JP2829540B2 - エアバツグの折り畳み方法及び折り畳み装置 - Google Patents

エアバツグの折り畳み方法及び折り畳み装置

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JP2829540B2 JP2108341A JP10834190A JP2829540B2 JP 2829540 B2 JP2829540 B2 JP 2829540B2 JP 2108341 A JP2108341 A JP 2108341A JP 10834190 A JP10834190 A JP 10834190A JP 2829540 B2 JP2829540 B2 JP 2829540B2
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  • Air Bags (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、自動車のステアリングホイール等に装着さ
れるエアバッグ装置にエアバッグを組み付けるに先立
ち、エアバッグを折り畳む方法およびそれに使用する折
り畳み装置に関する。さらに詳しくは、左右両側に立フ
ランジ部を具備するホルダが組み付けられたエアバッグ
をその中心部を挟んで上記ホルダ内に折り畳み入れるよ
うに両側から対向させて第1段階の折りである横方向折
り(第9図参照)、第2段階の折りである縦方向折り
(第10図参照)を折りバーを使用して多段に行なうエア
バッグの折り畳み方法およびエアバッグ折り畳み装置に
関する。
以下、本明細書では、第9・10図に示す如く、横方向
折りを外側折り3段、縦方向折りを外側折り2段とする
折り畳みを行なう場合を例に採り説明するが、折り段が
異なる場合でも同様である。また、本明細書では、第4
図Aを左右方向としている。
<従来の技術> エアバッグを折り畳む方法の従来例を第8〜10図に基
づいて説明する。
通常、横方向折り・縦方向折りの各折り段に対応した
幅で両端に保持孔を有する横方向折りバー1、縦方向折
りバー2、をそれぞれ対応個数準備するとともに、作業
台4上には、横方向折り・縦方向折りそれぞれの際に、
上記各折りバー1、2をセット可能に、横方向・縦方向
それぞれ一対ずつ横方向折りバー保持ピン5、5、縦方
向折りバー保持ピン6、6、が突設されている。通常、
二人作業で、一人が、エアバッグbを折る折り作業者M1
となり、他の一人が折りバーのセットと折り終了後の折
りバー引き抜きを行なう補助作業者M2となる。
まず、エアバッグbを作業台4の上に広げ伸ばして載
せ、エアバッグbの下部に設けられたインフレータ取付
け用孔(図示せず)を介してエアバッグb内のエアを抜
く。
上記エアバッグbの上に補助作業者M2が第一折りバー
1aをセット後、折り作業者M1が図例を如く引っ張りなが
らエアバッグbの片側の第一段外側折りm1を行なう。
続いて、第二折りバー1bをエアバッグbを挟んで第一
折りバー1aの上にセットしてエアバッグbの片側の第一
段内側折りv1を行なう。
続いて第三折りバーをエアバッグbを挟んで第二折り
バーの上にセットしてエアバッグbの片側の第二段外側
折りm2を行なう。
この繰り返しにより片側の折り畳みが完了したら、手
前側のエアバッグbも同様にして、すなわち、第一・第
二…折りバー1a、1b…を順次セットしながらエアバッグ
bを折り畳む。
続いて、横方向折りバー保持ピン5を作業台4のピン
孔に入れ、折り作業者M1がエアバッグbを押えた状態
で、補助作業者M2が横方向折りバー1を抜き取り、横方
向折りを完了する(第9図参照)。
また縦方向折りは、その折り方向を90度変更し、同様
にして行なう。即ち、横方向に縦方向折りバー2を順次
セットし、第一段縦方向外側折り・縦方向内側折りm1、
v1、第二段縦方向外側折りm2を片側ずつ行なった後、折
りバー2を引き抜いて縦方向折りを完了する(第10図参
照)。
<発明が解決しようとする課題> しかし、上記方法では、第一・第二…折りバーの各幅
寸法が若干異なり、縦方向折りと、横方向折りでも異な
ることもあり、補助作業者の折りバーのセット間違いで
折り間違いが発生するおそれがあった。また、二人作業
であるため、折り畳み工数が嵩んだ。
また、左右両側に立フランジ部を具備するホルダが取
付けられたエアバッグを、折りバーを使用して折り畳む
ことは、立フランジ部が障害となって、困難視されてい
た。なお、ホルダの組付けは、エアバッグの折り畳み前
の方が、ホルダ、バッグ、バッグ内リテーナの三者のリ
ベット止めのためのリベット挿入時において、位置合せ
が容易である等の作業性の点で好ましいとされていた。
本発明は、上記にかんがみて、左右両側に立フランジ
部を具備するホルダが組み付けられたエアバッグを、折
りバーを使用してかつ機械化によって自動的に折り畳む
ことができるとともに、折り間違いが発生するおそれが
なく、折り畳み作業工数も大幅に減少させることができ
るエアバツグの折り畳み方法及び装置を提供することを
目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明は、上記問題点を下記方法および装置により解
決するものである。
(1)左右両側に立フランジ部を具備するホルダが中心
部下部に組み付けられたエアバツグを、作業台上に広げ
伸ばした状態で、前記エアバッグの中心部を挟んで前後
両側から対向させて所定幅・所定段数に第1段階のエア
バツグの折り畳みを行なう方法であって、 前記作業台の中央部を第一段階の折り畳み幅と略同一
幅の横長の中央板とし、該中央板の中心部を、前記立フ
ランジと略同一高さ下げたセット台部とし、該セット台
部に前記ホルダを支持して、前記エアバッグを前記作業
台上に広げ伸ばし、 前記中央板よりも上方位置で、前記セット台部の左右
両側の少なくとも一方に前進後退可能に配された複数段
の左右方向に伸びる外側折りバーを、前記広げ伸ばした
エアバツグの上に前進させた後下降させて、最下段の外
側折バーで前記エアバッグを押え、 前記エアバツグの前後周縁部を中心部より高くした状
態として、 前記中央板の前後両側に前進後退可能に配された複数
段の内側折りバーを、前記中央板より上昇させた後、前
記エアバツグを介して前記外側折りバーの段間隙間に挿
入するように一段ずつ又は複数段同時に、前記中央板に
向かって前進させて前方後方から前記エアバツグを前記
外側折りバーと前記内側折りバーとの間を滑らせて前記
第1段階の折り畳みを完了する、ことを特徴とするエア
バッグの折り畳み方法。
(2)左右両側に立フランジ部を具備するホルダが中心
部下部に組み付けられたエアバッグを広げ伸ばして載置
可能な作業台と、広げ伸ばした前記エアバッグの中心部
を挟んで前後両側から対向させて所定幅・所定段数に第
一段階のエアバッグの折り畳みを行なうために使用する
複数本の折りバーとを備えた折り畳み装置であって、 前記作業台は、その中央部が前記折り畳み幅と略同一
幅の横長の中央板とされ、 該中央板の中心部は、前記ホルダがセット可能なセッ
ト台部とされ、 前記セット台部は、前記立フランジ部の略高さ寸法分
下方に位置して配置され、 前記折りバーは、前記中央板よりも上方位置で、前記
セット台部の左右両側の少なくとも一方に、前進後退可
能に配される複数段の外側折りバーと、前記中央板の前
後両側で、前記外側折りバーの段間隙間に前記エアバッ
グを介して挿入可能に配されている複数段の内側折りバ
ーとからなる、 ことを特徴とするエアバッグの折り畳み装置。
<実施例> 以下、本発明を実施例に基づいて説明をする。従来例
と同一部分については、同一図符号を付して、それらの
説明の全部又は一部を省略する。
A.まず、本発明の折り畳み方法に使用する装置について
説明する。
(1)基本的には、左右両側に立フランジ部60aを具備
するホルダ60が組付けられたエアバッグb(第4図A・
B、第7図参照)をその中心部を挟んで上記ホルダ60内
に所定幅に前後・左右両側から対向させて複数本の折り
バーを使用して多段に行なう際に使用する折り畳み装置
である。
(2)本実施例の折り畳み装置は、第1〜3図に示す如
く、(a)作業台A、(b)横方向折り手段(第一段階
の折り手段)B、(c)縦方向折り手段(第二段階の折
り手段)Cおよび(d)バッグ押え手段Dとからなる。
第1図は、折り畳み装置の半切り欠き概略正面図、第
2図は同じく部分切り欠き概略平面図、第3図は同じく
概略側面図である。
(a)作業台A: 広げ伸ばした状態のエアバッグbを載置可能な大きさ
の水平な作業面を形成可能に、折り台としての横方向折
り幅と略同一幅の横長の中央板11と、この中央板11を挟
んで前後に前記エアバッグbの周縁部を載置可能な持ち
上げ支持部としての横長の前方板12と後方板13とが対称
的に配されてなる。ここで、中央板11は、前記立フラン
ジ部60aの高さhと略同一高さ下げたセット台部11aおよ
び、該セット台部11aの両側の折り台部11b、11cとから
なる(第1図・第4図A参照)。また、前記前方板12お
よび後方板13が、前記中央板11の折り台部11b、11cに対
して同一平面位置と上方位置との間を相対的に移動可能
とされている。即ち、エアバッグbの周縁部を、中心部
より、即ち、ホルダ60の立フランジ部60a上面高さより
上方位置になるように相対的に移動されるようになって
いる。
具体的には、中央板11の前後の下方に配された各第一
垂直シリンダ15のピストンロッド15aに連結された後述
の横方向折り手段Bの内側折りバー保持台17上に連結柱
18を介して前記前方板12又は後方板13が配されて、上下
駆動可能とされている。なお、逆に、中央板11のセット
台部11aを上下動させて、上記相対移動をさせてもよ
い。また、第3図中、8はエアバッグb内の空気を抜く
ための吸引パイプであるが、このエアバッグb内の空気
を抜くことは必須行程でないため、吸引パイプ8はなく
てよもい。さらに、横方向折りの幅は、後述の横方向折
り手段Bの横方向折り用外側折りバー21の幅で決められ
るため、中央板の幅は、必ずしも横方向折りの幅と略同
一幅でなくてもよい。
また、中央板11のセット台部11aの中心部には、バッ
ク内リテーナからエアバッグb・ホルダ60を介して下方
に突出している取付ボルト(図示せず)に対応する複数
個の取付孔(図示せず)が形成されている。
なお、持ち上げ支持部として、前方板12と後方板13の
ように後述の横方向折り手段Bの内側折りバー26とは別
の部材のものを示したが、各内側折りバー26の最上段部
を前方板および後方板と兼用し、それらを持ち上げ支持
部としてもよい。
(b)横方向折り手段B: 前記中央板11の上方位置で左右両側に、前進後退駆動
可能に配される複数段の左右方向に伸びる横方向外側折
りバー21と、前記前方板12および後方板13の各下方に配
され、前記中央板11に対して上方に位置するときに、前
記外側折りバー21の段間隙間に、エアバッグbを介して
挿入可能に前進後退可能とされている複数段の横方向内
側折りバー(平板状)26とからなる。
ここで、外側折りバーの最下段の折りバー21cは、外
側折りバー21全体が前死点位置にあるとき、エアバッグ
bのホルダ取付け凹部b1の上部に位置しないように、即
ち、上記ホルダ60の立フランジ部60aの上部に配置され
るように、その長さを上段、中段の外側折りバー21a,21
bにより短かくされている。
また、内側折りバーの最下段の折りバー26cは、ホル
ダ組付け凹部b1に対向する部位で下方へ突出するL字形
断面図の押え板部26dを具備している。
具体的には、中央板11の上方位置で長手方向両側に、
二分割された外側折りバー21が三段ずつ台車22上の保持
ブロック23に対向して保持されている。そして台車22は
レール24上を走行可能とされ、第一水平シリンダ25のピ
ストンロッド25aと連結されている。なお、図例では、
上段の外側折りバー21aが、中段・下段の外側折りバー2
1b、21cにより狭幅に形成されている。また、幅方向に
分割されて2本一対とされた外側折りバー21は、相互に
1本の駆動軸に形成された図示しない右ねじ部と左ねじ
部とをモータの回転を利用して幅方向に近接可能とされ
ている。なお、図例中20は横方向内側折りバー26の上昇
位置を規制するストッパである。
また、横方向内側折りバー(内側折り板)26は、前記
第一垂直シリンダ15によって前記中央板11に対して上方
に位置されたとき、前記中央板11を挟んで前後に三段ず
つ上段から狭幅順26a、26b、26cに、相対向するように
配設されている。各内側折りバー26は、両側がスライド
溝部を具備する一対の保持レール27で保持されている。
該保持レール27は、アングル28で支承されている。さら
に、各内側折りバー26の各端部上面では、前記内側折り
バー保持台17上に設置された一対ずつの第二水平シリン
ダ29の各ピストンロッド29aと連結されている。
なお、各内側折りバー26が、前記中央板11よりも上方
に位置されるときには、各内側折りバー26の上方に配設
されている前方板12と後方板13とがエアバッグbの前後
周縁部を持ち上げ、各内側折りバー26が前進するときに
は、このエアバッグbを介して前記外側折りバー21の段
間隙間に挿入されるようになっている。
(c)縦方向折り手段C: 前記中央板11におけるバッグ縦方向折り終了幅に対応
する両側位置を突き上げ可能な対をなす突き上げ部材31
と、前記中央板11の上方に上下駆動可能に、かつ、前記
横方向折り手段Bの外側折りバー21の長手方向と直交す
る方向に、配される複数段の縦方向外側折りバー33と、
該縦方向外側折りバー33の上下間に配され、前記中央板
11の中心部に対して前進後退駆動、かつ、近接・離隔可
能な対をなす縦方向内側折りバー34、一対以上からな
る。具体的には、下記の通りである。
突き上げ部材31は、その上端が、定常位置で前記作業
台Aの作業面となる折り台部11b・11cの上面と略面一と
なるように配され、第二垂直シリンダ32にピストンロッ
ド32aと連結されている。
また、各縦方向外側折りバー33は二分割されたものが
上下段33a、33bに配され、二本で対をなす縦方向内側折
りバー34aが一対、架台上段30に設置された第三垂直シ
リンダ35のピストンロッド35aに連結された門型の縦方
向折りバー保持アーム37に保持されている。なお、36
は、ガイドポストである。
該縦方向折りバー保持アーム37には上下方向に略一列
状に3本の保持ロッド38、39、40が水平方向に架設され
ている。上段保持ロッド38は、上下方向に駆動可能に保
持アーム37上に設置された第四垂直シリンダ41のピスト
ンロッド41aと補助保持アーム42を介して連結されてい
る。なお、上段保持ロッド38の両端38aは、延設され
て、縦方向折りバー保持アーム37の側壁に形成された長
孔(図示せず)にガイドされるようになっている。
そして、上下段縦方向外側折りバー33a、33bは、上記
各上下段保持ロッド38、40に保持ブロック43、44を解し
て保持されている。下段の一対の保持ブロック43、43
は、前述の外側折りバー21の如く、相互に近接可能とし
てある。
また、中段保持ロッド39には、スライド保持ブロック
45、45を介して一対の縦方向内側折りバー34a、34aがス
ライド可能に保持されている。ここでスライド保持ブロ
ック45は、保持アームの両壁に設置された各第三水平シ
リンダ47のピストンロッド47aに連結されている。各縦
方向内側折りバー34aは、スライド保持ブロック45に、
スライド溝45aを介してスライド可能に保持され、元部
が、スライド保持ブロック45の後壁に設置された一対の
第四水平シリンダ49のピストンロッド49aと連結されて
いる。
(d)バッグ押え手段D: この実施例でのバッグ押え手段Dは、作業台Aの中央
板11におけるエアバッグb縦方向折り終了幅の両側位置
およびその外方両側では横方向折り終了後のエアバッグ
bをそれぞれ押え可能に、前記中央板11の上方に配され
ている内側折り押え部材51と外側折り押え部材53とから
なる。
具体的には、各押え部材51、53は、一対ずつの押えブ
ロック52、52からなり、各押えブロック52、52は、架台
下段50に配設された第五垂直シリンダ55のピストンロッ
ド55aに連結されている。なお、56はガイドポストであ
る。
また、押え部材51、53の押え効果を確実にするため、
上記各内側折り板26が第二水平シリンダ29によって相互
に前進して、対向したとき、上記押えブロック52、52が
横方向折り後の折り畳まれたエアバッグbを直接押え可
能に、最上段の横方向内側折りバー26aの前端部には、
切り欠きc1、c1が形成されている。
なお、上記各横方向折り、縦方向折りの外側折り・内
側折りバーは、図例の如く、フラット折りバー状ではな
くてもよく、フレーム状、棒状等であってもよい。ま
た、駆動手段もシリンダに限られることなく、リンク機
構等任意である。
B.次に、上記エアバッグの折り畳み装置を使用しての折
り畳み方法を、主として第4〜6図を中心にして説明す
る。なお、以下の説明で駆動手段は、特に明示しない
が、それぞれ、上述の駆動シリンダが逐次制御により作
動するものとする。
(1)左右両側に立フランジ部60aを具備するホルダ60
が組付けられたエアバッグbを、中央板11のセット台部
11aに、上記したバッグ内リテーナから下方に突出して
いる取付ボルトを利用してセットし、さらに、作業台A
上にエアバッグを広げ伸ばす。なお、このセット時には
第4図Aに示すようなクリップ63を使用してもよい。こ
のとき、セット台部11aは、ホルダ60の立フランジ部60a
と略同一高さ分下げてあるので、ホルダ60の立フランジ
部60a上面が前記作業台Aの折り台部11b、11c上面と略
面一となる。続いて、エアバッグb内のエアを真空ポン
プで吸引する(図示せず)。なお、このエア抜きは、作
業台A上のエアバッグにほとんど皺等がなければ、不用
である。
(2)作業台Aの中央板11より上方位置にある横方向折
り用外側折りバー21を、中央板11に向って移動させ、定
位置にきたら外側折りバー21を下降させて、最下段の外
側折りバー21cでエアバッグbを押える(第4図A・B
参照)、このとき、最下段の外側折りバー21cの先端部
は、エアバッグbのホルダ組付け凹部b1から略オフセッ
トされ、上記立フランジ部60aの上部にある。
(3)次に横方向折り用内側折りバー26を、前方・後方
板12・13とともに中央板11より上方所定位置まで上昇さ
せるとともに、エアバッグbの前後周縁部を持ち上げ、
下段から順次、エアバッグbを介して内側折りバー26
を、外側折りバー21の段間隙間に挿入するように作業台
Aの中央板11に向って前方・後方から前進させて、横方
向折りを下段から順次行なう(第5図A・B・C参
照)。このとき、最下段の内側折りバー26cは、その中
央部に押え板部26dを備えているので、セット台部11aに
おいて第一段外側折りが第5図A・Bに示す如く、正確
に折り畳まれ、折り台部11b、11cにおいて、第5図Cに
示す如く、折り畳まれる。なお、横方向折り用外側折り
バー21は複数段を同時的に前進させてもよい。
こうして、エアバッグbを外側折りバー21と内側折り
バー26との間を滑らせて折り畳みを行ない、横方向折り
(第一段階の折り)を完了する(第5図C参照)。
(4)続いて、内側・外側押え部材51、53で横方向折り
終了後のエアバッグbを押えながら、内側折りバー26を
順次抜いていく(第6図A参照)。このとき、内側折り
バー26は、上かる順に抜いて行くことが望ましい。ま
た、各対をなす外側折りバー21は、その幅を若干縮めて
引き抜きを行なう。
なお、上記において、各折りバーの抜き順序を逆、即
ち、外側折りバー21を抜いた後、内側折りバー26を抜い
てもよい。
(5)続いて、縦方向外側折りバー33を下降させて、エ
アバッグbを押えるとともに、内側押え部材51を上昇さ
せ、この状態で、突き上げ部材31を作動させ、エアバッ
グbの縦方向外側折りバー33の両側位置を、上段の縦方
向外側折りバー33aより上方に持ち上がるように部分的
に突き上げる(第6図C参照)。なお、突き上げ部材31
は断面略コ字形に形成されている。
(6)次に、縦方向内側折りバー34aを前進させるとと
もに、上記突き上げ部材31の断面略コ字形の間を通して
内側(対向方向)へ移動させる(第6図D参照)。
(7)こうして、エアバッグbを縦方向外側折りバー33
と縦方向内側折りバー34との間を滑らせて折り畳みを行
ない、第一段縦方向外側折り・内側折りを完了する(第
6図D参照)。第一段縦方向外側折り・内側折りを完了
したら、上段縦方向外側折りバー33aを下降させてエア
バッグbを押え、エアバッグbをその状態で作業者の作
業位置まで上昇させる(作業者がバッグの引き抜きを容
易にするため)。なお、縦方向外側折りバー33a・33bの
間隔を、あらかじめ調製しておけば、この上段縦方向外
側折りバー33Aを下降させる工程を省略することができ
る。この状態で、エアバッグbをセットした一人の作業
者が上段縦方向外側折りバー33aの上面に向って巻くよ
うに手折りを行なって縦方向折り(第二段階の折り)を
完了する。そして、折り畳み完了後のエアバッグbを手
前へ引き抜く。このとき、引き抜き作業性の見地から各
縦方向外側折りバー33の全体幅を縮めてから引き抜きを
行なう。
なお、エアバッグbは上記のように各折りバーの間で
滑らされて折り畳まれるため、その厚みが全体で6mm以
下のものが望ましく、薄いものほど折り畳み易い。
<発明の効果> 本発明のエアバッグの折り畳み方法および装置は、上
記のような方法であるので、下記のような効果を奏す
る。
左右両側に立フランジ部を具備するホルダが組み付け
られたエアバッグの、折りバーを使用してかつ機械化に
よって自動的に折り畳むことができる。そして、折り畳
み作業者一人のセット及び取り出しだけでエアバッグの
折り畳みが可能となり、従来の如く、補助作業者が不要
となる。また、自動的に順次、折りバーがセットされる
ので、折りバーのセット間違いも発生するおそれがな
い。さらに、各折りバー間を滑らせて折り畳むため、エ
アバッグの皺通の発生を少なく、かつ正確な寸法で折り
畳むことができる。
よって、折り畳み作業の工数が大幅に削減できるとと
もに、折り畳み寸法間違いも発生するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエアバッグ折り畳み装置の一例を示す
概略半断面正面図、 第2図は第1図の概略平面図、 第3図は第1図の概略側面図、 第4図A・Bは、エアバッグをセット後、横方向外側折
りバーでエアバッグを押えた状態を示す横断面図および
縦断面図、 第5図A〜Cは本発明のエアバッグの折り畳み方法にお
ける横方向折り工程説明図、 第6図A〜Dは同じく縦方向折り工程説明図、 第7図は実施例に使用するエアバッグ用ホルダの斜視
図、 第8図は従来のバッグ折り畳み作業概略説明図、 第9図はバッグ横方向折り完了時の平面図とその概略側
面図、 第10図はバッグ縦方向折り完了時の平面図とその概略正
面図である。 11……作業台の中央板、 11a……中央板のセット台部、 12……作業台の前方板(持ち上げ支持部)、 13……作業台の後方板(持ち上げ支持部)、 21……横方向外側折りバー、 26……横方向内側折りバー、 31……突き上げ部材、 33……縦方向外側折りバー、 34……縦方向内側折りバー、 60……エアバッグ用ホルダ、 60a……立フランジ部、 A……作業台、 B……横方向折り手段、 C……縦方向折り手段、 D……バッグ押え手段、 b……エアバッグ、 b1……ホルダ取付け凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 博久 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右両側に立フランジ部を具備するホルダ
    が中心部下部に組み付けられたエアバツグを、作業台上
    に広げ伸ばした状態で、前記エアバッグの中心部を挟ん
    で前後両側から対向させて所定幅・所定段数に第1段階
    のエアバツグの折り畳みを行なう方法であって、 前記作業台の中央部を第一段階の折り畳み幅と略同一幅
    の横長の中央板とし、該中央板の中心部を、前記立フラ
    ンジと略同一高さ下げたセット台部とし、該セット台部
    に前記ホルダを支持して、前記エアバックを前記作業台
    上に広げ伸ばし、 前記中央板よりも上方位置で、前記セット台部の左右両
    側の少なくとも一方に前進後退可能に配された複数段の
    左右方向に伸びる外側折りバーを、前記広げ伸ばしたエ
    アバツグの上に前進させた後下降させて、最下段の外側
    折りバーで前記エアバッグを押え、 前記エアバツグの前後周縁部を中心部より高くした状態
    として、 前記中央板の前後両側に前進後退可能に配された複数段
    の内側折りバーを、前記中央板より上昇させた後、前記
    エアバツグを介して前記外側折りバーの段間隙間に挿入
    するように一段ずつ又は複数段同時に、前記中央板に向
    かって前進させて前方後方から前記エアバツグを前記外
    側折りバーと前記内側折りバーとの間を滑らせて前記第
    1段階の折り畳みを完了する、 ことを特徴とするエアバツグの折り畳み方法。
  2. 【請求項2】左右両側に立フランジ部を具備するホルダ
    が中心部下部に組み付けられたエアバツグを広げ伸ばし
    て載置可能な作業台と、前記広げ伸ばした前記エアバッ
    グの中心部を挟んで前後両側から対向させて所定幅・所
    定段数に第一段階のエアバッグの折り畳みを行うために
    使用する複数本の折りバーとを備えた折り畳み装置であ
    って、 前記作業台は、その中央部が前記折り畳み幅と略同一幅
    の横長の中央板とされ、 該中央板は中心部は、前記ホルダがセツト可能なセツト
    台部とされ、 前記セット台部は、前記立フランジ部の略高さ寸法分下
    方に位置して配置され、 前記折りバーは、前記中央板よりも上方位置で、前記セ
    ット台部の左右両側の少なくとも一方に、前進後退可能
    に配される複数段の外側折りバーと、前記中央板の前後
    両側で、前記外側折りバーの段間隙間に前記エアバツグ
    を介して挿入可能に配されている複数段の内側折りバー
    とからからなる、 ことを特徴とするエアバツグの折り畳み装置。
  3. 【請求項3】前記外側折りバーの最下段の折りバーのみ
    を、その先端が前記ホルダの立フランジ部の上部に配置
    可能に他の折りバーよりも長さを短くし、 前記内側折りバーの最下段の折りバーのみを、前記ホル
    ダの組付部に対向する部位で、下方に突出するL字形断
    面の押え板部としたことを特徴とする請求項2記載のエ
    アバツグの折り畳み装置。
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