JPH02138927A - 雄性不稔トマト植物の簡易作出法 - Google Patents

雄性不稔トマト植物の簡易作出法

Info

Publication number
JPH02138927A
JPH02138927A JP63254297A JP25429788A JPH02138927A JP H02138927 A JPH02138927 A JP H02138927A JP 63254297 A JP63254297 A JP 63254297A JP 25429788 A JP25429788 A JP 25429788A JP H02138927 A JPH02138927 A JP H02138927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
male sterile
tomato
solanum
male
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63254297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2824841B2 (ja
Inventor
Meruhiyaasu Georugu
ゲオルグ メルヒャース
Zenji Mori
毛利 善治
Kazuo Watabe
一夫 渡部
Kana Wakabayashi
若林 奏
Kazuhiko Harada
和彦 原田
Mitsuyasu Sakai
酒井 三保
Eko Satou
佐藤 絵子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichirei Corp
Original Assignee
Nichirei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP63254297A priority Critical patent/JP2824841B2/ja
Application filed by Nichirei Corp filed Critical Nichirei Corp
Priority to EP89118475A priority patent/EP0363819B1/en
Priority to DE89118475T priority patent/DE68911833T2/de
Priority to AT89118475T priority patent/ATE99114T1/de
Priority to ES89118475T priority patent/ES2061869T3/es
Priority to PT91925A priority patent/PT91925B/pt
Priority to DK198904959A priority patent/DK174846B1/da
Publication of JPH02138927A publication Critical patent/JPH02138927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2824841B2 publication Critical patent/JP2824841B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01HNEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
    • A01H1/00Processes for modifying genotypes ; Plants characterised by associated natural traits
    • A01H1/02Methods or apparatus for hybridisation; Artificial pollination ; Fertility
    • A01H1/022Genic fertility modification, e.g. apomixis
    • A01H1/023Male sterility

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Developmental Biology & Embryology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、F1トマト種子作出において重要な植物であ
る雄性不稔トマト植物を交雑、戻し交配、選抜等の処理
を行うことなく簡易に作出する方法及びその方法によっ
て得られた雄性不稔トマト植物に関する。
〔従来の技術とその課題1 従来から雄性不稔植物は、雑種強性を有する11種子の
作出において重要な植物である。トマトのF1種子作出
には手作業による除雄、受粉が行われ、人手のかかる作
業である。これまで、特定の品種に雄性不稔性のみを導
入するため、交配、選抜により雄性不稔であることを除
き元の特定品種と同一である植物を得るのに長い年月を
要した。また放射線照射等による、突然変異による雄性
不稔トマト植物作出の試みもなされたが、生した突然変
異植物からの種子生産量が少なく実用化に至らなかった
。これらの理由からトマトF1種子作出は人手と手間を
要し生産費が高いものとなり、我国では行われにくくそ
の作出はほとんどが人件費の安い東南アジアに移ってい
る。
また、近年本発明に近い公知の文献では、例えば、特許
出願公表昭63−500001号公報等がある。これは
、対象植物がニンジンであり、細胞質雄性不稔植物を細
胞質遺伝子としその維持系統品種を雄性不稔化植物とし
ている。この組合せは、限られた品種間でのみ有効であ
り、我々の知り得る限りにおいてトマトに細胞質雄性不
稔が存在するという報告はない。
[発明が解決しようとする課題1 本発明は、上記したような従来技術を考慮して、有望な
11種子の親の核遺伝子に変異を与え・ることなく、短
時間に実用的かつ効率よく簡易に雄性不稔トマト植物を
作出することを目的とじた本発明は、核遺伝子と細胞質
遺伝子との不和合が雄性不稔形質の一因となることに着
目し、細胞融合によ°り外来細胞質のみをトマトに導入
し、簡易に雄性不稔形質を創生ずる雄性不稔トマトの作
出方法及びこのような作出方法によって得られる新規な
雄性不稔トマト植物に関する。
すなわち、本発明は、雄・脛不稔化したいトマト植物か
らプロ1−ブラストを単離し、細胞質因子の不活化を行
う。
別に、ナス属植物の核遺伝子をプロトプラストの単離前
もしくは後に不活化処理する。
プロトプラストの単離は、酵素を用いて処理する通常の
プロトプラストの単離法によって行う。
細胞質不活性化処理は、ヨード酢酸またはその誘導体、
例えばヨードアセトアミドを用いて行うことが望ましい
。好適には、プロトプラストを低温でこれらの水溶液に
懸濁し、暫時放置することにより行う。また、核遺伝子
の不活化処理は、γ線、X線等の放射線照射によって行
うことが望ましく核遺伝子が相手植物に持込まれること
のない線量で照射することが望ましい。
このように処理して得られる両プロトプラストは、通常
行われている方法で細胞融合させ、カルス化して、茎葉
な分化させ発根させて植物体に再生させる。
本発明では、上記したように細胞質不活性化処理を行っ
たトマト植物のプロトプラストと、核不活性化処理を行
ったナス属植物のプロトプラストとを細胞融合し、この
融合細胞を再生させることによりトマトの核遺伝子に変
異を与えることなく、核と細胞質との共存状態に変化を
生じさせ、雄性不燃トマト植物を作出することができる
融合処理により得られたトマト植物は次のような点て親
植物と相違が認められた。
1)や(及び花粉の形態は正常だが全く発芽し゛ないも
の 2)やくは正常な形態を示すが、多くの花粉は収縮し、
全く発芽しないもの 3)やくが収縮し、花粉のないもの 4)や(は正常な形態を示すが、花粉は酢酸カミンでご
く一部が染色される個体とかなり多くの花粉が染色され
るものとがある。いずれの場合もその極く一部が人工培
地で発芽する。
これらの植物のうち、4)の植物の有用性は現在のとこ
ろ不確定であるが、1)、2)、3)の植物との区別は
容易である。1)、2)、3)の場合、得られたトマト
植物は、やく及び花粉以外の形態、生育等が融合に用い
られたトマトの親植物と差がなく、花粉が通常のトマト
栽培条件下ではトマトの柱頭上で発芽しない点で融合に
用いられたトマト植物と相違するものである。このよう
にして雄性不稔化されたトマト植物の種子生産能力は親
植物の種子生産能力と大差なく、得られたより作出され
た雄性不燃トマトと著しく異なる点であり、トマトのF
1種子作出に多大な貢献をするものである。
本発明においては、ナス属植物としてソラヌム・アカウ
レ・ホークス(Solanum acaule Haw
ke=S)を選択し、トマトの固定種石品種と融合させ
ツのマックスブランク植物育種研究所で栽培され、その
後数年マックスブランク生物学研究所で栽培された四倍
体植物である。
ソラヌム・アカウレ・ホークス(Solanumとんど
ないが、20℃〜30°Cでは茎が伸長し徒長する。そ
して水種は稔性ではあるが他のトマト植物とは交配しな
い性質を有し、また塊茎な生じ型はジャガイモに類似し
ている。果実は腰高で、緑色である。
[実 施 例−1] 雄性不稔化させるトマトとして固定種「世界一」を°選
択した。
「世界一」は株式会社サカタのタネより購入した。
「因みにトマト品種「世界一」は「最新園芸大辞典」 
(第6巻)(誠文堂新光社197]によると、来歴不明
であるが、昭和8年東京高等農林学校の呑口教授が「ボ
ンデローザ」の選抜種といいあるいは、同種と「ビーフ
ハート(Beefheat)との交雑様ともいわれてい
て、この中に多(の系統がある。
軍勢は、旺盛で適地はボンデローザに似ているが、やや
収穫期が早く、果実は中の大、扁平で、果頂に凸起があ
る。果窪はやや深く、背部にかけてヒダがある。
桃色で熟期は晩〜中生、強健・農産である。」トマト種
子を無菌的に発芽させ、その幼苗よりof Plant
s:Vol、l、 fVasil ed、  )  p
p375.Acad。
Pre、Inc、 1984参照]にてプロトプラスト
を単離した。この単離には、T−s E −2酵素液の
酵素をセルラーゼオノズカR−11)2.0%、マセロ
ザイムR−100,2%に改変して使用した。プロトプ
ラストを精製し、これを10ミリモルのヨードアセトア
ミド溶液に懸濁し、4°Cには無菌的に挿木により増殖
させた。その木葉を切取り、γ線もしくはX線をl 0
0 krad照射し核遺伝子を不活性化した後、上記組
成の改変TSE−2酵素液にてプロトプラストを単離し
た。
ヨードアセトアミド処理したトマトプロトプラストとγ
線もしくはX線を100 krad照射したソラヌム・
アカウレ・ホークス(Solanum acauleH
awkes )プロトプラストとを等量混合しKa。
らの方法[”Planta” 、120.215−22
7.1974参照〕に準じ融合処理を行っックペトリ皿
に5滴滴下し、12分後に、ポリエチレングリコール1
540 25%(W/W)、塩化カルシウム10.5m
M及び燐酸二水素カリウム0.7mMの組成よりなるポ
リエチレングリコール液12滴を滴下して20分放置し
た。次に、グリシン−水酸化ナトリウム緩衝液(pH1
0,5)50.0mM、塩化カルシウム50゜0mM及
びマンニトール0.2Mの組成よりなる高pH高カルシ
ウム液20滴を20分間隔で2度加え、混合液を適量除
きながら塩化カルシウム0.75mM及びマンニトール
0.4Mよりなる洗浄液を15分間隔て2度加えた。最
後にTM2 (Theor、Appl、Genet、;
69.235〜240.1985参照)れ、染色の状態
も「世界一」と同様であった。
を15分間隔で2度加えた。
照]に準じて行った。すなわち、融合処理から2週間後
に液体培地から得られた小カルスを個体培地に移植し、
24°C1500luxで6日間培養し、生長したカル
スを分化培地に移植し24℃、500 luxで2ケ月
間培養した。再分化した茎葉はT M −5[Theo
r、Appl、Genet:69,235−240.1
985参照]に移植し1ケ月\半培養した。発根した茎
葉は無菌的に挿木により増殖させ、融合処理から約4ケ
月後に鉢出し温室で栽培した。
100 kradのγ線照射されたソラヌム・アカウレ
゛ホークス(Solanum acaule Hawk
es )との融合産物であるカルス−Aより得られた2
個体の植物は、24本の染色体を持ち形態はやく及び花
弁の形も含め出発材料の「世界一」と同様であった。さ
らに、花粉を酢酸カーミンで染色したところ第5図のよ
うに、はぼ100%赤色に染色さ859−865.19
63参照]では全く発芽が認められず「世界一」の花粉
の80%が発芽するのに比べ著しい相違が認められた。
得られた植物は、自家受粉では種子は得られず、発芽能
力のあるトマト品種及びソラヌム・ベネリー(S o 
1 a n u m ト工二ハ亘)の花粉を受粉させた
時のみ種子が得られ、「世界一」の花粉を交配した時−
果当り約190粒の種子(7個の平均値)が得られた。
この「世界一」を交配して得られた種子を播種したとこ
ろ、第2〜4図に示すように「世界一」と形態及び生育
に差のみとめられない植物体となった。
10mMのヨードアセトアミド処理された「世界一」と
100 kradのX線照射されたソラヌ・アカウレ°
ホークス(Solanum acaule Hawke
s )との融合産物であるカルス−Bより得られた植物
もまた24本の染色体を持っていた。これらの植物.4
&は7か644%が酢酸カーミンで染色され、染色され
ない花粉は収縮し、人工花粉発芽培地では何れの花粉も
全く発芽がしなかった。
得られた植物は自家受粉では種子が得られなかった。し
かし全ての植物で「世界一」等稔性のあるトマト花粉を
受粉させた時種子が得られた。
[実 施 例−2] 雄性不稔化するトマトとして「レッドチェリ」、rVF
−36J、「デリシャス」、「栗原」の4品種の固定種
を選択し、方法は実施例−1に準じた。
「レッドチェリー」、 rVF−36J、 「デリシャ
ス」の3品種は、野菜・茶業試験場盛岡支場より譲渡し
ていただいた。「レッドチェリー」はチエリートマドの
一種であり、rVF−36Jと「デリシャス」は芯止り
トマトである。「栗原」は株式会社サカタのタネより購
入した。
なおこれら各品種の特性の概要を記述すると下記の通り
である。
(イ)レッドチェリ チェリーと果実の色彩を除いて同様である。
来歴は古(、欧米でも早くから栽培されておある。
性状は、早生と晩生の中間の中生種である。植物体は軍
勢は幾分大型で広幅に直立状に生長する。茎葉は、明る
い中間色の緑色でよく繁茂する。
果実は普通7〜9個の房状を形成し、赤色の小球状で直
径28−%mm重量9gである。内部は2室に分れ、こ
の小室には果肉と種子が満されている。種子は小さく、
風味はやわらかい。
本発明では、ミニトマトの代表として採用した。
(ロ)VF−36 1959年、カルフォルニア大学にてVC255にVR
IIを交配して作出された固定種である。早生で、萎ち
ょう病、半身萎ちょう病に耐性ており(ハート型)、果
重は160〜200gである。
(ハ)デリシャス 本品種も古くからある固定橋であり、中には系統がある
早生系で、早熟栽培に適する。土質を選ばないが排水の
よい処がよく、多肥に耐える。
(ニ)栗原 本品種も古い固定品種である。
軍勢強く、大型となり、茎葉も大きい。
普通栽培から、おそだし栽培、従って、秋から施設栽培
に適している。また、加工用栽培にもよく応用範囲の広
い品種である。
性状は、多収穫品種であり大東から中東が期待出来る。
果実は大東となり多収性であるが、果皮が柔かで輸送力
に欠ける。また果心が小さい。肥料不足時には角ばった
果実となる傾向がある。また果実の腰が高い。
ように注意する必要がある。
用いた全ての品種から植物体を得、花粉の酢酸カーミン
染色及び人工花粉発芽培地での発芽テストを行い、その
結果を第1表に示した。
テストした全ての植物は花粉発芽テストの結果二側を除
き全て雄性不稔であった。
「レッドチェリー」より得られた植物(第1表、レッド
チェリーB−b)は、「レッドチェリ」と比較して第7
〜8図に示すように花の形態及び生育に本質的な差はな
かった。また、これらの花粉を実施例1と同様に酢酸カ
ーミン染色を行ったところ、第9図に示すように同様に
染色された。
しかし、これらの花粉を人工花粉発芽培地上で発芽させ
たところ第10図に示すように、「レッドチェリー」の
花粉は、発芽するのに対し本植物の花粉は発芽しなかっ
た。本植物は自家受粉では第  1  表 花粉の酢酸カーミン染色及び人工花粉発芽培地での発芽
テスト の平均値)、−果当り約82個の種子が得られた(4個
の平均値)。
ノ・7 注)A、B、C,Dはそれぞれの品種に於て異なるカル
スを示す。a、b、cはそれぞれのカルスに於て異なる
植物体を示す。
ハ、[発明の効果] 本発明の方法によると、目的とするトマト植物の雄性不
稔性以外の形質に同等変化を与えることなく、目的とす
るトマト植物を短期間に効率よく雄性不稔化することが
可能である。そして雄性不稔化されたトマト植物の種子
生産能力は親植物の種子生産能力と大差なく、得られた
雄性不稔トマト植物は融合に用いたトマトの花粉を交配
することにより、形質に変化を与えることなく種子増殖
が可能となる。このことは、従来の方法により作出され
た雄性不稔トマトと著しく異なる点であり、トマトのF
1種子作出に多大の貢献をするものである。
【図面の簡単な説明】
図面(写真)は本願発明実施例の植物の形態を示す写真
であり、 第1図は、果実:1、の断面 左: (雄性不稔゛世界一°°)× (得られた雄性不稔“世界一°°)の切断面中: (得
られた雄性不稔゛世界一゛°)×(得られた雄性不稔゛
世界一°°)の切断面右:゛世界一°°× (得られた雄性不稔゛世界一°°)のtpK(−1明第
2図は、得られた雄性不稔植物と゛世界一°。 の苗 左、雄性不稔°゛世界一°°の後代植物右:°゛世界− 第3図は、得られた雄性不稔゛世界一゛°の花第4図は
、°゛世界一°°の花 第5図は、得られた雄性不稔植物と゛世界一の花粉の酢
酸カーミン顕微鏡染色像 左、得られた雄性不稔゛世界一°°の後代花粉像右:゛
世界一゛の花粉像 第6図は、得られた雄性不稔植物と゛°世界一の人工花
粉発芽培地上での花粉の状態 左、得られた雄性不稔°゛世界一°゛の花粉の発芽状態 右: °“世界一°゛の花粉の発芽状態第7図は、得ら
れた雄性不稔゛トマト・レッド第9図は、得られた雄性
不稔植物と゛°レッドチェリー°°の花粉の醋酢カーミ
ン顕微鏡染色像左:得られた雄性不稔トマドレッドチェ
リ°゛像 右:°゛トマトレッドチェリー°°像 第10図は、得られた雄性不稔植物と、゛°トマトレッ
ドチェリー゛の人工花粉発芽培地上での状態 左:得られた雄性不稔植物゛レッドチェリー花粉の顕微
鏡下の発芽状態 右:トマドルッドチェリー°°の花粉の顕微鏡下の発芽
状態 色 事 第 第 第 第 第 図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トマト植物より単離し、細胞質遺伝物質不活化処
    理されたプロトプラストとナス属植物より単離し、核遺
    伝物質不活化処理されたプロトプラストとを融合させ、
    融合細胞より雄性不稔トマトを再生させることを特徴と
    する雄性不稔トマト植物の簡易作出法。
  2. (2)細胞質遺伝物質不活化手段としてヨード酢酸また
    はその誘導体を使用することを特徴とする特許請求範囲
    (1)による雄性不稔トマト植物の作出法。
  3. (3)核遺伝物質不活化手段として放射線照射を行うこ
    とを特徴とする特許請求範囲(1)による雄性不稔トマ
    ト植物の作出法。
  4. (4)ナス属植物としてソラヌム・アカウレ・ホークス
    (¥Solanum¥ ¥acaule¥ ¥Hawk
    es¥)を使用することを特徴とする特許請求範囲(1
    )による雄性不稔トマト植物の作出法。
  5. (5)トマト植物の細胞質因子の不活化処理されたプロ
    トプラストと、ソラナム・アカウレ・ホークス(¥So
    lanum¥ ¥acaule¥ ¥Hawkes¥)
    の核遺伝子不活化処理されたプロトプラストとを細胞融
    合させ、得られる融合細胞から再生された、実質的な形
    態及び生育において親植物のトマト植物と差違なく、花
    粉がほとんど発芽せず、雄性不稔である点で相違する雄
    性不稔トマト植物。
JP63254297A 1988-10-08 1988-10-08 雄性不稔トマト植物の簡易作出法 Expired - Fee Related JP2824841B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63254297A JP2824841B2 (ja) 1988-10-08 1988-10-08 雄性不稔トマト植物の簡易作出法
DE89118475T DE68911833T2 (de) 1988-10-08 1989-10-05 Verfahren zur Herstellung männlich steriler Tomatenpflanzen.
AT89118475T ATE99114T1 (de) 1988-10-08 1989-10-05 Verfahren zur herstellung maennlich steriler tomatenpflanzen.
ES89118475T ES2061869T3 (es) 1988-10-08 1989-10-05 Metodo para producir plantas de tomate androesteriles.
EP89118475A EP0363819B1 (en) 1988-10-08 1989-10-05 Method for producing male-sterile tomato plants
PT91925A PT91925B (pt) 1988-10-08 1989-10-06 Processo para a producao de tomateiros cujos orgaos masculinos sao esterilizados
DK198904959A DK174846B1 (da) 1988-10-08 1989-10-06 Hansterile tomatplanter samt fremgangsmåde til fremstilling heraf

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63254297A JP2824841B2 (ja) 1988-10-08 1988-10-08 雄性不稔トマト植物の簡易作出法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02138927A true JPH02138927A (ja) 1990-05-28
JP2824841B2 JP2824841B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=17263021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63254297A Expired - Fee Related JP2824841B2 (ja) 1988-10-08 1988-10-08 雄性不稔トマト植物の簡易作出法

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0363819B1 (ja)
JP (1) JP2824841B2 (ja)
AT (1) ATE99114T1 (ja)
DE (1) DE68911833T2 (ja)
DK (1) DK174846B1 (ja)
ES (1) ES2061869T3 (ja)
PT (1) PT91925B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045373A (ja) * 1997-10-27 2011-03-10 Seminis Vegetable Seeds Inc 無核トマト及びその生産方法
US8058505B2 (en) 2005-10-26 2011-11-15 Sakata Seed Corporation Cybrid plant of the genus Lactuca and method for producing the same

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL108911A (en) * 1994-03-09 2004-05-12 Yissum Res Dev Co Synchronous ripening of tomatoes

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2842179C2 (de) * 1978-09-28 1986-12-18 GvP - KG für vegetative Pflanzenvermehrung mbH & Co, 2844 Lemförde Somatische Hybriden aus Kartoffeln und Tomaten sowie ein reproduzierbares Verfahren zu deren Züchtung
US4734369A (en) * 1983-08-22 1988-03-29 Campbell Soup Company Tissue cultures of Lycopersicon spp.
EP0214601A3 (en) * 1985-09-04 1988-08-31 DNA PLANT TECHNOLOGY CORPORATION (under the laws of the state of Delaware) Creation of cytoplasmic male sterility maintainer line trough protoplast fusion
US4863863A (en) * 1986-02-26 1989-09-05 Dna Plant Technology Corporation Method of producing somatic hybrids of the genus Lycopersicon
US4940839A (en) * 1986-10-01 1990-07-10 Dna Plant Technology Corporation Method of tomato protoplast fusion and regeneration of hybrid plants therefrom

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045373A (ja) * 1997-10-27 2011-03-10 Seminis Vegetable Seeds Inc 無核トマト及びその生産方法
US8058505B2 (en) 2005-10-26 2011-11-15 Sakata Seed Corporation Cybrid plant of the genus Lactuca and method for producing the same
EP2944692A1 (en) 2005-10-26 2015-11-18 Sakata Seed Corporation Cybrid plant of the genus lactuca and method for producing the same

Also Published As

Publication number Publication date
ATE99114T1 (de) 1994-01-15
DK495989A (da) 1990-04-09
PT91925A (pt) 1990-04-30
DE68911833D1 (de) 1994-02-10
DK174846B1 (da) 2003-12-22
ES2061869T3 (es) 1994-12-16
PT91925B (pt) 1995-05-31
DK495989D0 (da) 1989-10-06
DE68911833T2 (de) 1994-05-05
EP0363819B1 (en) 1993-12-29
EP0363819A1 (en) 1990-04-18
JP2824841B2 (ja) 1998-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Keim Interspecific Hybridization in Trifolium Utilizing Embryo Culture Techniques 1
CHIANG SHIONG et al. Production of haploid plants from anther cultures and secondary embryoids of winter oilseed rape, Brassica napus ssp. oleifera
MX2009002412A (es) Nuevas plantas de rucola con esterilidad masculina citoplasmica.
Bingham Isolation of Haploids of Tetraploid Alfalfa 1
Sato et al. Production of doubled haploid plants of carnation (Dianthus caryophyllus L.) by pseudofertilized ovule culture
CN104813917A (zh) 一种辣椒的育种方法
Steere Chromosome behavior in triploid Petunia hybrids
Sari et al. Doubled haploid production in watermelon
Lone et al. Plant propagation through tissue culture-a biotechnological intervention
Caglar et al. Progress in the production of haploid embryos, plants and doubled haploids in cucumber (C. sativus L.) by gamma irradiated pollen, in Turkey
Shen et al. Propagation in vitro of pear, Pyrus communis L., cultivars ‘William's Bon Chrétien’,‘Packham's Triumph’and ‘Beurré Bosc’
Lespinasse et al. Potential value and method of producing haploids in the apple tree, Malus pumila (Mill.)
Towner Cytogenetic studies on the origin of Tagetes patula. I. meiosis and morphology of diploid and allotetraploid T. erecta× T. tenuifolia
JPH02138927A (ja) 雄性不稔トマト植物の簡易作出法
JPH05276845A (ja) バレイショの育種方法及び種いもの生産方法
US4863863A (en) Method of producing somatic hybrids of the genus Lycopersicon
JP4671488B2 (ja) 不稔植物の作製方法
Vargas et al. Regeneration of plants from embryogenic cell suspensions of cv.“Datil”(Musa AA): morphological evaluation of plants in the field
EP0361124B1 (en) Plant breeding
JPH0636698B2 (ja) イネ半数体を効率良く得る方法
CN108243949A (zh) 一种轻简型温敏核不育系的选育方法
JPH11512290A (ja) Polima CMS細胞質を有し、高温及び低温において雄性不稔性である細胞質雄性不稔性Brassica oleracea植物
CN108834604B (zh) 马铃薯四倍体栽培种与二倍体野生种远缘杂交的方法
US4900676A (en) Method of producing herbicide resistant plant varieties and plants produced thereby
Woo et al. Production of interspecific hybridization between Fagopyrum tataricum and F. Cymosum through embryo rescue

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080911

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees