JP2823569B2 - エポキシ系組成物 - Google Patents

エポキシ系組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は半田耐熱性、信頼性、離型性、耐溶剤性に優
れたエポキシ系組成物に関するものである。
<従来の技術> エポキシ樹脂は耐熱性、耐湿性、電気特性、接着性な
どに優れており、さらに配合処方により種々の特性が付
与できるため、塗料、接着剤、電気絶縁材料など工業材
料として利用されている。
たとえば、半導体装置などの電子回路部品の封止方法
として従来より金属やセラミックスによるハーメチック
シールやフェノール樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹
脂などによる樹脂封止が提案されているが、経済性、生
産性、物性のバランスの点からエポキシ樹脂による樹脂
封止が中心になっている。
一方、最近では、プリント基板への部品実装において
も高密度化、自動化が進められており、従来のリードピ
ンを基板の穴に挿入する“挿入実装方式”に代わり、基
板表面に部品を半田付けする“表面実装方式”がさかん
になってきている。それに伴い、パッケージも従来のDI
P(デュアル・インライン・パッケージ)型から高密度
実装、表面実装に適した薄型のFPP(フラット・プラス
チック・パッケージ)型に移行しつつある。
表面実装方式への移行に伴い、従来あまり問題となら
なかった半田付け工程が大きな問題となってきている。
従来のピン挿入実装方式では半田付け工程はリード部が
部分的に加熱されるだけであったが、表面実装方式では
パッケージ全体が熱媒に浸され加熱される。表面実装方
式における半田付け方法としては半田浴浸漬、不活性ガ
スの飽和蒸気による加熱(ベーパイフェイズ法)や赤外
線リフロー法などが用いられるが、いずれの方法でもパ
ッケージ全体が210〜270℃の高温に加熱されることにな
る。そのため従来の封止用樹脂で封止したパッケージは
半田付け時に樹脂部分にクラックが発生し、信頼性が低
下して製品として使用できないという問題がおきる。
半田付け工程におけるクラックの発生は、後硬化して
から実装工程の間までに吸湿された水分が半田付け加熱
時に爆発的に水蒸気化、膨脹することに起因するといわ
れており、その対策として後硬化したパッケージを完全
に乾燥し密封した容器に収納して出荷する方法が用いら
れている。
封止用樹脂の改良も種々検討されている。たとえば、
封止用樹脂にゴム成分を配合し内部応力を低下させる方
法(特開昭58−219218号公報、特開昭59−96122号公
報)、無機充填剤の品種を選択する方法(特開昭58−19
136号公報、特開昭60−202145号公報)、無機充填剤の
形状を球形化したり粒子径をコントロールすることによ
り応力、ひずみを均一化させる方法(特開昭60−171750
号公報、特開昭60−17937号公報、特開昭62−74924号公
報、特開昭62−124143号公報、特開昭62−209128号公
報、特公昭63−26128号公報)、シリコーンオイルによ
り低応力化させる方法(特開昭62−254454号公報、特開
昭62−296449号公報、特公昭63−32807号公報)、撥水
性の添加剤やワックスにより吸水性を低下させ、半田浴
での水分による応力発生を下げる方法(特開昭60−6502
3号公報)などがある。
<発明が解決しようとする課題> 低応力化剤としてポリスチレン系ブロック共重合体お
よびシリコーンゴムを添加すると、熱応力が緩和される
ため210〜230℃の比較的低温の半田付け工程におけるク
ラック発生を防止し、半田耐熱性が改良されることが本
発明者らによって見出された(特願書62−82851号)。
しかもこの方法も240〜270℃のより高温の半田耐熱性向
上には有効でないことがその後の検討により明らかにな
った。しかも、半田処理時に封止樹脂とリードフレーム
との界面が剥離し、耐湿信頼性が低下するという問題が
発生した。さらに、成形時の離型性が低下する問題があ
ることも明らかになった。また、成形後のトリクレン洗
浄により褐色し、耐溶剤性が低下することもわかった。
一方、従来より低応力化剤として検討されているシリ
コーンオイルは半田耐熱性および信頼性が不十分であっ
た。
また、乾燥パッケージを容器に封入する方法は製造工
程および製品の取扱作業が煩雑になるうえ、製品価格が
きわめて高価になる欠点がある。
本発明の目的は、高温の半田付け工程で生じるクラッ
クの問題を解消し、信頼性が高く、離型性、耐溶剤性に
優れたエポキシ系組成物を提供することにあり、表面実
装できる樹脂封止半導体装置を可能にすることにある。
<課題を解決するための手段> すなわち、本発明は、エポキシ樹脂(A)、硬化剤
(B)、シリコーンオイル(C)、ポリスチレン系ブロ
ック共重合体(D)および無機充填剤(E)からなるエ
ポキシ系組成物および前記組成物によって半導体素子が
封止された半導体装置である。
以下、本発明の構成を詳述する。
本発明におけるエポキシ樹脂(A)は、1分子中にエ
ポキシ基を2個以上有するものであれば特に限定されな
い。
たとえば、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビ
スヒドロキシビフェニル型エポキシ樹脂、ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂、線状脂肪族エポキシ樹脂、脂環式
エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂、ハロゲン化エポ
キシ樹脂、スピロ環含有エポキシ樹脂などが挙げられ
る。
用途によっては二種以上のエポキシ樹脂を併用しても
よいが、半導体装置封止用としては耐熱性、耐湿性の点
からクレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスヒドロ
キシビフェニル型エポキシ樹脂などのエポキシ当量が50
0以下、特に300以下のエポキシ樹脂を全エポキシ樹脂中
に50重量%以上含むことが好ましい。
本発明においてエポキシ樹脂(A)の配合量は通常、
5〜25重量%である。5重量%未満では、成形性、接着
性が不十分であり、25重量%を越えると線膨脹係数が大
きくなり、低応力化が困難になる。
本発明における硬化剤(B)としてはエポキシ樹脂
(A)と反応して硬化させるものであれば特に限定され
ない。
たとえば、フェノールノボラック、クレゾールノボラ
ックなどのノボラック樹脂、テトラブロムビスフェノー
ルAなどのビスフェノール化合物、無水マレイン酸、無
水フタル酸、無水ピロメリット酸などの酸無水物、メタ
フェニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジア
ミノジフェニルスルホンなどの芳香族アミンなどが挙げ
られる。半導体装置封止用としては耐熱性、保存性の点
からフェノールノボラック、クレゾールノボラックが好
ましく用いられる。用途によっては二種以上の硬化剤を
併用してもよい。
本発明において硬化剤(B)の配合量は通常、2〜15
重量%である。
さらには、エポキシ樹脂(A)と硬化剤(B)の配合
比は、機械的性質、耐湿性の点から(A)に対する
(B)の化学当量比が0.5〜1.6、特に0.8〜1.3の範囲に
あることが好ましい。また、本発明においてエポキシ樹
脂(A)と硬化剤(B)の硬化反応を促進するため硬化
触媒を用いてもよい。硬化触媒は硬化反応を促進させる
ものならば特に限定されない。たとえば、2−メチルイ
ミダゾール、2,4−ジメチルイミダゾール、2−エチル
−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾー
ル、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、2−ヘプ
タデシルイミダゾールなどのイミダゾール類、トリエチ
ルアミン、ベンジルジメチルアミン、α−メチルベンジ
ルジメチルアミン、2−(ジメチルアミノメチル)フェ
ノール、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノール、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7
などの3級アミン類、ジルコニウムテトラメトキシド、
ジルコニウムテトラプロポキシド、テトラキス(アセチ
ルアセトナト)ジルコニウム、トリ(アセチルアセトナ
ト)アルミニウムなどの有機金属類、トリフェニルホス
フィン、トリエチルホスフィン、トリブチルホスフィ
ン、トリメチルホスフィン、トリ(p−メチルフェニ
ル)ホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホスフィンな
どの有機ホスフィン類などが挙げらる。用途によっては
二種以上の硬化触媒を併用してもよい。硬化触媒の添加
量はエポキシ樹脂(A)100重量部に対して0.1〜10重量
部が好ましい。
本発明におけるシリコーンオイル(C)は、オルガノ
ポリシロキサン構造のオイルであり、具体例としては下
記式を有するものが挙げられる。
R1〜R5は水素、炭素数1〜20のアルキル基、フェニル
基、ビニル基から選ばれる1種以上の原子または基であ
り、好ましくはメチル基である。
X、Yは炭素数1〜20のアルキル基、フェニル基、ビ
ニル基、水酸基、アミノ基、エポキシ基、カルボキシル
基、メルカプト基、ポリオキシアルキレン基、アルコキ
シ基、フッ素原子から選ばれる一種以上の基および/ま
たは原子を有する成分であり、Yは水素でもよい。
また、mは1以上の整数、nは0以上の整数である。
シリコーンオイル(C)の添加量は、通常0.01〜5重
量%、好ましくは0.1〜3重量%、特に好ましくは0.3〜
2重量%である。0.01重量%未満では離型性、対溶剤性
が不十分であり、5重量%を越えると半田耐熱性、信頼
性が低下する。
本発明におけるポリスチレン系ブロック共重合体
(D)はガラス転移温度が、通常、25℃以上、好ましく
は、50℃以上の芳香族ビニル炭化水素重合体ブロックと
ガラス転移温度が0℃以下、好ましくは−25℃以下の共
役ジエン重合体ブロックからなる線状、放射状、分岐状
のブロック共重合体が含まれる。前記の芳香族ビニル炭
化水素としては、スチレン、α−メチルスチレン、o−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、1,3−ジメチル
スチレン、ビニルナフタレンなどがあり、なかでもスチ
レンが好ましく使用できる。
前記の共役ジエンとしては、ブタジエン(1,3−ブタ
ジエン)、イソプレン(2−メチル−1,3−ブタジエ
ン)、メチルイソプレン(2,3−ジメチル−1,3−ブタジ
エン)、1,3−ペンタジエンなどがあり、なかでもブタ
ジエン、イソプレンが好ましく使用できる。
ポリスチレン系ブロック共重合体(C)中に占めるガ
ラス相ブロックである芳香族ビニル炭化水素重合体ブロ
ックの割合は10〜50重量%、ゴム相ブロックである共役
ジエン重合体ブロックの割合は90〜50重量%が好まし
い。
ガラス相ブロックとゴム相ブロックとの組合せは多数
ありそのいずれでもよいが中間のゴム相ブロックの両端
にガラス相ブロックが結合したトリブロック共重合体が
好ましい。この場合のガラス相ブロックの数平均分子量
は好ましくは5,000〜150,000、特に好ましくは7,000〜6
0,000である。またゴム相ブロックの数平均分子行量は
好ましくは10,000〜300,000、特に好ましくは30,000〜1
50,000である。
ポリスチレン系ブロック共重合体(C)は公知のリビ
ングアニオン重合法を用いて製造できるが、特にこれに
限定されることなく、カチオン重合、ラジカル重合によ
っても製造することができる。
ポリスチレン系ブロック共重合体(C)には、上記説
明したブロック共重合体の不飽和結合の一部が水素添加
により還元された、水添ブロック共重合体も含まれる。
ここで、芳香族ビニル炭化水素重合体ブロックの芳香
族二重結合の25%以下および共役ジエン重合体ブロック
の脂肪族二重結合の80%以上が水添されていることが好
ましい。
ポリスチレン系ブロック共重合体(C)の好ましい具
体例としては、ポリスチレン/ポリブタジエン/ポリス
チレントリブロック共重合体(SBS)、ポリスチレン/
ポリイソプレン/ポリスチレントリブロック共重合体
(SIS)、SBSの水添共重合体(SEBS)およびSISの水添
共重合体が挙げられる。耐熱性の点からSBSの水添共重
合体(SEBS)およびSISの水添共重合体が特に好ましく
用いられる。
本発明においてポリスチレン系ブロック共重合体
(C)の配合量は通常、0.2〜5重量%、好ましくは1
〜4重量%である。0.2重量%未満では半田耐熱性、接
着性が不十分であり、5重量%を越えると離型性、耐溶
剤性が低下するため成形が困難になり、実用的でない。
本発明における無機充填剤(E)としては、溶融シリ
カ、結晶性シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、アルミナ、マグネシア、クレー、タルク、ケイ酸カ
ルシウム、酸化チタン、アスベスト、ガラス繊維などが
挙げられる。なかでも、溶融シリカは、線膨脹係数を低
下させる硬化が大きく、低応力化に有効なため、好まし
く用いられる。さらには、無機充填剤として溶融シリカ
を用い、その40重量%以上を破砕状シリカとするのが、
半田耐熱性の向上に有効なため、特に好ましい。
本発明において、無機充填剤(E)の配合量は通常、
65〜85重量%である。65重量%未満では線膨脹係数が大
きくなり、85重量%を越えると、成形性が不十分であ
る。
ハロゲン化エポキシ樹脂などのハロゲン化合物、リン
化合物などの難燃剤、三酸化アンチモンなどの難燃助
剤、カーボンブラック、酸化鉄などの着色剤、変成ニト
リルゴム、変成ポリブタジエンゴムなどのエラストマ
ー、シランカップリング剤、チタネートカップリング剤
などのカップリング剤、長鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸の金属
塩、長鎖脂肪酸のエステル、長鎖脂肪酸のアミド、パラ
フィンワックスなどの離型剤、有機過酸化物などの架橋
剤を任意に添加することができる。
本発明のエポキシ系樹脂組成物は溶融混練することが
好ましく、溶融混練は公知の方法を用いることができ
る。たとえば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロー
ル、一軸もしくは二軸の押出機、コニーダーなどを用
い、通常50〜150℃の温度で樹脂組成物とすることがで
きる。
<実施例> 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例中の部数は重量部を意味する。
実施例1〜12、比較例1〜11 表1、表2、表3および表4に示す配合処方の組成比
で試薬をミキサーによりドライブレンドした。これを、
ロール表面温度90℃のミキシングロールを用いて5分間
加熱混練後、冷却、粉砕してエポキシ樹脂系組成物を製
造した。
この組成物を用い、低圧トランスファー成形法により
175℃×2分の条件で成形して模擬素子を封止した44pin
QFPを得た後、175℃で5時間ポストキュアした。ポス
トキュア後、次の物性測定法により、各組成物の物性を
測定した。
半田耐熱性:44pin QFP16個を65℃、95%RHで48時間加湿
処理後、240℃の半田浴に10秒間浸漬し、クラックの発
生しないQFPの個数の割合を求めた。
信 頼 性:前記の半田耐熱性試験を行なった44pin QF
Pを用い、121℃、100%RHで加湿処理し、ピン不良発生
率50%になる時間を求めた。
耐溶剤性 :ポストキュア後の44pin QFPを超音波洗浄
機を用いてフレオン中で30分間洗浄し、樹脂部分の褐色
の有無を観察して判定した。
また、前記の方法で製造したエポキシ系組成物を用い
て、下記の方法により離型性を評価した。
離 型 性:低圧トランスファー成形法により離型力評
価用金型を用いて175℃×2分の条件で成形し、突き出
しピンの突き出し力を測定した。そして、離型力の小さ
い方からA、B、C、D、Eの5段階評価を行なった。
これらの結果を合わせて表4に示す。
表4にみられるように、実施例1〜12の本発明のエポ
キシ系組成物は、半田耐熱性、信頼性、離型性、耐溶剤
性がともに優れている。
これに対して比較例1〜5でポリスチレン系ブロック
共重合体(D)を添加しないと半田耐熱性および信頼性
に劣る。
また、比較例6〜9でシリコーンオイル(C)を添加
しないと離型性および耐溶剤性に劣る。ここで、半田耐
熱性および信頼性も低下している理由ははっきりしない
が、離型性の低下が影響している可能性がある。
さらに、比較例10でシリコーンオイル(C)の代わり
にシリコーンゴムを添加すると半田耐熱性、信頼性、離
型性および耐溶剤性のすべてに劣る。
そして、比較例11ではシリコーンオイル(C)および
ポリスチレン系ブロック共重合体(D)の両者を添加し
ないと半田耐熱性および信頼性に劣る。
<発明の効果> 本発明は、エポキシ樹脂、硬化剤、シリコーンオイ
ル、ポリスチレン系ブロック共重合体および無機充填剤
を配合することにより、半田耐熱性、信頼性、離型性お
よび耐溶剤性に優れたエポキシ系組成物が得られる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−1220(JP,A) 特開 昭61−26654(JP,A) 特開 昭59−75922(JP,A) 特開 昭62−209126(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、シリ
    コーンオイル(C)、ポリスチレン系ブロック共重合体
    (D)および無機充填剤(E)からなるエポキシ系組成
    物。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエポキシ系組成物によって
    半導体素子が封止された半導体装置。
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