JP2831622B2 - 電熱式ステアリングホイール加熱用エレメント - Google Patents

電熱式ステアリングホイール加熱用エレメント

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JP2831622B2
JP2831622B2 JP8325770A JP32577096A JP2831622B2 JP 2831622 B2 JP2831622 B2 JP 2831622B2 JP 8325770 A JP8325770 A JP 8325770A JP 32577096 A JP32577096 A JP 32577096A JP 2831622 B2 JP2831622 B2 JP 2831622B2
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Ruthenberg Waermetechnik GmbH
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    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B3/40Heating elements having the shape of rods or tubes
    • H05B3/54Heating elements having the shape of rods or tubes flexible
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
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    • H05B3/54Heating elements having the shape of rods or tubes flexible
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  • Steering Controls (AREA)
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  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングホイ
ールリムに装着してこのテアリングホイールリムの表面
を加熱するための、電熱式ステアリングホイール加熱用
エレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングホイールは、一般
的には、加熱され温められるようなことはない。しかし
ながら、気温が低い場合には、このような温められてい
ないステアリングホイールは非常に冷たいことがあり、
このような場合、ステアリングホイールに触れること
は、ドライバにとって非常に不快であり、特に、ドライ
バが手袋を着用していない場合には痛みを伴うこともあ
る。
【0003】このような課題を解決するために、ドイツ
実用新案公報(DE-U-9318355)には、ごく一般的に、ス
テアリングホイールに熱線(heating wire)を装着する
ことが提案されている。しかしながら、かかる提案に
は、実際に用いることが可能なステアリングホイール加
熱システムの実際に実現可能な製造方法については何ら
開示されていない。
【0004】ドイツ特許公報(DE-C-3339500)には、ス
テアリングホイールに熱線(heating wire)を巻き付け
たステアリングホイール加熱システムが開示されてい
る。さらに、ドイツ特許公報(DE-A-3643398)に開示さ
れたステアリングホイール加熱システムでは、熱線(he
ating wire)が接着テープによってステアリングホイー
ルに固定されている。しかし、これらの解決策はいずれ
も製造コストが高くつくという不具合や、特に熱線(he
ating wire)がステアリングホイール表皮の上側におい
て目立ち過ぎて見栄えが悪いという不具合がある。
【0005】ドイツ実用新案公報(DE-U-8612133)に
は、集積電気加熱メッシュ(integrated electric heat
ing mesh)をそなえた熱伝導プラスチックから成るステ
アリングホイールカバー(又は、ステアリングホイール
表皮)が開示されている。米国特許公報(US-A-529477
5)には、合成樹脂材または皮革製の、内部に彎曲状に
設置された熱線(heating wire)を含むステアリングホ
イールカバー(又は、ステアリングホイール表皮)が開
示されている。これらのステアリングホイールカバーに
おいては、熱線が、ステアリングホイールカバーの上側
ではっきりと目立ってしまい見栄えが悪いという不具合
がある。
【0006】ドイツ特許公報(DE-C-3906576)及びドイ
ツ実用新案公報(DE-U-8705717)には、解決策として、
ステアリングホイールコア(ステアリングホイールの芯
部分)に発泡充填された、又は、ステアリングホイール
コア上に射出成形された加熱エレメントが説明されてい
る。しかしながら、これらの解決策は、加熱エレメント
の装着が手作業集約的であり時間がかかるため、高速で
処理する製造工程には適さない。
【0007】さらに、DE-C-3906576のステアリングホイ
ール加熱システムは、ステアリングホイールの表面付近
には設置されていない。このため、ステアリングホイー
ルの上側が温まるまでに非常に長時間かかってしまい、
できるだけ急速にステアリングホイールの上側(表面)
を温めるというステアリングホイール加熱システムの本
来の目的を達成することができない。
【0008】また、DE-U-8705717は、ステアリングホイ
ールの上側が急速に温まるステアリングホイール加熱シ
ステムの一実施の形態を開示しているが、この実施形態
をもってしても、熱線(heating wire)がステアリング
ホイールカバーの上側ではっきりと目立ってしまい見栄
えが悪いという問題は解決できていない。上記の不具合
を回避するために、欧州特許公報(EP-A-0437641)に
は、ステアリングホイール表皮の内側のステアリングホ
イールコアに、加熱用の象嵌(heating inlay )として
メッシュを取り付けてから、ステアリングホイール表皮
を装着することが提案されている。しかし、この解決策
にも難がある。特に、一本一本のワイヤ又は編まれた導
線(braided conductors)から成り切り口がぎざぎざに
なってしまうメッシュを、輪郭線に沿って正確に切り取
る点や、このメッシュをステアリングホイール表皮の内
側と正確に合うように縫い込む点に、技術的に問題があ
る。また、メッシュは比較的目が荒い構造のため、熱線
(heating wire)がステアリングホイール表皮の上側で
はっきりと目立ってしまい見栄えが悪いという問題は解
決できない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来よ
り提案されている各技術では、製造コストが高くつくと
いう不具合(DE-C-3339500,DE-A-3643398)や、特に熱
線(heating wire)がステアリングホイール表皮の上側
において目立ち過ぎて見栄えが悪いという不具合(DE-C
-3339500,DE-A-3643398,DE-U-8612133,US-A-529477
5,DE-U-8705717)や、効率よく製造することができな
いという不具合(DE-C-3906576,DE-U-8705717,EP-A-0
437641)や、ステアリングホイールの加熱に時間がかか
ってしまうという不具合(DE-C-3906576,EP-A-043764
1)がある。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、ステアリングホイールリムに装着するもので
あって、製造や取り付けが容易で、ステアリングホイー
ルの表皮上で目立つことなく、ステアリングホイールの
表面を確実に且つ速やかに加熱することができるように
した、電熱式ステアリングホイール加熱用エレメントを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の電熱式ステアリングホイール加熱用エレメント
は、ステアリングホイールリムに装着される電熱式ステ
アリングホイール加熱用エレメントにおいて、平面状で
且つリボン状の電導性材料で形成された直線状中心部
と、少なくとも一つの彎曲した側面部分を有し平面状で
且つリボン状の電導性材料で形成された第1側面部と、
少なくとも一つの彎曲した側面部分を有し平面状で且つ
リボン状の電導性材料で形成された第2側面部とをそな
え、上記の第1側面部及び第2側面部が該ステアリング
ホイールリムへ装着されると、該中心部が該ステアリン
グホイールリムの外側周辺部を覆い、該第1側面部の該
側面部分が該ステアリングホイールリムの一方の側面周
辺部を覆い、該第2側面部の該側面部分が該ステアリン
グホイールリムの他方の側面周辺部を覆うように構成さ
れていることを特徴としている。
【0012】このような構成により、本発明の電熱式ス
テアリングホイール加熱用エレメントでは、ステアリン
グホイールリムへの装着を容易に行なえて、例えばステ
アリングホイールの皮革カバーの内側に装着しなければ
ならない加熱用エレメントなどに比べて取り扱いをより
簡単に行なえるようになる。さらに、例えば筒形状等の
スリーブと加熱システムとを有するような複合した材料
を用いた場合には、半径方向の内側に曲がったステアリ
ング部分ではその形状に沿うように折り目や襞が形成さ
れ易いが、本電熱式ステアリングホイール加熱用エレメ
ントでは、このような折り目や襞が形成されるおそれは
少ない。
【0013】そして、このような電熱式ステアリングホ
イール加熱用エレメントを装着されたステアリングホイ
ールリムでは、加熱用エレメントが平面状でありステア
リングホイールリムの表面に沿うので、加熱用エレメン
トがステアリングホイールリム表面で目立つようなこと
もなく、ステアリングホイールリム表面はほぼ滑らかな
ものになり、このステアリングホイールリムの表面に表
皮(又は、カバー)で覆う場合にも、何の制限も問題も
なく、従来の方法により表皮(又は、カバー)で覆うこ
とが可能である。
【0014】なお、上記中心部と、上記の第1側面部又
は第2側面部の側面部分とが一体に形成されていること
が好ましい。また、上記の第1側面部又は第2側面部の
側面部分が、円弧状又は円環状に形成されていることが
好ましい。さらに、上記中心部が単一の部分から成ると
ともに、上記の第1側面部又は第2側面部がそれぞれ複
数の彎曲した側面部分からなり、上記の複数の側面部分
のうち互いに隣接した側面部分の各端部は、上記の第1
側面部又は第2側面部を該ステアリングホイールリムへ
装着した際に、互いに重合するように構成されているの
も好ましい。
【0015】また、上記の中心部,第1側面部,第2側
面部の一表面上に、上記の中心部,第1側面部,第2側
面部を対象物に接合させる加工が施されていることも好
ましい。この場合、上記の第1側面部及び第2側面部が
上記ステアリングホイールリムへの装着されると互いに
重合する上記側面部分の自由端側の重合部については、
上記の対象物に接合させる加工が施されないことが好ま
しい。
【0016】このように対象物に接合させる加工を適宜
施すことで、第1側面部を構成する各側面部分の重合部
や第2側面部を構成する各側面部分の重合部が、互いに
直接接触するようにさせながら、前記の剛体であるステ
アリングホイールリムに本電熱式ステアリングホイール
加熱用エレメントを固定させることができる。なお、上
記電導性材料としては、金属製不織布,金属製布,炭化
布,ポリピロール製の布を用いることができる。
【0017】このような布(布状材料)は、柔軟である
ため、ステアリングホイールリムへの装着性に優れ、装
着を容易に行なえるとともに、所望の状態への装着を確
実に行ない易い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明する。図1から図6は本発明の一実
施形態としての電熱式ステアリングホイール加熱用エレ
メントを示すものである。図1に示すように、本電熱式
ステアリングホイール加熱用エレメントは、平面状で且
つリボン状の電導性材料で形成された直線状中心部1を
そなえており、この中心部1の両端部(図1中の左右両
端部)におけるの各縁部(図1中の上下両縁部)側に
は、平面状で且つリボン状の電導性材料でそれぞれ彎曲
形成された側面部分(以下、サイドセグメントという)
4,5,6,7が結合してそなえられている。なお、サ
イドセグメント4,5,6,7の幅は、中心部1の幅と
ほぼ同程度に設定されている。
【0019】つまり、中心部1の一端部(図1中の左端
部)において、その一縁側(図1中の上縁側)にはサイ
ドセグメント4の基端部が、その他縁側(図1中の下縁
側)にはサイドセグメント6の基端部が、中心部1の他
端部(図1中の右端部)において、その一縁側(図1中
の上縁側)にはサイドセグメント5の基端部が、その他
縁側(図1中の下縁側)にはサイドセグメント7の基端
部が、それぞれ中心部1と一体に形成されている。
【0020】各サイドセグメント4,5,6,7は、互
いに同一の彎曲形状(完全に同一形状又は左右対称形
状)を有し、いずれもその先端側を中心部1の中央(図
1中の左右中央)に向け且つ中心部1から次第に離隔す
るようにカーブさせた彎曲形状になっている。また、サ
イドセグメント4,5,6,7の彎曲形状は、いずれ
も、これらが装着されるステアリングホイールリム20
(図4参照)の所要箇所の曲率に応じた曲率の円弧状に
形成されており、各円弧の長さ(各サイドセグメント
4,5,6,7の円弧の沿った長さ)は、中心部1の長
さの半分程度(ただし、後述する重合部8,9,10,
11を確保するため、中心部1の半分程度よりもやや長
い)に設定される。
【0021】そして、中心部1の一縁側(図1中の上縁
側)に設けられたサイドセグメント4,5から第1側面
部31が構成され、中心部1の他縁側(図1中の下縁
側)に設けられたサイドセグメント6,7から第2側面
部32が構成されている。なお、中心部1がステアリン
グホイールリム20の外周部(外側周辺部)20Aに接
合されるのに対して、第1側面部31及び第2側面部3
2は、ステアリングホイールリム20の外周部20Aに
隣接する両側面部(側面周辺部)20B,20Cに接合
されるように構成されている。ここでは、第1側面部3
1が裏側面部(ドライバにとって裏側の側面部)20B
に、第2側面部32が表側面部(ドライバにとって表側
の側面部)20Cに、それぞれ接合される。
【0022】すなわち、本電熱式ステアリングホイール
加熱用エレメントの形状は、本質的には、ステアリング
ホイールリム20の外周部20A及び両側面部20B,
20Cの外側表面を展開したものに相当している。とこ
ろで、これらの中心部1及びサイドセグメント4,5,
6,7は、平面状で基本的に均質な電導性材料から成っ
ており、かかる電導性材料としては、例えば金属製不織
布を採用することができる。
【0023】つまり、前述のように、中心部1及びサイ
ドセグメント4,5,6,7は、ステアリングホイール
リム20の表面(外周部20A,側面部20B,20
C)に接合されるが、ステアリングホイールリム20の
表面20A,20B,20Cは曲面状であるため、中心
部1及びサイドセグメント4,5,6,7は、ステアリ
ングホイールリム20の表面20A,20B,20Cに
確実に接合するためには、接合時にステアリングホイー
ルリム20の表面の曲面形状に沿った形状となるように
十分に柔軟なものであることが必要となる。この点、金
属製不織布は柔軟であり、この条件を満たしている電導
性材料であるため、中心部1及びサイドセグメント4,
5,6,7として好適である。
【0024】ところで、各サイドセグメント4,5,
6,7の先端部は、自由端となっているが、これらの各
先端部には、それぞれ重合部8,9,10,11が形成
されている。すなわち、例えば第1側面部31を構成す
るサイドセグメント4,5の各先端部(自由端部)8,
9は、図1に示すように、展開状態では接近してはいる
ものの互いに離隔しているが、この第1側面部31が、
ステアリングホイールリム20の側面部20Bに接合さ
れる際には、図4に示すように、各サイドセグメント
4,5がステアリングホイールリム20の側面部20B
の円弧形状に沿って接合していき、各先端部8,9が互
いに重合するようになっている。
【0025】同様に、第2側面部32を構成するサイド
セグメント6,7の各先端部(自由端部)10,11に
ついても、図1に示すように、展開状態では互いに離隔
しているが、ステアリングホイールリム20の側面部2
0Cに接合される際には、図4に示すように、各サイド
セグメント6,7がステアリングホイールリム20の側
面部20Cの円弧形状に沿って接合していき、各先端部
10,11が互いに重合するようになっている。
【0026】ところで、本電熱式ステアリングホイール
加熱用エレメントにおける一方の面(接合面)は、図2
に示すように、粘着フィルム15で覆われている。つま
り、この接合面に、粘着力等によってこの接合面を対象
物に接合させる加工が施こされている。さらに、この粘
着フィルム15は、接着保護シート(このシートは紙又
は樹脂等のフィルムを用いることができる)16でほぼ
完全に被覆されている。粘着フィルム15は、中心部1
及びサイドセグメント4,5,6,7のほぼ全面に亘っ
て装備されているが、サイドセグメント4,5,6,7
の重合部8,9,10,11の一部には装備されていな
い。
【0027】つまり、本電熱式ステアリングホイール加
熱用エレメントは、図2中の下面を接合面としており、
この接合面に粘着フィルム15を付着されているが、第
1側面部31を構成するサイドセグメント4,5の重合
部8,9の互いに接合する接合面、及び、第2側面部3
2を構成するサイドセグメント6,7の重合部10,1
1の互いに接合する接合面には、粘着フィルム15は装
備されていない。
【0028】これは、第1側面部31のサイドセグメン
ト4,5及び第2側面部32のサイドセグメント6,7
は、いずれもステアリングホイールリム20への装着完
了後には、それぞれの重合部8,9及び10,11にお
いて確実に電気的に接触させたいためであり、重合部
8,9間及び10,11間に粘着フィルム15を介在さ
せないことで、重合部8,9間及び10,11間が直接
接触して、確実に電気的に導通するようになる。
【0029】ところで、本電熱式ステアリングホイール
加熱用エレメントには、金属でできた薄い編組導線(以
下、導線という)12,13が装着されている。つま
り、導線12,13は、図1に示すように、平面状で且
つリボン状の電導性材料である中心部1の両端部(図1
中の左右両端部)において、中心部1の幅方向(図1中
の上下方向)に横切るように向けて接合されている。
【0030】この接合は、平面状で且つリボン状の電導
性材料(即ち、中心部1)の一面と粘着フィルム15と
の間に固着したり、平面状で且つリボン状の電導性材料
(即ち、中心部1)に縫い込んだり、導体接着剤(電導
性接着剤)を用いて平面状で且つリボン状の電導性材料
(即ち、中心部1)上に固着したり、又は、単に導線1
2,13を電導性材料(中心部1)上に設置して接着テ
ープなどにより外部から圧力をかけることで固着したり
してもよい。
【0031】本発明の一実施形態としての電熱式ステア
リングホイール加熱用エレメントは、上述のように構成
されているので、本エレメントをステアリングホイール
リム20に固定するには、まず、接着保護シート16を
中心部1から取り去り、粘着フィルム15を通じて、図
4に示すように、中心部1を、ステアリングホイールリ
ム20の外周部外周部20A表面に周方向に沿って固着
させる。
【0032】さらに、連続して、接着保護シート16を
サイドセグメント4,5,6,7から取り去って、図4
に示すように、粘着フィルム15を通じて、サイドセグ
メント4,5,6,7をステアリングホイールリム20
の各側面部20B,20Cに固着させる。このとき、各
サイドセグメント4,5,6,7は、はじめから中心部
1と接合している端部を除き、中心部1と僅かな隙間を
開けて離隔するようにして、中心部1とほぼ平行に配置
する。
【0033】なお、本電熱式ステアリングホイール加熱
用エレメントは、平面状の電導性材料を、公知のパンチ
ング方法又はカッティング方法によって切断して形成す
るが、サイドセグメント4,5,6,7がステアリング
ホイールリム20の各側面部20B,20Cに固着され
た後に、各重合部8,9,10,11が、ちょうど重合
すように、前述のパンチング時又はカッティング時にお
いて寸法設定されており、これらの重合部8,9及び重
合部10,11において、確実に重合し電気的接触が確
実に生じるようになる。
【0034】このようにステアリングホイールリム20
に設置された電熱式ステアリングホイール加熱用エレメ
ントは、例えば図3に示すように、ほぼ同じ大きさ(抵
抗値R)の3個の抵抗器から成る並列の装置を形成す
る。つまり、ほぼ均質な平面状の電導性材料で形成され
た中心部1及びサイドセグメント4,5,6,7は、い
ずれもほぼ等しい幅のリボン状に形成され、各サイドセ
グメント4,5,6,7の長さは、中心部1のほぼ半分
程度なので、中心部1の両端間の抵抗値をRとすると、
各サイドセグメント4,5,6,7両端間の抵抗値は
0.5Rとなる。したがって、サイドセグメント4,5
が接合してなる第1側面部31の抵抗値はR、サイドセ
グメント6,7が接合してなる第2側面部32の抵抗値
はRと、いずれも中心部1の抵抗値と等しくなるのであ
る。
【0035】ただし、このような抵抗値設定は、中心部
1,第1側面部31,第2側面部32で均一に発熱させ
ようとする場合であり、このような構成は効率がよい
が、中心部1,第1側面部31,第2側面部32での発
熱特性を変えるようにするなど、場合によっては、各抵
抗値を等しくないように設定することもできる。なお、
導線12,13と本エレメント(ここでは、エレメント
の中心部1の両端)との接触部では、確実な接触が要求
されるので、適切に接触圧力を得るためには、図4に示
すように、接着テープ14を導線12,13の部分に有
効に固着させるようにすればよい。また、この接着テー
プ14を重合部8,9又は重合部10,11の部分に用
いることによって、重合部8,9間や重合部10,11
間にそれぞれ接触圧力を生じさせることができ、重合部
8,9間や重合部10,11間の接合をより確実にする
ことができる。
【0036】また、導線12,13を図示しない電力供
給装置側(バッテリ側)に接続する配線については、従
来の方法を用いることができる。つまり、たとえばステ
アリングホイールリム20の後側または内側に予め小さ
な窪みをつくっておき、導線12,13をこの窪みの内
部に設置して、導線12,13が外部に露出しないよう
にしながら電力供給装置に接続することができる。
【0037】なお、電力供給装置側は、導線12,13
を通じた本エレメントへの電力供給を、ドライバのスイ
ッチング操作に応じて行なえるように構成したり、ステ
アリングホイールやその近傍が一定の温度以下に低下し
たら自動的に電力供給し、また、ステアリングホイール
やその近傍が一定の温度以上に上昇したら自動的に電力
供給を停止するように構成してもよい。
【0038】このようにして、本電熱式ステアリングホ
イール加熱用エレメントが装着されたら、ステアリング
ホイールリム20の表面をステアリングホイールカバー
又はステアリングホイール表皮で被覆する。これによ
り、本エレメントはステアリングホイールカバー又はス
テアリングホイール表皮で覆われて、直接外観されるこ
とはなく、また、本エレメントは、平面状で且つリボン
状の電導性材料で形成されるため、ステアリングホイー
ルカバー又はステアリングホイール表皮の外形をあまり
変化させることもなく、目立たない。
【0039】したがって、本電熱式ステアリングホイー
ル加熱用エレメントでは、ステアリングホイールリム2
0の表面に容易に装着することができる利点があり、ま
た、ステアリングホイールリム20の外面(一般には、
ステアリングホイールカバー又はステアリングホイール
表皮の外側)を速やかに且つ確実に加熱することができ
る利点がある。また、外観上目立つこともなく、見栄え
がよい利点もある。
【0040】ところで、本電熱式ステアリングホイール
加熱用エレメントは、図1に示すような形状に、即ち、
中心部1に対して側面部パーツ(サイドセグメント)
4,5,6,7の各基端部をはじめから一体結合するよ
うに形成しているが、中心部1と側面部パーツ4,5,
6,7とを、互いに完全に分離して作成しておいて、こ
れらをステアリングホイールリムに装着する過程におい
て、両者が適宜接合するように組み立てることも可能で
ある。
【0041】また、図4に示す例では、ステアリングホ
イールリム20の上部のみに本電熱式ステアリングホイ
ール加熱用エレメントを装着しているが、本電熱式ステ
アリングホイール加熱用エレメントを複数近接してステ
アリングホイールリム20の全周に亘って装着すれば、
ステアリングホイールリム20の全周に亘って加熱でき
るようになり、本電熱式ステアリングホイール加熱用エ
レメントを、ステアリングホイールリム20の適宜の箇
所に装着するようにすれば、ステアリングホイールリム
20の必要箇所を部分的に加熱できるようにすることも
できる。
【0042】さらに、本発明の電熱式ステアリングホイ
ール加熱用エレメントの形状は、図1に示すようなもの
に限定されない。つまり、図1に示すものでは、中心部
1の長さがステアリングホイールリム20の一部分だけ
を覆うように短く設定されているが、本発明の変形例と
して図5に示すように、中心部1を、この図1に示す実
施形態の中心部1の長さの何倍もの長さになるように構
成してもよい。
【0043】この場合、電導性材料をより効率よく使用
するには、サイドセグメントをより多数に分割してそな
えるようにすることが有利であり、ここでは、図5に示
すように、中心部1の一縁側(図5中の上側)にそれぞ
れ4つのサイドセグメント4,5,4,5を設け、中心
部1の他縁側(図5中の下側)にそれぞれ4つのサイド
セグメント6,7,6,7を設けている。なお、各セグ
メント4,5,6,7の自由端はいずれも図1の場合と
同様に重合部8,9,10,11として構成され、この
重合部8,9,10,11の所要箇所を除いてこのエレ
メントの一面には粘着フィルム15が装着されている。
【0044】図1又は図5に示すように、サイドセグメ
ントの円弧長さを短いものにすると、例えばステアリン
グホイールリムの全周に亘って本電熱式ステアリングホ
イール加熱用エレメントを装着しようとする場合であっ
ても、図6に示すように、電導性材料のシート状の素材
A2を有効に使用することができる。つまり、サイドセ
グメントを多数に分割すると、比較的幅W2の狭いシー
ト状素材A2から本エレメントを形成することができ、
勿論、重合部が増えてしまうものの、シート状素材A2
のうちの使用されない部分は図中斜線を付すように比較
的少なくなり、効率よく材料を使用することができる利
点がある。
【0045】一方、図7に示すように、サイドセグメン
ト2,3を、それぞれが円環状を成すように形成するこ
ともできる。この場合も、ステアリングホイールリムへ
の装着前は、サイドセグメント2,3の一部のみが中心
部1と接着して、他の部分は中心部1と離隔し、特に大
きく離隔した箇所も存在するが、装着後は、本電熱式ス
テアリングホイール加熱用エレメントがステアリングホ
イールリムの周辺部全体を覆うようになる。
【0046】この図7に示すような構成の場合、比較的
幅W1の広いシート状素材A1が必要になり、図6に示
すものと比較するとわかるが、シート状素材A1のうち
の使用されない部分が図中斜線を付すように比較的多く
なり、材料の使用効率の点では不利となるものの、サイ
ドセグメントの重合部がなくなるため、サイドセグメン
トにおける電気の導通がより確実になる利点がある。
【0047】いずれにしても、本エレメントは、シート
状又は布状の電導性材料を、パンチング又はカッティン
グという公知の手法で切断することで、容易に形成する
ことができ、高速な製造ラインを用いて製造することも
十分に可能である。しかも、柔軟なシート状又は布状の
電導性材料は、ステアリングホイールリムへの装着も容
易であり、その形状(中心部1と第1側面部31と第2
側面部32とに分割した点)から、ステアリングホイー
ルリムへの装着により材料に折り目や襞が形成されるお
それもなく、見栄えの向上に寄与している。
【0048】なお、本実施形態では、電熱式ステアリン
グホイール加熱用エレメントを、平面状で基本的に均質
な電導性材料から構成しているが、本エレメントは、中
心部1やサイドセグメント2〜7の一部が電導性材料か
ら構成されるものであってもよい。もちろん、この場
合、導線12,13との各接点間において、中心部1も
サイドセグメント2〜7も電気的に導通して、例えば図
3に示すような回路が構成されるように、通電回路が構
成されなくてはならない。
【0049】また、中心部1及びサイドセグメント2〜
7を構成する電導性材料としては、金属製不織布のほか
に、金属製布,炭化布,ポリピロール製の布等を用いる
ことができる。さらに、この電導性材料としては、電気
抵抗により発熱する加熱用繊維(ヒーティングフィラメ
ント)であって且つ柔軟なものであればよいので、例え
ば柔軟性のあるフィルム上に、繰り返しそして局部的に
強く屈曲されても耐えうるように、加熱用繊維(ヒーテ
ィングフィラメント)を導体トラックとして形成したも
のであってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電熱式ス
テアリングホイール加熱用エレメントによれば、ステア
リングホイールリムに容易に装着することができ、しか
も、ステアリングホイールリムの表面で目立つことがな
く、このステアリングホイールリムに装着されるステア
リングホイールカバーやステアリングホイール表皮の上
からも目立つことがなく、見栄えがよいという利点があ
る。
【0051】もちろん、ステアリングホイールリムの表
面に装着されるため、ステアリングホイールカバーやス
テアリングホイール表皮を直接温めることになり、ステ
アリングホイールの表面の加熱を速やかに行なえる利点
もある。また、本エレメントは平面状で且つリボン状の
電導性材料で形成されるため、装着により折り目や襞が
形成されるおそれが少なく、この点でも見栄え向上に寄
与しており、さらには、比較的製造が容易である利点も
ある。
【0052】なお、上記中心部と、上記の第1側面部又
は第2側面部の側面部分とを一体に形成することで、製
造性も取り付け性も向上する。また、上記中心部は単一
の部分とし、上記の第1側面部又は第2側面部はそれぞ
れ複数の彎曲した側面部分から構成し、複数の側面部分
のうち互いに隣接した側面部分の各端部が装着時に互い
に重合するように構成することで、電導性材料を有効に
利用しうるようになる。
【0053】また、上記の中心部,第1側面部,第2側
面部の一表面上に、上記の中心部,第1側面部,第2側
面部を対象物に接合させる加工が施されていることで、
装着性が大きく向上し、この場合、側面部分の重合部に
ついては、上記の対象物に接合させる加工を施されない
ことで、通電性を確実に確保することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における電熱式ステアリン
グホイール加熱用エレメントを示す展開図である。
【図2】本発明の一実施形態における電熱式ステアリン
グホイール加熱用エレメントの断面図(図1におけるII
−II拡大断面図)である。
【図3】本発明の一実施形態における電熱式ステアリン
グホイール加熱用エレメントのステアリングホイールリ
ムへ装着した場合の電気回路図である。
【図4】本発明の一実施形態における電熱式ステアリン
グホイール加熱用エレメントのステアリングホイールリ
ムへの装着状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の電熱式ステアリングホイール加熱用エ
レメントの変形例を示す展開図である。
【図6】本発明の電熱式ステアリングホイール加熱用エ
レメントの製造について説明する図である。
【図7】本発明の電熱式ステアリングホイール加熱用エ
レメントの製造について説明する図である。
【符号の説明】
1 中心部 2,3,4,5,6,7 側面部分(サイドセグメン
8,9,10,11 重合部 12,13 金属でできた薄い編組導線(導線) 14 接着ストリップ 15 粘着フィルム(対象物に接合させる加工) 16 接着保護シート 20 ステアリングホイールリム 20A ステアリングホイールリム20の外側周辺部と
しての外周部 20B ステアリングホイールリム20の側面周辺部と
しての側面部(裏側面部) 20C ステアリングホイールリム20の側面周辺部と
しての側面部(表側面部) 31 第1側面部 32 第2側面部 A1,A2 電導性材料のシート状素材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−254254(JP,A) 特開 昭61−218475(JP,A) 実開 平3−9971(JP,U) 実開 昭60−157365(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 1/04 - 1/06 H05B 3/20

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールリムに装着される
    電熱式ステアリングホイール加熱用エレメントにおい
    て、 平面状で且つリボン状の電導性材料で形成された直線状
    中心部と、 少なくとも一つの彎曲した側面部分を有し平面状で且つ
    リボン状の電導性材料で形成された第1側面部と、 少なくとも一つの彎曲した側面部分を有し平面状で且つ
    リボン状の電導性材料で形成された第2側面部とをそな
    え、上記の第1側面部及び第2側面部が 該ステアリングホイ
    ールリムへ装着されると、該中心部が該ステアリングホ
    イールリムの外側周辺部を覆い、該第1側面部の該側面
    部分が該ステアリングホイールリムの一方の側面周辺部
    を覆い、該第2側面部の該側面部分が該ステアリングホ
    イールリムの他方の側面周辺部を覆うように構成されて
    いることを特徴とする、電熱式ステアリングホイール加
    熱用エレメント。
  2. 【請求項2】 上記中心部と、上記の第1側面部又は第
    2側面部の側面部分とが一体に形成されていることを特
    徴とする、請求項1記載の電熱式ステアリングホイール
    加熱用エレメント。
  3. 【請求項3】 上記の第1側面部又は第2側面部の側面
    部分が、円弧状又は円環状に形成されていることを特徴
    とする、請求項1又は2記載の電熱式ステアリングホイ
    ール加熱用エレメント。
  4. 【請求項4】 上記中心部が単一の部分から成るととも
    に、上記の第1側面部又は第2側面部がそれぞれ複数の
    彎曲した側面部分からなり、 上記の複数の側面部分のうち互いに隣接した側面部分
    各端部は、上記の第1側面部又は第2側面部を該ステア
    リングホイールリムへ装着した際に、互いに重合するよ
    うに構成されていることを特徴とする、請求項1〜3の
    いずれかに記載の電熱式ステアリングホイール加熱用エ
    レメント。
  5. 【請求項5】 上記の中心部,第1側面部,第2側面部
    の一表面上に、上記の中心部,第1側面部,第2側面部
    を対象物に接合させる加工が施されていることを特徴と
    する、請求項1〜4のいずれかに記載の電熱式ステアリ
    ングホイール加熱用エレメント。
  6. 【請求項6】 上記の第1側面部及び第2側面部が上記
    ステアリングホイールリムへ装着されると互いに重合す
    る上記側面部分の自由端側の重合部については、上記
    対象物に接合させる加工が施されないことを特徴とす
    る、請求項5記載の電熱式ステアリングホイール加熱用
    エレメント。
  7. 【請求項7】 上記電導性材料が金属製不織布であるこ
    とを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の電熱
    式ステアリングホイール加熱用エレメント。
  8. 【請求項8】 上記電導性材料が金属製布であることを
    特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の電熱式ス
    テアリングホイール加熱用エレメント。
  9. 【請求項9】 上記電導性材料が炭化布であることを特
    徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の電熱式ステ
    アリングホイール加熱用エレメント。
  10. 【請求項10】 上記電導性材料がポリピロール製の布
    であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記
    載の電熱式ステアリングホイール加熱用エレメント。
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