JP2821622B2 - 斜め配向装置 - Google Patents

斜め配向装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗布型の磁気記録媒体を製造する場合に使
用される磁場配向装置に関し、特に磁性粉を磁性塗膜面
に対して斜めに配向する斜め配向装置に関するものであ
る。
〔発明の概要〕
本発明は、磁性塗膜面に対して斜めに磁性粉を配向さ
せる斜め配向装置において、磁気記録媒体を挾んで上下
方向に配設される一対のマグネットの対向面の磁気記録
媒体走行方向での長さを異なるものとすることにより、
単にこれらマグネットを対向配置するだけで斜め配向を
可能とならしめるとともに、斜め方向に発生する磁界の
傾きを広範囲に亘って精度よく制御しようとするもので
ある。
〔従来の技術〕
磁気記録は一般に磁気記録媒体の面内長手方向の磁化
を用いる方式が主流である。しかし、この方式で記録密
度のより一層の向上を図ろうとすると、媒体内の減磁界
が増加するため記録密度に限界を生じ、それ程記録密度
を向上させることができない。すなわちこの方式では、
長波長域での特性は向上するものの、短波長域での特性
が劣るという欠点を有する。
このため従来、磁気記録媒体の磁気記録層の厚さ方向
の磁化により記録を行う垂直磁気記録方式が提案されて
いる。垂直磁気記録方式によれば、記録密度が高密度に
なるに従い減磁界が小さくなることから、特に高密度記
録,短波長記録において上述の面内長手方向磁化による
記録よりも優れていることが知られている。
ところが、針状磁性粉末等を磁気記録層に対して垂直
方向に配向させた場合には、短波長域での特性は向上す
るが、長波長域での特性が落ちてしまうという欠点があ
る。
そこで、これら面内長手記録方式と垂直磁気記録方式
の各欠点を改善して長波長域から短波長域に亘り高出力
を発揮せしめることが可能な斜め配向技術が提案されて
いる。
斜め配向技術は、塗布型の磁気記録媒体にあっては、
磁性粉を磁性塗膜面に対して斜め方向に配向させること
によって、電磁変換特性を向上せしめ、長波長域から短
波長域に亘って高出力を発揮させようとするものであ
る。また、塗布型の磁気記録媒体以外でも、Co−Cr等を
斜方から蒸着させることによって斜方蒸着膜を形成する
蒸着型の磁気記録媒体もあるが、斜方蒸着膜を形成する
には蒸着装置やスパッタリング装置等の装置を使用して
作製する必要があるため、製造コストがどうしても高く
なり、塗布型の磁気記録媒体に比べて不利である。した
がって、塗布型の磁気記録媒体で斜め配向したものが望
ましい。
塗布型の磁気記録媒体に対して斜め配向をするには、
これまでは一対のマグネットを磁性塗膜面に対して所定
の角度に傾けて斜めの磁界を発生させ、この磁界で磁性
塗膜中の磁性粉を当該磁性塗膜面に対して斜めに傾ける
ようにして行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このようにした場合には、低角度側の磁界
(磁性塗膜の面内方向を0度,垂直方向を90度とした場
合、低角度とは0度〜30度程度をさす。)が発生し難い
ばかりでなく、所望の角度に応じて媒体を挾んで配設さ
れる一対のマグネットの傾きを変える必要があるため、
装置が大型になってしまうという問題がある。
そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑みて提案され
たものであって、単にマグネットを対向配置させるだけ
で斜め配向を可能とならしめるとともに、斜め方向に発
生する磁界の傾きを広範囲に亘って精度よく制御し、且
つ装置の小型化が図れる斜め配向装置を提供しようとす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の斜め配向装置は、上記の目的を達成するため
に提案されたものであって、磁気記録媒体を挟んで異な
る磁極が対向するように上下方向に配設される一対のマ
グネットを有してなり、これらマグネットの対向面の磁
気記録媒体走行方向での長さをL1,L2としたときに1.5L1
<L2<5L1なる関係にあり、磁気記録媒体走行方向で見
たときに、長さの短いマグネットが長さの長いマグネッ
トの長さ範囲内に位置し、且つ長さの短いマグネットの
後端面が長さの長いマグネットの後端面よりも前方に位
置するようにずらして配置され、このずらした領域で未
硬化状態の磁性塗膜に対して斜めに磁界を印加すること
を特徴とするものである。
本発明において適用される磁気記録媒体としては、塗
布型の磁気記録媒体であり、非磁性支持体上に塗布され
る磁性塗膜中の磁性粉は従来公知のものがいずれも適用
でき何ら限定されるものではない。例示するとすれば、
γ−Fe2O3,Fe3O4,γ−Fe2O3とFe3O4とのベルトライド化
合物、Co含有γ−Fe2O3、Co含有Fe3O4、Coを含有するγ
−Fe2O3とFe3O4とのベルトライド化合物、CrO2に1種又
はそれ以上の金属元素,例えばTe,Sb,Fe,Bi等を含有さ
せた酸化物、Fe,Co,Ni等の金属、Fe−Co,Fe−Ni,Fe−Co
−Ni,Fe−Co−B,Fe−Co−Cr−B,Mn−Bi,Mn−Al,Fe−Co
−V等の合金、窒化鉄等の針状微粒子等が挙げられる。
また、本発明の装置を用いて斜め配向するには、上記
の磁性粉を含む磁性塗料を常法に従って非磁性支持体に
塗布した後、その磁性塗膜が未だ乾燥しておらず流動し
得る状態のときに斜め配向を行う。このとき、磁場配向
においては、磁気記録媒体走行方向の出口側での磁界の
傾きが極めて重要であり、この磁界の傾きに応じて磁性
粉の傾きが決定される。したがって、本発明での斜め配
向においては、磁気記録媒体を挾んで上下方向に配設さ
れる一対のマグネットの対向面の磁気記録媒体走行方向
での出口側の各端面をずらして配置することで、磁性塗
膜面に対して斜め方向の磁界を発生させる。また、この
とき各マグネットの対向面の磁気記録媒体走行方向での
長さをL1,L2としたときに1.5L1<L2<5L1なる関係と
し、磁界の傾きを規制する。ここで、一方のマグネット
の長さL2が他方のマグネットの長さL1に対して<1.5L1
となると、磁界の傾きが垂直に近くなってしまい望まし
くない。一方、マグネットの長さL2が他方のマグネット
の長さL1に対して>5L1となると、今度は斜め向きの磁
界の強度を確保することが難しくなる。したがって、各
マグネットの対向面の磁気記録媒体走行方向での長さ
は、1.5L1<L2<5L1なる関係とする。
また、上記各マグネットの形状は特に限定されない
が、磁気記録媒体走行方向の出口側で発生する磁界の向
きが略一定方向に揃う必要があるため、少なくとも出口
側の端面が磁気記録媒体走行方向に対して略直交する直
線的な面を有することが望ましい。したがって、磁気記
録媒体走行方向の入口側での形状はどのような形状であ
るとを問わない。なお、上記マグネットには、永久磁石
や電磁石等が使用でき、電磁石を使用する場合にはコイ
ルには直流電流を流す必要がある。
また、磁気記録媒体走行方向に直交する方向のマグネ
ットの長さは、磁気記録媒体の幅よりも大きくする必要
があり、特にその上限は限定されないが装置上自ずと制
約される。一方、磁気記録媒体に直交する方向のマグネ
ットの長さは、なるべく同じ長さであることが望ましい
が、磁界の向きに余り差が出なければ多少の差があって
もよい。
〔作用〕
本発明においては、磁気記録媒体を挾んで上下方向に
配設される一対のマグネットの対向面の磁気記録媒体走
行方向での長さを異なるものとしているので、これらマ
グネットを対向配置させると出口側における各端面はず
れて配置され、当該出口側で発生する磁界は自ずと磁性
塗膜面に対して斜めになる。
また、上記マグネットのうち一方のマグネットの対向
面の磁気記録媒体走行方向での長さを、他方のマグネッ
トの対向面の磁気記録媒体走行方向での長さに対して所
定範囲内で変化させれば、出口側で発生する磁界の傾き
がこれに応じて低角度側から高角度側に亘って変化す
る。
〔実施例〕
以下、本発明を適用した具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。
本実施例の斜め配向装置は、第1図および第2図に示
すように、一対のマグネット(1),(2)が磁気記録
媒体(3)を挾んで上下方向に配設されることによって
構成されている。
上記マグネット(1),(2)は、いずれも平面形状
が矩形状とされた例えば鉄心等よりなる磁性コア
(4),(5)にコイル(6),(7)が所定数巻回さ
れることによってなっている。上記磁性コア(4),
(5)は、磁気記録媒体走行方向(図中矢印a方向)と
略直交する方向の幅W1,W2が少なくとも当該磁気記録媒
体(3)の幅よりも大となされている。また、これら両
幅W1,W2は略同じ幅とされ、発生する磁界の向きが一方
向に揃うようになされている。一方、磁性コア(4),
(5)の対向面の磁気記録媒体走行方向での長さL1,L2
は、いずれも少なくとも磁性塗膜(3a)中に含まれる磁
性粉がこれら磁性コア(4),(5)間を走行する間に
磁場配向され得るだけの長さとされ、これらは1.5L1<L
2<5L1なる関係とされている。すなわち、磁性塗膜(3
a)と反対側に配設される磁性コア(5)の長さL2は、
磁性塗膜(3a)側に配設される他方の磁性コア(4)の
長さL1に対して少なくとも1.5倍よりも大きく、5倍よ
りも小とされている。
なお、これらの関係を満たせば、上記磁性コア
(4),(5)は上記の例とは逆に磁性塗膜(3a)側に
磁気記録媒体走行方向での長さL2が大なる磁性コア
(5)を、磁性塗膜(3a)と反対側に磁気記録媒体走行
方向での長さL1が小なる磁性コア(4)を配設すること
も可能である。
このような関係となされた両磁性コア(4),(5)
は、磁気記録媒体(3)を挾んで上下方向に所定間隔l1
で対向して配設され、且つ磁気記録媒体走行方向の出口
側における各端面(4a),(5a)が当該磁気記録媒体走
行方向に略直交して配置されている。さらに、上記両磁
性コア(4),(5)の磁気記録媒体走行方向の出口側
における各端面(4a),(5a)は、互いにずれた形で配
置されている。すなわち、磁性塗膜(3a)側に配設され
る他方の磁性コア(4)の出口側における端面(4a)が
これと対向する一方の磁性コア(5)の出口側における
端面(5a)に対して磁気記録媒体(3)が走行してくる
入口側にずれて配置されている。さらに、上記両磁性コ
ア(4),(5)は磁気記録媒体走行方向の出口側のみ
ならず当該磁気記録媒体走行方向の入口側においても、
他方の磁性コア(4)の入口側における端面(4b)が一
方の磁性コア(5)の入口側の端面(5b)に対して磁気
記録媒体走行方向にずれて配置されている。
また、上記両磁性コア(4),(5)にそれぞれ巻回
されたコイル(6),(7)の両端には、それぞれ直流
電源(8),(9)が接続されている。したがって、上
記直流電源(8),(9)より供給される電流によって
上記両磁性コア(4),(5)間に一定方向の磁性が発
生するようになされている。なお、上記直流電源
(8),(9)は、それぞれ各磁性コア(4),(5)
に対して別個独立に設けているが、これらは上記磁性コ
ア(4),(5)の共通電源としてもよい。
このように構成された斜め配向装置においては、両磁
性コア(4),(5)にそれぞれ巻回されるコイル
(6),(7)に直流電流を流すと、磁性塗膜(3a)側
に配設されるマグネット(1)よりこれと対向して配設
される一方のマグネット(2)へ向かう方向の磁界が発
生する。ここで発生する磁界は、一方のマグネット
(2)の対向面の磁気記録媒体走行方向での長さL2が他
方のマグネット(1)の対向面の磁気記録媒体走行方向
での長さL1に対して1.5L1<L2<5L1なる関係にあるた
め、磁性塗膜(3a)側に配設される他方のマグネット
(1)よりこれに対向配置される上記一方のマグネット
(2)に向かって扇形状に広がるように発生する。特に
斜め配向においては、磁気記録媒体走行方向の出口側で
の磁界H1の傾き〔すなわち、出口側で発生する磁界H1
向きと一方のマグネット(2)の前記他方のマグネット
(1)に対向する対向面(2a)とのなす角度〕θが重
要で、この磁界H1の傾きθに応じて磁性粉が配向され
る。上記出口側における磁界H1の傾きθは、磁性塗膜
(3a)と反対側に配設される一方のマグネット(2)の
対向面の磁気記録媒体走行方向での長さL2を前記範囲内
で種々変えることにより容易に変化させることができ
る。例えば、上記一方のマグネット(2)の対向面の磁
気記録媒体走行方向での長さL2を、他方のマグネット
(1)の対向面の磁気記録媒体走行方向での長さL1に対
して5L1なる関係とすると、出口側での磁界H1の傾きθ
は小さくなり低角度となる。これに対して、一方のマ
グネット(2)の対向面の磁気記録媒体走行方向での長
さL2を、他方のマグネット(1)の対向面の磁気記録媒
体走行方向での長さL1に対して1.5L1なる関係とする
と、今度は出口側での磁界H1の傾きθは大きくなり高
角度となる。すなわち、他方のマグネット(2)の対向
面の磁気記録媒体走行方向での長さL2を適宜変えること
で、磁気記録媒体走行方向の出口側における磁界H1の傾
きθを低角度から高角度に至るまで広範囲に簡単且つ
高精度に制御することができる。
また、さらにこの他、磁気記録媒体走行方向の出口側
での磁界H1の傾きθを制御する手法としては、次のよ
うにして行うこともできる。
例えば、対向するマグネット(1),(2)間の距離
を変化させることによって制御する。すなわち、第3図
に示すように、これらマグネット(1),(2)間の距
離l2を先の第2図に示す配置位置よりも長くすれば、磁
気記録媒体走行方向の出口側での磁界H1の傾きθは小
となり、逆に第4図に示すように、マグネット(1),
(2)間の距離l3を短くすると出口側での磁界H1の傾き
θは大となる。
また、第5図に示すように、これらマグネット
(1),(2)のうちいずれか一方のマグネットを磁気
記録媒体走行方向あるいはこれと逆の方向へずらすこと
によって当該磁気記録媒体走行方向の出口側での磁界H1
の傾きθを制御することもできる。すなわち、磁性塗
膜(3a)と反対側に配設される一方のマグネット(2)
を磁気記録媒体走行方向へずらすことで、磁気記録媒体
走行方向の出口側の各端面(4a),(5a)間距離を変化
させて当該出口側での磁界H1の傾きθを制御する。な
おこのとき、上記他方のマグネット(2)をずらし過ぎ
ると、出口側の磁界H1の傾きθが低角度となり過ぎて
磁界の強さを確保することが難しくなるため、当該磁気
記録媒体(3)が挿入される入口側のマグネット
(1),(2)の各端面(4b),(5b)同士が略一致す
る位置程度に止めておくことが望ましい。
上記構成の斜め配向装置を用いて磁性粉を斜め配向さ
せるには、次のようにして行われる。
先ず、前記マグネット(1),(2)は磁性コア
(4),(5)に巻回されるコイル(6),(7)にそ
れぞれ直流電流を流し、磁性塗膜(3a)側に配設される
他方のマグネット(1)よりこれと対向して配設される
一方のマグネット(2)へ向かう方向の磁界を発生させ
る。
次に、磁性粉を含有した磁性塗膜(3a)が非磁性支持
体上に形成されてなる磁気記録媒体(3)を磁性塗膜
(3a)が未だ乾燥する前に上記両マグネット(1),
(2)間に図中a方向に走行させる。
すると、最初はマグネット(1),(2)の入口側近
傍部において発生する磁界の傾きに応じて磁性粉が揃う
が、当該マグネット(1),(2)間を走行する間に各
位置での磁界の傾きに応じて磁性粉が揃い、最終的に出
口側の磁界H1の傾きθに応じて磁性粉が配向される。
この後、乾燥等の工程を一連の工程中で行えば斜め配
向された磁気記録媒体が得られる。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明において
は、磁気記録媒体を挾んで上下方向に配設される一対の
マグネットの対向面の磁気記録媒体走行方向での長さを
異なるものとしているので、単にこれらマグネットを対
向配置させることのみで、斜め配向することができ、ま
たこれらマグネットのうち一方のマグネットの対向面の
磁気記録媒体走行方向の長さを変化させれば、出口側で
発生する磁界の傾きを低角度側より高角度側に亘って広
範囲に容易且つ高精度に制御することができる。
また、本発明の装置においては、磁気記録媒体を挾ん
で配設される一対のマグネットのうち一方のマグネット
の対向面の磁気記録媒体走行方向での長さを単に変える
ことのみで出口側の磁界の傾きを容易に制御することが
できるので、従来のように両マグネットを動かす作業を
することなく磁界の傾きを制御でき、装置の小型化が図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した斜め配向装置の一実施例を示
す概略斜視図、第2図はその装置を側面からみたときの
模式図である。 第3図及び第4図は磁気記録媒体走行方向の出口側での
磁界の傾きを変化させる他の例を示す模式図であり、第
3図は出口側での磁界の傾きを大としたときの模式図、
第4図は出口側での磁界の傾きを小としたときの模式図
である。 第5図は磁気記録媒体走行方向の出口側での磁界の傾き
を変化させるさらに他の例を示す模式図である。 1,2……マグネット 3……磁気記録媒体 3a……磁性塗膜

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体を挟んで異なる磁極が対向す
    るように上下方向に配設される一対のマグネットを有し
    てなり、 これらマグネットの対向面の磁気記録媒体走行方向での
    長さをL1,L2としたときに1.5L1<L2<5L1なる関係にあ
    り、 磁気記録媒体走行方向で見たときに、長さの短いマグネ
    ットが長さの長いマグネットの長さ範囲内に位置し、且
    つ長さの短いマグネットの後端面が長さの長いマグネッ
    トの後端面よりも前方に位置するようにずらして配置さ
    れ、このずらした領域で未硬化状態の磁性塗膜に対して
    斜めに磁界を印加することを特徴とする斜め配向装置。
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