコークスボツクスと、コークスボツクスを移
    動し変位させる自走運搬車両と、少なくとも一対の前輪
    および一対の後輪を有し、少なくとも一対の車輪が駆動
    可能で且つ少なくとも一対の車輪が駆動源により選択的
    に逆駆動されるよう装荷されたシヤシーと、少なくとも
    一の長手方向に延びるレールを有した支承・案内レール
    機構と、レール上にシヤシーを選択的に案内し案内する
    ようにシヤシーの一側に装着された少なくとも一対のレ
    ール連結車輪と、ターンテーブルとシヤシーに対し主フ
    レームを選択的に回転装置とを介してシヤシーに連結さ
    れ支承される水平方向に回転可能な主フレームと、主フ
    レームと枢支されるようにコークスボツクスに支承せし
    め、導入されるコークスを受け入れ且つ放出すべくコー
    クスボツクスを変位する手段を有した上部傾斜フレーム
    と、コークスを導入する間コークスボツクスとコークス
    オーブンとの間の相対的な変位を抑止するようなレール
    連結車輪を含む手段を、コークスボツクスからコークス
    を導入するよう傾斜フレームを傾斜させる手段とを組合
    わせて備えてなるコークスの処理および消火装置。
  21. 【請求項21】前輪並びに後輪を互いに相連結し、且つ
    車輪に対しシヤシーを上動および降下する手段が含まれ
    てなる請求項20の消火装置。
  22. 【請求項22】少なくとも2つの車輪がレールに対し係
    脱可能されるように相連結する手段を有してなる請求項
    21の消火装置。
  23. 【請求項23】前輪並びに後輪の対は共通の枢支ポスト
    に対し各々駆動可能で上動可能である請求項20の消火装
    置。
  24. 【請求項24】少なくとも2つの車輪がシヤシーを上動
    するように設けられていて、回転可能な主フレームがコ
    ークスオーブンの表面に隣接して台構造体から変位可能
    で且つ静止されるような相連結手段を有してなる請求項
    21の消火装置。
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