JP2831836B2 - 計算機間通信通報装置 - Google Patents

計算機間通信通報装置

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JP2831836B2
JP2831836B2 JP28835890A JP28835890A JP2831836B2 JP 2831836 B2 JP2831836 B2 JP 2831836B2 JP 28835890 A JP28835890 A JP 28835890A JP 28835890 A JP28835890 A JP 28835890A JP 2831836 B2 JP2831836 B2 JP 2831836B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、計算機間通信を利用するパーソナルコン
ピュータやワークステーションなどの計算機システムに
係り、特に利用者宛ての通信情報到着を利用者に通知す
るのに好適な計算機間通信通報装置に関する。
(従来の技術) 近年の計算機システムは、益々小形化してパーソナル
コンピュータやワークステーションとして利用されるよ
うになってきている。また、これら計算機に接続された
計算機ネットワークを介して計算機間通信(電子メー
ル)として文書や図形の授受が実施されるようになって
きている。一方、最近の小型計算機システムは机上で利
用されることから、例えばラップトップ型にみられるよ
うに、使用しない場合には、内側に表示画面を持つ表示
蓋を折り畳んで(折り畳むと、電力の節減、表示器の劣
化防止等のために自動的に表示画面が消えるものが多
い)計算機システムとしての電源は活かしたままで、計
算機システム利用以外の仕事を行うことができるように
なっている。
さて、計算機間通信システムを利用する場合、利用者
は通信情報の到着を速やかに認識できることが好まし
い。しかし従来は、次のような理由で、通信情報の到着
に対する受信対応が遅れる傾向があった。まず、計算機
システムには通常I/O(入出力装置)が付いている場合
があるが、大容量外部記憶装置等の標準I/Oであり、デ
ィジタルI/Oなどは専用のプロセスコントローラ以外に
は付けられていない。また、小型計算機システムは、取
付け場所の問題もあり、殆ど付けられていない。このた
め、通信情報到着についても、該当の計算機システムを
動かして画面上で初めて確認するより手段がなかった。
ところが、ラップトップ型計算機のように表示蓋を折り
畳んだり、表示画面を消していたりすると、通信到着に
速やかに対応できない。またラップトップ型計算機でな
い場合(例えばデスクトップ型)も、計算機間通信シス
テム以外の処理を行っていたり、或いは画面自体を見て
いないことが多く、やはり通信情報到着に対する受信対
応が遅くなる傾向があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来は、パーソナルコンピュータやワ
ークステーションなどの計算機の中で利用されている計
算機間通信における通信情報到着については、該当の計
算機システムを動かして画面上で初めて確認するより手
段がなかったため、別システムを動かしていたり、表示
蓋を折り畳んだり(ラップトップ型計算機の場合)表示
画面を消していたりすると、受信対応がどうしても遅く
なる傾向があり、問題であった。
この発明は上記事情に鑑みなされたものでその目的
は、計算機間通信システムを利用しているパーソナルコ
ンピュータやワークステーションなどの計算機におい
て、利用者宛ての通信情報到着が自動的に且つ速やかに
利用者に通知できる計算機間通信通報装置を提供するこ
とにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、通信システムを利用して計算機間通信に
よる利用者相互の通信文の授受を行うことが可能な計算
機に搭載された計算機間通報装置であって、上記通信シ
ステムを予め設定された周期で利用して受信処理を行
い、予め設定された特定利用者宛ての通信文が到着して
いるか否かを確認すると共に、到着を確認した通信文が
緊急連絡用であるか或いは通常連絡用であるかを識別
し、到着確認時には、緊急連絡用通信文または通常連絡
用通信文のいずれの到着を確認したかを示す到着確認結
果を出力する該当通信選出受信手段と、計算機間通信で
の通信文の到着を利用者に通報するための、上記計算機
の表示画面とは独立に設けられた通報表示機構と、この
通報表示機構を、上記該当通信選出受信手段から出力さ
れる到着確認結果に応じて駆動制御し、緊急連絡用通信
文の到着確認時と通常連絡用通信文の到着確認時とで異
なる通報出力を行わせる駆動制御手段とを具備したこと
を特徴とするものである。
(作用) 上記の構成によれば、パーソナルコンピュータやワー
クステーション(特に小型ワークステーション)等の計
算機において利用可能な通信システムが、この計算機の
中で現在主として利用中の通常の計算機処理と平行して
動作可能な本装置(計算機間通信通報装置)によって定
期的に利用されて、通信用計算機(ホスト計算機)から
の受信処理が行われ、予め設定された特定利用者宛ての
通信文が他のパーソナルコンピュータやワークステーシ
ョンなどの計算機から届いているか否かを自動チェック
され、通信文が到着している場合には、駆動制御手段の
制御により、計算機の表示画面とは独立に設けられた通
報表示機構、例えば発光ダイオードや小型表示ランプ等
の光表示器、小型ブザー等の報知器、或いは発信機付き
のポケットベルを駆動することで、計算機の画面が消さ
れれていたり、表示蓋が閉じられていても(ラップトッ
プ型の場合)、利用者に通信文到着の通報を行うことが
可能となる。この際、到着した通信文が緊急連絡用か通
常連絡用かな識別を行い、その識別結果に応じて異なる
通報表示機構を駆動したり、同一の通報表示機構に対し
て異なる駆動制御(光表示器の例では、フリッカ表示と
点灯表示など)を行うことにより、通信文の到着だけで
なく、緊急性があるか否かも利用者に通報可能となる。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例に係る計算機間通信通報
装置のブロック構成図である。この装置は、計算機間通
信(計算機間通信システム)を利用する例えばワークス
テーションに搭載されるもので、11は本装置の処理開始
や処理の終了を指示する開始・終了制御部である。開始
・終了制御部11は、処理開始に当たって、通信に利用さ
れる情報の初期設定と、計算機間通信における通信情報
到着を通報するためのサイクルタイム(計算機間通信通
報のサイクルタイム)の設定を行うようになっている。
また開始・終了制御部11は、処理終了に当たっては、通
信の制御の円滑な終了を実施する。12は開始・終了制御
部11によって設定された時間(サイクルタイム)を繰返
し計数する時間計数部である。時間計数部12は処理開始
時に設定された時間毎に次に述べる該当通信選出受信部
13に対する受信開始の指示を行い、通信開始指示の後
は、再度計数値を初期値にリセットして計数を開始する
ようになっている。
13は受信すべき通信情報が入っている通信用計算機17
に対して該当通信情報の選出を行う該当通信機選出受信
部である。該当通信選出受信部13は、時間計数部12の受
信開始指示に基づき、開始・終了制御部11で設定された
通信手順の安全確保のためのID番号およびパスワードを
用いて通信制御部14を経由して受信すべき通信情報が入
っている通信用計算機17に対して該当通信情報の選出を
行うようになっている。該当通信選出受信部13は、通信
情報選出終了後は、通信用計算機17との通信を終了し
て、再度時間計数部12の指示待ち状態となる。14は該当
通信選出受信部13からの指示に基づき、通信網計算機間
の手順に従う通信を行う通信制御部、15は該当通信選出
受信部13による通信情報(通信文)受信の連絡を受け
て、その旨を記憶するための通報専用記憶部である。通
報専用記憶部15は次に述べる通報表示部16と連携して、
計算機利用者に対し、利用者宛ての通信文受信の通報を
行うのに用いられる。通報専用記憶部15の記憶内容は、
計算機利用者による確認リセット指示によリセットされ
る。16は通報専用記憶部15の記憶内容に応じ、発光ダイ
オード(LED)やランプ等での光表示、或いはブザー等
での報音などにより、計算機利用者に対する通信文受信
の通報を行う通報表示部、17は他計算機と計算機ネット
ワークを介して通信を行う際にホストとなる通信用計算
機である。
第2図は第1図の開始・終了制御部11の内部構成を示
すブロック図である。同図において、21は通信文を受信
する通信システム利用者番号(ID番号)の設定部(利用
者番号設定部)であり、本番号によって受信者の設定と
通信システム利用料の設定がなされる。22は利用者番号
と対をなす暗証コード(パスワード)の設定部(暗証コ
ード設定部)であり、通信情報のセキュリティ確保のた
めに設定される。23は通報サイクルタイムの設定部であ
る。通報サイクルタイム設定部23は、設定時間が到来す
る毎に通信回線を介してホストとなる通信用計算機17に
受信の確認を行うのに用いられるものである、それ以外
は、通信システムの利用料金を考慮して通信システム外
の待機状態とするための時間設定部である。24は時間計
数部12に対して通報サイクルタイム設定部23から入力さ
れるサイクルタイムの設定と計数値のリセットを行い、
且つ時間計数部12の処理をスタートさせる計数初期設定
部、25は通報終了処理部である。通報終了処理部25は、
本システム(計算機間通信通報装置)利用者の任意時期
における入力操作による終了指示を受け、各ブロックで
動作中の本システムを円滑に終了させるものである。
第3図は第1図の時間計数部12の内部構成を示すブロ
ック図である。同図において、31は時間カウント値を経
過時間と共に計数する時間計数部である。本実施例で
は、経過時間は、通常計算機自身が持っているシステム
タイマーからの割込み処理で計数されるが、システムタ
イマーがない場合には、演算を一定時間繰返すことによ
る処理時間から計数することも可能である。32は時間計
数部31で計数されたカウント値が開始・終了制御部11
(内の計数初期設定部24)によって設定された予定時間
経過したかを検査(判定)する設定時間検査部である。
設定時間検査部32によって予定時間を経過していないこ
とが判定された場合には、再度時間計数部31の時間計数
処理に戻る。予定時間を経過した場合には、次の計数初
期化部33の処理に進む。33は設定時間検査部32による予
定時間経過判定を受けて該当通信選出受信部13を起動す
ると共に、時間計数部31の時間カウント値をリセットす
る計数初期化部である。この計数初期化部33のリセット
処理が終了すると、再び次の経過時間をカウントするた
めに時間計数部31の時間計数処理に戻る。
第4図は第1図の該当通信選出受信部13の内部構成を
示すブロック図である。同図において、41は予め開始・
終了制御部11で設定された通信システム利用者番号の指
示と本ブロックの処理待機指示の状態に対して時間計数
部12の予定時間経過による本ブロックのスタート指示に
より通信開始を行う通信開始処理部である。通信開始処
理部41は通信システム利用者番号に基づく通信システム
への加入を次に述べる受信処理部42を通して行うように
なっている。また通信開始処理部41は、任意の時期に設
定される開始・終了制御部11からの終了処理に応じて受
信処理部42に対して受信処理の中断指示を行うようにな
っている。
42は通信開始処理部41からの通信指示に応じて通信シ
ステムへの加入手続き処理を行うと共に、通信システム
に対して該当通信システム利用者番号の通信文の有無を
確認するために全ての通信に渡って受信処理を行う受信
処理部である。受信処理部42で受信された情報は、次に
述べる該当通信確認部43での通報判定に用いられる。受
信処理部42は、最後の情報の受信であれば、通信終了処
理部45への通信終了処理指示を行うようになっている。
43は受信処理部42によって受信された情報(受信情
報)により、該当通信システム利用者番号の通信文(即
ち、該当利用者宛て通信文)が届いているか否かの確認
を行う該当通信確認部である。該当通信確認部43は、該
当利用者宛て通信文の中で受信確認処理済みのもの(利
用者が既に通信文を確認済みのもの)の区別を行い、更
に、緊急連絡と通常連絡の区別(通信システムによって
は、この種の区別のないものもある)がある場合には、
その区別を付けて、次に述べる通報処理部44に対する通
報処理依頼を行うようになっている。ここで、既に受信
確認処理が済んでいる情報は通報処理依頼の対象としな
い。該当通信確認部43において受信情報の確認処理が済
んだ場合には、再度受信処理部42に対して受信処理の続
行が依頼される。
44は該当通信確認部43からの通報処理依頼に応じて通
報専用記憶部15に通信文到着の旨を緊急連絡と通常連絡
の区別を付けて記録する連絡処理を行う通報処理部であ
る。ここでは、緊急連絡フラグセット信号S1または通常
連絡フラグセット信号S2が通報専用記憶部15に出力され
るようになっている。また、緊急連絡と通常連絡の区別
が付いていない(したがって通常連絡だけの)通信シス
テムでは、通常連絡フラグセット信号S2だけが出力され
るものとする。通報処理部44は、緊急連絡処理を行った
場合には、通信終了処理部45に対する終了指示を行うよ
うになっている。一方、緊急連絡と通常連絡の区別が付
いていない通信システムでは、通報処理部44は通常連絡
処理(通報処理)後に通信処理部45に対する終了指示を
行う。
45は通信処理の終了を行う通信終了処理部であり、特
に通信用計算機17との間の通信処理を終了するものであ
る。この通信処理終了の条件は、受信処理部42の受信処
理で最後の情報を処理した場合、通報処理部44で緊急連
絡を行った場合または緊急連絡と通常連絡の区別の付い
ていない通信システムにおいて通報処理部44で通報連絡
を行った場合、そして(本システム利用者からの終了指
示に基づく)開始・終了制御部11(内の通報終了処理部
25)からの通報終了を受けた場合である。
第5図は第1図の通報専用記憶部15の内部構成を示す
ブロック図である。同図において、51,52は該当通信選
出受信部13(内の通報処理部44)からのフラグセット信
号S1,S2によってセットされる通報専用のフリップフロ
ップ(F/F)である。フリップフロップ51は緊急連絡用
であり、フリップフロップ52は通常連絡用である。53,5
4はフリップフロップ51,52の出力に応じて通報表示部16
内の通報機構を駆動するためのドライバである。ドライ
バ53,54は、駆動対象となる通報機構が発光ダイオード
(LED)や小型表示ランプ等の光表示手段か、小型ブザ
ー等の報音手段か、発信機(FM発信機)付きのポケット
ベルかなどによって、適切なものが選択使用される。即
ち、フリップフロップ51,52のセット状態では、例えば
光表示手段の場合には点灯するかフリッカ表示し、ブザ
ー等の報音手段の場合にはブザー等を鳴らし、発信機付
きのポケットベルの場合には発信機が動作して比較的近
距離にある受信機付きベルを鳴らすものとし、リセット
状態では、以上の動作による表示をしないようにドライ
バ53,54が機能するものとする。55はフリップフロップ5
1,52をリセットするためのリセットボタンであり、通報
表示部16による通報表示を確認した利用者がその通報表
示状態を解除するために操作するのに用いられる。
次に、この発明の一実施例の動作を説明する。
まず、ワークステーションの利用者が、計算機間通信
における通信文到着の通報(計算機間通信通報)の必要
が生じた場合には、そのワークステーション内に搭載さ
れている本システム(計算機間通信通報装置)の立上げ
を行う。本システムの立上げに当たっては、通信用計算
機17と本ワークステーション(本システム)の通信制御
部14が通信回線で接続されていることが前提となる。
さて、本システムの立上げに続いて、開始・終了制御
部11内の利用者番号設定部21および暗証コード設定部22
により、通信システム利用者番号およびそれに付随する
暗証コードの設定が行われると、これらの情報が該当通
信選出受信部13に送られる。このとき、通信用計算機17
と通信接続状態および利用者番号並びに暗証コードの確
認のため、該当通信選出受信部13内の通信開始処理部41
を通して通信システムに対して起動がかけられる。も
し、何等かの不都合があれば、その旨のメッセージが出
力され、システムが停止される。正常に接続されると、
開始・終了制御部11からの指示で再度通信システムが停
止され、該当通信選出受信部13は待機状態とされる。
次に開始・終了制御部11では、通報サイクルタイム設
定部23により通報のためのサイクルタイムが設定され
る。このサイクルタイムは、緊急連絡を待っている場合
等は短く設定される。さて、通報サイクルタイム設定部
23により設定されたサイクルタイムは開始・終了制御部
11内の計数初期設定部24によって、時間計数部12内の時
間計数部31に設定され、同時間計数部31が起動される。
これにより時間計数部31は時間カウントを行う。そし
て、時間計数部31がカウントした値(時間カウント値)
が設定されたサイクルタイムを経過したか否かが、時間
計数部12内の設定時間検査部32で調べられる。やがて、
サイクルタイムの設定時間が経過して、その旨が設定時
間検査部32によって検出されると、時間計数部12内の計
数初期化部33から該当通信選出受信部13内の通信開始処
理部41にスタート指示が与えられる。通信開始処理部41
は、このスタート指示を受けると、通信システム利用者
番号に基づく通信システムへの加入手続き処理を受信処
理部42によって行う。これにより通信用計算機17間の通
信システムが自動的に起動される。この際、何等かの原
因で正常に通信システムが起動されない場合は、数回の
繰返しの後にその旨のメッセージが出されてシステムが
停止される。
さて、通信システムが正常に起動され、該当通信選出
受信部13内の受信処理部42において、通信用計算機17か
らの通信情報の受信処理が通信制御部14を介して行われ
ると、同じ該当通信選出受信部13内の該当通信確認部43
が動作する。この該当通信確認部43は、受信処理部42に
よって受信された通信情報により、該当通信システム利
用者番号の通信文(即ち、該当利用者宛て通信文)が届
いているか否かの調査を行う。通常、通信システムで
は、既に利用者が本システム(計算機間通信通報装置)
が搭載されている本ワークステーションを利用して、通
信用計算機17に届いている通信文の中身を確認済みであ
れば、その通信文を残しておく場合でも、その通信文に
確認済みの情報を付加することがある。ここでは、この
ような確認済み情報の付された通信文は対象としない。
この種の区別をしない通信システムの場合には、利用者
確認後の通信文は消去しておく必要がある。
以上の該当通信確認部43の調査で、利用者宛ての通信
文が届いたことが判別された場合には、通報処理部44に
よる通報処理が行われる。この際、通信システムで緊急
連絡と通常連絡の区別が付いているならば、区別を付け
た形で通報処理が行われる。即ち緊急連絡用通信文の到
着が確認された場合であれば、該当通信選出受信部13内
の通報処理部44から通報専用記憶部15内のフリップフロ
ップ51に緊急連絡フラグセット信号S1が出力され、通常
連絡用通信文の到着が確認された場合であれば、通報専
用記憶部15内のフリップフロップ52に通常連絡フラグセ
ット信号S2が出力される。この結果、緊急連絡フラグセ
ット信号S1が出力された場合には通報専用記憶部15内の
フリップフロップ51がセットしてドライバ53が作動し、
通報表示部16内の緊急連絡通報用の通報機構(LEDやラ
ンプ等の光表示手段、ブザー等の報音手段、発信機付き
のポケットベルなど)を駆動することで、利用者に緊急
連絡用通信文の到着を通報する。同様に、通常連絡フラ
グセット信号S2が出力された場合には通報専用記憶部15
内のフリップフロップ52がセットしてドライバ54が作動
し、通報表示部16内の通常連絡通報用の通報機構を駆動
することで、利用者に通常連絡用通信文の到着を通報す
る。なお、緊急と通常の区別がない通信システムの場合
には、通報処理部44の通報処理ではフリップフロップ5
1,52のいずれか一方だけを利用すれば良いが、ここでは
利用者宛ての通信文の到着の確認に応じて通常連絡フラ
グセット信号S2を出力してフリップフロップ52をセット
するようになっている。
さて、該当通信選出受信部13内の通報処理部44は、緊
急連絡用通信文の到着確認に従う通報処理、即ち緊急連
絡処理を行った場合には、同じ該当通信選出受信部13内
の通信終了処理部45に対して通信終了を指示する。これ
により通信終了処理部45は、通信用計算機17からの受信
処理を終了させる。また通報処理部44は、緊急と通常の
区別がない通信システムで通報処理を行った場合も、通
信終了処理部45に対して通信終了を指示する。
このように、本実施例は、通信システムを利用するワ
ークステーションが定期的に通信用計算機17間との通信
処理を実施して利用者宛ての通信文を捜し、到着してい
る場合には、緊急連絡か否かによって、その旨をフリッ
プフロップ51または52に記憶し、このフリップフロップ
51,52の状態によって、緊急連絡通報用或いは通常連絡
通報用の通報機構(LEDやランプ、ブザー、発信機付き
のポケットベルなど)を駆動することで、利用者に対す
る通報処理を行うようにしたものである。これにより、
ワークステーション上の他システムを利用しながら、計
算機間通信についてもタイムリーに対応することが可能
となる。
なお、前記実施例では、通報専用記憶部15内のフリッ
プフロップ51の状態に応じて緊急連絡通報用の通報機構
が駆動され、フリップフロップ52の状態に応じて通常連
絡通報用の通報機構が駆動されるものとして説明した
が、1つの通報機構を、緊急連絡通報用と通常連絡通報
用とに兼用することも可能である。このための実現手段
について、第6図および第7図を参照して説明する。
第6図は、1つの通報機構、例えば1つの表示ランプ
を緊急連絡通報用と通常連絡通報用とに兼用するため
に、第1図の通報専用記憶部15に代えて適用される通報
専用記憶部60の内部構成を示すブロック図である。した
がって、必要があれば、第1図において通報専用記憶部
15を通報専用記憶部60と置換えて参照されたい。なお第
6図では、第3図に示す通常専用記憶部15の内部構成と
同一部分に同一符号を付してある。
第6図において、61は発信機である。この発信機61は
出力はフリップフロップ51の出力と共にアンドゲート62
に供給される。アンドゲート62は、フリップフロップ51
がセット状態にある期間だけ、発信機61の出力を許可す
る。アンドゲート62の出力はフリップフロップ52の出力
と共にオアゲート63に供給される。このオアゲート63の
出力にはドライバ64の入力が接続されている。このオア
ゲート63は通報表示部16に設けられた1つの通報機構、
例えばLED等の小型表示ランプ70を表示駆動するための
ものである。
このような構成において、緊急連絡フラグセット信号
S1によってフリップフロップ51がセットされる緊急連絡
通報処理時は、アンドゲート62が開き、発信機61の出力
がアンドゲート62、オアゲート63を介してドライバ64に
供給され、これにより表示ランプ70がフリッカ表示され
る。これに対して、通常連絡フラグセット信号S2によっ
てフリップフロップ52がセットされる通常連絡通報処理
時は、発信機61の出力がアンドゲート62で阻止されると
共に、フリップフロップ52のセット出力がオアゲート63
を介してドライバ64に供給され、表示ランプ70が点灯表
示される。このように、第6図の通報専用記憶部60を通
報専用記憶部15に代えて用いた場合には、1つの表示ラ
ンプ70を、フリップフロップ51,52の状態に応じて緊急
連絡通報用のフリッカ表示または通常連絡通報用の点灯
表示(逆でも構わない)に切替えることができる。
以上の構成の通報専用記憶部60を持つ計算機間通信通
報装置(第1図において通報専用記憶部15を通報専用記
憶60に置換えた装置)を例えばラップトップ型のワーク
ステーションに搭載した場合の通報表示例を第7図
(a),(b)に示す。第7図(a)は表示蓋71を開い
て利用している場合を示し、第7図(b)は表示蓋71を
閉じて(折り畳んで)利用している場合を示す。第7図
(a),(b)のいずれの場合でも、計算機システムと
しての電源が活かされて計算機間通信装置がワークステ
ーション内で動かされている限りは、ワークステーショ
ンの筐体の例えば側部に取付けられた1個の表示ランプ
70による表示(フリッカ表示または点灯表示)によっ
て、利用者宛ての通信文の到着を常時利用者に通報する
ことができる。
なお、表示ランプ70の取付け位置は、表示蓋71の開閉
に無関係に利用者から視認可能な箇所であれば、どこで
も構わない。また、表示ランプ70に代えて例えばブザー
を用い、ブザーを断続的に鳴らすか連続的に鳴らすかの
切替えにより、緊急連結通報と通常連絡通報とを切替え
ることも可能である。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、パーソナルコ
ンピュータやワークステーションなどの利用計算機に搭
載されて動作する本システム(計算機間通信通報装置)
により、通信システムを利用しての受信処理を定期的に
行い、利用者に対する通信の有無を自動チェックし、通
信情報が届いていれば、利用計算機に特別に設けられた
通報表示機構を駆動して利用者にその旨を通報するよう
にしたので、連絡手段としての通信システムに対する連
絡スピードが向上する。また、利用計算機がマルチタス
ク処理が可能な場合には、マルチタスク下で本発明によ
るシステムを動かすことにより、別のシステムによる作
業を実施しながらでも、通信情報到着を確認することが
できる。また、例えばラップトップ型の計算機では利用
しない場合には表示蓋を閉じておくことが多いが、この
場合でも、本システムを動かしておくことで、通信情報
到着を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る計算機間通信通報装
置のブロック構成図、第2図は同実施例における開始・
終了制御部の内部構成を示すブロック図、第3図は同実
施例における時間計数部の内部構成を示すブロック図、
第4図は同実施例における該当通信選出受信部の内部構
成を示すブロック図、第5図は同実施例における通報専
用記憶部の内部構成を示すブロック図、第6図は通報専
用記憶部の変形例を示すブロック構成図、第7図は第6
図の通報専用記憶部を適用した計算機間通信通報装置が
搭載されたラップトップ型のワークステーションの通報
表示例を示す図である。 11……開始・終了制御部、12……時間計数部、13……該
当通信選出受信部、14……通信制御部、15……通報専用
記憶部(駆動制御手段)、16……通報表示部、17……通
信用計算機、21……利用者番号設定部、22……暗証コー
ド設定部、23……通報サイクルタイム設定部、24……計
数初期設定部、25……通報終了処理部、31……時間計数
部、32……設定時間検査部、33……計数初期化部、41…
…通信開始処理部、42……受信処理部、43……該当通信
確認部、44……通報処理部、45……通信終了処理部、5
1,52……フリップフロップ(F/F)、53,54,64……ドラ
イバ、61……発信機、62……アンドゲート、63……オア
ゲート、70……表示ランプ、71……表示蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/54 H04L 12/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信システムを利用して計算機間通信によ
    る利用者相互の通信文の授受を行うことが可能な計算機
    に搭載された計算機間通報装置であって、 上記通信システムを予め設定された周期で利用して受信
    処理を行い、予め設定された特定利用者宛ての通信文が
    到着しているか否かを確認すると共に、到着を確認した
    通信文が緊急連絡用であるか或いは通常連絡用であるか
    を識別し、到着確認時には、緊急連絡用通信文または通
    常連絡用通信文のいずれの到着を確認したかを示す到着
    確認結果を出力する該当通信選出受信手段と、 計算機間通信での通信文の到着を利用者に通報するため
    の、上記計算機の表示画面とは独立に設けられた通報表
    示機構と、 この通報表示機構を、上記該当通信選出受信手段から出
    力される到着確認結果に応じて駆動制御し、緊急連絡用
    通信文の到着確認時と通常連絡用通信文の到着確認時と
    で異なる通報出力を行わせる駆動制御手段と、 を具備することを特徴とする計算機間通信通報装置。
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