JP2828964B2 - 密閉型往復動圧縮機の吸入マフラー - Google Patents
密閉型往復動圧縮機の吸入マフラーInfo
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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- F04B39/0027—Pulsation and noise damping means
- F04B39/0055—Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes
- F04B39/0061—Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes using muffler volumes
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- Y10S181/00—Acoustics
- Y10S181/403—Refrigerator compresssor muffler
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Control Of Multiple Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉型往復動圧縮機
に関し、より詳しくは、ピストンと、ピストンを往復動
可能に収容するシリンダブロックと、吸入孔と吐出孔を
有し、シリンダブロックの開放端部を遮るバルブシート
と、バルブシートを介してシリンダブロックに固定され
るシリンダヘッドとを備える密閉型往復動圧縮機におい
て、圧縮される媒体の吸入による騒音を減少させるため
の吸入マフラーに関する。
に関し、より詳しくは、ピストンと、ピストンを往復動
可能に収容するシリンダブロックと、吸入孔と吐出孔を
有し、シリンダブロックの開放端部を遮るバルブシート
と、バルブシートを介してシリンダブロックに固定され
るシリンダヘッドとを備える密閉型往復動圧縮機におい
て、圧縮される媒体の吸入による騒音を減少させるため
の吸入マフラーに関する。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫や空調機器などにおいて冷媒を圧
縮するために広く使用されている密閉型往復動圧縮機
は、一般に、図３及び図４に示すように、ケーシング１
の内部に固定される固定子２と、固定子２の内側に回転
可能に設置された回転子３と、この回転子を圧入されて
一体に回転する回転軸４とを有する駆動モータを備えて
いる。この駆動モータの回転軸４はシリンダブロック５
の一側に備えられたベアリング６により回転可能に支持
される。シリンダブロック５内にはピストン９が往復動
可能に収容されている。ピストン９はコネクティングロ
ッドを介して回転軸４の下端に形成されたクランクシャ
フトと連結されて、回転軸４の回転に伴ってシリンダブ
ロック５内で往復動し、シリンダブロック５内に吸入さ
れた冷媒などの媒体を圧縮する。シリンダブロック５の
開放端部にはシリンダヘッド８が設置され、このシリン
ダヘッド８には吸入マフラーが連結されている。
縮するために広く使用されている密閉型往復動圧縮機
は、一般に、図３及び図４に示すように、ケーシング１
の内部に固定される固定子２と、固定子２の内側に回転
可能に設置された回転子３と、この回転子を圧入されて
一体に回転する回転軸４とを有する駆動モータを備えて
いる。この駆動モータの回転軸４はシリンダブロック５
の一側に備えられたベアリング６により回転可能に支持
される。シリンダブロック５内にはピストン９が往復動
可能に収容されている。ピストン９はコネクティングロ
ッドを介して回転軸４の下端に形成されたクランクシャ
フトと連結されて、回転軸４の回転に伴ってシリンダブ
ロック５内で往復動し、シリンダブロック５内に吸入さ
れた冷媒などの媒体を圧縮する。シリンダブロック５の
開放端部にはシリンダヘッド８が設置され、このシリン
ダヘッド８には吸入マフラーが連結されている。
【０００３】吸入マフラーは、図５において分解斜視図
で示すように、媒体の収容空間を形成するマフラー本体
７と、マフラー本体７と一体に結合されるベース部材１
０とから構成されている。マフラー本体７にはケーシン
グ１を通じて導入された吸入管１３が連結スプリング１
２を介して結合される。マフラー本体７の下端部は開口
されており、ベース部材１０の案内部１１内にその下端
部が収容されるようになっている。マフラー本体７の挿
入方向の先端部の側壁の外側表面には外向きに突出した
フック突起７ａ，７ｂが形成されている。一方、ベース
部材１０の案内部１１にはフック突起７ａ，７ｂに対応
して係止溝１１ａ，１１ｂが形成されている。これによ
り、マフラー本体７の先端部がベース部材１０の案内部
１１に挿入されると、フック突起７ａ，７ｂと係止溝１
１ａ，１１ｂとが互いにかみ合って相互に結合されて離
脱が防止される。
で示すように、媒体の収容空間を形成するマフラー本体
７と、マフラー本体７と一体に結合されるベース部材１
０とから構成されている。マフラー本体７にはケーシン
グ１を通じて導入された吸入管１３が連結スプリング１
２を介して結合される。マフラー本体７の下端部は開口
されており、ベース部材１０の案内部１１内にその下端
部が収容されるようになっている。マフラー本体７の挿
入方向の先端部の側壁の外側表面には外向きに突出した
フック突起７ａ，７ｂが形成されている。一方、ベース
部材１０の案内部１１にはフック突起７ａ，７ｂに対応
して係止溝１１ａ，１１ｂが形成されている。これによ
り、マフラー本体７の先端部がベース部材１０の案内部
１１に挿入されると、フック突起７ａ，７ｂと係止溝１
１ａ，１１ｂとが互いにかみ合って相互に結合されて離
脱が防止される。
【０００４】ベース部材１０の案内部１１から下向きに
延びた管状部１１ｃはシリンダヘッド８に設けられた収
容溝８ｇ内に挿入されて結合される。そして、シリンダ
ヘッド８はシリンダブロック５の開放端部にバルブシー
ト８ａを介在して固定される。バルブシート８ａには吸
入孔と吐出孔が形成されており、吸入孔を開閉するため
の吸入バルブプレート８ｂがバルブシート８ａとシリン
ダブロック５との間に設けられ、バルブシート８ａのシ
リンダヘッド８側には吐出バルブリード８ｃ、ストッパ
８ｄ、キーパー８ｅ及びカスケード８ｆが順次に設置さ
れている。
延びた管状部１１ｃはシリンダヘッド８に設けられた収
容溝８ｇ内に挿入されて結合される。そして、シリンダ
ヘッド８はシリンダブロック５の開放端部にバルブシー
ト８ａを介在して固定される。バルブシート８ａには吸
入孔と吐出孔が形成されており、吸入孔を開閉するため
の吸入バルブプレート８ｂがバルブシート８ａとシリン
ダブロック５との間に設けられ、バルブシート８ａのシ
リンダヘッド８側には吐出バルブリード８ｃ、ストッパ
８ｄ、キーパー８ｅ及びカスケード８ｆが順次に設置さ
れている。
【０００５】このような従来の密閉型往復動圧縮機の吸
入マフラーにおいては、マフラー本体７とベース部材１
０が、図６及び図７において部分断面図として示すよう
に、相互にフック結合されるようになっている。
入マフラーにおいては、マフラー本体７とベース部材１
０が、図６及び図７において部分断面図として示すよう
に、相互にフック結合されるようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベース
部材１０の案内部１１はその底面が閉じられているの
で、マフラー本体７の外側表面に形成されたフック突起
７ａ，７ｂがベース部材１０の係止溝１１ａ，１１ｂと
係合するためには、マフラー本体７の下部側の先端部か
らフック突起７ａ，７ｂまでの高さがベース部材１０の
案内部１１の底面から係止溝１１ａ，１１ｂの上側縁部
までの高さより小さくなければならない。そして、マフ
ラー本体７とベース部材１０とが相互に結合された状態
では、図７に示すように、マフラー７の先端部と案内部
１１の底面との間に遊びとしての隙間が生じることが避
けられず、これにより圧縮機の作動中、マフラー本体７
はベース部材１０に対して上下方向に振動し、この振動
によって騒音が増大するという問題があった。
部材１０の案内部１１はその底面が閉じられているの
で、マフラー本体７の外側表面に形成されたフック突起
７ａ，７ｂがベース部材１０の係止溝１１ａ，１１ｂと
係合するためには、マフラー本体７の下部側の先端部か
らフック突起７ａ，７ｂまでの高さがベース部材１０の
案内部１１の底面から係止溝１１ａ，１１ｂの上側縁部
までの高さより小さくなければならない。そして、マフ
ラー本体７とベース部材１０とが相互に結合された状態
では、図７に示すように、マフラー７の先端部と案内部
１１の底面との間に遊びとしての隙間が生じることが避
けられず、これにより圧縮機の作動中、マフラー本体７
はベース部材１０に対して上下方向に振動し、この振動
によって騒音が増大するという問題があった。
【０００７】また、マフラー本体７の先端部と案内部１
１の底面との間の隙間を減らそうとすると、マフラー本
体７とベース部材１０との結合が難しくなって組立作業
性が低下するという問題があった。
１の底面との間の隙間を減らそうとすると、マフラー本
体７とベース部材１０との結合が難しくなって組立作業
性が低下するという問題があった。
【０００８】さらに、案内部１１は四角管状に形成され
てマフラー本体７を密接に収容するようになっているの
で、両者間の寸法余裕はあまり存在せず、これによっ
て、組立作業性が低下すると共に、高度の寸法上の精密
度が要求されていた。
てマフラー本体７を密接に収容するようになっているの
で、両者間の寸法余裕はあまり存在せず、これによっ
て、組立作業性が低下すると共に、高度の寸法上の精密
度が要求されていた。
【０００９】従って、本発明の目的は、ベース部材とマ
フラー本体の組立を容易にすると共に、相互に間隙をあ
けることなく組立可能とすることによって、振動や騒音
の発生を防ぐことが可能な密閉型往復動圧縮機の吸入マ
フラーを提供することにある。
フラー本体の組立を容易にすると共に、相互に間隙をあ
けることなく組立可能とすることによって、振動や騒音
の発生を防ぐことが可能な密閉型往復動圧縮機の吸入マ
フラーを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に基づく密閉型往復動圧縮機の吸入マフラー
は、ピストンと、前記ピストンを往復動可能に収容する
シリンダと、前記シリンダに固定されるシリンダヘッド
とを備える密閉型往復動圧縮機のための吸入マフラーで
あって、圧縮される媒体の吸入管に接続され、吸入され
る前記媒体による騒音を減少させるためのマフラー本体
と、一端が前記マフラー本体に結合され、他端が前記シ
リンダヘッドに結合されて前記媒体の通路を形成すると
共に前記マフラー本体の先端部を支持する案内部を備え
るベース部材と、前記ベース部材に設けられて前記マフ
ラー本体の先端面と弾性的に接触することにより、前記
マフラー本体を前記ベース部材に結合する際に前記マフ
ラー本体を結合方向と反対方向に弾圧的に加圧する弾性
加圧手段とを含むことを特徴とする。
に、本発明に基づく密閉型往復動圧縮機の吸入マフラー
は、ピストンと、前記ピストンを往復動可能に収容する
シリンダと、前記シリンダに固定されるシリンダヘッド
とを備える密閉型往復動圧縮機のための吸入マフラーで
あって、圧縮される媒体の吸入管に接続され、吸入され
る前記媒体による騒音を減少させるためのマフラー本体
と、一端が前記マフラー本体に結合され、他端が前記シ
リンダヘッドに結合されて前記媒体の通路を形成すると
共に前記マフラー本体の先端部を支持する案内部を備え
るベース部材と、前記ベース部材に設けられて前記マフ
ラー本体の先端面と弾性的に接触することにより、前記
マフラー本体を前記ベース部材に結合する際に前記マフ
ラー本体を結合方向と反対方向に弾圧的に加圧する弾性
加圧手段とを含むことを特徴とする。
【００１１】前記弾性加圧手段は片持ち形支持部であ
り、前記片持ち形支持部には、前記マフラー本体の先端
面と接触する接触突起が設けられていることが好まし
い。
り、前記片持ち形支持部には、前記マフラー本体の先端
面と接触する接触突起が設けられていることが好まし
い。
【００１２】また、前記マフラー本体はその側面にフッ
ク突起を有し、前記ベース部材の案内部に前記フック突
起と係合する係止部を形成して、相互に結合するように
することが好ましい。そして、前記案内部は前記マフラ
ー本体の相互に対向した側壁の外側表面と弾性的に接触
するようにして、マフラー本体とベース部材の組立の際
の寸法の柔軟性を与えるようにするとよい。
ク突起を有し、前記ベース部材の案内部に前記フック突
起と係合する係止部を形成して、相互に結合するように
することが好ましい。そして、前記案内部は前記マフラ
ー本体の相互に対向した側壁の外側表面と弾性的に接触
するようにして、マフラー本体とベース部材の組立の際
の寸法の柔軟性を与えるようにするとよい。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら本発
明の実施の形態について詳しく説明する。なお、図３乃
至図７と関連して説明した従来の密閉型往復動圧縮機と
同一の構成要素については同一の参照符号を付してい
る。
明の実施の形態について詳しく説明する。なお、図３乃
至図７と関連して説明した従来の密閉型往復動圧縮機と
同一の構成要素については同一の参照符号を付してい
る。
【００１４】図１は本発明による密閉型往復動圧縮機の
吸入マフラーの分解斜視図である。吸入マフラーは、マ
フラー本体７と、マフラー本体７と結合されるベース部
材２０とを備える。マフラー本体７にはケーシング１を
通じて導入された吸入管１３が連結スプリング１２を介
して結合されている。マフラー本体７の下部側には管状
に下向きに延びてベース部材２０に結合される二つの結
合部が形成されている。これらの結合部の先端部領域の
外側表面にはフック突起７ａ，７ｂが形成されている。
吸入マフラーの分解斜視図である。吸入マフラーは、マ
フラー本体７と、マフラー本体７と結合されるベース部
材２０とを備える。マフラー本体７にはケーシング１を
通じて導入された吸入管１３が連結スプリング１２を介
して結合されている。マフラー本体７の下部側には管状
に下向きに延びてベース部材２０に結合される二つの結
合部が形成されている。これらの結合部の先端部領域の
外側表面にはフック突起７ａ，７ｂが形成されている。
【００１５】ベース部材２０は、シリンダヘッド８に固
定される管状部２１と、マフラー本体７内に収容される
バッフル２２とを有している。バッフル２２にはマフラ
ー本体７の下部の先端部を案内する２つの案内部２４が
ほぼＵ字形状に互いに背を向けて形成されており、マフ
ラー本体７の先端部はこの案内部２４内に収容される。
案内部２４の両側弾性片２４ａ，２４ｂがマフラー本体
７の外壁に弾性的に加圧状態で接続される。また、両側
弾性片２４ａ，２４ｂはマフラー本体７のフック突起７
ａ，７ｂと係合する係止部を形成する。
定される管状部２１と、マフラー本体７内に収容される
バッフル２２とを有している。バッフル２２にはマフラ
ー本体７の下部の先端部を案内する２つの案内部２４が
ほぼＵ字形状に互いに背を向けて形成されており、マフ
ラー本体７の先端部はこの案内部２４内に収容される。
案内部２４の両側弾性片２４ａ，２４ｂがマフラー本体
７の外壁に弾性的に加圧状態で接続される。また、両側
弾性片２４ａ，２４ｂはマフラー本体７のフック突起７
ａ，７ｂと係合する係止部を形成する。
【００１６】案内部２４の底面板２６にはマフラー本体
７の先端面を弾性的に支持する片持ち形支持部２８が形
成されている。この片持ち形支持部２８はバッフル２２
から外向きに延びており、その自由端部領域の上面には
上向きに突出した接触突起２８ａが形成されている。接
触突起２８ａはマフラー本体７がベース部材２０と結合
する時、マフラー本体７の先端面と当接する。
７の先端面を弾性的に支持する片持ち形支持部２８が形
成されている。この片持ち形支持部２８はバッフル２２
から外向きに延びており、その自由端部領域の上面には
上向きに突出した接触突起２８ａが形成されている。接
触突起２８ａはマフラー本体７がベース部材２０と結合
する時、マフラー本体７の先端面と当接する。
【００１７】このように構成された本発明によれば、マ
フラー本体７をベース部材２０に結合する時、マフラー
本体７をベース部材２０の軸線方向に沿って押し込む
と、マフラー本体７の先端部は案内部２４内に収容さ
れ、マフラー本体７の先端面が片持ち形支持部２８を加
圧するので、片持ち形支持部２８は弾性的に変形する。
このように片持ち形支持部２８が変形することによっ
て、フック突起７ａ，７ｂは係止部の役割をなす弾性片
２４ａ，２４ｂと容易に係合して、マフラー本体７が挿
入方向と反対方向に離脱することが防止される。
フラー本体７をベース部材２０に結合する時、マフラー
本体７をベース部材２０の軸線方向に沿って押し込む
と、マフラー本体７の先端部は案内部２４内に収容さ
れ、マフラー本体７の先端面が片持ち形支持部２８を加
圧するので、片持ち形支持部２８は弾性的に変形する。
このように片持ち形支持部２８が変形することによっ
て、フック突起７ａ，７ｂは係止部の役割をなす弾性片
２４ａ，２４ｂと容易に係合して、マフラー本体７が挿
入方向と反対方向に離脱することが防止される。
【００１８】図２はマフラー本体７とベース部材２０と
の結合状態を示した部分断面図である。図２に示すよう
に、マフラー本体７のフック突起７ａ，７ｂは弾性片２
４ａ，２４ｂに係止されており、案内部２４の両側弾性
片２４ａ，２４ｂはマフラー本体７の側壁を弾性的に加
圧して側方に遊動しないように支持している。そして、
片持ち形支持部２８の接触突起２８ａはマフラー本体７
の先端面と接触している。片持ち形支持部２８は、その
固有の弾性力に基づいて接触突起２８ａを通じてマフラ
ー本体７の先端面を弾性的に加圧しているので、マフラ
ー本体７のベース部材２０に対する上下方向の遊動が防
止される。
の結合状態を示した部分断面図である。図２に示すよう
に、マフラー本体７のフック突起７ａ，７ｂは弾性片２
４ａ，２４ｂに係止されており、案内部２４の両側弾性
片２４ａ，２４ｂはマフラー本体７の側壁を弾性的に加
圧して側方に遊動しないように支持している。そして、
片持ち形支持部２８の接触突起２８ａはマフラー本体７
の先端面と接触している。片持ち形支持部２８は、その
固有の弾性力に基づいて接触突起２８ａを通じてマフラ
ー本体７の先端面を弾性的に加圧しているので、マフラ
ー本体７のベース部材２０に対する上下方向の遊動が防
止される。
【００１９】このように、マフラー本体７がベース部材
２０に形成された片持ち形支持部２８によって挿入方向
と反対方向に弾性的に加圧されているので、マフラー本
体７が遊動できる隙間はなくなる。従って、圧縮機の運
転の際、マフラー本体７はベース部材２０に対する上下
方向への運動が制限される。また、マフラー本体７とベ
ース部材２０を互いに結合する際に、片持ち形支持部２
８が弾性的に変形するので、組立が容易となる。
２０に形成された片持ち形支持部２８によって挿入方向
と反対方向に弾性的に加圧されているので、マフラー本
体７が遊動できる隙間はなくなる。従って、圧縮機の運
転の際、マフラー本体７はベース部材２０に対する上下
方向への運動が制限される。また、マフラー本体７とベ
ース部材２０を互いに結合する際に、片持ち形支持部２
８が弾性的に変形するので、組立が容易となる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による密閉
型往復動圧縮機の吸入マフラーによれば、マフラー本体
とベース部材が緊密に密着した状態に組立維持されるの
で、振動やそれに伴う騒音の発生を防止することができ
ると共に、マフラー本体とベース部材と組立が容易とな
って、作業性が向上する。
型往復動圧縮機の吸入マフラーによれば、マフラー本体
とベース部材が緊密に密着した状態に組立維持されるの
で、振動やそれに伴う騒音の発生を防止することができ
ると共に、マフラー本体とベース部材と組立が容易とな
って、作業性が向上する。
【図１】本発明による密閉型往復動圧縮機の吸入マフラ
ーの分解斜視図である。
ーの分解斜視図である。
【図２】図１に示す吸入マフラーのマフラー本体とベー
ス部材との結合状態を示す部分断面図である。
ス部材との結合状態を示す部分断面図である。
【図３】一般的な従来の密閉型往復動圧縮機の正面断面
図である。
図である。
【図４】図３に示す密閉型往復動圧縮機の側面断面図で
ある。
ある。
【図５】従来の密閉型往復動圧縮機における吸入マフラ
ーとシリンダヘッドとの組立を示す分解斜視図である。
ーとシリンダヘッドとの組立を示す分解斜視図である。
【図６】図５の吸入マフラーにおいてマフラー本体とベ
ース部材が結合される前の状態を示す部分断面図であ
る。
ース部材が結合される前の状態を示す部分断面図であ
る。
【図７】図５の吸入マフラーにおいてマフラー本体とベ
ース部材とが結合された状態を示す部分断面図である。
ース部材とが結合された状態を示す部分断面図である。
７ マフラー本体 ７ａ，７ｂ フック突起 １３ 吸入管 ２０ ベース部材 ２４ 案内部 ２４ａ，２４ｂ 弾性片 ２６ 底部板 ２８ 片持ち形支持部 ２８ａ 接触突起
Claims (5)
- 【請求項１】 ピストンと、前記ピストンを往復動可能
に収容するシリンダと、前記シリンダに固定されるシリ
ンダヘッドとを備える密閉型往復動圧縮機のための吸入
マフラーであって、 圧縮される媒体の吸入管に接続され、吸入される前記媒
体による騒音を減少させるためのマフラー本体と、 一端が前記マフラー本体に結合され、他端が前記シリン
ダヘッドに結合されて前記媒体の通路を形成すると共に
前記マフラー本体の先端部を支持する案内部を備えるベ
ース部材と、 前記ベース部材に設けられて前記マフラー本体の先端面
と弾性的に接触することにより、前記マフラー本体を前
記ベース部材に結合する際に前記マフラー本体を結合方
向と反対方向に弾圧的に加圧する弾性加圧手段と、 を含むことを特徴とする密閉型往復動圧縮機の吸入マフ
ラー。 - 【請求項２】 前記弾性加圧手段は片持ち形支持部であ
ることを特徴とする請求項１に記載の吸入マフラー。 - 【請求項３】 前記片持ち形支持部には、前記マフラー
本体の先端面と接触する接触突起が設けられていること
を特徴とする請求項２に記載の吸入マフラー。 - 【請求項４】 前記マフラー本体はその側面にフック突
起を有し、前記ベース部材の案内部に前記フック突起と
係合する係止部が形成されていることを特徴とする請求
項１に記載の吸入マフラー。 - 【請求項５】 前記案内部は前記マフラー本体の相互に
対向した側壁の外側表面と弾性的に接触することを特徴
とする請求項１に記載の吸入マフラー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1995-46748 | 1995-12-05 | ||
| KR19950046748 | 1995-12-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09177673A JPH09177673A (ja) | 1997-07-11 |
| JP2828964B2 true JP2828964B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=19437782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8324176A Expired - Fee Related JP2828964B2 (ja) | 1995-12-05 | 1996-12-04 | 密閉型往復動圧縮機の吸入マフラー |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5749714A (ja) |
| JP (1) | JP2828964B2 (ja) |
| KR (1) | KR100194150B1 (ja) |
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