JP2832322B2 - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Description
に関するものである。
該図は幾つかの半導体製造装置の1つで、半導体素子の
製造プロセスなどにおいて半導体、絶縁体、金属などの
薄膜を化学気相堆積(Chemical Vapor Deposition、
略称CVD.すなわち原料を蒸気またはガスにして加熱
した絶縁基板上で化学反応により堆積)させる際に単に
熱エネルギーだけでなくプラズマ放電による発光を利用
する方法で、光の持つエネルギーを利用することにより
プロセスの低温化が計れるグロー放電を用いたブラズマ
CVD装置のチャンバである。該チャンバの供給口6a
から反応室5内へ供給した反応ガスgは電極ユニット4
の中を流れカソード板1の全面から均等に絶縁基板3上
に供給され、該カソード板1とアノード板2の間の放電
領域7に高周波電界を印加しプラズマ放電させることに
より活性な状態に分解され、絶縁基板上へ薄膜として堆
積されてゆく。反応後の該反応ガスgは図示しない真空
ポンプを介して排気口6bから反応室外へ強制排出され
る。この際、プラズマ放電中の活性化ガスが反応室5の
壁内面近傍の比較的低温部で滞留しパウダ状になつたシ
リコンを堆積あるいは付着させる。該反応室5の内部に
パウダ状のシリコンのダストが生成し堆積、付着すると
次のような問題を生ずる。
ストとして次第に増加して壁内面に付着しあるいは堆積
すると放電領域での反応ガスによる本来の半導体薄膜製
造の歩留りに重大な悪影響を及ぼす。(2)、パウダ状の
シリコンは排気口に連設した図示しない排気管内壁にも
付着して次第に管内を詰まらせ排気能力を低下させる。
(3)、さらにパウダ状のシリコンは水素化ケイ素(Six
Hy)であつて水素化合物に属し発火性があり、粉塵爆発
を起こし易い。したがって排気管内に大量に堆積したば
あいには爆発する危険性が大きく高価な装置に甚大な損
害を与えるものである。
は、反応ガスによる半導体薄膜堆積中に反応室内に生成
するパウダ状のシリコンが堆積して半導体製造装置、製
品に種々の悪影響を生ずる点である。
内側に設けた内壁を介して反応室内へキャリアガスを供
給する一方、該反応室内に装備される絶縁基板の近傍の
放電領域をシールドにより包囲し、絶縁基板上に薄膜を
堆積させる反応ガスが前記放電領域内からシールドの隙
間を通り放電領域外の反応室に流出させて前記キャリア
ガスとともに外部に排出するようにして、反応ガスの滞
留によるダストの反応室内壁、排気口などへの付着、堆
積を抑制して排出するようにしたことを特徴とする。
ズマ放電、分解された反応ガスは絶縁基板上で薄膜を形
成堆積し、該反応室内にキャリヤガスを内壁から供給し
て該キャリヤガスにより活性化した反応ガスを反応室内
にパウダ状のシリコンとして滞留、付着させず真空ポン
プにより排気口から強制排出させる。
マCVD装置のチャンバの簡略縦断面図で、チャンバ側
壁の内側に内壁9を設けてその内側の反応室5内にカソ
ード板1、電極ユニット4、アノード板2、絶縁基板3
を装備するとともにそのプラズマ放電領域7をシールド
8で包囲し、チャンバ側部にキャリヤガス供給用の供給
口10および前記内壁9に多数の通口9aを穿設し、該
内壁9を貫通して反応ガス用の供給口6aおよび総排気
口6bを設けた構成である。
ヤガスcg供給用の多数通口を穿設した内壁を設けて該通
口へキャリヤガスcgを供給するようにした僅かな部材と
簡単な付帯工事によつて構成できるものである。
り包囲した放電領域7内の圧力を高く、その外周の反応
室5内の圧力は低くして供給口10から供給したキャリ
ヤガスcgが該放電領域内に流入しないように制御し流量
を調整して供給するようになつている。反応ガス供給口
6aからシールド放電領域7へ供給した反応ガスは電極
ユニット4中を流れカソード板1の全面から均一にアノ
ード板2の絶縁基板3上へ供給され、該反応ガスは該カ
ソード板とアノード板間のプラズマ放電によつて活性な
状態に分解されて絶縁基板3上で薄膜を形成、堆積し、
反応後の該反応ガスがシールドの隙間から放電領域外の
反応室5内へ流出すると供給口10から反応室内へ供給
したキャリヤガス(水素ガスまたは窒素ガス)cgが該反応
ガスの活性を抑制し、真空ポンプを駆動することによつ
て該反応ガスが反応室内に滞留することなく排気口6b
から強制排出される。
作用を有するので、絶縁基板上に薄膜堆積させる活性化
した反応ガスが反応室内に供給されたキャリヤガスで活
性を抑制されて反応室内の低温部に滞留することなく真
空ポンプにより総排気口から排出される。したがつて反
応室内、排気管などに発火性のパウダ状シリコンの有
害、危険な堆積を防止し、排気管を詰まらせて排気能力
を低下させあるいは危険な粉塵爆発の恐れがないから半
導体製造の歩留りも低下しなくなつた。しかも構造簡単
で、製作も容易な有益な効果を奏する装置の発明であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 チャンバ側壁の内側に設けた内壁を介し
て反応室内へキャリアガスを供給する一方、該反応室内
に装備される絶縁基板の近傍の放電領域をシールドによ
り包囲し、絶縁基板上に薄膜を堆積させる反応ガスが前
記放電領域内からシールドの隙間を通り放電領域外の反
応室に流出させて前記キャリアガスとともに外部に排出
するようにして、反応ガスの滞留によるダストの反応室
内壁、排気口などへの付着、堆積を抑制して排出するよ
うにしたことを特徴とする半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4622292A JP2832322B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4622292A JP2832322B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 半導体製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05226266A JPH05226266A (ja) | 1993-09-03 |
JP2832322B2 true JP2832322B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=12741087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4622292A Expired - Lifetime JP2832322B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2832322B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4622292A patent/JP2832322B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05226266A (ja) | 1993-09-03 |
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