JP2828371B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents
太陽電池モジュールInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/52—PV systems with concentrators
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
の太陽電池モジュールに関する。特に光の入射効率を高
める表面構造を有する太陽電池モジュールに関する。
ては、例えば、厚さ100μmのテドラーフィルム(”
テドラー”はDupont社の商品名)が使用され、モジュー
ルをラミネートしてモジュール表面を形成していた。こ
の表面材のラミネート処理において、ラミネータ内での
モジュールの押えに網目状に穴のあいたシートを使用し
ていた為に、仕上がり時のモジュール表面は細かい波状
の模様となっていた。また、波状模様は表面材の厚さが
薄くなっても同じであり、細かい網目を用いると平滑か
つ平坦なモジュール表面を形成する。
って光が吸収・反射され、太陽電池セルに到達する光量
が減少することは、太陽電池モジュールの効率上好まし
くない。つまり、表面材は光を取り込める材料が望まし
い。また表面材による光の反射を少なくするために、表
面材を凹凸にして反射量を減少させる方法は有効であ
る。従来の網目シートはオープニング1mm×1mm、
糸の太さ1mmが用いられていた。この網目シートを用
いた場合、表面材の凹凸、すなわち波状模様は高さが低
く、平坦に近いため、光の反射量は平坦な表面材とほぼ
同じレベルであった。さらに表面材として、厚さの薄い
ものを使用するとしわが発生し易くなるなどの問題があ
った。本発明の目的は、薄い表面材の使用を可能にし、
かつ表面材による光の反射量を少なくし、出力の改善を
図ることができる太陽電池モジュールを提供することに
ある。
め、請求項1の発明に係る太陽電池モジュールの製造法
は基板上に充填材、太陽電池セル、充填材及び表面材の
順に積層し、その表面に直径3.5ないし7mm、高さ
0.16ないし0.40mmの半球状突起を形成させる
網目を有する網目状シートを被せ、真空下で熱処理して
モジュール表面に半球状突起を形成させるようにした構
成にある。また請求項2の発明に係る太陽電池モジュー
ルは、請求項1の製法により、基板上に充填材を介在さ
せて太陽電池セルを設け、該太陽電池セル上の充填材を
表面材を用いてラミネートしたモジュールとし、該モジ
ュール表面全体に直径3.5ないし7mm、高さ0.1
6ないし0.40mmの半球状突起が設けられた構成に
ある。また請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、半球状突起が直径4.5mm,高さ0.35mmを
有し、表面材フィルムの厚さが50ミクロンないし10
0ミクロン、好ましくは50ミクロンとした構成にあ
る。また請求項4の発明は、請求項2又は3の発明にお
いて、フレームを備えた構成にある。
径3.5ないし7mm、高さ0.16ないし0.40m
mの半球状突起を設ける際に、表面に発生する皺が抑え
られる為、製品の不良率が減少する。また請求項2及び
3の構成によると、モジュール表面に形成された、直径
3.5ないし7mm、高さ0.16ないし0.40m
m、好ましくは直径4.5mm、高さ0.35mmの半
球状突起により、効率よく太陽光を太陽電池セルに集光
させることができる。
する。図1は本発明の太陽電池モジュールの断面構成を
示す。太陽電池モジュール1は、基板2として、例えば
Al基板上に充填材3を介在させて電気的に配線4され
た複数の太陽電池セル5を配備し、太陽電池セルへの光
の入射側を表面材6で覆ってモジュール表面を形成して
いる。このモジュール表面には、配列された多数の球形
突起7が設けられている。球形突起は、直径3.5〜7
mm、高さ0.16〜0.40mmで、好ましくは直径
4.5mm、高さ0.35mmである。
用いられる。また表面材6は、高い光透過性を有し、例
えばASTM D1003で85%以上の光透過性が必
要である。表面材の厚さは、例えば50μmである。
について説明する。まずセル同士をインターコネクタで
半田付けし、セルを所定数に直列および/または並列に
接続する。その後、表面材、充填材、インターコネクト
したセル、充填材および基板を順に積層する。この積層
された各部材をラミネータのヒータ板上に載せ、さらに
その上に網目状シートをかぶせる。そして、処理温度1
20〜160℃、真空下で充填材の溶解、脱泡および架
橋を行う。ラミネータでの処理中に網目の模様が充填
材、表面材の形状を球状突起に変える。なお、網目状シ
ートはオープニングが4mm×4mm、糸の太さ1mm
を使用した。このようにして作製された20W太陽電池
モジュールの実験データを示す。
mのしわ発生率(製品不良率)を次に示す。但し、従来
品の凹凸:0.01〜0.25mm(代表値0.04m
m),従来品の大きさ:約1mm角(網目状シートのオ
ープニング)
取り付けるため、図示を省略したフレームが設けられ
る。通常、長辺が10cm以下のモジュールではフレー
ムを付けないで用いることが多い。つまり、フレームは
そのサイズや使用目的などにより、取捨選択される。
池モジュールの表面に多数の球状突起を設けることによ
り、表面材にしわが発生しにくくなり、製品の収率が向
上されると共に、平坦な表面に比べて光の反射が低減
し、出力の向上が図られる。
る。
インターコネクタ、5太陽電池セル、6 表面材、7
球形突起
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上に充填材、太陽電池セル、充填材
及び表面材の順に積層し、その表面に直径3.5ないし
7mm、高さ0.16ないし0.40mmの半球状突起
を形成させる網目を有する網目状シートを被せ、真空下
で熱処理してモジュール表面に半球状突起を形成させる
ことを特徴とする太陽電池モジュールの製法。 - 【請求項2】 請求項1の製法によって、基板上に充填
材を介在させて太陽電池セルを設け、該太陽電池セル上
の充填材を表面材を用いてラミネートしたモジュールと
し、該モジュール表面全体に直径3.5ないし7mm、
高さ0.16ないし0.40mmの半球状突起が設けら
れていることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項3】 前記半球状突起が直径4.5mm,高さ
0.35mmを有し、表面材フィルムの厚さが50ミク
ロンないし100ミクロン、好ましくは50ミクロンで
あることを特徴とする請求項2記載の太陽電池モジュー
ル。 - 【請求項4】 フレームを備えた請求項2及び3記載の
太陽電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4210047A JP2828371B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 太陽電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4210047A JP2828371B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 太陽電池モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661517A JPH0661517A (ja) | 1994-03-04 |
JP2828371B2 true JP2828371B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=16582928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4210047A Expired - Fee Related JP2828371B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 太陽電池モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2828371B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2870007B1 (fr) * | 2004-05-10 | 2006-07-14 | Saint Gobain | Feuille transparente texturee a motifs pyramidaux inclines |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56169373A (en) * | 1980-05-29 | 1981-12-26 | Mitsubishi Electric Corp | Photoelectric converter |
JPS61109157U (ja) * | 1984-12-20 | 1986-07-10 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP4210047A patent/JP2828371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0661517A (ja) | 1994-03-04 |
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