JP2826378B2 - 無線チャネル切替による秘話通信方式 - Google Patents
無線チャネル切替による秘話通信方式Info
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- JP2826378B2 JP2826378B2 JP2324642A JP32464290A JP2826378B2 JP 2826378 B2 JP2826378 B2 JP 2826378B2 JP 2324642 A JP2324642 A JP 2324642A JP 32464290 A JP32464290 A JP 32464290A JP 2826378 B2 JP2826378 B2 JP 2826378B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアナログ信号を伝送するアルチチャネルアク
セス方式の無線通信システムにおける無線チャネル切替
による秘話通信方式に関する。
セス方式の無線通信システムにおける無線チャネル切替
による秘話通信方式に関する。
従来、この種の秘話通信方式には次のものが知られて
いる。すなわち、音声スペクトルを単に周波数軸上で反
転する周波数反転方式や、音声信号を時間軸上で区切っ
てブロック化し、ブロックの順序を入れ換える時間軸入
換方式、音声信号をA/D変換しディジタル信号をスクラ
ンブル化して伝送するA/Dスクランブル方式が知られて
いる。
いる。すなわち、音声スペクトルを単に周波数軸上で反
転する周波数反転方式や、音声信号を時間軸上で区切っ
てブロック化し、ブロックの順序を入れ換える時間軸入
換方式、音声信号をA/D変換しディジタル信号をスクラ
ンブル化して伝送するA/Dスクランブル方式が知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような従来技術にはそれぞれ次の
ような問題がある。すなわち、（１）周波数反転方式で
は、通信品質が劣化し、また信号は簡単に元のものに戻
せるので秘話性が低いという問題があり、（２）時間軸
入換方式では、送信側と受信側で同期を取る必要があ
り、また信号を復号するのに時間遅延が生じるという問
題があり、更に（３）A/Dスクランブル方式では、通信
品質が劣化したり、素子に専用LSIが使用されるため、
装置が複雑化し、高価になるという問題がある。
ような問題がある。すなわち、（１）周波数反転方式で
は、通信品質が劣化し、また信号は簡単に元のものに戻
せるので秘話性が低いという問題があり、（２）時間軸
入換方式では、送信側と受信側で同期を取る必要があ
り、また信号を復号するのに時間遅延が生じるという問
題があり、更に（３）A/Dスクランブル方式では、通信
品質が劣化したり、素子に専用LSIが使用されるため、
装置が複雑化し、高価になるという問題がある。
そこで本発明の目的は、電話機と無線移動機の間での
音声信号が途切れたタイミングで無線移動局に対するチ
ャネル切替を行うことにより電波傍受に対し秘話対策を
施すことができる無線チャネル切替による秘話通信装置
を提供することにある。
音声信号が途切れたタイミングで無線移動局に対するチ
ャネル切替を行うことにより電波傍受に対し秘話対策を
施すことができる無線チャネル切替による秘話通信装置
を提供することにある。
本発明は、マルチチャネルアクセス方式の無線システ
ムにおいて、 無線基地局と無線移動局とを備え、 前記無線基地局は、この無線基地局と無線移動局との
間で空きチャネルを管理する空きチャネル管理手段と、
接続チャネルにおける電話機と前記無線移動局との通話
の途切れを検出する音声信号検出手段と、予め定められ
た一定時間経過毎のタイミングにおいて、前記音声信号
検出手段からの検出出力があった場合に、前記無線移動
局に対して前記空きチャネル管理手段からの空きチャネ
ル情報に基づいてチャネル切替指示を出すと共に前記無
線移動局と前記無線基地局との接続チャネルを切り替え
る切替手段とを備えている。
ムにおいて、 無線基地局と無線移動局とを備え、 前記無線基地局は、この無線基地局と無線移動局との
間で空きチャネルを管理する空きチャネル管理手段と、
接続チャネルにおける電話機と前記無線移動局との通話
の途切れを検出する音声信号検出手段と、予め定められ
た一定時間経過毎のタイミングにおいて、前記音声信号
検出手段からの検出出力があった場合に、前記無線移動
局に対して前記空きチャネル管理手段からの空きチャネ
ル情報に基づいてチャネル切替指示を出すと共に前記無
線移動局と前記無線基地局との接続チャネルを切り替え
る切替手段とを備えている。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例のシステム構成図である。
電話機１は無線基地局２に接続され、無線基地局２は交
換機３および送受信機（T/R）４〜６を有する。それぞ
れの送受信機（T/R）４〜６はアンテナ７〜９およびチ
ャネル10〜12を介して無線移動局13に接続される。無線
移動局13はそのアンテナ14を通し、チャネル10〜12を介
し、更に無線基地局を中継して電話機１と通信する。
電話機１は無線基地局２に接続され、無線基地局２は交
換機３および送受信機（T/R）４〜６を有する。それぞ
れの送受信機（T/R）４〜６はアンテナ７〜９およびチ
ャネル10〜12を介して無線移動局13に接続される。無線
移動局13はそのアンテナ14を通し、チャネル10〜12を介
し、更に無線基地局を中継して電話機１と通信する。
無線基地局２には、図示してはいないが、無線基地局
２と無線移動局13との間で空きチャネルを管理する空き
チャネル管理手段と、接続チャネルにおける電話機１と
無線移動局13との通話の途切れを検出する音声信号検出
手段と、予め定められた一定時間経過毎のタイミングに
おいて、音声信号検出手段からの検出出力があった場合
に、無線移動局に対して空きチャネル管理手段からの空
きチャネル情報に基づいてチャネル切替指示を出すと共
に、無線移動局13ととの接続を切り替える切替手段とが
備えられる。
２と無線移動局13との間で空きチャネルを管理する空き
チャネル管理手段と、接続チャネルにおける電話機１と
無線移動局13との通話の途切れを検出する音声信号検出
手段と、予め定められた一定時間経過毎のタイミングに
おいて、音声信号検出手段からの検出出力があった場合
に、無線移動局に対して空きチャネル管理手段からの空
きチャネル情報に基づいてチャネル切替指示を出すと共
に、無線移動局13ととの接続を切り替える切替手段とが
備えられる。
次に、本実施例の動作を説明する。無線基地局２は、
その空きチャネル管理手段により無線移動局13との間で
チャネル10〜12（CH1〜CH3）の空き状態を常に管理して
いる。無線移動局13が電話機１と通信する際、無線基地
局２ではその音声信検出手段は無線移動局13と電話機１
との通話の途切れを検出し、後述のチャネル切替手段に
この情報を通知する。チャネル切替手段は空きチャネル
管理手段からの空きチャネル情報および音声信検出手段
からの途切れタイミング情報に基づいて、第２図の通信
チャネルタイミングに示したように所定のタイミングス
ロット毎に、また途切れたタイミングにおいて空きチャ
ネル、例えばチャネル10→12→10→11と選択し、これに
基づいて無線移動局13に対してチャネル切替指示を出す
と共に電話機１と無線基地局２との接続チャネルを切り
替える。また、各チャネルで通信に使用されない時間帯
は別の無線移動局の通信に使用され、従ってチャネル効
率を上げることができる。
その空きチャネル管理手段により無線移動局13との間で
チャネル10〜12（CH1〜CH3）の空き状態を常に管理して
いる。無線移動局13が電話機１と通信する際、無線基地
局２ではその音声信検出手段は無線移動局13と電話機１
との通話の途切れを検出し、後述のチャネル切替手段に
この情報を通知する。チャネル切替手段は空きチャネル
管理手段からの空きチャネル情報および音声信検出手段
からの途切れタイミング情報に基づいて、第２図の通信
チャネルタイミングに示したように所定のタイミングス
ロット毎に、また途切れたタイミングにおいて空きチャ
ネル、例えばチャネル10→12→10→11と選択し、これに
基づいて無線移動局13に対してチャネル切替指示を出す
と共に電話機１と無線基地局２との接続チャネルを切り
替える。また、各チャネルで通信に使用されない時間帯
は別の無線移動局の通信に使用され、従ってチャネル効
率を上げることができる。
以上説明したように本発明は、無線基地局と無線移動
局との間での空きチャネルを管理する空きチャネル管理
手段と、接続チャネルにおける電話機と無線移動局との
通話の途切れを検出する音声信号検出手段と、予め定め
られた一定時間経過毎のタイミングにおいて、音声信号
検出手段からの検出出力があった場合に、無線移動局に
対して空きチャネル管理手段からの空きチャネル情報に
基づいてチャネル切替指示を出すと共に、無線移動局13
と無線基地局との接続チャネルを切り替える切替手段と
を設けることにより、１つの通信が同一チャネルを一定
時間以上使用しないことになり無線チャネルを傍受して
いても全ての通信内容を聞くことができず秘話性がある
という効果があり、また如何に無線チャネルを切り替え
て使用するかがそのときの無線基地局の空きチャネル状
態により変化することになり、従って傍受側で追跡する
ことが困難となり、秘話性が高くなるという効果があ
り、更に通信品質が他のアナログ秘話方式と異なり音声
信に対する影響を与えないことになり、品質劣化や遅延
を発生させないという効果があり、更に本機能が無線基
地局側での制御であり無線移動局をコストアップしない
という効果がある。
局との間での空きチャネルを管理する空きチャネル管理
手段と、接続チャネルにおける電話機と無線移動局との
通話の途切れを検出する音声信号検出手段と、予め定め
られた一定時間経過毎のタイミングにおいて、音声信号
検出手段からの検出出力があった場合に、無線移動局に
対して空きチャネル管理手段からの空きチャネル情報に
基づいてチャネル切替指示を出すと共に、無線移動局13
と無線基地局との接続チャネルを切り替える切替手段と
を設けることにより、１つの通信が同一チャネルを一定
時間以上使用しないことになり無線チャネルを傍受して
いても全ての通信内容を聞くことができず秘話性がある
という効果があり、また如何に無線チャネルを切り替え
て使用するかがそのときの無線基地局の空きチャネル状
態により変化することになり、従って傍受側で追跡する
ことが困難となり、秘話性が高くなるという効果があ
り、更に通信品質が他のアナログ秘話方式と異なり音声
信に対する影響を与えないことになり、品質劣化や遅延
を発生させないという効果があり、更に本機能が無線基
地局側での制御であり無線移動局をコストアップしない
という効果がある。
第１図は本発明の一実施例のシステム構成図、 第２図は通信チャネルのタイミングを示す図である。 １……電話機 ２……無線基地局（空きチャネル管理手段，音声信検出
手段，チャネル切替手段） 13……無線移動局 10〜12……チャネル1,2,3
手段，チャネル切替手段） 13……無線移動局 10〜12……チャネル1,2,3
Claims (1)
- 【請求項１】マルチチャネルアクセス方式の無線システ
ムにおいて、 無線基地局と無線移動局とを備え、 前記無線基地局は、 この無線基地局と無線移動局との間で空きチャネルを管
理する空きチャネル管理手段と、 接続チャネルにおける電話機と前記無線移動局との通話
の途切れを検出する音声信号検出手段と、 予め定められた一定時間経過毎のタイミングにおいて、
前記音声信号検出手段からの検出出力があった場合に、
前記無線移動局に対して前記空きチャネル管理手段から
の空きチャネル情報に基づいてチャネル切替指示を出す
と共に前記無線移動局と前記無線基地局との接続チャネ
ルを切り替える切替手段と を備える無線チャネル切替による秘話通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2324642A JP2826378B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 無線チャネル切替による秘話通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2324642A JP2826378B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 無線チャネル切替による秘話通信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04192821A JPH04192821A (ja) | 1992-07-13 |
| JP2826378B2 true JP2826378B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=18168111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2324642A Expired - Fee Related JP2826378B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 無線チャネル切替による秘話通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2826378B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008011159A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Kyocera Corp | 通信システム、基地局装置、移動端末及び通信制御方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63215230A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 無線チヤンネル切換方法 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP2324642A patent/JP2826378B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04192821A (ja) | 1992-07-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |