JP2002168471A - 電気採暖具 - Google Patents

電気採暖具

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JP2002168471A
JP2002168471A JP2000364389A JP2000364389A JP2002168471A JP 2002168471 A JP2002168471 A JP 2002168471A JP 2000364389 A JP2000364389 A JP 2000364389A JP 2000364389 A JP2000364389 A JP 2000364389A JP 2002168471 A JP2002168471 A JP 2002168471A
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JP
Japan
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heat
control circuit
electric
case
heating
Prior art date
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Application number
JP2000364389A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidefumi Kumagai
秀文 熊谷
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Nihon Dennetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dennetsu Co Ltd
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Publication date
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度制御回路の発熱電子素子から発熱する熱
を積極的に熱源として有効利用するために、発熱電子素
子を制御回路ケース外に配置した電気採暖具を提供す
る。 【解決課題】 電気採暖具の制御回路部2内の発熱電子
素子を制御回路ケース外に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱線を配置した
発熱部と、その発熱線の温度を制御する制御回路とを備
えた電気採暖具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発熱線を内蔵した電気カーペッ
ト、毛布、または布団は、図8の概略回路図に示すごと
く、発熱線3を内蔵した発熱部本体1と、その発熱線3
の温度を制御する制御回路部2とから構成され、その本
体は、表生地と裏生地とを接合して縫製されている。
【0003】上記の制御回路部2内の電子素子、例え
ば、発熱線3の温度を制御しているサイリスタ5及び図
8の下方に接続したダイオード4等の部品は通電中はか
なり高温となる。
【0004】そこで、電気カーペットの電力制御素子部
品は、導体、半導体に限らず電気を流せば発熱して高温
となり、しかも放熱板が制御回路のケースに内蔵されて
いるので、ケース内が過熱してしまうという問題がある
ので、その対策として電力制御素子に接続された放熱板
の一部をケースの外郭と本体表面材との間に延設した電
気カーペットに関する実開平2−140217の考案が
なされている。
【0005】しかしながら、この場合、電力制御素子か
ら発生する熱は外気に速やかに放出されるだけであり、
その熱の有効利用はなされていない。
【0006】そこで、上記と同様な電気カーペットにお
いて、フレキシブルな放熱板の一端が温度制御回路側に
接続され、他端が電気カーペット本体側に接続された電
気カーペットに関する実開平2−144322の考案が
なされており、温度制御回路側で発熱した熱を電気カー
ペット本体側に効果的に導き、温度制御回路側からの放
熱を電気カーペット本体側で有効に利用している。
【0007】しかしながら、この考案においては、温度
制御回路側で発熱した熱の一部を放熱板を介して電気カ
ーペット側で有効利用しているものであるが、発熱した
熱の全量を直接有効利用しているものではなく、放熱板
を設けただけその温度制御回路のケースは大きなものと
なるという欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電気採暖具
の温度制御回路の発熱電子素子から発熱する熱を積極的
に熱源として有効利用するため、発熱電子素子を制御回
路ケース外に配置し、制御回路ケースの小形化をもはか
りうる電気採暖具を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気採暖具の
制御回路部内の発熱電子素子を制御回路ケース外に配置
した電気採暖具からなり、また本発明は上記発熱電子素
子を絶縁ケースに入れて制御回路ケース外に配置した電
気採暖具からなり、さらに本発明は、上記発熱電子素子
を入れた絶縁ケースを非発熱部に配置する電気採暖具か
らなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の電気
採暖具の実施の形態につき説明するが、まず図1は本発
明の電気採暖具の概念を説明する概略回路図で、本発明
は発熱線3を内蔵して配置した発熱部本体1と、その発
熱線3の温度を制御する制御回路部2とを備えている電
気採暖具において、制御回路部2内の発熱電子素子であ
るサイリスタ5とダイオード4とを制御回路部2のケー
スから外に取り出して、発熱部本体1内の適宜個所に挿
入して配置することにより、これら発熱電子素子が発生
する熱を発熱部本体1の加熱に利用することを特徴とし
たものである。即ち、サイリスタ5とダイオード4に電
気を流すことによりその部分で熱が発生するため、その
熱の一部を発熱部本体1で補助的に利用するものであ
る。
【0011】また、サイリスタ5やダイオード4の発熱
部品を発熱部本体1に移すことにより、スウイッチSW
等操作部を含む制御回路部2の温度を下げることがで
き、その分、図8の従来例に比べて制御回路ケースの小
型化を可能にしている。
【0012】次に、図2は本発明の電気採暖器の一実施
形態における平面図であり、図3は図2のA−A方向の
要部側断面図、そして図4は図2のB−B方向の要部側
断面図である。
【0013】まず、図2において、制御回路部2が制御
回路ケース6に内蔵され、この制御回路部2により温度
を制御される発熱線3が発熱部本体1に内蔵されたこの
電気採暖具は、図3に示すように、その上面にフエルト
等の表生地7を、そして下面を裏面材8で覆われてお
り、上記発熱線3やセンサー線11等を内蔵して表生地
7と裏面材8を張り合わせて接合している。
【0014】そこで、制御回路部2の発熱電子素子であ
るダイオード4をリード線12にてケース外へ引出し、
図4に示すごとく絶縁ケース9に収納した状態でこの電
気採暖具の本体内の非発熱部であって、加熱した方がよ
い個所に設置する。
【0015】この発熱部品であるダイオード4は制御回
路部2が発熱線3に電流を流しているとき、即ち、設定
温度に対して電気採暖器の温度が低い場合にのみ発熱す
るため、制御する必要がなく、また、電気採暖具の定格
も変わらない。
【0016】従って、制御回路部2の発熱部品を電気採
暖具の本体内の非発熱部であって、加熱したい個所に設
置し、例えばそのポイントに温熱治療の必要な人体、例
えば肩や腰を当接して発熱させることでその患部を温熱
治療することもできる。
【0017】なお、発熱線3を上記のようなポイントに
設置した場合には、その発熱線3を制御する回路が別に
必要である。
【0018】次に、図5はダイオード4等の発熱電子素
子を入れる絶縁ケース9の要部側断面図で、また図6は
図5の平面図であり、発熱線3は絶縁ケース9が動かな
いように耐熱テープで固定している。また各接続端子が
露出しないように一液性樹脂のホットメルト10を注入
している。また図7はヒーター線の端末にダイオードを
設けた場合の本体内への設置の平面図である。以上のご
とく、ダイオード4等の発熱電子素子を絶縁ケース9に
入れ、その絶縁ケース9を電気採暖具本体内の非加熱部
であって、加熱したい場所に配置すれば、熱の有効利用
を図ることができるだけでなく、それにより例えば温熱
治療も可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上に説明した本発明の電気採暖具によ
れば、温度制御回路の発熱電子素子から発熱する熱を発
熱部本体の他の部分の加熱に積極的に利用でき、熱の有
効利用をはかることができる。
【0020】また、発熱部品を制御回路部の外に移すこ
とで、制御回路部の温度を下げる効果があり、その結
果、制御回路を含む操作部ケースの小型化をはかること
ができる。
【0021】特に、本発明の電気採暖具においては、制
御回路の発熱部品を電気採暖具の本体内の非発熱部に設
置することにより、そのポイントだけ発熱させ、人体の
温熱治療部分に当接することにより温熱治療を行うこと
ができるので、本発明を家庭用温熱・電位治療用電気マ
ット等に対して有効に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気採暖具の概念を説明する概略回路
図である。
【図2】本発明の電気採暖具の一実施形態における平面
図である。
【図3】図2のA−A方向の要部側断面図である。
【図4】図2のB−B方向の要部側断面図である。
【図5】図2のダイオードを入れる絶縁ケースの要部側
断面図である。
【図6】サイリスタに継がったダイオードケースの平面
図である。
【図7】ヒーター線の端末にダイオードを設けた場合の
本体内への設置の平面図である。
【図8】従来の電気式のカーペット等の概略回路図であ
る。
【符号の説明】
2 制御回路図 4 ダイオード 5 サイリスタ 6 制御回路ケース 9 絶縁ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気採暖具の制御回路部内の発熱電子素
    子を制御回路ケース外に配置した電気採暖具。
  2. 【請求項2】 発熱電子素子を絶縁ケースに入れて配置
    した請求項1記載の電気採暖具。
  3. 【請求項3】 発熱電子素子を入れた絶縁ケースを非発
    熱部に配置した請求項1または2記載の電気採暖具。
JP2000364389A 2000-11-30 2000-11-30 電気採暖具 Pending JP2002168471A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61178116U (ja) * 1985-04-25 1986-11-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61178116U (ja) * 1985-04-25 1986-11-06

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