JP2828871B2 - トレパニングヘッド - Google Patents

トレパニングヘッド

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JP2828871B2
JP2828871B2 JP5159566A JP15956693A JP2828871B2 JP 2828871 B2 JP2828871 B2 JP 2828871B2 JP 5159566 A JP5159566 A JP 5159566A JP 15956693 A JP15956693 A JP 15956693A JP 2828871 B2 JP2828871 B2 JP 2828871B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工に関し、特
に集光レンズを平面内で移動することにより、集光点を
移動させて、切断あるいは穴あけを行なうトレパニング
ヘッドに関する。
【0002】レーザ光により切断あるいは穴あけの微細
加工を行なうには、加工対象物表面に集光されたレーザ
ビーム集光点を高精度に走査することが必要である。走
査速度は、加工対象物の材質、厚さや光源のパワー等の
加工条件によって決定される。
【0003】近年、レーザ光源の大パワー化、生産速度
向上の要求等から、走査速度は高速化する傾向にあり、
トレパニングヘッドに高速かつ高精度の軌跡生成能力が
要求される。
【0004】
【従来の技術】レンズの光軸から離れた位置に点光源を
配置すると、点光源の倒立実像である集光点は、光軸に
対して逆側に偏心して生じる。トレパニングヘッドは、
レーザ光を集光レンズの偏心位置で受け、集光レンズを
円運動等させることによって集光点を移動させて穴あけ
等を行なう。
【0005】集光レンズを円運動させる機構としては、
xyテーブルや円筒座標型駆動装置が知られている。x
yテーブルを用いる代表的構成は、xyテーブルの各軸
を揺動モータとリンク機構を用いて駆動するものであ
る。たとえば、リンク機構を用いた1軸駆動機構を2組
組み合わせた構成を有し、各方向毎にポテンシオメータ
により変位量を検出する。
【0006】円筒座標型駆動装置は、回転軸から集光レ
ンズまでの半径方向距離を制御する機構と、この偏心状
態を保ったまま集光レンズを軸の回りに回転させる機構
とを含む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】揺動モータとリンク機
構を用いてxyテーブルの各軸を駆動する方式は、揺動
モータの発生する力をステージに伝達するリンク機構
に、必然的に生じる機構的ガタや摩擦等により、一般に
伝達遅れが発生し、制御精度、応答速度が制限される。
【0008】また、各軸毎にステージ変位を計測する
と、最終ステージの運動軌跡と計測変位量との間に誤差
が生じる。この誤差は、ステージの直交度誤差等に起因
しており、経時的な変化も発生し得る。
【0009】円筒座標型駆動方式は、集光レンズを半径
方向に偏心させた状態で、ラジアルベアリングで支持さ
れた軸を駆動する方式等を用い、最終ヘッドの軌跡には
機械的案内制御が大きく影響する。
【0010】また、円筒座標の2軸を駆動しようとする
と、全体が大型化、大重量化しやすい。機構が大型化す
ると、高速度かつ高精度の軌跡制御が困難になる。本発
明の目的は、高精度かつ高速に集光レンズを駆動するこ
とのできるトレパニングヘッドを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のトレパニングヘ
ッドは、固定されたベースと、前記ベースに対して相対
的に、第1の方向とそれに直交する第2の方向により画
定される2次元平面内で案内されるステージ部材と、前
記ステージ部材に保持されたレンズと、前記ステージ部
材を前記ベースに対して前記第1の方向に駆動すること
のできる第1の電磁駆動手段であって、ステージ部材と
ベースとに各々固定された第1の永久磁石と第1のコイ
ルとを含み、第1の永久磁石から発生する磁力線が第1
のコイルの第1の永久磁石側の側面と交差し、前記第1
の方向に関して第1のコイルの幅が第1の永久磁石の幅
よりも狭い前記第1の電磁駆動手段と、前記ステージ部
材を前記ベースに対して前記第2の方向に駆動すること
のできる第2の電磁駆動手段であって、ステージ部材と
ベースとに各々固定された第2の永久磁石と第2のコイ
ルとを含み、第2の永久磁石から発生する磁力線が第2
のコイルの第2の永久磁石側の側面と交差し、前記第2
の方向に関して第2のコイルの幅が第2の永久磁石の幅
よりも狭い前記第2の電磁駆動手段と、前記ステージ部
材の変位を非接触で検出する非接触変位センサとを含
む。
【0012】
【作用】レンズを保持するステージ部材は、2次元平面
内で案内され、永久磁石とコイルとを含む電磁駆動手段
によって駆動される。ステージ部材に直接2軸方向の駆
動手段を設けることができるため、駆動力発生源とステ
ージ部材との間に介在する機構によって駆動精度を低下
させることを防止できる。
【0013】ステージ部材の変位は、直接非接触で検出
することができ、電磁駆動手段にフィードバックするこ
とができる。
【0014】
【実施例】図1(A)は、本発明の実施例によるトレパ
ニングヘッドの要部を概略的に示す。
【0015】集光レンズ17は、構造体4に保持されて
いる。構造体4は、構造体3およびカップリング5、6
を介してベース2に2次元方向内運動自在に保持され
る。構造体4には、コア20に巻かれたコイル9が固定
されており、コイル9と対向して永久磁石10が配置さ
れている。永久磁石10は、ベース2に固定されたヨー
ク8に接続されている。構造体4の位置は、変位センサ
11a、11bによって2軸方向でモニタされる。
【0016】コイル9に制御された電流を流すことによ
り、コイル9には2次元方向の駆動力が働き、構造体4
を2次元平面内で駆動する。なお、集光レンズ17を保
持する構造体4にコイル9を設ける構成を示したが、構
造体4に永久磁石を固定し、対向してベースに固定され
たコイルを配置してもよい。構造体4に基準位置に復帰
する復帰力を作用させることもできる。
【0017】図1(B)は、集光レンズ17の駆動によ
り、レーザ光18の集光点19を駆動する原理を概略的
に示す。集光レンズ17の光軸Oxに関し、レーザビー
ム18は偏心した位置から入射する。したがって、レー
ザビーム18の集光点19は、光軸Oxに関し、逆側に
発生する。集光レンズ17をレーザビーム18の軸の周
囲に回転運動させると、集光点19は円運動を行なう。
このような操作により、加工対象物に微細な円形開孔や
ビアホールを形成することができる。
【0018】このように、集光レンズ17を円軌道上に
駆動するため、構造体4には、コイル9と永久磁石10
の組合せを含み、2方向に力を発生させる電磁駆動手段
が設けられている。
【0019】図2は、電磁駆動手段の機能を説明するた
めの概略図である。図2(A)において、ヨーク8面上
には複数個の永久磁石10が配置されている。永久磁石
の磁極は、図中上下方向に配置され、上面の極が、N
極、S極、N極、S極、と交互になるように配置されて
いる。
【0020】永久磁石10の上方には、コア20に巻か
れたコイル9が配置されている。各コイル9は、各永久
磁石10に対応して分割して配置されている。ここで、
コイル9の1単位の幅は永久磁石10の1単位の幅より
も狭くされ、コイル9が駆動される動作域内で均等な力
を発揮できるようにされている。
【0021】図2(B)に示すように、永久磁石10か
ら発する磁力線Bがコイル9の下側の巻線と交差する。
このコイル9に矢印で示すような電流iを流すと、ロー
レンツ力によりコイル9には紙面垂直方向の力が発生す
る。
【0022】図2(A)に示すように、磁力線は永久磁
石のN極から隣接する永久磁石のS極に向かう。隣接す
るコイル9には逆方向の電流を供給すると、隣接するコ
イルに入射する磁力線の向きの反転を相殺して、同一方
向に推力が発生する。
【0023】コア20に磁性体を用いれば、永久磁石1
0から発する磁力線は、コイル9の下側巻線を通過した
後、コア20内に入り、隣接する永久磁石に向かって進
み、コイル上側の巻線にはほとんど到達しない。
【0024】したがって、永久磁石の磁極を交互に反転
させ、隣接するコイルに逆方向の電流を供給することに
より、紙面水平方向の力を発揮させることができる。た
だし、コア20に磁性体を用いることは必須条件ではな
く、非磁性体をコアとして用いてもよい。
【0025】コイルの上側と下側を磁力線が横切ると、
逆方向の力が発生するが、磁力線の分布はコイル下側で
密、上側で疎のため、全体としてはコイル下側巻線に発
生する力の方向に推力が発生する。なお、このような電
磁駆動手段については、同一出願人の特願平3−172
326号を参照することができる。
【0026】構造体4が運動自在なxy平面内におい
て、x方向駆動用の電磁駆動手段とy方向駆動用の電磁
駆動手段とを設けることにより、2次元方向に任意の駆
動を行なうことができる。
【0027】図3は、集光レンズを保持する構造体の位
置制御系を示す。集光レンズ17を保持する構造体4に
は、x方向に2つのコイル9−1、9−2、およびy方
向に2つのコイル9−3、9−4が固定されている。
【0028】x方向の2つのコイル9−1、9−2は直
結され、アンプ22aから駆動電流を供給される。同
様、y方向の2つのコイル9−3、9−4は直結され、
アンプ22bから駆動で電流を供給される。
【0029】アンプ22a、22bは、位置制御回路2
1a、21bから電流指令値24a、24bを受け、所
定の電流を発生させる。構造体4の位置は、変位センサ
11a、11bによって2軸方向の位置がモニタされ、
位置検出信号が位置制御回路21a、21bに供給され
ている。位置制御回路21a、21bは、目標値設定回
路25a、25bから目標値信号23a、23bを供給
され、変位センサ11a、11bから受ける現在の位置
と比較を行ない、目標値に向かって構造体4を駆動する
ように電流指令値を発生する。
【0030】構造体4が目標値に接近したときには、駆
動電流を減少させ、オーバシュートを防止することが好
ましい。構造体4に復帰力が作用していない時は、逆向
きの力を発生させてブレーキをかけることもできる。
【0031】集光レンズ17を円運動させる場合には、
目標値x、目標値yとして、 x=Asinωt y=Acosωt に設定する。ここで、Aは半径、ωは各速度を表す。
【0032】目標値x、yをこのように設定し、構造体
4の位置を変位センサ11によってモニタし、目標値に
追随するように制御することにより、集光レンズ17は
円の軌跡を描く。
【0033】図4は、本発明の他の実施例によるトレパ
ニングヘッドの構成を示す。ステージベース2は、アダ
プタ等を介してレーザ光源側に固定される。構造体3
は、クロスローラベアリングのカップリング機構5を介
して、ステージベース2に対して紙面垂直方向に摺動自
在に係合する。
【0034】構造体4は、クロスローラベアリングのカ
ップリング機構6を介して、構造体3に対して紙面水平
方向に摺動自在に結合される。したがって、構造体4
は、ベース2に対して面内運動自在に案内される。
【0035】構造体4にはヨーク8が固定されており、
ヨーク8の上には、複数個の永久磁石10が固定されて
いる。さらに、構造体4下面には、ガスノズル14が固
定されている。ガスノズル14内には、集光レンズ17
も配置されている。ガスノズル14には、上部より酸素
ガス等のガスを導入し、レーザ光と酸素ガスをノズル先
端から供給する。
【0036】永久磁石10の上には、ベース2に対して
固定された関係に配置されたコイル9が配置されてい
る。コイル9の数は、永久磁石10の数と対応するもの
である。
【0037】構造体4に固定されたヨーク8、永久磁石
10、ガスノズル14は、2次元方向に運動自在である
ため、コイル9に電流を流し、電磁駆動力を発生させる
と、面内運動を生じる。
【0038】図5は、コイル9と永久磁石10の配置を
より詳細に示す平面図である。図5(A)はコイルの配
置を示し、図5(B)は永久磁石の配置を示す。図5
(A)において、コイル9は大きく4つの組9−1、9
−2、9−3、94に分割されている。コイル9−1、
9−2はx方向に配置され、コイル9−3、9−4はy
方向に配置されている。各コイル9−1、9−2、9−
3、9−4は、さらに4つの部分に分割され、それぞれ
がlC2の幅を有する。各コイルには、コア20が貫通し
ている。
【0039】図5(B)は、図5(A)のコイルと対応
する永久磁石を示す。コイル9−1、9−2、9−3、
9−4に対向するように、永久磁石10−1、10−
2、10−3、10−4が配置されている。
【0040】各永久磁石は交互に磁極を反転させるよう
に配置された4つの永久磁石部材で構成されている。各
磁極の幅lm 2は、コイルの幅lC2よりも大きく設定さ
れている。このため、コイルと永久磁石が動作領域内で
移動しても、コイルを横切る磁力線密度は実質的に変化
しない。
【0041】このような構成により、コイル9−1、9
−2と永久磁石10−1、10−2の組により、x方向
の力を発生させ、コイル9−3、9−4および永久磁石
10−3、10−4の組によりy方向の力を発生させ
る。コイルに流す電流を制御することにより、発生する
力の大きさは任意に制御することができる。
【0042】なお、本実施例においては、駆動されるガ
スノズル側に永久磁石が配置され、固定側にコイルが配
置されている。コイルに電流を流すと、コイルに発熱が
生じるが、発熱は固定側で生じ、駆動されるノズル側は
発熱から保護されている。このため、より高精度の制御
が可能となる。
【0043】また、永久磁石として軽量の磁石を用いる
ことにより、可動部材の重量を軽減することが容易とな
る。また、可動部材にリード線を接続する必要がないた
め、可動部材の運動が妨げられることが少ない。
【0044】電磁駆動手段でガスノズル等を駆動する
際、被駆動体の重量は常に一定であり、コイル9に流す
電流を制御することにより、高精度の制御が可能であ
る。図6は、変位センサの構成を概略的に示す。図6
(A)は側面図、図6(B)は平面図を示す。
【0045】変位センサ11は、ベース側に固定されて
おり、被駆動体であるヨーク8にターゲット12が結合
されている。ヨーク8上には永久磁石10が配置され、
永久磁石10と対向してベース側に固定されたコイル9
が配置されている。
【0046】変位センサ11から発した光がターゲット
12で拡散反射され、変位センサの受光面に入射する。
入射光量を検出することにより、変位センサ11とター
ゲット12との間の距離を測定することができる。
【0047】コイル9に電流を流すと、コイル9と永久
磁石10の間に駆動力が働き、永久磁石10、したがっ
てヨーク8その他も駆動される。ヨーク8が駆動される
と、ターゲット12も同時に移動し、ターゲット12の
変位は変位センサ11によって検出される。
【0048】図6(B)に示すように、変位センサ11
およびターゲット12は2軸方向に配置されており、ガ
スノズル14に固定されたターゲット12の位置を2軸
方向でモニタする。このようにして、ガスノズル、した
がって集光レンズの面内位置を検出し、図3に示すよう
な位置制御系に供給することにより、高精度の位置制御
を行なうことができる。
【0049】なお、変位センサは非接触型のものであれ
ばよく、上述の構成のものには制限されない。非接触型
とすることにより、可動体の運動を妨げることなく、可
動体の位置を検出することができる。
【0050】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
集光用レンズを保持するステージ構造体を電磁駆動手段
により2次元方向に直接駆動することにより、高精度の
運動精度を得ることができる。
【0052】また、ステージ構造体の変位を直接非接触
に計測し、電磁駆動手段にフィードバックすることによ
り、高速、高精度の制御が可能である。ステージ構造体
は面内で運動が自由なため、目標値を設定することによ
り、種々の軌跡形状に駆動することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるトレパニングヘッドを示
す概略断面図である。
【図2】電磁駆動手段の機能を説明するための概念図で
ある。
【図3】位置制御系を示すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例によるトレパニングヘッド
の構成を概略的に示す断面図である。
【図5】図4のトレパニングヘッドにおけるコイルと永
久磁石の配置を示す平面である。
【図6】図4のトレパニングヘッドにおける変位センサ
の配置を示す側面図および平面図である。
【符号の説明】
2 ベース 3、4 構造体 5、6 カップリング 8 ヨーク 9 コイル 10 永久磁石 11 変位センサ 17 集光レンズ 18 レーザビーム 19 集光点 20 コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉峰 正信 東京都田無市谷戸町2−4−15 住友重 機械工業株式会社 システム技術研究所 内 (56)参考文献 特開 平2−217188(JP,A) 特開 平3−214114(JP,A) 特開 昭61−279391(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 26/00 - 26/08 G02B 26/10 105

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定されたベース(2)と、 前記ベースに対して相対的に、第1の方向とそれに直交
    する第2の方向により画定される2次元平面内で案内さ
    れるステージ部材(4)と、 前記ステージ部材に保持されたレンズ(17)と、 前記ステージ部材を前記ベースに対して前記第1の方向
    に駆動することのできる第1の電磁駆動手段であって、
    ステージ部材とベースとに各々固定された第1の永久磁
    石(10−1、10−2)と第1のコイル(9−1、9
    −2)とを含み、第1の永久磁石から発生する磁力線が
    第1のコイルの第1の永久磁石側の側面と交差し、前記
    第1の方向に関して第1のコイルの幅が第1の永久磁石
    の幅よりも狭い前記第1の電磁駆動手段と、 前記ステージ部材を前記ベースに対して前記第2の方向
    に駆動することのできる第2の電磁駆動手段であって、
    ステージ部材とベースとに各々固定された第2の永久磁
    石(10−3、10−4)と第2のコイル(9−3、9
    −4)とを含み、第2の永久磁石から発生する磁力線が
    第2のコイルの第2の永久磁石側の側面と交差し、前記
    第2の方向に関して第2のコイルの幅が第2の永久磁石
    の幅よりも狭い前記第2の電磁駆動手段と、 前記ステージ部材の変位を非接触で検出する非接触変位
    センサ(11、12)とを含むトレパニングヘッド。
  2. 【請求項2】 固定されたベースと、 前記ベースに対して相対的に、第1の方向に案内される
    ステージ部材と、 前記ステージ部材に保持されたレンズと、 前記ステージ部材を前記ベースに対して前記第1の方向
    に駆動することのできる第1の電磁駆動手段であって、
    ステージ部材とベースとに各々固定された第1の永久磁
    石と第1のコイルとを含み、第1の永久磁石から発生す
    る磁力線が第1のコイルの第1の永久磁石側の側面と交
    差し、前記第1の方向に関して第1のコイルの幅が第1
    の永久磁石の幅よりも狭い前記第1の電磁駆動手段とを
    含むトレパニングヘッド。
  3. 【請求項3】 前記ステージ部材が、前記ベースに対し
    て相対的に、前記第1の方向、及び第1の方向と直交す
    る第2の方向により画定される2次元平面内で案内さ
    れ、 さらに、前記ステージ部材を前記ベースに対して前記第
    2の方向に駆動することのできる第2の電磁駆動手段で
    あって、ステージ部材とベースとに各々固定された第2
    の永久磁石と第2のコイルとを含み、第2の永久磁石か
    ら発生する磁力線が第2のコイルの第2の永久磁石側の
    側面と交差し、前記第2の方向に関して第2のコイルの
    幅が第2の永久磁石の幅よりも狭い前記第2の電磁駆動
    手段を含む請求項2に記載のトレパニングヘッド。
  4. 【請求項4】 さらに、前記ステージ部材の変位を非接
    触で検出する非接触変位センサを含む請求項2または3
    に記載のトレパニングヘッド。
  5. 【請求項5】 さらに、前記非接触センサの出力と目標
    値信号とを入力し、前記第1及び第2のコイルに供給す
    る電流値を制御する制御回路を含む請求項1または3に
    記載のトレパニングヘッド。
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