JP2821644B2 - コレットチャック嵌着装置の製造方法 - Google Patents

コレットチャック嵌着装置の製造方法

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JP2821644B2
JP2821644B2 JP2158218A JP15821890A JP2821644B2 JP 2821644 B2 JP2821644 B2 JP 2821644B2 JP 2158218 A JP2158218 A JP 2158218A JP 15821890 A JP15821890 A JP 15821890A JP 2821644 B2 JP2821644 B2 JP 2821644B2
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JP
Japan
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fitting
collet chuck
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manufacturing
inner peripheral
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JP2158218A
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徳治 青木
満寿男 近藤
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理研精機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワークを挾着するコレットチャックを確実
に止着し得るコレットチャック嵌着装置の製造方法に係
るものである。
〔従来の技術〕
従来、コレットチャック51の装着は、スリーブ52が挿
着された基筒体54のスリーブ内孔53にコレットチャック
51を挿着し、基筒体54に被嵌キャップ55を被嵌螺着する
ものが一般的である。
しかし、この基筒体54の被嵌キャップ55を螺着する従
来法は、被嵌キャップ55を基筒体54に螺着してワーク加
工作業を行なっている際被嵌キャップ55が加工振動によ
り緩んでしまうという欠点があることが確認された。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述の欠点を解決したもので、ワーク加工
作業中に被嵌キャップが緩むことのないコレットチャッ
ク嵌着装置の製造方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
機体1に突設され、コレットチャック9を嵌着するコ
レットチャック嵌着筒3の先端外周に雄螺子部4を設け
た基筒体aと、基筒体aの雄螺子部4に被嵌され、内周
面に前記雄螺子部4と螺合する雌螺子部5を形成した被
嵌体bとより成るコレットチャック嵌着装置の製造方法
であって、被嵌体bの内周面に雌螺子部5を切削形成す
る前に基端面から該内周面に嵌合凹部12を穿設し、この
嵌合凹部12にピン体6を嵌合した後該ピン体6及び被嵌
体bの内周面に雌螺子部5を切削形成し、被嵌体bの外
周面のピン体6位置に螺子13を該螺子13の先端が前記ピ
ン体6の外周面に当接するように設けることを特徴とす
るコレットチャック嵌着装置の製造方法に係るものであ
る。
〔作 用〕
被嵌体bの雌螺子部5を切削形成する前に基端面から
該雌螺子部5の内周面に嵌合凹部12を穿設し、この嵌合
凹部12にピン体6を嵌合した後ピン体6及び被嵌体bの
内周面に雌螺子部5を切削形成し、被嵌体bの外周面の
ピン体6位置に螺子13を該螺子13の先端が前記ピン6の
外周面に当接するように設けることで本装置は簡単に製
造される。
コレットチャック嵌着筒3の雄螺子部4に被嵌体bを
螺着した後螺子13を螺入し、螺子13の先端によりピン体
6を内方向に押圧せしめると、ピン体6が雄螺子部4に
当接し、被嵌体bは緩まない。
〔実施例〕
図面は本発明の一実施例を図示したもので、その構造
は次の通りである。
基筒体aは慣用されている構造であり、符号7,8はス
リーブ2を第3図左側に摺動せしめてコレットチャック
9のワーク10挾着を開放する際、コレットチャック9が
スリーブ2と一体となって第3図中左側に摺動すること
を防止する摺動防止環及び摺動防止ピン、符号11はスリ
ーブ2の摺動規制段部である。
また、図中符号14は止着ボルト孔、符号15はグリスニ
ップル、符号16は止着ボルトである。
また、被嵌体bは、鋼製の管体を用意し、管体の内周
縁上下対向二ヶ所に所定の深さの嵌合凹部12を穿設し、
この嵌合凹部12にピン体6を圧入し、このピン体6が圧
入された管体の周縁内周面にピン体6とともに螺子切削
加工を施して内周面に雌螺子部5を形成したものであ
る。
ピン体6は管体と別素材(非鉄合金や合成樹脂等)で
形成することが望ましい。
また、ピン体6は可撓性を有するものが望ましい。な
ぜなら、可撓性を有する方が螺子13による押圧により雄
螺子部4に良好に当接するからである。
図面のピン体6は嵌合凹部12から抜け落ちることを防
止する為段面状に形成した場合である。
尚、図面の雄螺子部4は多条螺子に形成されている。
本実施例は上記構成であるから、コレットチャック嵌
着筒3内にコレットチャック9を嵌着し、被嵌体bをコ
レットチャック嵌着筒3の雄螺子部4に螺着し、コレッ
トチャック9にワーク10を挿入し、スリーブ2を前進さ
せ、夫々の螺子13を締め付けると、螺子13の先端がピン
体6を押圧し、ピン体6が可撓してコレットチャック嵌
着筒3の雄螺子部4を押圧するから、コレットチャック
嵌着筒3と被嵌体bとはそれだけ確実に止着されること
になる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のようにしたから、螺子を螺入してピン
体を内方向へ押圧せしめることによりコレットチャック
嵌着筒と被嵌体とがそれだけ強固に結合され、ワーク加
工作業中に被嵌体が緩んでしまうこと等が生じないコレ
ットチャック嵌着装置の製造方法となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の分解斜視図、第2図は本実施例の正
面図、第3図は本実施例のA−A線断面図、第4図は従
来例の分解斜視図である。 a……基筒体、b……被嵌体、1……機体、3……コレ
ットチャック嵌着筒、4……雄螺子部、5……雌螺子
部、6……ピン体、9……コレットチャック、12……嵌
合凹部、13……螺子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23B 31/20 F16B 39/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体1に突設され、コレットチャック9を
    嵌着するコレットチャック嵌着筒3の先端外周に雄螺子
    部4を設けた基筒体aと、基筒体aの雄螺子部4に被嵌
    され、内周面に前記雄螺子部4と螺合する雌螺子部5を
    形成した被嵌体bとより成るコレットチャック嵌着装置
    の製造方法であって、被嵌体bの内周面に雌螺子部5を
    切削形成する前に基端面から該内周面に嵌合凹部12を穿
    設し、この嵌合凹部12にピン体6を嵌合した後該ピン体
    6及び被嵌体bの内周面に雌螺子部5を切削形成し、被
    嵌体bの外周面のピン体6位置に螺子13を該螺子13の先
    端が前記ピン体6の外周面に当接するように設けること
    を特徴とするコレットチャック嵌着装置の製造方法。
JP2158218A 1990-06-15 1990-06-15 コレットチャック嵌着装置の製造方法 Expired - Lifetime JP2821644B2 (ja)

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