JP2830292B2 - 車両用ヒータユニット - Google Patents

車両用ヒータユニット

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JP2830292B2
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隆彦 山北
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車両等の座席暖房等に用いられる車両用ヒー
タユニットに関するものである。
従来の技術 第4図はヒータユニット1,2を装着した車両用の座席
3を示した斜視図で、4は座部,5は背部で、表皮6,7と
メインパッド8,9間にそれぞれヒータユニット1,2が装着
されている。
第5図はヒータユニット1の回路図であり第6図はヒ
ータユニット1の斜視図である。図において10は発熱体
であるヒータ、11はヒータ10への通電を制御するサーモ
スタット、12はヒータ10、サーモスタット11を保持する
基布である。尚、ヒータ10は基布12へ縫製固定されてい
る(図示していない)。13はサーモスタット11を基布12
へ固定するための当布(図ではサーモスタット11が見え
るよう一部を切りかいてある)、14はヒータ10へ電力を
供給するための電源、15は電源14からサーモスタット11
の間を接続するリード線A、16はサーモスタット11を暖
めるためにサーモスタット11の下に位置する補助ヒー
タ、17は補助ヒータ16とサーモスタット11の間を接続す
るリード線B、18は電源14とヒータ10とを接続するリー
ド線C、19はヒータ10とリード線C18の接続、補助ヒー
タ16とリード線B17の接続を行なう接続部である。
第7図はサーモスタット11近傍の断面図である。図に
おいて、補助ヒータ16の上にサーモスタット11が位置し
ておりサーモスタット11を当布13が覆っている。基布12
と当布13は間に介在させた樹脂をホットプレスによって
溶かし接着してある。
上記の構成において、電源14から電力がヒータ10と補
助ヒータ16へ供給されると、ヒータ10は座席3の表皮6
を暖め補助ヒータ16はサーモスタット11を暖めサーモス
タット11が所定の温度(約40℃)に達するとOFFとなり
通電が停止される。
発明が解決しようとする課題 しかし、このようなサーモスタット11の保持方法で
は、ホットプレスの機械を暖める時間やヒータユニット
1をホットプレスにセットする時間さらにプレス時間が
必要となりヒータユニット1の生産性が悪かった。また
当布13も布で構成されているためサーモスタット11と補
助ヒータ16の位置関係が一定でないためサーモスタット
11がOFFする時間(40℃に達する時間)が一定でないこ
とにより座席3の表皮6の温度がばらついていた。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、熱源であるヒータとヒー
タを固定した基布とヒータへの通電を制御するサーモス
タットとを備え、サーモスタットに突起を設けサーモス
タットの突起を基布に貫通させた後、固定手段により、
サーモスタットを基布に固定するようにしたものであ
る。
作用 本発明のヒータユニットは上記構成によりサーモスタ
ットに突起を設け、その突起を基布に貫通させた後固定
手段によりサーモスタットを基布に固定したのでホット
プレス時間が不要となり生産性が良くなった。また基布
の穴に突起を貫通させて固定するため補助ヒータとサー
モスタットの位置ずれがなく、座席の表皮の温度のばら
つきがなくなり、快適な採暖がえられる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の車両用ヒータユニットのサーモスタッ
トの近傍を示しており、従来例と同一の機能を有する部
分には同一の符号が付してある。図において、20はサー
モスタット11に設けてある突起、21は突起20が基布12を
貫通した後突起20に嵌合して補助ヒータ16を挟みこむよ
うにしてサーモスタット11を基布12に固定するための固
定具である。したがってサーモスタット11を基布12に固
定する作業としては基布12に突起20を貫通させた後、固
定具21を挿入するだけでサーモスタット11を基布12に固
定できる。又固定具21の面積を広くして、補助ヒータ16
とサーモスタットの密着を良くしさらに座席3の表皮の
温度のバラツキを少なくできる。
次に第2図を用いて他の実施例を説明する。第2図に
示した実施例では特機20を基布12に貫通させた後突起20
の尖端部分を熱溶解してサーモスタット11を基布12に固
定してある。
次に第3図を用いてさらに他の実施例を説明する。第
3図において突起20にはねじが設けてあり、突起20が基
布12を貫通した後ナット22にてサーモスタット11を固定
するようにしてある。またナット23は直径がサーモスタ
ット11と同径に近く設計してあり、補助サーモ16とサー
モスタット11の密着が良くなるように配慮してある。
発明の効果 以上のように本発明は、以下に示すような優れた効果
を有する。
(1) 固定具等を使用してサーモスタットを基布に固
定するため時間のかかるホットプレスの工程が不要とな
りヒータユニットの生産性が格段に良くなる。
(2) サーモスタットの突起を基布の穴に貫通させて
固定するため補助ヒータとサーモスタットの位置ずれが
なくなったため、座席の表皮の温度バラツキがなくなり
快適な採暖がえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の車両用ヒータユニットの実施
例のサーモスタット近傍の断面図、第4図は座席の斜視
図、第5図は車両用ヒータユニットの回路図、第6図は
車両用ヒータユニットの斜視図、第7図は従来の車両用
ヒータユニットのサーモスタット近傍の断面図である。 1……ヒータユニット、10……ヒータ、11……サーモス
タット、12……基布、13……当布、20……突起、21……
固定具、22……ナット。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源であるヒータとヒータを固定した基布
    と、ヒータへの通電を制御するサーモスタットとを備
    え、前記サーモスタットに突起を設け、このサーモスタ
    ットの突起を基布に貫通させた後、固定手段によりサー
    モスタットを基布に固定したことを特徴とする車両用ヒ
    ータユニット。
  2. 【請求項2】固定手段は突起に固定具を嵌合してサーモ
    スタットを基布に固定した請求項(1)記載の車両用ヒ
    ータユニット。
  3. 【請求項3】固定手段はサーモスタットの外装を樹脂で
    構成し突起を溶解してサーモスタットを基布に固定した
    請求項(1)記載の車両用ヒータユニット。
  4. 【請求項4】固定手段はサーモスタットの突起にねじを
    設けナットによりサーモスタットを基布に固定した請求
    項(1)記載の車両用ヒータユニット。
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