JP2822968B2 - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JP2822968B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大ゾーン方式の移動
通信システムに関し、特に移動局が通話不能な状態にお
ける通信の接続要求を補償することを可能にした移動通
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】大ゾーン方式の移動通信システムでは、
中継局がカバーするサービスエリア内に移動局が移動さ
れているときには、この中継局に無線あるいは有線にて
接続されている他の移動局や固定局との間での通話やデ
ータ伝送が可能であるが、サービスエリア外に移動され
たときにはこれが保証されなくなり、いわゆる不感地帯
が生じることになる。このような不感地帯を解消するた
めの技術として、例えば、特開平4−35326号公報
では、移動局が常時自局の位置を測位し、この位置をデ
ータベースに記憶している位置と比較することで、自局
がサービスエリア内に位置しているか、あるいは不感地
帯に位置しているかを判定し、不感地帯の場合にはサー
ビスエリアに移動して通信を行うようにしたものが提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、移動局において不感地帯またはサービスエリアの
いずれに位置しているかを認識することができるため、
例えば発信時等においてこれを利用すれば回線接続を確
実に行う上で有効である。しかしなから、移動局がサー
ビスエリア外に移動せざるを得ない場合には、発信動作
や自局に対する呼び出しに応答することができないこと
はこれまでと同じである。また、このように不感地帯に
位置している移動局に対して他局から通話やデータ伝送
を行うべく呼び出しがあったときに、この呼び出しがあ
ったことを認識することも不可能である。これは、種々
の事情により移動局が通信機のスイッチを一時的に切っ
ていた場合でも同じである。また、移動局がサービスエ
リア内に戻ってきた場合やスイッチをオンした場合に、
直ちに呼び出しがあったことを知ることができないた
め、緊急な通信が必要とされる場合には、発信側は頻繁
に呼び出しを行なわれけばならないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、移動局がサービスエリア
に戻ってきた場合、或いはスイッチをオンした場合に、
直ちに呼び出しがあったことを知ることができ、必要な
通信を迅速に行い得るようにした移動通信システムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、中継局を中心
とするサービスエリア内に存在する固定局や移動局の間
で前記中継局を介して通信リンクが成立される移動通信
システムにおいて、中継局は、移動局がサービスエリア
外に移動されたとして認識する手段と、この認識された
移動局に対して接続要求があったときにその情報を記憶
する手段と、当該移動局から発呼が生じたときに前記記
憶手段に記憶された情報を当該移動局に通知する手段と
を備えることを特徴とする。
【0006】すなわち、中継局は、移動局に対して着呼
応答を要求したときに当該移動局からの着呼応答が受信
でききないときに、当該移動局がサービスエリア外に移
動されたと認識する。また、中継局は、発呼した局の識
別番号と、接続要求があった移動局の呼出符号とを対に
して記憶手段に記憶する。あるいは、発呼した局から接
続要求があった局に伝送するデータを併せて記憶手段に
記憶する。さらに、中継局は、記憶手段に記憶された呼
出符号と、発呼が生じたときの移動局の識別番号とを比
較し、一致したときに当該移動局がサービスエリア内に
移動されたと認識して少なくとも記憶された情報を当該
移動局に通知または伝送する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明が適用される大ゾーン
方式における移動通信システムのシステム構成図であ
り、ここでは中継局Tを中心とするサービスエリアSA
内にて複数の移動局M(M1,M2,…,Mn)が前記
中継局Tを介して通信リンクが成立するように構成され
ている。図2は前記中継局Tと移動局Mの基本的な内部
構成を示すブロック図である。中継局Tは、移動局Mと
の間で無線接続を行うための無線部11と、この無線部
11を制御する制御部12と、この制御部12を通して
前記無線部11から得られる情報に基づいて、対象とな
る移動局がサービスエリア内に位置しているか否かを認
識する認識部13と、後述するように発呼移動局の識別
番号や、接続要求された呼出移動局の呼出符号、さらに
は伝送するデータ等を記憶することが可能な記憶部14
とを備えている。
【0008】また、移動局Mは、中継局Tとの間で無線
接続を行うための無線部21と、この無線部21を制御
する制御部22とを備えており、制御部22にはマイク
ロホン23、スピーカ24、操作キー25等と共に、中
継局から通知あるいは伝送される各種情報やデータを記
憶する記憶部26と、これら情報やデータの少なくとも
一部を表示する表示部27を備えている。
【0009】ここで、前記中継器Tにおいては、制御部
12における制御により、発呼移動局からの発呼があっ
たときには、これを受信し、制御部12は呼出移動局の
識別符号を用いて呼出移動局の呼び出しを行い、呼出移
動局がこれに応答すれば発呼移動局との間で通信リンク
を成立させる。一方、呼出移動局からの応答が生じない
ときには、認識部13において呼出移動局がサービスエ
リア外に移動していると判断し、その呼び出しを停止す
るとともに、発呼移動局の識別番号と呼出移動局の呼出
符号を記憶部14に記憶する機能を有している。さら
に、発呼があったときには、その発呼移動局の識別番号
を記憶部14に記憶している呼出符号と比較を行い、両
者が一致したときには、この呼出符号と対を成している
識別番号をその発呼移動局に向けて伝送する機能をも有
している。なお、発呼移動局では、この識別番号の伝送
があったときには、その表示部27にその識別番号が表
示されるように構成されている。
【0010】このように構成された中継局T、移動局M
からなる図1の移動通信システムにおける動作を説明す
る。図1(a)のように、移動局M1,M2がサービス
エリアSA内に位置している状態で、いま移動局M1か
ら移動局M2に対して発呼が行われたとする。図3にそ
のフローを示すように、移動局M1の発呼を受ける
と、中継局Tは移動局M2に対して着呼応答を要求す
る。移動局M2は着呼応答を送出し、中継局Tはこの
着呼応答を受けて移動局M1とM2を無線接続する。こ
れにより、移動局M1とM2は通話状態となる。
【0011】ここで、図1(b)のように、移動局M2
がサービスエリアSA外に移動された場合に、前記と同
様に移動局M1から移動局M2に対して発呼が行われた
とする。図4にそのフローチャートを示すように、移
動局M1の発呼により、中継局Tは移動局M2に対し
て着呼応答を要求する。しかしながら、移動局M2はサ
ービスエリアSA外であるために、移動局M2からの
着呼応答を中継局Tで受信することができない。中継局
Tでは着呼応答が受信されないことから、移動局M2が
サービスエリアSA外に位置していると判定し、無線
リンクの接続を停止し、発呼移動局の識別番号と、着呼
移動局の呼出符号とを対にして記憶部14に記憶する。
このため、移動局M1とM2の間の通信リンクは不成
立となる。
【0012】そして、図1(a)のように、再び移動局
M2がサービスエリアSAに移動され、例えば移動局M
nに対して発呼を行ったとする。図5にそのフローチャ
ートを示すように、中継局Tは移動局M2の発呼を受
けると、発呼移動局の識別番号を記憶部14に記憶され
ている呼出符号と比較する。そして、この識別番号と呼
出符号とが一致したときには、当該発呼移動局がそれま
でサービスエリア外に移動しており、かつその間に接続
要求があったことを認識し、かつこの認識に基づき、中
継局Tは移動局M2に対して、過去に接続要求があっ
たことをメッセージとして通知する。これにより、移動
局M2ではそのメッセージが表示部27に表示され、移
動局M2ではサービスエリア外に移動されている間に接
続要求があったことが確認できる。また、このメッセー
ジの内部に、先の発呼移動局M1の識別番号を含ませる
ことにより、移動局M2では発呼移動局M1の識別番号
を表示部27において確認することができる。
【0013】また、中継局Tでは、移動局M2からの発
呼に対し、移動局Mnに対して着呼応答を要求し、
移動局Mnからの着呼応答があったときには、移動局
M2とMnの通信リンクを成立し、両者間の通話を可能
とすることは言うまでもない。
【0014】このように、移動局M2についてみると、
サービスエリアSAの外に出ている最中に接続要求が生
じた場合でも、サービスエリアに戻ったときの最初の発
呼時に、中継局Tから接続要求があったことの通知を受
けて自局の表示部27にその旨が表示されるため、この
ことを直ちに知ることができる。したがって、改めて接
続要求を行った移動局に対して発呼を行うことで、当該
移動局との通話が可能となり、緊急を要する連絡を迅速
に実行することが可能となる。
【0015】ここで、前記実施形態では、中継局におい
ては、単に発呼移動局の識別番号と、呼出移動局の呼出
符号とを記憶しているが、これと同時に必要なメッセー
ジを記憶し、呼出移動局に対して接続要求を通知する際
にそのメッセージを同時に通知することで、呼出移動局
は改めて発呼移動局に対して発呼を行なわなくとも所要
の通信がとれるように構成してもよい。
【0016】或いは、発呼移動局から呼出移動局に対し
てデータを伝送しようとする場合には、伝送するデータ
を中継局に記憶しておき、呼出移動局がサービスエリア
に戻ったときには、接続要求の通知と同時にそのデータ
を伝送するようにしてもよく、この場合にはこの通知に
よって要求された通信の目的が達成されることになる。
【0017】なお、前記実施形態では、呼出移動局がサ
ービスエリアの外にいる際の接続要求を補償するものと
して説明しているが、例えば呼出移動局が電源スイッチ
等をオフしていた間の接続要求を補償することも可能で
ある。また、発呼移動局が固定局の場合、あるいは有線
により中継局に接続されている電話網端末局の場合でも
本発明を同様に適用することが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動局間
を接続する中継局は、移動局に対して着呼応答を要求し
たときに当該移動局からの着呼応答が受信できないとき
に、サービスエリア外に移動されたと認識し、この移動
局に対して接続要求があったときに発呼した局の識別番
号と、接続要求があった移動局の呼出符号、あるいはこ
れにデータを加えた情報を記憶し、記憶手段に記憶され
た呼出符号と、発呼が生じたときの移動局の識別番号と
を比較し、一致したときに当該移動局がサービスエリア
内に移動されたと認識して記憶された情報を当該移動局
に通知あるいは伝送する手段を備えることにより、移動
局がサービスエリアに戻った認識されたときには、こ
の移動局に対して記憶された情報を通知することで、こ
の移動局は自局に対する接続要求があったことを直ちに
認識でき、適切な対応を迅速に取ることができる。した
がって、発呼側では何回も発呼を行う必要はなく、また
通知された情報を見ることで不要な通話が省略できる効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を大ゾーン方式の移動通信システムに適
用した実施形態のシステム構成図である。
【図2】中継局と移動局の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図3】発呼移動局と呼出移動局とで通信リンクが成立
する際の動作を説明するフローチャートである。
【図4】呼出移動局がサービスエリア外に移動した際の
接続動作を説明するフローチャートである。
【図5】呼出移動局がサービスエリア内に移動してきた
際の接続動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
T 中継局 M 移動局 SA サービスエリア 11 無線部 12 制御部 13 認識部 14 記憶部 21 無線部 22 制御部 26 記憶部 27 表示部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継局を中心とするサービスエリア内に
    存在する固定局や移動局の間で前記中継局を介して通信
    リンクが成立される移動通信システムにおいて、前記中
    継局は、移動局に対して着呼応答を要求したときに当該
    移動局からの着呼応答が受信できないときに、当該移動
    局がサービスエリア外に移動されたものと認識する手段
    と、この認識された移動局に対して接続要求があったと
    きに発呼した局の識別番号と、接続要求があった移動局
    の呼出符号、あるいはこれにデータを加えた情報を記憶
    する手段と、記憶手段に記憶された呼出符号と、発呼が
    生じたときの移動局の識別番号とを比較し、一致したと
    きに当該移動局がサービスエリア内に移動されたと認識
    して前記記憶手段に記憶された情報を当該移動局に通知
    する手段とを備えることを特徴とする移動通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記移動局には、中継局から通知される
    識別番号や呼出符号、或いは伝送されるデータを記憶す
    る記憶部や表示部が設けられる請求項1に記載の移動通
    信システム。
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