JP2824841B2 - 雄性不稔トマト植物の簡易作出法 - Google Patents

雄性不稔トマト植物の簡易作出法

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Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、F1トマト種子作出において重要な植物であ
る雄性不稔トマト植物を交雑、戻し交配、選抜等の処理
を行うことなく簡易に作出する方法及びその方法によっ
て得られた雄性不稔トマト植物に関する。
[従来の技術とその課題] 従来から雄性不稔植物は、雑種強性を有するF1種子の
作出において重要な植物である。トマトのF1種子作出に
は手作業による徐雄、受粉が行われ、人手のかかる作業
である。これまで、特定の品種に雄性不稔性のみを導入
するため、交配、選抜により雄性不稔であることを除き
元の特定品種と同一である植物を得るのに長い年月を要
した。また放射線照射等による、突然変異による雄性不
稔トマト植物作出の試みもなされたが、生じた突然変異
植物からの種子生産量が少なく実用化に至らなかった。
これらの理由からトマトF1種子作出は人手と手間を要し
生産費が高いものとなり、我国では行われにくくその作
出はほとんどが人件費の安い東南アジアに移っている。
また、近年本発明に近い公知の文献では、例えば、特
許出願公表昭63−500001号公報等がある。これは、対象
植物がニンジンであり、細胞質雄性不稔植物を細胞質提
供親としてその維持系統品種を雄性不稔化植物としてい
る。この組合せは、限られた品種間でのみ有効であり、
我々の知り得る限りにおいてトマトに細胞質雄性不稔が
存在するという報告はない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記したような従来技術を考慮して、有望
なF1種子の親の核遺伝子に変異を与えることなく、短時
間に実用的かつ効率よく簡易に雄性不稔トマト植物を作
出することを目的としたものである。
ロ.発明の構成 [課題を解決するための手段] 本発明は、核遺伝子と細胞質因子との不和合が雄性不
稔形質の一因となることに着目し、細胞融合により外来
細胞質のみをトマトに導入し、簡易に雄性不稔形質を創
生する雄性不稔トマトの作出方法及びこのような作出方
法によって得られる新規な雄性不稔トマト植物に関す
る。
すなわち、本発明は、雄性不稔化したいトマト植物か
らプロトプラストを単離し、細胞質因子の不活化を行
う。
別に、ナス属植物の核遺伝子をプロトプラストの単離
前もしくは後に不活化処理する。
プロトプラストの単離は、酵素を用いて処理する通常
のプロトプラストの単離法によって行う。
細胞質因子不活性化処理は、ヨード酢酸またはその誘
導体、例えばヨードアセトアミドを用いて行うことが望
ましい。好適には、プロトプラストを低温でこれらの水
溶液に懸濁し、暫時放置することにより行う。また、核
遺伝子の不活化処理は、γ線、X線等の放射線照射によ
って行うことが望ましく核遺伝子が相手植物に持込まれ
ることのない線量で照射することが望ましい。
このように処理して得られる両プロトプラストは、通
常行われている方法で細胞融合させ、カルス化して、茎
葉を分化させ発根させて植物体に再生させる。
本発明では、上記したように細胞質因子不活性化処理
を行ったトマト植物のプロトプラストと、核不活性化処
理を行ったナス属植物のプロトプラストとを細胞融合
し、この融合細胞を再生させることによりトマトの核遺
伝物質に変異を与えることなく、核と細胞質との共存状
態に変化を生じさせ、雄性不稔トマト植物を作出するこ
とができる。
融合処理により得られたトマト植物は次のような点で
親植物と相違が認められた。
1)やく及び花粉の形態は正常だが全く発芽しないもの 2)やくは正常な形態を示すが、多くの花粉は収縮し、
全く発芽しないもの 3)やくが収縮し、花粉のないもの 4)やくは正常な形態を示すが、花粉は酢酸カーミンで
ごく一部が染色される個体とかなり多くの花粉が染色さ
れるものとがある。いずれの場合もその極く一部が人工
培地で発芽する。
これらの植物のうち、4)の植物の有用性は現在のと
ころ不確定であるが、1)、2)、3)の植物との区別
は容易である。1)、2)、3)の場合、得られたトマ
ト植物は、やく及び花粉以外の形態、生育等が融合に用
いられたトマトの親植物と差がなく、花粉が通常のトマ
ト栽培条件下ではトマトの柱頭上で発芽しない点で融合
に用いられたトマト植物と相違するものである。このよ
うにして雄性不稔化されたトマト植物の種子生産能力は
親植物の種子生産能力と大差なく、得られた雄性不稔ト
マトは融合に用いたトマトの花粉を交配することによ
り、形質に変化を与えることなく種子増殖が可能であ
る。この事は、従来の方法により作出された雄性不稔ト
マトと著しく異なる点であり、トマトのF1種子作出に多
大な貢献をするものである。
本発明においては、ナス属植物としてソラナム アカ
ウレ(Solanum acaule Hawkes)を選択し、トマトの固
定種五品種と融合させ雄性不稔トマトの新品種を得た。
用いたソラナム アカウレ(Solanum acaule Hawkes)
は、永年西ドイツのマックスプランク植物育種研究所で
栽培され、その後数年マックスプランク生物学研究所で
栽培された四倍体植物である。
ソラナム アカウレ(Solanum acaule Hawkes)はア
ンデス山脈高地に自生しているナス科ナス属植物で低温
下では茎の生育はほとんどないが、20℃〜30℃では茎が
伸長し徒長する。そして本種は稔性はあるがトマト植物
とは交配しない性質を有し、また塊茎を生じて(この点
では馬鈴薯に近い)、これによっても繁殖可能である。
花弁は、白色あるいは紫色を呈し、我々の使用したも
のは、紫色の花を着生するものである。花型はジャガイ
モに類似している。果実は腰高で、緑色である。
[実施例−1] 雄性不稔化させるトマトとして固定種「世界一」を選
択した。
「世界一」は株式会社サカタのタネより購入した。
『因みにトマト品種「世界一」は「最新園芸大辞典」
(第6巻)[誠文堂新光社1970]によると、来歴不明で
あるが、昭和8年東京高等農林学校の谷口教授が「ポン
デローザ」の選抜種といいあるいは、同種と「ビーフハ
ート(Beefheart)との交雑種ともいわれていて、この
中に多くの系統がある。
草勢は、旺盛で適地はポンデローザに似ているが、や
や収穫期が早く、果実は中の大、扁平で、果頂に凸起が
ある。果窪はやや深く、背部にかけてヒダがある。
桃色で熟期は晩〜中生、強健・豊産である。』 トマト種子を無菌的に発芽させ、その幼苗より子葉を
切取り、Shahinの改変TSE−2酵素液[Cell Culture an
d Somatic Cell Genetics of Plants:Vol.1,(Vasil e
d.)375,Acad.Pre.Inc.1984参照]にてプロトプラスト
を単離した。この単離には、TSE−2酵素液の酵素を2.0
%のセルラーゼオノズカR−10,0.2%のマセロザイムR
−10に改変して使用した。プロトプラストを精製し、こ
れを10mMのヨードアセトアミド溶液に懸濁し、4℃に15
分間放置してプロトプラストの細胞質因子の不活性化を
行った。
別に、ソラナム アカウレ(Solanum acaule Hawke
s)は無菌的に挿木により増殖させた。その本葉を切取
り、γ線もしくはX線を100krad照射し核遺伝子を不活
性化した後、上記組成の改変TSE−2酵素液にてプロト
プラストを単離した。
ヨードアセトアミド処理したトマトプロトプラストと
γ線もしくはX線を100krad照射したソラナム アカウ
レ(Solanum acaule Hawkes)プロトプラストとを等量
混合しKaoらの方法[Planta:120,215−227,1974参照]
に準じ融合処理を行った。
すなわち、プロトプラスト懸濁液を、プラスチックペ
トリ皿に5滴滴下し、12分後に、塩化カルシウム10.5mM
及びび燐酸二水素カリウム0.7mMの組成よりなる25%(W
/W)のポリエチレングリコール1540液12滴を滴下して20
分放置した。次に、グリシン−水酸化ナトリウム緩衝液
(pH10.5)50.0mM、塩化カルシウム50.0mM及びマンニト
ール0.2Mの組成よりなる高pH高カルシウム液20滴を20分
間隔で2度加え、混合液を適量除きながら塩化カルシウ
ム0.75mM及びマンニトール0.4Mよりなる洗浄液を15分間
隔で2度加えた。最後にTM−2[Theor.Appl.Genet.:6
9,235−240,1985参照]を15分間隔で2度加えた。
プロトプラストの培養及び再分化はShahinの方法[Th
eor.Appl.Genet:69,235−240,1985参照]に準じて行っ
た。すなわち、融合処理から2週間後に液体培地から得
られた小カルスを固体培地に移植し、24℃、500luxで6
日間培養し、生長したカルスを分化培地に移植し24℃、
4500〜5000luxで2ケ月間培養した。再分化した茎葉はT
M−5[Theor.Appl.Genet.:69,235−240,1985参照]に
移植し1ケ月半培養した。発根した茎葉は無菌的に挿木
により増殖させ、融合処理から約4ケ月後に鉢出し温室
で栽培した。
100kradのγ線照射されたソラナム アカウレ(Solan
um acaule Hawkes)との融合産物であるカルス−Aよ
り得られた2個体の植物は、24本の染色体を持ち形態
は、やく及び花弁の形も含め発芽材料の「世界一」と同
様であった。さらに、花粉を酢酸カーミンで染色したと
ころ第5図のように、ほぼ100%赤色に染色され、染色
の状態も「世界一」と同様であった。
しかし、得られた植物の花粉は、第6図に示すように
人工花粉発芽培地で[Amer.J.Botany:50,859−865,1963
参照]では全く発芽が認められず「世界一」の花粉の80
%が発芽するのに比べ著しい相違が認められた。得られ
た植物は、自家受粉では種子は得られず、発芽能力のあ
るトマト品種及びソラナム ペネリー(Solanum penne
llii)の花粉を受粉させた時のみ種子が得られ、「世界
一」の花粉を交配した時一果当り約190粒の種子(7個
の平均値)が得られた。
この「世界一」を交配して得られた種子を播種したと
ころ、第2〜4図に示すように「世界一」と形態及び生
育に差のみとめられない植物体となった。
10mMのヨードアセトアミド処理された「世界一」と10
0kradのX線照射されたソラナム アカウレ(Solanum
acaule Hawkes)との融合産物であるカルス−Bより得
られた植物もまた24本の染色体を持っていた。これらの
植物の花粉は7から44%が酢酸カーミンで染色され、染
色されない花粉は収縮し、人工花粉発芽培地では何れの
花粉も全く発芽しなかった。
得られた植物は自家受粉では種子が得られなかった。
しかし全ての植物で「世界一」等稔性のあるトマト花粉
を受粉させた時種子が得られた。
[実施例−2] 雄性不稔化するトマトとして「レッドチェリー」、
「VF−36」、「デリシャス」、「栗原」の4品種の固定
種を選択し、方法は実施例−1に準じた。
「レッドチェリー」、「VF−36」、「デリシャス」の
3品種は、野菜・茶業試験場盛岡支場より譲渡していた
だいた。「レッドチェリー」はチェリートマトの一種で
あり、「VF−36」と「デリシャス」は芯止りトマトであ
る。「栗原」は株式会社サカタのタネより購入した。
なおこれら各品種の特性の概要を記述すると下記の通
りである。
(イ)レッドチェリー 小型トマトの一種であり、性状はイエローチェリーと
果実の色彩を除いて同様である。
来歴は古く、欧米でも早くから栽培されており、始め
は家庭園芸用であったが近年わが国では、本品種を基に
してミニトマトの開発が盛んである。
性状は、早生と晩生の中間の中生種である。植物体は
幾分大型で広幅に直立状に生長する。茎葉は、明るい中
間色の緑色でよく繁茂する。
果実は普通7〜9個の房状を形成し、赤色の小球状で
直径約28mm重量約9gである。内部は2室に分れ、この小
室には果肉と種子が満されている。種子は小さく、風味
はやわらかい。
本発明では、ミニトマトの代表として採用した。
(ロ)VF−36 1959年、カリフォルニア大学にてVC255にVR11を交配
して作出された固定種である。早生で、萎ちょう病、半
身萎ちょう病に耐性がある。芯止まり植物で果実はその
先端がとがっており、(ハート型)、果重は160〜200g
である。
(ハ)デリシャス 本品種も古くからある固定種であり、いくつかの系統
がある。
早生系で、早熟栽培に適する。土質を選ばないが排水
のよい処がよく、多肥に耐える。
果実は、大型で豊円赤色で美果である。収穫期間が短
いので多収は期待し難い。
(ニ)栗原 本品種も古い固定品種である。
草勢強く、大型となり、茎葉も大きい。
普通栽培から、おそだし栽培、従って、秋から施設栽
培に適している。また、加工用栽培にもよく応用範囲の
広い品種である。
性状は、多収穫品種であり大果から中果が期待出来
る。
果皮が柔かで輸送力に欠ける。また果心が小さい。肥
料不足時には角ばった果実となる傾向がある。また果実
の腰が高い。
また多肥にも耐えるが小肥でもかなりの収量が期待で
きる。
なお前述の様に果皮が薄く、果肉も柔かいので過熱に
なると裂果も出るから収穫期を誤らないように注意する
必要がある。
用いた全ての品種から植物体を得、花粉の酢酸カーミ
ン染色及び人工花粉発芽培地での発芽テストを行い、そ
の結果を第1表に示した。
テストした全ての植物は花粉発芽テストの結果二例を
除き全て雄性不稔であった。
「レッドチェリー」より得られた植物(第1表、レッ
ドチェリーB−b)は、「レッドチェリー」と比較して
第7〜8図に示すように花の形態及び生育に本質的な差
はなかった。また、これらの花粉を実施例1と同様に酢
酸カーミン染色を行ったところ、第9図に示すように同
様に染色された。
しかし、これらの花粉を人工花粉発芽培地上で発芽さ
せたところ第10図に示すように、「レッドチェリー」の
花粉は、発芽するのに対し本植物の花粉は発芽しなかっ
た。本植物は自家受粉では種子は得られず、「レッドチ
ェリー」の花粉を交配した時直径24mm程度の果実が着果
し(9個の平均値)、一果当り約82個の種子が得られ
た。(4個の平均値)。
ハ.発明の効果 本発明の方法によると、目的とするトマト植物の雄性
不稔性以外の形質に何等変化を与えることなく、目的と
するトマト植物を短期間に効率よく雄性不稔化すること
が可能である。そして雄性不稔化されたトマト植物の種
子生産能力は親植物の種子生産能力と大差なく、得られ
た雄性不稔トマト植物は融合に用いたトマトの花粉を交
配することにより、形質に変化を与えることなく種子増
殖が可能となる。このことは、従来の方法により作出さ
れた雄性不稔トマトと著しく異なる点であり、トマトの
F1種子作出に多大の貢献をするものである。
【図面の簡単な説明】
図面(写真)は本願発明実施例の植物の形態を示す写真
あり、 第1図は、果実1の断面 左:(得られた雄性不稔“世界一”)×(得られた雄性
不稔“世界一”)の切断面 中:(得られた雄性不稔“世界一”)ד世界一”の切
断面 右:“世界一”×(得られた雄性不稔“世界一”)の切
断面 第2図は、得られた雄性不稔植物と“世界一”の苗 左:雄性不稔“世界一”の後代植物 右:世界一 第3図は、得られた雄性不稔“世界一”の花 第4図は、“世界一”の花 第5図は、得られた雄性不稔植物と“世界一”の花粉の
酢酸カーミン顕微鏡染色像 左:得られた雄性不稔“世界一”の後代花粉像 右:“世界一”の花粉像 第6図は、得られた雄性不稔植物と“世界一”の人工花
粉発芽培地上での花粉の状態 左:得られた雄性不稔“世界一”の花粉の発芽状態 右:“世界一”の花粉の発芽状態 第7図は、得られた雄性不稔トマト“レッドチェリー”
の花 第8図は、“レッドチェリー”の花 第9図は、得られた雄性不稔植物と“レッドチェリー”
の花粉の酢酸カーミン顕微鏡染色像 左:得られた雄性不稔“レッドチェリー”の花粉像 右:“レッドチェリー”の花粉像 第10図は、得られた雄性不稔植物と、“レッドチェリ
ー”の人工花粉発芽培地上での花粉の状態。 左:得られた雄性不稔“レッドチェリー”の花粉の発芽
状態 右:“レッドチェリー”の花粉の発芽状態
フロントページの続き (72)発明者 原田 和彦 埼玉県所沢市北中3―19―88 アートパ レス北中202号 (72)発明者 酒井 三保 埼玉県朝霞市朝志ケ丘2―6―26 コー ポ楓302号 (72)発明者 佐藤 絵子 埼玉県入間市仏子603―1 入間リバー サイド15―402 (56)参考文献 特開 昭62−65631(JP,A) 育種学雑誌、29〔4〕(1979)P. 305−311 J.Am.Soc.Hortic S ci.,112〔4〕(1987)p.634− 637 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01H 1/00 - 5/00 JICSTファイル(JOIS) BIOSIS

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トマト植物より単離し、細胞質因子不治化
    処理されたプロトプラストとナス属植物より単離し、核
    遺伝物質不治化処理されたプロトプラストとを融合さ
    せ、融合物質より雄性不稔トマトを再生させることを特
    徴とする雄性不稔トマト植物の簡易作出法。
  2. 【請求項2】細胞質因子不活化手段としてヨード醋酸ま
    たはその誘導体を使用することを特徴とする特許請求の
    範囲(1)による雄性不稔トマト植物の簡易作出法。
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