JP2828880B2 - アスファルトコンクリート舗装面のカット方法 - Google Patents

アスファルトコンクリート舗装面のカット方法

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JP2828880B2
JP2828880B2 JP21991193A JP21991193A JP2828880B2 JP 2828880 B2 JP2828880 B2 JP 2828880B2 JP 21991193 A JP21991193 A JP 21991193A JP 21991193 A JP21991193 A JP 21991193A JP 2828880 B2 JP2828880 B2 JP 2828880B2
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frame
cutting
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陸紀 川口
志伸 佐竹
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルトコンクリ
ート舗装された路面等を任意の形状にカットする方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ガス工事、水道工事等において、アスフ
ァルトコンクリート舗装面に穴を掘削する場合には、先
ず舗装面をカットすることが必要になる。公知のカット
方法としては、円盤状のコンクリートカッターを利用し
て舗装面を直線的にカットする方法及び円形のコンクリ
ートカッター(ホルソー)を利用して円形にカットする
方法が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知例に
おいては、次のような欠点がある。
【0004】a.コンクリートカッターの場合、その動
力源に油圧或いはエンジンを使用するため、装備が大が
かりになる。
【0005】b.カッターの過熱防止を目的に冷却水を
注水しながら作業を行う必要がある。
【0006】c.円盤状のコンクリートカッターを用い
て直線的にカットする場合は、必要とする掘削外までカ
ットされる。この結果、復旧は実掘削以外にこの余分に
カットされた部分まで行う必要があり、復旧費が高くつ
く。
【0007】本発明の目的は、アスファルトコンクリー
ト舗装面をカットする方法において、上記したa〜cの
欠点を改善することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアスファル
トコンクリート舗装面のカット方法は次のとおりであ
る。
【0009】a.任意形状から成る刃先付鋼製カット枠
を舗装面に据え付ける、 b.ガスバーナを利用して、カット枠内の舗装面であっ
て枠に近い部分を集中的に加熱して舗装面を軟化させ
る、 c.ハンマー等でカット枠を叩き、舗装面内にカット枠
を喰い込ませる、 d.ブレーカーを利用してカット枠内に沿って舗装面を
切断し、かつカット枠内の舗装面を破壊してこの砕片を
カット枠内から排除する、 e.ことを特徴とするアスファルトコンクリート舗装面
のカット方法。
【0010】
【作用】カット枠の形状は円形、四角形、6角形或いは
変形物等任意である。カット枠の大きさ(直径)は、カ
ットする穴(掘削穴)の大きさに合うものを選択する。
カット作業に入る前に舗装面の表面を良く掃除して砂等
を排除し、ここにカット枠を据え付ける。次に、プロパ
ンガスバーナを利用してカット枠に沿った内側部分を集
中的に加熱して舗装面を軟化させる。カット枠の刃先が
喰い込む程度に軟化したところで加熱を止め、ハンマー
等で軽く叩いてカット枠の刃先を舗装面内に喰い込ませ
る。カット枠が喰い込んだところで、カット枠をそのま
まにして、例えばコンクリートブレーカーの刃先をカッ
ト枠の内周面に沿って垂直に突き刺しながら舗装面をカ
ット枠の形状にカットする。次に、カット枠内におい
て、カット枠の中央方向に向かって舗装を破壊し、砕片
を排除して舗装面にカット枠の形状の穴をあけ、ここか
ら地盤を掘削して例えば作業溝を設ける。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述
する。
【0012】図1は円形のカットを行う際に使用される
カット枠にして、このカット枠1は下縁に刃先2を形成
した鋼製である。このカット枠1を図2に示すように、
良く掃除した舗装面3の表面に位置を決めて据え付け
る。次に、図3及び図4に示すようにプロパンガスボン
ベ5からプロパンガスの供給を受けるガスバーナ4を利
用して、カット枠1の内側であって、カット枠1に近い
部分の舗装面3を集中的に加熱する。舗装面3の表面が
十分軟化したところで加熱を止め、次に図5に示すよう
にハンマー6でカット枠1の周囲を平均して軽く叩き、
カット枠1の刃先2を舗装面3内に喰い込ませる。この
喰い込み量は、基本的には舗装面1の厚さであるが、舗
装1が厚い場合には、3分の2位の深さを目途にする。
【0013】次に、図6及び図7に示すようにコンクリ
ートブレーカー7を用いてこのブレーカー7の刃先8を
カット枠1の内周面に沿って垂直に突き刺しながら舗装
面3を先ず円形にカットし、次に中心に向かって破壊す
る。そして、図8に示すようになった砕片9は、カット
枠1内から排除する。
【0014】図9は舗装面3に円形の穴Aを形成した状
況を示すもので、作業溝等の掘削はこの穴Aから行う。
【0015】
【発明の効果】本発明による効果は次のとおりである。
【0016】a.カット枠とガスバーナ及びコンクリー
トブレーカーだけで舗装面に穴をあけることができる。
したがって、従来のように大型の機材を現場まで持ち込
んで作業を行う必要がない。
【0017】b.従来のように、冷却水を注水しながら
作業を行う必要がない。
【0018】c.舗装面のカットは、カット枠で決まる
ので、実掘削以外をカットすることがないので、復旧に
余分な経費がかからない。
【0019】d.カット枠の形状を選択することによ
り、任意の形状に舗装面をカットできる。
【0020】e.ガスバーナで舗装面を加熱して軟化さ
せると共にカット枠もこの加熱時に加熱されるため、穴
の輪郭が崩れたりしない。この結果、復旧後の路面は奇
麗に仕上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用されるカット枠の斜視図。
【図2】カット枠を舗装面に据え付けた状況の説明図。
【図3】カット枠の内側をガスバーナで加熱している状
況の説明図。
【図4】カット枠の内側をガスバーナで加熱している状
況の説明図。
【図5】カット枠をハンマーで舗装面に打ち込んでいる
状況の説明図。
【図6】カット枠内をコンクリートブレーカーで破壊し
ている状況の説明図。
【図7】カット枠内をコンクリートブレーカーで破壊し
ている状況の説明図。
【図8】カット枠内の舗装を壊した状況の説明図。
【図9】舗装面に形成された穴の説明図。
【符号の説明】
1 カット枠 2 刃先 3 舗装面 4 ガスバーナ 5 プロパンガスボンベ 6 ハンマー 7 コンクリートブレーカー 8 刃先 9 砕片 A 穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.任意形状から成る刃先付鋼製カット
    枠を舗装面に据え付ける、 b.ガスバーナを利用して、カット枠内の舗装面であっ
    て枠に近い部分を集中的に加熱して舗装面を軟化させ
    る、 c.ハンマー等でカット枠を叩き、舗装面内にカット枠
    を喰い込ませる、 d.ブレーカーを利用してカット枠内に沿って舗装面を
    切断し、かつカット枠内の舗装面を破壊してこの砕片を
    カット枠内から排除する、 e.ことを特徴とするアスファルトコンクリート舗装面
    のカット方法。
JP21991193A 1993-09-03 1993-09-03 アスファルトコンクリート舗装面のカット方法 Expired - Lifetime JP2828880B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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