JP2824906B2 - 自動車用グローブボックス - Google Patents
自動車用グローブボックスInfo
- Publication number
- JP2824906B2 JP2824906B2 JP63055896A JP5589688A JP2824906B2 JP 2824906 B2 JP2824906 B2 JP 2824906B2 JP 63055896 A JP63055896 A JP 63055896A JP 5589688 A JP5589688 A JP 5589688A JP 2824906 B2 JP2824906 B2 JP 2824906B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove box
- elastic material
- lid
- reinforcing member
- frame member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、自動車のインストルメントパネルに設けた
自動車用グローブボックスに関する。
自動車用グローブボックスに関する。
b. 従来の技術 従来、自動車のインストルメントパネルには通常グロ
ーブボックスが設けられている。このグローブボックス
は、搭乗者がマップ,サイフなどを収納するために使用
されている。
ーブボックスが設けられている。このグローブボックス
は、搭乗者がマップ,サイフなどを収納するために使用
されている。
しかし、上記従来のグローブボックスは前面のリッド
が通常金属もしくは硬質のプラスチックで構成されてお
り、収納物がわずかでも大きいと、これが上記リッドと
干渉し合い、収納することができなかった。
が通常金属もしくは硬質のプラスチックで構成されてお
り、収納物がわずかでも大きいと、これが上記リッドと
干渉し合い、収納することができなかった。
c. 発明が解決しようとする課題 本発明は、上記事情に対してなされたもので、収納物
の大小にかかわらず、効果的にこれらを収納することが
でき、しかもインストルメントパネル自体の強度に影響
のない自動車用グローブボックスを提供することを目的
とする。
の大小にかかわらず、効果的にこれらを収納することが
でき、しかもインストルメントパネル自体の強度に影響
のない自動車用グローブボックスを提供することを目的
とする。
d. 課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、請求項1に記載された発明
は、自動車のインストルメントパネルに設けた自動車用
グローブボックスにおいて、該グローブボックスに使用
されるグローブボックス用リッドの前面に開口部を設
け、該開口部の周縁に取り付けられる枠部材と、該枠部
材の横方向に掛け渡しされる弾性材料の補強部材とを被
覆してなるニット製の伸縮素材を前記開口部に装着して
なるグローブボックス用リッドを有することを特徴とす
る。
は、自動車のインストルメントパネルに設けた自動車用
グローブボックスにおいて、該グローブボックスに使用
されるグローブボックス用リッドの前面に開口部を設
け、該開口部の周縁に取り付けられる枠部材と、該枠部
材の横方向に掛け渡しされる弾性材料の補強部材とを被
覆してなるニット製の伸縮素材を前記開口部に装着して
なるグローブボックス用リッドを有することを特徴とす
る。
e. 実施例 以下に添付図面に示した実施例を参照しながら、本発
明にかかる自動車用グローブボックスを説明する。
明にかかる自動車用グローブボックスを説明する。
第1図は本発明にかかる自動車グローブボックスを採
用したインストルメントパネルを示し、図において、1
はインストルメントパネル、2はグローブボックスであ
る。
用したインストルメントパネルを示し、図において、1
はインストルメントパネル、2はグローブボックスであ
る。
グローブボックス2は通常のグローブボックスと同様
に、内部にマップ、サイフ、懐中電灯等を収納すること
ができる。該グローブボックス2の前面に設けた3は本
発明の特徴部分を構成するリッドであり、該リッド3は
グローブボックス2の開閉ドアの役割をはたし、ニット
製の伸縮素材4で前面を被覆している。
に、内部にマップ、サイフ、懐中電灯等を収納すること
ができる。該グローブボックス2の前面に設けた3は本
発明の特徴部分を構成するリッドであり、該リッド3は
グローブボックス2の開閉ドアの役割をはたし、ニット
製の伸縮素材4で前面を被覆している。
第2図はグローブボックス用リッド3を伸縮素材4に
より被覆するための構造を示す。伸縮素材4は上下左右
端を走る枠部材5に保持され、この枠部材5の横方向に
は補強部材6が掛け渡されている。
より被覆するための構造を示す。伸縮素材4は上下左右
端を走る枠部材5に保持され、この枠部材5の横方向に
は補強部材6が掛け渡されている。
該補強部材6は合成樹脂製ゴムで構成され、その端部
7を枠部材5に巻回しており、これによってこの補強部
材6は枠部材5に支持されかつ掛け渡されている。枠部
材5および補強部材6は第4図(a)に示すように伸縮
部材4に内包(被覆)されている。
7を枠部材5に巻回しており、これによってこの補強部
材6は枠部材5に支持されかつ掛け渡されている。枠部
材5および補強部材6は第4図(a)に示すように伸縮
部材4に内包(被覆)されている。
なお、本実施例にかかるリッド3は係合片8の先端を
インストルメントパネル1側の把持部9に把持させるこ
とにより、閉じられる。
インストルメントパネル1側の把持部9に把持させるこ
とにより、閉じられる。
上記実施例のリッド3に伸縮素材4を装着する際は、
まず伸縮素材4によって、枠部材5(補強部材6を含
む)を内蔵(被覆)し、次いでこれをリッド3に装着す
る(第3図)。なお、リッド3に対し伸縮素材4の占め
る面積の割合は極力大きいものとすることが好ましい。
まず伸縮素材4によって、枠部材5(補強部材6を含
む)を内蔵(被覆)し、次いでこれをリッド3に装着す
る(第3図)。なお、リッド3に対し伸縮素材4の占め
る面積の割合は極力大きいものとすることが好ましい。
伸縮素材4をリッド3に装着する際は、枠部材5から
延設されている係止棒10の先端首部10aをリッド3の挿
通孔3a,スプリングクリップ11に通す[第4図
(b)]。これによって、係止棒10の先端首部10aとス
プリングクリップ11とが係合して、リッド3に対して伸
縮素材4が装着される。
延設されている係止棒10の先端首部10aをリッド3の挿
通孔3a,スプリングクリップ11に通す[第4図
(b)]。これによって、係止棒10の先端首部10aとス
プリングクリップ11とが係合して、リッド3に対して伸
縮素材4が装着される。
なお、上記実施例において上記伸縮素材4はニット製
のものとしたが、同等の伸縮性を有するものであれば、
特にその素材を限定されるものではない。
のものとしたが、同等の伸縮性を有するものであれば、
特にその素材を限定されるものではない。
また、上記補強部材6もその材質は要するに弾性材料
であれば良く、特に合成樹脂製ゴムに限定されることな
く他のスプリング等でも良い。また、伸縮素材4の強度
が大きいときは省略することもできる。
であれば良く、特に合成樹脂製ゴムに限定されることな
く他のスプリング等でも良い。また、伸縮素材4の強度
が大きいときは省略することもできる。
補強部材6を弾性材料で構成することによって、補強
部材6が弾性に富むこととなり、伸縮が可能であり、ニ
ット製の伸縮素材の伸縮性とあいまって収納物の大小に
適合する効果を促進する。さらに、このように補強部材
6を弾性材料で構成することに加えて、補強部材6は、
枠部材5の横方向に掛け渡されている。これによって、
その伸縮性がさらに良くなっている。弾性材料であるこ
の補強部材6は部材の長さが長いほどよく伸縮するため
である。このように伸縮性が良くなるので、上記収納物
の大小に適合する効果が促進される。
部材6が弾性に富むこととなり、伸縮が可能であり、ニ
ット製の伸縮素材の伸縮性とあいまって収納物の大小に
適合する効果を促進する。さらに、このように補強部材
6を弾性材料で構成することに加えて、補強部材6は、
枠部材5の横方向に掛け渡されている。これによって、
その伸縮性がさらに良くなっている。弾性材料であるこ
の補強部材6は部材の長さが長いほどよく伸縮するため
である。このように伸縮性が良くなるので、上記収納物
の大小に適合する効果が促進される。
f. 発明の効果 上記本発明にかかる自動車用グローブボックスは、多
少大きいものが内部に収納されても、伸縮素材が伸びて
このようなものを収納することによる容量の増大を吸収
し、収納物の大小にかからわずグローブボックスへの効
果的な収納を可能とする。
少大きいものが内部に収納されても、伸縮素材が伸びて
このようなものを収納することによる容量の増大を吸収
し、収納物の大小にかからわずグローブボックスへの効
果的な収納を可能とする。
また、伸縮素材によって暖か味を表現でき、デザイン
的にもファッション性が向上するなどその効果は大き
い。さらに、インストルメントパネル自体の強度に影響
を与えることがない。
的にもファッション性が向上するなどその効果は大き
い。さらに、インストルメントパネル自体の強度に影響
を与えることがない。
さらに、本発明では、補強部材を弾性材料で構成する
ことによって、補強部材が弾性に富むこととなり、伸縮
が可能であり、ニット製の伸縮素材の伸縮性とあいまっ
て収納物の大小に適合する効果を促進する。さらに、本
発明は、このように補強部材を弾性材料で構成すること
に加えて、補強部材は、枠部材の横方向に掛け渡されて
いる。これによって、その伸縮性がさらに良くなってい
る。このように伸縮性が良くなるので、上記収納物の大
小に適合する効果が促進される。
ことによって、補強部材が弾性に富むこととなり、伸縮
が可能であり、ニット製の伸縮素材の伸縮性とあいまっ
て収納物の大小に適合する効果を促進する。さらに、本
発明は、このように補強部材を弾性材料で構成すること
に加えて、補強部材は、枠部材の横方向に掛け渡されて
いる。これによって、その伸縮性がさらに良くなってい
る。このように伸縮性が良くなるので、上記収納物の大
小に適合する効果が促進される。
第1図は本発明にかかる自動車用グローブボックスを採
用したインストルメントパネルの正面図、第2図は本発
明にかかる自動車用グローブボックスの斜視図、 第3図は本発明にかかる自動車用グローブボックスの組
付け方法を説明する斜視図、第4図(a)は第2図のA
−A線による断面図、第4図(b)は第2図のB−B線
による断面図である。 1……インストルメントパネル、 2……グローブボックス、 3……グローブボックス用リッド、 4……伸縮素材、 5……枠部材、 6……補強部材、 7……枠部材端部、 8……係合片、 9……把持部、 10……係止棒、 11……スプリングクリップ。
用したインストルメントパネルの正面図、第2図は本発
明にかかる自動車用グローブボックスの斜視図、 第3図は本発明にかかる自動車用グローブボックスの組
付け方法を説明する斜視図、第4図(a)は第2図のA
−A線による断面図、第4図(b)は第2図のB−B線
による断面図である。 1……インストルメントパネル、 2……グローブボックス、 3……グローブボックス用リッド、 4……伸縮素材、 5……枠部材、 6……補強部材、 7……枠部材端部、 8……係合片、 9……把持部、 10……係止棒、 11……スプリングクリップ。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のインストルメントパネルに設けた
自動車用グローブボックスにおいて、該グローブボック
スに使用されるグローブボックス用リッドの前面に開口
部を設け、該開口部の周縁に取り付けられる枠部材と、
該枠部材の横方向に掛け渡しされる弾性材料の補強部材
とを被覆してなるニット製の伸縮素材を前記開口部に装
着してなるグローブボックス用リッドを有することを特
徴とする自動車用グローブボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63055896A JP2824906B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 自動車用グローブボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63055896A JP2824906B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 自動車用グローブボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01229733A JPH01229733A (ja) | 1989-09-13 |
JP2824906B2 true JP2824906B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=13011881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63055896A Expired - Lifetime JP2824906B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 自動車用グローブボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2824906B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2764255B1 (fr) * | 1997-06-06 | 1999-07-16 | Peugeot | Receptacle de rangement pour vehicules automobiles |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147743U (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-31 | 日産自動車株式会社 | 自動車用インストルメント部構造 |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP63055896A patent/JP2824906B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01229733A (ja) | 1989-09-13 |
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