JP2001520863A - 無核トマト及びその生産方法 - Google Patents
無核トマト及びその生産方法Info
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Abstract
Description
。
度範囲及び環境条件を逸脱すると、十分量の稔性花粉が生ぜず、受粉及び受精が
困難なために通常結実しない。例えば、トマトは15〜21℃(夜温)及び30
〜35℃(日温)の狭い温度範囲で結実する。A.N.Lukyanenko,
“Parthenocarpy in Tomato” Monographs
on Theoretical and Applied Genetics
,14,p.167−177(1991)。
弱い光強度及び高い湿度のようなある環境条件が単為結果にとって好ましい。単
為結果は人工的に誘発され得るか、または自然に起こり得る。単為結果を誘発さ
せる場合、結実を助けるために各種の生長調節物質を使用することができる。例
えば、地中海沿岸で冬から春にかけて生育させるトマト(Lycopersic on esculentum )において結実を助けるためにオーキシンが通常使
用されている。
、遺伝的不稔により生じ、外部刺激なしに起こり、栄養繁殖方法を必要とする。
絶対的単為結果は、バナナやパイナップルのような果実で見られる。A.N.L
ukyancriko,“Parthenocarpy in Tomato
Monographs on Theoretical and Applie
d Genetics,14,p.167−177(1991)参照。条件的単
為結果は、受粉及び受精の過程が狭い環境限界に依存するトマト及び他の種で見
られる(前掲)。条件的単為結果では、環境刺激に応じて有核果または無核果が
生産される。例えば、ロシア国モスクワ近くのGribovskja Expe
rimental Vegerable Stationからの単為結果トマト
系統“Severianin”は、環境条件に依存して同等の重量を有する無核
果または有核果を生産するという優れた能力を有することが判明した。Spli
ttstoesser,Walter E.,“Temperature in
fluences Parthenocarpic Fruit Produc
tion in Tomato”,Proc.Plant Growth Re
gal.Soc.Am.(1988)。天然の単為結果系統は、子房中に大量の
生育促進物質を有し、その結果受粉の失敗または種子未成熟が果実の発育を妨げ
ないことも公知である。
単為結果ソースが公知である。単為結果が1つ以上の劣性遺伝子により遺伝的に
コントロールされることは公知である。単為結果をコントロールする多くの劣性
遺伝子が公知である。これらの遺伝子は、pat、pat−1、pat−2、p
at−3、pat−4及びpat−5である。短葯(sha)対立遺伝子が単為
結果果実を生産することも判明している。種子発生サプレッサー(sds)対立
遺伝子が無核のまたは非常に小さい核を微量含む通常の果実を生産することも判
明している。
えば、単為結果果実のサイズは通常の果実に比して小さくなる傾向にある。また
、単為結果果実の場合、酸度が低くなる傾向にあり、風味が悪くなる。更に、単
為結果果実(特に、トマト)は、低温条件下で生産したときに空洞のような各種
奇形を受けることが多い。
び世界において最も重要な野菜の1つである。米国だけでも、毎年数百万トンの
トマトが生産されている。作物の商品としての重要性から、栽培種の改良に対す
る努力が常に必要とされている。
t North由来のトマトの30%は無核である(Baggett,J.R.
ら,Hortsci.,13(5):598(1978年10月);Bagge
tt,J.R.ら,Hortsci.,13(5):599(1978年10月
))。トマト系統Oregon 11及びGold Nugget由来のトマト
の約50〜70%は無核である(Baggett,J.R.ら,Hortisc
ience.Alexandria American Society fo
r Horticultural Science,17(6):984−98
5(1982年12月);Baggett,J.R.ら,Hortiscien
ce.Alexandria,Va.:American Society f
or Horticultural Science,20(5):957−9
58(1985年10月))。更に、これらの無核トマトに関わる問題は、トマ
トを切ってみなければトマトが無核かを調べることができないことである。従っ
て、従来の無核トマトを得るための方法では、無核果の収率が低い。この方法は
、無核果を得るための実際的または商業的に有効な方法ではない。
いる。特に種を含む食品を食べることができない厳しい食事制限を受けている人
のために良好な品質を有する前記トマトが特に必要とされている。例えば、胃腸
管の破裂部分を修復するための手術から回復中の人は通常種を含む食品を食べる
ことができない。種が胃腸管の修復部分の縫合に捕捉されて治癒過程を遅らすよ
うになるという問題がある。胃腸管の壁が十分に治癒しないと、また破裂するこ
とがある。
ある。例えば、完全に無核のトマトは、トマトソースやトマトパスタのような食
品をより効率的に且つ低コストで製造することができる。なぜならば、加工前に
種を取り除く必要がないからである。
マトを提供することである。本発明の第2の目的は、前記した無核トマトの生産
方法を提供することである。
核トマトは、雄性母本として少なくとも1つの単為結果遺伝子を含むトマト株( Lycopersicon esculentum )を雌性母本として少なくと
も1つの単為結果遺伝子を含む雄性不稔性トマト株(Lycopersicon esculentum )と交雑させることにより生産される。雄性及び雌性母
本系統は、pat、pat−1、pat−2、pat−3、pat−4、pat
−5、sha及びsdsのような単為結果遺伝子を含み得る。雄性及び雌性母本
系統中の単為結果遺伝子は、本発明の無核トマトを確実に生産するためには同一
でなければならない。
れ得るサイズの無核トマトを得るための手段が提供される。本発明の無核トマト
は、良好な風味(糖及び酸バランス)をも有し、空洞のような奇形を示さない。
及び無核トマトの生産方法を包含する。本明細書中、用語「無核トマト」は、受
精した成種を含まないトマトを指す。本発明のトマトは受精した成種を含まない
が、小さい白色の未受精子房を含んでいてもよい。こうした未受精子房は真種と
見做さない。
」は、トマトが少なくとも90%の無核であることを意味する。好ましくは、本
発明の無核トマトは、好ましくは約95〜約99%の無核、最も好ましくは約1
00%の無核である。
むトマト株(Lycopersicon esculentum)を雌性母本と
して少なくとも1つの単為結果遺伝子を含む雄性不稔性トマト株(Lycope rsicon esculentum )と交雑させることにより生産される。本
発明の無核トマトを生産するために交雑させる雄株及び雌株はそれぞれ単為結果
遺伝子に対してホモ接合性であり、同一の単為結果遺伝子を含んでいなければな
らない。
なくとも1つの単為結果遺伝子を含んでいなければならない。母本系統は、pa
t、pat−1、pat−2、pat−3、pat−4、pat−5、sha、
sds等のような単為結果遺伝子を含み得る。実質的に無核のトマトを確実に生
産するために、ハイブリダイゼーションにおいて使用する雄性及び雌性母本系統
が同一の単為結果遺伝子を含むことが好ましい。例えば、雄性母本系統がpat
遺伝子を含むならば、雌性母本系統もpat遺伝子を含んでいなければならない
。
統として使用するために公に入手可能である。本発明において使用可能な単為結
果遺伝子を含むトマト系統の例を下表にリストする。
g、Oregon Star、Oregon Pride及びSiletzは、
P.O.Box 157,(97424)オレゴン州カッテージ・グローブに所
在のTerritorial Seed Co.,から市販されている。Gol
d Nuggett及びOregon Springも、(04910−973
1)メーン州アルビオン、Foss Hill Roadに所在のJohnny
’s Selected Seeds及び(97321)オレゴン州オールバニ
ー、North Pacific Highway 1190に所在のNich
ol’s Garden Nurseryから入手可能である。Santiam
及びOregon Starもオレゴン州オールバニーに所在のNichol’
s Garden Nurseryから市販されている。
て所望の特性を有するトマト系統に転移することもできる。単為結果遺伝子を含
むホモ接合性トマト系統をドナー母本として使用し、商品として所望の特性を有
するトマト系統を反復母本として使用する。反復母本をドナー母本と最初に交雑
させた後、得られたF1後代を自家受粉させる。次いで、F2後代を発育させ、
最大の所望園芸形質を併せ持つ無核果実を有する後代のみを選抜する。その後、
更に単為結果遺伝子を保持しながら所望の園芸形質を固定するために選抜物を自
殖するか、または満足なF2分離系が回収されるまで反復母本との更なる戻し交
雑を使用する。このトマト系統は、本発明の交雑において雄性母本系統として使
用され得る。
つの単為結果遺伝子を含み、雄性不稔性をも示す。母本系統は細胞質または遺伝
的に雄性不稔性であり得る。本明細書中、株が花粉を生じないかまたは生存不能
な花粉しか生じないならば株は「雄性不稔性」である。雄性不稔性株では自家受
精が起きない。雄性不稔性株であれば、育種業者は株の花における他家受精をコ
ントロールすることによりハイブリッド種子をより経済的に作成することができ
る。雌性母本の自家受精を防ぐことにより他家受精をコントロールすることがで
きる。一旦雄性不稔性としたら、株を所望特性を有する遺伝子ドナー株とハイブ
リダイズすることができる。本発明において、雄性不稔性トマト雌株を、少なく
とも1つの同一単為結果遺伝子対を含む雄性稔性トマト雄株とハイブリダイズす
る。
ある。細胞質雄性不稔性(CMS)をコントロールする遺伝因子は細胞質内、特
に一連のミトコンドリアDNA内にあると考えられている。株中にある2つの共
通する細胞質雄性不稔性は、Raphanus sativusのOgura雄
性不稔性細胞質及びBrassicas napusのポリマ雄性不稔性細胞質
である。他の細胞質雄性不稔性及び該不稔性を作成する方法も当業界で公知であ
り、本発明で使用するために入手可能である。例えば、欧州特許出願公開第36
3 819号明細書には、不活性化細胞質要素を含むトマト原形質を不活性化核
要素を含むSolanum原形質と融合することにより雄性不稔性トマト株に再
生され得る融合産物を得ることを含む雄性不稔性トマト株の生産方法を記載して
いる。
は細胞質に寄与し、よってCMS雌性に交雑するとCMS子孫が生ずる。しかし
ながら、核遺伝子はヘテロ接合性である。従って、園芸的に望ましい核特性に対
してホモ接合性であるCMS育種系統を作成するためには6〜8代の戻し交雑が
必要である。
きる。例えば、商品として望ましい形質を有する株由来の原形質をCMS系統由
来の原形質と融合して、雄性不稔性株を生産してもよい。
。原形質の酵素的単離は、2ステップ(または逐次)または1ステップ方法を用
いて実施され得る。2ステップ方法の場合、株組織をまず、中層を分解すること
により細胞を分離するマクエロザイムまたはペクチナーゼを用いて処理する。次
いで、遊離した細胞を、原形質を遊離するセルラーゼを用いて処理する。通常、
細胞を異なる酵素に1ステップ方法の場合に比して短期間接触させる。1ステッ
プ方法では、組織をマクエロザイム及びセルラーゼを含めた酵素混合物に接触さ
せる。
は誘発させなければならない。原形質の融合は、原形質を高pHで高レベルのカ
ルシウムを用いて処理することによりまたはポリエレングリコールを用いること
により化学的に誘発し得る。また、原形質融合を誘発させるために、援用により
本明細書に含まれるとするVienkenら,Physiol.Plant,5
3:64(1981)に記載されている電場+パルス方法のような電気的方法を
使用することもできる。
な1つの原形質の核物質を除去するかまたは不活性化する。核物質の不活性化は
、γ線、UV線またはX線を照射することによりなされ得る。場合により、細胞
質中の遺伝物質を融合前に不活性化すると、原形質は核物質のみを与える。細胞
質物質の不活性化は、原形質をヨード酢酸またはローダミン6−Gのような化合
物に接触させることにより化学的になし得る。一般的に、前記化合物は複製を阻
止するかまたはミトコンドリアDNAを破壊する。
た栄養素補充物を含む適当な培地で原形質を培養する。培地は、微量要素、多量
要素、ビタミン、アミノ酸及び少量の炭水化物(例えば、グルコースのような各
種糖類)を含む。前記培地は、細胞分裂及び苗条再生を調節することができる植
物ホルモン(オーキシン及びサイトカイン)をも含む。次いで、細胞質雄性不稔
性株を再生させる。
用により本明細書に含まれるとする欧州特許出願公開第363 819号明細書
に記載されている方法に従って生産される細胞質雄性不稔性トマト株を本発明で
使用することができる。
れている単為結果遺伝子と同一の単為結果遺伝子を少なくとも1つ含んでいなけ
ればならない。雌性母本系統は、少なくとも1つの単為結果遺伝子に対してホモ
接合性のトマト系統を雄性不稔性トマト株を用いて戻り交雑することにより作成
することができる。この戻し交雑方法は、CMS雌性系統に対して単為結果近交
系を直接戻し交雑することを含む雄性近交発生とは異なる。なぜならば、自家受
粉が不可能なので、園芸的に許容できる単為結果系統はCMS雌性系統の維持系
統として働くからである。CMSトマト系統が単為結果遺伝子に対してホモ接合
性であるまで戻り交雑を続ける。100%の株が単為結果果実を結実したなら、
ホモ接合性が達成される。
とにより得られる。生じた後代は約90%の無核、好ましくは約95%〜約99
%の無核、最も好ましくは100%の無核である。しかしながら、ミツバチのよ
うな花粉媒介者が雌性母本系統をこの雌性母本系統中の単為結果遺伝子と同一の
単為結果遺伝子を1つも含まない稔性系統からの花粉で受粉させても、後代は約
90%無核でないことに注目すべきである。
為結果遺伝子を含むトマト株を雌性母本として少なくとも1つの単為結果遺伝子
を含む細胞質雄性不稔性トマト株と交雑させてトマトを生産するステップを含む
。ハイブリッド株は、雄性不稔性の果実(Lycopersicon escu lentum )を与える。最適の結実のために、ハイブリッド株を13時間以上
の日長条件下で生育させなければならない。
分な稔性を確保するために稔性快復遺伝子は雄性花粉媒介業者から転移しなけれ
ばならない。より具体的には、稔性快復遺伝子の機能はハイブリッドにおいて稔
性を快復させることであり、これにより結実できる。雄性母本において単為結果
遺伝子を使用することにより、雄性母本由来の稔性快復遺伝子を必要としない細
胞質雄性不稔性トマトハイブリッドを得ることができる。単為結果遺伝子が子房
を広げ、よってたとえ果実が無核でも実を付けるので、稔性快復遺伝子を必要と
しない。
に大きくならない子房室を有する。これらのトマトの子房室は小さいままである
ので、隔膜融合心皮の表面積は従来のトマトに比して大きい。図1に、2つの異
なるトマトの半分の切断面白黒写真を示す。図1Aは通常の有核の市販トマトの
半分であり、図1Bは本発明方法により生産した無核トマトの半分である。これ
らの写真から分かるように、図1Bに示すトマト半分は図1Aのトマト半分に比
してより多くの果肉を含む。従って、本発明の無核トマトはしばしば従来のトマ
トに比してより多くの果肉を含む。
な風味を有するトマトが提供される。また、本発明の無核トマトの糖含量は多く
の従来のトマトに比して多い。
る「シンク」として作用する種子がないという事実に関連していると考えられる
。本明細書中、用語「シンク」は、他の植物部分に比してより多くの光合成産物
(スクロース)を優先的に受容する植物の部分を指す。種子は植物の次の世代、
すなわち子孫を示すので植物上の優勢「シンク」を構成する。種子を有する株は
、特にストレス下で、発育中の種子に対するスクロースの優先的転流をコードす
る遺伝的メーキャップを含む。本発明の単為結果トマトの場合、不受精の小さい
胚珠は子房に転流した糖を吸収できず、よって消費者に喜ばれる遊離糖が残るよ
うである。
サイズを有する。
比してうまく薄く切ることができる。
する。
イゼーション方法を用いて、雌性母本としての“CMS VFN8”と呼ばれる
細胞質雄性不稔性(CMS)トマト株を“Det.Parth 1”と呼ばれる
トマト株と交雑させた。CMS VFN8は、日本国東京に所在のトキタ種苗(
株)から入手した独占権をもつ細胞質雄性不稔性トマト株である。Vertic illium dahliae race 1、Fusarium oxysp orum race 1及びネコブセンチュウMeloidogyne inc ognita に対して耐性を有するPetoseed近交系統であるハイブリッ
ド母本VFN8の種子を、雄性不稔性トマト(Lycopersicon es culenum) “VFN8”のミトコンドリアの代わりに細胞質雄性不稔性S olanum acaule のミトコンドリアを使用したプロトプラスト融合実
験において核ドナー母本として使用した。VFN8の株型は活力ある有限であり
、実サイズは超大型(200〜250g)で、良好な風味を有する。
table Seeds. Inc.が独占権をもつ近交系である有限単為結果
トマト株である。Det.Parth 1はpat−2単為結果遺伝子を含む。
Det.Parth 1は超大型(200〜250g)の実を有する有限低木ト
マトである。この実は緑色の肩を有し、十分な酸度と高い糖含量のために優れた
風味を有する。
てCMS VFN8を用いて戻し交雑した。この戻し交雑から得た種子を集め、
植付けた。次いで、生じた株を雌性母本としてCMS VFN8を用いて再び戻
し交雑した。更に3回の戻し交雑を、前回の戻し交雑から得た株及び雌性母本と
してCMS VFN8を用いて実施した。全部で5回の戻し交雑を実施した後生
じた株を“CMS VFN8/Det.Parth 1*4”と呼ぶ。この株は
pat−2遺伝子に対してホモ接合性であった。このCMS VFN8/Det
.Parth 1*4株を、無核トマト96 FH 241を発生させるための
交雑において雌性母本として使用した。CMS VFN8/Det.Parth
1*4株の種子は、1997年10月13日に(20852)メリーランド州
ロックビル、Parklawn Drive,12301に所在のアメリカン・
タイプ・カルチャー・コレクション(the American Type Culture Collection)(
ATCC)に寄託され、ATCC寄託番号は209361である。この寄託は、
寄託期間が寄託日から30年間、寄託機関への最新の請求から5年間、またはこ
の出願の米国特許の満了期間のいずれか長い期間というブダペスト条約の要件に
従ってなされた。CMS VFN8/Det.Parth 1*4株の種子は、
寄託機関で生存しなくなったなら補充される。
eminis Vegetable Seedsから市販されている“Deli
cious”と呼ばれる自然受粉トマト種を、雌性母本としてオレゴン州コーバ
リスに所在のOregon State Universityから入手した“
33”と呼ばれる独占権をもつトマト株と交雑させた。33は、単為結果遺伝子
pat−2を含む。交雑により得られた種子を集め、植付けた。生じた株を雌性
母本としてDeliciousを用いて戻し交雑した。生じた株を“F6(‘D
elicious’/33*)”と呼ぶ。この株はpat−2遺伝子に対してホ
モ接合性である。F6(‘Delicious’/33*)株を、無核トマト9
6 FH 241を発生させるための交雑において雄性母本として使用する。F 6 (‘Delicious’/33*)株の種子は、1997年10月13日に
(20852)メリーランド州ロックビル、Parklawn Drive,1
2301に所在のアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクションに寄託され、
ATCC寄託番号は209360である。この寄託は、寄託期間が寄託日から3
0年間、寄託機関への最新の請求から5年間、またはこの出願の米国特許の満了
期間のいずれか長い期間というブダペスト条約の要件に従ってなされた。F6(
‘Delicious’/33*)植物の種子は、寄託機関で生存しなくなった
なら補充される。
VFN8/Det.Parth 1*4を雄性母本としてのF6(‘Delic
ious’/33*)と交雑させた。生じた種子を集め、その後植付けた。得ら
れたトマト96 FH 241は100%無核であった。
た。Shady Ladyは、かなり緻密な有限つるを有し、通常大きな実サイ
ズ(180〜220g)を有する市販種である。96 FH 241は、本発明
方法により生産した無核ハイブリッドトマトである。前記トマトの各サンプルを
別々に、滑らかなコンシステンシーが得られるまで慣用のフードブレンダーを用
いて均質化した。4℃でBeckman GS−6R遠心分離機において100
0×gで15分間遠心することにより、各ピューレサンプルからトマト漿液を得
た。
anley)を用いて測定した。屈折計を水及び10゜ブリックスグルコース溶
液を用いて較正した。糖含量は゜ブリックス(%糖(wt/wt))で表す。2
つのトマトの糖含量を下表に示す。
した。pH8.2の終点及びD.1000N水酸化ナトリウム(VWR)滴定剤
を使用した。滴定可能な酸度はミリモルH+/100g−漿液で表す。糖:酸比
(S/A)は、式:S/A=(゜ブリックス/180.16)/(A/1000
)に従う滴定可能なH+含量に対する糖のモル比である。2つのトマトの糖:酸
比を下表に示す。
な市販種のトマトに比して高いことが分かる。本発明のトマトの糖:酸比も一般
的なトマトに比して高い。
が、添付する請求の範囲によってのみ規定される本発明の範囲で修正及び変更が
可能なことは自明である。
の有核トマトの半分のトマトであり、図1Bは本発明の無核トマトの半分のトマ
トである。
Claims (18)
- 【請求項1】 実質的に無核のトマト(Lycopersicon esc ulentum )。
- 【請求項2】 約95%の無核である請求の範囲第1項に記載のトマト。
- 【請求項3】 約99%の無核である請求の範囲第1項に記載のトマト。
- 【請求項4】 約100%の無核である請求の範囲第1項に記載のトマト。
- 【請求項5】 実質的に無核のトマトの生産方法であって、雄性母本として
少なくとも1つの単為結果遺伝子を含むトマト株を雌性母本として少なくとも1
つの単為結果遺伝子を含む雄性不稔性トマト株と交雑させて実質的に無核のトマ
トを生産するステップを含む前記方法。 - 【請求項6】 単為結果遺伝子がpat、pat−1、pat−2、pat
−3、pat−4、pat−5、sha及びsdsからなる群から選択される請
求の範囲第5項に記載の方法。 - 【請求項7】 雄性母本中の単為結果遺伝子と雌性母本中の単為結果遺伝子
が同一である請求の範囲第6項に記載の方法。 - 【請求項8】 雌性母本が雄性不稔性である請求の範囲第5項に記載の方法
。 - 【請求項9】 雌性母本が細胞質雄性不稔性である請求の範囲第8項に記載
の方法。 - 【請求項10】 雌性母本が遺伝的雄性不稔性である請求の範囲第8項に記
載の方法。 - 【請求項11】 生産されるトマトが約95%の無核である請求の範囲第5
項に記載の方法。 - 【請求項12】 生産されるトマトが約99%の無核である請求の範囲第5
項に記載の方法。 - 【請求項13】 生産されるトマトが約100%の無核である請求の範囲第
5項に記載の方法。 - 【請求項14】 請求の範囲第5項に記載の方法により生産される実質的に
無核のトマト。 - 【請求項15】 ハイブリッドトマトの生産方法であって、雄性母本として
少なくとも1つの単為結果遺伝子を含むトマト株を雌性母本として少なくとも1
つの単為結果遺伝子を含む細胞質雄性不稔性トマト株と交雑させてハイブリッド
トマトを生産するステップを含む前記方法。 - 【請求項16】 ハイブリッドトマトが細胞質雄性不稔性である請求の範囲
第15項に記載の方法。 - 【請求項17】 単為結果遺伝子がpat、pat−1、pat−2、pa
t−3、pat−4、pat−5、sha及びsdsからなる群から選択される
請求の範囲第15項に記載の方法。 - 【請求項18】 雄性母本中の単為結果遺伝子と雌性母本中の単為結果遺伝
子が同一である請求の範囲第15項に記載の方法。
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