JP2824552B2 - 自動光学検査のためのシステムおよび方法 - Google Patents

自動光学検査のためのシステムおよび方法

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JP2824552B2 JP5287402A JP28740293A JP2824552B2 JP 2824552 B2 JP2824552 B2 JP 2824552B2 JP 5287402 A JP5287402 A JP 5287402A JP 28740293 A JP28740293 A JP 28740293A JP 2824552 B2 JP2824552 B2 JP 2824552B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は自動光学検査システム、特に、
高密度および大容量の離散配線パネルまたは回路基板に
おける欠陥を検査するための光学検査システムに関す
る。
【0002】近年、エレクトロニクス産業は、表面に多
数の端子が取り付けられたよりコンパクトな集積回路パ
ッケージの開発を指向している。配線パターンの密度
は、ここ数年のうちに著しく増大した。したがって、今
日、たいていの回路基板の応用において、互いに交差す
る絶縁配線を含む離散配線技術が用いられている。その
結果、信号経路は、同一基板上においてX−Y平面内を
走り、また非軸方向に走る。
【0003】したがって、基板表面上に連続した配線要
素を供給し、それと同時に配線を貼り、そして配線を予
め決められた連結点で切断することによって、絶縁基板
に絶縁配線がなされる。こうして、予め決められた連結
パターンの配線イメージが生成され、そしてこれは基板
に貼られた離散的なまたは不連続な配線部分を含んでい
る。回路基板は、米国特許第3,674,914号に記
載されている。
【0004】連結点は、配線の終点、および、配線に沿
った一定の中間点において、金属メッキされたホールの
形で存在する。そして連結点は、外部コンポーネントの
端子に対する伝導路を与える。
【0005】ホールおよび大きさは予め決められてお
り、それぞれのプリント配線基板に複写され得る。一般
に、まず最初、予め形成される絶縁された導体配線を予
めプログラムされた経路に沿って基板表面に適用し、そ
の後、基板上の端子が配置されるべき位置にドリルまた
はレーザービームによってホールをあけることが好まし
い。その後、メッキ材料がホールの内部に入り込み、配
線の末端を外部パッドに接続せる。
【0006】一旦離散配線基板が作成されると、配線エ
ラーがないか基板を検査することが必要となる。従来
は、オペレータの目による基板の検査がなされる場合が
あった。しかしながら、代表的な基板に対し多数の配線
が存在し、これによって目による検査は非常に非能率的
となり、またエラーを生じやすいものとなる。この問題
は、連結位置において重大となる。配線は、ホールのあ
けられた位置において、後の接続のために絶縁を取り除
かれているので、配線エラーは、連結位置における「シ
ョート」または「開路」を引き起こすおそれがある。
【0007】自動光学検査システムは、オペレータの目
による検査に比べて、配線欠陥を検出するに際し、はる
かに有益である。従来、自動光学検査機は、2つの基礎
的方法に基づいて設計されてきた。第1の方法は、デザ
インルール法(designrule approac
h)である。この方法によれば、微小な窓の広がりの範
囲内で検出可能な最小のデザインルールの破れを検出す
べく基板の走査がなされる。最小のトレース幅およびト
レース分離の破れは、かき傷のような小さな欠陥と共
に、デザインルールチェックの対象となる。
【0008】第2の方法はリファレンス比較法(ref
erence comparison approac
h)である。リファレンス法によれば、テスト基板が、
ピクセル毎に、メモリに記憶された「金製の基板」の表
現と比較される。
【0009】一般的な自動光学検査アーキテクチャは、
非コヒーレント光によるパネル照明、および単色電荷結
合デバイス(CCD)アレイによるイメージ検出を含ん
でいる。このようなシステムに対し、パターンおよびホ
ール位置の検査は背面からの照明によってもたらされ、
また基板に対する導体の検査は上方からの照明によって
達成される。背面からの照明において、光源および検査
ハードウェアはそれぞれ、検査中の物品の両側に配置さ
れる。上方からの照明において、検査ハードウェアおよ
び光源は、物品の一方の側に配置される。
【0010】上方からの照明を伴う自動光学検査は、基
板に光を照射し、反射光の異なる強度を検出することに
基づいている。すなわち、導体および基板は、それらの
反射する光の量によって検出され得る。例えば、光輝く
銅は、にぶく曇った基板と容易に区別され得る。
【0011】しかしながら、酸化銅の検査はそれほど容
易ではない。困難な検査作業は、ハンダ付けされた位置
での欠陥の検出である。かかる困難性は、ハンダが不規
則に形作られた3次元的な表面を有しているとともに、
非常に光輝いていることに起因している。かかる特質に
よって、光は不規則に反射される。離散配線基板の検査
は、同様に非常に困難であることが証明されている。ハ
ンダの場合と同様に、配線は、光を不規則に反射させる
湾曲した3次元的な表面を有している。配線がなされた
方法、接着剤が配線からはみ出したかどうか、また、配
線がかき傷および近接する交差の存在による影響を受け
たかどうかは、すべて、それが光を反射する状態を決定
する要因である。さらに、離散配線パネルは、カプセル
封じに先立って、配線以外の構造的特徴を付与される。
柔軟な光輝く基板における隆起、かき傷、溝および畝
は、明るい反射の中に生じ、従来の自動光学検査システ
ムに対してゴーストとして作用する。
【0012】例えば、上方から照明された離散配線基板
を観察するとき、配線の分布および基板の明るさは、基
板上の2つの広く重なり合うドメインに落ちる。重なり
合う領域において、光の強度だけに基づいた分析では、
材料のタイプが潜在的に不明瞭となる。空間的な構造を
考慮することで、かかる不明瞭さはいくぶん軽減される
が、それは、コンピュータ的に費用がかかり、しかもし
ばしば依然として決定てきではない。すなわち、控えめ
に言って、最低限の決定を行い、悪い点を認めるよりむ
しろ良好な点を拒絶することを支持するという過ちを冒
すことが必要となる。かかる拒絶の判断基準は、従来の
自動検査システムに伴うさらなる欠点である。
【0013】配線を基板と区別する作業は、配線の色が
基板の色に類似している場合には、さらに困難となる。
この場合、配線および基板の明るさは、実質上重なり合
い、多くの誤った判断をもたらす。
【0014】こうして、上述の欠点を生じることなく、
極めて効率よく、高い信頼性をもって高密度回路基板を
検査することが必要とされている。
【0015】
【発明の要約】したがって、本発明の目的は、一般に回
路基板の自動光学検査を行うための信頼のおけるシステ
ムを提供することである。本発明の別の目的は、離散配
線回路基板のプリント回路サブコンポーネントを含む離
散配線回路基板の自動光学検査を行うためのシステムお
よび方法を提供することである。
【0016】本発明のさらに別の目的は、プリント回路
基板および離散配線回路基板を含む回路基板を検査する
ための、色に基づく自動光学検査システムを提供するこ
とである。本発明のさらに別の目的は、類似色を有する
基板と配線を区別することができる、色に基づく自動光
学検査システムを提供することである。
【0017】本発明のさらに別の目的は、位置合わせ試
片の位置におけるずれによって表示されるものとして、
基板の伸張および収縮を測定することができる自動光学
検査システムを提供することである。本発明のさらに別
の目的は、検査X−Yテーブルに回路基板が不正確に配
置されることから生じるすべてのエラーを補正すること
ができる自動光学検査システムを提供することである。
【0018】このため、ビデオカメラが検査されるべき
配線基板の上方に配置される。ビデオカメラは基板のイ
メージを受け、その情報を、システムの分析部を構成す
るアナライザーに送る。システムは、ビデオカメラから
受けたすべての色情報を用い、「赤」−「緑」−「青」
(RGB)ルックアップテーブルを用いて直接に作動す
る。本発明の別の実施例において、RGBフォーマット
におけるイメージデータは、「色相」−「彩度」−「強
度」(HSI)フォーマットに変換される。その後、シ
ステムはHSIデータの色相成分を用いるが、彩度およ
び強度成分は無視し、可能な最高の処理速度を達成す
る。本発明のさらに別の実施例において、ルックアップ
テーブルの代わりに、RGBデータに直接作用するニュ
ーラルネットワーク技法が、配線と基板を区別するため
に使用され得る。
【0019】システムは、RGB空間を表示する3次元
ルックアップテーブルを確立する。もっぱら配線の特徴
に属するすべてのRGB値のうちの大部分は、そのとき
配線ルックアップテーブル内においてセットビットをア
ドレス指定する。基板の特徴に属するすべてのRGB値
は、配線ルックアップテーブル内においてゼロビットを
アドレス指定する。逆に、もっぱら基板の特徴に属する
すべてのRGB値のうちの大部分は、そのとき基板ルッ
クアップテーブル内においてセットビットをアドレス指
定する。
【0020】システムは、第1に、調整モードにおいて
サンプル配線および基板領域に対して作動せしめられ、
よって、対応する配線ルックアップテーブルおよび基板
ルックアップテーブルをセットアップする。サンプルが
とられる毎に、システムが基板に向けられた領域は緑色
になり、システムが配線に向けられた領域は明るい赤色
になる。
【0021】実際の検査の間に、連結点が開路を引き起
こしあるいは短絡していないかどうかがチェックされ
る。参照ファイルは、各連結点での正確な配線を記述す
る情報を含んでおり、ホールのタイプ、各配線がホール
に出入りする角度を含んでいる。もし検査された連結点
が参照ファイルと矛盾するならば、欠陥が検出される。
【0022】本発明のさらに別の目的および多くの付随
した効果が、本発明がさらに詳細に説明されるにつれて
明らかとなるだろう。
【0023】
【好ましい実施例の詳細な説明】図1は、本発明による
回路基板の自動光学検査システムの1実施例を示したも
のである。コンピュータ10は、システムの動作を制御
する。コンピュータ10としては、好ましくは、16ビ
ットまたは32ビットのマイクロプロセッサを備えた比
較的安価なパーソナルコンピュータが使用され得る。
【0024】フレームグラバー(frame grab
ber)12は、コンピュータに接続されている。フレ
ームグラバーは、コンピュータの後面パネルにおいて1
つのスロットを占める。フレームグラバー12は、市場
で容易に入手可能なコンポーネントの1つである。フレ
ームグラバー12は、RGBビデオカメラ14に接続さ
れている。ビデオカメラは、移動可能なX−Yテーブル
16の上方に配置されている。X−YテーブルはX軸お
よびY軸に沿って移動せしめられ得る。テーブル16の
上面には、離散配線パネル18が検査のために置かれ
る。
【0025】光源20は、離散配線パネル18上に入射
光を与える。モーションコントローラ22は、コンピュ
ータ10のI/OポートおよびX−Yテーブル16に接
続されている。
【0026】RGBビデオモニタ24は、フレームグラ
バー12に接続されており、RGBビデオカメラ14に
よって撮影される離散配線パネル位置のイメージを与え
る。RGBビデオカメラ14は、離散配線パネル18か
らの反光を受ける複数の電荷結合素子アレイを含んでい
る。フレームグラバー12は、RGBビデオカメラから
のイメージをRGBフォーマットで受信する。したがっ
て、イメージ中の各要素は、赤色、緑色および青色成分
のそれぞれによって表現される。
【0027】フレームグラバー12は、RGBビデオカ
メラによって撮影されたイメージを表現するアナログ信
号を、2次元ディジタルアレイに変換する。2次元ディ
ジタルアレイのフレームグラバー中における大きさは、
米国規格では512×480ピクセル、またヨーロッパ
規格では512×512ピクセルである。また、RGB
ビデオカメラ14の光受容体チップ上の位置と、フレー
ムグラバー12の2次元ディジタルアレイとの間には固
定された対応関係が存在する。したがって、フレームグ
ラバー12の2次元ディジタルアレイ中の各ピクセル位
置は、RGBカメラによって検出されたイメージ中の一
義的な位置に対応する。
【0028】すなわち、フレームグラバー12によって
与えられるデータは、通常のフォーマットにおいてコン
ピュータの使用に容易に供され得る。モーションコント
ローラ22は、コンピュータ10カラの命令を受け、X
−Yテーブル16を望まれた位置に動かす。すなわち、
離散配線パネル18上のすベての点は、RGBビデオカ
メラ14によって検査され得る。
【0029】図2は、本発明によって検査されるべき離
散配線パネルの1例を示した図である。複数本の配線2
8がパネル上になされている。配線は連結点30を通り
すぎ、あるいは連結点30で終了している。図示したよ
うに、連結点のいくつかは、それを通過するいかなる配
線も有していない。このような位置は、電源端子および
アース端子として、または機械的な目的のために使用さ
れるスルーホールを形成すべく、後にドリルでホールを
あけられる。連結点30は、離散配線パネル製造の続く
工程においてドリルでホールが形成される位置である。
【0030】離散配線パネル上のホール位置はそれぞ
れ、予め決定される位置と対応する予め決定される直径
を有している。離散配線パネル18はそれぞれ、パネル
の四隅のそれぞれに各1つ、合計4つの位置合わせクー
ポン29を有している。異なるサイズのパネルは、異な
る名目位置にクーポンを有しており、これらの位置の座
標は、コンピュータ10に対してアクセス可能なファイ
ル内に記憶される。位置合わせクーポンは参照点を与
え、その結果、予め決定される正確なホール位置が各パ
ネル上に正確に見つけ出される。
【0031】システムが配線と基板を区別できるように
するため、トレーニング手続きがまず最初に開始されな
ければならない。システムの検査能力は、RGB空間を
表示する図1の3次元ルックアップテーブルに依存す
る。
【0032】これに対応して、図3には、本発明の1実
施例の機能ブロック図が示してある。上で図1を参照し
て説明したように、フレームグラバー12はRGBカメ
ラ14からイメージ情報を受け取る。
【0033】マイクロプロセッサ10は、コンソールモ
ニタ50およびキーボード52に接続されている。すな
わち、基板を検査するオペレータとシステムの間のイン
ターフェイスは、キーボードおよびモニタ50上に表示
されるメニューを用いることによってもたらされる。マ
イクロプロセッサ10は、また、分析器40をモニタ
し、制御する。当業者にとって明らかなように、分析器
40は、ハードウェアまたはソフトウェアのいずれかに
おいて提供される。分析器40は、ホール位置30にお
ける配線の状態を決定するための種々のサブシステムを
含んでいる。
【0034】パネル特徴検出器 分析器40の1つのサブシステムは、パネル特徴検出器
80である。パネル特徴検出器は、フレームグラバー1
2によって与えられるピクセルが、検査中のパネル18
の配線または基板のいずれに対応するかを決定すること
ができる。パネル特徴検出器80は、配線ルックアップ
テーブル82、基板ルックアップテーブル84および禁
止器(inhibitor)86を含んでいる。配線ル
ックアップテーブル82および基板ルックアップテーブ
ル84は共に、フレームグラバー12によって与えられ
るピクセルの赤色(R)値、緑色(G)値および青色
(B)値の大部分によってアドレス指定される。
【0035】すなわち、これらのルックアップテーブル
82、84は、3次元RGB空間の表示である。図4
は、それぞれ配線および基板に対する3次元RGB空間
150および152を示したものである。すなわち、図
4の(A)における配線ビット分布154は、RGB空
間における配線特徴に対応する点を表しており、図4の
(B)における基板ビット分布156は、基板特徴に対
応する点を表している。したがって、基板特徴に属する
RGB値はすべて、配線RGB空間150においてゼロ
ビットをアドレス指定し、配線特徴に属するRGB値は
すべて、基板RGB空間152においてゼロビットをア
ドレス指定する。
【0036】したがって、RGB値の組合せはすべて、
配線RGB空間内または基板RGB空間内の点に関係す
る。配線および基板ルックアップテーブルは、そのと
き、「R」値、「G」値および「B」値によってアドレ
ス指定され、対応するデータは、RGB値が配線または
基板のいずれに属しているかどうかによって「1」また
は「0」に設定され得る。しかしながら、「1」または
「0」は、通常のコンピュータまたはマイクロプロセッ
サ装置において8ビットを占める。本発明の1実施例で
は、配線および基板ルックアップテーブルは、「1」ま
たは「0」の値が1ビットだけを占めるようにセットア
ップされている。
【0037】図5には、本発明の1実施例による配線お
よび基板ルックアップテーブル82、84の構造が示し
てある。赤色、緑色および青色に対応するテーブルの各
次元は、テーブル全体のサイズ262144ビットに対
し、6ビットの分解能を有している。これは、3276
8バイトに換算される。フレームグラバー12からの利
用可能な生のデータは、1RGB成分当たり8ビットで
与えられるので、これは、各次元毎に4倍の圧縮をもた
らす。しかしながら、1次元当たり6ビットは、ダイナ
ミックレンジとメモリ保存の満足のいくバランスをもた
らすことが照明されている。
【0038】図5のテーブル160は、図3のテーブル
82または84に対応している。連続した8バイトはす
べて、青色軸の限界に及んでいる。各1バイトは8ビッ
トを含んでおり、青色軸を全部で64個の離散的な増分
に分割する。緑色軸もまた64個の増分を有している。
緑色軸に沿って隣接する2つの増分は、ルックアップテ
ーブル中において8バイト離れた2つのアドレスに対応
する。赤色軸もまた64個の増分を有している。赤色軸
に沿って隣接する2つの増分は、ルックアップテーブル
中において512バイト(8×64=512)離れた2
つのアドレスに対応する。
【0039】したがって、一旦RGB値がフレームグラ
バー12によって与えられると、R、G、B成分は、1
つの18ビット2進数に融合される。上位6ビットは赤
色値に対応し、次の上位6ビットは緑色値に対応する。
下位6ビットは青色値に対応する。その後、青色値に対
応する下位3ビットが取り除かれ、そして残りの15ビ
ットがバイトアドレスを与える。アドレス指定されたバ
イトにおける各ビットは、さらに、前に取り除かれた下
位3ビットによってアドレス指定される。したがって、
ルックアップテーブル中のすべてのビットは、アドレス
指定され、それに対応して「1」または「0」に設定さ
れ得る。例えば、配線特徴がR=0、G=0およびB=
27、または(011、011)を有していると仮定す
ると、テーブル160における位置162に対応するビ
ットは、もしテーブル160が配線ルックアップテーブ
ルであるならば、「1」に設定されるだろう。青色値の
上位3ビットはバイトアドレスに寄与し、また、青色値
の下位3ビットは、当該バイトにおけるビット位置を指
示する。
【0040】そのとき、適当なビットを配線または基板
から生じたRGB値に対応する「1」に設定することに
よって、テーブル82、84を満たすことが可能であ
る。図3の禁止器86は、配線および基板ルックアップ
テーブルの両方においてセットビットを有するRGB値
をモニタし、配線ルックアップテーブル82内の対応す
るビットを「0」に設定する。すなわち、配線および基
板ルックアップテーブル82、84の両方に存在するす
べてのRGB値は、基板として解釈される。
【0041】本発明の好ましい実施例において、図3の
フレームグラバー12は、ピクセル列バッファー88に
対し、列基底毎にデータを与える。ピクセル列バッファ
ーは、1つの列に含まれるすべてピクセルの情報を保持
し、この情報を、パネル特徴検出器80に対してピクセ
ル基底毎に与える。
【0042】それ故、パネル特徴検出器80の入力は、
ピクセル列バッファー88によって与えられた1列のピ
クセル内におけるピクセルに対応するRGB値であり、
パネル特徴検出器80の出力は、配線ルックアップテー
ブル82によって与えられたライン83におけるビット
であり、ピクセルが配線に対応するか否かを表してい
る。
【0043】ピクセル検索コントローラ 図3にはピクセル検索コントローラ91が示してある。
ピクセル検索コントローラは、開路/短絡走査テーブル
96、および排除走査テーブル98を含んでいる。開路
/短絡走査テーブル96および排除走査テーブル98か
らの出力は共に、ピクセル列転送コントローラ94およ
びピクセル列走査コントローラ92に結合される。
【0044】開路/短絡走査テーブル96に記憶された
データは、ホール位置におけるシステムの短絡および開
路検出規準に基づいており、排除走査テーブル98に記
憶されたデータは、ホール位置が全く配線の交差を伴わ
ずにいるべきであるという規準に基づいている。
【0045】フレームグラバー12は、図2のホール位
置30のイメージを記憶することは当業者にとって明ら
かである。テーブル96、98に記憶されたデータは、
図6を参照してより詳細に説明される。
【0046】図6の(A)には、小さい開路焦点板と、
ホール位置のイメージ上に置かれたリングからなる大き
な短絡焦点板が示してある。短絡焦点板および開路焦点
板は、ホール位置にあるビデオモニタ上に実際に表示さ
れることは当業者によって明らかである。短絡検出は、
3つの幾何学的規則に基づいている。これらの規則は、
検査位置におけるホール位置の直径よりもわずかに大き
い内径をもつ短絡リング166に適用される。これらの
幾何学的規則とは、(a)配線は常にリングと直交する
こと、(b)すべての配線交差の弧の長さは上限によっ
て制限されていること、(c)配線は予め決定される回
数以上は交差しないことである。好ましい実施例におい
て、可能な交差の回数は2回に制限される。
【0047】開路検出リング164は、実質上、検査さ
れるホール位置の中心に配置されたリング状領域であ
る。開路検出は、不十分な配線か開路検出リング164
の範囲内で検出されたときに欠陥を検出する。
【0048】短絡焦点板166の内径は、新たなホール
位置のサイズ毎に変化し得る。短絡焦点板166の幅
は、短絡焦点板の内径に依存してわずかに変化する。
【0049】開路/短絡走査テーブルは、垂直な直径か
ら、短絡焦点板166によって形成される外側および内
側の円まで、各列毎にピクセルの個数を記憶する。開路
/短絡走査テーブルはまた、垂直な直径から、開路焦点
板164によって形成される円まで、各列毎にピクセル
の個数を記憶する。
【0050】すなわち、例えば、走査線168に対し、
開路/短絡走査テーブルは、リングの中心から短絡検出
リングに至るピクセルの個数を記憶し、リングの中心か
ら短絡検出リングの内側の円に至るピクセルの個数を記
憶し、そしてリングの中心から開路検出リング164の
直径に至るピクセルの個数を記憶する。開路/短絡走査
線の本数は、短絡検出リングの内径に依存する。一般
に、より大きい径のリングに対し、開路/短絡走査線は
さらに離れ、走査線の本数はより多くなる。
【0051】図6(B)には、図3の開路/短絡走査テ
ーブル96に記憶された内容の1例が示してある。すな
わち、1つの特定のホール位置に対し、開路/短絡走査
線番号毎に、ピクセル単位での3つの対応する距離パラ
メータが存在する。例えば、中心にある走査線168に
対し、検査の間に短絡検出焦点板の外側境界は180個
のピクセルであり、短絡検出焦点板の内側境界は170
個のピクセルであり、開路検出焦点板の境界は50個の
ピクセルである。同様に、中心走査線から離れた3本の
走査線からなる走査線(3)に対し、短絡検出焦点板の
外側境界は172個のピクセルであり、短絡検出焦点板
の内側境界は160個のピクセルであり、開路検出焦点
板の境界は42個のピクセルである。テーブル96は、
分析されなければならない開路/短絡走査線番号だけを
含んでいる。種々の大きさのホール位置の直径をもつシ
ステムに対する1つ以上の開路/短絡走査テーブルが存
在する。なぜなら、各ホール位置に対する走査線パラメ
ータは異なる傾向があるからである。
【0052】開路/短絡走査線情報は、ピクセル列走査
コントローラ92およびピクセル列転送コントローラ9
4に対して与えられる。ピクセル列転送コントローラ9
4は、開路/短絡走査テーブル96から、分析されるべ
き次の走査線のパラメータを受け取る。その後、ピクセ
ル列転送コントローラ94は、望まれた走査線における
ピクセルの正確な個数を、ピクセル列バッファーに転送
し、その結果、望まれた走査線はフレームグラバー12
から検索され得る。
【0053】ピクセル列走査コントローラ92は、開路
/短絡走査テーブル96から、開路および短絡焦点板の
ピクセル境界情報を受け、その情報に基づいて、制御信
号をピクセル列バッファー88に送る。その結果、ピク
セル列バッファー88は、対応するピクセル情報を、ピ
クセル基底毎に、配線ルックアップテーブル82に送
る。ピクセル列走査コントローラ92によって与えられ
た制御情報は、基本的に、特定の行番号および列番号に
おいて分析されるべき次のピクセルのアドレスである。
行番号は走査線番号であり、列番号は、当該列において
分析されるべきピクセルの個数である。
【0054】ピクセル列走査コントローラ92はまた、
ピクセル/ビンマップ90に対してピクセルの行番号お
よび列番号を与える。ピクセル/ビンマップ90の動作
を、図6(A)を参照してより詳細に説明する。開路/
短絡焦点板におけるピクセルのアドレスはそれぞれ独立
に記憶され、よって、当該ピクセルに対応する色情報
は、ピクセル列バッファー88に対する再分類なしに、
個々の関係するピクセルのアドレスに基づいてパネル特
徴検出器80に転送され得ることは当業者にとって明ら
かである。
【0055】図6(A)に示したように、短絡焦点板
は、多くの部分すなわちビン170に分割される。本発
明の1実施例によれば、短絡焦点板は256個のビンに
分割される。各ビン170は、割り当てられたビン番号
を有している。図3のピクセル/ビンマップ90は、短
絡焦点板166における対応するピクセルのそれぞれに
関対する割り当てられたビン番号を記憶する。
【0056】図7には、ピクセル/ビンマップ166の
1例を示してある。それに対応して、ホール位置のそれ
ぞれのタイプに対し、特定の開路/短絡焦点板のサイズ
がシステムによって用いられる。一旦適当な開路/短絡
焦点板情報が、開路/短絡走査テーブル96内にロード
されると、ピクセル/ビンマップ90内のデータがまた
設定される。図6(A)から明らかなように、各走査線
に含まれるピクセルは、短絡焦点板166における1つ
以上のビンに落ちる。走査線が、中央走査線168から
さらに離れると、同一走査線上のピクセルに対応するビ
ンの個数は増加する。
【0057】図6(A)には、ピクセル172および1
74に割り当てられるビン番号を決定する方法の1例が
示してある。これに対応して、走査線169に対応する
走査線番号およびピクセル172に対応する列番号は、
ピクセル172のXおよびY座標として導出される。こ
の情報に基づいて、ピクセル172に対応する角度θ1
は、アークタンジェント(y/x)を計算することによ
って決定される。同様に、ピクセル174に対応する角
度θ2が決定される。対応するビン番号は次式によって
決定される。
【0058】
【数1】
【0059】ビン番号は、8ビット数で目盛り付けされ
ており、図7のピクセル/ビットマップ90内にバイト
、X、‥‥、Xとして記憶される。
【0060】当業者によって明らかなように、開路/短
絡焦点板およびピクセル/ビン変換に対するメモリ装置
は、種々の方法で構成され得る。例えば、開路/短絡走
査テーブル96は、図3のフレームグラバー12内に存
在するすべての走査線に対応するパラメータを記憶し得
る。同様に、ピクセル/ビンマップ90は、すべての走
査線における各ピクセルに割り当てられたビン番号を含
み得る。その場合、一定の走査線が、特定のタイプのホ
ール位置に関係する走査線だけの分析の間にスキップさ
れるとき、ポインタテーブルは、ピクセル/ビンマップ
において新たな走査線が開始する位置を指示する。
【0061】短絡検出器 図3に示したように、分析される各ピクセルに割り当て
られたビン番号は、短絡検出器100に送られる。短絡
検出器100はビンヒストグラムメモリ102を含んで
いる。ビンヒストグラムメモリ102はまた、ライン8
3を介して、配線ルックアップテーブル82から信号を
受け取る。すなわち、分析されるピクセル毎に、ビンヒ
ストグラムメモリは、ピクセル/ビンマップ90からそ
のピクセルに割り当てられたビン番号を受け取り、ま
た、そのピクセルが配線を表しているのか、あるいは配
線ルックアップテーブル82からのものでないのかどう
かを指示する信号を受け取る。
【0062】すなわち、ホール位置のすべてのピクセル
が分析された後、配線に属するピクセルのビンヒストグ
ラムがビンヒストグラムメモリ102内に形成される。
ホール位置と交差する各配線に対し、ビンヒストグラム
メモリ内には少数の隣接した対応するビンにわたって1
つのピークが存在する。すなわち、ビンヒストグラム内
の大部分のピクセルが、せいぜい2つのピークに起因す
ることができない場合には、欠陥が検出される。
【0063】当業者によって明らかなように、ビンヒス
トグラムメモリ102における重要なデータは、種々の
システムノイズのために不明瞭となる可能性がある。す
なわち、ビンヒストグラムメモリ102は、さらに処理
され、システムノイズの影響が軽減される。
【0064】これに対応して、ディジタルフィルタ10
4はビンヒストグラムメモリ102からビンヒストグラ
ムデータを受け取る。第1近似までで、短絡検出焦点板
において配線交差に関係する配線に属するピクセルは、
角度位置の関数として三角分布を形成する。
【0065】ディジタルフィルタ104はフィルタを平
均化する運動する窓であり、その一般的応答は、次の式
(1)によって定義される。
【0066】
【数2】
【0067】ここで、Sは入力信号、Rはフィルタ10
4の出力応答であり、Wは窓の幅であり、Dは除数であ
る。本発明の1実施例によれば、ディジタルフィルタ1
04は
【数3】 によって定義される。
【0068】フィルタ104の出力は、そのとき、ビン
ヒストグラムメモリ102内に形成されたヒストグラム
の平滑化されたバージョンを含む処理ヒストグラムメモ
リ106に与えられる。
【0069】各配線交差の中心を検出するため、処理ヒ
ストグラムメモリ106に含まれたデータが、ディジタ
ルフィルタ107に与えられる。各配線交差の中心は、
複数の配線交差が極端に接近して生じてデザイン規則を
破っていないかどうか、また、実際の交差位置が期待さ
れた配線位置からかなりそれて参照規則を破っていない
かどうかを決定するために必要な情報である。配線交差
の中心は、配線に属するピクセルの密度が平滑化の後最
大値に達する位置であると考えられる。
【0070】しかしながら、ときどき、配線交差は、2
つの山をもったピークを生じる。このような場合、ピー
クの中心は、これらの山の間の小さな谷としてよりむし
ろ、これらの山のいずれか一方として識別される。ディ
ジタルフィルタ107は、このタイプのエラーを除去す
るように設計されている。
【0071】ディジタルフィルタ107はピーク増大フ
ィルタである。その応答は、信号振幅に比例し、三角形
のピークを形成する。フィルタ107の一般的な応答
は、
【数4】 によって定義される。ここで、Sはメモリ106によっ
て与えられた入力信号であり、Rは出力応答であり、W
は窓の幅である。
【0072】本発明の1実施例によれば、フィルタパラ
メータは、
【数5】 によって定義される。
【0073】このフィルタに対する係数は、1、2、
3、4、5、6、7、8、7、6、5、4、3、2、1
である。
【0074】図8は、処理ヒストグラムメモリ106に
よって与えられた処理されたヒストグラムを示すグラフ
である。ディジタルフィルタ107の出力は、クラスタ
識別器108に結合される。クラスタ識別器は、配線交
差をなすと仮定される2つの最も高い分布に対応するビ
ン番号を決定する。
【0075】これに対応して、クラスタ識別器108
は、図8の(A)および(B)のそれぞれ2つのピーク
248および250の中心に対応するビン番号をクラス
タ分析器110に与える。クラスタ分析器110はま
た、処理ヒストグラムメモリ106からデータを受け取
る。
【0076】図9には、クラスタ分析器110の動作フ
ローチャートが示してある。これに対応して、ステップ
220において、クラスタ分析器110は、処理ヒスト
グラムメモリ106から受け取った処理されたヒストグ
ラムにおける最も高いピークをもつカーブ240に三角
形242をおく。その後、ステップ202において、高
さ「H」をもつ三角形242は、ピーク高さ「P
の1.5倍に設定される。ステップ204において、三
角形の底辺が窓パラメータの2倍に設定される。窓パラ
メータは、三角形242の底辺の大きさおよびフィルタ
107の窓の大きさを制御するために使用される。15
(ビン)の欠陥値が、データに対して最も適当であると
思われる。その結果、ステップ206において、三角形
242内に閉じ込められたカーブ240の領域Aが、
その領域内の配線に属するピクセルの個数を数えること
によって測定される。
【0077】ステップ208において、クラスタ分析器
110は、処理ヒストグラムメモリ106から受け取っ
た処理されたヒストグラムにおける第2の高さのピーク
をもつカーブ244に三角形をおく。その後、ステップ
210において、高さHをもつ三角形246が、第1
のピークの位置248から少なくとも窓の幅1つ分だけ
離れて、カーブ244におかれる。三角形246の高さ
は、ピークの高さPの1.5倍に設定される。
【0078】ステップ212において、三角形246内
に閉じ込められたカーブ244の領域Aが、その領域
内の配線に属するピクセルの個数を数えることによって
測定される。ステップ214において、クラスタ分析器
110は、すべてのヒストグラムビンにおけるすべての
ピクセルの個数を数えることによって、処理されたヒス
トグラム全体の全領域Aを測定する。
【0079】ステップ216において、領域Aおよび
のピクセル数を、領域Aの全ピクセル数で割った
比が計算される。決定のためのステップ220におい
て、クラスタ分析器110は、ステップ216で測定さ
れた比が0.9に等しいか、あるいはこれより大きいか
どうかを決定する。もしそうでなければ、クラスタ分析
器はステップ222に進み、「エラー」フラグを立て
る。しかしながら、もしステップ216で測定された比
が0.9に等しいか、あるいはこれより大きければ、シ
ステムは決定のためのステップ224に進む。なぜな
ら、ビンヒストグラムメモリ内のピクセル計数の大部分
は、せいぜい2つのピークに属しているからである。
【0080】決定のためのステップ224において、ク
ラスタ分析器110は、第1のピークHと第2のピー
クHの間の距離を計算し、その距離を(度を単位とし
て測った)角度に変換する。もし、2つのピークの間の
角度がしきい値より大きければ、システムはステップ2
28に進み、「良」フラグを立てる。本発明の1実施例
において、しきい値は22度である。もししきい値より
小さければ、システムはステップ226に進み、「エラ
ー」フラグを立てる。また、2つのピーク位置は参照位
置と比較され、もし不一致があまりに大きければ、シス
テムはエラーを発生する。好ましい実施例では、45度
か適当な良/不良のしきい値である。
【0081】開路検出器 図3には、開路検出器120が示してある。開路検出器
120は、ホール位置が実際に形成されときに、ホール
位置に開路が生じるかどうかを検出する。開路検出器1
20は配線ピクセルカウンタ122を含んでいる。配線
ピクセルカウンタは、ライン83上において、配線ルッ
クアップテーブル82から配線ピクセルカウントを受け
取る。配線ピクセルカウンタ122は、図6(A)の開
路焦点板164内に存在する配線ピクセルに関係するピ
クセルカウントを受け取る。
【0082】したがって、ピクセル列走査コントローラ
92およびピクセル列転送コントローラ94は、開路/
短絡走査テーブル96から、走査線上に存在しかつ開路
焦点板164内に閉じ込められたピクセル数を受け取
る。すなわち、分析されるピクセルは、ピクセル列バッ
ファー88に転送される。分析されるピクセルが配線に
属していると、配線ピクセルカウンタ122はカウント
を1つ増加させる。当業者によって明らかなように、開
路検出に対するピクセルは、開路および短絡検出に役立
つ単一の列転送から導出される。
【0083】開路焦点板内にピクセルを有するすべての
走査線に対して作業が完了した後、配線ピクセルカウン
トはコンパレータ124に送られる。コンパレータ12
4は、しきい値参照メモリ128から参照しきい値を受
け取り、配線ピクセルカウントの個数を参照しきい値と
比較する。配線ピクセルカウント数が参照しきい値より
小さい場合、コンパレータは、開路カウンタ126に
「エラー」フラグを送る。
【0084】排除検出器 図3には、また、排除検出器130が示してある。排除
検出器130は、配線されないホール位置におけるあら
ゆる不規則な配線交差が存在するかどうかを検出する。
開路検出器120と同様に、排除検出器130は配線ピ
クセルカウンタ132を含んでおり、排除焦点板の配線
ピクセルカウントをコンパレータ134に与える。コン
パレータ134は、その後、配線ピクセルカウンタ13
2によって与えられた配線ピクセルカウントを、しきい
値参照メモリ138に記憶された参照しきい値と比較す
る。もし、配線ピクセルカウントが参照しきい値より大
きければ、コンパレータは排除カウンタ136に「エラ
ー」フラグを送る。
【0085】排除検出器130はライン83上におい
て、配線ルックアップテーブル82から配線ピクセルカ
ウントトリガを受け取る。排除検出に対して分析される
ピクセルの位置は、排除走査テーブル98によって記憶
され、与えられる。排除走査テーブル98は、排除焦点
板における走査線番号、および各走査線上のピクセルの
個数を与える。この情報はその後、ピクセル列転送コン
トローラ94およびピクセル列走査コントローラ92に
よって使用され、適当なピクセルが配線ルックアップテ
ーブル82に送られ、そしてその結果、配線ピクセルカ
ウントが配線ピクセルカウンタ132に送られる。
【0086】位置合わせコントローラ 図3には、また、位置合わせコントローラ62が示して
ある。検査のためのパネルはそれぞれ、パネルの四隅の
それぞれに対して各1つの、合計4つの位置合わせクー
ポンを有している。検査が必要なパネル18上における
それぞれの位置は、X−Y座標によってアドレス指定さ
れる。すなわち、X−Yテーブル上のパネルが正確に配
置されていない場合には、システムはパネル上の望まれ
た位置を決定することができない。さらに、種々の理由
から、パネル18は、たとえX−Yテーブル上に正確に
配置されていても、歪みによって、システムがパネル上
の望まれた位置を決定することができない程度まで変形
されてしまう可能性がある。本発明の1実施例による位
置合わせコントローラは、このような位置のずれまたは
歪みを補正する。パネルの配置エラーおよび歪みを検出
するため、位置合わせコントローラは、4つの位置合わ
せクーポンの位置を決定する。図2には、パネル18上
の位置合わせクーポン29が示してある。これに対応し
て、各位置合わせクーポンは、3本の垂直配線および水
平配線を有している。
【0087】図3における位置合わせコントローラ62
は、行プロファイルバッファー64および列プロファイ
ルバッファー66を含んでおり、これらのバッファーは
それぞれ、ライン83上において、配線ルックアップテ
ーブル82から配線ピクセルカウントを受け取る。行プ
ロファイルバッファーの各要素は、イメージの特定の行
に見出される配線ピクセルの和を与える。列プロファイ
ルバッファーの各要素は、イメージの特定の列に見出さ
れる配線ピクセルの和を与える。行プロファイルバッフ
ァー64および列プロファイルバッファー66からの情
報は、クラスタ識別器68に与えられる。クラスタ識別
器68は、配線に対応するすべてのクラスタを行および
列プロファイル内に配置する。
【0088】もし3つのクラスタが各バッファー内に見
出されたならば、クラスタ識別器68に導出された情報
はクラスタ分析器70に与えられる。クラスタ分析器7
0において、行プロファイルにおける3つのクラスタの
中心と、列プロファイルにおける3つのクラスタの中心
が決定される。すなわち、各位置合わせクーポンの中心
のx、y座標が得られる。
【0089】各位置合わせクーポンの中心のx、y座標
は、その後コンパレータ72に送られる。コンパレータ
72は、位置合わせクーポンの実際のx、y座標を、理
想的なパネルの位置合わせクーポンの参照x、y座標と
比較する。その後、コンパレータ72は、検査中のパネ
ルに対するx、y座標のオフセット値を与える。これら
は、パネル上の位置合わせクーポンが現存する位置とそ
れらが存在すべき位置とに対応する。これらのオフセッ
ト値は、並行移動および回転を含んでいる。
【0090】x,y変換器58は補正器72に結合され
ている。x、y変換器58は、検査されるホール位置の
パネル上における理想的な位置と、現実の位置との間の
変換行列を与える。
【0091】ジョブファイル 図3および図10には、また、パネル上の検査されるホ
ール位置のすべてに関する情報を含むジョブファイル5
4が示してある。ジョブファイル54の第1のフィール
ドHは、ホールのサイズに基づくホールコード250を
表す。
【0092】ホールコード250おは、6つのフィール
ド266〜276をもつ図10(B)の別のレコード2
80に対するポインタである。6つのフィールド266
〜276は、各ホールコードに関係する焦点板のサイズ
を表している。最初の3つのフィールド266〜270
は、自動検査の間に使用される焦点板情報を含んでい
る。最初の3つのフィールドの焦点板は、開路焦点板2
66、短絡焦点板268および排除焦点板270を定義
する。残りの3つのフィールドは、欠陥の検査の間に使
用される焦点板であり、欠陥の検査の間に使用される許
可/拒絶規準に従って選ばれる。
【0093】ジョブファイルの残りのフィールドは、検
査される各ホール位置のx、y座標を表すフィールド2
52、254を含んでいる。フィールド256、258
は、ホール位置における各配線交差の進入および進出ベ
クトルを表す。
【0094】図11には、ホール位置における進入およ
び進出ベクトルの1例が示してある。これに対応して、
ホール位置はそれぞれ、少数の部分に分割される。すな
わち、例えば、図11の配線282は、ベクトル1、す
なわちVentry=1に沿ってホール位置に進入し、
ベクトル6、すなわちVexit=6に沿ってホール位
置から進出している。
【0095】図10(A)の残りの3つのフィールド2
60〜264は、検査されたホールに対する欠陥状態情
報を与える。これに対応して、フィールド260は、排
除焦点板走査の後に欠陥が発見されたときに設定され
る。同様にして、フィールド262および264は、短
絡/開路焦点板走査の後に欠陥が発見されたときに設定
される。
【0096】上述のように、図3および図1のモーショ
ンシステムコントローラ22は、X−Yテーブル16に
対する運動制御を行う。モーションシステムコントロー
ラ22は、図3のX−Y変換器58から補正されたX、
Y座標を受け取る。当業者によって明らかなように、望
まれたホール位置が検査を要するときはいつでも、ジョ
ブファイル54のフィールド252および254におけ
るX、Y座標がXY変換器58に与えられ、その結果、
パネル上における実際のホール位置が得られる。
【0097】ニューラルネットワーク特徴検出器 本発明の別の実施例によれば、パネル特徴検出器80
は、ニューラルネットワークに基づく別のパネル特徴検
出器によって置き換えられる。図12(A)には、パネ
ル特徴検出器300が示してある。これに対応して、パ
ネル特徴検出器300は、前述のように図3のフレーム
グラバー12からRGB情報を受け取る。ノード302
の出力は、ピクセルのRGB値が配線に対応するか否か
を表す。
【0098】パネル特徴検出器300は、2つの隠れ層
が完全に接続された正方向送りニューラルネットワーク
である。入力層は、直線転送機能を備えた3つのノード
304、306、308を含んでいる。ノード304、
306、308は、RGBデータをニューラルネットワ
ークの残りの部分に分配する。その次の層は、ノード3
10〜320およびノード322〜332を含んでお
り、現実の世界に対する入力または出力として現れるこ
とのない接続を有している。このため、これらの層は隠
れ層と呼ばれる。入力層を除くすべての層はS字形転送
機能を有している。S字形転送機能は、また「押しつぶ
し機能」としても知られており、典型的には正の無限大
に達する大きな入力領域を、次式のように、パネル特徴
検出器300において用いられ得る小さな出力範囲にマ
ッピングする。
【0099】
【数6】
【0100】一般に、押しつぶし機能は、連続であり、
滑らかであり、かつすべての点において微分可能でなけ
ればならない。0.0〜1.0の範囲内の出力値を伴う
連続的な値をもつ人口ニューラルネットワークの実行に
おいて、0.5より小さい出力値が、通常、「偽」のよ
うな1つの状態を表すためにとられる一方、0.5より
大きい出力値が、「真」のような1つの状態を表すため
にとられる。出力値が0.5から離れるにつれて、その
強さはより大きくなる。0.5に中心をもち、0.4〜
0.6の範囲内にある領域を、例えば、「真」および
「偽」の間のバッファー領域として取扱い、「非決定」
状態に対応させることが一般に望ましい。
【0101】これに対応して、図12(A)におけるノ
ード302の状態は、配線の存在および非存在を指示し
ている。さらに、パネル特徴検出器300における各ノ
ードは、次の層におけるすべてのノードに接続されてい
る。
【0102】図12(B)には、図12(A)に示した
ノードのうちのいずれかとなり得る1つのノードが示し
てある。各ノードは、前の層のノードからの入力を受け
る。重み付け要素340〜350は、前のノードのそれ
ぞれが主ノード352に及ぼす影響を決定する。
【0103】各ノードは、次式のように、前のノードか
ら受け取った重み付けされたノード値を加え合わせる。
【数7】 ここでAはノードの励起と呼ばれ、別のノードから受け
取られたノード値であり、またWは、前のノードのそ
れぞれが主ノードに及ぼす影響の程度を与える重み因子
である。
【0104】各ノードKに対する励起Aは、そのとき、
「押しつぶし機能」によって次式のように押しつぶされ
る。
【数8】
【0105】図12(A)のニューラルネットワークを
調整するために、逆伝播法(back propaga
tion method)が実行される。これに対応し
て、配線パターンがパネル特徴検出器300に与えられ
る。確かな応答のために、ノード302の出力が、配線
ピクセルに対しては0.9となり、基板ピクセルに対し
ては0.1となることが望ましい。
【0106】しかしながら、例えば調整モードの間に、
ノード302の出力は、最初に配線ピクセルにさらされ
たとき、0.9より小さい値となり得る。したがって、
エラーが発生し、望ましい0.9の出力と実際のノード
の出力の間の1つの値となる。
【0107】その後、ノード322〜332、310〜
320および302に対する入力重みは、ノード302
における出力値が0.9により近づくように操作され
る。ニューラルネットワークはまた基板ピクセルにさら
される。ニューラルネットワークにおけるすべてのノー
ドの重みは、ノード302の出力値が、すべての基板ピ
クセルに対して、0.1により近づくように操作され
る。ニューラルネットワークは、多数の新たな配線およ
び基板にさらされ、新たなピクセルがすべて正確に、矛
盾なく分類されるまで必要に応じて調節される。
【0108】ニューラルネットワークが一旦調整される
と、システムは検査モードの準備が完了する。当業者に
よって明らかなように、ニューラルネットワークは、完
全に接続されたネットワークとして実行される必要はな
い。したがって、いくつかの重み付け要素がゼロ値をも
つような部分的に接続されたニューラルネットワーク
が、同様に実行され得る。ゼロ値をもつ重み付け要素は
ノード接続を消滅させる。
【0109】色相に基づく特徴検出器 本発明のさらに別の実施例では、図3のパネル特徴検出
器80が図13のパネル特徴検出器350で置き換えら
れている。パネル特徴検出器350は、図3のフレーム
グラバー12からRGB情報を受け取る。パネル特徴検
出器350はRGB−HSI変換器352を含んでい
る。RGB−HSI変換器352は、分析される各ピク
セルに対応するRGB値を受け取り、そして、RGB値
を、色相、彩度および強度値に変換する。
【0110】RGBと同様に、カラーイメージのHSI
(色相、彩度および強度)による記述は、3つの成分を
用いる。HSI成分を用いることによって、ただ1つの
成分、特に色相を利用してパネルの特徴を検出すること
が可能である。HSIの適用に対して、フレームグラバ
ー12は、RGB成分をHSI成分に変換する市場にお
いて入手可能な装置、例えば、データトランスレーショ
ン(DATA TRANSLATION)によって製造
された「HSIカラーフレームグラバー」、部品番号D
T−2871からなっている。
【0111】HSI変換器352からのH成分は、しき
い値調整器354に与えられる。調整モードの間に、し
きい値調整器354は、色相値が配線ピクセルを表す範
囲内において、上限パラメータTおよび下限パラメー
タT2を設定する。図14には、色相しきい値パラメー
タT356およびT358が示してある。すなわ
ち、配線ピクセルは、図14(A)においてT〜T
の範囲内にある色相値を有している。
【0112】HSI領域において、色相は0〜360度
の範囲内の角度として表される。色相は、0度での赤色
ベクトルの寄与、120度での緑色ベクトルの寄与、お
よび240度での青色ベクトルの寄与の総和をとること
によって導出される。図14(A)には、赤色ベクト
ル、緑色ベクトルおよび青色ベクトルに関して、色相し
きい値TおよびTを示してある。すなわち、T
よびTの位置、並びにTおよびTの間の距離は、
パネルの特徴を決定するための確かなしきい値が見出さ
れるまで調節され得る。
【0113】動作 本発明によるシステムの動作は、2つの独立なモードを
含んでいる。第1のモードは、システムがパネル上の特
徴を区別し得るようにする、システム調整モードであ
る。特に、調整モードの間に、システムを配線が基板と
区別されるように調整することができる。
【0114】図1および図3に示したように、離散配線
パネル18は、システムの調整のためにX−Yテーブル
16の上面に置かれる。この位置で、システムは、パネ
ル18上の配線の特徴を基板の特徴と区別することがで
きないと仮定する。コンソールモニタ50は、オペレー
タの使用のためにオプションのメニューを与える。離散
配線パネル18が一旦X−Yテーブル16上に置かれる
と、オペレータは手動クーポン位置合わせを実行する。
マイクロプロセッサ10は、ゼロオフセット値によって
X−Y変換器58を初期化する。したがって、実際のX
−Y値はモーションシステム22に与えられ、X−Yテ
ーブル16は、位置合わせクーポンがRGBカメラ14
の下に現れるまで動かされる。
【0115】その間に、オペレータは、ビデオモニタ2
4の画面上において、X−Yテーブルの運動を目で追跡
する。
【0116】図2(B)には、ビデオモニタ24の画面
上で見られる位置合わせクーポン29が示してある。照
準用十字線400がビデオモニタのイメージ上に重ね合
わされる。照準用十字線400は、カメラレンズの中心
に対応し、オペレータが位置合わせクーポンに照準を定
めるのに役立つ。
【0117】これに対応して、X−Yテーブル16は、
照準用十字線400が位置合わせクーポン29の中心上
に落ちるまで動かされる。オペレータが一旦位置合わせ
クーポンに照準が定められたとの決定を下すと、位置合
わせクーポンの中心のX、Y座標が、その後、図3のキ
ーボード52のボタンを押すことによって記憶される。
この動作は、4つの位置合わせクーポンすべてのX、Y
座標が決定されるまで繰り返される。その後、これらの
X、Y座標は図3の補正器72に与えられ、位置合わせ
クーポンの実際の位置が、パネルファイル55に記憶さ
れたそれらの参照位置と比較される。独立なパネルファ
イル55は、すべてのパネルのタイプに対するクーポン
の配置を記述するために用いられる。補正器72は、そ
の後、X、Y変換器58に適当な変換行列を与える。
【0118】一旦パネルが手動的に位置合わせされる
と、オペレータは、キーボード52上の別のボタンを押
すことによって調整モードを開始させる。マイクロプロ
セッサ10はその後、RGBカメラ14によって撮られ
たイメージ上に調整矩形402を重ね合わせる。この調
整矩形402の大きさは、アルゴリズム的に、あるいは
調整矩形テーブル93によって与えられる。本発明の1
実施例によれば、調整矩形の長さおよび幅は、2×2ミ
ル(0.0508×0.0508ミリメートル)であ
り、これによって10個×10個のピクセル領域が取り
囲まれる。調整矩形402は、フレームグラバー12の
望まれた部分に重ね合わされ得る。ビデオモニタ24は
表示されたイメージ上を動く矩形402のイメージを表
示する。
【0119】その後、オペレータは調整矩形402を動
かし、それが基板シーンの一部を取り囲むようにする。
これが達成されると、オペレータはシステムに対し、こ
の調整矩形402の範囲内でRGB値をサンプリングす
るように命令する。
【0120】「サンプリング」命令が受け取られると、
マイクロプロセッサ10は、フレームグラバー12に対
し信号を与え、RGBカメラ14によって撮られたイメ
ージを凍結する。調整矩形テーブル93は、調整矩形領
域内に閉じ込められたピクセルの検索に必要な情報をピ
クセル列バッファー88に与える。検索されたRGB値
は基板領域に対応しているので、そのRGB値に関係す
る基板ルックアップテーブル内のビットだけが「1」に
設定される。ディジタル化されたビデオ信号はかなりの
量のノイズを含んでいるので、矩形の範囲内におけるピ
クセルのサンプリングを多数回行うことが望ましい。本
発明の1実施例において、オペレータがデータサンプリ
ングを初期化するたびに、矩形内のすべてのピクセルは
20回サンプリングされる。これは、1回のオペレータ
の動作当たり2000回のサンプルを生成する。結果と
して、基板に対応するルックアップテーブル84の関係
する領域は、急速に「1」で満たされる。オペレータ
は、より多くの基板シーンのサンプルをとり続ける。サ
ンプリングが完了するたびに、基板ルックアップテーブ
ルによって基板であると分かった表示されたイメージ領
域は、人工的に緑色を付される。これは、オペレータ
に、調整がいかに良好に進行しているかに関するフィー
ドバックを与える。基板のサンプリングの間に、オペレ
ータはできるだけ多くの変化をとらえようとする。とら
えられた基板の微妙な差異はすべて、調整の後に配線で
あるとして間違えられないことが保証される。また、調
整の間に、光の強度および焦点が変化せしめられること
が望まれる。これは、光および焦点の変化をパネル特徴
検出器80に組み込む。
【0121】その後、オペレータは調整矩形402内に
配線のシーンをおくことを開始し、システムに、サンプ
リングを行い、配線ルックアップテーブル内にデータを
記憶するように命令する。再びオペレータは、光および
焦点が変動する状態で調整を実行しなければならない。
配線に無関係な特徴は、それらを調整矩形402から排
除することによって配線ルックアップテーブル82内に
組み込まれることが防止される。このとき、配線ルック
アップテーブル82に対応するRGB値を伴ったビデオ
モニタ24上のすべてのイメージ領域は、サンプリング
が完了するたびに、人工的に赤色を付される。そして、
基板に対応する領域はすべて再び緑色を付される。
【0122】図3の禁止器86は、両方のルックアップ
テーブル84および82におけるRGB値を比較する。
RGB値が、基板ルックアップテーブル84および配線
ルックアップテーブル82の両方において1ビットを設
定している場合には、配線ルックアップテーブルにおけ
るビットはゼロに設定される。これに対応して、RGB
値は基板として解釈され、このRGB値に対応するピク
セルは緑色を付される。
【0123】結局、認識精度は、システムが調整の間に
さらされたシーンの特徴の多様性の関数である。調整の
能率を高めるために、オペレータは基板ルックアップテ
ーブル84および配線ルックアップテーブル82を拡張
することができる。拡張の下に、値「1」をもつすべて
のビットは、3次元全体にわたって近接するビットを強
制的に「1」に設定する。これは一般化を強制するとい
う効果を有する。人工的な色付けがされないために未定
義なものとして、あるいはノイズを伴ったものとして検
出されるイメージ領域は、拡張の下に定義された状態に
素早く変化する。結局、付加的な新たなイメージのすべ
ての領域が強制的に、正確に分類されたとき、調整が完
了する。オペレータは、システムに対し、1実施例では
コンピュータディスク上にあるRGBファイル60に、
32kバイトの配線ルックアップテーブル82を記憶す
るように命令する。
【0124】図13および図14には、図13のパネル
特徴検出器350が図3のパネル特徴検出器80に対し
て置き換えられたときのシステムの調整動作が示してあ
る。これに対応して、しきい値356および358が、
図1および図3のビデオモニタ24を使用することによ
って決定され、設定される。図14(A)のRGBベク
トルの円表示は、図14(B)の直線状の色相スペクト
ル360によって表され得る。すなわち、RGBベクト
ルに対応する色相値は、色相スペクトル360における
0〜255の間にある数によって表示され得る。
【0125】白色のバー362は、ビデオモニタ24上
に示されたイメージの上に重ね合わされる。オペレータ
は白色のバー362を、色相スペクトル360に沿って
これに並んで動かすことができる。オペレータはまた、
この白色のバーを短くしまたは長くすることができる。
すなわち、色相スペクトル上のしきい値TおよびT
が定義される。
【0126】それ故、白色のバー362によって定義さ
れた境界領域内の色相値をもつすべてのピクセル要素は
配線に関係し、白色のバー362によって定義された境
界領域の外側にある色相値をもつピクセル要素は基板の
特徴に関係する。ニューラルネットワーク特徴検出器の
調整も同様に、上で説明したように実行される。
【0127】システムが一旦調整されると、同じ配線回
路パネルを検査することが可能となる。したがって、オ
ペレータは検査されるべき回路をX−Yテーブル16上
に置く。マイクロプロセッサ10は、パネルファイルか
ら、位置合わせクーポンの座標を1度に1つ検索する。
位置合わせクーポンの座標は、その後、X−Yテーブル
に与えられ、テーブルは、位置合わせクーポンの周辺が
RGBカメラ14の下に置かれるように動かされる。位
置合わせクーポンが一旦RGBカメラに出くわすと、ク
ーポン位置合わせ62が呼び出され、位置合わせクーポ
ンの中心を配置させる。すなわち、配置された中心の座
標は、参照座標と比較される実際の座標となる。したが
って、モーションコントローラ22は、X座標およびY
座標の両方においてX−Yテーブル16を動かし、よっ
て、行プロファイルバッファー64および列プロファイ
ルバッファー66は、位置合わせクーポンの各3本の水
平な線および垂直な線に対応する配線ピクセルカウント
を受け取ることができる。位置合わせ62は、最終的
に、クーポンの中心を導出し、XY変換器58における
変換行列に対する情報を与える。
【0128】その後、ホール位置の検査が、ジョブファ
イル54から、検査されるべきそれぞれのホール位置の
座標を検索することによって開始される。それぞれのホ
ール位置の座標は、その後、XY変換器58に与えら
れ、よって、検査される特定のパネル上の実際のホール
位置が配置され得る。
【0129】一旦ホール位置がRGBカメラの下に配置
されると、開路/短絡走査テーブル96および排除走査
テーブル98は対応するデータを与え、その結果、分析
のための適当なピクセルが検索され、そしてパネル特徴
検出器80に送られる。その後、短絡検出器100は、
ホール位置の境界上における配線交差が前に説明したい
ずれかの規則を破っていないかどうかを検出する。特
に、短絡検出器100はホール位置の境界にわたる配線
交差の個数と配線の進入および進出位置を検出する。
【0130】同様に、開路検出器120は、配線の本質
的な部分が開路焦点板内にあるように十分正確に配線か
配置されているかどうかを検出する。いかなる配線交差
も許されないホール位置に対し、排除検出器は、いずれ
かの配線がホール位置に不規則に進入していないかどう
かを検出する。システムは、そのとき、配線パネル18
上のすべてのホール位置を1度に1つ分析する。ジョブ
ファイル54は、好ましくは、点順序最適化位相(po
int orderoptimizationphas
e)を適用することによって、すべての点を巡って移動
する距離が最小となるように形成される。最適化は、ホ
ールの分類規準に関してなされる。最適化された検査ジ
ョブファイル内の点を横切るとき、与えられたホールの
分類内のすべての点が互いに出くわされる。これは、検
査システムが新たなホールコードに対して調整されると
き、コンピュータのオーバーヘッドが含まれるからであ
る。
【0131】前に説明したように、新たなホールコード
が使用されるたびに、ピクセル/ビンマップ90は初期
化されなければならず、これはコンピュータのオーバー
ヘッドを含んでいる。検査の間に必要とされるホールコ
ードは、したがって、最適化の間に強度的に最小にされ
る。
【0132】欠陥が検出されるたびに、ホール位置に対
応する情報は欠陥ファイル56に記憶される。ホール位
置がすべて検査されると、システムは検査モードに進
み、オペレータは昭夫らかな欠陥を有するすべてのホー
ル位置を目で検査することができる。
【0133】欠陥のあるホール位置の位置は、手動検査
に対し、欠陥ファイル56から検索される。そして、オ
ペレータは、システムによって指示されたエラーが重要
なものかどうか、それらのエラーは容易に補正され得る
かどうかを決定する。すなわち、多数のホール位置を検
査する作業は、著しく信頼性を有し、かつ単純なものと
なる。
【0134】図15には、ホール位置における配線交差
のいくつかの例が示してある。図15(A)は、欠陥の
ある配線の終了を示している。なぜなら、配線282
は、開路焦点板164の範囲内で終わっていないからで
ある。したがって、ホール位置にドリルでホールが形成
されたとき、配線282とホールが形成されたホール位
置に進入する導体との間が接続されないために開路が生
じるおそれがある。これに対し、図15(D)は、開路
焦点板164の範囲内に十分な長さの配線を有する適切
な配線の終了を示している。同様にして、図15(B)
および図15(E)は、それぞれ欠陥のある配線の屈折
および適切な配線の屈折を示している。図15(C)
は、ホールが形成されたときに短絡を生じるおそれがあ
る、欠陥のあるホール位置を示している。図15(C)
に示した例では、短絡検出器は、ホール位置を横切る不
規則な配線283のために2つ以上の配線交差を検出す
る。図15(F)は、配線交差に対する望ましい状況を
示している。
【0135】当業者によって明らかなように、本発明に
よるシステムは、プリント回路基板の検査を実行すべく
容易に変形され得る。したがって、システムは、プリン
ト回路基板上の導体トレースと、導体トレースが配置さ
れる基板との間の差異に対して調整される。本発明によ
るシステムは、導体トレースからの反射光強度と基板か
らの反射光強度が非常に類似している場合に特に効果を
発揮する。前述のような従来の白黒イメージングシステ
ムは、導体トレースからの反射光強度が基板からの反射
光強度に類似している場合には効果がない。
【0136】したがって、プリント回路基板検査に対
し、従来技術において一般に知られた適当なデザイン規
則は、導体トレースが一定の最小デザイン要件を満たす
ように実行される。例えば、しきい値許容度は、導体、
または2つの導体の間の間隙の幅に対して設定され、そ
れ以下の値をプリント配線基板は許容し得ない。
【0137】以上のように、本発明は種々の実施例によ
って実行され得る。本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲に記載の技術的事項の範
囲内において種々の変形例を構成することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路基板の自動光学検査のための
実施例を説明した図である。
【図2】本発明によって検査される離散配線パネルの1
例を示した平面図である。
【図3】本発明の実施例の機能ブロック図である。
【図4】3次元RGB空間の例を示した図であり、
(A)は配線に対するもの、(B)は基板に対するもの
を示す。
【図5】本発明の1実施例による配線および基板ルック
アップテーブルの構造を示す図である。
【図6】ホール位置に置かれた、小さい開路焦点板と大
きい短絡焦点板を示す図である。
【図7】ピクセル/ビンマップの1例を示す図である。
【図8】処理ヒストグラムメモリによって与えられた処
理ヒストグラムを示すグラフである。
【図9】クラスタ分析器の動作フローチャートである。
【図10】パネル上の検査されるべきすべてのホール位
置についての関連情報を含むジョブファイルを示す図で
ある。
【図11】ホール位置における配線の出入りの1例を示
す図である。
【図12】本発明の1実施例によるパネル特徴検出器を
示す図である。
【図13】本発明の1実施例による別のパネル特徴検出
器を示す図である。
【図14】色相しきい値パラメータT1およびT2を示
す図である。
【図15】ホール位置における適切な配線交差および欠
陥のある配線交差の例を示す図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ 12 フレームグラバー 14 ビデオカメラ 16 X−Yテーブル 18 離散配線パネル 22 モーションコントローラ 24 ビデオモニタ 30 ホール位置(連結点) 54 ジョブファイル 62 位置合わせコントローラ 80 パネル特徴検出器 82 配線ルックアップテーブル 84 基板ルックアップテーブル 86 禁止器 88 ピクセル列バッファー 91 ピクセル検索コントローラ 100 短絡検出器 120 開路検出器 130 排除検出器 164 開路焦点板 166 短絡焦点板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイミーン ダブリュー、ピー、クリー ヴィン アメリカ合衆国、ニューヨーク州 10018、ニューヨーク、フィフス アベ ニュー 372、アパートメント 6イー (72)発明者 ロバート アール、リーツ アメリカ合衆国、ノースカロライナ州 27502、アペックス、パークトゥリー コート 103 (56)参考文献 特開 平4−9649(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/88 G01B 11/30 G06T 7/00 H05K 3/00 H05K 3/34

Claims (40)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に複数の配線がなされた回路基板
    のホール位置における欠陥を検出するための光学検査シ
    ステムであって、 前記回路基板上の望まれたホール位置のイメージを受け
    取り、前記受け取ったイメージのそれぞれを電気的ビデ
    オ信号に変換するビデオカメラと、 前記電気的ビデオ信号から得られた複数のピクセルの色
    度を示す色要素値を記憶するイメージ記憶装置と、 分析されるべきピクセルの前記色要素値を前記イメージ
    記憶装置から受け取り、前記ピクセルの前記色要素値が
    配線の特徴に対応するとき、配線表示を与えるパネル特
    徴検出器と、 分析されるべきホール位置に関係する予め決定されるピ
    クセルに対応する色要素値を前記パネル特徴検出器に転
    送すべく、前記イメージ記憶装置にコマンド信号を与え
    るピクセル検索コントローラと、 前記パネル特徴検出器から、前記ホール位置に関係する
    前記予め決定されるピクセルに対応する前記配線表示を
    受け取り、前記ホール位置にドリルによってホールが形
    成されるときに開路が生じるかどうかを検出する開路検
    出回路とを有しており、 前記ピクセル検索コントローラは、複数の対応する走査
    線をもつホール位置に関係する開路走査テーブルを有
    し、前記開路走査テーブルは前記各走査線毎に開路領域
    に対する境界値を記憶し、前記境界値は前記コマンド信
    号を得るために用いられることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記パネル特徴検出器から、前記ホール
    位置に関係する前記予め決定されるピクセルに対応する
    前記配線表示を受け取り、いかなる配線も前記ホール位
    置を横切っていないかどうかを検出する排除検出回路を
    有していることを特徴とする請求項1に記載のシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ピクセル検索コントローラは、複数
    の対応する走査線をもつホール位置に関係する排除走査
    テーブルを有し、前記排除走査テーブルは前記各走査線
    毎に、前記ホール位置を横切る垂直な直径から排除レチ
    クルによって形成された円に至る範囲内のピクセルの個
    数を記憶することを特徴とする請求項2に記載のシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記予め決定されたピクセルは、前記ホ
    ール位置上に重ね合わされた排除レチクルに対応し、前
    記排除検出回路は、 配線ピクセルカウンタと、 前記排除レチクルにおいて検出された配線ピクセルの個
    数が、予め決定されたしきい値以下であるかどうかを決
    定するコンパレータを有していることを特徴とする請求
    項2に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記イメージ記憶装置はフレームグラバ
    ーからなり、前記フレームグラバーは走査線ベース上の
    データをピクセル列バッファに与え、前記ピクセル列バ
    ッファは、走査線に含まれたすべてのピクセルに関する
    情報を保持し、前記情報を、順次ピクセル毎に前記パネ
    ル特徴検出器に与えることを特徴とする請求項1に記載
    のシステム。
  6. 【請求項6】 前記境界値は、前記ホール位置を横切る
    垂直な直径から前記開路領域によって形成された円に至
    る範囲内のピクセルの個数を含んでいることを特徴とす
    る請求項1に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記予め決定されたピクセルは、前記ホ
    ール位置上に重ね合わされた開路領域に対応しており、
    前記開路検出回路は、 配線ピクセルカウンタと、 前記開路領域において検出された配線ピクセルの個数
    が、予め決定されたしきい値以上であるかどうかを決定
    するコンパレータを有していることを特徴とする請求項
    1に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記パネル特徴検出器は3次元RGB空
    間を表す配線ルックアップテーブルを有しており、前記
    配線ルックアップテーブルは、前記イメージ記憶装置に
    よって与えられたピクセルの前記色要素値の大きさに対
    応する数によってアドレス指定され、前記配線表示は、
    前記色要素値の大きさが配線の特徴に対応したときに与
    えられることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記パネル特徴検出器は、分析される各
    ピクセルに対応するRGB値を受けとり、前記分析され
    るピクセルに対応する色相成分を与えるRGB−色相抽
    出器と、 分析される前記ピクセルに対応する前色相成分の値が前
    記色相値の範囲内に存在するとき、前記分析されるピク
    セルが配線ピクセルに属するように、色相値の範囲を規
    定する、第1および第2のパラメータを有するしきい値
    調節器を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    システム。
  10. 【請求項10】 前記パネル特徴検出器は、 3つのノードを含む入力層を有するニューラルネットワ
    ークを有し、前記ノードは、分析されるべきピクセルに
    対応する入力RGB情報を前記ニューラルネットワーク
    の残りの部分に割り当てるための直線転送機能を備えて
    おり、さらに、前記パネル特徴検出器は、 それぞれ、次の層における予め決定されたノードに接続
    された複数のノードを含んだ複数の隠れ層と、 前記分析されるべきピクセルが、配線ピクセルであるか
    または基板ピクセルであるかを表示する前記配線表示を
    与える出力ノードを有していることを特徴とする請求項
    1に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記ニューラルネットワークは、2つ
    の隠れ層が完全に接続されたフィードフォーワードネッ
    トワークからなっていることを特徴とする請求項10に
    記載のシステム。
  12. 【請求項12】 基板上になされた複数の配線を有する
    回路基板のホール位置における欠陥を検出するための光
    学検査システムであって、 前記回路基板上の望まれたホール位置のイメージを受け
    取り、受け取ったイメージを電気的ビデオ信号に変換す
    るビデオカメラと、 前記電気的ビデオ信号から得られた複数のピクセルの色
    度を示す色要素値を記憶するイメージ記憶装置と、 分析されるべきピクセルの前記色要素値を前記イメージ
    記憶装置から受け取り、前記ピクセルの前記色要素値が
    配線の特徴に対応するとき、配線表示を与えるパネル特
    徴検出器と、 分析されるべきホール位置に関係する予め決定されるピ
    クセルに対応する色要素値を前記パネル特徴検出器に転
    送すべく、前記イメージ記憶装置にコマンド信号を与え
    るピクセル検索コントローラと、 前記パネル特徴検出器から、前記ホール位置に関係した
    前記予め決定されたピクセルに対応する前記配線表示を
    受け取り、前記ホール位置にドリルによってホールが形
    成されるときに短絡が生じるかどうかを検出する短絡検
    出回路とを有しており、 前記ピクセル検索コントローラは、複数の対応する走査
    線をもつホール位置に関係する短絡走査テーブルを有
    し、前記短絡走査テーブルは前記各走査線毎に短絡領域
    に対する境界値を記憶し、前記境界値は前記コマンド信
    号を得るために用いられることを特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】 前記記憶された境界値は、前記ホール
    位置を横切る垂直な直径から前記短絡領域によって形成
    される外円および内円に至る範囲内のピクセルの個数を
    含んでいることを特徴とする請求項12に記載のシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記パネル特徴検出器は3次元RGB
    空間を表す配線ルックアップテーブルを有しており、前
    記配線ルックアップテーブルは前記イメージ記憶装置に
    よって与えられたピクセルの前記色要素値の大きさに対
    応する数によってアドレス指定され、前記配線表示は前
    記色要素値の大きさが配線の特徴に対応したときに与え
    られることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 基板上になされた複数の配線を有する
    回路基板のホール位置における欠陥を検出するための光
    学検査システムであって、 前記回路基板上の望まれたホール位置のイメージを受け
    取り、イメージをそれぞれ電気的ビデオ信号に変換する
    ビデオカメラと、 前記電気的ビデオ信号から得られた複数のピクセルの色
    度を示す色要素値を記憶するイメージ記憶装置と、 分析されるべきピクセルの前記色要素値を前記イメージ
    記憶装置から受け取り、前記ピクセルの前記色要素値が
    配線の特徴に対応するとき、配線表示を与えるパネル特
    徴検出器と、 分析されるべきホール位置に関係する予め決定されるピ
    クセルに対応する色要素値を前記パネル特徴検出器に転
    送すべく、前記イメージ記憶装置にコマンド信号を与え
    るピクセル検索コントローラと、 前記パネル特徴検出器から、前記ホール位置に関係した
    前記予め決定されたピクセルに対応する前記配線表示を
    受け取り、前記ホール位置にドリルによってホールが形
    成されるときに短絡が生じるかどうかを検出する短絡検
    出回路とを有しており、 前記予め決定されたピクセルは、前記ホール位置上に重
    ね合わされたリング状の短絡領域に対応しており、前記
    短絡検出回路は、前記リング状の短絡領域を同一の部分
    に分割する複数のビンを有するビンヒストグラムを有
    し、前記ビンはそれぞれ、対応するビン数をもち、前記
    ビンヒストグラムは、各ビン数に関係する検出された配
    線ピクセルの個数を記憶し、前記短絡検出回路は、さら
    に、前記ビンヒストグラムに記憶されたデータを処理
    し、前記検出された配線ピクセルのピークの出現を識別
    するディジタルフィルターと、前記ビンヒストグラムに
    おけるピクセルの総数にわたる最も高い2つのピークに
    おいて検出された配線ピクセルの個数の比が、予め決定
    されたしきい値以上であるかどうかを決定する分析器と
    を有していることを特徴とするシステム。
  16. 【請求項16】 基板上になされた複数の配線を有する
    回路基板のホール位置における欠陥を検出するための光
    学検査システムであって、 前記回路基板上の望まれたホール位置のイメージを受け
    取り、イメージをそれぞれ電気的ビデオ信号に変換する
    ビデオカメラと、 前記電気的ビデオ信号から得られた複数のピクセルの色
    度を示す色要素値を記憶するイメージ記憶装置と、 分析されるべきピクセルの前記色要素値を前記イメージ
    記憶装置から受け取り、前記ピクセルの前記色要素値が
    配線の特徴に対応するとき、配線表示を与えるパネル特
    徴検出器と、 分析されるべきホール位置に関係する予め決定されるピ
    クセルに対応する色要素値を前記パネル特徴検出器に転
    送すべく、前記イメージ記憶装置にコマンド信号を与え
    るピクセル検索コントローラと、 前記ホール位置に関係した前記予め決定されたピクセル
    に対応する前記パネル特徴検出器からの前記配線表示を
    受け取り、前記ホール位置に欠陥が存在するかどうかを
    検出する欠陥検出回路と、 前記回路基板を、望まれた位置に対して整列させる位置
    合わせ分析器を有しており、 前記位置合わせ分析器は、 前記パネル特徴検出器から前記配線ピクセル表示を受け
    取る行プロファイルバッファーと、 前記パネル特徴検出器から前記配線ピクセル表示を受け
    取る列プロファイルバッファーと、 前記行プロファイルバッファーおよび前記列プロファイ
    ルバッファーにおける意味のある配線ピクセルピークを
    検出するクラスタ識別器と、 前記行プロファイルバッファーおよび前記列プロファイ
    ルバッファーにおけるデータに対応する前記配線ピクセ
    ルピークの中心のx−y座標を決定するクラスタ分析器
    と、 前記中心の望まれた位置と、前記クラスタ分析器によっ
    て決定された前記中心の実際の位置を比較し、変換行列
    を計算して、前記回路基板の不適当な配置から生じるエ
    ラーが補正され得るようにするコンパレータを有してい
    ることを特徴とするシステム。
  17. 【請求項17】 基板上になされた複数の配線を有する
    回路基板のホール位置における欠陥を検出するための光
    学検査システムであって、 前記回路基板上の望まれたホール位置のイメージを受け
    取り、受け取ったイメージを電気的ビデオ信号に変換す
    るビデオカメラと、 前記電気的ビデオ信号から得られた複数のピクセルの色
    度を示す色要素値を記憶するイメージ記憶装置と、 前記イメージ記憶装置から分析されるべきピクセルの前
    記色要素値を受け取り、前記ピクセルの前記色要素値が
    配線の特徴に対応するとき、配線表示を与えるパネル特
    徴検出器と、 分析されるべきホール位置に関係する予め決定されるピ
    クセルに対応する色要素値を前記パネル特徴検出器に転
    送すべく、前記イメージ記憶装置にコマンド信号を与え
    るピクセル検索コントローラと、 前記ホール位置に関係した前記予め決定されたピクセル
    に対応する前記パネル特徴検出器からの前記配線表示を
    受け取り、前記ホール位置に欠陥が存在するかどうかを
    検出する欠陥検出回路を有しており、 前記パネル特徴検出器は、3次元RGB空間を表示し、
    前記イメージ記憶装置によって与えられたピクセルの色
    要素値の大きさに対応する数によってアドレス指定され
    た配線ルックアップテーブルを有し、前記配線ルックア
    ップテーブルにおいて、前記アドレスに対応するデータ
    は、前記ピクセルの前記色要素値が配線ピクセルに対応
    するとき1に設定され、前のトレーニングモードの間に
    記憶されるようになっており、前記パネル特徴検出器
    は、さらに、3次元RGB空間を表示し、前記イメージ
    記憶装置によって与えられたピクセルの色要素値の大き
    さに対応する数によってアドレス指定された基板ルック
    アップテーブルを有し、前記基板ルックアップテーブル
    において、前記アドレスに対応するデータは、前記ピク
    セルの前記色要素値が基板ピクセルに対応するとき1に
    設定され、前のトレーニングモードの間に記憶されるよ
    うになっており、前記パネル特徴検出器は、さらに、ピ
    クセルの同一の色要素値が前記配線ルックアップテーブ
    ルおよび前記基板ルックアップテーブルの両方における
    アドレス指定されたビットを1に設定するときにはいつ
    でも、前記配線ルックアップテーブルにおけるアドレス
    指定されたビットを0に設定する禁止器を有しているこ
    とを特徴とするシステム。
  18. 【請求項18】 前記配線ルックアップテーブルおよび
    前記基板ルックアップテーブルにおける値1をもつセッ
    トビットを位置付け、前記配線ルックアップテーブルお
    よび前記基板ルックアップテーブルに対応するRGB空
    間の3つの次元のすべてにおいて前記セットビットを値
    1に設定する拡張器を有していることを特徴とする請求
    項17に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 基板上になされた複数の配線を有する
    回路基板において、前記配線を前記基板と区別するため
    の光学検査システムであって、 前記回路基板上の望まれたイメージを受け取り、イメー
    ジをそれぞれ電気的ビデオ信号に変換するビデオカメラ
    と、 前記ビデオカメラからの前記電気的ビデオ信号を、複数
    のピクセルを有する複数の走査線に変換する変換手段
    と、 前記イメージの前記各ピクセルに含まれるRGB色要素
    値を表す情報を記憶するメモリ手段と、 トレーニングモードの間に、前記回路基板上の領域をサ
    ンプリングする手段と、 配線の特徴に対応するRGB空間における点を表示する
    配線ルックアップテーブル、および基板の特徴に対応す
    るRGB空間における点を表示する基板ルックアップテ
    ーブルを有しており、 前記配線ルックアップテーブルの内容は、前記サンプリ
    ング手段によって得られた配線領域のサンプルから決定
    され、前記基板ルックアップテーブルの内容は、前記サ
    ンプリング手段によって得られた基板領域のサンプルか
    ら決定されることを特徴とするシステム。
  20. 【請求項20】 前記配線ルックアップテーブルおよび
    前記基板ルックアップテーブルはそれぞれ、複数のバイ
    トを有し、前記RGB色要素値の各成分を表示する2進
    数値の組み合わせによってアドレス指定され、前記アド
    レスの下位3ビットは、前記バイトの1つにおけるビッ
    ト位置を指示し、前記アドレスの残りの上位ビットはバ
    イト位置を指示することを特徴とする請求項19に記載
    のシステム。
  21. 【請求項21】 配線の特徴に属するすべてのRGB値
    は、前記配線ルックアップテーブルにおける1つのビッ
    トをアドレス指定し、基板の特徴に属するすべてのRG
    B値は、前記基板ルックアップテーブルにおける1つの
    ビットをアドレス指定することを特徴とする請求項20
    に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記配線ルックアップテーブルにおけ
    るアドレス指定されビットは、ピクセルに対応する同一
    のRGB値が前記基板ルックアップテーブルにおけるア
    ドレス指定されたビットが1に設定されるときはいつで
    も、0に設定されることを特徴とする請求項21に記載
    のシステム。
  23. 【請求項23】 それぞれ基板上に複数の配線を有する
    複数の回路基板のホール位置における欠陥を検出するた
    めの方法であって、 回路基板のそれぞれから望まれたイメージを受け取るス
    テップと、 前記望まれたイメージの各1つを、複数のピクセルに変
    換するステップと、 前記望まれたイメージの各ピクセルに対応する色度を表
    す色要素値を導出するステップと、 前記回路基板から受け取った前記望まれたイメージを表
    示するステップと、 前記回路基板の配線領域をサンプリングすることによっ
    て配線に関係する色要素値を検索し、前記回路基板の基
    板領域をサンプリングすることによって基板に関係する
    色要素値を検索することによって、サンプル回路基板に
    対してトレーニングモードを与えるステップと、 第1の色に対し、配線に関係する前記検索された色要素
    値に対応する色要素値をもつ前記表示されたイメージに
    おけるすべてのピクセルに陰影をつけるステップと、 第2の色に対し、基板に関係する前記検索された色要素
    値に対応する色要素値をもつ前記表示されたイメージに
    おけるすべてのピクセルに陰影をつけるステップとから
    なっていることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 分析されるべきホール位置に関係する
    予め決定されたピクセルに対応する色要素値を検索し、
    前記色要素値が配線に関係する前記検索された色要素値
    に対応するとき配線表示を与え、前記予め決定されたピ
    クセルに対応する前記配線表示を分析し、前記ホール位
    置が形成されるときに欠陥が生じたかどうかを決定する
    ことによって、前記複数の回路基板の各1つに対する検
    査モードを与えるステップを含んでいることを特徴とす
    る請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 配線に関係する色要素値によってアド
    レス指定された配線ルックアップテーブルにおける適当
    な位置を、1を表す配線表示に設定するステップと、 基板に関係する色要素値によってアドレス指定された基
    板ルックアップテーブルにおける適当な位置を、1を表
    す基板表示に設定するステップと、 ピクセルの同一の色要素値が、配線ルックアップテーブ
    ルおよび基板ルックアップテーブルの両方におけるアド
    レス指定されたビットを1に設定するときはいつでも、
    前記配線ルックアップテーブルにおけるアドレス指定さ
    れたビットを1に規制するステップを有していることを
    特徴とする請求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】 それぞれ基板上に複数の配線を有する
    複数の回路基板のホール位置における欠陥を検出するた
    めの方法であって、 各回路基板から望まれたイメージを受け取るステップ
    と、 前記望まれたイメージの各1つを複数のピクセルに変換
    するステップと、 前記望まれたイメージの各ピクセルに対応する色相値を
    得るステップと、 前記回路基板からの前記望まれたイメージを表示するス
    テップと、 2つの色相しきい値を設定して、前記2つの色相しきい
    値の間における色相値をもつ前記表示されたイメージの
    すべてのピクセルが配線ピクセルに関係づけられ、その
    他のすべてのピクセルが基板ピクセルに関係づけられる
    ようにすることによって、サンプル回路基板に対するト
    レーニングモードを与えるステップを有していることを
    特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 基板上に配置された複数の電線を備え
    たプリント回路基板の望まれた検査位置で欠陥を検出す
    る光学的検査システムであって、 前記プリント回路基板上における望まれた検査位置のイ
    メージを受け取り、各イメージを電気ビデオ信号に変換
    するビデオカメラと、 前記ビデオカメラ信号から得られた複数のピクセルの色
    度を表す色要素値を示す情報を記憶するイメージ記憶装
    置と、 分析されるべきピクセルの前記色要素値を前記イメージ
    記憶装置から受け取り、前記ピクセルの前記色要素値が
    電線に対応するときに電線表示を与えるパネル特徴検出
    器と、 前記イメージ記憶装置に対してコマンド信号を与え、分
    析されるべき前記望まれた検査位置に関係する予め決定
    されたピクセルに対応する色要素値を前記パネル特徴検
    出器に伝送するピクセル検索コントローラと、 前記パネル特徴検出器から、前記望まれた検査位置に関
    係する前記予め決定されたピクセルに対応する前記電線
    表示を受け取り、欠陥が前記望まれた検査位置に存在す
    るかどうかを決定する欠陥検出回路を有しており、 前記パネル特徴検出器はトレーニングモードを有してお
    り、前記トレーニングモードにおいて、電線領域は、電
    線に関係する色要素値を確立するためにサンプリングさ
    れ、基板領域は、基板に関係する色要素値を確立するた
    めにサンプリングされることを特徴とするシステム。
  28. 【請求項28】 前記欠陥検出回路は、2本の電線間の
    間隙を決定し、前記間隙を予め決定されたしきい値と比
    較することを特徴とする請求項27に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 前記欠陥検出回路は、検査されるべき
    電線の幅を決定し、前記幅を予め決定されたしきい値と
    比較することを特徴とする請求項28に記載のシステ
    ム。
  30. 【請求項30】 前記イメージ記憶装置は、フレームグ
    ラバーを有しており、前記フレームグラバーは、走査線
    ベース上のデータをピクセル行バッファーに与え、前記
    ピクセル行バッファーは、走査線に含まれるすべてのピ
    クセルの情報を保持し、前記情報を、順次ピクセル毎
    に、前記パネル特徴検出器に与えることを特徴とする請
    求項29に記載のシステム。
  31. 【請求項31】 位置合わせ分析器を有しており、前記
    位置合わせ分析器は、 前記パネル特徴検出器から前記電線ピクセル表示を受け
    取る行プロファイルバッファーと、 前記パネル特徴検出器から前記電線ピクセル表示を受け
    取る列プロファイルバッファーと、 前記行プロファイルバッファーおよび前記列プロファイ
    ルバッファーにおける意味のある電線ピクセルピークを
    検出するクラスタ識別器と、 前記行プロファイルバッファーおよび前記列プロファイ
    ルバッファーにおけるデータに対応する前記電線ピクセ
    ルピークの中心のx−y座標を決定するクラスタ分析器
    と、 前記中心の望まれた位置と前記クラスタ分析器によって
    決定された前記中心の位置を比較し、変換行列を計算す
    ることによって、不位置合わせエラーまたは前記プリン
    ト基板が補正され得るようにする補正器を有しているこ
    とを特徴とする請求項27に記載のシステム。
  32. 【請求項32】 前記パネル特徴検出器は、3次元RG
    B空間を表示し、前記イメージ記憶装置によって与えら
    れたピクセルの色要素値の大きさに対応する数によって
    アドレス指定された前記電線ルックアップテーブルを有
    しており、前記アドレスに対応するデータは、前記トレ
    ーニングモードの間に、前記ピクセルの前記色要素値が
    電線ピクセルに対応するときに1に設定されるようにな
    っており、 前記パネル特徴検出器は、さらに、3次元RGB空間を
    表示し、前記イメージ記憶装置によって与えられたピク
    セルの色要素値の大きさに対応する数によってアドレス
    指定された基板ルックアップテーブルを有しており、前
    記アドレスに対応するデータは、前記トレーニングモー
    ドの間に、前記ピクセルの前記色要素値が基板ピクセル
    に対応するときに1に設定されるようになっており、 前記パネル特徴検出器は、さらに、ピクセルの同一の色
    要素値が配線ルックアップテーブルおよび基板ルックア
    ップテーブルにおけるアドレス指定されたビットを1に
    設定するときにはいつでも、前記配線ルックアップテー
    ブルにおけるアドレス指定されたビットを0に設定する
    禁止器を有していることを特徴とする請求項27に記載
    のシステム。
  33. 【請求項33】 前記電線および値1をもつ前記基板ル
    ックアップテーブルにセットビットを配置し、前記電線
    ルックアップテーブルおよび前記基板ルックアップテー
    ブルに対応する前記RGB空間の3つの次元のすべてに
    おける前記セットビットのすぐ隣のビットを値1に設定
    する拡張器を有していることを特徴とする請求項27に
    記載のシステム。
  34. 【請求項34】 基板上に配置された複数の電線を備え
    たプリント回路基板の望まれた検査位置で欠陥を検出す
    る光学的検査システムであって、 前記プリント回路基板上における望まれた検査位置のイ
    メージを受け取り、各イメージを電気ビデオ信号に変換
    するビデオカメラと、 前記ビデオカメラ信号から得られた複数のピクセルの色
    度を表す色要素値を示す情報を記憶するイメージ記憶装
    置と、 分析されるべきピクセルの前記色要素値を前記イメージ
    記憶装置から受け取り、前記ピクセルの前記色要素値が
    電線に対応するときに電線表示を与えるパネル特徴検出
    器と、 前記イメージ記憶装置に対してコマンド信号を与え、分
    析されるべき前記望まれた検査位置に関係する予め決定
    されたピクセルに対応する色要素値を前記パネル特徴検
    出器に伝送するピクセル検索コントローラと、 前記パネル特徴検出器から、前記望まれた検査位置に関
    係する前記予め決定されたピクセルに対応する前記電線
    表示を受け取り、欠陥が前記望まれた検査位置に存在す
    るかどうかを決定する欠陥検出回路を有しており、 前記パネル特徴検出器は分析される各ピクセルに対応す
    るRGB値を受け取り、前記分析されるピクセルに対応
    する色相成分を与えるRGB−色相抽出器と、 前記分析されるピクセルに対応する前記色相成分の値が
    色相値の範囲内にあるときに前記分析されるピクセルが
    電線に属するように前記色相値の範囲を定義する第1お
    よび第2のパラメータを有するしきい値調整器を有して
    いることを特徴とするシステム。
  35. 【請求項35】 前記パネル特徴検出器は、 直線転送機能を備えた3つのノードを含む入力層を有す
    るニューラルネットワークであって、前記ノードが、分
    析されるピクセルに対応する入力RGBデータを前記ニ
    ューラルネットワークの残りの部分に分布せしめるよう
    にしたものと、 それぞれが次の層の予め決定されるノードに接続され
    た、S字転送機能を備えた複数のノードを含む複数の隠
    れ層と、 前記分析されるノードが電線ピクセルであるかまたは基
    板ピクセルであるかどうかを指示する出力ノードを有し
    ていることを特徴とする請求項27に記載のシステム。
  36. 【請求項36】 前記ニューラルネットワークは、2つ
    の隠れ層が完全に接続された前方向送りネットワークで
    あることを特徴とする請求項35に記載のシステム。
  37. 【請求項37】 基板上に複数の配線を有する複数の回
    路基板のホール位置における短絡を検出するための方法
    であって、 各回路基板から望まれたイメージを受け取るステップ
    と、 前記望まれたイメージを複数のピクセルに変換するステ
    ップと、 前記複数のピクセルから、ホール位置に重ね合わされた
    リング状の短絡レチクルの境界の内側に位置するピクセ
    ルを検索するステップと、 前記検索されたピクセルを分析し、前記ピクセルが前記
    基板上の配線に対応するかどうかを示す配線表示を与え
    るステップと、 前記リング状の短絡レチクルを、それぞれが複数の前記
    検索されたピクセルを包囲し、1つのビンに関係する同
    一の部分に分割するステップと、 各ビンに対し、前記ビンに関係する同一の部分の範囲内
    に生じる前記配線表示の個数を表示するビン値を割り当
    てるステップと、 前記ビン値を処理し、前記ホール位置が形成されたとき
    短絡が生じたかどうかを決定するためのクラスターを識
    別するステップからなることを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】 前記変換するステップは、色要素値を
    前記複数のピクセルに割り当てるステップを含んでお
    り、前記検索されたピクセルを分析するステップは、前
    記色要素値を検索し、前記色要素値が前記基板上の配線
    に対応するとき配線表示を与えるステップを含んでいる
    ことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記ピクセルを検索するステップは、
    ホール位置に関係する短絡走査テーブルから前記リング
    状の短絡レチクルに対する境界パラメータを得るステッ
    プを含んでいることを特徴とする請求項37に記載の方
    法。
  40. 【請求項40】 前記短絡を決定するステップは、 前記ビン値のヒストグラムを与えるステップと、 前記ヒストグラムを処理し、前記配線表示のピークを識
    別するステップと、 最も高い2つのピークにおいて検出された配線表示の個
    数の、前記ヒストグラムにおける配線表示の総数に対す
    る比が、予め決定されたしきい値を越えたかどうかを決
    定することを含んでいることを特徴とする請求項37に
    記載の方法。
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